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処刑人ZERO  作者: 月未来
9/60

氷河龍の轍0.5

 氷河龍はベットでグッスリと眠っている。

少しだけ開けて、輝と早苗は覗き見していた。


〖氷河龍ちゃん‼️……可愛い寝顔だわ‼️♡(^з^)-☆♡〗

〖早苗❗……俺達の判断は間違って無いよな‼️〗

〖輝‼️♡……間違ってい無いわ‼️♡〗

〖可愛い寝顔だ‼️……明日から《家族の1日》が始まるんだな‼️♡〗

〖《家族の1日》ですか‼️♡なんか嬉しい響きね‼️♡〗


〖明日から《家族の思い出の1ページ》が始まる‼️

楽しみだ‼️……早苗‼️♡〗


 輝と早苗は、氷河龍の部屋を静かに潜入した。


〖愛しているよ‼️……氷河龍ちゃん‼️♡〗


チュー♡


 氷河の両頬に、輝と早苗からキス♡された。

氷河を起こさない様、輝と早苗は部屋のドアを、静かに閉めました。

 明日から、氷河一家の《新しい家族》としての1日が、始まるのでした。


〖おはよー❗……起きて❗……龍ちゃん‼️♡〗


 氷河は早苗に優しく起こされた。


『‼️……(つω`*)……お……おは……よー❗

おば……ちゃん‼️(つω`*)』


 寝ぼけている氷河。


〖さぁ~起きて❗〗


 ミュウのぬいぐるみを持ち、目をこすりながらリビングルームに入ってきた氷河。


〖龍ちゃん‼️……顔洗って、うがいもしてきなさい‼️〗


『分かっ…た…よ❗……お…ば……ちゃん‼️(つω`*)』


 氷河は洗面所へ向かい、水で顔を洗い、うがいした後、リビングルームに戻ると、輝がビジネスマンスーツ姿で椅子に座っていた。


〖起きたか❗……龍ちゃん‼️……おはよー(⌒‐⌒)‼️♡

一緒に朝食を食べようかな‼️〗


 輝は新聞を読みながら、コーヒカップを手に満喫している。

 (ようや)く3人が揃ったので、輝は氷河の両手を合わせてから、みんなで合唱‼️


〖では……頂きます‼️♡……(*´∀`*)ポッ♡〗


 輝と早苗は初めての3人家族での朝食に、とても幸せを感じていた。

 氷河は箸・スプーン・フォーク・ナイフの使い方が全く分からず、困惑している。

 輝と早苗は焦らず、根気強く、氷河に丁寧に使い方を教えました。



 その頃、無事に退院したミカリンは、孤児院施設へと戻って行った。

 ミカリンは自分の部屋に入り、沈黙していた。

ミカリンは知ってしまった。

氷河龍ちゃんの体に触れた時、とてつもない大きな力を、秘めている事が分かったからだった。

ミカリンは深刻そうに、立ち止まっていた。


【(氷河龍ちゃんが何故❓……《神々に愛された特別な子供》なのか、ハッキリと分かった気がする❗

氷河龍ちゃんに、秘められた膨大な力は《大天使》を越える程の巨大な力だ‼️

認めたくないが、私より強い力を持っている‼️)】



………………………その通りだ‼️…………………………


 透き通った神々しい声が、天から聞こえて来た。

ミカリンの頭上から、眩い光が輝きながら降臨した。

 眩い光が、頭上で光輝いている。


【❗❗❗】


 ミカリンの両瞳が《光輝く黄金の瞳》へと変化し、女神の姿になって、光の玉に向かって、膝をついて一礼した。


……久しいなぁ~❗……《月の女神ダイアナ》よ‼️


〖お久し振りです‼️……ご機嫌麗しく…………〗


……ご機嫌は最悪だ❗……この愚か者め‼️(#`皿´)……


〖ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィーーーーーーーーーーーッ!〗


 ダイアナは土下座しながら、体を震わせて怯えていた。

光の玉の主は、ダイアナに対し、大激怒していた。


……あれ程、念を押したのに……何ってザマだ‼️

《氷河龍》を闇堕ちスレスレ迄、闇堕ちさせた罪は許さんぞ‼️……ダイアナ‼️(#`皿´)……


………《氷河龍》は《大天使》になれる素質があり、特別で、貴重な稀な《奇跡の子供》だ‼️(^ω^#)

《氷河龍》は秘めた力は無限だ‼️……だからこそ❗

闇の亡者共に、命を狙われているのだぞ‼️

どう言い訳するつもりだ❗……ダイアナ‼️(#゜Д゜)…


〖も……もも…申し訳御座いません‼️(*- -)(*_ _)ペコリ

私の落ち度です‼️……穴があったら入りたいです‼️

本当に申し訳ありませんでした‼️

どうか…どうか……お許し下さい‼️(*- -)(*_ _)ペコリ〗



……………これが最後のチャンスだ‼️………………


もしも……《氷河龍》に何かあったら、あのお方の《逆鱗》に触れ、神々の怒り《雷神撃(らいじんげき)》で、堕天するか❓…この世から抹殺されるか❓

選ぶが良い‼️……ダイアナよ‼️(;# ・`ω・´)……


〖❗❗❗……((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル〗


 ダイアナは絶句した。


……ダイアナが生き延びるには、1つの道しか無い。

どうする❓️(・_・?)……ダイアナ❓️(・_・?)……


 ダイアナは運命の選択した。


〖守護天使の名に恥じぬ様、《氷河龍》ちゃんの命を命懸けて、守り続けたいです‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ

堕天も消滅もお断りです‼️

私は《氷河龍》ちゃんの成長を見届けたい‼️

だからこそ‼️……死にたくありません‼️( ・`д・´)〗


 ダイアナは生き続ける道を選択したのでした。


……《氷河龍》を闇の亡者共から《死守》する事が、ダイアナに課せられた《神々からの使命》である。

もう2度と失態を繰り返すな‼️……


〖命に代えても、《氷河龍》ちゃんの命を死守する事を、心から誓います‼️(*- -)(*_ _)ペコリ〗


……頼んだぞ❗……ダイアナ‼️

我々の期待を裏切るなよ‼️(#`皿´)

期待しているぞ‼️……《月の女神ダイアナ》よ‼️……


 天井に輝いていた眩い光は天に向かって上昇し、天井で煙りの様に、姿を消えたのでした。

 ダイアナは直様、女神の姿からミカリンへ変身した。

自分の使命は《氷河龍》の運命を、左右する事を悟りました。

 ミカリンは死ぬ気で《氷河龍》を《死守》する事を、心から誓ったのでした。

 ミカリンは普段通りに、施設の子供達の面倒を良く見ていた。



 その頃、輝と早苗は氷河を連れて、○○区役所へ出向き、氷河龍を正式に養子として登録する為、やって来たのだった。

 氷河は初めての○○区役所は、最初戸惑っていたが、数分後には、氷河は慣れてしまった。

 氷河は早苗に〖シーッ❗静かにしてね‼️♡〗と注意され、おとなしくしている。

 漸く、戸籍登録完了後、輝と早苗は密かに、心から感動していた。


〖(漸く、氷河龍ちゃんは私の子供になったんだね‼️♡

♡嬉しいな‼️♡……♡("⌒∇⌒")♡)〗


〖やっと俺の息子が出来たんだ‼️……嬉しいぞ‼️〗


 輝と早苗は○○区役所帰りに、氷河を真ん中にして、手で繋いで、仲良く歩いていた。


 早苗が笑顔で、氷河に話し掛けてきた。


〖そうだ❗……もう夜遅くなっちゃったね❓

龍ちゃん❓……これからどうしようか❓️(ゝω・´★)

輝……龍ちゃんと3人で、外食しませんか❓

いいね~❗ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎……回転寿司店で外食しようか‼️♡〗


 氷河一家はこの後、初めての回転寿司店で、お寿司を食べる事になりました。

 氷河は初めて見る、回転寿司に夢中。

早苗はタッチパネルで、マグロ・ビントロ・イクラ・トロ・サーモン・コーンサラダを注文した。

 数分後、新幹線型の走るトレイの上に、注文したお寿司を乗せて走って来た。

新幹線型の走るトレイは、氷河一家が居るテーブルに、ピタッ❗と止まった。


『シンカリオンが来た‼️……カッコイイな‼️♡( ☆∀☆)♡

叔父ちゃん❗……叔母ちゃん❗……あれは何❓』


 氷河は大興奮して、椅子の上でピョンピョンと跳ねていた。


〖ヽ(♯`Д´)ノコリャーッ❗……龍ちゃん‼️

椅子の上では、ピョンピョン跳ねてはいけません‼️

シーーーッ❗……静かに食べようね‼️♡(ゝω・´★)〗


 早苗は氷河の体を捕まえて、静かに椅子に座らせていた。


〖龍ちゃん‼️……あれは《東海道新幹線》の走るトレイだよ‼️〗


 輝は注文したお寿司をテーブルに次々と置いた後、返却ボタンを押して、《東海道新幹線》の走るトレイを元の位置へと戻した。

『とうかい❓️(・_・?)』


〖言葉の理解はまだ早かったか❗……無理も無いか‼️

龍ちゃん‼️……食べ終わった後、又注文しようか❓

(*^▽^)/★*☆♪〗


『本当❓…シンカリオンが見れるの❓️♡( ☆∀☆)♡』

〖ゆっくりと、噛んで食べようね❗……龍ちゃん‼️〗


『叔父ちゃん‼️……叔母ちゃん‼️……美味しいネ‼️

♡( ≧∀≦)ノ♡』


 氷河はトロとサーモンとコーンサラダを、好んで食べていた。

 輝と早苗は、氷河龍の可愛い笑顔("⌒∇⌒")で食べる表情を見て、幸せを感じていた。(*^o^)/\(^-^*)♡


〖俺の息子は………1番カワイイ‼️♡(ノ≧▽≦)ノ♡〗

〖私の息子は………1番カワイイ‼️♡(ノ≧▽≦)ノ♡〗


 輝と早苗は氷河龍にデレデレでした。♡(〃´ω`〃)♡

輝が食べ終わった皿を、テーブルについている返却口に、次々と返却する輝の行動を見ていた氷河は、輝の真似をして皿を返却口へと流した。

 皿を返却した回数で、ガチャポンが回せるらしい。


〖おおーーッ❗……もう覚えたか❓……龍ちゃん‼️〗

〖龍ちゃんは賢いわね‼️♡……輝‼️( ^ω^ )♡〗

 

 氷河は輝の真似をして、食べた皿を返却口へ流した。

遊び感覚で、せっせと食べ終わった皿を返却口へ流す氷河。

 タッチパネルに《ガチャポンが回せます‼️》と表示された。


〖‼️……龍ちゃん‼️……ガチャポンが回せるよ❗〗


 輝は氷河を両手で抱き抱えながら、氷河にガチャポンがある場所迄、持ち上げた。

早苗は氷河の手をガチャポン回転部迄、持っていき、早苗は氷河の手を握って、一緒に回した。


カラカラカラ……ガチャンッ❗……ポンッ‼️


 ガチャポンから1つのカプセルが出てきた。

氷河にとって、初めてのガチャポンを回した。

ガチャポンを開けて見たら、ガチャポンの中身は《サーモンお寿司のキーホルダー》が入っていた。


『あっ❗……お寿司が出てきた‼️《サーモンお寿司のキーホルダー》だ‼️……カッコイイな‼️♡( ☆∀☆)♡』


 氷河は余程気に入ったのか《サーモンお寿司のキーホルダー》を、自分のリュックサックに付けて、満面の笑顔で喜んでいた。♡( ☆∀☆)♡


〖まだ食べるのかな❓️(・_・?)……食べ過ぎは良く無いから、お腹一杯になったら、ご馳走様をしましょうね‼️♡

(*^▽^)/★*☆♪〗


『うん♡……お腹一杯‼️( ´゜д゜`)』

〖じゃあ~ご馳走様しようか‼️〗

〖一緒に……ご馳走様でした‼️〗


 輝がお会計を済ましてから、家路へとゆっくりと帰って行った氷河一家。


 輝と早苗は氷河とのふれあいを増やし、少しずつ氷河との距離を縮めてゆく。

 早苗が作る手作りの《ハンバーグ》《ケチャップチャーハン》《タコソーセージ》が、氷河の大好物になっていた。

 輝と早苗と氷河との生活はあっという間に、1ヶ月が経過していた。

 氷河は家でお留守番。

輝と早苗は同じ大手のゲーム会社に勤務していた。


■輝……専務取締役。

■早苗……CG・アニメの有名なアニメーター。


 早苗は新作ゲームの3CGを担当。

早苗は色々忙しい中、社員に子供が居る事を告白した。

 輝は社長に《子育て支援と社員専用の保育所》を設けて欲しいと直談判した。

輝の直談判は社長に認められ、《子育て支援と社員専用の保育所》が設ける事になりました。

 早苗はテキパキと仕事をこなしてから、午後4時に退社。

激安スーパーで買い物をしてから、家路へと急いでいた。


〖今日の仕事をテキパキとこなしたお陰で、早く家に帰れそうかな~‼️♡( ´∀` )b♡

勤務先が1ヵ月後に《社員専用の保育所》を設置する予定になったので、今後、輝と龍ちゃんと3人で出勤か~♡

凄く楽しみだわ‼️♡( ☆∀☆)♡♪

頑張ったご褒美に、生ビール缶2本買って、龍ちゃんの大好物の《ハンバーグ》《ケチャップチャーハン》を作ってあげようかな‼️( ≧∀≦)ノ♪

仕事終わりの輝と一緒に、生ビール缶で乾杯は最高‼️

生きてるって感じがする‼️♡

生きてて……本当に良かったな~(*^▽^)/★*☆♪〗


 早苗は信号機で赤信号機だったので、青になる事をひたすら待っていた。

早苗の周りには、複数の男女が信号待ちをしていた。

 信号が青になり、信号待ちしていた人達が、一斉に渡り始めた。

 早苗はニコニコしながら、帰りを待っている氷河を思い、氷河に逢える事を楽しみにしながら、信号を渡っていた時、遠くの方から《無灯で猛スピードで走って来る電動マウンテンバイクに乗る男性》が、時速80キロ以上で突っ込んで来た。


バーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ……‼️


 周囲に落雷した音が、大きく響いた。

早苗を含め12人が、ボーリングのピンの様に吹き飛ばされた。

 早苗は吹き飛ばされた人に、ぶつかって吹き飛ばされ、道路標示に背中から激突した。

辺り1面、大量血が飛び散り、血の海が出来ていた。

 血の海の中には、血塗れの死体とバラバラ死体が複数散らばっていた。

まるで……地獄の血の池のような地獄絵図の様だった。


 顔が無い小学生男の子・女の子。

女の子はぶつかった衝撃で、頭が潰された。

男の子はぶつかった衝撃で、首が吹き飛ばされていた。


 高校生男女・大学生男女・20代のOLは、もろに直撃を受け、肉体がバラバラになり、バラバラになった肉片は広い範囲に散らばっていた。

目玉が飛び出ている女子大学生の顔とバラバラ死体があった。


 30代の男性ビジネスマンは、ぶつかった衝撃で、体の真ん中が、○と大きな穴が開いていた。

男性ビジネスマンの内臓が、全て吹き飛ばされ、即死だった。


 50代の女性・70代の男性は外傷性ショック死。

内臓がグチャグチャになっていた。

手の施しのない、即死だった。

死に顔は恐怖の表情で死んでいた。


 《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》を起こした犯人は、遠くへと逃亡し、近くにあった公園で、血と飛び散った肉片を食べて、全ての血痕を舐めた後、公園の水で洗い流していた。


〈俺の邪魔するから悪いんだ‼️……クソ野郎共が‼️〉


 犯人は着ていた服を洗った後、翌日、着ていた服と使っていた電動マウンテンバイクを廃棄した。


〈絶対に捕まらねーーーよ❗……バーーーーーーーカ‼️

人殺しは最高だぜ‼️……面白くってたんねーな❗

血の臭いと血の味は、忘れられないぜ‼️♡(ФωФ)♡

1人殺そうが、複数人を殺そうが一緒なんだよ❗

バーーーカ‼️……アハハハハーーーーーーーーーーッ‼️〉

 

 犯人は男性……人里離れた場所で、母親と2人暮らしをしていた。

犯人は何くわぬ顔して帰宅した。

犯人の母親は夕食のカレーを作っていた。


〈母さん……ただいま‼️〉


〈おかえりーーー‼️……遅かったわね❓

どうかしたの❓️(・_・?)……夕食はカレーでいいかい❓〉


〈うん❗……いいよ‼️〉


 母親はいつも通り、カレーをかき混ぜながら、調理している。


〈とても酷い‼️……《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》が発生したんだってさ❗……怖いわね‼️

《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》は凶悪だわ‼️

全く‼️……犯人は救護もせず、逃げ出すなんて、人間として最低なクズ野郎ね‼️……本当に最低だわ‼️

生きる価値の無い人間って、本当にいるのね‼️

クズ野郎‼️……○○……気を付けてね‼️〉


 犯人は何時の間にか、母親の背後に立っていた。


〈○○……もう少しで、カレーが出来上がるよ‼️

棚から皿を出して、白米をよそってくれない❓〉


〈母さん………………〉

〈○○……どうしたの❓️(・_・?)〉

〈母さんッ❗……俺が……俺が………やったんだよ‼️〉


シュパーーーーーーーーーーーーッ……‼️

プシューーーーーーーーーーーーッ……‼️


〈‼️……えっ❓️(・_・?)〉

 

 犯人は躊躇せず、サバイバルナイフで、母親の首を切り裂いた。

母親は、何が起こったか❓️分からなかった。

 母親の首から大量の血が吹き出した。

母親は突然、息子に首の動脈を切られ、その場に倒れてしまった。

 母親の血がカレー鍋に入ってしまった。

犯人は母親の血をかき集め、カレー鍋の中へと入れた。

 犯人は母親が踠き苦しむ姿を、見て楽しんでいた。

(*^3^)/~☆

犯人は母親が死ぬ間際、母親の耳元でボソッと呟いた。


〈母さん‼️……《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》の犯人は……俺だよ‼️……俺がやったんだよ‼️

凄いだろ❗……母さん‼️…沢山殺してやったんだぜ‼️〉


 母親は大粒の涙を流しながら、静かに息を引き取りました。

犯人は母親が死んでいる事を確認した後、不気味な笑いをした。


アハハハハハハーーーーーーーーーーーーーーッ‼️

ヒヒヒィーーーーッ……❗……ウケる‼️…(*^3^)/~☆


〈母さんはどんな味がするのかな❓……★(ФωФ)★

母さん……本当ウザかった‼️( ̄□ ̄;)……虫酸が走るぜ❗

クソババァが‼️(#゜Д゜)ノ……キモッ❗……ウザッ❗


‼️……そうだ‼️……カレーの隠し味に、クソババァの舌を切って入れちゃおうかな‼️(⌒0⌒)/~ウシシシシ………

牛タンならずッ❗《ババァタンだな‼️》…ククククク…〉


 犯人は母親の口を、両手で無理矢理開けてから、《舌》を引っ張って、キッチンバサミで切った。


ジョキンッ……❗


 犯人は切り落とした《舌》を、水で綺麗に洗った後、カレー鍋の中へと入れた。


ポチャンッ……❗


〈後は福神漬けだな‼️( ̄□ ̄;)……福神漬けの代用は……クソババァの目玉を、くりぬいて使おうか‼️

俺様は天才だ‼️……イヒヒヒヒ~アハハハ~★(ФωФ)★〉


 犯人は不気味な笑いをしながら母親の目玉を、スプーンで丁寧にくりぬき、目玉を掬って、別皿に移した。


〈鼻の軟骨はコリコリしていて、美味しそうだ‼️♡

ついでに入れちゃおうかな~‼️♡(ФωФ)♡〉


ジョキッ❗♡……ジョキッ❗♡……ジョキンッ……❗


 犯人は母親の《鼻》を、出刃包丁で切り落とし、鼻穴に切り込みを入れて、鼻毛処理してから、水で綺麗洗った後、カレー鍋の中へと入れた。♡(ФωФ)♡


〈クソババァの舌は《隠し味》~♫……★(ФωФ)★〉


ポチャンッ……❗


 犯人は容赦なく、母親の体全体の体毛を全て、脱毛処理を施しました。

母親の眉毛とまつ毛を、全て抜いてしまった。

母親の両手・両足の爪を、全て剥がす徹底ぶり。


 犯人は人肉料理には、強い拘りがあった。

新鮮な《人肉》で料理する事だった。

 犯人の特徴は《人間を殺したい欲求》と《人肉を喰らいたい異常欲望の塊》で出来ている凶悪犯。

母親を殺害したキッカケで、《史上最悪のサイコパス》が誕生した瞬間でした。


〈人肉の旨味は想像しただけで、ヨダレが出そう♡〉


 犯人は《舌》《鼻》をカレーの鍋の中に入れた後、メインディッシュの《生首》に取り掛かった。

犯人は不気味な笑いをしながら、鼻歌で歌いながら、母親の死体の処理が、楽しくって楽しくって仕方がない。

 犯人に取って《人間》は、《肉の塊》としか思っていなかったからだ。

 

〈まずは母親の生首を切断するか♪~♡(ФωФ)♡

この時を待っていた❗……人間の体をバラバラにする瞬間を待っていた~‼️……あ~興奮が収まらない‼️♡(ФωФ)♡

ウラララ~ウラララ~ウラララ~♫……★(ФωФ)★〉


 犯人は鼻歌を歌いながら、母親の死体をバスルームへと運んだ後、母親の生首を電気ノコギリで切断し始めた。


プシュッ❗……ザクザクッ❗……ザクザクッ❗

ガリガリッ❗……ガリガリッ❗……ガリガリッ❗

ガリガリッ❗……ポキンッ❗……コロン……コロン‼️

 

