表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
処刑人ZERO  作者: 月未来
57/60

【魂を弄ぶ謎の黒い影】

〈《God Recovery》〉



 《Ride・White》は氷河を早速、全回復させた。



『《Ride・White》……ありがとう‼️』



〈まだ戦いは終わっていないッ❗……【∞四次元空間】が解除されてないからな‼️

油断大敵だッ❗……まだ安心出来ないぞ‼️〉



『‼️……そうだなッ❗』



「油断するなッ❗……龍‼️」



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



 遠くから不気味な笑いが聞こえて来た。



『また❓……もう勘弁して欲しいな‼️』



「ハァーーーーーーーッ❗……しつこいな‼️」









…………全く……役に立たない奴らよッ❗………………



『……………………』



「……………………」



〈何だと…………〉




……折角、力を与えてやったのに……《氷河龍》を始末出来ないとは……情けない奴らだよッ❗……



『ふんだッ❗……貴様の様な卑怯者には、殺られて溜まるもんかッ❗……ヾ(*`⌒´*)ノ』



「私達を舐めるなッ❗……クズ野郎‼️

隠れてないで……出て来い‼️……クズ野郎‼️」



〈油断するなッ❗……今迄とは違う強い相手だ‼️

貴様だろ❓……【∞四次元空間】を作った【親玉】

なんだろ❓……姿を現したらどうだ❓〉



 《Ride・White》は奥に強力な【ダークオーラ】の主を引き摺り出す為、喧嘩を売っていた。

 【ダークオーラ】から(おびただ)しい数の影が出現し、【∞四次元空間】内で漂っていた。


 《Ride・White》は氷河と《ジョセフ・バレンタイン》に警鐘を鳴らした。



〈ヤバイぞッ❗……これは……かなりの大物かも知れんぞ‼️……気を付けろ‼️〉



…ククク…【∞四次元空間】から出してたまるものかッ❗

《氷河龍》‼️……貴様の【魂】は俺様が頂くぞッ❗

邪魔する奴らは全て……皆殺しだ‼️……(ФωФ)……



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 複数の黒影が《パーフェクトcube》に襲い掛かって来た。



バシッ❗……バシッ❗……バシッ❗……バシッ❗……



バシッ❗……バシッ❗……バシッ❗……バシッ❗……



 複数の黒影が《パーフェクトcube》に突進して、ボールの様に弄んでいた。

《パーフェクトcube》の中では、黒影がぶつかる度、回転してしまい、ゴロゴロと転がっていた。



ゴロゴロッ❗……ゴロゴロッ❗……ゴロゴロッ❗


ゴロゴロッ❗……ゴロゴロッ❗……ゴロゴロッ❗



「目が回るッ❗……(@_@;)……辞めてくれッ❗」



ゴロゴロッ❗……ゴロゴロッ❗……ゴロゴロッ❗


ゴロゴロッ❗……ゴロゴロッ❗……ゴロゴロッ❗



【弄びやがってからに…………】



『俺達はボールじゃね~ぞッ❗……クソッタレが‼️

お兄ちゃんの治療を邪魔するなッ❗』



 《Ride・White》はブチギレ、《パーフェクトcube》自体を上空へ避難させた。

 しかし、上空へ避難させた《パーフェクトcube》だったが、黒影は容赦なく、《パーフェクトcube》に攻撃を続けた。



ドガッ❗……ドガッ❗……ドガッ❗……ドガッ❗……


ドガッ❗……ドガッ❗……ドガッ❗……ドガッ❗……



【ヤバイよッ❗……どうするんだよ‼️……( ̄□||||!!】



……さっさと……《氷河龍》を出せッ❗……



『お兄ちゃん‼️……しっかり‼️……( ̄□||||!!』



 氷河は《ジョセフ・バレンタイン》を押さえている中、《Ride・White》は氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を浮遊させる魔法を掛けると同時に、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を浮かせていた。

 《Ride・White》は《ジョセフ・バレンタイン》の治療に専念していた。



〈このままだとラチがあかないッ❗


おいッ❗……おーーーーーーーーーーいッ❗…卑怯者‼️


隠れてないでッ❗……出て来ーーーーーーーーーーーい‼️


《氷河龍》が怖いのか❓……《氷河龍》が怖くて隠れて出て来ないのか❓……情けない奴だな‼️〉



『ちょっと《Ride・White》‼️……相手を刺激してどうすんだよ❓…バカか❓お前は❓……(#゜Д゜)イラッ❗』



 氷河は《Ride・White》が勝手に敵を怒らさせている行為に呆れていた。



…………何だと❓……もう一遍(もういっぺん)言ってみろやッ❗………

ああーーーーーーーん‼️……あゝ(#º言º)…………

 


