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処刑人ZERO  作者: 月未来
7/60

《西園寺理事長》と《ミカリン》の出逢い‼️    (*´_⊃`)人(´⊂_`*)

 《ミカリン》の家族は家庭崩壊しており、《ミカリン》は両親から虐待を受けていた。

《ミカリン》は虐待の怒りで荒れるに荒れて、グレてしまった。



【俺に歯向かって来るレディース達……全員皆殺しだ‼️】



 《ミカリン》の口癖だった。

他のレディース達160人全員を病院送りした。

伝説のレディース総長【ミカリン】‼️……ヽ(*´^`)ノ


 暴走族●●の総長をやっていた事があった。

《ミカリン》特効服(とっこうふく)の背中には【夜露死苦(よろしく)】と美しい薔薇(バラ)刺繍(ししゅう)が輝いている。

 地元では有名なレディースの伝説の総長【ミカリン】で、名が売れて知らない者はいない。

警察でさえ、伝説の総長【ミカリン】と別名【血まみれミカリン】の名で有名人だった。


 ある日、突然、河川敷で《ミカリン》の目の前に、見知らぬレディースの女が立ち塞がった。

 突然現れた女は、末端の者を大勢連れて来て、レディース■■の総長が、《ミカリン》に対して、ガン飛ばして来た。



【(これはアレじゃね~❓️(・_・?)……これは来くな‼️)】



 《ミカリン》は大激怒し、ガン飛ばして来た相手に対し、ガン飛ばし返しをした。




【(心の中で、ゴングが鳴った‼️)

タイマン上等だッ❗……コラーーーーーーーーーーッ❗


殺せッ❗……殺っちまえーーーーーーーーーーーーー‼️】



ワァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️


ワァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️


ワァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️




 《ミカリン》の号令で、舎弟と末端を入れて【50人vs相手チーム】……100人の大喧嘩が勃発。

 《ミカリン》は荒れていた。

他のレディース総長同士の大喧嘩は、日常茶飯事だった。

 《ミカリン》は性的暴行・虐待の苦しみと怒りを、発散させようと大暴れていた。



【ふざけんなッ❗クソ女がッ❗それでも【総長】か‼️】



 《ミカリン》の怒りは収まらない。

《ミカリン》は総長同士のガチの殴り合いに発展。


 《ミカリン》は両拳にトゲ3本付いていたナックルを所持し、相手の総長をボコボコにしていた。

その瞬間、《ミカリン》の背後に、【トゲトゲバット】を持った相手側の舎弟が、《ミカリン》の頭部を狙って思いっきりブン殴った。



ガツーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 《ミカリン》の頭部にクリーンヒット‼️



〈【ミカリン総長】‼️〉



 《ミカリン》は殴られたショックで、体が地面へ倒れようとしたが、《ミカリン》は根性で踏み止まった。

根性と気合いで、仁王立ちしている《ミカリン》。


 《ミカリン》の頭部から大量の血が流れてる。

《ミカリン》は自分の血を舐めて、ニヤリと微笑んだ。



【きかねーなッ❗……舐めたマネをすんじゃね~よ‼️】



 【トゲトゲバット】で殴って来た女の腹を、思いっきり蹴っ飛ばした。



バコンッ❗……バコンッ❗



 蹴っ飛ばされた女は、あばら骨3本が折れていた。

それでも《ミカリン》の怒り狂った暴走は止まらない。



【オラオラオラオラーーーーーーーーーーーーーーッ❗】



 【トゲトゲバット】で殴った女を、死ぬ手前迄、ボコボコにした。

 《ミカリン》の両拳が、返り血で血まみれになっていた。

ボコボコに殴られた女は、殴られたショックで体がピクピク震え、失神していた。

 殴られた女が持っていた【血まみれトゲトゲバット】を手に取り、肩に乗せた。



【待たせたなッ❗……続きをやろうかッ❗…(^ω^#)】



 【血まみれミカリン】を見て、相手の総長が一瞬ビビった瞬間、《ミカリン》は素早く動き、相手の総長の間を取り、《ミカリン》はニヤリと笑った。(ゝω・´★)



【次は……お前の番だッ❗……死ね‼️】



 《ミカリン》は【血まみれトゲトゲバット】を頭上へと持っていき、容赦なく相手の総長の頭をめがけて、思いっきりブン殴った。



ガツーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 殴られた総長は地面に倒れ、激痛に(もが)いている。



