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処刑人ZERO  作者: 月未来
59/60

氷河龍の轍20……高校2年生。

☆《氷河龍》身長:192cm 体重:79.4kg。満17歳。

☆《ダイヤモンド・ネックレス》:2.6cm。

☆《神々ブレスレット》:50%








 氷河の母親……早苗は【タカ】【シン】【氷河】の集合写真を内緒で、雑誌社や芸能人事務所へ送ってしまった。

 雑誌社と芸能人事務所は早速、飛び付いた。

朝から問い合わせの電話が鳴りっぱなしで、大注目していた。

 騒ぎなっている事をつい知らず、氷河はバスケ部の練習中、カメラのシャッター音が鳴り響いていた。

 早苗が内緒で投稿した結果、《星々学園》が大騒ぎになっていた。



〈君はあの《氷河龍》君だね❓〉



〈君は【タカ】【シン】だね❓〉



 取材記者やスカウトマンに氷河達は、囲まれていた。



『カメラのシャッター音❓……何だコレ❓』



〈女子・記者・カメラマンとか……多くないか❓〉



〈練習の邪魔だッ❗……どけ‼️〉



 【タカ】は【シン】と【氷河】を連れて、体育館へ入り、扉を閉めた。

 取材の人達を閉め出した。



『御免なさい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ』



〈何で❓……龍が謝るんだ❓〉



〈どうした❓……【氷河】❓〉



 氷河は深々と頭を下げた。

こうなった経緯を【タカ】【シン】に告げた。



〈龍‼️……気にすんなッ❗〉



〈君のお母さんは龍の為にした事なんだろ❓

だったら……母さんを責めるなよなッ❗〉



 【タカ】【シン】は氷河を責めないで、バスケットボールを地面に叩いて、ドリブルをしていた。

【タカ】【シン】は氷河を許したのでした。



トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗


トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗




  女性が姿を現した。



〈ここは《星々学園》の学び場です‼️……取材はNG。

一切受付しておりませんのでお帰り下さい‼️〉



〈いきなりなんだよッ❗……オバサン‼️〉



ギリッ❗……(☄◣ω◢)☄



〈私はこの《星々学園》の理事長ですが、何か文句あるのですか❓〉



〈《星々学園》の理事長⁉️……マジかよッ❗〉



〈ヤバイ‼️……:;((•﹏•๑)));:ビクビク〉


 