 謎の声の主は激昂していた。

《Ride・White》は面白がって、あおり続けた。



〈《氷河龍》が怖いのか❓……だから身を隠しているんだよなッ❗……お前は弱いだろ❓〉



…ふざけんじゃねーーーーーーーーーーーーーーーよッ❗



このクソガキがーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



舐めやがって‼️……貴様らなど、虫ケラ同然だ‼️…



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼


(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼


(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



 漂っていた黒影が、上空の中央に集まり出した。

《Ride・White》は苦笑いしながら、《ジョセフ・バレンタイン》の治療を続けていた。



〈これからが本番だぞッ❗……《氷河龍》‼️

《ジョセフ・バレンタイン》‼️……桃井‼️〉



『ラスボス❓……ワクワクッ❗……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )』



「ラスボスの登場か❓」



【早く現世に帰りたい‼️……。゜(゜´Д`゜)゜。】



〈やっと……本気を出したか❓……化物め‼️〉



 黒影が1点集中で沢山集まってきて球型になり、モコモコと動き廻っていた。



〈何が出て来るかな❓〉



 《Ride・White》は戦いを楽しんでいた。

氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は緊張していた。



…………私を舐めるなよッ❗……クズ野郎‼️……



 黒影の球型が徐々に大きくなってゆく。



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



 【∞四次元空間】に歪みが発生し、【魔王城】の

【謁見の間】に切り替わりました。



〈ヘェ~ッ❗……雰囲気が出てますねッ❗

悪あがきですね❓……【魔王】になったつもりか❓


何が出てくるのかな❓……何が出てくるのかな❓

何が出てくるのかな❓……早く出て来いよッ❗〉



ヒューヒューッ❗……ヒューヒューッ❗……ヒュッ❗



 《Ride・White》は口笛を吹いて、誘っている。



「マジかよッ❗……クズ天使ッ❗……あおって楽しんでやがる‼️……バカだろう❓……( ̄□||||!!」



『‼️……油断しちゃダメだよッ❗』



 氷河は戦闘態勢に入った。



ガチャッ❗……ウィーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



ガチャッ❗……ウィーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 左右のスポットライトが照らした物は、【大きな玉座】でした。

【大きな玉座】の周りに【骸】の装飾がされている不気味な【大きな玉座】でした。


 【大きな玉座】はまるで……【魔王の玉座】様なデザイン柄で纏まっていた。

左右のスポットライトが照らされた【魔王の玉座】は誰も座っていなかった。



『誰もいない❓』



「空席だぜ‼️……(゜〇゜;)?????」



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



 不気味な笑いが木霊する。






……我が城へ……ようこそいらっしゃいました‼️……



【生け贄】の諸君!!……ゲームは楽しんで頂けましたでしょうか❓



哀れな【5人の捜査官】とのゲームは❓…………



 さっき迄、【空席】だった【魔王の玉座】に、人影が現れた途端、桃井は言葉を失った。


 【魔王の玉座】には人影が照らされました。



【バカなッ❗……バカなッ❗……何で❓】



 桃井は唖然。……( ; ゜Д゜)

人影には長方形のメガネを掛けており、ピカリと怪しく光っていた。



『出たなッ❗……人間みたい❓……誰❓』



「貴様は誰だ❓」



 桃井は両膝ついて、……_| ̄|○……四ん場になりながら、絶望していた。



【貴方迄何で❓…どうしてですか❓……【管理官】❓】



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



 【魔王の玉座】に座っていたのは【管理官】でした。

警察同期の仲間だった【管理官】が、【魔王の玉座】に座っている。

信じがたい光景を見て、桃井は泣いて訴えていた。



【【管理官】‼️……どうして❓……警察を裏切る様な事をしたんだ❓……(゜〇゜;)?????

大切な部下の【エリート捜査官】5人を巻き込んで、警察官として恥ずかしく無いのか❓と聞いてるんだ‼️


【管理官】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️】



 【管理官】は不気味な笑いをしながら、大笑いしていた。……((ノ∀`)・゜・。 アヒャヒャヒャヒャ



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 【管理官】が発した最初の言葉は、残酷な内容でした。



〈それが……どうした❓〉



 桃井は唖然( ; ゜Д゜)。

桃井は大粒の涙を流しながら、【管理官】と対峙した。



死死怒勇氣(ししどゆうき)ーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️

それが警察官としての答えか❓】



 桃井は激しく激昂した。



〈ゴチャゴチャうるせーーーーーーーーーーーーーなッ❗

たかが……【5人の捜査官】を使った位で、ずべこべ言うな‼️……お前の小言は聞き飽きたッ❗


【5人の捜査官】の魂なら、ここにあるぞッ❗


桃井ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



 【死死怒】が指を指した場所には、大きな牢屋らしき物が見えた。



【‼️……あれは❓……(゜〇゜;)?????】



〈紹介しよう❓……私が作った特製【魂の牢獄】だ‼️

【5人の捜査官】の魂は後で、ゆっくりと味わって、喰うつもりだから安心しろッ❗……桃井‼️〉



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 【死死怒】は不気味な笑いをして、狂った様に大笑いし始めた。