【俺の頭をガチで割ったんだッ❗……死んで貰うぜ‼️】



 《ミカリン》の怒りは頂点に達し、【血まみれトゲトゲバット】を容赦なく、何度も相手のレディースに殴り続けた。



ボコッ❗……ボコッ❗……ボコッ❗……ボコッ❗

ボコッ❗……ボコッ❗……ボコッ❗……ボコッ❗


ボコッ❗……ボコッ❗……ボコッ❗……ボコッ❗

ボコッ❗……ボコッ❗……ボコッ❗……ボコッ❗



〈【ミカリン総長】が完全にキレてしまったッ❗

みんなッ❗……【ミカリン総長】をお止めしろ‼️〉



 【ミカリン総長】の舎弟と末端が、急いで《ミカリン》を必死に止めた。



〈【ミカリン総長】‼️……これ以上やったら、本当に死んでしまいますよ‼️〉



【邪魔するなッ❗……こんなクズを殺さないと、気が済まねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんだよ‼️】



 《ミカリン》は【血だらけトゲトゲバット】を頭上へ持っていき、殴ろうした瞬間、副総長が《ミカリン》の前に立ち、両手を広げ、必死に止めていた。



〈これ以上はダメですよ‼️……(*`・ω・)ゞ

こんなクズの為に、【ミカリン総長】の栄光に傷がつきますから、辞めて下さい‼️……【ミカリン総長】‼️〉



【ドケッ❗……退くんだ副総長‼️】



〈退きません‼️……まだ殴り足りないなら、私の屍を踏んでから……殺せばいい‼️〉



 副総長の真剣な瞳を見て、《ミカリン》は【血まみれトゲトゲバット】を手放した。



カラン……カラン……



 近所の人が警察に苦情電話をした事により、数分後、パトカーが現地到着し、警察沙汰になってしまった。

 【ミカリン総長】と地方の総長の大喧嘩が、幕を閉じたのでした。

負けたのは地方から来た、■■レディースだった。

 警察官にパトカーに連行される、【ミカリン総長】と■■の総長。

 《ミカリン》は警察官に威嚇。



【気安く触るんじゃね~よッ❗……クソポリ公が‼️】



 ■■の総長は、気を失う前に一言。



〈ク…クズが近づくなッ❗……名を覚えたからな‼️

次は覚えてろッ❗……【ミカリン総長】‼️〉



 相手の総長は去りながら、相手の声が微かにだが聞こえた。


 ■■総長が去った後、《ミカリン》は総長の重圧から開放されたのか、突然、気を失って倒れてしまった。

 倒れた《ミカリン》を2人の警察官に抱き抱えながら、持ち場を後にした。

 《ミカリン》はグレた原因で、心に闇を灯した。

孤児院施設を散々たらい回しされ、厄介払いを受け続けた挙げ句、《ミカリン》は極端な人見知りになってしまった。

 《ミカリン》にとっては、周りの人間達が敵に見えてしまい、他人に対して威嚇しまくる。

 《ミカリン》は人間不信になっていた。

《ミカリン》は普段から特効服を身につけ、●●レディースの総長として、舐められない様、スケバンの様にツッパリし続ける。

 

 《ミカリン》は別な孤児院施設で、園長の事が大嫌い。……(#`皿´)

