また明日
また明日会おう。
その言葉を
私は
聞けること。
言うこと。
出来なかった。
なぜなら。私は。
友達を作らないから....
いや....作れないのかもね。
私の居場所はもう....何処にもない
もんね。
もう.....
―――死んじゃえば良いんだ,..
私なら。
この状況においても、
ただいじめられて、
もう...
駄目だ。と言う言葉を
一回でも聞きたい。
そう.....
こう私は、自分の中に気持ちを押し付けて
苦しみながら生きている。
皆には分からない。
そして、皆のことが...
私には分からない。
だって.....
普通じゃないんだもん。
私だって普通になりたいのに....
天は何時も私を嫌っている...
そう...
この地球上に.
私を友達と思ってくれている人
なんか居ないんだ..
どうせ死ぬなら....
もっと楽しい人生を送ってからに
したかった。
じゃあ....
そう呟いて飛び降りようとした時..
待って
と誰かの声が聞こえる。
空耳だろう。
私に声を掛けてくれる人なんて
居ないから....
空耳なんかじゃないよ
そう私の考えを悟った様な
返答に人間である事は分かった。
私はその人に
ごめんね。
こんな自分で。
いまから...
駄目だっ
と聞こえる。
何時ぶりだろうか
自分に駄目だといってくれたのは。
もしかして。
人生で初めてかも知れない。
声が出ない。
嬉しさとともに、
死にたいという思いもまだある。
あの....
話は聞きました。
聞かれていたの....
聞いてたんだね
と私は返してみた。
涙が溢れる顔を
隠しながら....
泣いても良いんだよ。
泣いた方が可愛い。
そう彼は私に言ってくれた。
俺は。
お前の事は....
友達だと思っている。
それが一方的だとしても。
だから死ぬのはやめてくれ。
お前が死んだら悲しむ。
それから話を聞いてもらった。
じゃあ「また明日な。」
この時やっと
言って貰えた。
そう。
また明日 を