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



 大きな牢屋は【魂の牢獄】だった。



【【死死怒勇氣】‼️……貴様は人間ではないッ❗

ただの薄汚い化物だ‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))】



ニヤリッ❗……ククク……



 【死死怒】はニヤリと微笑んでいた。

【魂の牢獄】で【魂】を捕らわれてる【5人の捜査官】は、クリスタルに保管されていた。

 クリスタルに保管された【肉体】【魂】は、徐々に体液を奪われてゆく。

 【差染】【静魔】【煤】【潺】【双磨】の偽りの肉体で、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》に総攻撃させた目的は、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》の力量を知りたかったから。

 【死死怒】は念入りに、勝利の方程式プランを頭脳で考えていた。

無駄を省いた勝利の方程式プランで、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を倒す計画だったはずだったた。

氷河の爆発的な成長に、勝利の方程式プランが大きく狂い出した。


 【死死怒】の表情が険しくなってゆく。

【差染】【静魔】【煤】【潺】【双磨】の偽りの肉体達が、頼り無いから奴らに倒されてしまったのだと、分析していた。



〈いい気になるなよッ❗……《氷河龍》‼️〉



グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…

ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗…


グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…

ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗…


グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…

ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗…



 【死死怒勇氣】の身体から得たいの知れない身体へと変身してゆく。

【死死怒勇氣】蟀谷の左右から、黒い角が生え、顔が真っ赤になっていた。

身体が段々、大きくなり、両肩に大きな翼が生えて、尻に長い尻尾が生えていた。

 全身真っ赤な姿の【ガーゴイル】が、姿を現しました。

【死死怒勇氣】の正体は……全長7mの【ガーゴイル】だった。


 【ガーゴイル】は【魂の牢獄】を手にして、振り回して楽しんでいた。



シュッ❗……バキーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



〈な……何❓……(・_・?)〉



 氷河は【魂の牢獄】の鎖を破壊して、遠くへ飛ばされ、コロコロ転がっていた。



バタンッ❗……コロコロッ❗……コロコロッ❗……


コロコロッ❗……コロコロッ❗……コロコロッ❗……



〈何をするのだッ❗……クソガキが‼️〉



バサッ❗……バサッ❗……バサッ❗……バサッ❗……


バサッ❗……バサッ❗……バサッ❗……バサッ❗……



 【ガーゴイル】は空を飛び、上空で氷河を探していた。



どこだーーーーーーーッ❗……何処にいるんだ‼️



出て来いよッ❗……クソガキーーーーーーーーーーーが‼️

 


キィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



「マズイ‼️……早く治してくれッ❗……龍が……龍が…

……危ないんだ‼️……早くしてくれッ❗」



 《ジョセフ・バレンタイン》は【胸騒ぎ】を感じ、《Ride・White》の治療を急がせた。



〈お前はセッカチだなッ❗……もう少し待ってくれッ❗〉



「早くッ❗……頼むぜ‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎」



〈僕の治癒力を舐めて貰っては困る‼️〉



「龍‼️……大丈夫かな❓……ググワッハッ❗」



 《ジョセフ・バレンタイン》は血反吐を吐きながら、苦しんでいた。



「龍を助けないと……龍が危ないのにッ❗

私は……動けないッ❗……畜生ーーーーーーーーー‼️」



〈特別だぞッ❗……俺の力を見せてやる‼️〉



 強力な回復力を増幅させた《God Recovery》を、《ジョセフ・バレンタイン》に唱えた。



ピカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 最上級の回復魔法が《ジョセフ・バレンタイン》の傷を癒し、全回復させてゆく。

《ジョセフ・バレンタイン》は《暖かいオーラ》に包まれている。


 《ジョセフ・バレンタイン》は両目を瞑ったまま、《暖かいオーラ》を感じていた。

まるで女神に抱き締められている様に感じていた。

 《ジョセフ・バレンタイン》は抱き締められたお相手は、《ロザリー》を想像していた。



 その時だった。……《ジョセフ・バレンタイン》の頭の中に、とても《懐かしい声》が聞こえて来たのでした。



…………私の《デコイ》‼️……どうしたの❓……



「間違いない‼️……《ロザリー》の声だ‼️

側に居るのか❓……《ロザリー》❓。゜(゜´Д`゜)゜。」

 


 《ジョセフ・バレンタイン》の両目から、1粒の涙が溢れていた。



……逢いたかったよッ❗……《デコイ》‼️……



「私も逢いたかったよ‼️……《ロザリー》‼️

夢じゃないよね❓……。゜(゜´Д`゜)゜。」



 《ジョセフ・バレンタイン》は両目を瞑ったまま、大号泣していた。



……私達は《デコイ》の心の中に居るよッ❗

もう~独りぼっちじゃないよッ❗

私達の《愛娘》もいますよ‼️……



 《ジョセフ・バレンタイン》の《愛娘》が登場に

涙腺が崩壊してしまった。



……パパ‼️……また怪我してるの❓

痛いの~痛いの~飛んでゆけ~‼️……チュッ❗♡

ママに教わったおまじないッ❗……パパ大好き‼️…



「ありがとう‼️……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄

パパは……とても……嬉しい‼️……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )」



……あの子を助けてッ❗……私と《愛娘》で空から見守ってるから~‼️……(*˘︶˘人)

