里親への道
氷河はようやく心から安心が出来る環境に、身をおく事が出来たのだ。
孤児院施設を運営する《西園寺理事長》と、《ミカリン》のおかげだった。
氷河に対する【苛め】が無くなり、氷河には沢山の友達が出来た。
氷河は沢山食べて、沢山遊んで、遊び疲れるとグッスリと眠っていたが、氷河は虐待のトラウマで魘される日々が続いていた。
氷河の為、一緒に眠る事を決意した《ミカリン》。
氷河は毎晩の様に魘されている姿に、《ミカリン》は哀しい顔して、氷河を抱きしめ、氷河の頭を優しく撫でていた。
氷河はいつの間にか、眠ってしまいました。
《ミカリン》は氷河の寝顔に安堵したのか、《ミカリン》も眠ってしまいました。
《ミカリン》の役目は、氷河が一人で眠れる様になる迄、氷河につきっきりの看病をしたのでした。
《西園寺理事長》《ミカリン》は分かっていた。
氷河はいつか、孤児院施設を出て行く運命だったて事を理解し、氷河の成長を見守っていった。
《西園寺理事長》は元気に遊んでいる氷河を観て、笑顔で笑っていた。
【氷河ちゃんは元気になったなッ❗…《ミカリン》‼️】
【はい‼️……《西園寺理事長》‼️】
《西園寺理事長》の机の前に、《ミカリン》が立っていた。
【《西園寺理事長室》の中では父さんと呼んで欲しいな‼️
……♡(〃´ω`〃)♡】
《ミカリン》は顔を真っ赤にして、恥ずかしがっている。
【バカッ❗……恥ずかしいじゃない‼️】
【そこをなんとかッ❗……《ミカリン》ちゃん‼️】
【ちゃん付けは辞めてね‼️】
【《ミカリン》は私の大切な娘‼️…甘えていいんだよ❓️】
《ミカリン》は待ってましたと、満面な笑みで微笑んだ‼️
【じゃあ~ッ❗《ダイヤモンドのネックレス》が欲しいな……( ☆∀☆)♡
氷河ちゃんが付けてる《ダイヤモンドのネックレス》と同じのが欲しいな……( ☆∀☆)♡】
《西園寺理事長》の顔から、冷や汗が止まらない‼️
( ´;゜;∀;゜;)
【(氷河ちゃんと同じ《ダイヤモンドのネックレス》だって⁉️……マジか!Σ( ̄□ ̄;)
氷河ちゃんが付けてる《ダイヤモンドのネックレス》は何億以上の値段するぞッ❗】
《ミカリン》は満面な笑みでニコニコしていた。
【(ギクッ❗……買えないとは言えんではないか‼️)】
《西園寺理事長》の冷汗は倍増した。( ´;゜;∀;゜;)
《ミカリン》は最高の笑顔で、《西園寺理事長》を見つめていた。
《ミカリン》の瞳は☆になり、( ☆∀☆)輝いていたのだった。
《西園寺理事長》はミカリンの( ☆∀☆)に、冷や汗が滝の様に流れ続けている。
《西園寺理事長》の瞳は、真っ白(○_○)になっていた。
【(買えないと言ったら……ヤバイ(゜ロ゜)
せっかく親子の絆が出来たのに、台無しになるな‼️
マズイぞ‼️(ーー;)……史上最大の大ピンチだ‼️)】
《西園寺理事長》はガックリした顔して、青ざめている。
《西園寺理事長》の妻の鬼の顔が目に浮かんだ。
【妻に見つかったら……殺されるッ❗
私は生きていられるだろうか❓️。・(つд`。)・。】
《西園寺理事長》は諦めたのか、泣きながら微笑んだ。
【(分割にしよう‼️……少ないお小遣いが更に少なくなるだろうな‼️
妻は激怒して、毎日の食事のおかずが1~2品少くなるだろうな‼️
ワインも飲めず、第3ビールに代わるだろうな‼️
娘が欲しがってるんだ‼️
願いを叶えるのが父親の役目だ‼️)】
《西園寺理事長》は決心した。
【《ミカリン》には負けたよッ❗……買ってあげるよ‼️】
《ミカリン》は《西園寺理事長》に抱き付いた。
【ありがとうッ❗……お父さん( TДT)‼️
《ダイヤモンドのネックレス》は本物ではなく、クリスタルでいいからね(^_^ゞ
《ダイヤモンドのネックレス》が本物だったら、何億以上かかるでしょ❓️
クリスタルでもいいんだ‼️……( ☆∀☆)
お父さんとの《親子の絆の証》が欲しかったんだ‼️
わがまま言ってッ❗……ご免なさい‼️】
ミカリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼️
《西園寺理事長》は《ミカリン》を、抱き締めながら大号泣した。…………(;TДT)
《ミカリン》は【お父さんたら‼️】と照れていたが突然、《西園寺理事長》を軽くビンタした。
パーーーーーーーンッ❗
【いい加減にしてくれるかなッ❗……Σ(OωO )ビクッ!?】
《ミカリン》は少し怒っていた。
どうやら《ミカリン》は、ツンデレタイプの様だ。