別な孤児院施設を転々として、夜遊びと家出を繰り返す毎日。


 《ミカリン》は警察沙汰は日常茶飯事。

《ミカリン》は別な園長を、困らせ様と喧嘩と家出を繰り返し、別な園長を何度も警察署へ呼ばれた。

 別な園長は警察署へ何度も出向き、《ミカリン》が犯した罪に対して、謝り続きました。

別な孤児院施設の園長は、とうとう心がボキッと折れてしまいました。



〈もう限界だッ❗……手に負えない‼️〉



 別な孤児院施設の園長は《ミカリン》の身元引受人を、拒否されたのでした。


 《ミカリン》は微罪処分となり、指紋採取された後、警察署内の留置所の牢屋へ入れられ、《ミカリン》は警察官を睨んでいた。

 《ミカリン》は牢屋を何度も、思いっきり蹴っ飛ばしていた。



【出せッ❗……コラーーーーーーーーッ❗……出せッ❗

……この野郎‼️】



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



 《ミカリン》が牢屋を蹴り飛ばす音が、警察署内に鳴り響いていた。



【こっから出しやがれ❗……クソポリ公が‼️】



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



 《ミカリン》は頭部に大怪我していたが、雑な処置だった為、縫っていた糸が切れてしまい、《ミカリン》が激しく牢屋を蹴っ飛ばす度、血が激しく飛び散っていた。

顔半分真っ赤に染まっても、牢屋を蹴っ飛ばす行為を辞めない《ミカリン》。


 別な孤児院施設の園長は、《ミカリン》の身元引受人を突然拒否に、警察官も困っていた。

 他の孤児院施設に連絡し、《ミカリン》の身元引受人を頼んだが、《ミカリン》の名を出した途端、電話を一方的に切られる事が屡々(しばしば)あった。



【出せッ❗……出せッ❗……コラーーーーーーーッ❗】



 休む事なく、牢屋を蹴り続ける《ミカリン》。

《ミカリン》の怒鳴り声を聞く度、警察官はため息をつきながら、片っ端から孤児院施設に電話を掛けまくっていた。

 警察官は必死に《ミカリン》の《身元引受人》を探していた。

微罪処分では、牢屋で長く拘束が出来ない。


 《ミカリン》の身元引受人がいない場合、強制的に少年院送りになってしまうのだ。

警察官は《ミカリン》の身の上を知ってるから、何とかして、《ミカリン》を立ち直らせたいと考えていた。

警察官は《ミカリン》の綺麗な瞳を見て、《ミカリン》はまだ間に合う。

 警察官は《ミカリン》が人生を踏み外す前に、人生をやり直すチャンスを与えたかったのだ。

警察官は《ミカリン》の事を諦めず、孤児院施設に問い合わせをしまくったが、どこも受け入れ拒否される始末。

このままでは、《ミカリン》の人生が台無しになってしまう。

 警察官はレディースからの人生やり直しの難しさは、理解しているからこそ、何とかしてやりたかったのだ。

警察官が孤児院施設への問い合わせは、99回目の問い合わせをしたが、全て断れた。

 警察官は大きなため息をついた後、タバコを加えて、火を付けて一服した。



〈はぁ~❗( ´Д`)……どうしたもんかな❓️

これでダメなら少年院行きか‼️……Σ(×_×;)!〉



 警察官はタバコを消した後、今度こそ、100回目の孤児院施設で受け入れ拒否されない様に願いながら、受話器を取って、電話で問い合わせした。



プルプルッ❗……プルプルッ❗……プルプルッ❗

……ピッ❗



〈もしもし……○○警察署ですが、急なお願いである事は重々承知しております‼️

西園寺理事長に是非、預かって頂きたい【問題児の少女】がいます‼️

99回も孤児院施設に受け入れ拒否された【問題児の少女】ですが、どこも受け入れ拒否され、とても困っております‼️


 これ以上、留置所で拘束は出来ません‼️

【問題児の少女】は家族環境に問題あり、家庭裁判所に相談が出来ない状態です‼️

このままだと【少年院行き】になってしまいます。

どうか【問題児の少女】を助けて下さい‼️


 西園寺理事長のお力で、【問題児の少女】の人生を幸せに導いて頂けませんでしょうか❓️

宜しくお願いします‼️……西園寺理事長‼️〉



 警察官は電話しながら立ち上がり、深くお辞儀しました。

電話の相手は優しい声で、受け応えしていた。



【‼️……分かりました‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎

【問題児の少女】は私の孤児院施設で預かりましょう‼️

私が責任持って《身元引受人》を引き受けましょう‼️

○○警察署の住所と電話番号を教えて下さい‼️】



〈西園寺理事長……御協力に感謝します‼️

本当にありがとう御座います‼️……(*^▽^)/★*☆♪

心から感謝します‼️……西園寺理事長‼️

(*^-゜)v……Thanks!〉



ガチャンッ❗



 警察官は笑みを浮かべながら、受話器を置いた。



〈ふぅ~‼️……これで安心だ‼️

やっと身元引受人が見つかった、本当に良かった‼️

これで少女が立ち直ってくれれば、万々歳だなッ❗

( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆〉



 警察官は安心したのか、笑みを浮かべながら、タバコに火を付けて一服した。



〈これで【問題児の少女】は安心だ‼️

理事長に貸しが出来たなッ❗……やれやれだぜ‼️(^_^;)

次回、西園寺理事長には高級和菓子を持って、お礼に行かなければならないな‼️〉



 警察官は笑顔で微笑みながら、タバコを大きく吸ってから、大きく煙を吹き出した後、呟いた。



〈本当❗……やれやれだぜ‼️……( ;´・ω・`)

