表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
処刑人ZERO  作者: 月未来
56/60

【第5の刺客】

(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



 突然、上空から不気味な笑いが響き渡って来た。



〈刺客が出たぞッ❗……《氷河龍》‼️〉



『サクッと退治してくるわッ❗』



 氷河は自信満々で《パーフェクトcube》から、ゆっくりと出て行った。

人影が上空から地面に、ゆっくりと降り立った。



〈あのクソ女ッ❗……あの憎たらしい男を殺し、戦闘不能にした事は褒めてやるぜ‼️〉



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



【貴方もですか❓……【(すす)】刑事‼️

ベテラン刑事の貴方は何故❓……ここに居るのですか❓】



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 【煤】は不気味な笑いをしながら、ニヤリと微笑んでいた。



〈これは……これは……【警視庁捜査一課】課長の桃井ではありませんか❓

奇遇ですね❓…【警視庁捜査一課】課長桃井さん❓

……(ФωФ)〉



 氷河は戦闘態勢に入った。



『さっさと正体を現せッ❗……化物め‼️』



 【煤】のメガネが怪しく光っている。



〈いい気になるなよッ❗……小僧が‼️〉



 【煤】の身体に異変が起きた。



グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…

ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗…


グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…

ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗…


グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…

ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗…


 

 【煤】の身体から、得たいの知れない物が出て来た。

氷河の前に……全長7mの【ゴライアスバードイーター】が姿を現した。



『デカイ‼️……デカイ蜘蛛だな‼️』



 氷河は《聖なるオーラ》に包まれ、両瞳が黄金の光で輝いていた。

 《Ride・White》は《ジョセフ・バレンタイン》を治療中、《ジョセフ・バレンタイン》の魂を呼び戻す事に成功した。



「………………………」



〈もう少しの辛抱だッ❗《ジョセフ・バレンタイン》‼️〉



 《ジョセフ・バレンタイン》は復活した。

しかし、意識不明の重症だった。

《Ride・White》は《ジョセフ・バレンタイン》に全力で、治療し続ける。

 《ジョセフ・バレンタイン》の貫通した部分に、治療の光が輝いていた。



キィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》の意識は、真っ白な空間に倒れていた。















…………も……し………………



「…………………………」



…………も……し…………も…………し…………



「……………………(う~~~ん…………)」



……も……し…もし……起きて……《My HERO》‼️

……あの子を……助けてあげてッ❗……



「…………(君は…………だ……れ…………❓)」



……私の事……忘れてしまったの❓……《デコイ》‼️…



「‼️………………(《ロザリー》……なのか❓)」



……あの子が危ないッ❗……助けて……あげてッ❗……



「(《ロザリー》……。・゜・(ノД`)・゜・。)」



……愛してるわッ❗…《デコイ》‼️……♡(〃´ω`〃)♡…



ピカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》の意識は、眩しい光に包まれていった。



