表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/18

2

ウィステリア王国には代々伝わる5つの石がある。


その石の色は赤・青・緑・白・黒。大きさは成人女性の親指の爪くらいだ。

偉大な魔術師がその昔、生贄を捧げて錬成したと言い伝えられている。

石の錬成方法は書物に残っていないが、この石を身に付けることで強大な魔法を操れるようになる。

多くの条件と制約がある、禁忌と呼ばれる類の魔法でさえも。


しかし、その石は誰もが身に着けられるものではない。

石に選ばれる、というのか石と波長が合うというのか……とにかく、誰でも石に触れるという訳ではない。


白と黒の石は指輪に、赤・青・緑の石は腕輪に、魔術師の手で加工されており、石に選ばれていない者が触ろうとすると火傷を負ったり、電流が走ったりする。

それでも無理矢理身に着けようとした者は大怪我を負った。


石を身に付けられる者達は"賢者"という称号を与えられ、国に生涯仕える代わりに手厚い待遇を受けられる。石は一度身につけると賢者が死ぬまでその体から外れることはない。

今回は短めでした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