道を外した子供の人生やり直しはそう簡単では無い‼️


 身元引受人は子供の人生に責任を負う事になるから、誰もやりたがらないのは問題だなッ❗

本当ならッ❗……両親が子供の面倒を見るのが当たり前だったのに、いつの間にか、家出少年と家出少女が池袋・新宿・渋谷に集まって来る現象は、社会問題になっている。

未成年者が犯罪に巻き込まれるケースが急増し、警察と自治体と連携し、防犯パトロールを強化した。

 しかし、未成年者の家出相談件数は、毎年、増加傾向にある。

家出少年・少女は、家庭環境の悪さで増えていくばかり。

俺達警察官は、犯罪から未成年者を守る事しか出来ない(苦笑)。

後は頼みましたよッ❗……西園寺理事長‼️…( ̄▽ ̄)ゞ〉







 1時間後、○○警察署に西園寺理事長が、自家用車で到着し、姿を現した。

 西園寺理事長は深呼吸した後、気合いと覚悟を決めた後、警察署へと入って行った。

西園寺理事長が警察署に入った途端、《ミカリン》の怒鳴り声が響いていた。



【こっから出しやがれッ❗……クソポリ公が‼️】



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



【ハァ~( ´Д`)……コリャーーーーーーーーーーーッ❗

かなりの問題児の様だなッ❗……時間がかかりそうだ‼️】



 警察官は西園寺理事長に、《ミカリン》が居る牢屋へと案内した。

牢屋に近づいていく度、《ミカリン》の怒鳴り声と騒音が、段々と大きくなってゆく。



【こっから出しやがれッ❗……クソッタレが‼️】



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



【俺は別名……恐れられる【血まみれミカリン】とは俺の事だ‼️

こっから出しやがれ❗……クソポリ公が‼️】



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗


ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



【こっから出しやがれーーーーーーーーーーーーーー‼️】



ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 《ミカリン》は牢屋を、思いっきり蹴っ飛ばした。

その時、留置所に《西園寺理事長》が姿を現しました。



【何を見てるんだッ❗……クソジジィ(*`Д´)ノ!!!】



 《ミカリン》は突然現れた西園寺理事長を挑発し、ガン飛ばして睨んでいた。



【なな……なんなんだッ❗……コレは❓️(・_・?)】



 西園寺理事長はミカリンの姿を見て、あ然していた。



【‼️……これはッ❓……( ; ゜Д゜)】



 《ミカリン》の姿は血まみれ状態だったからだ。


 西園寺理事長が若い頃、人の命を助ける為、国際医療福祉大学医学部へ入学し、医者になる事を目指した。

理事長は整形外科を志望し、熱心に勉強を頑張っていた。

 西園寺理事長は傷口を縫う《抜糸(ばっし)》を、毎日、練習していた。

西園寺理事長の抜糸の腕前はトップクラス。


 《抜糸》が出来ない奴は、整形外科にはなれないとも言われており、《抜糸》が出来る事が必須。

 西園寺理事長は卒業する迄に、【医師国家試験】を合格したかったが、不合格が続いた。

 国際医療福祉大学医学部を無事に卒業しても、【医師国家試験】だけは、合格出来なかった。


 【医師国家試験】を7回連続不合格になった西園寺西園寺理事長は、ガックリと肩を落として《医者》になる夢を諦めざるを得なかった。


【医師国家試験】は難関国家試験と言えるだろう。

医者になる夢を諦めた西園寺理事長は、大手玩具会社に就職し、正社員として働いていた。

 平社員だった西園寺理事長は、営業成績がうなぎ上りで、トップ成績をキープ。

 西園寺理事長はドンドン出世し、平社員から社長迄、のぼり上がった《成り上がりの社長》と有名人でした。

 社長の座を定年迄、続いた結果、西園寺理事長の会社に対する功績を称え、西園寺理事長はCEOの座を譲り受け、在籍のまま、社長の座を次の世代にバトンを渡した。

 西園寺理事長は社長の座を次の世代にバトンを渡した後、直ぐ様行動に移した。

西園寺理事長の働きに《西園寺グループ》は、人がらと功績に称え、名誉勲章と共に《総裁》へとなった男。


 社長時代に子供が、虐待死したニュースが報道され、社会問題になっている事が気掛かりだった。

 総裁兼理事長となった《西園寺隼》は直様、行動を起こし、孤児院施設を建設。

 孤児院施設の運営と西園寺理事長しての役割を果たし、現在に至る。


 西園寺理事長は驚愕した。(; ・`ω・´)

《ミカリン》の顔が血まみれで、かなりの重症だったからだ。

その場に居た警察官に大激怒……(*`Д´)ノ!!!



【何で❓️……こんなになる迄、ほっといたんだねッ❗

バカ野郎‼️……水のペットボトルと救急箱、抜糸が出来る医療器具を、直ぐに持って来い‼️……早く‼️】



 西園寺理事長が大激怒に驚いて、警察官が理事長に言われた物を取りに走って行った。

その間、ミカリンは狂った様に暴れていた。



【これ以上、暴れると死ぬぞ‼️……頼むからじっとしてくれ‼️

君を死なせなくないんだ‼️……( ´,_ゝ`)】



 ミカリンは近づいて来た西園寺理事長を、威嚇し始めた。



【お前は何者だッ❗……俺に命令するなッ❗

クソジジィ‼️】



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



 《ミカリン》は暴れている所に警察官が現れた。



〈西園寺理事長‼️……言われた物を用意しました‼️

これで足りますか⁉️〉



【ありがとう‼️……恩にきります‼️

私が牢屋の中に入りますから、牢屋の鍵を開けて下さい‼️】



 警察官はあ然‼️……( ; ゜Д゜)