 犯人は母親の生首を、切断に成功した。

母親の生首は胴体から切り離され、母親の生首はバスルームに無造作に、コロコロと転がっていた。

 犯人は母親の生首を掴み取ってから、カレー鍋の上に持っていき、母親の生首の血を全てカレー鍋の中に入れ始めた。

 母親の生首から血が、1滴も出なくなった。

犯人は両手を使い、母親の髪の毛を全て、むしり取りました。

 犯人は母親の生首を水で綺麗に洗った後、カレー鍋の中へと入れてから、カレーと一緒に煮込み始めた。

 1時間、カレーを煮込んだが、母親の生首がなかなか溶けないので、嫌気をさしたのか、犯人は母親の生首を一端取り出した。


〈クソババァの歯はきたね~歯だな‼️……クソがッ❗

折角のメインディッシュが台無しだよ‼️〉


 犯人は母親の歯茎事、出刃包丁で突き刺し続けた。


グサグサッ❗…グサグサッ❗…グサグサッ‼️


 犯人は母親の歯茎を全て切り落とし、全歯を取り外した。


〈(ФωФ)♡……後は……脳ミソを取り出しますか‼️〉


ドンッ……❗


 犯人は容赦なく、母親の頭をハンマーでかち割り、脳ミソを両手で取り出してから、カレー鍋の中へと入れた。


〈脳ミソはどんな味がするのかな❓️( °∇^)]♡

脳ミソの味を想像するだけで、ヨダレが出て来るぜ‼️〉


 脳ミソを取り出した母親の生首を再び、カレーの鍋へと入れて、グツグツと長時間、煮込んでいた。

煮込んでいる途中、テレビを付けて、《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》の報道を見ながら、ニヤけている。


〈日本の警察って……バカばっかりだな❗

バーーーーーーーーーーーーーーーカ‼️〉


 犯人は殺人を楽しんでいた。

人を殺す事が、快感で堪らない。


〈ざまーーーーみろ❗……クソ野郎共‼️〉


 犯人は自分の爪を噛み続けながら、不気味な笑いをしていた。


アハハハハハハーーーーーーーーーーーーーッ……‼️


〈クソババァの生首とカレーのコラボ……楽しみだ‼️

残されたクソババァの死体は、《生肉》で食ったり、《焼いたり》《しゃぶしゃぶ》したり、《蒸したり》して、丁寧に食ってあげるよ‼️♡(ФωФ)♡

俺と同化出来て嬉しいだろ❓……クソババァ‼️♡〉

 

ウィーーーッ❗……プシュッ❗……キィィーーーッ❗

ガタガタガタガタッ❗……ポキンッ❗……コロンッ‼️


ウィーーーッ❗……プシュッ❗……キィィーーーッ❗

ガタガタガタガタッ❗……ポキンッ❗……コロンッ‼️


ウィーーーッ❗……プシュッ❗……キィィーーーッ❗

ガタガタガタガタッ❗……ポキンッ❗……コロンッ‼️


 犯人は母親の死体を、電気ノコギリで体をバラバラに切断した後、冷凍庫の中に保管した。

 犯人は母親の死体を冷凍庫に保管した理由は、犯行を隠す為ではなく、自分で食べる為に保管していた。

 犯人は2時間以上、カレーをコトコト煮込んだ後、味見をした。


〈♡……うんまい‼️……何だコレ!?♡(ФωФ)♡〉


 犯人は余程美味しかったのか、不気味な笑みをしていた。

カレーの鍋の中には、母親の骸骨がくっきりと残っていた。

 犯人はカレーの鍋から骸骨を取り出し、シンクに置いて水を出し、骸骨を綺麗に洗っていた。

 犯人は綺麗になった骸骨をバスタオルで丁寧に拭いた後、自分のデスクに飾っていた。

 犯人は満足そうにガスを止めて、炊飯器から白米を装うと器に整えてから、白米の上からカレーのルーをたっぷりとかけた。

 犯人はメインディッシュのカレーに最後迄、大事にとっていた《目玉》を皿の左端に飾った。

犯人は不気味な笑いをしながら、舌で唇を舐め回す様な仕草で、微笑んでいた。(*⌒3⌒*)~♫


 犯人は突然、《料理の名前》を考え始めた。


〈アッ(゜O゜;❗……これにしようかッ❗(゜∇^d)!!

メインディッシュ料理の名前は《○○料理風~人肉入り~濃厚脳ミソ・舌・鼻・生首を煮込んだ~カレー風味で~目玉添え‼️~絶品カレーライス‼️♡(ФωФ)♡》が出来上がりだ‼️……♡(*⌒3⌒*)♡〉


タンタンタンタンタンッ❗……タンタンタンタンタンッ❗


……ククク…キヒヒヒィ‼️…アハハハハハハーーーッ❗

アハハハハーーーッ…❗……人肉最高だぜ‼️(ФωФ)♡


 犯人はタップダンスしながら、自分が作った料理を、優雅にエレガントに楽しく紹介し始めた。


〈最高傑作‼️……俺が作った絶品料理をご紹介だよ‼️♡

絶品料理の特徴は~人間の《生首》を余す事なく、使った料理で御座います‼️♡~(* ̄▽ ̄)ノ~♪

濃厚脳ミソ・鼻・生首を使い、隠し味には人間の舌を使って濃くと旨味を出し、味の深みを引き立ててくれます‼️

♡U^ェ^U♡

スパイスは生首の血をたっぷりと使用。

まるごとじっくりと2時間以上、コトコト煮込んだ~絶品料理で御座います‼️……(ФωФ)

《○○料理風~人肉入り~濃厚脳ミソ・舌・鼻・生首を煮込んだ~カレー風味~目玉添え‼️~絶品カレーライスだ‼️……味のアクセントは目玉を潰して、かき混ぜてから召し上がれ‼️》……♡(Ф∀Ф)♡〉


〈旨そう♡~では頂きます‼️……( ☆∀☆)〉


 犯人はスプーンで目玉をグチャグチャに潰した後、カレーのルーに良く混ぜてから、カレーライスの一口を口に入れた。(*・∀・*)


パクッ❗……パクッ❗……パクッ❗( ゜ロ゜)!!


〈うんまい‼️♡……美味しいぞ‼️……人肉がトロケそうな旨味‼️

こんなに人肉が、美味しいとは知らなかったよ‼️♡

新発見いや❗……大発見だ‼️……これは奇跡だ‼️♡

クソババァ‼️……美味しいよ❗……有難う‼️(ФωФ)♡〉

゜+。:.゜(*゜Д゜*)゜.:。+゜


 犯人は人肉入りのカレーを、不気味な笑いをしながら、ガムシャラに()いまくっている。

 犯人は人肉の虜になってしまったのだ。

犯人は今後250人以上連続殺害した【凶悪殺人鬼】として、名を残す事になる。


〈次は……誰を殺してやろうかな‼️♡(*⌒3⌒*)♡

どんな味がするのだろう❓

ゾクゾクするな‼️♡……人肉最高だぜ‼️♡(ФωФ)♡〉


ククク……キヒヒヒィーーーー‼️……アハハ‼️(ФωФ)

アハハハハハハーーーーーーーーーーーーッ……❗

アハハハハハハーーーーーーーーーーーーッ……❗


 犯人はカレーを啖い、不気味な笑いをしながら、次のターゲットの殺害方法を考えていた。


 犯人は子供の頃から、猫・ウサギ・鳥・ニワトリ等、小動物を殺す事が大好きだった。

犯人が小動物を殺した後、必ず、味見をして食べるかどうかを確認する事がルーティンだった。

 犯人は友達が手を怪我していた時、助けるフリをして、出血した所をカーゼで染み込ませて、ガーゼを回収。

 犯人は誰もいない場所で、回収したガーゼの血を舐めて、血が美味しいと感じた。

犯人は何時の間にか、人間を殺して喰ってみたい欲求を日々、我慢して過ごしていた。

犯人は人間を殺して喰ってみたい欲求が、遂に爆発した。

 犯人は大勢を殺す為、今回の《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》を業と起こしたのでした。


 悲劇の《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》が発生した。

《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》を、目撃した男性が警察に通報。

《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》現場は大惨事となった。

 悲鳴と絶叫と叫び声で大騒ぎとなっていった。


ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ……‼️

イヤーーーッ……❗ギャーーーーーーーーーッ……‼️


 その頃、《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》は、歴代○○大事件として、歴史に名を残す事になる。

 警察は《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》現場に規制線が張られ、民間人おろかメディアが入れない様に、立ち入り禁止エリアを拡大した。

 《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》現場の周りは血の臭いと、血の海とバラバラになっている死体を見て、鑑識官と特別検察官はウッと履いてしまう程、酷い《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》現場だった。 


〈こんな酷い‼️……《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》現場は初めてだ‼️(#`皿´)〉


 一番ツラかったのは、バラバラになった人間の死体回収が、複数人居た事だった。

繋ぎ目や大きさ、性別も調べなければならないので、膨大な時間が必要になった。

 特に小さな女の子の首なし死体と、首が吹き飛ばされた男の子の死体の回収がツラかった。

 周囲は死臭・血肉・血の臭いで、気が変になりそうな《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》現場だった。

 死臭は今迄、嗅いだ事が無い、強烈な酸っぱい死臭が、辺り1面に漂っていた。

 パトカーと消防車と救急車が数台やって来て、《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》現場は騒然となった。

《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》が発生した事を、各メディアが一斉に報じていた。

 早苗の周りには、今晩の食材が無造作に散らばっていた。

早苗は5m先迄吹き飛ばされ、道路標識に頭から激突し、肺が潰れ、脳梗塞を発症し、心臓に穴が開き、意識不明の重体になっていた。

 輝が勤務するゲーム会社は突然、社内が慌ただしくなっていた。


 輝のスマホに突然、着信した。


ブルッ……❗ブルッ……❗ブルッ……❗ブルッ……❗

ブルッ……❗……ピッ……❗


 見知らぬ非通知の着信があった。

〖……もしもし……えっ❓️(・_・?)〗


 輝はスマホを耳にあてながら、椅子から急に立ち上がり、言葉を失い、あ然していた‼️( ; ゜Д゜)

社内が慌ただしくなっていた。


〈氷河専務取締役……大変です‼️

奥さんが《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》に合って、意識不明の重体になってます‼️

早くお子様を連れて、○○救急病院へ急いで下さい‼️〉


 輝は頭が混乱していた。


〖嘘だ‼️……嘘だと行ってくれ❗……早苗‼️〗


 輝は急いで退社して、パニック状態で自家用車を運転しようとしたが、体の震えが止まらない‼️

 パニック状態の輝は、自家用車の運転は危険だと感じ、自家用車の運転を諦めた。

 輝は急いでタクシーを呼んで自宅へ戻り、氷河を抱っこしてから再び、タクシーに乗って○○救急病院へと急いで向かった。

 輝が○○救急病院に到着。

○○救急病院へ到着し、輝の目にしたのは、《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》が発生した為、病院内は大勢の人々で溢れていた。

全ての被害者が、○○救急病院へ搬送されたからだ。

 氷河は不安そうに、輝に話し掛けた。


『叔父ちゃん❓……どうしたの❓️(・_・?)』

〖……………………〗

 輝は深刻そうな表情をしていた。

『叔父ちゃん❓️(・_・?)』


 輝はパニック状態、顔が真っ青になっていた。

氷河を地面に置いた後、慌てて病院の受付をしようとするが、手が震えて、なかなか字が書けない。

 輝がパニック状態だと悟った看護師は、輝に落ち着く様に促した。


〈氷河輝さん‼️……落ち着いて下さい‼️

手が震えて記入出来ないのでしたら、iPadで入力して下さい‼️

保険証も提出して下さい‼️〉


〖早苗は……早苗は……大丈夫でしょうか❓️〗


〈今緊急手術をしております‼️……瀕死の重症です‼️

入力終了後、オペ室の待合室でお待ち下さい‼️〉


〈嫌‼️……嫌‼️……嘘だと言って❗……大輔(だいすけ)‼️

大輔イヤーーーーーーーーーーーーーーーッ……‼️〉


 交通事故で息子が亡くなった家族が、大号泣していた。

母親らしき若い女性が、気を失い、倒れてしまった。

 父親と弟が母親を抱き抱え、大号泣していた。

兄の死を受け入れられない家族達。


〈イヤーッ❗…そんなイヤッ❗…嘘だと言ってッ❗

イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーッ……❗

零奈(れいな)‼️……零奈‼️……零奈‼️ーーーーーーッ‼️〉


 母親が崩れながら、大号泣していた。


〈零奈‼️……どうして❓……零奈のお顔が無いの❓

こんなに冷たいの❓️(・_・?)……誰か❓教えて❓〉


 零奈の母親は、精神が壊れてしまった。


〈零奈のお顔が無いの❓……零奈のお顔を探さなきゃ~

零奈のお顔は何処なの❓️(・_・?)〉


 母親は娘の顔を探し始めた。 

見兼ねた看護師は、悲しい顔して母親に付き添いながら…………。


〈行きましょう‼️……零奈ちゃんが待ってますよ‼️〉


看護師は零奈の母親を、零奈のご遺体がある霊安室へと誘導した。


 早苗の緊急オペは12時間以上、かかる大手術になり、生死の境をさまよっていた。

 輝は氷河を抱っこしながら、オペの待合室の椅子に座って待っていた。


『叔父ちゃん❓️(・_・?)』

 輝は無言のまま、氷河の頭を優しく撫でている。

氷河は輝の異変に気付き、黙り込んでしまった。


『(叔母ちゃん❓……何かあったのかな❓️(・_・?))』


 輝は大粒の涙を流しながら、涙が止まらない。

。・(つд`。)・。


〖龍ちゃん‼️……早苗叔母ちゃんは、《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》に合って、意識不明の重体なんだよ‼️((T_T))〗


 輝は氷河を強く抱きしめ、氷河と手を繋ぎ、氷河に全ての事実を述べた。

オペ室のランプは付いたまま、長時間のオペになっていた。

 輝はオペになる前に、執刀医からは《残酷な現実》を告げられていた。


〈万全を尽くします‼️……例え、オペ成功しても、今夜が山です‼️……覚悟しておいて下さい‼️〉


 輝は心から早苗が、助かって欲しいと神頼みを繰り返していた。

氷河は輝の行動を察知して、おとなしく待つ事にしたのでした。

 突然、緊急オペ室から看護師が出て来て…………。


〈氷河さん❓……御家族・親族がいませんか❓〉

〖看護師さん❓……どうかされましたか❓〗


〈早苗さんの肺が潰れていて、手の施し様がない状態です‼️

肺の移植したいのですが、どなたか《肺》を提供してくれる人がいませんか❓〉


 輝は立ち上がり、看護師に近づいた。


〖(園長さんやミカリンさんに迷惑をかけたくない‼️)

俺の肺を使って下さい‼️……お願いです‼️

早苗を……早苗を助けて下さい‼️……お願いします‼️〗


〈輝さん……こちらに来て下さい‼️〉


『叔父ちゃん❓️(・_・?)』


〈早苗叔母ちゃんを助けに言ってくるから、ここで待っててくれるかな❗……龍ちゃん‼️(*´∀`*)ポッ♡♡

早苗叔母ちゃんを助けに行って来るね‼️〉


 輝は看護師の後を追って、オペ室へと入って行った。

氷河はオペ室の待合室で、たった1人で待っていた。

 遠くから2つの靴音が近づいて来た。


スタスタッ……❗スタスタッ……❗スタスタッ……❗

スタスタッ……❗スタスタッ……❗スタスタッ……❗


 氷河に近づいてやって来たのは、理事長とミカリンだった。


 氷河は理事長とミカリンの姿を見た瞬間、大粒の涙を流しながら、ミカリンに抱きついて大号泣した。


『理事長‼️……ミカリン‼️……ワワァーーーーーッ❗』

。・゜・(ノД`)・゜・。


 ミカリンは優しい笑みをして、氷河の頭を優しく撫でていた。


【良く頑張ったね❗……氷河ちゃん‼️】

【エライぞ‼️……氷河ちゃん‼️】


 理事長とミカリンはミカリンが氷河を抱っこし、オペ室の待合室迄、出向きました。

理事長とミカリンは椅子に座ったまま、沈黙していた。

 ミカリンの膝枕に氷河を、寝かせて(なだ)めていた。

ミカリンは氷河を優しく頭を撫でていると、緊張感が取れたのか、氷河は泣き疲れてしまい、眠ってしまいました。

 まさか……早苗が《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》に巻き込まれるとは、理事長もミカリンも夢にも思わなかった。

 早苗と輝のオペ室のランプは、15時間以上経っても、消える事がなかった。

 早苗の症状は危機的な状態でした。

頭打撲で脳挫傷、右肺と左肺が潰れ、右腕は二の腕と前腕部は複雑骨折、神経もズタズタに切れており、完治は不可能。

 ぶつかった衝撃で、心臓に5円玉位の穴が開いて出血していた。


 緊急オペ室のランプが消えたのは、17時間後でした。

オペ室のランプが消えた事に気が付いた理事長は、ミカリンの肩を揺らして起こし、ミカリンは直様、氷河を起こしたのでした。

 緊急オペ室から出て来たのは、酸素マスクを着けた早苗がオペ室から出て来た。

 執刀医から残酷な宣告を受けました。


〈緊急オペは成功しました‼️……しかし、早苗さんは今夜が山です‼️

助かるか、どうかは分かりません‼️

覚悟しておいて下さい‼️……申し訳ありません‼️〉


【執刀医さん‼️……全力を尽くしてくれた事に、心から感謝します‼️……自分自身を責めないで下さい‼️】


 理事長の暖かい言葉に、執刀医は涙した。


【有難う‼️……執刀医さん‼️(T^T)】


〈早苗さんが助かる事を願っております‼️〉


 執刀医は涙を拭いて、去って行きました。


 早苗は《ICU集中治療室》へと運ばれた。

輝は酸素マスクを着けられ、一般病棟に運ばれた。

 理事長とミカリンは、氷河と共に《ICU集中治療室》へと向かいました。

 《ICU集中治療室》には、早苗が左右に点滴、体の中に管が3本繋がれ、人工心肺の機械を付けられ、危篤状態になっていた。

 早苗の痛々しい姿に、理事長・ミカリン・氷河は絶句した。

 氷河は大粒の涙を流しながら、涙が止まらない。


『どうして❓……どうして❓……叔母ちゃんが‼️』


【氷河ちゃん…………】

【大丈夫だよ❗……氷河ちゃん‼️】


 理事長は氷河の肩を優しく叩いた。


【早苗さんは……こんな事には負けませんよッ❗

氷河ちゃん‼️……希望を捨てずに待とうね‼️♡

早苗さんと輝さんは、絶対に助かるよ‼️】


『理事長…………』


 氷河が大粒の涙を流しながら《ICU集中治療室》の窓ガラスを、両手で強く叩いていた。


バンッ……❗バンッ……❗バンッ……❗バンッ……❗

バンッ……❗バンッ……❗バンッ……❗バンッ……❗


【氷河ちゃんダメよ❗……ダメだっては‼️】


 ミカリンは氷河の迷惑行為を辞めさせる為、両手を捕まえて、強制的に辞めさせた。


『邪魔しないでよ❗……ミカリン‼️

何で❓️(・_・?)……邪魔するの❓

叔母ちゃんが……叔母ちゃんが……叔母ちゃんが❗』


氷河はミカリンに注意された事にムカついていた。


【氷河ちゃん‼️……《ICU集中治療室》は早苗さん含め、懸命に生きようと頑張ってる7人の人達がいるんだよ‼️……ドンドン叩いて煩くしたらダメでしょ❓

早苗さんなら……氷河ちゃんに怒って、注意したでしょうね‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

氷河ちゃん‼️……《ICU集中治療室》は生きるか、死ぬかの《最後の砦》なの‼️……邪魔してはいけないの‼️

叔母ちゃんが死んでもいいの❓】


 ミカリンは氷河に問いただした。

氷河の目には涙が一杯貯めて、小さく呟いた。


『嫌だ❗……叔母ちゃんが死ぬのは絶対に嫌だよ‼️』


 氷河は顔を天井へ向けて、大号泣した。

ミカリンは通りかかった看護師さんに、あるお願いをしていた。


【看護師さん……氷河ちゃんを早苗さんに逢わせたいんです‼️……無理を承知でお願いします‼️

10分でいい……《ICU集中治療室》の面会を許可して頂きませんでしょうか‼️……この通りです‼️

氷河ちゃんを早苗さんに逢わせて下さい‼️】


 ミカリンは看護師に、深々と頭を下げてお願いをしていた。

看護師はミカリンの涙の訴えに負けて、渋々面会を許可を出しました。

 ミカリンと氷河は無菌室専用の装備を着用してから《ICU集中治療室》の中へと入って行った。

 早苗意外の人達はかなりの重症で、中には危篤状態の方もいた。

 ミカリンは氷河に《ICU集中治療室》に入る前のルールを教えた。


◆静かにする事。

◆騒がない事。

◆生命維持装置をイタズラしない事。

◆大声を出さない事。


 氷河はミカリンと約束してから《ICU集中治療室》の中に入り、早苗の元へと歩み寄って行った。

早苗が眠っているベットに着いた時、氷河は早苗の右手を優しく握り、自分のオデコをくっ付けた。

 氷河の脳裏には、日々の早苗との生活のやり取りを思い出していた。


氷河の回想……(龍ちゃん…おはよー♪……龍ちゃん……ダメでしょう‼️……龍ちゃん着替えようネ♡……龍ちゃん可愛いね‼️♡……龍ちゃん‼️……大好きだよ‼️♡♡♡)


 氷河は噛みしめながら、大号泣していた。


『叔母……叔母ちゃん❗……叔母ちゃん❗

叔母ちゃん‼️……死……死んじゃ嫌だよ‼️

イヤだーーーーーーーーーーーーーーッ‼️』


【氷河ちゃん‼️……大声ダメちゃだよ‼️】

『叔母ちゃん!……叔母ちゃん❗……嫌だよ‼️』

【ダメだってば❗……氷河ちゃん‼️】


 氷河は大号泣しながら絶叫した。


『お……おお……お……おか……おかーーーーーーッ❗

お母さんーーーーーーーーーーーーーーーッ……‼️』


 氷河の心の叫びが、早苗の耳に届いた。


『お母さんーーーーーーーーーーーーーーーー‼️』


 早苗の全身が一瞬、黄金の光に包まれた。

一番ビックリしたのは、ミカリンの中に居たダイアナだった。


〖(ま……ま…まさか❓️……《神の奇跡》❓

そんな……バカな❓……あり得ない‼️( ´;゜;∀;゜;)

氷河龍ちゃんは天使でも無い子供が、《神の奇跡》を使えるはずが無いのだ‼️)〗


 ダイアナは絶句していた。

早苗の目は閉じたまま、右目から1粒の涙が流れていた。

 看護師達が大勢《ICU集中治療室》へ慌てて入って来た。


〈何をしてるんですか❓

ここは《ICU集中治療室》ですよ❗(#゜Д゜)ノ

大声を出さないで下さい‼️(#・`ω・´)

本気でブン殴りますよ‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

治療の邪魔だ‼️……こっから出て行けーーーーーーッ‼️

(#`皿´)プンプン〉


【本当に済みませんでした‼️……本当に御免なさい‼️

氷河ちゃんも謝りなさい‼️】


 ミカリンは氷河と共に、頭を下げて謝っていた。

〈2度と来るな❗……こっから出て行けーーーーー‼️〉


 ミカリンと氷河は、看護師達に摘まみ出された。

《ICU集中治療室》から追い出され、出禁にされてしまいました。


【ダメだよ❗……氷河ちゃん‼️

大声を出しちゃいけないと教えたよね❓】


『ミカリン……御免なさい‼️(*- -)(*_ _)ペコリ』


【氷河ちゃんの気持ちは分かるけど、他人の迷惑をかけてはいけないよ‼️

《ICU集中治療室》は生死の境を彷徨っている危篤患者や、重篤の患者が運ばれている‼️

生きたいと頑張ってるの❗……邪魔してはダメなの‼️

《ICU 集中治療室》では、声を出してはいけないの‼️

分かりましたか❓……氷河ちゃん‼️】


『分かった❗本当に御免なさい‼️(*- -)(*_ _)ペコリ』


 ミカリンは本気で氷河を叱った後、氷河の体を持ち上げて、早苗を見せていた。


【声出し禁止です‼️……遠くから早苗さんを、見守りましょうね‼️】


『うん‼️……分かった‼️……約束破って御免なさい‼️

本当に御免なさい‼️(*- -)(*_ _)ペコリ』


 氷河は深く反省していた。

ミカリンは早苗の右目から、1粒の涙が流れている事に気がついた。


【(早苗さんが無意識で、氷河ちゃんの声に反応した‼️

頑張って❗……早苗さん‼️

氷河ちゃんの為にも……死なないで下さい‼️)】


 ミカリンは一端、氷河を下ろした。


【氷河ちゃん‼️…輝さんに逢いに行ってみようか❓】

『ミカリン‼️……❓️(・_・?)』

【早苗さんは私が見ているから、行って来なさい‼️

ミカリン‼️……氷河ちゃんを頼んだよ‼️( ノ^ω^)ノ♡】

【分かりました❗……父さん‼️……行って来ます‼️】


 理事長はICU 集中治療室に残り、ミカリンと氷河は輝の元へと向かいました。

 輝が運ばれたのは一般病棟。

一般病棟への距離が遠かった。


『まだ……まだ……まだなの❓……ミカリン❓️』


 氷河が退屈で、文句ばっかり言っていた。

漸く、輝が運ばれた一般病棟へとたどり着いた。

 輝は一番奥の窓際側に、眠っていた。 


『叔父ちゃん❗……叔父ちゃんだ‼️』


 氷河が急に走り出し、輝のベットの上に、飛び乗ってしまった。


【ダメだよ❗……氷河ちゃん‼️】


 ミカリンは直様、氷河を抱っこして、氷河を輝から引き離した。

輝が眠っているのを、邪魔したくなかったからだ。

 輝は麻酔が効いているのか、グッスリと眠っている。


『叔父ちゃん❓️……大丈夫なのかな❓️(・_・?)』


【大丈夫だよ❗……氷河ちゃん‼️

輝さんは早苗さんを助ける為、自分の肺を早苗さんに移植したんだよ‼️……輝さんは早苗さんの事を、本気で愛しているんだね‼️♡(^з^)-☆♡】


『………………………………』

 氷河は沈黙し、考え込んでいた。


『(叔父ちゃんは俺の母さんの命を助ける為に、自分の肺を母さんに移植した❓️(・_・?)

