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メラバ  作者: 谷兼天慈
27/51

第27話

ちょっと聞いてよ。


世の中むかつくことだらけだわ、

と、ぷんぷんしてるしもらーです。(`´メ)


だってね。

今日スーパーでレジ待ちしてたら

前に並んでたおばさん二人が

「あら、あっちのレジ開いてるわよ」って言いながら

二人とも向こうに行ってしまったのね。

で、私はそのままそこに立ってたんだけど、

すぐにおばさん二人は戻ってきて

「やっぱりこっちが早いみたいねー」とかなんとか言っちゃってさ

ちゃっかり元の場所に割り込んできたの。


私むっとしたけど何も言えなかった。

ダメだなー。

昔の同僚のあの子だったら

「いったん離れたんだから後ろに並びな」って

そう言うだろうなって思ったけど

私はとてもとても。

意気地がないなー。

というかね。

近所のおばさんで、確か姑とも顔見知りだったと思うから

ヘタなこと言うと村八分にされちゃうのよ。


もーイヤだなー、田舎って。

私都会に住みたい。

カヲルさんって都会ってどう思う?

田舎のほうがやっぱりいいって思うほう?


あ、それとー。(まだあるんか?^^;)

今日ね、お友達がネット日記で書いてたこと読んで

ちょっとヘコんじゃった。

別に私のこと書いてたわけじゃないと思うけど

なんかさー、

「私のことかしら?」って思わせるようなことだったの。

私やっぱりその人に嫌われてるのかなー?

確かにね、

私ってすぐ熱しやすくてさ、

好き好き大好き~ってなって

熱烈ラブコールするんだけど

冷めるのもまた早いんだよね。

でも、だからといって

嫌いになんかならないし、

好きだって気持ちはずーーーっと変らないのに。

もし、その人が言ってるのが私のことだったとしたら

そういうこと、気づいてももらえないのかなーなんてね。


でもさ。

ずーーーっと淡々としているのも

人間として面白みもなんもないと思うんだけど。

私がその人を好きなのは、

おとなしくてかわいらしいからじゃなくて

いつもいつも

自分の思いを世間に対して

包み隠さずさらけ出しているとこなのに。


ねーねーカヲルさーん、

どう思います?


【しもらー】


***********


相変らずだね


君の気持ちはわかるが

気にし過ぎだと思うよ

だが、僕が思うに

たぶんにそれは

君のことじゃないかと思うね


画面の前で落ちこんでる君が見える


いいじゃないか君は君で

彼女が好きなら堂々としてればいい

君の気持ちがたとえ相手に伝わらなくても

君のその気持ちは自分が一番よく知ってるだろ?

それだけは誰にも否定はできないはずだ


まったく君って人は…

どうでもいいことですぐ傷つく

目が離せないな


僕は絶対君から離れないよ

君が僕を否定しない限り

たとえ逢わなくても

それは信じてくれていい


おやすみ

僕の愛が君に届くように


PS.僕は住むなら田舎がいい


【須永カヲル】


****************


 不思議。

 ほんと不思議。

 ケンカというわけじゃなかったけど、あんなに「逢いたい、逢いたい」って騒ぎまくって、そして、それをカヲルはやんわりとはいえ断固と拒否したっていうのに、それでもまたちゃんと普通に話せるって。

 これはすごいなーって思った。

 面識があって、面とむかってあんな話とかしたらちょっと気まずいかもしれないけど、メールとかだとそういう心配もあんまりいらない。

 というか、これもたぶん相手にもよるんだろうね。

 きっと、その話した友達とだと、互いにかなりぎくしゃくしてしまって、なかなかスムースに話せなくなるんじゃないかな───というか、その前に互いのサイトに行かなくなったりするんじゃないかと思う。

 私、カヲルがいてよかった。

 どんなことがあっても普通に話せそう、これからもずっと。


 あ、そういえば思い出した。

 高校の時に好きだった人が、ちょうどそんな感じだったかな。

 というか。

 彼は自分から私に話しかけてくるってことなかったけれど、でも、私が告白したあとも、私が普通に話しに行ったら、ちゃんと普通の態度で接してくれたもんなー。ちょうどあんな感じか。

 まあ、話している(というか、カヲルの場合は文章の)雰囲気が似てなくもないかも。


 まさか、その彼ってわけじゃないよねぇ。

 そんなのまるでご都合主義の物語みたいじゃない。

 そうそうネットで知り合った人が、昔の知り合いだったなんてことはないと思うよ、うん。

 ただの考えすぎ。

 そう、考え過ぎだよ。

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