《西園寺理事長》は《ミカリン》から軽くビンタを貰い、ビックリしていた。
《ミカリン》は腕を組ながら、仁王立ちしている。
【ミカリンッ❗……すまん‼️】
《西園寺理事長》は申し訳なさそうに、《ミカリン》との距離をおいて、立ち止まって謝っていた。
《西園寺理事長》は真剣な顔して、深刻そうなため息をついた。
【オホン❗……氷河ちゃんが付けてる《ダイヤモンドのネックレス》は、本当に神様からの贈り物か❓️
本当かね❓️】
《ミカリン》は笑顔で頷いた。
《ミカリン》は氷河に対する、【全ての真実】を告げた。
【氷河ちゃんは《神の啓示》を受けた、特別な子供です‼️】
《西園寺理事長》は窓際に立って、笑みを浮かべながら、満月を見つめていた。
【氷河ちゃんは《神の啓示》を受けた特別な子供なのだろう‼️
氷河ちゃんは神様から《運命》を受けたんだね❗
氷河ちゃんを何としても、幸せにしなければ神様に申し訳がたたん‼️
氷河ちゃんを《特別養子縁組》で、氷河ちゃんを幸せにしてくれる里親を探しをして、氷河ちゃんを幸せにしなければならないな‼️
まだ?……氷河ちゃんは魘されてるかい❓️】
《ミカリン》は哀しい顔して頷いた。
【まだ氷河ちゃんは、魘されてます‼️】
【そうか…………】
《西園寺理事長》は後ろに腕を組ながら、夜空を眺めていた。
【虐待は子供の心を傷つける行為‼️
絶対に許されない行為だ‼️
虐待される子供達を減らす事が、私の責務だよ❗
氷河ちゃんにはゆっくりと根気強く、心の治療をしながら考えましょう‼️】
【了解しました‼️……お父さん‼️】
《ミカリン》は《西園寺理事長室》から退室し、氷河の元へと向かいました。
氷河は《ミカリン》の添い寝効果で、魘される回数が徐々に減っていった。
《西園寺理事長》はミカリンからのGOサインを待ち望んでいてから、1ヵ月の月日が経った。
《ミカリン》からのGOサインを待っていた《西園寺理事長》は、まだか……まだか……と落ち着きがない。
氷河の心の回復が凄まじく、《ミカリン》の添い寝が無くても、魘される事なく、1人で夜眠れる迄、回復した事に、《西園寺理事長》《ミカリン》は驚きを隠せない様子だった。
《ミカリン》は遂に、《西園寺理事長》に【GOサイン】が出た。
《西園寺理事長》《ミカリン》は、氷河をついに《特別養子縁組》の手続きに入った。
[特別養子縁組とは、児童福祉のための養子縁組の制度で、様々な事情で育てられない子供が家庭で養育を受けられるようにすることを目的に設けられた。民法の第四編第三章第二節第五款、第817条の2から第817条の11に規定されている。]
《西園寺理事長》は《特別養子縁組》で、忘れられない子供がいた。
忘れられない子供は、《西園寺理事長》が運営していた孤児院施設に預けられた男の子でした。
男の子は直ぐ様、《特別養子縁組》で里親に預けられたのですが、預けた里親が書類を書類偽造した事が発覚。
預けた里親は虐待の常習犯でした。
男の子は食事を満足に与えられず、あろうことか男の子を、コインロッカーの中に入れて窒息死させてしまう悲しい【死亡事件】が起こりました。
《西園寺理事長》は悲しみの余り、大号泣した。
《西園寺理事長室》内で壁に何度も頭突きをして、《西園寺理事長》の額から、みるみる真っ赤に染まっていきました。
【男の子を救えなかった……私の責任だ‼️】
《西園寺理事長》は自分自身を責めた。
【男の子を救えなかった事、絶対に忘れない‼️
……無念だ‼️】
《西園寺理事長》は子供達が犠牲になる事を、2度と繰り返してはならないと《特別養子縁組》は、慎重にやる事にしたのだった。
《西園寺理事長》はまず里親の情報収集と、私立探偵に依頼し、里親の身の上を明らかにし、嘘が無いか、虐待した事があるのかを、大金かかっても、徹底的に調べた上で、《特別養子縁組》をする事にしたのでした。
何かあった場合、直ぐに警察官に来てもらえる様、警察署と連携し、《特別養子縁組》の日には、私服警官を3人、施設内で隠れて待機してもらうシステムを構築。
厳戒態勢で《特別養子縁組》をする事にした《西園寺理事長》。
氷河……1回目の《特別養子縁組》は、里親と氷河の相性が合わなかった為、失敗に終わった。
氷河……2回目の《特別養子縁組》は、私立探偵からの内部情報で、父親の会社が倒産の危機だと聞かされた《西園寺理事長》は、《特別養子縁組》は取り消しになった。
氷河……3回目の《特別養子縁組》は、若い夫婦身の上は問題が無かったのだが、何か様子がおかしい。
《西園寺理事長》は若い夫婦を警戒していた。