だったら……叔父ちゃん……叔父ちゃんは…………)』


氷河の回想……(龍ちゃん起きようか❓……龍ちゃんこのボールはバスケットボールって言うんだよ‼️(^∧^)

パス……投げてご覧‼️……バスケしようか‼️♡

ポケモンカードゲームは負けないぞ‼️

一緒に遊ぼうか、何して遊ぶ❓️(・_・?)

大好きだよ‼️♡……龍ちゃん‼️♡(*^3^)/~☆♡)


 氷河は唇を噛みしめている。

氷河は輝の右手を優しく握った後、氷河のオデコをくっ付ける。

 輝の全身が一瞬、黄金の光に輝いた。


『死んだら……死んだら……許さないからな‼️

お……お……おと………お父さんーーーーーーーーッ‼️』


 輝の耳元に氷河の言葉が届き、目をつぶったまま、大粒の涙を流していた輝。


【目を覚まして下さい‼️……輝さん‼️

氷河ちゃんが今、お父さんと呼んでくれましたよ‼️

お父さんと……お父さんと呼んでくれたよ‼️】


 ミカリンは大粒の涙を流しながら、大号泣していた。


〖(驚いた‼️……間違いない‼️……氷河龍ちゃんは《神の力》が使える《奇跡の子供》なんだわ‼️)〗


 ミカリンは涙を拭いて、笑顔で微笑んでいた。


〖(氷河龍ちゃんを、死守しなければならない‼️

本当に凄いな‼️……氷河龍ちゃん‼️……凄いよ‼️

氷河龍ちゃんを死守するわよ❗……ミカリン‼️♡)〗


【(氷河龍ちゃんを守ろう‼️……ダイアナ‼️♡)】


 ミカリンとダイアナの意見は一致したのでした。


『(‼️……はっッ❗)』


 何かを感じた氷河。

氷河は突然、スタスタと走って、出て行ってしまった。


【❓️(・_・?)……氷河ちゃん❓……何処へ行くの❓】


 ミカリンが氷河の後を追って行ったが、見失ってしまった。


【氷河ちゃん‼️…何処へ行ったの(゜Д゜≡゜Д゜)?】


 ミカリンは走り回って、氷河を探し回った。


【氷河ちゃん何処にいる❓……(゜Д゜≡゜Д゜)?】


 ミカリンは氷河が、見つからない事に焦っていた。


 その頃……氷河は病院の屋上の扉を開き、屋上へとやって来ていた。

 氷河の目の前には、屋上の柵の外側にいる、人生に絶望した女性が、命を絶とうとしていた。

 女性は20代で早苗と同じ、《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》の最後の生き残りだった。

 女性は右腕骨折で包帯で固定され、女性の顔は左目以外、包帯でグルグル巻きされていた。

 氷河はゆっくりと、女性に近づいて行った。


『ここで何をしているの❓️(・_・?)』


〈‼️…………………………〉


 氷河の呼び掛けに、女性は氷河に振り向いた。


〈………………………………〉


『何をしているの❓️(・_・?)……お姉ちゃん❓』


〈邪魔しないで❗……邪魔しないでくれる❗

私の事はホッといてくれ‼️(# ;`Д´)〉


 女性は怒った口調で、怒鳴っていた。

氷河は少しずつ、女性に近づいてゆく。


〈来るな❗……こっちへ来るな‼️……ここから飛び降りるぞ‼️……こっちへ来ないで‼️(#`皿´)〉


 氷河は無言で、女性に少しずつ近づいて行く。


〈来るな❗と言っているだろ❗……何で❓

分からないんだよ‼️〉


 女性はイライラしていた。

女性が文句言おうが、氷河は歩みを止めない。


〈本当に死ぬわよ‼️〉


 氷河の怒りが爆発した。


『助かった命を無駄にするな‼️……バカ野郎‼️』


〈‼️……ハァーーッ❗……((゜□゜;))〉


 氷河は女性との距離が2m迄、近づいた後、両目を瞑り、両目を開いた瞬間、《光輝く黄金の瞳》が輝いていた。


《(‼️………光輝く黄金の瞳‼️(゜ロ゜ノ)ノ

何て❓……綺麗な瞳をしているの❓️(・_・?))》


『そんなに死にたいなら、見ていてあげるからさ❗

さっさと飛び降りて❗……死ねよ‼️』


〈‼️……………………〉


『ほらっ❗…何している❗…さっさと飛び下りろ‼️』


 女性は絶句した。

さっき迄の氷河の声と違い、まるで別人の様な声になっていたからだ。

 氷河は氷の様な冷たい目で、女性を睨んでいる。

氷河は《命》を無駄にする奴が、一番大嫌いだったからだ。


『お姉ちゃんは神様に生かされた《命》を、無駄にするんだね❓️(・_・?)……お姉ちゃんはバカなの❓

お姉ちゃんが生かされたのには、理由あるはずだよ‼️

生きる使命があるんじゃないかな❓

神様がお姉ちゃんに《生きろ‼️》って、言ってるんだと思うよ‼️……ここで死んだら《無駄死》にだね‼️』


〈‼️……無駄死に‼️(こんな小さな子供が何で❓❓

難しい言葉を知っているの?)〉


 氷河は怒った口調で、女性に訴え掛ける。

女性はビックリして言葉も出なかった。


『屋上から飛び降りたら、地獄行き決定だからね‼️

肉体は死んで死体になっても、お姉ちゃんの《魂》は死ぬ事は出来無いよ‼️

それでも……《死》を選ぶかい❓️( ・`ω・´)』


〈‼️……私の魂は死ぬ事が出来ないの❓〉


 女性は長い沈黙の後、小さく呟いた。


〈私だって❗……私だって❗……死にたくない‼️

でも……私の顔が傷だらけになってしまい、傷が深く傷跡が残ってしまうの‼️(*ToT)……人生最悪だよ‼️

将来の夢は《キー局のアナウンサー》になりたかったのに‼️(TДT)……何でこうなるの‼️(#`皿´)

私の傷だらけの顔では《キー局アナウンサー》の面接すら受けられない‼️

折角頑張って、大学卒業迄したのに、夢は絶望になってしまった。

人生に絶望した‼️……生きる意味がない‼️……だから……私は死にたいの‼️……ホッといて‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〉


 氷河は真剣な顔して、女性に対して(さと)した。


『《天上天下唯我独尊(てんじょうてんかゆいがどくそん)

お姉ちゃんの命は世界中で、たった1つなのだ‼️

大切な命なんだよ‼️( ・`ω・´)

天下にただ1つのお姉ちゃんの命‼️

そんな……むざむざ……自分で死んだらいけないよ‼️』


 氷河の心の叫びが、女性の心に届いていた。


〈(‼️……小さな子供が難しい言葉を知ってるのかな❓

今の言葉❗……心にグサッと刺さった‼️)〉


『お姉ちゃんの顔は……綺麗な顔だよ❗

包帯で巻かれても、俺には見える‼️』


〈‼️……えッ❓!Σ( ̄□ ̄;)

綺麗事言わないで❗……私の顔は化物(ToT)‼️〉


『お姉ちゃんの心は綺麗だよ‼️』

〈‼️……ハァ❓(・_・?)〉


 女性は大号泣しながら、氷河に向き合った。

氷河は女性に対し、『《命》を粗末にするな❗』と訴え続けていた。


 氷河が女性に対して呆れていた。


『そんなに《外見》が大事❓️……バカらしいね‼️

女性の美しさは、心の美しさで決まる‼️♡

お姉ちゃんの傷ついた顔の傷跡は、美容整形外科で治せるよ‼️……生きる事を諦めるな❗……お姉ちゃん‼️

命が助かっただけでも《ホの字》だよ‼️』


〈わ……わた……私は……………〉


『お姉ちゃん‼️……《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》で、10人が犠牲となった。

生存者は《俺の母さんとお姉ちゃん》だけだ‼️

犠牲になった人達は、美味しい物も食べられない‼️

笑う事も泣く事も、2度と出来ないんだよ‼️

犠牲になった人達は、もっと生きたかったはずだ❗

犠牲になった人達の分迄、お姉ちゃんは生きなければならないんだよ‼️』


 氷河は少しずつ、近づいてゆく。

女性は両手で顔を隠し、ガクンと両膝を落としたまま、大号泣していた。


ワワァーーーーーーーーーーーーーー‼️


『ここで死んだら負けだよ‼️……犯人の思う壺だよ‼️

《凶悪ひき逃げ死亡交通事故》の犯人は今も逃亡中‼️

絶対に許せない‼️……卑怯者め‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

お姉ちゃんは悔しくないの❓️(・_・?)』


〈(‼️……ハッ❗)〉


 氷河は女性との距離は1m迄、少しずつ進み続けた。

女性は大号泣しながら、悲しんでいる。


『《命》大切なんだ‼️……《命》は重いんだ‼️

世界中でたった1つの《命》を舐めんじゃねーーよ‼️

無駄にするんじゃねーーーよ‼️……大馬鹿野郎‼️』


 氷河は大粒の涙を流しながら、絶叫した。

氷河の叫びで、女性の体から、真っ黒な《死のオーラ》が、スーッと消え去ってしまった。

 氷河は女性の体に《死のオーラ》を、一瞬で浄化したのでした。

 女性は自ら命を絶つ行為を、諦めてしまった。

説得に成功した氷河は、この機会を待っていたかの様に、氷河は右手を出して、女性の左手を優しく掴んで、ゆっくりと安全な場所へと誘導した。


『死ぬ何てバカらしい‼️……人間には寿命があり、

いつかは死んでしまう生き物なんだ‼️(*⌒3⌒*)

後悔しない人生を、楽しんだ方が勝ち‼️( ノ^ω^)ノ♡

さぁ~帰ろう‼️……お姉ちゃん‼️』


〈…………………………うん‼️〉


『帰ろうか‼️……お姉ちゃん‼️』


 氷河は女性が飛び降りしない様、女性の左手を繋いで、屋上の出口扉の前迄、連れて行った。

 屋上の出口扉の前に着いた途端、氷河は手を放し、女性の正面を向いた。

 氷河は大粒の涙を流しながら、自分の置かれた状況を話し始めた。


『お姉ちゃんは5体満足で、まだ生きているじゃないか❗

歩けるし、笑ったり、泣いたり、好きな食べ物だって食べられる❓

何が不満なの❓️(・_・?)……俺には理解出来ない‼️

俺の母さんは今《ICU 集中治療室》で、生死の境を彷徨ってる❗

助かるか❓どうかは、分からないんだ‼️

今夜が山だってさ‼️ 信じられるかい❓

俺の母さんの右腕は、切断は回避出来たが、完治は不可能なんだってさ‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))』


 氷河は溜まった怒りが大爆発した。


『俺の母さんは何をした❓️(・_・?)

何も悪い事をしていないのに、何て……理不尽な世界なんだろうね‼️』


 氷河は怒りを(あら)わにした。

〈‼️…………ヽ(ill゜д゜)ノ〉


 氷河は大激怒した顔して、犯人対して、恨みと憎しみのドス黒いオーラが、体全体を覆っていた。


『俺は犯人を絶対に許さない‼️(#`皿´)

お姉ちゃんの《命》は、お姉ちゃんの物だ‼️

後は好きにすればいい‼️』


 氷河は出口扉のドアに手を掛け、一言呟いた。


『俺は一応、お姉ちゃんの《命を絶つ愚かな行為》を止めたからな‼️

後は好きにすればいいよ‼️Σ( ̄ロ ̄lll)』


 氷河は屋上の出口扉から出て行こうとした時、女性は氷河に話し掛けた。


〈君の名前は……何て言うの❓️(・_・?)〉

『俺の名前は……《氷河龍(ひょうがりゅう)》だ‼️』

〈私の名前は……《星空望(ほしぞらのぞみ)》です‼️〉


『生きていたら又、逢おうぜ‼️

じゃあ~またね❗……バイバイ‼️』


 氷河は屋上の出口扉から出て、屋上を後にした。

取り残された星空は、( ゜ロ゜)ポカーンとしていた。

 星空は思いっきり、大号泣していた。


ワワァーーーーーーーーーーーーーーッ……❗


〈私は何て❗……バカな事を考えていたのだろう‼️〉


 星空は《命を絶つ愚かな行為》を考えてしまった事を、深く反省をしていた。


 氷河は出口の扉から出て、階段をゆっくりと降りて行く途中で、氷河の両瞳が、輝く黄金の瞳から普通の瞳の色へと変化した。


『❓❓❓……ここは何処(゜Д゜≡゜Д゜)?

何で❓……ここにいるの❓️(・_・?)』


 氷河は大パニックになっていた。

。・゜・(ノД`)・゜・。


 氷河は大号泣しながら、階段を降りて行くと、遠くから聞き慣れた声が聞こえてきた。


氷河ちゃん‼️……氷河ちゃん‼️……何処に居るの❓

氷河ちゃんーーーーーーーーーー‼️(゜Д゜≡゜Д゜)?


 聞き慣れた声の主は、ミカリンだった。

氷河はミカリンの声が、聞こえる方向へと猛ダッシュして、ミカリンの元へと走って行った。


 氷河は前方に、ミカリンを発見。


『ミカリンーーーーーーーーーーーーーーーー‼️』


 氷河は大号泣しながら、ミカリンに抱きついた。


『ミカリン‼️……( TДT)』

【氷河ちゃん‼️……何処へ行ってたの❓️(・_・?)】

『ミカリン‼️……ミカリン‼️……ミカリン‼️……あのね‼️』


 氷河は長い沈黙した後、ミカリンに話し掛けた。


『ミカリン❓……俺が話す事を信じてくれる❓』

【氷河ちゃん‼️……私を信じて‼️……話してご覧‼️】

『ミカリン‼️………あのね‼️……』……【❗❗❗】

【氷河ちゃん‼️……ちょっと待って❗…喋らないで‼️】


 ミカリンはダイアナへと変身した。

ダイアナは氷河と同じ目線になる様に、膝を付き、氷河を見つめていた。

 氷河の頭を優しく撫でた後、氷河のオデコにダイアナのオデコをくっ付けた。

 ダイアナは氷河の身に何が起きたのかを、氷河の記憶の全てを読み取り、原因を探っていた。


〖‼️……原因が分かりました‼️(^ω^#)〗

 

 氷河龍の体を取り憑いた謎の人物は、氷河龍が記憶の内容を喋った瞬間、体内に仕掛けられたトラップが起動して、氷河の体内で爆弾が大爆発‼️

バラバラに吹き飛んでしまう悪質な仕掛けでした。

 氷河龍はダイアナが止めなければ危うく、命を落とす所でした。

 ダイアナは《氷河龍と星空望との出逢いの記憶》を、全て消し去ってしまったその時、ダイアナと氷河の遠くの方から、星空望が氷河に近付いて来た。


〈氷河龍ちゃんだね‼️♡……星空望だよ‼️♡

私の事、覚えているかな❓️(・_・?)

私だよ❗……私‼️……星空……望‼️……♡(⌒‐⌒)♡

氷河龍ちゃん‼️♡……私を助けてくれて有難う‼️♡〉


 氷河は困惑していた。

『誰❓️(・_・?)』


〖(チッ❗……例の女か❓……厄介だ❗

この女のせいで、もしも……消去した氷河龍の記憶が甦ったら、一大事だ‼️

氷河龍ちゃんの《命》が危ない‼️(#`皿´)

一掃の事……この女を殺すしかないわね‼️(^ω^#))〗


 ダイアナは星空望を睨んでいた。(; ・`ω・´)

ダイアナは密かに左手を背後に回し、光の玉を作っていた。

氷河龍の記憶が蘇ろうとした瞬間、光の玉で《星空望》を抹殺する為だった。


『お姉さんは誰❓️(・_・?)……知らない人‼️

ミカリン‼️……怖いよ‼️……誰なの❓️(・_・?)

怖い‼️……((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル』


 氷河は怖がって、ミカリンの背後に身を隠して怖がっていた。

ダイアナは氷河龍の記憶削除が成功し、ホッとして安堵していた。( -。-) =3


〖貴方誰なの❓……いきなり、氷河ちゃんに近付くなんて、失礼でしょう‼️

この子に近付かないでくれるかな‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

これ以上、氷河ちゃんに近付くなら、警察に通報するからね‼️……( #・`ω・´)プンプン

目の前から消えてくれないかな❓( ;`Д´)〗


〈氷河龍ちゃん‼️……私の事を覚えてないの❓️

何で❓……覚えて無いのかな❓️(・_・?)〉


 星空望は()に落ちなかった。


〈(あの時の氷河龍ちゃんは、一体何だったんだろう❓

全く理解出来ませんわ‼️)〉


『お姉ちゃんなんか知らない‼️……知らない人‼️』


 氷河は酷く怯えている姿を見て、星空望は哀しい表情で、涙を流していた。


〈人違いだった見たいだね❗……怖がらせて御免なさいね‼️……君の心の叫びは、一生忘れない‼️

頑張って生きて行くよ‼️…有難う‼️……氷河龍ちゃん‼️

君の事はけして……忘れないからね‼️(ゝω・´★)♡〉


 星空望はその場を、後にしました。

星空望は、氷河龍の記憶が無い事に、違和感を感じていた。


 ダイアナは星空望が去った後、氷河龍に強制睡眠の魔法を唱えた。

 ダイアナは強制睡眠魔法で、眠ってしまった氷河龍は、その場から倒れ込み、ダイアナがキャッチして、優しく抱き締めました。

 ダイアナは氷河龍の体内に仕掛けられた爆弾を解除し、爆弾を体内から取り除きました。


〖これで……氷河龍ちゃんの命は助かった‼️

間に合って、本当に良かった‼️♡……( -。-)ホッ =3〗


 ダイアナは嬉し涙で、大号泣していた。( T∀T)


〖氷河龍ちゃん‼️……怖い思いをさせて、本当にご免なさい‼️(/≧◇≦\)

氷河龍ちゃんを怖い思いをさせた奴は、私が責任を持って、ブッ殺すからね‼️(#・∀・)〗


 ダイアナの瞳は、怒りの炎で燃えていた。


〖氷河龍ちゃんの体に取り憑いた者‼️

絶対許せない‼️…出て来なさい‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗


 ダイアナは激しいオーラを出して、威嚇していた。


〖さっさと出て来い‼️……卑怯者め‼️ヽ(`Д´#)ノ〗


……そんなに怒るなよ❗……ダイアナ‼️

可愛い顔が台無しだぜ‼️( ´∀`)/~~…………


(うるさ)い‼️……黙れッ❗…クソ野郎‼️(#`皿´)プンプン〗


 ダイアナは氷河龍を抱っこしながら、別の病室へ移動し、クリーニング済のベットに、氷河龍を寝かせた。

 ダイアナは氷河龍に、防御バリアを張った。


〖氷河龍ちゃん‼️……待っててね‼️〗


 ダイアナは誰もいない別の病室の中へと入り、病室の奥へと移動した。

 ダイアナは病院に迷惑を掛けない様、病院全体に結界を張り、時を止めた。

 ダイアナは病室の奥へと移動した後、後ろを振り向いた。


 ダイアナの目の前に、数分後、光る物体が現れた。

ダイアナは光る物体に対し、怒った口調で怒鳴っていた。


〖氷河龍ちゃんの体を使って、(もてあそ)ぶ何て、何のつもりですか❓〗


 ダイアナはそれ迄、抑えていた怒りを、外から見て分かる程、怒りを(あら)わにした。

ダイアナは今迄、見た事が無い表情で、大激怒した姿だった。((ヾ(≧皿≦メ)ノ))


……それは……あるお方のお気に入りの《奇跡の子供》だからさ‼️

どんな子供で、どんな力があるか、気になるじゃんか❓️(・_・?) 

