表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

アルメリダン① 諦める

――――ダッシュは無理。なのでスーっと何事もないかのように歩くことにした。


「……」

「待ってくれ」


ドキーン。頼むから私に話しかけるんじゃない将軍。もしやすでに気がつかれていた?

私が欺いたと思い込んでいるのをあえて泳がせ、草葉の陰から笑っていたのかこの男!


「よかったら名を教えてくれないか」

(はぁ?)


客観的に見るとこの男<アルメリダン>は、新人の女中に扮した敵将に名を尋ねている。

たぶん正体が私だとは気がついていない。

―――体の一部が少し変化しただけなのに、こうまで違うのだろうか。

直接武器を交えたわけではないので、顔より羽等に目がいったとも考えられるか。


どうしたものか、偽りの名をクララにしようかクレマチスにしようかで迷う。



「……クレアです」

クレジアからジを抜いただけだが、別物になった気がする。


「いい名だ」


適当につけただけなのに?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