若い夫婦達は他の元気な子供達よりも、物静かな子供達をジロジロ見て、品定めしていた。
〈(物静かなガキを探せ❗)〉
男は小さな声で、女に命令した。
氷河は施設内の隅っこで、体育座りしている。
女は元気な子供を無視して、氷河に近づいて行く。
〈(見つけた‼️…このクソガキで良くね‼️(ФωФ))〉
女は男に、氷河を指差した。
男は不気味な笑みを浮かべながら、氷河へと近づいてゆく。
男は氷河の目の前に立っていた。
〈(誰でもいいんだッ❗…どうせッ❗…殺すんだから‼️)〉
男は舌を出し、ペロリと口の周りを軽く舐めた。
〈(このクソガキがいい‼️)〉
男は突然、氷河の腕を無理矢理、引っ張り出した。
《西園寺理事長》は会社からの定期連絡で、一時的にその場を離れており、全く気づいていない。
《ミカリン》は氷河の異変を感じ、氷河を助けに行った。
私服警官に合図が出せるのは、《西園寺理事長》だけでした。
【氷河ちゃんから、手を離しなさい‼️】
《ミカリン》が男の手を外そうとするが、握力が強すぎて離す事が出来ない。
〈邪魔するな❗……クソ女‼️〉
男は《ミカリン》を思いっきり殴った。
【痛い‼️】
《ミカリン》は殴られ、吹き飛ばされた。
女が駆けつけ、慌てている様子。
〈殴る何て❗……聞いてないよ(`Δ´)〉
〈早く手伝え❗……このガキを連れて行くぞ‼️〉
男は氷河を抱き抱え、走って逃げようとしたが、別な里親志望の女性が、男の逃走を体を張って止めた‼️
〖子供は宝よッ❗……その子を離しなさい‼️〗
女性が発した言葉は、《西園寺理事長》と待機していた警察官が気付き、《西園寺理事長》と警察官が駆けつけ、大騒ぎとなった。
ビックリしたのは若い夫婦の方だった。
〈警察だ‼️……その子供を離しなさい‼️〉
若い夫婦は動揺してあ然( ; ゜Д゜)。
〈何で❓……警察がいるんだよ⁉️〉
若い夫婦は戸惑い、警察官が居る事は想定外だった。
男は道を塞いだ女性を蹴っ飛ばして暴行、氷河を抱き抱えながら逃げようとしたが、待機していたパトカーが、若い夫婦の逃走を妨害、その場でミカリンと女性を殴った【暴行傷害罪】【公務執行妨害罪】【幼児誘拐未遂】の現行犯逮捕となった。
若い夫婦は警察署へ連行され、里親になった後、保険金目的で子供を殺す計画だったと自供した。
犯行理由はヤミ金に手を出して、借金苦になったから犯行を計画した。
若い夫婦にはこの後、法の裁きが待っている。
《西園寺理事長》は《ミカリン》を守れなかったを悔やみ、後悔している。
《西園寺理事長》は直ぐ様、施設内から救急箱を取って来て、《ミカリン》が殴られた箇所を、優しく薬を付けた。
【《ミカリン》……危険な目に合わせて御免なさい‼️】
【お父さん……大丈夫だから心配しないでね❗
氷河ちゃんが無事だった、結果オーライだよ‼️
(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪】
《西園寺理事長》《ミカリン》は、氷河が無事だった事を安堵していた。
《西園寺理事長》は氷河を命懸けで守ってくれた里親志望の女性の勇気に、感動の余り大号泣( T∀T)
3回目の《特別養子縁組》結果は、3組が誕生しました。
《西園寺理事長》は笑顔で笑っていた。
しかし、今回の件は想定外の出来事でした。
《西園寺理事長》は苦笑し、自らの不手際を反省していた。
【どんなに調べても、子供を犠牲にする輩が紛れ込んでしまう事は、もはや社会問題だろう‼️
しかし、私は諦めない‼️……諦めないぞ‼️
男の子の死を無駄にしない為にも、私は頑固として戦う事を誓う‼️
全ての子供達の幸せの為、私は戦い続けるよ‼️
《ミカリン》‼️……( `・∀・´)ノ ヨロシクー】
【私も大賛成だよ‼️……私も協力は惜しみない‼️】
《西園寺理事長》《ミカリン》は満面な笑みで、心からの誓いをたてたのでした。
氷河は自分自身を捨て身で、守ってくれた女性を見つめていた。
【氷河ちゃんを守ってくれて、本当にありがとう御座いました‼️
感謝です‼️……誰にも出来る事ではありません。
氷河ちゃん‼️……どうだろう⁉️】
《西園寺理事長》は笑顔で氷河を女性の側迄、連れてゆく。
女性は氷河の目線の高さ迄、しゃがみ込み、氷河の目を見て、自分の自己紹介をし始めた。
〖私の名前は……青葉早苗です‼️
旦那の名前は……青葉輝です‼️〗
氷河は表情が硬い。
《西園寺理事長》は青葉夫妻に《特別養子縁組》の面接を行いました。
…………To be continued