〈ダメですよッ❗……あの女はかなり興奮状態です‼️

とても危険です‼️……危ないですよ‼️〉



 西園寺理事長は大激怒しながら、怒鳴った‼️



【いいから開けろッ❗と言ってるんだ‼️

このままでは《失血死》になりかねん、危険な状態だ‼️

……さっさと開けなさい‼️】



 西園寺理事長の大激怒に警察官が怯えたのか。



〈知りませんよッ❗……責任取りませんからね‼️〉



 警察官は牢屋の鍵を園長に渡して、その場から逃亡した。

 西園寺理事長は躊躇する事なく、牢屋の鍵を開けて、牢屋の中に入った瞬間、ミカリンの右フックが西園寺理事長の顔を、思いっきり殴った。



バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 西園寺理事長はミカリンに殴られたショックで、吹き飛ばされ、牢屋に激突した。



バターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 牢屋に激突した際、西園寺理事長が掛けていたメガネが、地面に落ちて割れてしまった。



パリーーーーーーーンッ❗



【どうだ俺のパンチ力は、クソジジィ‼️

俺に逆らう者は……皆殺しだ‼️】



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



 《ミカリン》は無抵抗の西園寺理事長を容赦なく、ボコボコにした。

西園寺理事長は頭をガードし、耐えている。



【暴れるなッ❗……辞めろ‼️】



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



 《ミカリン》は西園寺理事長の静止も無視して、西園寺理事長をがむしゃらに暴行している所を、監視カメラで見ていた警察官2人が見て直様、留置所へと急いで駆けつけた。

 西園寺理事長の周りには持ってきた医療器具が、広範囲に散乱していた。



【しつこい❗……クソジジィだな‼️】



ボコッ❗……ドンッ❗……ボコッ❗……ドンッ❗



 西園寺理事長は《ミカリン》に殴られ様とも、無言で広範囲に散らばっている医療器具を必死に拾い続けていた。

 西園寺理事長は体が痣だらけになろうとも、ミカリンを助け様と必死だった。


【おい❗……無視すんじゃねーよ❗……クソジジィ‼️】



ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 西園寺理事長は医療器具を全て拾った後、《ミカリン》に顔を殴られても、けして《ミカリン》に反撃してこない。

 西園寺理事長は《ミカリン》に殴られても、びくともしない。

西園寺理事長は仁王立ちしながら、《ミカリン》の前に立ち塞がった。

 2人の警察官が駆けつけたが、西園寺理事長は

《止まれッ❗……入ってくるな❗》と合図を送った。



〈西園寺理事長もういいでしょ❓️

こんなクズ女は少年院か、暴行障害罪で少年刑務所へ送りましょう‼️〉



【この少女はクズ女ではないッ❗……断じて腐ったミカンではない‼️……ふざけんな(*`Д´)ノ!!!

大の大人が、この子の可能性を潰すな‼️】



〈しかし……西園寺理事長に暴行している映像が、暴行障害罪の証拠になるでしょう❗

諦めて下さい‼️……西園寺理事長‼️〉



【もう少しだけ時間を下さい‼️……お願いします‼️】



 西園寺理事長は警察官2人に対し、頭を下げた。



〈後1時間……待ちます‼️〉



【ありがとう‼️……感謝する‼️】



 西園寺理事長は再び、《ミカリン》と真剣に向き合った。

《ミカリン》は理事長を殴る気満々。 

 西園寺理事長は時間が無いので、《ミカリン》に対して、手短に会話した。



【無抵抗の人間を殴って楽しいか❓️……嬉しいか❓️

そうやって威勢をはるのは辞めろ❗……惨めだぞ‼️

これ以上、暴れたら本当に死ぬよ‼️

私は……君を助けたいんだ‼️……(^o^ゞ】



 《ミカリン》は勝ち誇った口調で怒鳴った。



【死ぬ何て怖くないッ❗……死んだら名が残る‼️

だから……俺は死を恐れない‼️

死ぬのは上等だッ❗……このクソジジィが‼️】



【………………………】



 西園寺理事長は沈黙していた。

《ミカリン》は威嚇しながら、勝ち誇った言葉遣いで、西園寺理事長を挑発していた。



【俺が死んでも悲しむ奴はいない‼️

生きててもつまらない‼️……こんなくだらない人生‼️

生まれて来た事……後悔してるんだぜ‼️】



 西園寺理事長は突然、《ミカリン》の頬を軽く殴った。



パーーーーーーーーーーーーン‼️……( -_・)?



