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スモイル① 後退する
―――私は見つからないように壁を後退する。すると、誰かが背後から私の口を抑えて部屋に連れ込んだ。
「誰だ!?」
「私だ」
「あ……」
たしか昔王子に恋人をとられたとかいう眼鏡のスモイルだった。
「あんなところで怪しい行動をして、いったいなにをしていたんだ?」
「実はアルメリダン将軍が私を軽くストーキングしていまして」
「なるほど、それで隠れていたのか……善人を装い中身は……」
―――説明するまでもなく妄想を広げてくれた。ちょろいぞこの男。
―――私は見つからないように壁を後退する。すると、誰かが背後から私の口を抑えて部屋に連れ込んだ。
「誰だ!?」
「私だ」
「あ……」
たしか昔王子に恋人をとられたとかいう眼鏡のスモイルだった。
「あんなところで怪しい行動をして、いったいなにをしていたんだ?」
「実はアルメリダン将軍が私を軽くストーキングしていまして」
「なるほど、それで隠れていたのか……善人を装い中身は……」
―――説明するまでもなく妄想を広げてくれた。ちょろいぞこの男。
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