「…………(《ロザリー》…………。・(つд`。)・。)」



 《ジョセフ・バレンタイン》はゆっくりと、目を覚ました。

 《ジョセフ・バレンタイン》の重たい瞼が、少しずつ開いていく。

《ジョセフ・バレンタイン》が目にしたのは、必死に助けている《Ride・White》の姿でした。



〈‼️……こ……こ……ここは……何処ですか❓

天国❓……それとも……地獄ですか❓〉



 《ジョセフ・バレンタイン》は意識が朦朧(もうろう)としながらも、《Ride・White》の顔を見ているが、ボヤけて見えていない。



〈あ……貴方は……誰……ですか❓〉



 《Ride・White》は治療に専念しながら、笑みを溢していた。



〈まだ《∞四次元空間》から脱出が出来ていない‼️

地獄かもなッ❗……《ジョセフ・バレンタイン》‼️〉



 《ジョセフ・バレンタイン》は視線を氷河に向けた。

《ジョセフ・バレンタイン》が見たのは、氷河が無理矢理、《神の力》を引き出している様に見えていた。



「…………マズイ……な…………(-_-;)」



 《ジョセフ・バレンタイン》はこのままだと氷河が、殺されてしまう事を危惧していた。

《ジョセフ・バレンタイン》の心配をよそに、氷河は【第5の刺客】と対峙する。

 氷河は《聖なるオーラ》を爆発させ、怒りで我を忘れていた。



『お前らは……お前らは俺の大切なお兄ちゃんを……殺したんだ‼️……死ぬ覚悟は出来ているだろうなッ❗』



〈煩いなッ❗……さっさと死ねーーーーーーーーーッ❗〉



ドスーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗


ドスーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗


ドスーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 【ゴライアスバードイーター】の鋭い爪が氷河を狙って数回襲撃したが、氷河は間一髪、避けていた。

 氷河は上空へ逃げたまま、空中に浮いていた。

氷河は右手を手刃に変え、右腕を天へ向けた。



『裁きの時間だッ❗……死んで償え‼️』



 氷河は上空から【ゴライアスバードイーター】へ向かって突っ込んで行った。



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 氷河は猛攻撃。



『死ね‼️……クソ蜘蛛が‼️』



〈小癪なクソガキがッ❗……俺の餌になれッ❗〉



 【ゴライアスバードイーター】の総攻撃が始まった。



バキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 氷河と【ゴライアスバードイーター】の刃が交差する。



バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……



 【ゴライアスバードイーター】は口から蜘蛛の巣を連続吐いた。

 氷河は華麗に避けてゆく。



『当たらないぞッ❗……クソ蜘蛛‼️』



 氷河はニヤリと微笑んでいた。



『食らえッ❗……【ゴライアスバードイーター】‼️』



バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……


バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……



 ヤケクソになって、猛攻撃する【ゴライアスバードイーター】。

鋭い爪が連続攻撃したが、氷河の姿が見えなかった。



『俺はここだ‼️……ヾ(*`⌒´*)ノ』



 氷河は【ゴライアスバードイーター】の頭上へ姿を現した。



『死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗』



シャキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 氷河は目にも止まらぬ速さで、地面に移動する際、右手を上から下へ、大きく振った。



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 【ゴライアスバードイーター】の断末魔が響き渡っていた。