 理事長は栓が抜けたかの様に、怒鳴り続けた。



【せっかく生まれた命を粗末にするな‼️

自ら命を絶つ行為は、絶対にしてはいけない‼️

自殺は地獄へ堕ちるぞ‼️……自殺は愚か者がする事‼️


どんなに最低な母親だったとしても、君を命懸けで産んでくれた母親に、感謝を忘れるなッ❗

人間には寿命がある‼️……人生は一度きりだ‼️

人間だから誰でも、死が訪れるのが運命‼️

どんなに辛くても……どんなに苦しくっても……

私達は生きていかなければならないんだ‼️

己の人生に悔いの無い様、寿命が尽きる迄、生きなければならない‼️

君は心迄、腐ってるのか❓️……恥を知りなさい‼️

人間の痛みが分からないなら、君は人間ではない‼️

ただの(けもの)ッ❗……野獣だ(*`Д´)ノ!!!】



ハァーーーーーーーーーーーッ❓……( ´Д`)



 《ミカリン》の怒りが大爆発した。



ウオオオォリャーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



【誰が野獣だッ❗……このクソジジィが‼️】



 西園寺理事長を睨み、大激怒‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))



【煩い❗……煩い❗……黙れ❗……お前には関係ないだろ❗…死ぬのは勝手だ❗……ほっといてくれよ‼️】



パーーーーーーーーーーーーン‼️……( -_・)?



 西園寺理事長は2度目、《ミカリン》の頬を軽く殴った。

《ミカリン》は殴られた時、ふらついて座り込んでしまった。



【(クソッ❗……クソッタレが❗……クソジジィが‼️

初めて尻もちをついた‼️……一生の不覚‼️)】



 《ミカリン》は負けず嫌いで、気がたっている。



【こんなビンタ……効かねーよ❗】



 《ミカリン》が息が荒く、痛々しい顔をしていた。



ヅキンッ❗……ヅキンッ❗……ヅキンッ❗



 西園寺理事長は《ミカリン》に優しく話掛けた。



【頭がヅキンッ❗……ヅキンッ❗……と痛いだろ❓️



それが生きている証拠だ‼️

死んでたら、頭の痛みは感じないだろう‼️

この世界に生まれてきた命は、死んでもいい命何か1つも無いぞ‼️……命を無駄にするなッ❗

君が生まれてきた事が嬉しいよ‼️

君が生まれた以上、生きなければならないんだよ‼️】



 西園寺理事長は《ミカリン》に微笑んでいた。



【‼️……(ハァーーーーーーーーーッ❗…( ´Д`))】



 《ミカリン》はあ然‼️……( ; ゜Д゜)

《ミカリン》は西園寺理事長から初めて【君が生まれてきた事が嬉しいよ‼️】って言われた事に絶句‼️


 《ミカリン》は《ミカリン》の母親さえ〈さっさと死んでしまえ‼️〉としか言われてなかったから、西園寺理事長の一言に戸惑いを隠せない様子。


 西園寺理事長は《ミカリン》に殴られた時、右まぶた切れてかなり出血し、体中に殴られた箇所が痣になり、痛々しい姿だった。


 西園寺理事長は右目をつぶりながら、しゃがんで、《ミカリン》の状態を把握していた。

 一番酷いのは、やはり頭部の切り傷からの出血が、特に酷い‼️

西園寺理事長が《ミカリン》の顔を触ろうとした瞬間…………。



パチーーーーーーーンッ❗



 《ミカリン》が西園寺理事長の手を叩いた。



【気安く触るな❗……クソジジィ‼️】



【頭部の傷口の出血を止めないと、本当に死んでしまうぞ‼️……それでもいいのか❓️(・_・?)】



 西園寺理事長はミカリンの瞳を見つめていた。



【死んだら名が残るだと❓️名が残る訳が無いだろ❗

死んだら灰になり、この世から消えるだけだ‼️

それでも……君はこの場所で死にたいのか⁉️】



 西園寺理事長は真剣な顔して、《ミカリン》に対し《生きたいか❓️》《死にたいか❓️》を選ばせたのだった。


 もしも《死にたい‼️》と選択したら、治療後、少年院か少年刑務所へ行って貰う事を、覚悟を決めた西園寺理事長‼️



【煩い‼️……煩い‼️……煩い‼️…クソジジィ‼️】



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



 《ミカリン》は西園寺理事長をヤケクソでいくら殴っても、《ミカリン》に殴り返さない西園寺理事長に少しずつ、心の変化が表れた。




【(何で❓️(・_・?)…やり返さない❓️…何故だ❓️)】



【死にたいのか❓️……生きたいのかどっちだ‼️】




 《ミカリン》はとって、西園寺理事長は初めての人間だった。

《ミカリン》を本気で心配してくれた大人は、誰1人もいなかったからだ。

 《ミカリン》の目の前に、ボロボロの西園寺理事長が立っている。

ここまで、自分自身を心配してくれた人間は初めてだった。

 《ミカリン》は混乱していた。



【ふざけんなッ❗……クソジジィ‼️】



 《ミカリン》が西園寺理事長をグーパンで殴ろうした瞬間、西園寺理事長は逃げも隠れもせず、《ミカリン》のグーパンが西園寺理事長の頬にクリーンヒットした。

 西園寺理事長の前歯が1本折れて、地面に落ちた。

西園寺理事長はこの時を待ってましたかの様に、突然、《ミカリン》の殴った手を掴んだ。

西園寺理事長はフラフラしながら、ニヤリと微笑んでいた。



【捕まえたッ❗……観念しろ‼️

もうこれ以上、自分自身を傷付けるな‼️】



 西園寺理事長は再度、《ミカリン》に問いただした。



【君は生きたいか❓️……死にたいのか❓️(・_・?)