《大天使》の力を上回る、巨大な力の秘めている《奇跡の子供》だって事だよ‼️

想像以上の力を持っている‼️

本当に恐ろしい子供だよ‼️…… ┐('~`;)┌

ダイアナ‼️……そんなに怒るとシワが増えるぞ❗………


 ダイアナは光の物体の中に右手を突っ込み、何かを掴み、ジワジワと締めてゆく。


〖‼️……お前は私の大切な家族に手を出した‼️

氷河龍ちゃんの身を危険に晒した‼️

氷河龍ちゃんに、指1本でも触ってみろ‼️

今度こそ❗…ブッ殺してやるッ❗……覚悟しろよ‼️

クズ野郎‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗


……元カレの俺に……クズ野郎はないだろう❓

久々に逢ったのに、つれないね❓……ダイアナ‼️………


 ダイアナに掴まれた光の物体は、やがて天使の姿へと変化した。

 光の物体の正体は……男の天使だった。


〖お前は私の元カレでも無い、付き合った事も無い‼️

お前の身勝手な思い込みは、私の《堪忍袋の尾》が切れたんだよ‼️……もうウンザリなんだよ‼️

お前の顔何か……見たくない‼️

お前は氷河龍ちゃんに、嫉妬してるだけなんだろ❓〗


‼️……ハッ❓……なんだと……あんなクソガキに俺が嫉妬しているだともう一変、言ってみろッ❗…………


〖お前はあるお方に、物凄く嫌われ、破門された‼️

《半グレの天使……レオン》なんだろ❓

こんな幼い子供に、嫉妬してるとは……恥を知れ‼️〗


……嫉妬なんかするものかーーーーーーーーッ❗……


ゴゴゴオオオォォーーーーーーーーーーーーッ‼️


 男の天使は激しい光を放ち、辺り一面、つむじ風の様な突風で渦を巻き、ダイアナに攻撃してした。


〖ヤバイ!!(゜ロ゜ノ)ノ……このままでは、病院が吹き飛んでしまい、崩壊してしまう‼️〗


 ダイアナは病院全体に張った結界・氷河龍の防御バリア・時を止める魔法を解除し、直様、四次元空間を作成した後、レオンと共に、四次元空間へテレポートした。


 四次元空間にやって来た……ダイアナとレオン。


〖ここなら遠慮なく、本気で戦える‼️

覚悟しろ❗……クズ野郎‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗


……何故❓……俺だと分かったんだ❓️……ダイアナ‼️…


〖冥土の土産に教えてやろう‼️……知りたいか❓

レオン‼️……氷河龍ちゃんの体内に《爆弾トラップ》を仕掛けただろ❓

爆弾に若干《レオンの残りカスのオーラ》が、残っていたんだよ‼️

よくも氷河龍ちゃんの体内に《爆弾トラップ》を仕掛けてくれたね‼️……(#゜Д゜)ノ

キッチリと落とし前を付けさせて貰うからな‼️

覚悟しろ❗……史上最低のクズ野郎‼️……レオン‼️

お前は狂ってる‼️……神の汚点の天使め‼️(#`皿´)〗


……俺は正気だよ❗……アハハハハハハーーーーッ‼️

そう……俺様は天界一の天才頭脳を持った《大天使》候補のレオン様だ‼️

俺の正体を良く見破ったなッ❗

褒めてやるぞ‼️……何が欲しいんだ❓️(・_・?)


〖何もいらねーーよ‼️……クズ野郎‼️〗


……照れるなよ❗……俺に逢えて嬉しいだろ❓♡……


〖嬉しくない‼️……ストーカー野郎‼️〗


 レオンはダイアナのストーカーだった。

レオンは天使の神殿内で、ダイアナに一目惚れしてから、ダイアナに付きまとう様になった。

 レオンはダイアナ以外の女性天使に対し、ちょっかいを出し、セクハラ・モラハラ・盗撮・ストーカー行為を繰り返した。

神々はレオンを天界から、永久追放処分された。


 レオンは《半グレの天使》となり、ダイアナにフラれた腹いせに、ダイアナを逆恨みして、嫌がらせを繰り返した。

 レオンの嫌がらせはエスカレートし、ダイアナが担当する《神々に選ばれし奇跡の子供達》を、次々と殺害していった。

 レオンはダイアナのストーカーに、なってしまったのだ。

 レオンはダイアナが担当する《神々に選ばれし奇跡の子供達》を影で殺害し、子供達が亡くなった時のダイアナの大号泣する姿を見ては、楽しんでいた。


〖また何で❓…何で❓……死んじゃったの❓️(・_・?)

ワワァーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️〗


 ダイアナは大号泣した。


〖また子供の命を守る事が出来なかった‼️(;TДT)

チクショーーーーーーーーーーーーーーッ‼️〗


 泣き続けるダイアナ。


……いいぞッ❗……いいぞッ❗……もっと泣け‼️……


 レオンはダイアナが苦しむ姿を、見るのが大好きで大好物だった。

 ダイアナは薄々気づいていた。

《神々に選ばれし奇跡の子供達》が、たった1ヶ月以内で、死亡してしまうのは異常だったからだ。


 ダイアナは子供の殺害現場で、子供の死体に手で触れて記憶を読み取り、情報収集していた。

しかし、殺害されてから時間が経過していた為、犯人の手かがりを辿ったが、痕跡が見つからなかった。


〖犯人を必ず見つけ出して、仇を討つからね‼️〗


 ダイアナは亡くなった子供達の無念を必ず、晴らすと心に誓いました。

 ダイアナは今回、氷河龍のお陰でレオンに取り憑かれた時の時間が短かった為、奇跡的に犯人の物証《レオンの残りカスのオーラ》を、見つける事が出来ました。

 ダイアナは沸々と、怒り・憎しみ・恨みの炎を燃やしていた。


……良く俺だと分かったダイアナ‼️……褒めてやるよ❗

元カレの俺に逢って、嬉しかったか❓\(^o^)/

正直になれよ❗……ダイアナ‼️(^з^)-☆…………


〖嬉しくない‼️……2度と逢いたくないから、天界から消えろ‼️……クズ野郎‼️〗


……ただの人間のクソガキが、あのお方に気に入られた事が、気にくわないだけだ‼️……何か文句あるか❓

あのクソガキ……死ねばいいのに‼️……………


〖氷河龍ちゃんの体を取り憑いて、弄ぶ何て最低だよ‼️

(#`皿´)

しかも……氷河龍ちゃんの体内に《爆弾トラップ》を仕掛ける何て、残酷な事が出来るね❓(#`皿´)

お前は腐っても天使だろ❓️( ・`ω・´)

氷河龍ちゃんの命を危険に晒した事は、絶対に許さない‼️

覚悟しろよ‼️……クズ野郎‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗


……アハハハハハーーーーーーッ❗……`,、('∀`) '`,、


ダイアナは怒りんぼだな❗

たかが……ガキの命1つで、むきになりやがってさ❗

バカじゃないのか❓️……頭大丈夫か❓️(・_・?)

神々に媚び売りやがって、そんなに出世したいのか❓

このアバズレが‼️…………


〖ア・バ・ズ・レ‼️( ・`ω・´)〗


 ダイアナは怒りが大爆発した‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))


〖誰がア・バ・ズ・レだーーーーーーーーーー‼️

レオンのクズ野郎‼️……地獄へ堕ちろ‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

お前は17人の《無垢な子供達の命》を奪った‼️

お前は最低な殺戮者だ‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

天使の癖に恥を知れ❗……クズ野郎‼️〗


パンッ……❗パンッ……❗バコンッ……❗


 ダイアナはレオンに往復ビンタした後、思いっきりブン殴った。(#`皿´) 

 レオンはダイアナに殴られても、ヘラヘラして笑っていた。


……こんな物か❓……お前の力は❓……残念だよ‼️

もっと……もっとだ❗

本気で掛かって来いよ❗……アバズレが‼️(#`皿´)

本気の《DEATH BATTLE‼️》しようぜ‼️…………


オオォーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


 レオンは全ての力を解放した。

レオンの体が、ドス黒いオーラで覆われていた。


 ダイアナは黙ったまま、心の底から怒りを大爆発した。

ダイアナはレオンに殺害された子供達の悔しさと憎しみを思い、全ての力を解放した。


〖覚悟しろ‼️……クズ野郎‼️〗


ドドドバババァーーーーーーーーーーーーンッ……‼️


……なな……何だ❓……この凄まじいオーラは❗❓

そんな……バカな❗……あり得ない❓️(・_・?)

あり得ないんだ‼️……格下の天使が出せるオーラではない‼️……出せる訳が無いんだ‼️((( ;゜Д゜)))

ダイアナ❓……そ……そんなバカなッ❗

ま……まま……まさか❓……進化したのか❓️(・_・?)…


 レオンは絶句していた。

凄まじいオーラが、おとなしくなってゆく。

 レオンの目の前には、神々しい光を放つ全身《ダイヤモンド鎧》を、身に纏ったダイアナが姿を現した。

 ダイアナの右手には、《ダイヤモンド剣》が、しっかりと握られていた。

 ダイアナの天使の羽は、黄金色に輝いていた。

レオンはダイアナの姿に驚き、後すざりして行く。


……バ……バ……バカな‼️……そんなバカなーーーーッ‼️


 レオンは頭を抱ながら、四つん這いになっていた。


……(あり得ない❓️(・_・?)……ダイアナが《大天使》の素質があるって言うのか❓

‼️……あり得ないーーーーーーーーだ‼️)…………


 レオンは持てる全ての力を解放し、莫大な力をダイアナに見せつけた。

 ダイアナは右手に握っていた《ダイヤモンド剣》の刃を上にしてから、両手で《ダイヤモンド剣》を中央に持っていき、両目を(つぶ)ったまま、ギュッと握った。


〖みんな‼️……待たせたね‼️

漸く、仇を討つ時が、やって来たよ‼️

みんなの怒り・憎しみ・怨み‼️……仇を討ってやる‼️〗


 ダイアナは天使の羽を大きく広げてから、両目を開いた。

ダイアナの瞳は《光輝く黄金の光》で輝いていた。


……アバズレの癖に❗……舐めやがって‼️

生かしてやるつもりだったが……辞めだーーーーーッ‼️

ダイアナ❗……俺の手で殺してやる‼️

消えろ❗……アバズレめ‼️………


 レオンは大剣を出し、両手で構えた。


……ブッ殺してやるぜ‼️…………


〖消えるのは……お前だ‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗


 ダイアナとレオンは、一斉に飛びかかった。

ダイアナとレオンの剣がぶつかった瞬間、閃光が走った。


ビュービューーーーーーンッ❗……ガシャンッ……❗

ピカーーーーーーーーーーーッ……‼️

バキーーーーーーーンッ……‼️


 ダイアナとレオンの剣は、互いにぶつかった衝撃で、粉々に砕けてしまった。


……よくもやったな❗……ダイアナ‼️……………… 


〖(しまった‼️……ダイヤモンド剣の復活に、約10分程度の時間が掛かる‼️……ならば❗……武術で時間稼ぎしなければならない‼️……やってやる‼️(#・∀・))〗


 ダイアナは再度、気合いを入れた。

ダイアナはボクサーポーズの構え、ニヤリと微笑みながら、右手を前にして、右手の4本指をカモーンの動作して、レオンを挑発する。щ( ・`д・´)щカモ-ン

 ダイアナの挑発に、レオンは怒りが爆発した。


……クソッタレのアバズレが‼️……いいだろう‼️

接近戦は大得意だ‼️……お前の挑発に乗ってやるよ‼️……


 ダイアナとレオンは接近戦となった。

互いに拳で殴り合おうと、両者の拳が一瞬でぶつかった。

 ダイアナの怒りの鉄拳が、レオンの顔面を捕らえていた。


バゴンッ……‼️

ビューーーーーーーーーーーーッ❗……バコンッ❗


 ダイアナに殴られ、吹き飛ばされたレオン。

飛ばされたレオンを更に、ダイアナがレオンの腹を蹴っ飛ばした❗


……おのれッ❗……ク……クソッタレ……が………………


 ダイアナの力は、レオンさえも越えていた。


〖この時をどれだけ待っていた事か❗

覚悟しろ❗……レオンーーーーーーーーーーーー‼️〗


……な……何❓️(゜ロ゜)!?…………


 ダイアナは目にも止まらぬ速さで、レオンに連続攻撃を続けた。


〖《サリナちゃん‼️》……バキンッ❗(右頬を殴った‼️)

《リサちゃん‼️》……バキンッ❗(左頬を殴った‼️)

《ユウちゃん‼️》…ドガッ❗…ドガッ❗(腹を殴った‼️)

《マリアちゃん‼️》……バコンッ❗(頭を殴った‼️)

《サクラちゃん‼️》……ドバンッ❗(顎を殴った‼️)

《ヒカリちゃん‼️》……ドバンッ…❗バキッ❗(顔面殴った後、背中を蹴っ飛ばした)

ビューーーーーーッ❗……ドバンッ‼️(猛スピードで地面に落下したレオン)〗


……グワッハッ❗……チクショー……お……おのれ……


 地面に落下したレオンが、口から血を吐いた。

レオンが激しく地面に落下した時の衝撃で、体が跳ね返った。

 ダイアナは跳ね返ったレオンの腹に向けて、両足で猛スピードで落下し、レオンを地面に激突した。

 激突した衝撃で、レオンの周りに大きなクレーターが出来ていた。

 

……な……舐めやがって❗……バシッ‼️…………


 レオンは腹を踏んでいるダイアナの足を掴み、グルグルと回転し、上空へ投げ飛ばした。

レオンはダイアナの背後にテレポートし、両手を掴んで、上から下へと降り下ろした。


バゴンーーーーーーーーーーンッ❗


〖ウッ❗……クソッタレが……〗


ビューーーーーーーーーーーーーーンッ❗


 ダイアナは猛スピードで落下。

ダイアナが落下途中で、レオンは中間にテレポートし、ダイアナ腹を目掛けて蹴っ飛ばした。


バキーーーッ❗ボキッ❗(左肋骨3本骨折)

〖ヴゥッ❗〗


……受け取れ❗……アバズレ‼️………………


ピューーッ❗ドバーーーーーーーーーーーン‼️


 ダイアナは右側へ吹き飛ばされ、壁に顔面を激突した。


ピューーーーーーーーーーーーッ❗……ドバンッ❗


 壁に顔面激突したダイアナは、地面へと落下した。

ダイアナは四つん這いなり、額から血まみれとなり、激痛の中、体が震えている。

 ダイアナは血反吐を吐きながら、レオンを鋭く睨み、ゆっくりと立ち上がった。


〖まだだ……まだ残りの11人の仇を、討っていない‼️

死んでたまるか‼️(#゜Д゜)ノ〗


 ダイアナは力を集中力を高め、凄まじいオーラを出した。


〖(行くよ❗……みんな‼️……力を貸して‼️)〗


 ダイアナの瞳は《黄金色からプラチナ》へと変化していた。

目にも止まらぬ速さで、レオンへ突っ込んで行った。


……攻撃はワンパターンなんだよ❗……アバズレが……


 レオンがダイアナを殴ろうとした瞬間、ダイアナは消えていた。


……何❓️(・_・?)……何処だ❓……何処にいる❓️


 レオンが気づいた時には、ダイアナの強烈なパンチが左頬にHITした。

ダイアナの猛烈な連続パンチをくらうレオン。


〖《カイトちゃん》……バコンッ❗(左頬を殴った)

《サラちゃん》……バコンッ❗(左胸に強烈なパンチ)

《ランガちゃん》…バコンッ❗(右胸に強烈なパンチ)

《ミクちゃん》…バコンッ❗(心臓に強烈なパンチ)〗


 レオンよりも先に、ダイアナの右手に《ダイヤモンド剣》が復活した。


……バ……バカな……俺より先に復活するなんて、あり得ない‼️…………


 レオンは驚いていた。

ダイアナはこの時を待っていた。


〖死ねーーーーーーーーーーーーーッ❗……クズ野郎‼️〗


 ダイアナはレオンから一端、離れた後、《ダイヤモンド剣》を両手で握りながら、目にも止まらぬ速さで、レオンに突っ込んで行った。


〖ワワワァーーーーーーーーーーーーーーッ……‼️〗


 突っ込んでゆくダイアナ。


〖《アキラちゃん》……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!〗


……グプッ❗……バカな…………


 ダイアナの《ダイヤモンド剣》が、レオン体を貫通した。


〖《シオンちゃん》……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!

《シンジちゃん》……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!

《ミライちゃん》……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!

《アスカちゃん》……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!

《シンちゃん》……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!

《レイちゃん》……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!〗

 

 レオンの体は、穴だらけになっていた。


……バカな……俺の体を貫通するだと……ハァハァ……

あり得ない‼️……俺は大天使候補の……ハァハァ……


 ダイアナは一端レオンから離れ、ダイヤモンド剣を両手で持って頭上へと移動し、ダイヤモンド剣先に凄まじい光のエネルギーが集まり始めた。

 凄まじい光のエネルギーが段々、大きくなってゆく。

その姿を見たレオンは慌てて、後退りして行った。


……何をする気だ❗……アバズレが‼️

天使殺しは極刑だぞ❗……分かってるのか❓…………


 ダイアナはレオンを睨みながら、膨大な光のエネルギーを集める事を辞めない。

 膨大な光のエネルギーが段々ど大きくなり、30cmの大きさまで成長した。


〖レオン‼️……お前は私の大切な子供達の命を奪った‼️

今度は氷河龍ちゃんの命迄、奪おうとした‼️

万死に値する‼️……覚悟しろッ‼️……これがッ❗

私と殺された子供達と氷河龍ちゃんの怒りだ‼️

くらえーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〗


〖GOD DENGEKI REQUIEM!!!〗 


 ダイアナは30cm迄、大きくなった莫大な聖なる力を、レオンに向けて放たれた。

莫大な聖なる力が、猛スピードでレオンへ突っ込んでゆく。


ゴゴゴオオオォォーーーーーーーーッ❗ドバンッ❗


 放たれた30cmの膨大な光のエネルギーが、レオンの体を直撃した。


 直撃した瞬間、閃光が走った。


……おのれッ❗……アバズレめ‼️…………


 閃光が消えた瞬間、レオンの体に30cmの大穴○が開いていた。

 レオンはフラフラと浮いたまま、地面へ落下した。


ピューーーーーーーーーンッ❗……ドバーーーン‼️


 レオンは地面に落下後、ピクピクと体が動いていた。


〖ハァハァ……私達の怒りだ‼️……消えろッ❗

天使の面汚しめ‼️……お前は天使になる資格が無い‼️〗


 ダイアナはダイヤモンド剣を地面に突き刺し、力尽きた。


〖ハァハァハァ……これで仇……が……❓❓️(・_・?)〗


……ククク……アハハハーーーーッ❗……'`,、('∀`) '`,、


 地面に落下したレオンは、クスクスと笑っていた。

ダイアナが見たのは、レオンの体が治癒されていく姿だった。


〖しまった‼️……チクショー‼️

腐っていても天使か‼️…クソッタレが‼️(#゜Д゜)ノ〗


…………ククク……俺は天使だ❗……残念だったな‼️

神の体を持つ本物の天使だーーーーーーーーーーッ‼️

ダイアナ❓……お前の肉体は生身の人間だろ❓

お前は人間に受肉しただけの偽りの下級天使だ‼️

受肉しただけの偽りの天使に、この俺様が負ける訳が無いだろ‼️……覚悟しろッ❗……アバズレめ‼️………


 レオンはゲラゲラと不気味な笑いをしながら、ダイアナに襲いかかった。

 レオンの目にも止まらぬ速さで、ダイアナを攻撃した。

ダイアナは目の前に現れたレオンを殴ろうとしたが、レオンが瞬間移動し、捕らえる事が出来なかった。


〖さっき迄の動きではない❓️(・_・?)