さっさと出て行きなさいーーーーーーーーーーーーーー‼️



 《星々学園》の理事長は凄い剣幕で、記者達を《星々学園》から追い出しました。



〈邪魔して御免なさい‼️……さぁ~練習の続きをやりなさい‼️〉



はーーーーーーーいッ❗



 氷河達は安心してバスケの練習にのめり込みました。

数分後、一端、休憩をとった。


 氷河は水分を補給しながら、活発に青春を謳歌していた。

得意な分野はバスケだった。

氷河は【タカ】【シン】を抑えて、新しい【部長】になって欲しいと、強く願っている部員達がいた。

しかし、氷河は新しい【部長】には【タカ】【シン】になって欲しいと思っていた。


 《星々学園》は最近、雑誌や芸能界事務所達が、【氷河】【タカ】【シン】の総取りしようと躍起になっていた。

 バスケ部員にはそれを喜ばない部員が1人いた。

【部長】になれば、【大学推薦】を受けやすくなるからだった。

 氷河はそんな事になっているとはつい知らず、練習に励んでいた。



トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗



 【タカ】【シン】【氷河】の3人組は、全国高等学校選手権予選大会に向けて、練習していた。

 バスケ部の中には、【黄金の龍】に妬んでいた。

妬んでいた人物は【黒木】。


 【黒木】は副部長で活躍していた。

明後日、【星々学園】vs【蘭】。

大事な試合が控えていた。

 氷河達は《負けてたまるもんかッ❗》精神で、夜遅く迄、バスケの練習をしていた。



トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗



トントンッ❗……トントンッ❗……パサッ❗



 氷河は3pointシュートを決めた。



トントンッ❗……トントンッ❗……



〈明日の試合に響くから、ここ迄‼️

氷河‼️……【キャプテン】になってくれないかな❓〉



『俺が【キャプテン】❓……【キャプテン】は【シン】【タカ】の方が相応しいよッ❗』



 氷河は真顔で【シン】【タカ】に相談した。



〈【キャプテン】になれば、【大学推薦】が受けられるよッ❗

【氷河】……進路は決めているのか❓〉



『進路か❓……考えてなかったよッ❗

【大学推薦】か❓……どうしようかな❓

【シン】【タカ】は進路を決めてるの❓』



 氷河は驚いていた。



 【シン】【タカ】は笑顔で笑っていた。



〈俺達【大学】進学は考えてない‼️……【プロバスケ選手】になりたいと考えてるよッ❗〉



『【プロバスケ選手】か…カッコイイなッ❗…( ☆∀☆)』



〈だから【キャプテン】に【氷河】がなって欲しいんだ‼️〉



『今の所ッ❗……保留かな❓……俺も進路を考えてからの返事でいいかな❓』



〈構わないよッ❗じゃあ~今日はここ迄にしようかッ❗〉



ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 【シン】はバスケ練習を中止する様、進言した。



〈明日‼️……勝利しようぜ‼️〉



『勿論だッ❗』



〈俺達の【黄金の龍】の力を発揮しようぜ‼️〉



ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 氷河達は帰宅して行った。










 試合当日、氷河は朝食をペロリとたいあげた。



『母さん‼️……行ってくるね‼️』



〖勝利を願っているよッ❗……龍‼️〗



やってやんぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



〖悔いのない様、頑張ってきなさい‼️〗



 氷河は元気一杯で、試合会場へと向かいました。

試合会場に着いた氷河は、【タカ】【シン】と合流。



 【星々学園】vs【蘭】



 試合前日、【星々学園】の部員が怪しい動きをしていた。

【蘭】の部員に接触し、ある事を頼んでいた。



〈あいつを徹底的に潰してくれッ❗

戦闘不能になる迄、痛め付けてくんね~かな⁉️〉



 部員は分厚い茶袋を、【蘭】部員に手渡した。



〈本当なのか❓…父さんの出世を後押ししてくれるのか❓

嘘だと許さないからなッ❗……( >Д<;)〉



〈頼んだぞッ❗……ククク……( ☆∀☆)〉



〈【キャプテン】の座は俺だッ❗〉



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗









 試合が開始された。

【黄金の龍】が猛反撃した。



トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗


トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗



 【シン】がドリブル攻撃。

背後に【タカ】【氷河】が追尾してゆく。


 【シン】の前に堅物が現れた。

【シン】は【タカ】にパスし、ドリブルで上がって行く。



シューーーーーーーートッ❗……パサッ❗



ピィーーーーーーーッ❗



〈よしッ❗……次だ‼️〉



トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗


トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗



 【氷河】にボールが渡った。



『行くぜッ❗……みんな‼️』



トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗


トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗



■試合前半■ 

【星々学園】 60 vs 57  【蘭】



 試合は折り返し。

【星々学園】が優勢で後半スタートされようとしていた。



トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗



〈【氷河】【タカ】行けるか❓〉



 【シン】はバスケットボールをドリブルしながら、試合開始前に、【氷河】【タカ】に意思表示を確認していた。



『行けるよッ❗』



〈OK‼️〉



ピィッ❗……ピィーーーーーーーッ❗



【後半……試合開始します‼️】



〈行くぞッ❗……《星々学園》‼️〉



ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 《星々学園》チームに気合いが入った後、コートに散って行った。



……《氷河龍》って奴は……アイツか…………


作戦通りにやるぞッ❗……イエーーーーーーーイッ❗


 