自分の人生だ❗……自分で決めろ(*`Д´)ノ!!!

そんなに死にたければ、勝手にしろ‼️……止めないよ❗

君が死を望むなら、私は身元引受人を辞退する‼️

どうするんだ❓️……時間が無いッ❗

さっさと決めろ‼️……《ミカリン》‼️】



 西園寺理事長は《ミカリン》の目を見ながら、《ミカリン》に対して最終忠告をした。


 《ミカリン》は長い沈黙した。

西園寺理事長は優しい眼差しで、《ミカリン》に話し掛けた。



【君の人生だ‼️……選ぶがいい‼️】



 《ミカリン》は突然、両膝が地面に落ちた。



【あんたのしつこさには負けた‼️

負けたのは初めてだッ❗……完敗だ‼️

俺はこんな場所で死にたくない‼️……生きたいんだ‼️】



 西園寺理事長は《ミカリン》の《生きたい‼️》と言う言葉を待っていました。

西園寺理事長は微笑みながら。



【死にたくなければ、私の言う通りにしろ‼️

一番酷い頭部の傷口を、水で洗い流すッ❗

物凄く痛いぞッ❗……激痛に耐えてくれ‼️】



 西園寺理事長は《ミカリン》の頭部の傷口に、躊躇する事なく、水で傷口を洗い流している。



【ヴヴゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


……痛い‼️……痛い‼️……痛すぎる‼️】



【我慢しろ‼️……傷口はバイ菌が付いて無い‼️

もしも……傷口からバイ菌が入っていたら、助からなかっただろう‼️

君はツイてるな❗……神様が《君に生きろッ❗》と言っているんだよ‼️……( ^ω^ )】



 西園寺理事長は傷口を綺麗にした後、医療器具から抜糸を取り出した。



【頭部では直接麻酔は出来ないんだッ❗

麻酔無しで傷口を抜糸で縫うから、我慢してくれ‼️】



ググゥーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 西園寺理事長は傷口が残らない様、1つ1つ丁寧に縫っていく。

