氷河龍の轍20……高校2年生。
☆《氷河龍》身長:192cm 体重:79.4kg。満17歳。
☆《ダイヤモンド・ネックレス》:2.6cm。
☆《神々ブレスレット》:50%
氷河の母親……早苗は【タカ】【シン】【氷河】の集合写真を内緒で、雑誌社や芸能人事務所へ送ってしまった。
雑誌社と芸能人事務所は早速、飛び付いた。
朝から問い合わせの電話が鳴りっぱなしで、大注目していた。
騒ぎなっている事をつい知らず、氷河はバスケ部の練習中、カメラのシャッター音が鳴り響いていた。
早苗が内緒で投稿した結果、《星々学園》が大騒ぎになっていた。
〈君はあの《氷河龍》君だね❓〉
〈君は【タカ】【シン】だね❓〉
取材記者やスカウトマンに氷河達は、囲まれていた。
『カメラのシャッター音❓……何だコレ❓』
〈女子・記者・カメラマンとか……多くないか❓〉
〈練習の邪魔だッ❗……どけ‼️〉
【タカ】は【シン】と【氷河】を連れて、体育館へ入り、扉を閉めた。
取材の人達を閉め出した。
『御免なさい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ』
〈何で❓……龍が謝るんだ❓〉
〈どうした❓……【氷河】❓〉
氷河は深々と頭を下げた。
こうなった経緯を【タカ】【シン】に告げた。
〈龍‼️……気にすんなッ❗〉
〈君のお母さんは龍の為にした事なんだろ❓
だったら……母さんを責めるなよなッ❗〉
【タカ】【シン】は氷河を責めないで、バスケットボールを地面に叩いて、ドリブルをしていた。
【タカ】【シン】は氷河を許したのでした。
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
女性が姿を現した。
〈ここは《星々学園》の学び場です‼️……取材はNG。
一切受付しておりませんのでお帰り下さい‼️〉
〈いきなりなんだよッ❗……オバサン‼️〉
ギリッ❗……(☄◣ω◢)☄
〈私はこの《星々学園》の理事長ですが、何か文句あるのですか❓〉
〈《星々学園》の理事長⁉️……マジかよッ❗〉
〈ヤバイ‼️……:;((•﹏•๑)));:ビクビク〉
さっさと出て行きなさいーーーーーーーーーーーーーー‼️
《星々学園》の理事長は凄い剣幕で、記者達を《星々学園》から追い出しました。
〈邪魔して御免なさい‼️……さぁ~練習の続きをやりなさい‼️〉
はーーーーーーーいッ❗
氷河達は安心してバスケの練習にのめり込みました。
数分後、一端、休憩をとった。
氷河は水分を補給しながら、活発に青春を謳歌していた。
得意な分野はバスケだった。
氷河は【タカ】【シン】を抑えて、新しい【部長】になって欲しいと、強く願っている部員達がいた。
しかし、氷河は新しい【部長】には【タカ】【シン】になって欲しいと思っていた。
《星々学園》は最近、雑誌や芸能界事務所達が、【氷河】【タカ】【シン】の総取りしようと躍起になっていた。
バスケ部員にはそれを喜ばない部員が1人いた。
【部長】になれば、【大学推薦】を受けやすくなるからだった。
氷河はそんな事になっているとはつい知らず、練習に励んでいた。
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
【タカ】【シン】【氷河】の3人組は、全国高等学校選手権予選大会に向けて、練習していた。
バスケ部の中には、【黄金の龍】に妬んでいた。
妬んでいた人物は【黒木】。
【黒木】は副部長で活躍していた。
明後日、【星々学園】vs【蘭】。
大事な試合が控えていた。
氷河達は《負けてたまるもんかッ❗》精神で、夜遅く迄、バスケの練習をしていた。
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
トントンッ❗……トントンッ❗……パサッ❗
氷河は3pointシュートを決めた。
トントンッ❗……トントンッ❗……
〈明日の試合に響くから、ここ迄‼️
氷河‼️……【キャプテン】になってくれないかな❓〉
『俺が【キャプテン】❓……【キャプテン】は【シン】【タカ】の方が相応しいよッ❗』
氷河は真顔で【シン】【タカ】に相談した。
〈【キャプテン】になれば、【大学推薦】が受けられるよッ❗
【氷河】……進路は決めているのか❓〉
『進路か❓……考えてなかったよッ❗
【大学推薦】か❓……どうしようかな❓
【シン】【タカ】は進路を決めてるの❓』
氷河は驚いていた。
【シン】【タカ】は笑顔で笑っていた。
〈俺達【大学】進学は考えてない‼️……【プロバスケ選手】になりたいと考えてるよッ❗〉