 【キャプテン】の【シン】がジャンプして、バスケットボールを叩いた後、【タカ】がドリブルしながら、相手チームのコートへ攻める。

 1人のディフェンダーに挟まれ、【氷河】にパスした。



トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗


トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗



 【氷河】がシュート体制に入った途端、4人のディフェンダーに囲まれた。

その場から逃げようとするが、しつこく付きまとわれた。



『何なんだよッ❗……コイツら❓』



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……



 氷河に思いっきりぶつかってくる相手チーム。

ファールギリギリに攻めて来る。



〈何で❓……【氷河】にマークがキツくないか❓〉



〈【氷河】のマークは不自然だよッ❗〉



ドンッ❗……ドンッ❗……ボコッ❗……ボコッ❗



ドスーーーーーーーンッ❗



 氷河と軽く触った後、ニヤリと微笑みながら、業と倒れた。



〈何すんだよッ❗〉



 倒れた相手選手を見た相手チームは、それが合図で、乱闘騒ぎへとなってしまいました。

 攻撃している奴らは審判が見えない様、壁を使って、氷河に両足集中に暴行を繰り返していた。



ドスンッ❗……ドスンッ❗……ドスンッ❗…ドスンッ❗

ドスンッ❗……ドスンッ❗……ドスンッ❗…ドスンッ❗



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗



 【蘭】は集団暴行する有名なチームでした。

【星々学園】との親善試合を組んだのは、氷河を妬んでいた部員がいた。

 妬んでいる部員は氷河が【キャプテン】の座を奪いたいが為に、【氷河龍】潰しを行った。

【キャプテン】になれば、【大学推薦】を無条件で得られるからだ。




ドスンドスーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



ドスンッ❗……ドスンッ❗…ドスンッ❗…ドスンッ❗



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



〈辞めろッ❗……何すんだこの野郎‼️〉



 【星々学園】チームは氷河を助けに入った。

【星々学園】と【蘭】の大乱闘に発展した。



〈俺達の仲間に何すんだよッ❗……この野郎‼️〉



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 氷河は両太股の大腿骨から脛骨(けいこつ)腓骨(ひこつ)粉砕骨折、アキレス腱断裂の大怪我をしてしまいました。

氷河は激痛にもがえていた。



【氷河龍】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



『俺は……俺は……アメリカのNBAAプロバスケ選手になるのが夢なんだ‼️……。・゜・(ノД`)・゜・。


辞めてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗』



ビィビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



〈両チーム退場だーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉



 【星々学園】vs【蘭】は試合中止となった。

【蘭】の暴行事件を重く見た日本バスケットボール協会は、【蘭】高校は廃部処分となった。

 【星々学園】は厳重注意処分となった。

だが……【星々学園】のバスケ部に衝撃が走った。


 【黄金の龍】の1人《氷河龍》が、戦線離脱する事が決定された。

 【両足粉砕骨折】・【アキレス腱断裂】してしまった氷河は、約2年6ヶ月の重症だった。

 氷河に【キャプテン】の話は、白紙となってしまった。


 氷河は左右を見てみると、点滴されていた。

早苗と輝が心配そうに、氷河を見ていた。


 氷河が目を覚ます前、《氷河夫妻》は氷河の両足切断の危機でした。

しかし、《氷河夫妻》は氷河の【両足切断】を断固拒否され、【両足切断】を回避しました。

 氷河には【両足切断】の話は、伝えていない。

氷河は《アメリカのプロバスケ選手》になる夢があったからだ。

 早苗は氷河に両足を見せない様、深々と布団を掛けて隠した。

 《氷河夫妻》は氷河に絶望を与えたくないから、氷河の両手を優しく握っていた。



〖龍‼️……しっかりしてッ❗〗



〖俺達の龍をよくも……よくも……傷付けてくれたなッ❗

俺は絶体に許さないぞッ❗……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗



『父さん‼️……母さん‼️……』



龍ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



 氷河の手を強く握った《氷河夫妻》。



〖龍‼️……《私の宝物》‼️〗



 早苗は大粒の涙を流しながら、氷河の頭を優しく抱き締めた。



〖俺達の宝物だよッ❗〗



 輝は氷河の頭を撫でていた。

氷河は両足のギブスを見た途端、涙ぐんでいた。



『心配かけて御免なさい‼️』



〖何を言うんだ‼️……龍‼️……( v^-゜)♪〗



〖私の宝物……龍‼️……大丈夫だからねッ❗〗



バァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 突然、執刀医が乱入して来た。



〈オホンッ❗……そろそろ決断してくれませんか❓

氷河の御両親‼️……氷河君の【両足切断手術】の許可してくれませんかね❓……私は忙しい‼️

さっさと決断して欲しい‼️……( ;`Д´)〉



『‼️……【両足切断手術】‼️……Σ(OωO )ビクッ!?