私達の事……忘れないでねッ❗……《デコイ》‼️………



〈❓……何で❓……号泣してるんだ❓〉



 《ジョセフ・バレンタイン》の治療中の《Ride・White》は、《ジョセフ・バレンタイン》が泣いている事に驚いていた。



…《デコイ》‼️…あの子《氷河龍》を助けてあげてッ❗



「任せろッ❗……《ロザリー》‼️……(ゝω・´★)」



…………また逢おうねッ❗……パパ‼️……








 《ジョセフ・バレンタイン》は漸く、気が付いた。



〈全回復させたんだから、必ず、《氷河龍》と共に、生きて生還せよ‼️〉



「……Σ(OωO )ビクッ!?…………了解しました‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》の身体が全回復した後、《氷河龍》を助けにテレポーテーションした。



シュッ❗



 苦戦している氷河の背後に、《ジョセフ・バレンタイン》が姿を現した。



『お兄ちゃん❓……(゜〇゜;)?????』



「苦戦している様だなッ❗……協力して【ラスボス】を倒すぞ‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」



 氷河は嬉しさの余り、《ジョセフ・バレンタイン》に思いっきり抱き付いて、離れようとはしなかった。

氷河の目には、大粒の涙を流しながら、喜んでいた。



『お兄ちゃん❓……大丈夫ですか❓』



「心配掛けて御免なッ❗……龍‼️」



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



 氷河は【ガーゴイル】から離れた場所で、身を隠しながら、《ジョセフ・バレンタイン》の生還を喜んでいた。



「私は簡単には死にませんからッ❗」



『もう~死んじゃ嫌だよッ❗……生きてよッ❗

俺の目の黒い内は、死ぬ事は許さないから‼️』



 氷河は再び、大号泣した。



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



 《ジョセフ・バレンタイン》は大号泣している氷河の髪の毛を優しく撫でて、落ち着かせようとしていた。

 《ジョセフ・バレンタイン》はこんなに愛しい弟を、2度と悲しませないと心に誓ったのでした。


 【ガーゴイル】は大きな羽を羽ばたき、突風の風で、周囲を吹き飛ばしていた。



〈出て来いッ❗…虫ケラ共ッ❗…隠れても無駄だぞッ❗

貴様らの人間臭い匂いが辿れるからなッ❗

逃げても……無駄だぞッ❗……《氷河龍》‼️〉



バシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



バシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 【ガーゴイル】が両手で、数本の石柱を吹き飛ばした。



『うわわッ❗』



「任せろッ❗」



シュッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河と共に、別の場所へテレポーテーションした。



『流石ッ❗……兄さん‼️』



〈逃げるなッ❗……出て来いッ❗〉



バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……



バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……



 【ガーゴイル】は口から【闇の痰】が連発で出して、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を攻撃。



ジュワーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 石柱に【闇の痰】がかかると、溶け出していた。



「あの【闇の痰】はとても危険だなッ❗」



『うわッ❗……溶けたよ‼️』



 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を連れて、連続テレポーテーションで、逃げまくっていた。



〈‼️……これでも食らえッ❗〉



チョキンッ❗……チョキンッ❗……チョキンッ❗……



チョキンッ❗……チョキンッ❗……チョキンッ❗……



 【ガーゴイル】の羽から【黒色の丸い球】が複数出て来た。

【黒色の丸い球】はパクパクと動きながら、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を追撃して来た。



パクパクッ❗……パクパクッ❗……パクパクッ❗……



パクパクッ❗……パクパクッ❗……パクパクッ❗……



 追撃された《ジョセフ・バレンタイン》と氷河は、バラバラに散って、逃げまくっていた。



「しつけーーーーーーーーーーーーーーなッ❗」



 《ジョセフ・バレンタイン》は複数のエネルギー弾を作り、【ガーゴイル】に攻撃した。



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



〈バカめッ❗……効かないぜ‼️

さっさと死ねやッ❗……《氷河龍》‼️〉



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



 【ガーゴイル】は不気味な笑いをしながら、【闇の針】100本が辺り一面、放出された。



ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗


ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗


ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は両手を前に出して【ESP防御バリア】を張って防御していたが、意図も簡単に【闇の針】が貫通してしまった。



=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!


=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!