クソッタレがッ❗……何処にいる❓………バキッ❗〗


〖ギャーーーーーーーーーーーーーーーーッ……❗〗


 レオンは素早い動きで、ダイアナの右腕を蹴り入れて、複雑骨折させた。


……まだ俺様のスピードが見えないのか❓

哀れだな❗……俺様が受けたダメージを100倍返ししてやるぜ‼️(#`皿´)…………


 レオンの猛攻撃が始まった。


〖バキッ❗……ギャーーーーーーーーーーッ……❗〗


 次はダイアナの左腕に蹴りを入れられ、複雑骨折させた。

 ダイアナの体は、生身の人間。

人間に受肉しただけの下級天使でした。

 ダイアナは回復が出来ないまま、大ピンチになっていた。

 レオンはダイアナの体を天へ蹴っ飛ばし、ダイアナを天に上げた。


……さぁ~処刑の時間だ‼️……覚悟しろッ❗

ブッチのアバズレ‼️…死ね‼️…ダイアナーーーーーー‼️


 レオンは素早い動きで、ダイアナをボコボコにした。

レオンは不気味な笑いをしながら、殴り続けている。


……キャハハハハハハハハーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、


バキッ❗……ボキッ❗……ボカッ❗……ドスッ❗

バコンッ❗……ボキッ❗……ボキッ❗……バコッ❗

ボキッボキッ❗…バカンッ❗……ボコッ❗ドスッ❗

ボキッボキッ❗……ボキッ❗……ドカッ❗


 ダイアナはまるで……公開処刑の様だった。


〖グブッ❗……グワッハッ❗……ゴホッ❗〗


 ダイアナは徐々に、血塗れ状態へと変わっていった。

レオンはトドメに、ダイアナの心臓に目掛けて、両手剣を深く突き刺した。


=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!……グサッ❗


〖グワッハッ❗〗


 ダイアナは空中で浮いた状態で、白目を向いたまま、真っ逆さまに落下して行った。


ビューーーーーーーーーーーーンッ❗……ドバーーーン‼️


〖グプッ‼️……ゴホッゴホッ………〗


 ダイアナは無惨な姿で、息絶えようとしていた。

ダイアナはレオンに心臓を一突き刺れ、全身の骨を折られ、全身打撲、ダイアナの生命の灯が、消えかけ様としていた。

 ダイアナは大粒の涙を流しながら、無意識に氷河龍の名前を呼んでいた。


〖ひ……ひょ………う…………が……り…………〗


 ダイアナは両目をゆっくりと閉じたまま、息絶えました。

ダイアナは女神の姿から、ミカリンの姿へと戻りました。

 ダイアナが死亡した事を確認したレオンは、クスクスと笑っていた。

 ミカリンの体は、血塗れのボロボロ雑巾の様な、無惨な姿になっていた。


アハハハハハハハハーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、

アハハハハハハハハーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、

アハハハハハハハハーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、

ウケるッ❗……'`,、('∀`) '`,、


 レオンの不気味な笑いが止まらない‼️


……分かったか‼️……アバズレ‼️

下級天使が……大天使候補の俺様に勝てる訳がねーーーーだろうが‼️……アハハハハハーーーー'`,、('∀`) '`,、


 ミカリンとダイアナは死んでしまいました。

残されたレオンは地上へと降り立ち、ミカリンの頭を、何度も何度も思いっきり、地面にめり込む迄、強く踏み続けた。


ドンッ❗……ドンッ……❗……ドンッ❗……ドンッ❗

ドンッ❗……ドンッ……❗……ドンッ❗……ドンッ❗


……キャハハハハハハハーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、

ウケる‼️'`,、('∀`) '`,、

ザマーみろ‼️……アバズレ‼️

下級天使のクソッタレめ‼️……'`,、('∀`) '`,、………





………………そんなに……面白いのか❓…………………


 突然、遠くから神々しい透き通った声が響きました。

レオンはキョロキョロして落ち着かない。


……誰だ❓……誰なんだ❓️……( `д´)❓……誰❓️………





……………………全てを見ていたぞ‼️……………………


……何て事だ‼️……ダイアナの報告は誠であったか‼️……


……誰だ❓……誰なんだ❗……この卑怯者め‼️

出てこい‼️……腰抜け野郎が殺してやる‼️…………


……我を殺してやると言った愚か者は、お前が初めてだ‼️

無謀者か愚か者か❓……頭がおかしいのだろう‼️

正気の沙汰とは思えない‼️

我を《卑怯者》と《殺してやる‼️》と言った事を、のちに後悔させてやろうぞ‼️…………


 四次元空間内に、神々しい輝く光が降臨した。

神々しい輝く目映い光は、身長46mのサイズへと急成長していった。


‼️……ま……ま……まさか………そんなバカな❓……


 レオンは冷や汗が止まらない‼️( ´;゜;∀;゜;)

レオンは喧嘩を売った相手が、とんでもない大物だったと知って、神を恐れぬ所業をしてしまったとのちに後悔する事になる。

 レオンは神々に対して、喧嘩を売ってしまったのだ。

四次元空間内に姿を現したのは、紛れもない《大天使ラファエル》でした。


……誰が卑怯者だ❓……我を殺してやるっとほざいておったな❗

さぁ~もう一遍(いっぺん)‼️……言って見ろ‼️(#`皿´)………


 ラファエルは大激怒‼️((( ̄へ ̄井)

両瞳の十字架が神々しい輝く光で輝いていた。


 ラファエルはレオンに問う。


……レオン‼️……貴様は、誰に(そそのか)されたのだ❓️(・_・?)

正直に言え‼️………白状すれば、苦しみの無い《罰》を与えよう‼️……さぁ~答えよ‼️………


 ラファエルの《神の瞳》は嘘を暴き、真実を暴く、《正義の審判》とも言われている。

 ラファエルはレオンを指差した。


……私には嘘は通用しないぞ‼️

レオン‼️……貴様のレベルで《大天使》等に、慣れる訳が無いだろう‼️

《大天使》を舐めるなよ‼️(#`皿´)……


 レオンは観念したのか、震える声でラファエルに全ての告白をした。


……貴族天使の✕✕様……上級天使の✕✕様……上級天使の✕✕様です‼️

本当に申し訳ありませんでした‼️……


 レオンはラファエルに心から詫びた。

ラファエルは、3人の名前を聞いて呆れていた。


……あの3バカトリオか❗

神々を何だと思ってるんだ‼️……あの愚か者共め‼️……


 ラファエルは右手を前にして、指を鳴らした。


パチンッ❗


 ラファエルはレオンの目の前に、3バカトリオが姿を現した。

ラファエルが3バカトリオを、呼び出したのだっだ。

3バカトリオは何が起きたのか、全く理解していない様子。


‼️…ヽ(゜д゜ヽ)(ノ゜д゜)ノ!!…ここは何処❓️(・_・?)

(`Д´≡`Д´)??


 ラファエルはレオンに問い(ただ)した。


……レオン‼️……貴様を唆した愚か者は、コイツらで間違い無いか❓……


……はい‼️……間違い御座いません‼️

ラファエル様‼️……


〈レオン貴様‼️……我らを裏切る気なのか❓〉

〈恩を仇で返しやがって‼️……卑怯者め‼️〉

〈ラファエル様‼️……レオンが喋った事は全て偽りです‼️……我々には全く関係が御座いません‼️

レオンは信用出来ない男‼️……クズ天使ですから‼️〉


 3バカトリオはラファエルに、必死に命乞いをしていた。

レオンは絶句していた。


……神々の面汚し共め‼️……貴様らが犯した大罪を悔いるがいい‼️………滅せよ‼️(#`皿´)……


パチンッ❗


 3バカトリオは一瞬で灰と化かし、煙の様に姿を消し去ってしまった。

レオンは3バカトリオの処刑を間近に見て、大パニック‼️

 レオンは冷や汗が止まらない‼️( ´;゜;∀;゜;)

酷く怯えていた。


……クズ共は消えた‼️……次は貴様の番だ‼️

覚悟は出来てるんだろうな❓……レオン‼️

上級天使の癖に、私から逃げないのですか❓……


 レオンはその場から逃げようとしたが、ラファエルが放つ《覇気(はき)》で、体が全く動かない。

 ラファエルはレオンに、真実を伝えた。


……《無垢な子供達17人》は私が選別した、上級天使以上の力を持って現世に生まれて来た《奇跡の子供達》だったのだ‼️

それを貴様は《無垢な子供達17人》を、虐殺してしまったのだ‼️

《無垢な子供達17人》の尊い命を奪った大罪は、

重いぞ‼️……容赦しない‼️……クズ野郎‼️

私の可愛いダイアナ迄、殺したのだから~どうしてくれようぞ‼️……どんな地獄がお望みか❓……


ギャハハハハハハハハーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、


 レオンは突然、不気味な笑いをし始めた。

レオンは絶対絶命のピンチになり、最悪の展開となってしまった。

 レオンは頭を両手で抱えて、奇声をあげながら、死に物狂いでその場から逃げ出した。


……違う‼️……こんな筈ではなかった‼️……違うんだ‼️


ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


 レオンは精神崩壊、頭が狂ってしまった。


……オレ……オレ……オレは大天使候補だったんだ‼️

ギャハハハハハヾ(@>▽<@)ノ……イヒヒ‼️

俺様は……最強の天使なんだ‼️

こんな所で死んでたまる物か‼️……'`,、('∀`) '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、('∀`) '`,、……ギャハハハヾ(@>▽<@)ノ


ドバンッ❗……ビューーーーーーーーーーーーーッ‼️


 レオンはマッハを越える音速で、飛んで逃げ去ってしまった。

 それを見ていたラファエルは、呆れた顔で見送っていた。


……等々狂ってしまったか❗……哀れだな‼️…………


 ラファエルは冷静だった。

マッハ移動や光の速さで移動しようとも、神々の前では《スローモーション》に見えるからだ。

神々から逃げる事は不可能だったのだ。

 ラファエルはレオンに情けで、7秒間、逃げる猶予を与えたのでした。


……キヒヒィーーーーーーッ❗……ここ迄くれば、逃げきっただろう‼️……ザマーみろ‼️アハハ'`,、('∀`) '`,、


 ラファエルは、レオンの逃げ去った方向へ右手をゆっくりと上げた。


……とっとと消えろ‼️……ゴミクズ野郎‼️…………

2度と生まれ変わる事は、私が許さん‼️

ダイアナや奇跡の子供達の命を奪った大罪、絶対に許さない‼️……死んで詫びろ‼️……ゴミクズ野郎‼️……


 ラファエルは右手から、《浄化の光》光輝く光線を放った。


バキューーーーーーーーーーーーンッ❗


 レオンは不気味な笑いをしながら逃げている途中、《浄化の光》光輝く光線が、レオンを襲った。

 レオンは《浄化の光》光輝く光線に包まれてた瞬間、レオンの体が徐々に消し去ってゆく。


……何だコレは!?……体が……体が……消えていく……

嫌だ‼️……嫌だ‼️……死にたくない‼️……死……に……


 ラファエルはレオンの魂を、この世から完全に消し去ってしまいました。


……愚か者め‼️……人間の《命》は尊いんだ‼️

何故❓️(・_・?)……それが分からないんだ‼️……


 ラファエルはレオンを処刑後、真下で死んでいるミカリンを発見した。


……《月の女神ダイアナ》よ‼️……死んではいけない‼️…


 ラファエルは全体を輝かせながら、ゆっくりと小さくなっていく。

 ラファエルの身長は170cm迄、縮んだ。

ラファエルは膝を付き、ミカリンの髪を愛おしいそうに、優しく撫でていた。


……待っていなさい‼️……今助けますからね‼️♡……


 ラファエルは右手の人差し指から《神々の(しずく)》を出して、ミカリンの心臓に1滴を垂らした。


ピューーーーーーーーンッ❗……ポチャン‼️


《神々の雫》はミカリンの体全体を光輝き、致命傷だった傷さえも治癒し、ミカリンの体を完治させたのでした。

 ラファエルは優しくダイアナの名前を、呼んでいた。


……ダイアナ‼️……ダイアナ‼️……しっかりしろ‼️……


 ダイアナは遠くの方から、神々しく暖かい感じがする、不思議な透き通った声が聞こえて来た。


……ダイアナ‼️……ダイアナ‼️……しっかりするのだ‼️

起きるのだ‼️……ダイアナ‼️……ダイアナ‼️……


 ミカリンはダイアナへと代わり、ダイアナは気が付いたのか、ゆっくりと目を開いていった。

 ダイアナが目にしたのは、紛れもなく《大天使ラファエル》の姿を見た瞬間驚き、立ち上がろうとしたが、ダイアナの体はラファエルに押さえられた。


……さっき迄、死んでいたんだぞ❗

余り無理をするではない‼️……ダイアナ‼️…………


 ダイアナはラファエルの命令に従い、ジッとしていた。

ラファエルはダイアナにある事を告げた。


……ダイアナ‼️……君の命を助ける為、《神々の(しずく)》を使ってしまった‼️

この意味分かるかい❓……ダイアナ‼️(。・´_`・。)……


 ラファエルは神々しい光を、全身に包み込み、ダイアナを見つめていた。


……ダイアナ‼️……次に死んでしまった場合、蘇る事は出来ない‼️

受肉体の天使に対しての《神々の雫》回数は、1回のみと決まってるんだ❗……本当に済まなかったね‼️……


 ラファエルはダイアナに頭を下げて、心から詫びていた。

ダイアナは寝たままの状態で慌てていた。


〖ラファエル様‼️……謝らないで下さい‼️

レオンを甘く見ていたわたくしが、一番悪いのです‼️

わたくし見たいな《下級天使の命》を助けて頂き、誠に有難う御座いました‼️〗


 ダイアナは最高の笑顔で、ラファエルに答えた。

ラファエルは安堵したのか、突然、全身が光輝き、元の大きさに戻りました。


……私の可愛いいダイアナよ❗……《奇跡の子供達》の最後の生き残り《氷河龍》を死守せよ‼️……


 ダイアナは立ち上がり、膝を付いて、頭を下げて、ラファエルに忠誠を誓ったのでした。


〖与えられた使命‼️……確かに(うけたまわ)りました‼️

私の命に代えても、《氷河龍》ちゃんの命を、《死守》します事を誓います‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〗


……頼んだぞ‼️……《月の女神ダイアナ》よ‼️……


 ラファエルは四次元空間を解除して、ダイアナをお姫様抱っこしたまま、病院へテレポートし、氷河が眠っている隣のベットに、優しくダイアナを寝かせました。


……《月の女神ダイアナ》……後は頼みましたよ‼️……


 ラファエルは神々しい光の玉となり、天へ帰ってしまいました。

 ダイアナは変身を解除し、ミカリンへと戻りました。


【大変な1日でしたね‼️……氷河ちゃん‼️♡】


 ミカリンは疲れてるのか、いつの間にか、眠ってしまいました。



 翌朝、ミカリンが起きると目の前に3人の看護師達が、鬼の形相で大激怒していた。


〈これはどう言うつもりですか❓️(・_・?)

使ってないベットを勝手に使用する等、あってはならない行為ですよ‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〉

〈この子は誰ですか❓️(・_・?)……病院はホテルではないのですよ❗……分かりますか❓〉

〈何なんですか❓️(・_・?)……あなた方は❓️〉 


【本当に御免なさいーーーーーーーーーー‼️】


 ミカリンは飛び起きて、氷河を抱っこして咄嗟に、逃げ去ってしまった。

残された看護師達は互いの顔を見てから……。


〈捕まえろ❗……逃がすなーーーーーーーー‼️〉


 ミカリンの背後から、鬼の形相で追っ掛けて来た。


【悪気はなったの❗……許して下さい‼️】


〈許さない‼️……折角ベットメイクしたばっかりなのに、何て事をしてくれるんだよ❗……この女は‼️〉

〈仕事を増やすな❗……バカ女‼️〉

〈待てーーーーーーーーーーーーーッ‼️……捕まえろ‼️

ベット代を支払って貰うからね‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〉


ドタバタドタバタ……ドタバタドタバタッ❗

ドタバタドタバタ……ドタバタドタバタッ❗


 ミカリンに抱っこされた氷河が目覚めた。

氷河が目にしたのは、鬼の形相した看護師達が大激怒して、追い掛けて来る。

 次から次へと、大激怒した看護師達が混ざって、数を増やしていった。


【だから‼️……誤解何だってばッ❗

もう許してちょーだい‼️……イヤーーーーーーーーー‼️

勘弁して‼️……鬼ババァが追っ掛けて来るーーーー‼️】


〈誰が鬼ババァだ‼️……ヽ(♯`Д´)ノコリャーッ‼️〉 


 ミカリンが火に油を注ぐ発言をしたせいで、看護師達がヒートアップした。

 看護師達が、鬼の形相でミカリンを捕まえようと猛ダッシュして来た。


〈ベット使用料を踏み倒した女を捕まえろ‼️〉

〈待ちなさい‼️……料金踏み倒し女‼️(゜Д゜#)〉

〈この悪党女‼️……天誅だ‼️〉


 死に物狂いでミカリンを捕まえようとする看護師達を見て、氷河は大笑いしていた。


ドタバタッ❗……ドタバタッ❗……ドタバタッ❗

ドタバタッ❗……ドタバタッ❗……ドタバタッ❗


『アハハハハハハハーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、』


【氷河ちゃん❓️(・_・?)】


『面白いね❗……ミカリン‼️……鬼ごっこ❓

ミカリン‼️……逃げまくれ❗……ミカリン‼️

逃げろーーーーーーーーーーーッ❗……ミカリン‼️』


【氷河ちゃん‼️……じゃあ~掴まってて、逃げ回るから‼️】


『行けーーーーーーーーーーーッ❗……ミカリン‼️』


 氷河とミカリンは、看護師達から逃走中‼️

病院内は騒かしくなった。

 次から次へと看護師達が、ミカリンを捕まえ様とするが、のらりくらりと避けてゆく。


〈これじゃ~ラチがあかない❗……警備員を呼んで‼️〉


 体育系のアメフトしていた警備員達が、ミカリンの鬼ごっこに加わった。

 ミカリンは冷や汗が止まらない‼️( ´;゜;∀;゜;)

それでも逃げ回るミカリン達。

 ミカリンは次々と襲って来る看護師達や警備員達の攻撃を、紙一重でスラリと(かわ)した。


『ミカリン‼️……凄ーーーーーーーーーーーーーい‼️』

【楽しんでる❓……氷河ちゃん‼️】

〈ヽ(♯`Д´)ノコリャーッ❗……待てーーーーーーー‼️〉

『ミカリン‼️……カッコイイ‼️( ☆∀☆)』


 ミカリンが逃走中の姿を見ていた看護師長が、大激怒してミカリンの元へと走って行った。


〈ここは病院ですよ‼️……鬼ごっこをするとは、絶対に許せません‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〉


 看護師長が素早い動きで、ミカリンを捕えようと猛ダッシュ。

看護師長のドス黒いオーラを、漂わせていた。


〈絶対に捕まえてやる‼️……(#`皿´)〉


 遠くへ逃げたミカリンは、逃げ切ったと思い、誰もいない廊下で、氷河を降ろした。

すると……ミカリンの背後に気配を感じた瞬間、ミカリンは何者かによって巴投げされ、投げ飛ばされていた。


ドスンッ❗……【痛ーーーーーーーーーーい‼️】


 ミカリンは一瞬の事で、何が起こったか、分からなかった。


『ミカリンーーーーーーーーーーーーーー‼️』


 氷河はミカリンに駆けつけた。

氷河は心配そうに、ミカリンを見つめていた。


〈病院内で走る事は、原則禁止です‼️(#`皿´)〉


 ミカリンの隙をつき、巴投げした者は《看護師長》でした。

 ミカリンは観念した表情をしていた。


【参りました‼️……降参します‼️】


 ミカリンの後を追っ掛けて来た看護師達と警備員達に看護師長は大激怒し、デビルの睨みを利かせた後、怒鳴った。


〈この大馬鹿野郎ーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉


 氷河はビックリして、両耳を手で押さえた。

看護師長の大激怒に、恐れをなす、看護師達と警備員達。

 看護師長は病院内では、お局様的な存在で、一番逆らってはいけないとされている。

 お局様は滅多に激怒しない事で、有名だったからだ。

そんなお局様を大激怒させてしまった事に、看護師達と警備員達の心は尻込みした。

 お局様の怒りが収まらない。


〈お前達‼️……仕事をサボって、何をしているのかな❓️(・_・?)〉


 お局様の顔は笑っているが、両手でボキボキッ❗と鳴らしながら、看護師達と警備員達に近づいて行った。


〈私に殺されたいらしいなッ❗……かかってこんかい‼️〉


 お局様の怒りが大爆発‼️


ドスンッ……❗(背負い投げ)

ドスンッ……❗(体落とし)

ドスンッ……❗(大内刈り)


 体育系の警備員3人達を、次々と柔道技をかけていった。

生き残った警備員が、ゆっくりと後退りしてゆく。


〈すみません……本当にすみま………〉


ドスンッ……❗(巴投げ)


 お局様は生き残った警備員を、巴投げで投げ飛ばした。

お局様は黒帯で柔道7段の腕前でした。

お局様は次の獲物を、看護師達がターゲットになっていた。

 看護師達は怯えながら、後退りしてゆく。


〈看護師長‼️……本当に御免なさい‼️〉


 看護師達が一斉に、看護師長に謝罪した。


〈サボりたい奴が居るか❓……投げ飛ばしてやる‼️〉


 看護師達は看護師長に深く詫びた後、持ち場へと戻る為、猛ダッシュで帰って行った。


〈病院内を走るな‼️〉

〈はい❗……すみません‼️〉


 看護師達と警備員達が一斉に逃げ出した後、ミカリンはゆっくりと起き上がり、笑みを浮かべていた。


【あんた強いね❗……負けたよ‼️

投げ飛ばされたのは、生まれて始めてだったよ‼️】


〈あなた……何で❓……看護師達と警備員達に追われていたの❓️(・_・?)