そ……そんな…………(○_○)!!』



 氷河は言葉を失ってしまった。

《氷河夫妻》は医者の発言に大激怒していた。



〖何でバラすんだッ❓〗



〖【断固拒否】しましたよねッ❗

龍ちゃんの《夢》を潰す気ですか❓〗



 怒鳴りながら喧嘩越しで、執刀医を責めていた。



〈うちの病院には【イケメン】はいらないんだよッ❗

【イケメン】はムカツクから《夢》等、潰してやるよ‼️

俺は【イケメン】が大嫌いだ‼️……(#`皿´)〉



【それでも医者かッ❗】



 《西園寺理事長》が氷河の病室へ入って、激怒していた。



〈誰だねッ❗……オッサン‼️〉



 《西園寺理事長》は氷河の病室ベットの前で、氷河をガードしていた。



【私は《氷河龍》の《夢》を潰させないからな‼️

《氷河龍》は転移させます‼️……宜しいですか❓

執刀医‼️】



〈さっさと病院から出て行きなさい‼️〉



 《西園寺理事長》は親友の△△病院に連絡した。



プルプルッ❗……プルプルッ❗……ピィッ❗



〈もしもし……△△病院です‼️〉



【もしもし……《西園寺理事長》ですが、理事長はいらっしゃいますか❓】



〈少々お待ち下さい‼️……もしもし❓…《西園寺》か❓

急にどうしたんだ❓〉



【✕✕病院で私の《孫》が、【イケメン嫌い】の【✕✕執刀医】が【両足切断手術】を強制的にやろうとしているのだ‼️

【両足切断手術】をしないのなら、重症の《孫》を✕✕病院から追い出すと強迫されて困ってるんだ‼️

無理なお願いばっかりして済まないが…………】



〈バーーーーーーーカッ❗……さっさとお前の大切な《孫》を俺の△△病院へ転移して来い‼️

俺が引き受けてやるからさッ❗〉



【ありがとう‼️……轟君‼️】



〈✕✕病院は悪名高い最低な病院だッ❗

そんな所にいたら、治るのも治らないから、早く連れて来なさい‼️〉



【轟君‼️……君は最高の親友だッ❗】



ピィッ❗



【他の病院に転移させるッ❗……救急車を貸して貰えないかな❓】



〈ヘェ~ッ❗……世間知らずの医者がいるのかッ❗

バカな奴だ‼️〉



【バカは君の事だッ❗…君の事を覚えているからなッ❗

覚悟しろよ‼️……ヤブ医者が‼️】



 《西園寺理事長》は転移の手続きをしてから、会計を済ませた。

あろう事か、✕✕病院は救急車を貸さないと言う暴挙に出た。

 《西園寺理事長》は咄嗟に轟に連絡して、事情を話し、救急車要請を申請していた。



ピィポーーーーーーーッ❗…ピィポーーーーーーーッ❗


ピィポーーーーーーーッ❗…ピィポーーーーーーーッ❗



 《西園寺理事長》は氷河の手を優しく握っていた。



【大丈夫ッ❗……私達が付いているからね‼️】



 △△病院の救急車が✕✕病院へたどり着いた。

氷河は△△病院の救急車の中へと運ばれ、△△病院へ救急搬送された。



ピィポーーーーーーーッ❗…ピィポーーーーーーーッ❗


ピィポーーーーーーーッ❗…ピィポーーーーーーーッ❗



【氷河君ッ❗……大丈夫だからね‼️】



『《西園寺理事長》‼️……いつも俺の事を気に掛けてくれて、ありがとう‼️……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )』