『痛い‼️…………』



「いてーーーーーーーなッ❗」



 氷河は右股、《ジョセフ・バレンタイン》は左肩に【闇の針】を突き刺さっていた。

《ジョセフ・バレンタイン》は右手で【Lighting Strike】で、【ガーゴイル】に攻撃した。



シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗



 【ガーゴイル】は《ジョセフ・バレンタイン》から放たれた【Lighting Strike】で攻撃したが、叩き落とされた。



バーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーカッ❗



〈貴様の攻撃等、当たらないよッ❗〉



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗


ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗


ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗



 【ガーゴイル】から数え切れない【闇の針】が、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を襲って来た。



〈バカ野郎‼️……見えないのか❓……愚か者め‼️

相手は【闇の衣】を身に纏ってるんだぞッ❗


仕方がないなッ❗……これを受け取れ‼️〉



ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 《Ride・White》は氷河と《ジョセフ・バレンタイン》に、《神の瞳》を与えたのでした。

 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は、《神の瞳》で七色に光輝いていた。



『ワアォーーーーーーーッ❗……スゲーな‼️』



「成る程ッ❗……【ガーゴイル】の【闇の衣】がハッキリと見える‼️……( ☆∀☆)」



〈《神の瞳》を与えたんだから、サクッ❗と倒してくれよなッ❗〉



【《Ride・White》‼️……やるなッ❗】



 桃井は《Ride・White》の行為に称賛していた。



〈分かってるよなッ❗……【闇の衣】は【Lighting Strike】でなければ、破壊は出来ないぞ‼️

2人で力を合わせて、【闇の衣】を破壊しろッ❗


分かったなッ❗……【氷河ブラザース】‼️〉



ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は協力して、【ガーゴイル】を討伐へと動き出した。



〈まずは【ガーゴイル】の【闇の衣】を剥ぎ取れッ❗〉



『分かったッ❗……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎』



「了解しました‼️……ദ്ദി^._.^)」



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は浮遊しながら、飛び回っていた。



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗


ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



〈小癪な…………虫ケラ共‼️〉



ボンッ❗……ボンッ❗……ボンッ❗……ボンッ❗……



ボンッ❗……ボンッ❗……ボンッ❗……ボンッ❗……



『食らえッ❗』


「消えろッ❗……虫ケラ‼️」



 【闇の痰】が周囲に撒き散らしている。

氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は力を合わせて、【Lighting Strike】を同時に撃った。







バキューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



バキューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 2つの【Lighting Strike】が合体し、【ガーゴイル】の腹へ直撃した。



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



パッキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



ガシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



〈な…………何だと❓……【闇の衣】が……破壊されただと……そんな…………バカなッ❗〉



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



『ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗』


「よしッ❗」



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



『行くよッ❗……お兄ちゃん‼️』



「行くぞッ❗……龍‼️」



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は右手を繋いで、左手は腰に手を回して、ダンススタイルをとった。

 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》はオデコを合わせて、力を集中している。



『行くよッ❗……お兄ちゃん‼️』


「行くぞッ❗……龍‼️」



〈舐めたマネしやがってッ❗……俺様を舐めるなッ❗


食らえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》が1つになり、目にも止まらぬ速さで、彗星の様に【ガーゴイル】へ突っ込んで行った。



ボンッ❗……ボンッ❗……ボンッ❗……ボンッ❗……


ボンッ❗……ボンッ❗……ボンッ❗……ボンッ❗……


ボンッ❗……ボンッ❗……ボンッ❗……ボンッ❗……



 【闇の痰】の乱れ撃ちで反撃する【ガーゴイル】。


 彗星となった氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は、【闇の痰】を跳ね返しながら、突き進んで行った。



〈な………な……何❓……ならば、これはどうだッ❗〉



チョキンッ❗……チョキンッ❗……チョキンッ❗……



チョキンッ❗……チョキンッ❗……チョキンッ❗……



パクパクッ❗……パクパクッ❗……パクパクッ❗……



パクパクッ❗……パクパクッ❗……パクパクッ❗……



 複数の【黒色の丸い球】が、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を襲ったが、彗星の回転する風が【黒色の丸い球】が弾かれてゆく。



〈‼️……な……何❓……弾かれるだと…………〉



『消えろッ❗……クズ野郎‼️』



=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!



 彗星は【ガーゴイル】の腹をブチ破って、【ガーゴイル】の身体に大きな大穴が開いていた。



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 【ガーゴイル】の断末魔の叫びが響き渡った。



〈バカなッ❗…バカなッ❗…バカなッ❗…バカなッ❗


この俺様がクズ野郎に……クズ野郎に殺られる訳にはいかないのだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉



ガツンッ❗



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は彗星で貫通させた後、【ガーゴイル】は彗星を両手で掴み、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を潰す為、力一杯力を入れた。



ギューーーーーーーッ❗……ギューーーーーーーッ❗



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は苦しみ出した。



〈‼️……さっさとクタバレッ❗……クソジジィ‼️〉



 《Ride・White》は《光の矢》の構え、《光の矢》が放たれた。



シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗



=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 《光の矢》が【ガーゴイル】の額に突き刺さっていた。



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 【ガーゴイル】が踠き苦しんでいる。



〈おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれ…おのれおのれ‼️〉


 