【ゴライアスバードイーター】の身体が、真っ二つに斬撃した。



〈バカな……バカな……こんな……バカな……バカな……

おのれ~ッ❗クソガキがッ❗殺す殺す殺す殺す殺す‼️〉



 【ゴライアスバードイーター】は最後の力を使って、両鋭い爪で氷河を攻撃した。

氷河は力を使い過ぎて、膝を付いたまま、息を切らせていた。



『(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…‼️……しまっ……』



 氷河の頭上に鋭い爪が襲って来た。

氷河は両腕を頭の上に持っていき、頭を守って、両目を瞑っていた。



『お兄ちゃん‼️………………』



シュッ❗……バキーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗ 



 【ゴライアスバードイーター】は最後の攻撃も避けられ、力尽きた。



〈クソガキめ‼️……無念無念だーーーーーーーーーッ❗〉



 【ゴライアスバードイーター】は身体が溶けて、灰と化した。

氷河は【第5の刺客】【ゴライアスバードイーター】を見事、討伐に成功したのでした。



 氷河は最後の攻撃を何者かによって、瞬時に上空へテレポーテーションさせられ、退避していた。

氷河の背後から、声が聞こえてきた。



『❓…………』



「《神の力》を使うなッ❗……坊っちゃん‼️」



『坊っちゃん❓……懐かしい声……まさか❓』



 氷河はゆっくりと後ろへ振り返った。

背後には《ジョセフ・バレンタイン》が、一張羅のビジネスマンスーツを着ている姿でした。



『エエッ❗……Σ(Д゜;/)/‼️…お…おお…お兄ちゃん❓』



「間に合って良かったッ❗……大丈夫ですか❓」



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



 氷河は大粒の涙を流しながら、《ジョセフ・バレンタイン》に抱き付き、喜びを爆発させた。

氷河は愛おしそうに、《ジョセフ・バレンタイン》を抱き締めていた。



『お兄ちゃんだ‼️…お兄ちゃんだッ❗幻じゃないよね❓

嬉しい‼️……嬉しいな‼️……♡(〃´ω`〃)♡』



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



 氷河は大号泣していた。

《ジョセフ・バレンタイン》もつられて涙を流していた。



「私も《氷河龍》は大好きだよッ❗……でも自分の命を犠牲にするのは……辞めて欲しいな‼️


《神の力》をもう使わないでくれッ❗……頼む‼️」



『分かったよッ❗……お兄ちゃん‼️…。・(つд`。)・。』



 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を愛おしそうに抱き締めてから、氷河の髪の毛を優しく撫でていたのでした。



〈あのバカッ❗……まだ治療中だぞッ❗……全くもう‼️

無茶しやがってからに…………〉



 《Ride・White》は《ジョセフ・バレンタイン》の強引さに呆れていた。

《ジョセフ・バレンタイン》は治療途中で、氷河へ助けに行きたいと、《Ride・White》に懇願した。



「(;´Д`)ハァハァ……あのままでは……氷河が殺されてしまう‼️

頼む‼️……氷河の救出へ向かわせてくれないか❓」



 《ジョセフ・バレンタイン》は身体に大穴を塞いだ後、内臓を治療中でした。



ググワッハッ❗……ゴホゴホッ❗



 血反吐を吐きながらも、氷河の救出を最優先したい《ジョセフ・バレンタイン》。

《Ride・White》は《ジョセフ・バレンタイン》の真剣な眼差しで、《Ride・White》に訴えかけた。


 《Ride・White》はある条件を出した。



〈力は使うなッ❗……氷河救出して来いッ❗〉



「ありがとう‼️……《Ride・White》‼️」



パチンッ❗


 《Ride・White》は《ジョセフ・バレンタイン》の大穴が開いた服装に哀れに思ったのか、指を鳴らして、新しい服装にチェンジさせた。

 灰色のグレーの上下、ビジネスマンスーツを《ジョセフ・バレンタイン》に与えた。



「サンキュー‼️……(ゝω・´★)」



〈さっさと氷河を救出して、連れ戻して来い‼️

お前に死なれたら、脱出成功率が下がってしまうからな‼️

死にたくなければ、治療の途中だって事を忘れるなッ❗


お前に死んで貰っては困るからなッ❗〉



 《Ride・White》はツンデレの対応をとった。

血反吐を吐きながらも、氷河の救出に成功した《ジョセフ・バレンタイン》は、《パーフェクトcube》へテレポーテーションして避難した。


 《パーフェクトcube》にたどり着いた《ジョセフ・バレンタイン》は、四つ場……_| ̄|○……になり、息を切らせて苦しんでいた。



〈だから言っただろう‼️……バカ者め‼️〉



 《Ride・White》は《ジョセフ・バレンタイン》の治療を再開、完治を目指して治療を急いだ。


 《Ride・White》は分かっていた。

《ジョセフ・バレンタイン》の完治しなければ、奥に隠れている大物の【敵】が控えていた事を察知したからだった。



〈治療急ぐから、激痛に耐えろよッ❗

《ジョセフ・バレンタイン》‼️〉



「ググワッハッ❗……ゴホゴホッ❗…分かってるッ❗」



 血反吐を吐きながら、治療の激痛に耐えている《ジョセフ・バレンタイン》。


 氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の側で心配そうに見つめていた。


(すす)

身長:158cm・体重:58kg 髪型:73分けの元サラリーマンだった男性。

長年【警視庁捜査一課課長】の桃井を支えてくれたベテラン刑事。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