『【プロバスケ選手】か…カッコイイなッ❗…( ☆∀☆)』
〈だから【キャプテン】に【氷河】がなって欲しいんだ‼️〉
『今の所ッ❗……保留かな❓……俺も進路を考えてからの返事でいいかな❓』
〈構わないよッ❗じゃあ~今日はここ迄にしようかッ❗〉
ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
【シン】はバスケ練習を中止する様、進言した。
〈明日‼️……勝利しようぜ‼️〉
『勿論だッ❗』
〈俺達の【黄金の龍】の力を発揮しようぜ‼️〉
ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
氷河達は帰宅して行った。
試合当日、氷河は朝食をペロリとたいあげた。
『母さん‼️……行ってくるね‼️』
〖勝利を願っているよッ❗……龍‼️〗
やってやんぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
〖悔いのない様、頑張ってきなさい‼️〗
氷河は元気一杯で、試合会場へと向かいました。
試合会場に着いた氷河は、【タカ】【シン】と合流。
【星々学園】vs【蘭】
試合前日、【星々学園】の部員が怪しい動きをしていた。
【蘭】の部員に接触し、ある事を頼んでいた。
〈あいつを徹底的に潰してくれッ❗
戦闘不能になる迄、痛め付けてくんね~かな⁉️〉
部員は分厚い茶袋を、【蘭】部員に手渡した。
〈本当なのか❓…父さんの出世を後押ししてくれるのか❓
嘘だと許さないからなッ❗……( >Д<;)〉
〈頼んだぞッ❗……ククク……( ☆∀☆)〉
〈【キャプテン】の座は俺だッ❗〉
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
試合が開始された。
【黄金の龍】が猛反撃した。
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
【シン】がドリブル攻撃。
背後に【タカ】【氷河】が追尾してゆく。
【シン】の前に堅物が現れた。
【シン】は【タカ】にパスし、ドリブルで上がって行く。
シューーーーーーーートッ❗……パサッ❗
ピィーーーーーーーッ❗
〈よしッ❗……次だ‼️〉
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
【氷河】にボールが渡った。
『行くぜッ❗……みんな‼️』
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
■試合前半■
【星々学園】 60 vs 57 【蘭】
試合は折り返し。
【星々学園】が優勢で後半スタートされようとしていた。
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
〈【氷河】【タカ】行けるか❓〉
【シン】はバスケットボールをドリブルしながら、試合開始前に、【氷河】【タカ】に意思表示を確認していた。
『行けるよッ❗』
〈OK‼️〉
ピィッ❗……ピィーーーーーーーッ❗
【後半……試合開始します‼️】
〈行くぞッ❗……《星々学園》‼️〉
ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
《星々学園》チームに気合いが入った後、コートに散って行った。
……《氷河龍》って奴は……アイツか…………
作戦通りにやるぞッ❗……イエーーーーーーーイッ❗
【キャプテン】の【シン】がジャンプして、バスケットボールを叩いた後、【タカ】がドリブルしながら、相手チームのコートへ攻める。
1人のディフェンダーに挟まれ、【氷河】にパスした。
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
【氷河】がシュート体制に入った途端、4人のディフェンダーに囲まれた。
その場から逃げようとするが、しつこく付きまとわれた。
『何なんだよッ❗……コイツら❓』
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
氷河に思いっきりぶつかってくる相手チーム。
ファールギリギリに攻めて来る。
〈何で❓……【氷河】にマークがキツくないか❓〉
〈【氷河】のマークは不自然だよッ❗〉
ドンッ❗……ドンッ❗……ボコッ❗……ボコッ❗
ドスーーーーーーーンッ❗
氷河と軽く触った後、ニヤリと微笑みながら、業と倒れた。
〈何すんだよッ❗〉