 【ガーゴイル】の身体が崩れてゆく。



〈俺様は【不老不死】だッ❗……身体が崩れてゆくッ❗

……そんな…………バカな‼️〉



 【ガーゴイル】は灰と化した。



『ヤッタねーーーーーーーッ❗……お兄ちゃん‼️』



「やったぞッ❗……龍‼️」



パンッ❗



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は片手で、ハイタッチして、勝利を噛み締めていた。



 《ジョセフ・バレンタイン》は《パーフェクトcube》へテレポーテーションした。



〈良くやったねッ❗……《ジョセフ・バレンタイン》‼️〉



「君に聞きたい事があるんだッ❗」



 ゆっくりと《Ride・White》に近付いて行った。

《ジョセフ・バレンタイン》はブチギレしている。



 《ジョセフ・バレンタイン》は《Ride・White》の目の前にやって来た。



〈何の用だ❓〉



「ずっーと引っかかっていたんだッ❗…何で❓…何で❓

龍の居場所がバレたんだ❓……貴様の仕業かッ❗」



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



〈バレたか❓……何故❓……分かった❓〉



 《ジョセフ・バレンタイン》は大激怒した。

遥か先を憎む様な冷たい視線で、《Ride・White》を鋭く睨んでいた。



「《氷河龍》はバレない様、《西園寺理事長》が《氷河龍》を探知出来ない様に、細工していたのに。

それをお前は【水の泡】にしてしまった‼️


どうしてくれるんだッ❗……このクズ天使野郎‼️」



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗

 


〈これは愉快……愉快だッ❗〉



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 《Ride・White》は爆笑していた。



〈何で分かったのかなッ❗……(((*≧艸≦)ププッ‼〉



「貴様ッ❗……正直に言え‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》は《Ride・White》を名出しで、指を指した。

《Ride・White》は大爆笑しながら、弄んでいた。



〈そう……【管理官】に《氷河龍》の情報を知らせたのは…………僕だ‼️〉



「こうなる事を知っていて、業と知らせたのか❓」



〈そうだよッ❗……【管理官】はバカだから、【悪魔】と契約し、【化物】だと知っていて黙っていたんだッ❗……(ФωФ)〉



「き……貴様ッ❗……天使のする事か‼️」



〈だって……黙っていた方が、スリルで面白いゲームになるじゃないか❓……そう思わないか❓

殺し合いのゲームッ❗……ワクワクしないか❓〉



「貴様は狂っている‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》は《Ride・White》に向かって、激昂の拳で思いっきりブン殴った。



バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗


バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗


バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》は《Ride・White》を、3発思いっきりブン殴った。



『お兄ちゃん‼️……辞めて‼️』



 《ジョセフ・バレンタイン》は怒鳴っていた。



「貴様はこのトラブルを、業と起こしたんだろ❓」



〈あれ❓……分かっちゃった❓……草‼️〉



バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》に思いっきり顔面を殴られた《Ride・White》。



〈痛い‼️……何すんだよッ❗……(#・∀・)〉



 氷河は《Ride・White》の前に立ち塞がり、守っていた。



『お兄ちゃん‼️……喧嘩辞めて‼️』



「どけッ❗……龍ーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」



『退かないよッ❗……もう辞めて‼️』



「龍を危険に晒した男を庇う価値は無いッ❗

さっさとどけッ❗」



『嫌だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️』



「龍ーーーーーーーーーーーーーー‼️……(☄◣ω◢)☄」



ドンーーーーーーーーーーッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》は怒りで我を忘れて、氷河を突き飛ばした。



『痛い‼️……お兄ちゃん‼️……ダメだよッ❗』



「貴様は龍の命を危険に晒した、無関係の人間を巻き込んで、何がしたかったんだ‼️」



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 《Ride・White》は腹を抱えながら、大笑いしていた。



〈((ノ∀`)・゜・。 アヒャヒャヒャヒャ…………〉



「何がおかしいんだ❓……《Ride・White》‼️」



〈ただゲームを楽しんでいただけさッ❗


《氷河龍》の命を危険に晒せば、《神の力》が見れると思ったからかな‼️

無関係の人間達を巻き込んだのは、ゲームの盛りやがりが欲しかったからッ❗……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )

まさか……【∞四次元空間】に閉じ込められたのは想定外だったけど、ゲームは楽しめたよッ❗〉



「貴様のつまらないゲームのせいで、無関係な人間が巻き込まれ、死亡しているんだ‼️

人間の命を何だと思っているのだッ❗


愛する《氷河龍》の命を守る為、《西園寺理事長》《ミカリン》《氷河夫妻》が、必死になって守っている気持ちは、貴様には分かるまい‼️……あゝ(#º言º)」



 《ジョセフ・バレンタイン》は暗殺者の瞳をしたまま《Ride・White》を狙って、震える拳を振り上げ、殺そうとした瞬間、振り下ろされた右腕が誰かに邪魔された。

 《Ride・White》の目の前に《光輝く球体》が現れ、《ジョセフ・バレンタイン》の殺害行為を止めました。



「な……何❓……貴様は誰だ❓」



 《ジョセフ・バレンタイン》は右腕が、全く動かない事に困惑していた。


 《光輝く球体》は徐々に、人型へと変貌した。

《ジョセフ・バレンタイン》の右腕を、人型の左腕でクロスして、止めていた。

 《光輝く球体》は輝きが収まってゆく。



「どう言うつもりだ❓……《ラファエル》‼️」



バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 《光輝く球体》の正体は《ラファエル》だった。

《ラファエル》は無言で、《Ride・White》を思いっきりブン殴った。



〖済まなかったッ❗……許してくれ‼️

私の《バカ息子》が、御迷惑を掛けたッ❗

まさか……《氷河龍》を危険に晒すとは、夢にも思わなかった‼️

無関係の人間達を巻き込んだ一連の責任は、私にある‼️


済みませんでした‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〗



 《ラファエル》は深々と頭を下げて謝罪した。



〈何で殴るの❓……父上‼️〉



 《Ride・White》は《ラファエル》に殴られた事がショックだったのか、大号泣してしまいました。



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



〈父上に殴られた事が無いのにッ❗〉



〖バカ息子の名は《ライザー》‼️……長男だよッ❗〗



「長男だろうと関係ない‼️……《氷河龍》の命を危険に晒した挙げ句、無関係の人間を巻き込んで死亡させた罪‼️

どうしてくれるんだよ‼️……ゴルァ!!٩(╬ఠ༬ఠ)و」



 《ジョセフ・バレンタイン》の怒りが収まらない。

《ラファエル》はある提案を出した。



〖桃井の部下5人を、責任持って《復活》させますよ‼️

死ぬ予定ではないので、無条件で《復活》させる‼️


それが……私の責任の取り方ですから‼️〗



 《ラファエル》は《ライザー》を睨んでいる。



「例え、《ラファエル》の子供であっても、また《氷河龍》の命を弄んだ時は、私がブッ殺してやるッ❗

それでも構わないか❓……《ラファエル》❓」



〖はいッ❗……構いませんよッ❗

もしも……《氷河龍》が死亡したら、私が《ライザー》をブッ殺してやる所だよッ❗……全く‼️〗



〈父上❓……(゜〇゜;)?????〉



〖私が《氷河龍》を守っているのに、何で❓

こんな事をした❓……返答次第では私がお前を殺してあげましょう‼️〗



〈父上‼️……御免なさい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ

つい出来心で、《氷河龍》を痛ぶって楽しんでました‼️

《神の力》が本物か❓……確かめたかったんだよ‼️

ゲームとして楽しんでいただけなんだよッ❗〉



 《ラファエル》は《ライザー》に失望し、《ダイアナ》を呼んだ。



〖《ダイアナ》‼️……済まないッ❗

《ライザー》はもうダメだ‼️……諦めてくれ‼️〗



 《ダイアナ》も《ライザー》に失望していた。



〖堕天する前に、最後のいい訳を聞きましょうか❓

何で酷い事をしたの❓……本物の悪魔を使ってのゲームをする何て、まともじゃないわ‼️

《氷河龍》ちゃんを危険に晒す等、あってはいけない事です‼️

無関係な人間達を犠牲にして何も感じないのですか❓

……《ライザー》‼️……。・(つд`。)・。〗



〈人間何か……みんなクズ野郎だから、殺しても問題が無いでしょ❓……母上‼️〉



〖《ライザー》‼️……何て事を言うの❓〗



 《ダイアナ》は大号泣していた。



〈母さん迄、何で僕を助けてくれないの❓〉



〖貴方はもう~私の息子ではありません‼️〗



 《ダイアナ》は大号泣しながら、家へ帰ってしまった。



〈母さん‼️……母さん‼️……待ってよッ❗

置いてかないでよッ❗……。・゜・(ノД`)・゜・。〉



 《ライザー》は絶望してしまった。

《ラファエル》は心を鬼にして、剣の鍔から《神の剣》を抜いた。



〈ち……父上❓……(゜〇゜;)?????〉



〖【嘆きの牢獄】に入れッ❗……《ライザー》‼️〗



〈嫌だッ❗……嫌だッ❗……嫌だッ❗……嫌だッ❗〉



〖さようなら‼️……出来損ないのバカ息子よ‼️〗



バサーーーーーーーッ❗……バサーーーーーーーッ❗



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 《ライザー》の《天使の翼》を切り落とした。

《ラファエル》は【嘆きの牢獄】の入口を出現させた。



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