理由を聞かせてくれるかい❓️(・_・?)〉


 看護師長は仁王立ちで威嚇している。

ミカリンは看護師長の態度を見て、素直に白状した。

 看護師長はミカリンの話を聞いて、ホッとしたのか、苦笑していた。


【看護師長さん……業とではありません‼️

それだけは信じて下さい‼️】


〈話は理解した‼️……だけど、ベットメイク済の病院のベットは、患者さんの為にある物なの❗

病院ベットは無料では無い事だけは、理解して頂きたいね‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

勝手に使われては困ります‼️

2度とバカな真似はしないと、約束が出来るか❓〉


【約束します‼️】


 ミカリンは看護師長に、心から謝罪した。

看護師長のお付きの者が、ミカリンを責め立てる。


〈料金踏み倒し女ですよ‼️……許してはいけません‼️

お局様‼️……(ノ`△´)ノ〉


〈お局様って言うな‼️……とても不愉快だ‼️〉


 看護師長はお付き者の発言に、機嫌が悪い。

看護師長は、ミカリンの手に取り、ミカリンを立ち上がらせた。

 お付き者は、看護師長に突っかかって来た。


〈看護師長‼️……何で❓️(・_・?)……この悪党女を許すのですか❓

看護師長がやらないなら……私がやります‼️〉


〈何をする気なの❓……辞めなさい‼️〉


 バキンッ……❗


 看護師長が止めたにも関わらず、お付き者は無抵抗なミカリンの右頬を、思いっきりブン殴った。

即座に看護師長が、お付き者を捕えた。


〈何をしているの❓……無抵抗の女性を思いっきりブン殴る何て、正気ですか❓!Σ( ̄□ ̄;)〉


 遠くの方から見ていた園長が、ブチ切れた。


スタスタッ❗……スタスタッ❗……スタスタッ❗


 理事長がゆっくりと歩きながら途中から、猛ダッシュして、ミカリンに駆け付けた。

ブン殴られたミカリンの口から、血が流れていた。

ブン殴られた時、口唇を切ってしまったらしい。

 ミカリンは強烈にブン殴られても、反撃して来なかった。


〈悪党女‼️……どうせッ❗…陸でなしの両親に育てられたから常識が無いのよ❗……クズ女‼️(#`皿´)〉


 看護師長を突き飛ばしてから、もう1発、ミカリンの左頬を思いっきりブン殴った。


バキンッ……❗


〈お前みたいなクズ女は、さっさと死んじまえ‼️〉


 お付き者はミカリンに連続攻撃をしようとした瞬間、殴る拳を突然、誰かに掴まれた。


〈いきなり何すんだよ❗…触るな❗……デブメガネ‼️〉


 お付き者の殴る拳を掴んだ者は、紛れもない園長だった。

 園長は無抵抗のミカリンに対して、ブン殴ったお付き者に大激怒‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

 看護師長は園長の顔を見て絶句。

看護師長は冷や汗が止まらない‼️( ´;゜;∀;゜;)


〈離せ❗……デブメガネ‼️……離せと言ってるんだ❗

デブメガネ‼️……クソジジィが‼️(#`皿´)〉


 園長は看護師長を見てから、深いため息をついた。


【看護師長‼️……この女性は教育がなってませんね❗

無抵抗の女性をブン殴るとは、どう言うつもりなのかね❓

よくも私の可愛い♡大切な娘の《ミカリン》を、2発もブン殴ってくれたね‼️(# ・`ω・´)

どうしてくれようか~❓…覚悟は出来てるのかね‼️】


 理事長は大激怒した‼️……(#゜Д゜#)ブチギレた‼️


〈………………………………〉


 看護師長は沈黙。( ´;゜;∀;゜;)

お付き者は、看護師長に言い寄った。


〈看護師長‼️……このクズ女と共に、デブメガネを成敗しましょう‼️〉


 看護師長は青ざめていた。( ´;゜;∀;゜;)


〈‼️……娘だと❓️あんたが(ろく)でなしの親かい❓

このデブメガネのクソジジィが‼️〉


【ミカリンは私の命よりも《大切な娘》だ‼️

何だね❗君は❓…何か文句あるか‼️……((( ̄へ ̄井)】


 理事長は普段見せない、メチャクチャ怒っている表情で、お付き者を睨んでいた。

看護師長はお付き者に対して、耳打ちした。


〈このお方は《病院の理事長》をしている、メチャクチャ偉い人だよ‼️

大手玩具株式会社の会長でCEO、○○グループの会長でCEOをしてらっしゃる……重鎮の偉い方です‼️〉


〈こんなデブメガネが病院の理事長❓

そんなバカな‼️……信じられない‼️

こんなデブメガネが、病院の理事長な訳があるか‼️

嘘を言わないで下さい‼️……お局様‼️〉


〈本当にこの方が、病院理事長(・・・・・)なんですよ‼️〉


 看護師長は真っ青になりながらも、お付き者にこれ以上の暴言を辞める様、注意しました。


〈嘘だ‼️……信じないぞ‼️〉


〈理事長に謝罪しなさい‼️……お付き者‼️

これは最後通告です‼️……理事長に謝りなさい‼️〉


 お付き者は理事長に謝罪せず、後退りしながら、壁に背中から張り付いた。


〈ふざけんじゃねーよ❗……私は認めない‼️

お前みたいな醜いデブメガネが、病院の理事長であるはずが無い‼️〉


〈お付き者‼️……これ以上の暴言吐くのは…………〉


 看護師長がお付き者に注意していた時、理事長は右腕を上げて、看護師長に辞めるよう合図した。

 理事長の心の中は怒り狂い、お付き者の顔を思いっきり殴ってやりたかったが、お付き者を殴ったら、お付き者と同じレベルのクズ野郎になると悟ったからだった。

 理事長は怒りを押さえながら、お付き者に天誅を下す。


【看護師長‼️……今日から《お局様》制度を廃止❗

お局様発言した者は、直ちに《クビ》‼️

お付き者は今日付けで《クビ》です‼️( ・`д・´#)

異論あるかね❓……看護師長‼️】


〈異論あります‼️〉

【何かね❓……看護師長❓️(・_・?)】

〈私も《クビ》にして下さい‼️〉


 看護師長は理事長に深く頭を下げて、心から謝罪していた。

〈私のせいです‼️……監督不行き届きです‼️

それに……理事長の大切な娘さんを、私は巴投げして投げ飛ばしてしまった‼️

本当に申し訳ありませんでした‼️

直ぐに辞表を出します‼️……済みませんでした‼️〉


 看護師長はその場で正座して、土下座して謝罪しました。


【頭を上げて下さい‼️……看護師長がいないと病院が上手く回りませんので、辞めて貰っては困るよ❗】


〈理事長‼️……私は続けて良いのですか❓〉


【当たり前でしょ❗……看護師長は病院にとって、なくてはならない存在なんだからね‼️(⌒‐⌒)】


〈私は……私は…………〉


 理事長は看護師長の両肩を、ポンポンと軽く叩いた。


〈理事長‼️…………( ´,_ゝ`)〉


 看護師長は理事長に、深々とお辞儀をした。

お付き者は神頼みポーズで、理事長に許して貰おうとしたが、理事長の気持ちは変わらなかった。


【まだ居たの❓……暴力行為をする奴は、私は大嫌いだ‼️

さっさとこっから出て行けーーーーーーーーッ‼️】


 お付き者は慌てふためく。

大急ぎで、その場から去ってしまった。


〈あのデブメガネ‼️……必ず、復讐してやるからな‼️

アハハハハハハハハーーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、〉


 看護師長は理事長の決断を支持しました。


【《お局様》制度廃止はOKですか❓】


〈私も耄碌(もうろく)した者です‼️

《お局様》と言われて私は天狗になっていました❗

心から反省しています‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〉


【君は《お局様》ではなく、今日からは《医療スペシャリスト》と名付けよう‼️

《医療スペシャリスト》呼ぶと良い❗…看護師長‼️】


〈理事長‼️……有難う御座いました‼️〉


【今後の活躍を期待しますよ‼️……看護師長‼️】

〈分かりました‼️……理事長‼️〉


 看護師長は理事長に深く頭を下げた後、ナースステーションへ戻って行った。

 ナースステーションに戻った看護師長は、ナース達を集合させた後、理事長のお考えを全て伝えました。

 看護師長はお付き者が、理事長によって《クビ》になった事をナース達に伝えた。

すると……看護師達は一斉にジャンプして、喜びを爆発させていた。


〈ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️〉


 看護師達は一斉に歓喜が湧いた。

お付き者が余程、皆に嫌われていたらしい。


〈意地悪な小姑がいなくなって嬉しいな‼️〉


〈パワハラ・セクハラの悪女が、いなくなってとても嬉しい‼️〉


〈嫌な奴が居なくなって、働きやすくなりそう‼️♡

メチャクチャ嬉しいです‼️……看護師長‼️( T∀T)〉


〈仕事を邪魔した悪女が、消えて嬉しいな‼️〉


〈ではッ❗……仕事に戻りなさい‼️〉


 ナースステーションに居たナース達が、一斉に仕事場へと戻って行った。


 危篤の早苗が、徐々に回復へと向かいました。

輝も回復へ向かい、早苗より早く退院する運びとなりました。

 輝は早苗を園長とミカリンに任せ、氷河と共に家に帰った。

 早苗が帰って来ると信じて、輝が始めたのは部屋の片付けと、部屋の掃除でした。

氷河も輝を手伝おうとするが、輝の足を引っ張るばかりで、逆に散らかしてしまう始末。


『御免なさい‼️……父さん‼️』

〖龍ちゃん‼️……有難うね‼️♡〗


 輝は手伝おうとする氷河の気持ちが嬉しかった。

輝は氷河を叱らず、一緒に部屋の掃除をし始めた。

 氷河は漸く、掃除の仕方のコツを掴み、スピードが早くなっていった。

 輝は掃除と片付けが終わった後、ポケットカードで、氷河とポケモンバトルが始まった。

氷河は輝に負けても、泣かなくなった。

 次のポケモンバトルで、氷河の必殺技が決まり、輝に勝った時の氷河は、大喜びして万歳した。


『ヤッターーーーーーーーーー‼️……やっと勝てた‼️』


 氷河と一緒にポケモンバトルがする事が、輝にとってはとても幸せな時間だった。

 ポケモンバトルがヒートアップする中、夜の18時を過ぎていた。


〖しまった‼️………食事の支度と、龍ちゃんをお風呂に入れてあげなければならない‼️(゜O゜;〗


 輝は慌てて、お風呂のスイッチを押した。


ピコンッ……❗


 食事の献立に、頭を悩ませていた。

輝は主婦が毎日、3食の食事を作る事や、献立を考える事の大変さが身に染みた。


〖(早苗の料理は旨いし、美味しい‼️

もう……料理に対して、ケチ付けるのは辞めよう‼️)〗


 輝は早苗の有難味(ありがたみ)が、染々と分かってきた。

輝は早苗の存在の大きさに、今さら気付く。

輝は晩御飯の献立を考えていたが、輝の脳が爆発し、煙が出ていた。


ドバンッ❗……プシューーーーーーーーーーッ❗


〖(献立を考えるのに、こんなに大変だったとは、夢にも思わなかった‼️(´⊂_`;))……主婦は大変だ‼️〗


 輝は考えた末、デリバリーピザを注文する事に決めた。


『ピザだ‼️……ピザが大好きだ‼️(ゝω・´★)♡』


〖龍ちゃん‼️……御免なさい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ

次回は父さんが頑張って作るから、今日だけデリバリーピザで、許して欲しい‼️〗


『大歓迎だよ❗……父さん‼️』


 数分後、デリバリーピザが配達されました。


〖ピザが来たぞ❗……龍ちゃん‼️〗

『ピザだ‼️……ヤッターーーーッ‼️』

〖龍ちゃん‼️……お手てを洗って来なさい‼️〗

『ハァ~~イ‼️』


 氷河は大喜び‼️( ☆∀☆)

準備が出来た氷河は、待ち切れない気持ちで、ピザを見つめている。


〖まだだよ❗……まだだよ❗……父さんが手を洗って来る迄、待ってくれるかい‼️(^з^)-☆〗


 氷河はいまか、いまかと落ち着かない様子。

輝が手を洗ってリビングルームに入った途端、リビングルームはピザの美味しい匂いが漂っていた。

美味しそうな匂いで、氷河は空腹でお腹がなった。


〖そろそろ……食べようか❗……頂きます‼️〗


 氷河と輝は、無我夢中でピザを頬張る‼️


パクパクッ……❗パクパクッ……❗パクパクッ……❗


『旨い‼️……美味しいね❗……父さん‼️』


〖激ウマ‼️(*≧з≦)……ピザは最高だね‼️(^○^)

龍ちゃん‼️……ゆっくりと食べようね‼️(^o^)v〗


 氷河と輝は美味しそうに、次々とピザを食べまくっていた。


 翌日の昼間はコンビニ弁当。

輝は料理をするのは初めて、料理は人生で始めての挑戦だった。

 夕食の献立は……カレー。

輝はまな板で食材を包丁で切るが、慣れてないのか、切り方は雑でサイズがバラバラ。

それでも、必死に調理に専念する輝。


トントントンッ……❗トントントンッ……❗


 輝の食材をまな板で、豪快な男の料理をする姿を見た氷河は、輝の料理する姿がカッコ良く見えた。

 氷河はキッチンに小さな椅子を置いた後、椅子の上に乗って、料理の手伝いをすると言い出した。

 輝は氷河と一緒に共同作業で、《ニンジン(輝が担当)じゃがいも(氷河が担当)》は乱切り、《玉ねぎ》を輝が細かく薄切りにする。

 カレーの肉は鶏モモ肉で輝が、一口大の角切りしてから、カレーのルーを入れた。

 輝と氷河の共同作業による、初めての料理がカレーでした。

 輝はお玉でかき混ぜながら、カレーを煮込んでいる。

それを氷河は、体を乗り出して、カレーの鍋の様子をニコニコしながら、眺めていた。


〖大丈夫‼️……YouTube動画で、カレーの作り方を学習したから、問題無いはすだ‼️

大丈夫だよな❓️(・_・?)〗


 輝はカレーの作り方を思い出し、カレーの手順の順番を再確認していた。

 カレーの煮込み時間は15~20分間煮込んで、漸く輝と氷河のカレーが出来上がり。


〖カレー出来たよ❗……龍ちゃん‼️

皿はこっちの棚にあるぞ❗……ご飯は炊飯器を開けてから、よそってくれるかい❓〗


 氷河は炊飯器の開け方を知らなかった。

氷河は悪天苦闘している姿を見て、輝がニコッと微笑みながら、氷河に炊飯器の開け方を教えた。

 テーブルの上には、氷河と輝のカレーライスが置かれていた。


〖龍ちゃん‼️……父さんと一緒に手を洗おうか‼️

まず石鹸を手に付けてから、両手をゴシゴシとした後、水で洗い流そうね‼️(*^o^)/\(^-^*)〗


『うん❗……分かったよ‼️……父さん‼️』


 氷河が輝の事を《父さん‼️》と呼ぶ度、号泣してしまう輝。


〖龍ちゃん‼️……有難うね‼️("⌒∇⌒")〗


 輝は氷河龍が、我が家に来てくれた事が嬉しかった。

氷河龍は可愛いし、クールなイケメン顔だから、自慢の息子が出来て、本当に嬉しかった。( 〃▽〃)


〖では……頂きます‼️♡(⌒‐⌒)♡〗


 氷河はカレーライスのルーをスープンで掬った時、ニンジンが3つ並んだ状態で出てきた。


〖‼️…… ゜ ゜ ( Д  )アッ❗……それは………その…〗


『‼️……!Σ( ̄□ ̄;)ハァ~ッ‼️……クスクス‼️…………

アハハハハハハハハーーーーーーー'`,、('∀`) '`,、』


〖笑うな❗……偶々だよ‼️……た・ま・た・ま・な‼️〗


 氷河は大爆笑'‼️`,、('∀`) '`,、

輝は照れながら、偶然だと言いはる。

 カレーライスの味は薄いし、塩っぱい。

どうやら……輝はカレーライスのルーをいれる前に、間違った調味料を入れてしまったらしい。


『薄いし塩っぱい‼️……マズイ((ヾ(≧皿≦メ)ノ))』


〖そんな馬鹿な‼️……YouTube動画を見て作ったんだ‼️……マズイ訳が………アレッ❓……( ´;゜;∀;゜;)❓〗


 輝がカレーライスを一口食べた途端、冷や汗が止まらない‼️

〖マズイな❓……アレッ❓️(・_・?)……おかしいな❓〗

『父さん……料理の点数は0点だからね‼️(#・∀・)』


〖次は頑張るからね❗……今夜もデリバリーピザにしようか❓……龍ちゃん‼️♡(^_^;)〗


『ヤッターーッ❗……ピザだ‼️(^з^)-☆』


 輝は自分の料理のセンスの無さに、ショックを受けていた。

 輝はこのままではいけないと、恥をかく覚悟で料理教室へ通う事と決めた。ハァ~( -。-) =3


 次の日の朝、輝は理事長に相談し、《社員専用の保育所》が出来る迄の間、輝か早苗が仕事が終わる迄、氷河は園長の孤児院施設に預かる事になったのでした。

 

〖行ってくるね‼️……龍ちゃん‼️〗

『行ってらっしゃい‼️……父さん‼️』


 輝は勤務先へ向かいました。

園長は氷河龍と氷河夫妻との関係が、順調だった事にホッとしていた。




 その頃……知らない場所で、不穏な動きをする不審者が現れた。

 不審者は《とても恐ろしい計画》を、実行しようとしていた。

不審者は闇サイトで、危険な人物と秘密裏に取引をしていた。



……建物を吹き飛ばす《大型爆弾》が欲しいんだけど、あるのか❓️(・_・?)……


〈あるぜ❗……何処を吹き飛ばす気だ❓️(・_・?)〉


………それは教えられない‼️……(^ω^#)

強力な《大型爆弾》が欲しいんだけど‼️

出来る❓……出来ないの❓……どっちなの❓……


〈金はあるのか❓️……金が無いなら、帰んな‼️〉


……金はある‼️……いくら欲しいの‼️( ;゜皿゜)ノシ……


〈これは遊びじゃないぜ❗……本気か❓️(・_・?)〉


……本気だよ‼️……闇サイトで《大型爆弾》を製造が出来る奴は、あんただと聞いた❓️(・_・?)……頼むよ‼️

本物の《大型爆弾》が欲しいんだ‼️★(ФωФ)★

殺傷能力アップに大量の釘を、《大型爆弾》の中に入れてくれよな‼️

あんたが出来ないなら、他の人に頼むけど………。

《不発爆弾》は勘弁してくれ‼️

金を払うから、歴史に残る最高傑作の《殺傷能力の高い大型爆弾》を作ってくれよ‼️★(ФωФ)★……


〈分かった《大型爆弾》を作ってやるよ❗

値段は《1000万円》だ‼️

現金を指定ロッカーに入れろ‼️

3日後、《大型爆弾》を指定ロッカーに置いていく。

使用の注意の紙も同封してやるから、俺の最高傑作の《大型爆弾》を使ってくれよ‼️……ദ്ദി^._.^)♡

ドカンと派手に吹き飛ばせばいいさ‼️( ノ^ω^)ノ♡


最後に……聞いてもいいか❓️σ(^_^;)?

《大型爆弾》を何に使うんだ❓️(・_・?)

怨恨か❓…恨みか❓…あんたは誰を殺したいんだ❓

ただ……人を殺したい快楽殺人者か‼️(*゜▽゜)_□

《サイコパス》なのか❓️(・_・?)〉


…………それは……秘密です‼️★(ФωФ)★…………


〈(イカれた奴だぜ‼️)ちゃんと金を払えよ‼️〉


…………《大型爆弾》製造は頼んだよ‼️…………


〈任せておけ‼️……前から使って見たかった《ブツ》があったから、丁度良かったぜ‼️

楽しみに待っているがいいさ‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎ウフフフ……〉




 3日後の夕方頃、孤児院施設へ宅配業者が、配達に来訪して来た。


ピンポンッ❗


 対応したのは事務員でした。

荷物は着払いで、《園長宛》で届いていた。

 事務員は配達業者に料金を支払った後、荷物を受取りました。

 荷物は四角い段ボールで、長さは30x20の大きさだった。

事務員はそのまま理事長室へと向かいました。

 事務員は理事室の前に着いた後、ノックした。


コンコンッ……❗


〈理事長‼️……居ますか❓〉


【はい‼️……居るよ‼️……どうしたんだい❓️】


〈着払いの段ボールが届いていますよ❗〉


【着払いの段ボール❓️……誰だろう❓️(・_・?)

心当たりが無いんだけど、親戚か友人からのプレゼントかな❓……入ってくれたまえ‼️】


〈はい‼️……分かりました‼️〉


 事務員が段ボールを持って、理事長室に入って来た瞬間、ミカリンは《嫌な予感》がした。

事務員は段ボールを理事長のデスクに置いてから、理事長室を後にした。

 段ボールは理事長のデスクのど真ん中に、置かれていた。

園長は大量の書類に目を通し、サインを続けている。


 ミカリンの体の中に居るダイアナが、イチ早く、《死のオーラ》を感じ取り、ミカリンに命の危険を知らせた。


〖(ミカリン‼️……《死のオーラ》を感じます‼️

嫌な予感する‼️……最悪な事態が起きる前触れ❗

❗❗❗……これは❓……マズイわ❗……ミカリン‼️

《死のオーラ》を感じる場所……理事長室ですわ‼️

ミカリン‼️……早く《園長》を止めて下さい‼️)〗


【分かった‼️……ダイアナちゃん‼️♡……有難う‼️】


 ミカリンは理事長室へ猛ダッシュする。


【間に合ってくれ‼️……父さん‼️……死なないで❗

父さんーーーーーーーーーーーー‼️】


 理事長は書類の作業が一段落し、やっとサイン攻めから解放され、一息ついていた。( -。-)ハァ =3

 理事長の目の前には、今日届いたばかりの段ボールが、置かれていた。

 理事長は段ボールのガムテープをゆっくりと外していく中、ミカリンが突然、理事長室へ乱入した。


【ダメ‼️……ダメーーーーーーーーーーーーーー‼️

父さん‼️……段ボールに触らないで‼️】


【ミ……ミ……ミカリン❓️(・_・?)……どうしたの❓】


 ミカリンは後1歩、遅かった。

理事長はガムテープを全て取り除いた後、段ボールを開けてしまっていた。


【父さん‼️……段ボールに触らないでと言ったのに‼️】


 理事長は段ボールを開けた瞬間、辺り一面、眩い光の閃光がはしった。


ピカーーーーーーーーーーーーーーーーッ……❗


【あっ❗……死んだな‼️】


 理事長は死を覚悟しました。


〖(‼️……仕方がないですわね‼️……ᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ♡

貸しにしとくわよ‼️……ミカリンちゃん‼️♡( °∇^)])〗


 《大型爆弾》が作動した瞬間、瞬時ミカリンは強制的にダイアナに交代、ダイアナは咄嗟に時間を止める魔法を唱えた。

 ダイアナのお陰で、理事長室内の時間が止めた。

ダイアナは園長が段ボール開ける前迄、時間を戻す《時の魔法》を唱えました。

 時間が巻き戻されてゆく。

理事長が段ボールに触る前迄、時間が巻き戻された後、再び、時間を止める魔法を唱えたダイアナ。


【(ダイアナちゃん‼️……父さんに怪我は無い❓)】


〖(大丈夫だよ‼️……ミカリンちゃん‼️♡

ミカリンちゃんのお父様の命に別状は無いわ❗

どうやら……段ボールの中身は《大型爆弾》が、仕掛けられているみたいですわ‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

《大型爆弾》が爆発したら、孤児院施設のみならず、周辺の建物さえも吹き飛んでしまう程、殺傷能力が高い、とても危険な《大型爆弾》ですわね‼️

(#`皿´)

理事長が段ボールを触る前迄、時間を戻す魔法を唱えたから、安心して下さいね‼️♡(ゝω・´★))〗


【(有難う‼️……ダイアナちゃん‼️♡

《大型爆弾》はどうするの❓️(・_・?))】


〖(後はわたくしに任せて下さい‼️♡

ミカリンちゃん‼️……♡ᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ♡

大事なお願いがありますの❓)〗


【(何でも言って‼️……出来る範囲なら協力を惜しまないわ‼️……ダイアナちゃん‼️♡)】


〖(私の受肉した人間が、ミカリンちゃんで本当に良かったですわ‼️……♡(*^-^)/\(*^-^*)♡)〗


【(こちらこそ❗……ダイアナちゃんに出逢えて、天使の《友達》になれたんだもん‼️……嬉しいよ‼️♡)】


〖(《大型爆弾》は私が責任持って処分するから、当分の間だけ、ミカリンちゃんの体を貸して下さい‼️

みんなの命が掛かってるの❗

力を貸して下さる❗……ミカリンちゃん‼️♡)〗


【(みんなの命を守る為なら、協力します‼️)】

〖(じゃあ~行くわよ❗……ミカリンちゃん‼️♡)〗

【(はい‼️……ダイアナちゃん‼️♡)】


パチンッ……❗


 ダイアナは時間を止める魔法を、解除しました。

理事長が段ボールを触ろうとした瞬間。


〖ダメ‼️……ダメーーーーーーーーーーーーーー‼️

父さん‼️……段ボールに触らないで‼️〗


 理事長は突然、目の前にダイアナが、居た事にビックリしていた。


【わっ❗……どうしたの❓……ミカリン❓️(・_・?)】


〖段ボールの中に、《大型爆弾》が仕掛けられていますの‼️……( ・`ω・´)〗


【《大型爆弾》❓️……嘘❓………ヽ(;゜;Д;゜;; )

ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗】


 理事長はその場から逃げ出し、部屋の隅っこに避難していた。

理事長は《大型爆弾》と聞いて、大パニックになっていた。…………((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル


【何で❓……命を狙われなきゃいけないんだ❓】

〖心当たりはありませんか❓〗

【心当たりは無い‼️……何故なんだ❓( ´;゜;∀;゜;)】


 理事長はミカリンの異変に気が付いた。


【ミカリン❓……ミカリンだよね❓️(・_・?)】


 理事長はミカリンの姿に、驚きを隠せない様子。


【(ミカリンの体が光のオーラに包まれている❓

これは一体❓……どう言う事だ❓️(・_・?)