倒れた相手選手を見た相手チームは、それが合図で、乱闘騒ぎへとなってしまいました。
攻撃している奴らは審判が見えない様、壁を使って、氷河に両足集中に暴行を繰り返していた。
ドスンッ❗……ドスンッ❗……ドスンッ❗…ドスンッ❗
ドスンッ❗……ドスンッ❗……ドスンッ❗…ドスンッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
【蘭】は集団暴行する有名なチームでした。
【星々学園】との親善試合を組んだのは、氷河を妬んでいた部員がいた。
妬んでいる部員は氷河が【キャプテン】の座を奪いたいが為に、【氷河龍】潰しを行った。
【キャプテン】になれば、【大学推薦】を無条件で得られるからだ。
ドスンドスーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
ドスンッ❗……ドスンッ❗…ドスンッ❗…ドスンッ❗
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
〈辞めろッ❗……何すんだこの野郎‼️〉
【星々学園】チームは氷河を助けに入った。
【星々学園】と【蘭】の大乱闘に発展した。
〈俺達の仲間に何すんだよッ❗……この野郎‼️〉
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
氷河は両太股の大腿骨から脛骨・腓骨粉砕骨折、アキレス腱断裂の大怪我をしてしまいました。
氷河は激痛にもがえていた。
【氷河龍】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
『俺は……俺は……アメリカのNBAAプロバスケ選手になるのが夢なんだ‼️……。・゜・(ノД`)・゜・。
辞めてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗』
ビィビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
〈両チーム退場だーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
【星々学園】vs【蘭】は試合中止となった。
【蘭】の暴行事件を重く見た日本バスケットボール協会は、【蘭】高校は廃部処分となった。
【星々学園】は厳重注意処分となった。
だが……【星々学園】のバスケ部に衝撃が走った。
【黄金の龍】の1人《氷河龍》が、戦線離脱する事が決定された。
【両足粉砕骨折】・【アキレス腱断裂】してしまった氷河は、約2年6ヶ月の重症だった。
氷河に【キャプテン】の話は、白紙となってしまった。
氷河は左右を見てみると、点滴されていた。
早苗と輝が心配そうに、氷河を見ていた。
氷河が目を覚ます前、《氷河夫妻》は氷河の両足切断の危機でした。
しかし、《氷河夫妻》は氷河の【両足切断】を断固拒否され、【両足切断】を回避しました。
氷河には【両足切断】の話は、伝えていない。
氷河は《アメリカのプロバスケ選手》になる夢があったからだ。
早苗は氷河に両足を見せない様、深々と布団を掛けて隠した。
《氷河夫妻》は氷河に絶望を与えたくないから、氷河の両手を優しく握っていた。
〖龍‼️……しっかりしてッ❗〗
〖俺達の龍をよくも……よくも……傷付けてくれたなッ❗
俺は絶体に許さないぞッ❗……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗
『父さん‼️……母さん‼️……』
龍ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
氷河の手を強く握った《氷河夫妻》。
〖龍‼️……《私の宝物》‼️〗
早苗は大粒の涙を流しながら、氷河の頭を優しく抱き締めた。
〖俺達の宝物だよッ❗〗
輝は氷河の頭を撫でていた。
氷河は両足のギブスを見た途端、涙ぐんでいた。
『心配かけて御免なさい‼️』
〖何を言うんだ‼️……龍‼️……( v^-゜)♪〗
〖私の宝物……龍‼️……大丈夫だからねッ❗〗
バァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
突然、執刀医が乱入して来た。
〈オホンッ❗……そろそろ決断してくれませんか❓
氷河の御両親‼️……氷河君の【両足切断手術】の許可してくれませんかね❓……私は忙しい‼️
さっさと決断して欲しい‼️……( ;`Д´)〉
『‼️……【両足切断手術】‼️……Σ(OωO )ビクッ!?