【私の大切な《孫》の君を助けるのは当たり前だろ❓

氷河君は私の大切な《孫》だよ‼️……♡(〃´ω`〃)♡】



 氷河を乗せた救急車は、△△病院へたどり着くと《特別室》へ案内された。



 《特別室》に案内された氷河は、主治医に見て貰った所、【両足切断手術】は必要ないと判断された。

 氷河夫妻は安堵していた。



〈【両足切断手術】だと診断した執刀医は、ヤブ医者だったなッ❗


安心してゆっくりと休むといいよ‼️……《氷河龍》君‼️〉



〖助けて頂いて、ありがとう御座います‼️〗



〖先生ありがとう御座います‼️

宜しくお願いします‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〗



〈そろそろ……《面会時間》が終了します‼️

《氷河龍》君の治療は我々にお任せ下さい‼️〉



【宜しくお願いいたします‼️】



〖宜しくお願いいたします‼️……♡(〃´ω`〃)♡〗



〖龍を宜しくお願いいたします‼️……(*˘︶˘人)〗



 《西園寺理事長》《氷河夫妻》は氷河の入院している《特別室》を後にした。



 氷河は1人ぼっちになってしまう。

氷河は両手を使って、病院ベットを強く叩いて、悔しがっていた。



『何でだよ‼️』



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗


ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



畜生がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗


ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



ふざけんじゃねーーーーーーーーーーーーーーーーよッ❗



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗


ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗



 氷河は両手で両目を塞いで、絶叫していた。



クソッタレがーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗









トンッ❗……トンッ❗……トンッ❗



 《特別室》に軽くノックされた。



『❓……誰❓』



ガラガラッ❗



 《特別室》に入って来たのは、《ミカリン》でした。


【龍‼️……こんばんわッ❗】



 《ミカリン》は氷河の病院ベットの横にある椅子に座った。

 氷河は悔しい顔して、黙り込んでいた。

泣くのを我慢していた。

《ミカリン》は立ち上がり、氷河の頭を優しく撫でていた。

 《ミカリン》は氷河に言葉を伝えた。




【泣いていいんだよッ❗……龍‼️……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )】



トントンッ❗……トントンッ❗



 《ミカリン》は優しく、氷河の頭をポンポンと叩いていた。



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



 氷河はセンが抜けたかの様に、大号泣していた。



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



 氷河は上半身を起こし、《ミカリン》に寄りかかっていた。

《ミカリン》は氷河を優しく抱き締めた。



【もっと泣いていいんだよッ❗……龍‼️】



トンッ❗……トンッ❗……



 《ミカリン》は氷河の背中を軽く叩いた。

氷河は《ミカリン》の胸の中で大号泣していた。



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



『俺……俺……俺はまたバスケ出来るかな❓』



【勿論‼️……出来るよッ❗……だから私がここに来たんだよ‼️

助けてあげるわッ❗……龍‼️……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄】



『《ミカリン》…………。・゜・(ノД`)・゜・。』



【短期間で完治したら、医師から不審に思われるから、回復力を徐々に活性化する事しか出来ません‼️

これだけは約束出来ますよッ❗】



『《ミカリン》❓……本当❓……(・_・?)』



【時間は掛かるけど、バスケが出来る迄、完治させる様、手助けするからね‼️

リハビリ療法も龍は頑張れるかい❓】



 氷河は涙を拭いて、満面な笑みで微笑んでいた。



『バスケが出来るなら、俺は歯を食いしばってでも、リハビリ療法は頑張るよッ❗……《ミカリン》‼️』



【ちょっと痛いけど、回復力を活性化させてあげるからね‼️】



ポワァーーーーーーーンッ❗



 《ミカリン》から暖かい回復魔法を、氷河の全身に掛けました。

回復力の活性化させる魔法を掛けられた氷河は、激痛に耐えていた。

 《ミカリン》は氷河を強く抱き締めた後、ソッと氷河の唇を重ねてキッスをした。

 氷河の右目から1雫の大粒の涙が流れました。



『《ミカリン》……ありがとう‼️……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )』



 氷河は《ミカリン》を抱き締めた後、ソッと《ミカリン》にキッスをした。



【龍‼️……焦らないで‼️……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄

ゆっくりと治して行こうね‼️……龍‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎

龍の《夢》は諦めちゃダメだからね‼️

応援していますッ❗……《氷河龍》‼️……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )】



 氷河はホッとしていた。……(*´-`)



『ありがとう‼️……《ミカリン》‼️

迷惑掛けて……御免‼️……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄』



 《ミカリン》は立ち上がり、再び、氷河にキッスをした。



【またねッ❗……龍‼️……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄】



ガラガラッ❗



 《ミカリン》は《特別室》から退出し、医師に見つからない様、病院を後にした。


 氷河はゆっくりと病院ベットに横になり、アメリカの《NBAA》のプロバスケ選手になる《夢》を、諦めなくても良いと《ミカリン》に言われた事に心が救われたのでした。



……ありがとう‼️……《ミカリン》‼️……



 氷河は痛みの感覚を鈍くする【アセトアミノフェン】・【神経障害性疼痛治療薬】の点滴を打たれており、いつの間にか熟睡させたのでした。



『(。-ω-)zzz……(。-ω-)zzz……(。-ω-)zzz……』



 氷河は疲れていたのか、グッスリと熟睡していた。










 氷河の様子を離れた場所から、見守っている《ジョセフ・バレンタイン》の姿があった。

《ジョセフ・バレンタイン》の表情は激昂していた。

 可愛い弟……《氷河龍》を酷い目に合わせたクズ共をどう復讐してやろうかと、【復讐の炎】を燃やしていた。



「よくも……よくも……龍を戦闘不能にしてくれたなッ❗

地獄を味合わせてやる‼️……(☄◣ω◢)☄」



シュッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》はテレポーテーションし、作戦を練った。



「たっぷりとお仕置きしてあげるぞッ❗」



 《ジョセフ・バレンタイン》の怒りが収まらなかった。



シュッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河に暴行を加えた【蘭】バスケ部全員を集め、半殺しにする前、暴行した理由を尋ねた。