それに……ミカリンの両瞳は、《光輝く黄金の光》で輝いている❓……これはまるで……別人の様だ‼️)】


 理事長は恐る恐る、ダイアナに話し掛けた。


【君は私の娘……ミカリンなのか❓️(・_・?)】


 ダイアナは《大型爆発》処理の為、《大型爆弾》を氷魔法で全体を凍らせ、防御バリアを張って、《大型爆弾》が爆発するのを防いだ。

 理事長は《大型爆弾》を氷魔法で凍らせてるのを見て、真っ青な表情で、腰を抜かしてしまった。

( ´;゜;∀;゜;)

 理事長は青ざめている。

理事長は青ざめながら、ミカリンに話した。


 ダイアナは沈黙していた。


【ミカリン……ただの悪戯(いたずら)ではないのか❓️(・_・?)】


 ダイアナは首を、左右を振って否定した。

Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)


〖悪戯ではありませんの‼️……本物の《大型爆弾》‼️

卑劣にも殺傷能力を上げている為、《大型爆弾》が爆発したら、大量の釘が飛び散って、被害拡大を狙った《無差別大量殺人テロ》ですわ‼️

((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

悪質極まりない凶悪なテロリストですの‼️(#`皿´)

孤児院施設内で《大型爆弾》が爆発したら、孤児院施設だけでなく、周辺の建物も巻き込まれて、一気に吹き飛んでしまう程の恐ろしい威力がある《C4爆弾が4つ付いた爆弾》だよ‼️

早く孤児院施設内にいる子供達と、施設職員を避難させて下さい‼️〗


【ミカリンはどうするんだ❓️(・_・?)】

〖私が《大型爆弾》を処分します‼️ദ്ദി^._.^)〗


【ミカリン……何故❓️(・_・?)……段ボールの中身が《大型爆弾》と分かったんだい❓️(・_・?)】


〖それは後で説明するから、時間が無い‼️

早く避難して下さい‼️〗


 理事長はダイアナの指示に従い、施設の子供達と職員達をバスに乗せて、遠くの方へと避難した。


 ダイアナは《大型爆弾》に触れ、サイコメトリー能力で、爆弾魔と爆弾製造者を探った後、特定に成功しました。


〖あの女‼️……絶対に許さない‼️(#`皿´)〗


ガチャンッ❗バサッ……❗バサッ……❗バサッ……❗


 ダイアナは純白の天使の羽広げ、《大型爆弾》を持ったまま、窓ガラスを割って、飛び去って行きました。


【君は一体❓……何者なんだい❓️(・_・?)】


 理事長はダイアナが《大型爆弾》を持って、飛び去った後、直ぐに避難しました。


 ダイアナは何時に《大型爆弾》が、爆発するか分からない不審物と共に、海へと向かった。

 日本とアメリカの中間迄移動し、《大型爆弾》が爆発しても、被害が出ない場所を探してから、《大型爆弾》を海へと投げ捨てた。

 《大型爆弾》には、水防処理がされており、海に捨てても、《大型爆弾》が爆発しない悪質な手口でした。


ボチャンッ……❗


《大型爆弾》が海深く沈んで行き、深海の底に届いた時、ダイアナは氷の魔法を解除し、右手を海へ動かし、右手に光玉を出し、《大型爆弾》に向かって光線を放った。


バキューーーーーーーーーーーンッ❗……ボカッ…❗


 光線は《大型爆弾》の中心を貫通し、業と爆発させた。


ドドドドーーーーーッ❗……ドバーーーーーーーン‼️


 深海の底から《大型爆弾》が爆発した衝撃で、半径500mの水飛沫が上がってきた。


〖本当に危なかった‼️……街中で《大型爆弾》が爆発していたら、100人以上が犠牲になっていたでしょう‼️

無差別大量殺人爆弾テロだ‼️……絶対に許さない‼️〗


 ダイアナは海の上空で、空中浮遊の魔法を唱えた後、天使の羽を引っ込めた。

ダイアナは大激怒‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))


〖たっぷりとお仕置きしてあげるわ‼️♡(ゝω・´★)〗


 ダイアナは右手を海側へ持っていき、《神の怒り》のテレパシーを放った。

 数分後、ダイアナのテレパシーに賛同した《ホホジロザメ・イタチザメ・オオメジロザメ》達が、大勢姿を現しました。


〖舞台は整った‼️……無差別大量殺人爆弾テロを企てた愚かな人間共に、神の怒り《天罰》を与えてやろう‼️〗


 ダイアナは右手を前に出して、指を鳴らした。


パチンッ……❗


 爆弾魔と爆弾製造者が、ダイアナの前にテレポートして来た。


 爆弾魔の正体は、園長にクビにされた《お付き者》だった。

爆弾製造者の男性は困惑している。


……ここは何処だよ❓(`Д´≡`Д´)??

何で❓海の上空に居るんだよ‼️Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)


……あんたは何者だ‼️……何で❓私達は海の上空で浮いて居るの❓……答えろ❗……ドブス……ブサイク女‼️


〖貴様らに……名乗る名前は無い‼️

無差別大量殺人テロを実行した大罪は、万死にあたいする‼️……神をも恐れぬ所業‼️……絶対に許さない‼️

地獄へ堕ちるが良い‼️……クズ野郎共‼️((( ̄へ ̄井)〗


 ダイアナはお付き者の女性と、爆弾製造者の男性の右腕を、軽く切った。

切られた傷から、血が海へと滴り落ちる。

 血の臭いを嗅ぎ付けた《ホホジロザメ・イタチザメ・オオメジロザメ》が大興奮していた。

 それを見ていたお付き者と爆弾製造者は、冷や汗が止まらなかった。( ´;゜;∀;゜;)


……まさか❓……あんた……俺達をサメの餌にする気じゃないよな❓……頼む❗……助けてくれ‼️


……冗談でしょ❓……何で❓……こんな目に合わなければならないんだよ‼️……ドブス‼️……ブサイク女‼️


〖自分の胸に聞いてみろ‼️……クズ野郎共‼️

大量殺人爆弾を製造したクズ野郎・無差別大量殺人テロを実行したクズ野郎は、2度と生まれ変わる事が出来ない様にしてやるよ‼️

苦痛と激痛を味わいながら、地獄へ堕ちろ‼️

死んで罪を償え❗……クズ野郎共‼️〗


〖神の天罰ーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〗


パチンッ……❗


 ダイアナが指を鳴らした瞬間、お付き者と爆弾製造の男の浮遊を解除され、海へと真っ逆さまに落下してゆく。


……ヽ(;゜;Д;゜;; )ギャァァァーーーーーッ❗助けて‼️

……ヽ(;゜;Д;゜;; )ギャァァァーーーーーーッ❗嫌だ

死にたくないよッ❗……助けてーーーーーーーー‼️


ジャポンッ……❗ジャポンッ……❗


 海に落ちたお付き者と爆弾製造の男は、《ホホジロザメ・イタチザメ・オオメジロザメ》達がわんさか居る場所へ落ちた。

《ホホジロザメ・イタチザメ・オオメジロザメ》達が、待ってましたと言わんばかりに、お付き者と爆弾製造の男に一斉に襲って来た。


……ヽ(;゜;Д;゜;; )ギャァァァーーーーッ❗助け……て

……ヽ(;゜;Д;゜;; )ギャァァァーッ❗ブクブクーッ❗


ボキボキ……グチャ……ボキボキ……ボキボキボキッ❗

グチャ……ボキボキ……ボキボキ……ボキボキボキッ❗


 一斉に襲って来た《ホホジロザメ・イタチザメ・オオメジロザメ》達。

人肉を喰い破る恐ろしい音が響いていた。

 サメ同士の人肉の激しい奪い合いが、始まってしまった。

 サメ同士が群がる場所は、大きな水飛沫が出来ていた。

2人が落ちた場所は、真っ赤な血に染まっていた。

 経った1分たらずの出来事だった。

2人の死体は1つも残らず、《ホホジロザメ・イタチザメ・オオメジロザメ》達の腹の中に収まっていた。


〖神の怒りを知れ‼️……クズ野郎共め‼️〗


 ダイアナは海の汚染をしない為、全ての血痕を浄化してから、孤児院施設へテレポートした。


 ダイアナは1度立ち寄った場所なら、テレポートは可能。

但し、1度でも立ち寄ってない場所では、テレポートは不可能だったのだ。


 孤児院施設にテレポートしたダイアナは、理事長室へ入り、理事長が来るのを待っていた。

 数分後、理事長室に理事長が姿を現れた。

理事長は理事長室のデスクの前で、立っているミカリンの姿があった。


【ミカリン……ミカリン……❓️(・_・?)】


 理事長がミカリンを呼んでも、ミカリンは振り向かなかった。


【ミカリン……❓️(・_・?)】


 ミカリンは突然、園長に振り向くと、ミカリンの両瞳が光輝く黄金の光で輝いていた。


【ミカリン❓️(・_・?)……ミカリンだよね❓

(ミカリンの両瞳、光輝く黄金の光で光ってる❓

これは一体❓……どう言う事だ❓️(・_・?))】


 理事長はゆっくりと後退りしてゆく。

先に動いたのは、ミカリンだった。


 ミカリンは園長の前で、体全体を光始めた。

理事長の目の前で、《月の女神ダイアナ》へと変身したのだった。

 ダイアナの背中から、美しい純白の天使の羽が生え、美しい純白の天使を大きく広げた。


 理事長はミカリンの突然の変身に絶句。

理事長は恐る恐る、ミカリンに問い(ただ)した。


【君は誰❓️(・_・?)】


 ダイアナは右腕を前、左腕を後ろへ移動、左足を地面に付いた状態で、頭を下げた。

広げた天使の羽を閉じた。


〖理事長……始めましてかな❓️( ^ω^ )

私の名前は……《月の女神ダイアナ》と申します‼️

闇の亡者から《氷河龍》ちゃんの命を守る為、神々から使命を受けております‼️

《氷河龍》ちゃんの命を守る為、神々から遣わされた《守護天使》です‼️〗


【神々に遣わされた《守護天使》❓️(・_・?)】


 理事長は言葉を失ってしまった。


〖私はミカリンに受肉(・・)した天使です‼️♡

宜しくお願いします‼️♪ (#^ー°)v〗


【‼️……ミカリンの体に受肉だと❓️(・_・?)】


 理事長は大激怒して、唇を噛み締めていた。


【おい❗……ダイアナ‼️……ミカリンの体を勝手に受肉したって事は、貴様‼️…ミカリンを殺したって事か❓

答えろ❗……クソッタレの天使め‼️】


バーーーンッ……❗


 理事長はダイアナを殴ろうとしたが、ダイアナにスラリと(かわ)された。

 ダイアナは園長の攻撃に驚いていた。


バーーーンッ……❗


〖理事長‼️……何で❓わたくしを攻撃するのかな❓️〗


バーーーンッ……❗


【ミカリンを返せ‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))】


バンッ……❗バンッ……❗バンッ……❗バンッ……❗


 理事長がダイアナに何度も殴ろうとしても、ダイアナは理事長の拳を躱し、理事長の拳が地面に激突した。


ドバーーーーーーーーーンッ……❗


 理事長は拳が壊れ様とも、ダイアナに対する攻撃は辞めなかった。


〖理事長❓️(・_・?)〗


【煩い‼️……黙れ‼️……よくも……よくも……私の娘ミカリンを殺したな‼️……絶対に許さないぞ‼️(#゜Д゜)ノ】


〖ハァ~ッ❗……何を言ってるの❓️(・_・?)〗


バンッ……❗バンッ……❗バンッ……❗バンッ……❗


 理事長はダイアナの顔を連続で殴ろうとしたが、ダイアナに簡単に躱した。


〖(何で❓……こんなに怒ってますの❓️(・_・?)

まさか❓……ミカリンのお父様は何か、勘違いしているのではないだろうか❓️(・_・?))〗


【私の娘を……ミカリンを返せ‼️】


バーーーーーーーーーーーーンッ……❗


 理事長の渾身の一撃が、ダイアナの顔に命中。

ダイアナは業と避けなかった。

 理事長はダイアナが業と避けずに、理事長の攻撃を受け止めた事に、戸惑っていた。


【何故❓️……業と避けなかった❓️(・_・?)】


 ダイアナの口の中が切れてしまい、口から血が流れている。

 ダイアナは理事長の拳を掴んだ。


〖ミカリンのお父様‼️……説明不足でしたね‼️

御免なさい‼️……済みませんでした‼️(*- -)(*_ _)ペコリ

貴方の娘さん《ミカリン》の魂は、死んでいませんから、勘違いしないで下さいね‼️(ゝω・´★)〗


【‼️……受肉したと言ったから……てっきり‼️】


 理事長はダイアナを殴ってしまった事を謝罪。

ダイアナはミカリンの姿へと戻り、ある事を伝えました。

 ダイアナはミカリンに受肉した経緯を、細かく園長に分かりやすく、説明しました。


 ミカリンが《氷河龍》を助けに行く途中、近くの大きな木に雷が落雷し、落雷した衝撃でミカリンは吹き飛ばされ、大木に頭を激突し、救急車で救急病院へと運ばれて、緊急入院となりました。


 入院中、ミカリンの頭上に光輝く光の玉が、舞い降りた。

 ミカリンの精神世界で、《ミカリン》と《月の女神ダイアナ》が出逢った。


【ここは何処❓(゜Д゜≡゜Д゜)?】


 ミカリンの精神が、精神世界で彷徨(さまよ)っていた。

ミカリンの心の世界は、空は青空・地面は真っ白な砂浜と透き通った海が広がり、地平線迄、広がっていた。

 ミカリンはいつの間にか、海岸の浅瀬に立っていた。

波飛沫が両足にぶつかり、冷たく気持ち良かった。

美しい光景でした。


【私は何故❓️……ここにいるの❓️(・_・?)】


〖貴方の《氷河龍》ちゃんに対する想いに賛同し、私が貴方の精神世界へとやって来たんだにゃん‼️♡ᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ♡

キャピ♡(ゝω・´★)〗


 ミカリンの背後から、透き通った女性の声が聞こえてきた。

ミカリンは後ろへ振り向くと、1m離れた場所にはとても美しい女性が、海の上に浮いた状態で立っていた。

 美しい女性は金髪のロングヘアーの美女で、背が高く、背中には純白の天使の羽が生えていた。

 ミカリンは不思議そうな顔して、美しい女性の顔を見つめていた。


〖‼️……あらあら❓~あらあら❓~~こんな事ってありますの❓〗


【❓️(・_・?)……私が目の前いる❓

鏡を見ているみたい‼️……何処かで逢いましたか❓】


〖同じ顔してる何て❗……不思議ですわね‼️(^з^)-☆〗

【私も始めてですよ!!(゜ロ゜ノ)ノ】


 ミカリンとダイアナは互いを見つめ合い、戸惑っていた。

 ミカリンとダイアナは、瓜二つの顔をしていました。


〖私の名前は《月の女神ダイアナ》です‼️〗

【私の名前はミカリンです‼️】


 ミカリンも同じ顔した人物に出逢えた事が、奇跡的な出逢いとなったのでした。


〖不思議ですね❓️(・_・?)……私も同じです‼️

瓜二つのお顔だち❓……まるで❓……まるで❓

鏡を見ている様ですわね‼️♡〗


 ダイアナは真剣な顔して、ミカリンに告げた。


〖これも運命なのでしょう‼️

私は闇の亡者から《氷河龍》ちゃんの命を死守する様、神々からのご命令を受けております‼️

《氷河龍》ちゃんの命を必ず、死守する事が私の使命ですわ‼️♡ᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ♡〗


【私も《氷河龍》ちゃんを守りたい‼️】


 ダイアナはミカリンにあるお願いをした。

ダイアナは体を持たない精神体なので、色々不自由でした。

 ダイアナにお願いしたのは、ミカリンの体を受肉させて欲しいとお願いしました。


【ダイアナ……受肉って何の事❓️(・_・?)】


 ダイアナは思いっきりズッコケた。


〖(まさか……こんなおバカさんとは、夢にも思わなかったですわね‼️……ハァ~((゜□゜;)))〗


 ダイアナは呆れていた。


〖受肉すら分からないんですか❓️(・_・?)

困りましたわね‼️( ´゜д゜`)アチャー〗


 ダイアナは頭を抱えてしまったのだ‼️

ミカリンはポカーンとした表情で、固まっていた。


(@ ̄□ ̄@;)!!ポカーン


 ダイアナはこの際、ハッキリとミカリンに告げた。


〖ミカリン‼️……私が貴方の体に受肉し、闇の亡者から《氷河龍》ちゃんの命を死守する事を、神々から使命を受けてますわ‼️

だから……自由に動ける体‼️……ミカリンの体を頂けませんか❓️(・_・?)〗


【❓❓️……体❓(・_・?)】


 ミカリンは驚きを隠し切れない様子だった。

数分後、ミカリンは答えた。


【いいよ‼️……私の体で良ければ、使って下さい‼️

(*^3^)/~☆】


〖いいのですの❓️(・_・?)〗


 一番驚いたのは、ダイアナ本人だった。


〖受肉ですよ❓️(・_・?)……分かってますか❓

貴方の命が死ぬって事ですわよ‼️……( ・`д・´)〗


【私の命1つで《氷河龍》ちゃんの命を、死守してくれるなら安い物ですよ‼️(*´・ω・`)b】


〖何でですの❓️(・_・?)……何で❓そんな簡単に、自分の命を掛けられるですか❓️(・_・?)〗


 ミカリンは両目を瞑って、ダイアナに話した。


【《氷河龍》ちゃんは私と同じ、両親からの虐待を受けた被害者だったからって事もあるけど………


一番の理由は《氷河龍》ちゃんの事が大好き‼️♡♡♡

心から愛しているって事かな‼️……( 〃▽〃)♡♡♡

《氷河龍》ちゃんは……メチャクチャ可愛いし、クールでイケメンBOYだから‼️……♡♪(´ε`*)

自慢の息子って感じかな‼️( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆】


 ダイアナは絶句した。

何故なら❓他人の子供を救うとする人間に出逢えた事が、奇跡の様に感じたからだ。

 ダイアナに瓜二つのミカリンの存在。

ダイアナはミカリンに受肉する事を、躊躇してしまった。

ダイアナは自分勝手に、ミカリンの魂を殺す事が、正しいのか❓正しくないのか❓が分からなくなってしまったからだ。

 ダイアナは黙り込んでしまい、長い沈黙した。


〖(ミカリン‼️……貴方の心には嘘が無い‼️

本気で《氷河龍》ちゃんを守ろうとしているわね‼️♡

例え、神々のご命令であっても、ミカリンの魂を消滅させる事は反対ですわ‼️……出来ませんわね‼️ヾ(ゝω・`*)ノ

わたくしは……ミカリンの魂を消滅させたくない‼️

ならば……やる事はただ1つ‼️

ミカリンの魂を消滅させないまま、《氷河龍》ちゃんの危険が迫っている場合のみ、ミカリンの体を貸して貰えばいいじゃ~ありませんの❗(;゜∀゜)♡

これだわ‼️……これしか方法が無いですわね‼️♡)〗


 ダイアナは長い沈黙を解除した。

ダイアナはミカリンにある提案を出した。


〖《氷河龍》ちゃんに危険が迫っている時だけ、ミカリンの体を使わせて頂きます‼️

ミカリン‼️……貴方の魂は消滅しませんから、安心して下さいね‼️(ゝω・´★)♡〗


【私がダイアナに受肉されても、私の魂は消滅しないんだね❓( ノ^ω^)ノ♡】


〖はい‼️……そうです‼️……ミカリン‼️ヾ(ゝω・`*)ノ〗


 ミカリンは突然、大号泣した。( TДT)


〖《死》を怖がるのは当たり前ですわ‼️ミカリン‼️〗


 ミカリンの本心は、死ぬのが怖かったからだ。

《氷河龍》の命を死守する為なら、ミカリン自ら、人柱になる覚悟を決めていたのに、いざ死と向き合った時、恐怖心で一杯になった。

 ミカリンが死んだら、理事長と氷河龍ちゃんが悲しむだろう‼️( TДT)

 ミカリンは心底怯えさせていた。

その事を考えたら、死ぬのが怖くなってしまったミカリン。……((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル。