そ……そんな…………(○_○)!!』
氷河は言葉を失ってしまった。
《氷河夫妻》は医者の発言に大激怒していた。
〖何でバラすんだッ❓〗
〖【断固拒否】しましたよねッ❗
龍ちゃんの《夢》を潰す気ですか❓〗
怒鳴りながら喧嘩越しで、執刀医を責めていた。
〈うちの病院には【イケメン】はいらないんだよッ❗
【イケメン】はムカツクから《夢》等、潰してやるよ‼️
俺は【イケメン】が大嫌いだ‼️……(#`皿´)〉
【それでも医者かッ❗】
《西園寺理事長》が氷河の病室へ入って、激怒していた。
〈誰だねッ❗……オッサン‼️〉
《西園寺理事長》は氷河の病室ベットの前で、氷河をガードしていた。
【私は《氷河龍》の《夢》を潰させないからな‼️
《氷河龍》は転移させます‼️……宜しいですか❓
執刀医‼️】
〈さっさと病院から出て行きなさい‼️〉
《西園寺理事長》は親友の△△病院に連絡した。
プルプルッ❗……プルプルッ❗……ピィッ❗
〈もしもし……△△病院です‼️〉
【もしもし……《西園寺理事長》ですが、理事長はいらっしゃいますか❓】
〈少々お待ち下さい‼️……もしもし❓…《西園寺》か❓
急にどうしたんだ❓〉
【✕✕病院で私の《孫》が、【イケメン嫌い】の【✕✕執刀医】が【両足切断手術】を強制的にやろうとしているのだ‼️
【両足切断手術】をしないのなら、重症の《孫》を✕✕病院から追い出すと強迫されて困ってるんだ‼️
無理なお願いばっかりして済まないが…………】
〈バーーーーーーーカッ❗……さっさとお前の大切な《孫》を俺の△△病院へ転移して来い‼️
俺が引き受けてやるからさッ❗〉
【ありがとう‼️……轟君‼️】
〈✕✕病院は悪名高い最低な病院だッ❗
そんな所にいたら、治るのも治らないから、早く連れて来なさい‼️〉
【轟君‼️……君は最高の親友だッ❗】
ピィッ❗
【他の病院に転移させるッ❗……救急車を貸して貰えないかな❓】
〈ヘェ~ッ❗……世間知らずの医者がいるのかッ❗
バカな奴だ‼️〉
【バカは君の事だッ❗…君の事を覚えているからなッ❗
覚悟しろよ‼️……ヤブ医者が‼️】
《西園寺理事長》は転移の手続きをしてから、会計を済ませた。
あろう事か、✕✕病院は救急車を貸さないと言う暴挙に出た。
《西園寺理事長》は咄嗟に轟に連絡して、事情を話し、救急車要請を申請していた。
ピィポーーーーーーーッ❗…ピィポーーーーーーーッ❗
ピィポーーーーーーーッ❗…ピィポーーーーーーーッ❗
《西園寺理事長》は氷河の手を優しく握っていた。
【大丈夫ッ❗……私達が付いているからね‼️】
△△病院の救急車が✕✕病院へたどり着いた。
氷河は△△病院の救急車の中へと運ばれ、△△病院へ救急搬送された。
ピィポーーーーーーーッ❗…ピィポーーーーーーーッ❗
ピィポーーーーーーーッ❗…ピィポーーーーーーーッ❗
【氷河君ッ❗……大丈夫だからね‼️】
『《西園寺理事長》‼️……いつも俺の事を気に掛けてくれて、ありがとう‼️……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )』
【私の大切な《孫》の君を助けるのは当たり前だろ❓
氷河君は私の大切な《孫》だよ‼️……♡(〃´ω`〃)♡】
氷河を乗せた救急車は、△△病院へたどり着くと《特別室》へ案内された。
《特別室》に案内された氷河は、主治医に見て貰った所、【両足切断手術】は必要ないと判断された。
氷河夫妻は安堵していた。
〈【両足切断手術】だと診断した執刀医は、ヤブ医者だったなッ❗
安心してゆっくりと休むといいよ‼️……《氷河龍》君‼️〉
〖助けて頂いて、ありがとう御座います‼️〗
〖先生ありがとう御座います‼️
宜しくお願いします‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〗
〈そろそろ……《面会時間》が終了します‼️
《氷河龍》君の治療は我々にお任せ下さい‼️〉
【宜しくお願いいたします‼️】
〖宜しくお願いいたします‼️……♡(〃´ω`〃)♡〗
〖龍を宜しくお願いいたします‼️……(*˘︶˘人)〗
《西園寺理事長》《氷河夫妻》は氷河の入院している《特別室》を後にした。
氷河は1人ぼっちになってしまう。
氷河は両手を使って、病院ベットを強く叩いて、悔しがっていた。
『何でだよ‼️』
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗
畜生がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗
ふざけんじゃねーーーーーーーーーーーーーーーーよッ❗
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗
氷河は両手で両目を塞いで、絶叫していた。
クソッタレがーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
トンッ❗……トンッ❗……トンッ❗
《特別室》に軽くノックされた。