 《ライザー》は精神崩壊し、不気味な笑いをし続けた。



〖これが私の責任の取り方だ‼️〗



〈父上‼️……母上‼️……辞めて‼️……(*T^T)〉



 《ラファエル》は号泣しながら《ライザー》の襟元を掴んだ後、【嘆きの牢獄】へ投げ入れた。



〈父上ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉



 《ライザー》の絶叫の叫びが、大声が小さくなってゆく。

《ラファエル》は大号泣しながら、【嘆きの牢獄】の入口を閉じてしまった。


 《ラファエル》は自分の息子を処分したのでした。


 それを見ていた《ジョセフ・バレンタイン》は悲しい表情で、一言声を掛けた。



「良いのか❓……《ラファエル》‼️」



〖《ライザー》は普段から命を弄んでしまう問題児だったのだッ❗

堪忍袋の尾が切れてしまった‼️

自分の息子を処分しなければならない、心の痛みは分かって欲しい‼️……( >Д<;)〗



 《ラファエル》は大号泣しながら、落胆していた。



〖《ライザー》‼️……《ライザー》‼️〗



《ライザー》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



 《ラファエル》は大号泣しながら、絶叫していた。



《ライザー》のバカ野郎ーーーーーーーーーーーーーー‼️



 《ラファエル》は大号泣したのち、30分後、涙を拭いて、立ち上がった。



〖バカ息子が御迷惑掛けまして、申し訳ありませんでした‼️……謹んでお詫び申し上げます‼️


済まなかったッ❗……《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》と桃井さん‼️

責任持って、人界へ送ります‼️〗



「疲れました‼️」



『ヘトヘトだよッ❗』



【やっとお家へ帰れるんだなッ❗……(*T^T)】



〖5人の人間は明日迄に《復活》させます‼️

残念ながら【悪魔】になってしまった人間は、助からない‼️

5人の記憶は消しますから、ご安心下さい‼️

桃井さん‼️……貴方の記憶も消しますか❓〗



【消さないでくれ‼️……覚えておきたいのだ‼️】



 桃井は記憶の削除を断りました。

桃井は右に《氷河龍》、左に《ジョセフ・バレンタイン》のクビ根っこを掴んで、生還を大喜びしていた。



〖さぁ~【∞四次元空間】から脱出しますよ‼️〗



 《ラファエル》は《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》と桃井を連れて、人界へと戻りました。







 翌日、【警視庁捜査一課】課長の桃井が【警視庁】へ出勤すると、桃井のデスクの前には、【差染】【静魔】【煤】【潺】【双磨】が《復活》して待機していた。



【お前ら……。・゜・(ノД`)・゜・。】



 桃井は大号泣していた。



【差染】……〈何で泣くんだ❓〉


【静魔】……〈どうしたんだ❓〉


【煤】……〈どうした❓……BOSS❓〉


【潺】……〈彼らしくないわね‼️……BOSS‼️〉


【双磨】……〈韓流ドラマでも観たのですか❓〉



 【差染】【静魔】【煤】【潺】【双磨】は記憶が削除され、何も覚えていない。



【(ありがとう‼️……《ラファエル》様‼️)】



 涙ぐんでいる桃井は、【差染】【静魔】【煤】【潺】【双磨】にイジられていた。


 桃井は普段と変わらない日常生活を、奇跡に感じていた。



ブゥーーーーーーーンッ❗……ブゥーーーーーーーンッ❗


ブゥーーーーーーーンッ❗……ブゥーーーーーーーンッ❗



〈新宿内で【強盗殺人事件】発生‼️……捜査員はただちに急行せよッ❗〉



【行くぞッ❗……【警視庁捜査一課】‼️】



 心から《神》に感謝していた。

事件・事故の忙しい日常に戻って来た事を、桃井は喜びを噛み締めながら、仕事に励んでいるのでした。



 【ヤンキー殺人事件】は迷宮入りとなった。

《ラファエル》の記憶操作で、全捜査員から【死死怒勇氣】だけの記憶を削除しました。

 【管理官】には正義感の強い女性が就任し、事件解決へと導いた。

 【死死怒勇氣】の記憶は【桃井のみ】となった。

桃井は【死死怒勇氣】の記憶を墓場迄、持って行く覚悟を決めた。

 桃井は【警視庁捜査一課課長】の責務を全うするのでした。


■【死死怒(ししど) 勇氣(ゆうき)


 桃井とは同期で、【管理官】だった男。

桃井の手柄を横取り、自分の手柄にして【管理官】迄、出世した腹黒い男だった。

何かと桃井を敵対し、ライバル視している。

 【管理官】として長く続けたい野望の為、【不老不死】を得る為だけに悪魔と取引をしてしまいました。


身長:175cm 体重:70kg 痩せ型。波平ヘア。55歳。

趣味無し。バツサン。『亭主関白』の主義。

子供:17歳……暴走族事故で死亡。

子供が亡くした事で、人生が狂い出した。



■【嘆きの牢獄】■

【嘆きの牢獄】は脱出不可能の地獄の牢獄、または【堕天】する恐ろしい処刑場。


【嘆きの牢獄】は入れる前、《天使の翼》を剥ぎ取られた後、【嘆きの牢獄】へ入れられ、地獄へ堕とされる。

地獄へ堕とされた《天使》は∞地獄を味わったのち、【堕天】し、悪魔と化した。


☆【嘆きの牢獄】は死刑。助かる事は無い。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