 ダイアナの提案に一番驚いたのは、勿論、ミカリンの方だった。

 ダイアナの提案に、ミカリンは迷わず承諾した。

ダイアナは天使の羽を大きく広げてしゃがんだ後、ミカリンに対し、頭を下げた。

 ミカリンは突然のダイアナの行動に、驚きを隠せない様子。


〖ミカリン‼️……有難う御座いますですわ‼️♡

(*- -)(*_ _)ペコリ〗


【そんな……頭を上げて下さい‼️……女神様‼️】


 ミカリンは戸惑いながらも、慌てていた。

ダイアナは天使の羽を閉まった後、ミカリンと向き合った。


〖私達は一心同体‼️( ゜∀゜)人(゜∀゜ )〗


【《氷河龍》ちゃんの命を守りましょう‼️♡

ダイアナ様‼️♡】


〖闇の亡者共から《氷河龍》ちゃんの命を、死守しましょう‼️

協力してくれますか❓…ミカリン‼️ヾ(ゝω・`*)ノ〗


【喜んで協力させて頂きますよ❗…ダイアナ様‼️♡】


〖ミカリン‼️……ダイアナ様ではなく、ダイアナと呼ぶが良いぞ‼️……ミカリンちゃん‼️♡(ゝω・´★)♡

ミカリンは今日から、ミカリンちゃんだわ‼️♡〗


 ミカリンは照れながら、ダイアナに伝えた。

(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪


【私がミカリンちゃんなら……ダイアナ様をダイアナちゃんと呼んでも構いませんか❓️(・_・?)】


〖特別だぞ❗……ミカリンのみ、わたくしをダイアナちゃんと呼ぶ事を許可しましょう‼️♡(*^3^)☆〗


 ダイアナとミカリンは互いの顔を見た瞬間。


アハハハハハハハハーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、

アハハハハハハハハーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、

アハハハハハハハハーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、


 ダイアナとミカリンは、思いっきり大笑いをしていたのでした。


〖私の顔の瓜二つの人間の女性が居た事は、神々の悪戯か、運命的な出逢いだった‼️♡

ミカリンちゃん‼️……貴方に逢えた事、嬉しく思うぞ‼️〗


【私もですよ❗……ダイアナちゃん‼️♡

私もダイアナちゃんに出逢えた事、運命的な出逢いだったんだと、感動しました‼️( TДT)】


〖《氷河龍》ちゃんの命を守るわよ‼️

ミカリンちゃん‼️♡〗


【《氷河龍》ちゃんの命を守りましょう‼️

ダイアナちゃん‼️♡】


 ミカリンは精神世界で、《月の女神ダイアナ》と運命的な出逢いだった事の全てを、理事長に告げました。

 理事長は愕然として、固まっていた。


【大丈夫❓……父さん❓️(・_・?)】


 理事長は我に返った。

理事長はミカリンとダイアナの秘密を知ってしまいました。

ミカリンは業とお父さんの事をイジリ始めた。


【お父さん‼️……私達の《秘密㊙♡》を、外部の人間にバラしたら……こうなるからね‼️(ゝω・´★)】


 ミカリンは理事長に対し、ふざけて《クビチョンパ》の仕草を見せた途端、理事長は口から泡を吹き出して、気絶して倒れ込んでしまいました。


【ちょっと……父さん❓️(・_・?)……冗談❗……冗談❗

冗談だってば( ̄□ ̄;)!!】


 ミカリンの体から突然、ダイアナが精神体のまま、姿を現した。


〖お父様に対して、何て酷い事をしたのですか❓

(#`皿´)#〗


 ダイアナは大激怒していた。((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

ミカリンは理事長の前で正座して反省し、お父さんの容態を心配していた。


〖お父様の容態は気絶で済みました。

もしも……心臓発作が起きて、突然死で亡くなっても良いのですか❓……ミカリンちゃん‼️(#*`ω´*)〗


【嫌です‼️( TДT)……私は誰も死んで欲しくはありません‼️(ToT)……軽率な発言でした‼️(>_<)/~~

本当に……済みませんでした‼️(*- -)(*_ _)ペコリ】


〖謝る相手はわたくしではなくてよ‼️

お父様に直ぐに謝りなさい‼️( #・`д・´)〗


 ダイアナは両手を園長の体に向けてから、《回復魔法》を唱えた。


〖リザレクション‼️〗


 ダイアナが唱えた《回復魔法》のお陰で、理事長は完治しました。

 理事長は薄目で辺りを見回すと、左右にミカリンが存在していた。

 ミカリンとダイアナ達の会話は全て、盗み聞きしていた。


【(ミカリン……ミカリンが一卵性双子に見る‼️

片方がミカリンで……片方が《月の女神ダイアナ様》とは、運命を感じる‼️

私の娘が双子に見えるとは、夢を見ている様だ‼️)】


 漸く、気が付いて目覚めた理事長。

ミカリンは大号泣しながら、理事長に抱き付いた。

ダイアナは正座しながら、満面な笑みで微笑んでいたのだった。


〖大事に至らなくて、本当に良かった‼️〗

【ご免なさい‼️……父さん‼️( >Д<;)】


 理事長はダイアナの精神体を見て、ミカリンの魂は消滅していない事をやっと理解した。

理事長はダイアナに対して、酷い言動と殴ろうとした行為、心からの謝罪をした。


【ダイアナ様‼️……失礼の数々お許し下さい‼️

女神に対し、暴力を振ってしまった事、神を恐れぬ所業‼️……どんな罪でも償います‼️……ダイアナ様‼️

どうか……どうか……ミカリンだけは許して下さい‼️

罰を受けるのは、私だけで十分です‼️

ダイアナ様‼️……私に天罰を与えて下さい‼️( ´_ゝ`)】


【お父さんは悪くありません‼️……私も……私も……

天罰を与えて下さい‼️……お願いします‼️】


〖ハァーーーーーーーーーーッ❗( ´Д`)❓〗


 ダイアナは口を開けて、ポカーンとしていた。

❓( ・д・)ポカーン

ミカリンと理事長が同時に、《神の天罰》を欲しがる人間が居た事に呆れていた。


 ダイアナは冷静に、《神の天罰》の話をし始めたのでした。


〖《神の天罰》は、主に大罪人に与えられる、地獄よりもキツイ、お仕置きが待っているのですよ‼️

2人共❗本当に《神の天罰》を受けたいのですか❓️

(・_・?)〗


 ミカリンと理事長は冷や汗が、止まらなくなってしまった。( ´;゜;∀;゜;)ヤバイ‼️

勢いで《神の天罰》受けたいと言ってしまった事、理事長とミカリンは後悔していた。


 ダイアナは正座から立ち上がり、ミカリン達にこう告げた。


〖ミカリン達に《神の天罰》を、与えるつもりはありませんから、安心して下さい‼️(*^▽^)/★*☆♪〗


 ミカリンと理事長は腰を抜かし、その場で座り込んでしまいました。


【良かった‼️……良かったね‼️……父さん‼️】

【寿命が縮まる思いがした‼️……ホッとしたよ(*´-`)】


〖どうして❓️……人間と言う者は、こんなにも気早(せっかち)なのだろうか❓️(・_・?)……全く理解出来ませんね‼️(  ̄- ̄)

自分の発言には、責任が伴う事もあるから、注意して下さいね‼️……お2人さん‼️( ;´・ω・`)〗


【分かりました‼️……ダイアナ様‼️(*- -)(*_ _)ペコリ】

【分かりました‼️ダイアナちゃん‼️♡(*´∀`*)ポッ】


 ダイアナはミカリンの体の中へ帰る前、ある物をミカリンに手渡した。


〖このブレスレットは《神々からの贈り物》です‼️

必ず《氷河龍》ちゃんの右手に着用して下さいね‼️

頼みましたよ❗……ミカリンちゃん‼️♡ദ്ദി^._.^)♡〗


【分かりました‼️……必ず《氷河龍》ちゃんに、手渡しますから安心して下さい‼️…ダイアナちゃん‼️

♡ᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ♡】


 ダイアナはミカリンの体の中へと、戻ってしまいました。


【ミカリン❓……体は大丈夫か❓️(・_・?)】

【大丈夫だよ❗……心配しないで❗……お父さん‼️】


 理事長とミカリンは、互いを思いやり、本当の親子の様に見えた。

 理事長とミカリンは、孤児院施設の仕事を、普段通りにこなしました。



 その頃、氷河一家では、輝が料理作りに奮闘するが、中々上手くいかず、料理作りの大変さに今更気付く。

 輝は早苗の存在の大きさに気付かされた。


〖これからは早苗を大切にしよう‼️♡ᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ♡〗


 早苗の料理の腕前は、フロ中のプロでした。

輝は1日も早く、早苗が退院してくれる事を心待ちしていた。


〖早苗‼️……いつも……有難う‼️……早苗‼️♡

頼む‼️……早苗……早く戻ってくれ‼️

早苗カンバッーーーク‼️!!ヽ(゜д゜ヽ)(ノ゜д゜)ノ!!〗


早苗ーーーーーーーーーーーーーッ‼️♡( ≧∀≦)ノ♡


 輝はベランダから、大声で叫び続けた。

のちに輝は、近隣から《煩い‼️》と苦情がきたのは言う迄もなかった。


〖済みませんでした‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〗


 早苗が退院する迄、1ヵ月位掛かりました。

早苗の退院する日……輝は寝不足と疲れが溜まって、目のクマが痛々しい、ゾンビ化になっていた。

それでも早苗を迎えに行く為、氷河を後部座席に座らせてから、早苗が待っている病院へと車で向かいました。

 病院の入口には、ミカリンが待っていた。

輝は心から早苗を愛すると誓った。


『ミカリンーーーーーーーーーーーーーーーー‼️♡』


 氷河がミカリンに抱き付いた。


【元気だった❗……氷河ちゃん‼️♡】

『元気だったよ❗……ミカリン‼️♡』


 ミカリンはある贈り物を、氷河の右手に取り付けた。


カチャンッ……❗


【氷河ちゃん‼️……神様からのプレゼントだよ‼️

(ゝω・´★)

これはね❗……《神様》が氷河龍ちゃんの為だけに、製作された《特別なブレスレット》なんだよ‼️

♡(ゝω・´★)♡

氷河龍ちゃんの《命》を守ってくれる《特別なブレスレット》だよ‼️(*^▽^)/★*☆♪

大切にして下さいね‼️……氷河龍ちゃん‼️♡ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎♡】


『有難う‼️……ミカリン‼️♡……大好きだよ‼️♡』


 氷河はミカリンを強く抱きしめ、喜びを爆発させて、喜んでいました。


 神々からプレゼントされた《特別なブレスレット》は、全体が純金のゴールド・中央にはラファエルの力の結晶の《ダイヤモンド》が加工され、左右には邪気を祓う《光の結晶》、ブレスレットの背後には神々の文字で《ラファエル》と、刻み込まれていたのでした。


 ミカリンは後から来た早苗の姿を見た瞬間、大号泣していた‼️……(;´Д⊂)


【早苗さん‼️……退院おめでとう御座います‼️♡】


 ミカリンは用意していた花束を、早苗に手渡しました。


〖有難う‼️……ミカリンさん‼️♡(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪〗


 早苗は輝のゾンビ化を見て、驚きを隠せない様子だった。


『母さん‼️……お帰りなさいーーーーーーーーーー‼️』


 氷河は思いっきり、早苗に抱き付いた。

早苗の動かない右腕に、手を繋いだ氷河。


〖久しぶりね‼️……龍ちゃん‼️♡(^з^)-☆〗

『母さんが帰って来る迄、色々大変だったんだよ‼️』


 早苗は輝を睨んだ‼️( ・`ω・´)

〖輝‼️……後でお話があります‼️(#`皿´)〗

〖はい‼️……ご免なさい‼️……早苗‼️(*- -)(*_ _)ペコリ〗


 この後、輝は鬼嫁化した早苗に、長ーーーーい説教される事になったのでした。


〖今度から輝も、家事全般をやって貰いますから、覚悟して下さいね‼️(#`皿´)〗


〖分かりましたよ‼️……早苗‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〗


 早苗の鬼嫁ぷりに、研きがかかった。

輝は早苗の尻に惹かれている様だ。

 

 早苗が戻って来る事を、一番喜んでいたのは氷河だった。

 何故か❓と言うと、輝が作る料理はマズイわ、家事全般が出来ないわで結局、氷河がやるハメになっていたから。

 輝の地獄から解放される事が、氷河は一番嬉しかった。

氷河は早苗の有難味を知りました。

 漸く、氷河家は普段と変わらない日常生活を、取り戻したのでした。


 輝と早苗が勤務するゲーム会社では、業績悪化で社長は辞任、新しい社長には社長の親族である甥っ子が就任。

 甥っ子が社長に就任してから、全てが変わってしまいました。

 社員専用の保育所は無駄遣いと白紙、子供がいる社員は、面倒だからと全員クビとなってしまいました。

 非常に困ったのは、輝と早苗でした。

輝は最後迄、新社長にくって掛かったが、新社長の経営方針は覆る事が出来ませんでした。

 専務取締役の輝は、早苗と会社に止まりたいと直談判したが、新社長は冷たい反応だった。


〈ダメだ‼️……氷河専務取締役は現状維持だ‼️

CG・アニメ担当何か、幾らでもいる❗

経費削減で奥さんには悪いけど、子連れのアニメーターは我が社には、必要が無いんだよ(  ̄- ̄)

分かってくれるかい❓……氷河専務取締役‼️〉


 輝の拳から血が滲み出てきた。

輝は会社を辞めようとしたが、氷河と早苗との生活を考えた結果、会社に残る決断した。

 早苗はクビとなり、段ボールの中に私物を入れて、段ボールを左腕で持ちながら、出口へ向かって行く姿がだった。


〖早苗‼️……済まない‼️(*- -)(*_ _)ペコリ〗


 早苗は立ち止まった。


〖輝‼️……何で謝るの❓️(・_・?)〗


〖新社長にくって掛かったけど、覆る事が出来なかった‼️……済まない‼️……許してくれ‼️

早苗‼️(*- -)(*_ _)ペコリ〗


 早苗は輝の方へ向いて、笑みを浮かべていた。


〖輝が会社に残って、本当に良かったよ‼️〗

〖早苗‼️……大丈夫か❓️(・_・?)〗

〖私の事は心配しないで‼️……ナントカなるさ‼️♡〗

〖俺……俺も……会社を辞めて…………〗


 早苗は突然、怒鳴り始めた。


〖輝‼️…会社を辞めないで‼️…会社に止まってくれる‼️

輝迄辞めてしまっては、私と龍ちゃんと生活が成り立たなくなるわ‼️

お願いだから、私と龍ちゃんの為に、会社に止まって下さい‼️……お願いします‼️……輝‼️(^∧^)♡〗


〖分かったよ‼️……早苗には負けたよ‼️〗

〖仕事頑張ってね‼️……輝専務取締役‼️(ゝω・´★)♡〗


 早苗は出口へと向かい、ゲーム会社を後にした。


 早苗は家に着くなり、理事長に事情を話して直談判した。

理事長は直様(すぐさま)、早苗のスキルを無駄にしない為にも、早苗のスキルを発揮出来る会社を紹介したのでした。

 理事長の紹介により、早苗は再就職先が決まりました。

早苗は再就職が決まった事を輝に報告した。


〖理事長‼️……何から何迄、助けて頂きまして、誠に有難う御座いました‼️!( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆〗


【構わんよ‼️…困った時は、お互い様だから、遠慮しないでくれたまえ‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎】


〖御恩は一生忘れません‼️……。・(つд`。)・。〗


 輝は大号泣しながら、理事長に御礼の電話を入れたのでした。

 輝は人との繋がりの大切さを、知った瞬間でした。

 

〖《理事長さん‼️・ミカリンさん‼️・早苗♡‼️・龍ちゃん‼️♡》に出逢えた事が、俺の一番の幸せだな‼️♡

有難う‼️♡……みんな‼️♡(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^*)〗


 輝は大号泣しながら、感動していました。



 氷河家はこの機会に、氷河龍が通う「幼稚園」の見学する事を考えていた。


 「幼稚園」を数ヶ所、見学に行きました。

5件目の「幼稚園」で、早苗は氷河の手を握りながら見学していると、他の見学に来ていた男が突然、氷河に罵声をあげた。


〈ガキの癖に、生意気だなッ‼️……《ダイヤモンド・ネックレス》なんか、付けてるんじゃねーーーーーーーーよ‼️……クソガキが‼️(# :゜皿゜)〉


 男は氷河が付けていた《ダイヤモンド・ネックレス》を掴み、無理矢理引っ張って奪い、氷河と早苗を突き飛ばした。


キャアアアーーーーーーーーーーーッ❗


 園内に女性の悲鳴が聞こえて来た。 


〖❗❗❗……早苗…龍ちゃん‼️(゜ロ゜)〗


 輝は理事長と話していたが、早苗の悲鳴が聞こえた為、早苗と氷河の元へ駆け付けた。

 輝が見たのは、早苗が氷河を身を挺して守っている姿を見た瞬間、輝は大激怒。(#`皿´)プンプン


〖俺の家族に何をするんだ‼️……この野郎ーーーー‼️〗


バンッ……❗


 輝の怒りの鉄拳が、男の顔を思いっきり殴った。

殴られた男は吹き飛ばされた後、輝に反撃して来た‼️


〈痛いなッ❗……何すんだッ❗……この野郎‼️〉


 輝と男は互いに殴り合い、大乱闘。 



ポカッ❗……バンッ❗……ポカッ❗……バンッ❗

バンッ❗……バンッ❗……ポカッ❗……ポカッ❗


 理事長は直様、警察に通報。

数分後、パトカーが数台到着し、輝と男の喧嘩を収め様と、7人の警官達が来て、喧嘩を辞める様、仲裁に入った。周囲は騒然としていた。

 男は狂った様に、氷河夫妻と氷河の悪口を永遠に言い続けていた。


〖男に俺の妻と息子を突き飛ばされたから、反撃しただけです‼️

最初に俺の大切な家族に、暴力振るったのはこの男が悪いです‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗


 輝は早苗と氷河に、危害を加えた男を指をさした。


〈ふざけんな‼️……クソガキの癖に《ダイヤモンド・ネックレス》をしているのが悪いんだよ‼️〉


〖俺の妻と息子に暴力を振るって、《ダイヤモンド・ネックレス》を、奪った罪は窃盗罪だ‼️

さっさとこの男を現行犯逮捕して下さい‼️〗


 男はふてぶてしい顔して、開き直っている。


〈俺が盗んだ証拠はあるのかよ❓

盗んだ証拠を見せて見ろや‼️……クズ野郎が‼️〉


 男は証拠が無い事に、強がっていたが、園内の防犯カメラで、犯行の一部始終を録画されていた。

 警察は防犯カメラ映像を見た瞬間、男を暴行罪で現行犯逮捕された。

 男が氷河から奪った《ダイヤモンド・ネックレス》はいつの間にか、氷河の首飾りに戻っていた。


〈気持ち悪いクソガキだな‼️……化物め‼️〉


 氷河を化物と叫んだ男は、パトカーに乗り、警察署へ連行されました。


 氷河が大号泣していた。(;TДT)


『俺は……俺は化物なの❓️❓……。・(つд`。)・。』


 輝と早苗が号泣し、氷河を強く抱き締めた。


〖私の可愛い息子は、化物なんかじゃないよ‼️

私の命より、大切な氷河龍ちゃんだよ‼️

♡(ゝω・´★)〗


〖俺の息子は、化物じゃない❗……人間だ‼️

大切な家族だぞ❗……氷河龍ちゃん‼️♡(ゝω・´★)〗


ワワァーーーーーーーーーーーッ‼️


 氷河家は大号泣し、思いっきり鳴き出した。

男の存在が、とても怖かったのだ。

 輝は家族を守る為、勇気を振り絞り、男に立ち向かって行ったのでした。

 早苗から連絡貰った理事長とミカリンが、駆けつけてくれた。

 理事長とミカリンは、氷河夫妻から事件の真相を知った。


【そうか❓……氷河ちゃんの《ダイヤモンド・ネックレス》が原因でしたか‼️……( 。゜Д゜。)

今後、この様な事にならない様、《ダイヤモンド・ネックレス》《特別なブレスレット》に特殊な魔法を唱えましょう‼️】


 ミカリンは氷河の目の前にやって来た。


『ミカリン❓……どうしたの❓️(・_・?)』


【氷河ちゃん‼️……《ダイヤモンド・ネックレス》《特別なブレスレット》を貸して貰えないかな❓️】


『いいよ♡』


 氷河は《ダイヤモンド・ネックレス》《特別なブレスレット》を、ミカリンに手渡した。

 ミカリンは《ダイヤモンド・ネックレス》《特別なブレスレット》を上下両手で包み込み、特殊な魔法を唱えた。

ミカリンの両手から、光輝いている。

 光が収まり、ミカリンは微笑んでいた。


【これで大丈夫‼️……《ダイヤモンド・ネックレス》《特別なブレスレット》は理事長とミカリン、氷河家のみ、《ダイヤモンド・ネックレス》《特別なブレスレット》が見える様にしました。

他の人には一切、見えませんので安心してね‼️】


 ミカリンは《ダイヤモンド・ネックレス》を、氷河の首に掛け、右手には《特別なブレスレット》を着用しました。

 ミカリンは1cmの大きさのダイヤモンドが光輝いている《ダイヤモンド・ネックレス》を、輝と早苗に《プレゼント》した。


【これで氷河ちゃんとお揃いだね‼️……(^_^)v

輝さん❗……早苗さん‼️……(=^ェ^=)】


〖‼️……いいんですか❓……こんな高級な《ダイヤモンド・ネックレス》を貰って、宜しいのですか❓️〗


【私と理事長からの、氷河龍ちゃんが家族になった《証》ですので、大切にして頂けると嬉しいですね‼️

♡(ゝω・´★)♡】


突然、大号泣し始めた輝と早苗。


〖理事長さん‼️……ミカリンさん‼️……何から何まで、本当に有難う御座いました‼️……大切にします‼️

。・(つд`。)・。〗


〖《家宝》として大切にします‼️♡(*´∀`*)ポッ♡〗


 輝は号泣しながら嬉しさの余り、氷河を肩車にしてジャンプしながら大喜び‼️♡


『お父さん‼️♡……凄く高いよ‼️♡( ☆∀☆)♡

こんなの初めてだよ❗……父さん‼️♡』


 氷河は初めてのお父さんの肩車された。

輝は肩車しながら、早苗の手を優しく掴んだ。


〖俺達は氷河龍ちゃんに、出逢えた事が幸せだ‼️♡〗


〖私も幸せだよ❗……輝‼️……理事長さん‼️……ミカリンさん‼️……氷河龍ちゃん‼️……大好き‼️♡( ´∀` )b♡〗


〖俺も幸せだよ❗……早苗‼️……理事長さん‼️……ミカリンさん‼️……氷河龍ちゃん‼️…大好き‼️♡( ´∀` )b♡〗


『父さん‼️……こんな事《肩車》された事は、一度もなかったよ‼️♡……有難う‼️……父さん‼️♡(^○^)♡』


〖初めてだったのか❓……龍ちゃん‼️…だったら……〗


 輝は氷河を肩車しながら、回転したり、ジャンプしたりして、氷河ちゃんを喜ばそうと、早苗を巻き込んで、3人で遊んでいた。

まるで……仲良し親子連れに見えていたのでした。


アハハハハハハハハーーーーーーッ‼️♡'`,、('∀`) '`,、

アハハハハハハハハーーーーーーッ‼️♡'`,、('∀`) '`,、

アハハハハハハハハーーーーーーッ‼️♡'`,、('∀`) '`,、


〖俺達は世界一‼️……幸せな家族になるぞ‼️

♡(〃´ω`〃)♡

早苗・龍ちゃんは俺の大切な家族だ‼️

♡( ゜∀゜)人(゜∀゜ )♡

幸せになろうな❗……早苗‼️……龍ちゃん‼️♡〗


『俺は……理事長‼️……ミカリン‼️

父さん‼️……母さんが大好きだよ‼️♡( ☆∀☆)♡』


〖みんなで氷河龍ちゃんを、幸せにしましょうね‼️

♡(ゝω・´★)〗


 これから氷河は《幼稚園》へ通う事になった。

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