「私の弟……《氷河龍》を何故❓……集団暴行したのか、理由を言えッ❗……さもないとブッ殺すぞッ❗

コラーーーーーーーーーーーーーーッ❗…(☄◣ω◢)☄」



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》は経った1分で、【蘭】バスケ部全員をボコボコにした。



「龍の心の痛みだーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》が問答無用で、【蘭】バスケ部全員を半殺しにした。


 《ジョセフ・バレンタイン》の【暗殺者】の殺気に、【蘭】バスケ部全員は言葉を失っていた。



「貴様ら全員、ブッ殺してやるぞッ❗

死ぬ覚悟は出来ているんだろうな❓……あゝ(#º言º)」



 【蘭】バスケ部の部員が、《ジョセフ・バレンタイン》の殺気に怯え、震えていた。



〈殺さないでッ❗……((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル〉



〈済みませんでしたッ❗……(*- -)(*_ _)ペコリ〉



〈俺達が悪かった‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〉



 【蘭】バスケ部員が、次々と重い口を開いた。



〈話が違うだろ❓……バスケ部が廃部になる何て、

聞いてない‼️……こんなはずではなかった‼️〉



〈父さんが出世の為、《氷河龍》を潰せッ❗と命令されました‼️〉



〈【黒白(くろはく)商事】の社長の息子に頼まれたんだ‼️

《氷河龍》をバスケが2度と出来ない様、潰して欲しいとお願いされたんだ‼️〉



「命令した奴は【黒白商事】の御曹司か❓

成る程ね‼️……ゴルァーーーーーーー!!٩(╬ఠ༬ఠ)و

暴行事件を起こせば、こうなる事位、分かるだろうに❓


あゝーーーーーーーーーーーーーーッ❗……(#º言º)」



〈俺達がバカだったッ❗……御曹司に騙されたのだッ❗

父さん・母さんの出世の話はデタラメだった。

御曹司は出世話は約束した覚えが無いと、約束を反故(ほご)にされた‼️……(ꐦ°᷄д°᷅)

俺達は最初から騙されたのだッ❗……畜生‼️(#`皿´)〉



本当に済みませんでしたーーーーーーーーーーーーッ❗



 【蘭】のバスケ部全員が、深く土下座して詫びていた。

《ジョセフ・バレンタイン》は【蘭】の【キャプテン】の首根っこを掴んで、殺気を出して、恐怖を与えていた。



「龍を半殺しにした貴様らを、私は絶体に許さない‼️

覚悟しろッ❗……クズ野郎共‼️……だが…………

貴様らに最後のチャンスをやろう‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》はある提案した。



「貴様らッ❗……バスケを続けたいのなら、嘘偽りもない【真実】をメディアに告白しろ‼️

完全に足を洗えッ❗……真剣にバスケをするんだな‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》は全身真っ赤なオーラに包まれ、【蘭】バスケ部全員、《ジョセフ・バレンタイン》の殺気で怯えている。……((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル



「《氷河龍》の指1本でも触って見ろッ❗

粉々に吹き飛ばしてやるからなッ❗……(☄◣ω◢)☄」



 《ジョセフ・バレンタイン》の【死の殺気】が、【蘭】バスケ部全員を気絶させてしまいました。



「【黒白商事】の御曹司か❓……龍をボコボコした罪‼️

100倍返ししてやるからなッ❗」



シュッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》は【黒白商事】の御曹司の情報を探る事にしました。







 氷河は△△病院に緊急入院してから、3日経っていた。


氷河の両足【アキレス腱】断裂は全治6ヶ月。

氷河の両足【粉砕骨折】は全治2年の月日が必要でした。


 《ミカリン》はほぼ毎日、氷河の見舞いに来ては、氷河の回復力の活性化の為、回復魔法を掛けていた。

 少しずつですが、氷河の回復力を上げていた。

だが、氷河の容態はかなりの重症で、一気に完治させると、氷河の負担が大きく、また大きな怪我をした際、回復出来ない恐れがあった為、少しずつ治すしか方法がなかった。


 氷河は夜1人ぼっちになると、窓から見える綺麗な星空を見えて、氷河の悩みは《ちっぽけな悩み》に思えていた。



『バスケ……やりたいな~‼️……。・(つд`。)・。』



 氷河はウッスラと、大粒の涙を流していたのでした。


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