『❓……誰❓』
ガラガラッ❗
《特別室》に入って来たのは、《ミカリン》でした。
【龍‼️……こんばんわッ❗】
《ミカリン》は氷河の病院ベットの横にある椅子に座った。
氷河は悔しい顔して、黙り込んでいた。
泣くのを我慢していた。
《ミカリン》は立ち上がり、氷河の頭を優しく撫でていた。
《ミカリン》は氷河に言葉を伝えた。
【泣いていいんだよッ❗……龍‼️……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )】
トントンッ❗……トントンッ❗
《ミカリン》は優しく、氷河の頭をポンポンと叩いていた。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
氷河はセンが抜けたかの様に、大号泣していた。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
氷河は上半身を起こし、《ミカリン》に寄りかかっていた。
《ミカリン》は氷河を優しく抱き締めた。
【もっと泣いていいんだよッ❗……龍‼️】
トンッ❗……トンッ❗……
《ミカリン》は氷河の背中を軽く叩いた。
氷河は《ミカリン》の胸の中で大号泣していた。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
『俺……俺……俺はまたバスケ出来るかな❓』
【勿論‼️……出来るよッ❗……だから私がここに来たんだよ‼️
助けてあげるわッ❗……龍‼️……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄】
『《ミカリン》…………。・゜・(ノД`)・゜・。』
【短期間で完治したら、医師から不審に思われるから、回復力を徐々に活性化する事しか出来ません‼️
これだけは約束出来ますよッ❗】
『《ミカリン》❓……本当❓……(・_・?)』
【時間は掛かるけど、バスケが出来る迄、完治させる様、手助けするからね‼️
リハビリ療法も龍は頑張れるかい❓】
氷河は涙を拭いて、満面な笑みで微笑んでいた。
『バスケが出来るなら、俺は歯を食いしばってでも、リハビリ療法は頑張るよッ❗……《ミカリン》‼️』
【ちょっと痛いけど、回復力を活性化させてあげるからね‼️】
ポワァーーーーーーーンッ❗
《ミカリン》から暖かい回復魔法を、氷河の全身に掛けました。
回復力の活性化させる魔法を掛けられた氷河は、激痛に耐えていた。
《ミカリン》は氷河を強く抱き締めた後、ソッと氷河の唇を重ねてキッスをした。
氷河の右目から1雫の大粒の涙が流れました。
『《ミカリン》……ありがとう‼️……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )』
氷河は《ミカリン》を抱き締めた後、ソッと《ミカリン》にキッスをした。
【龍‼️……焦らないで‼️……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄
ゆっくりと治して行こうね‼️……龍‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎
龍の《夢》は諦めちゃダメだからね‼️
応援していますッ❗……《氷河龍》‼️……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )】
氷河はホッとしていた。……(*´-`)
『ありがとう‼️……《ミカリン》‼️
迷惑掛けて……御免‼️……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄』
《ミカリン》は立ち上がり、再び、氷河にキッスをした。
【またねッ❗……龍‼️……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄】
ガラガラッ❗
《ミカリン》は《特別室》から退出し、医師に見つからない様、病院を後にした。
氷河はゆっくりと病院ベットに横になり、アメリカの《NBAA》のプロバスケ選手になる《夢》を、諦めなくても良いと《ミカリン》に言われた事に心が救われたのでした。
……ありがとう‼️……《ミカリン》‼️……
氷河は痛みの感覚を鈍くする【アセトアミノフェン】・【神経障害性疼痛治療薬】の点滴を打たれており、いつの間にか熟睡させたのでした。
『(。-ω-)zzz……(。-ω-)zzz……(。-ω-)zzz……』
氷河は疲れていたのか、グッスリと熟睡していた。
氷河の様子を離れた場所から、見守っている《ジョセフ・バレンタイン》の姿があった。
《ジョセフ・バレンタイン》の表情は激昂していた。
可愛い弟……《氷河龍》を酷い目に合わせたクズ共をどう復讐してやろうかと、【復讐の炎】を燃やしていた。
「よくも……よくも……龍を戦闘不能にしてくれたなッ❗
地獄を味合わせてやる‼️……(☄◣ω◢)☄」
シュッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》はテレポーテーションし、作戦を練った。
「たっぷりとお仕置きしてあげるぞッ❗」
《ジョセフ・バレンタイン》の怒りが収まらなかった。
シュッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河に暴行を加えた【蘭】バスケ部全員を集め、半殺しにする前、暴行した理由を尋ねた。
「私の弟……《氷河龍》を何故❓……集団暴行したのか、理由を言えッ❗……さもないとブッ殺すぞッ❗
コラーーーーーーーーーーーーーーッ❗…(☄◣ω◢)☄」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は経った1分で、【蘭】バスケ部全員をボコボコにした。
「龍の心の痛みだーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》が問答無用で、【蘭】バスケ部全員を半殺しにした。
《ジョセフ・バレンタイン》の【暗殺者】の殺気に、【蘭】バスケ部全員は言葉を失っていた。
「貴様ら全員、ブッ殺してやるぞッ❗
死ぬ覚悟は出来ているんだろうな❓……あゝ(#º言º)」
【蘭】バスケ部の部員が、《ジョセフ・バレンタイン》の殺気に怯え、震えていた。
〈殺さないでッ❗……((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル〉
〈済みませんでしたッ❗……(*- -)(*_ _)ペコリ〉
〈俺達が悪かった‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〉
【蘭】バスケ部員が、次々と重い口を開いた。
〈話が違うだろ❓……バスケ部が廃部になる何て、
聞いてない‼️……こんなはずではなかった‼️〉
〈父さんが出世の為、《氷河龍》を潰せッ❗と命令されました‼️〉
〈【黒白商事】の社長の息子に頼まれたんだ‼️
《氷河龍》をバスケが2度と出来ない様、潰して欲しいとお願いされたんだ‼️〉
「命令した奴は【黒白商事】の御曹司か❓
成る程ね‼️……ゴルァーーーーーーー!!٩(╬ఠ༬ఠ)و
暴行事件を起こせば、こうなる事位、分かるだろうに❓
あゝーーーーーーーーーーーーーーッ❗……(#º言º)」
〈俺達がバカだったッ❗……御曹司に騙されたのだッ❗
父さん・母さんの出世の話はデタラメだった。
御曹司は出世話は約束した覚えが無いと、約束を反故にされた‼️……(ꐦ°᷄д°᷅)
俺達は最初から騙されたのだッ❗……畜生‼️(#`皿´)〉
本当に済みませんでしたーーーーーーーーーーーーッ❗
【蘭】のバスケ部全員が、深く土下座して詫びていた。
《ジョセフ・バレンタイン》は【蘭】の【キャプテン】の首根っこを掴んで、殺気を出して、恐怖を与えていた。
「龍を半殺しにした貴様らを、私は絶体に許さない‼️
覚悟しろッ❗……クズ野郎共‼️……だが…………
貴様らに最後のチャンスをやろう‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》はある提案した。
「貴様らッ❗……バスケを続けたいのなら、嘘偽りもない【真実】をメディアに告白しろ‼️
完全に足を洗えッ❗……真剣にバスケをするんだな‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》は全身真っ赤なオーラに包まれ、【蘭】バスケ部全員、《ジョセフ・バレンタイン》の殺気で怯えている。……((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
「《氷河龍》の指1本でも触って見ろッ❗
粉々に吹き飛ばしてやるからなッ❗……(☄◣ω◢)☄」
《ジョセフ・バレンタイン》の【死の殺気】が、【蘭】バスケ部全員を気絶させてしまいました。
「【黒白商事】の御曹司か❓……龍をボコボコした罪‼️
100倍返ししてやるからなッ❗」
シュッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は【黒白商事】の御曹司の情報を探る事にしました。
氷河は△△病院に緊急入院してから、3日経っていた。
氷河の両足【アキレス腱】断裂は全治6ヶ月。
氷河の両足【粉砕骨折】は全治2年の月日が必要でした。
《ミカリン》はほぼ毎日、氷河の見舞いに来ては、氷河の回復力の活性化の為、回復魔法を掛けていた。
少しずつですが、氷河の回復力を上げていた。
だが、氷河の容態はかなりの重症で、一気に完治させると、氷河の負担が大きく、また大きな怪我をした際、回復出来ない恐れがあった為、少しずつ治すしか方法がなかった。
氷河は夜1人ぼっちになると、窓から見える綺麗な星空を見えて、氷河の悩みは《ちっぽけな悩み》に思えていた。
『バスケ……やりたいな~‼️……。・(つд`。)・。』
氷河はウッスラと、大粒の涙を流していたのでした。