《ミカリン》は傷口を抜糸で縫う度、激痛で苦しんでいた。

 西園寺理事長は抜糸している途中、《ミカリン》から一言。



【俺に殴られた時、何で❓️……殴り返さなかった❓️】



 《ミカリン》は不思議な顔しながも、激痛に耐えていた。

 西園寺理事長は《ミカリン》に本音を語った。



【愛の無い暴力は、ただの暴力‼️

弱い女性を殴る男は、人間として最低なクズだ‼️

DV男は最低なクズ野郎だ‼️(#`皿´)】



 《ミカリン》は哀しい顔しながら…………。



【俺の両親があんたみたいな人だったら、良かったのになぁ~‼️】



 《ミカリン》は深くため息をついた。

西園寺理事長は《ミカリン》の傷口を抜糸続けてみたら、計20針を縫う大怪我だった。

 《ミカリン》の頭部の傷口の止血が成功し、安堵したのか西園寺理事長はその場で気を失い、倒れ込んでしまった。



バターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



【‼️……クソジジィーーーーーーーーーーーーーーッ❓】



 《ミカリン》は倒れた西園寺理事長に話し掛けたが、反応がなかった。

 近くで待機していた警察官が、救急車を呼んで、西園寺理事長と《ミカリン》は救急病院へと運ばれたのでした。


 西園寺理事長の容態は……全身打撲、歯を1本折れて、肋骨(あばらぼね)3本骨折していた。

かなりの重傷だった。

 《ミカリン》の容態は……頭部の傷口は西園寺理事長の抜糸がパーフェクトで命が助かった。

左腕は骨折・肋骨は2本骨折、右膝アキレス腱が切れていた。

 《ミカリン》は病院の看護師から、救急病院に後1時間遅かったら、失血死だったと知らされた。

《ミカリン》は右手に、輸血の点滴をしている。



【俺が死ぬ所をクソジジィに、助けられたのか⁉️】



 《ミカリン》は西園寺理事長に命を助けられたのでした。

入院病棟は西園寺理事長と《ミカリン》が同室となり、となり合わせになっていた。

 《ミカリン》は骨折・抜糸・アキレス腱切れた影響で、悶絶の激痛だった。

《ミカリン》はとなりで寝ている西園寺理事長が、意識が戻らない事を心配していた。


【死ぬなよッ❗……クソジジィ‼️

死んだら許さないからなッ❗……クソジジィ‼️】



 《ミカリン》は激痛で眠れぬ夜を過ごした。

いまだに西園寺理事長の意識は戻らない。


 西園寺理事長の心肺停止のアラーム音が突然、鳴り響いた。



ビビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️



 数人の医師や看護師が病室へ入って来て、慌てて蘇生処置を西園寺理事長に施した。



【死ぬなッ❗……クソジジィ‼️

頼むッ❗……死なないでくれ‼️……クソジジィ‼️】



 《ミカリン》は西園寺理事長の危篤状態に絶句。



ビビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️


バーーーーーーーンッ❗



 主治医達は《AED》心肺蘇生器で、西園寺理事長の心肺蘇生をしようとしている。



〈電力上げるぞ❗……もう一度だ‼️〉



バーーーーーーーンッ❗


ビビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️



 《ミカリン》は無言で泣いていた。



【(死なないでよ‼️……クソジジィ‼️)】



バーーーーーーーンッ❗


ビビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️



〈時間との勝負だ‼️

新しく購入した……自動心肺蘇生器《clover3000》を早く持って来い‼️〉



 看護師と医師達が、慌てて《clover3000》を持って来た。



〈《clover3000》に掛けるしかない‼️〉



 主治医は《clover3000》のスイッチをONにした。



バーーーーーーーンッ❗


ビビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️




バーーーーーーーンッ❗


ビビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️




バーーーーーーーンッ❗


ビビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️




バーーーーーーーンッ❗


ビビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️



ピッ❗……ピコンッ❗……ピコンッ❗…ピコンッ❗



 西園寺理事長の心肺が蘇生した。

主治医と医師や看護師達は大喜び。

ミカリンは嬉しさの余り、大泣きしていた。



【死に損ないのクソジジィが‼️……( ノД`)】



 《ミカリン》は涙が止まらなかった。

西園寺理事長は3日後、意識が戻りました。



【ここは……何処(゜Д゜≡゜Д゜)?】



 西園寺理事長は天井を見ている。



【私は生きているのか❓️……死んでるのか❓️】



【一度死に掛けたが、死んでね~から安心しなッ❗

クソジジィ‼️(^o^)v】



 西園寺理事長はとなりに《ミカリン》が、ベットに寝ていた事に驚きを隠せない様子。 



【君が助かって良かった‼️……私の抜糸技術は無駄では無かった‼️……( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆】



 西園寺理事長は号泣しながら、喜んでいた。

《ミカリン》は理事長が号泣している姿を見て、内心とても嬉しかった。

 西園寺理事長は《ミカリン》の姿を見て、大爆笑した。



アハハハハハハーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 《ミカリン》は左腕は骨折、右手には輸血の点滴、右足はアキレス腱切断で、包帯でグルグル巻き状態だあったからだ。



 《ミカリン》は激怒した‼️……(*`Д´)ノ!!!



【ハァーッ❗( ´Д`)……何笑っているんだ‼️

クソジジィ‼️(#`皿´)


クソジジィだって、体全体を包帯グルグル巻きじゃねーーーーーーーーーーーーーーーーーーか‼️……あゝ(#º言º)

まるで巻き寿司の様だッ❗……死に損ないが‼️】



 《ミカリン》は西園寺理事長の無残な姿に大笑い‼️



((ノ∀`)・゜・。 アヒャヒャヒャヒャ…………。



アハハハハハハーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 西園寺理事長と《ミカリン》の大笑いに、看護師が鬼の顔して駆けつけた。



〈ヽ(♯`Д´)ノコラァーーーーーーーーーーーーーーッ❗


ここは病院です‼️……静かにして下さい‼️

……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))


これ以上、騒ぐなら……とても痛い注射をするか❓️〉



 看護師の右手には、注射器を持って仁王立ち。

看護師の怒りのオーラがドス黒かった。

 西園寺理事長と《ミカリン》は、看護師の鬼の顔に言葉を失った。

 お互い顔を見ていた。



【(これはヤバイッ❗…ヤバイ女が来た‼️…( ´;゜;∀;゜;)


一番逆らってはいけない危険人物だ‼️)】



 西園寺理事長と《ミカリン》は悟った。

この世には、けして逆らってはいけない、人間が居る事を知ったのでした。

 西園寺理事長と《ミカリン》は沈黙と冷や汗が、止まらなかった。…………( ´;゜;∀;゜;)

西園寺理事長と《ミカリン》は騒ぐ事を辞めて、おとなしく治療を受けていた。


 西園寺理事長と《ミカリン》は、病院退院日も一緒だった。

西園寺理事長は《ミカリン》に対する暴行について、被害届を出さなかった。

 西園寺理事長と《ミカリン》は、警察署内にある留置所の牢屋の中で、運命的な出逢いを果たしたのでした。


☆レディースとは……女暴走族の事。

☆総長とは……女暴走族のあたま・リーダーの事。

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