【第4の刺客】
〈あらま~簡単に殺られて、情けないったらありゃしないわ‼️〉
ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
氷河と《ジョセフ・バレンタイン》の目の前に、人影が地面に降りたった。
人影は地面に浮いていた。
【潺……お前もか❓……(・_・?)】
桃井は唖然していた。(;゜Д゜)
(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗
キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、
キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼
コツンッ❗……コツンッ❗……コツンッ❗コツンッ❗
人影はハイヒールを鳴らしながら、ゆっくりと近づいてゆく。
〈私は甘くは無いわよッ❗〉
「龍ッ❗……下がれ‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を守る様に、ガードしていた。
〈あら❓……いい男♡……私の好みだわッ❗〉
人影のメガネが光っている。
「腐敗臭している女に興味が無い‼️」
〈あらあら♡……失礼しちゃうわ♡〉
《ジョセフ・バレンタイン》は戦闘態勢に入った。
「貴様は大嫌いだッ❗」
〈その言葉……許さないわよ‼️〉
グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…
ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗…
グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…
ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗…
グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…
ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗…
人影は人間の皮を破り、本性を露わにした。
人影から出て来たのは上半身は【人間の身体】、下半身は【オオアナコンダ】、全長12mの【蛇女】が姿を現した。
バタンッ❗……バタンッ❗……バタンッ❗
【蛇女】は尻尾で地面を叩いていた。
〈私の美しさを見なさい‼️〉
【蛇女】は華麗なる肉体美にウットリしていた。
〈どう❓……私の美しい肉体美は❓〉
「ハァーーーーーーーッ❓……何言ってるんだ❓
気持ち悪い‼️……( ̄□||||!!」
〈貴方には……分からないわよね❓
貴方も化物だからッ❗……(ФωФ)〉
「……………………(ーдー)ハァッ❗
化物のお前に言われたくないわッ❗……【蛇女】‼️」
【蛇女】の眉毛がピクッと動き、不愉快そうな表情で、《ジョセフ・バレンタイン》を鋭く睨んでいた。
『お兄ちゃんッ❗……嫌な予感がする‼️』
「龍ッ❗……気を付けろ‼️」
ニョロニョロッ❗……ニョロニョロッ❗……
ニョロニョロッ❗……ニョロニョロッ❗……
【蛇女】は《ジョセフ・バレンタイン》の目の前迄、近付くと勝ち誇った顔して不気味な笑いをしていた。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
〈私の美しい美貌を分からないのなら、分からせてあげるわッ❗
わたくしの美しい美貌を見なさい‼️〉
ピカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
【蛇女】は突然、両目から眩しい光を出して《ジョセフ・バレンタイン》を照らした。
「眩しい‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》は眩しい光に翻弄されてしまった。
『お兄ちゃんッ❗……離れてーーーーーーーーーー‼️』
〈もう遅いわッ❗〉
《ジョセフ・バレンタイン》は黙り込んでしまいました。
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の右腕を引っ張っても、ビクともしなかった。
『お兄ちゃん❓……どうしたの❓』
「………………………………」
〈‼️…………氷河ッ❗……《ジョセフ・バレンタイン》から離れろーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
離れろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
『エッ❓…………』
《Ride・White》が氷河に絶叫した。
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
氷河は突然、《ジョセフ・バレンタイン》に思いっきりブン殴られてしまう。
バタンッ❗……バタンッ❗……バタンッ❗コロコロッ❗
氷河は地面に激突し、コロコロ転がっていた。
後を追う様に、氷河を殴る蹴るの暴行し始める《ジョセフ・バレンタイン》。
『お兄ちゃん❓……な……何故❓……バコンッ❗』
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河をまるでボールの様に、目にも止まらぬ速さで、攻撃を繰り返していた。
〈辞めろッ❗…標的が違うだろ❓…何やってるんだよ‼️
バカ野郎ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
《ジョセフ・バレンタイン》の氷河に対しての攻撃が止まらない。
《Ride・White》は《ジョセフ・バレンタイン》の異変の原因を探っていた時、《ジョセフ・バレンタイン》の両目がピンク色になっている事に気が付いた。
【氷河がヤバイぞッ❗】
〈分かっているッ❗〉
【何とかしたらどうだ❓……クズ天使‼️……(#`皿´)
それともあれか………氷河を見殺しにするのか❓
氷河を【禍々しい禁忌の子】だから助けないつもりか❓
それでも《神》に仕える《天使》か❓】
〈………………………………〉
桃井はいつまで経っても助けに行かない《Ride・White》に苛立っていた。
【そうか……見殺しにする気だなッ❗
だったら俺が助けに行くからな‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))】
〈辞めとけッ❗……直ぐに死ぬぞッ❗
相手はあの【デストロイ】だぞッ❗〉
【死にそうになってるのに、警察官として助けに行かないで、いつ助けに行くんだよ‼️】
桃井の熱い《刑事魂》が熱く燃えていた。
《Ride・White》は冷静になって、助け出すタイミングを待っていた。
〈《ジョセフ・バレンタイン》は恐らく、【蛇女】に【魅了魔法】で【魅了】されている状態だ‼️
今出て行ったら危険だッ❗
【魅了】を破る方法を探そうッ❗……それしか氷河を助け出す方法は無い‼️〉
《Ride・White》は氷河に《防御しろッ❗》と伝え、反撃しなさいと指示を出したが、氷河は無視した。
『お兄ちゃんと戦う何て、出来ないよッ❗』
〈甘ったれるなッ❗……反撃するんだッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》に殺されるぞ‼️〉
『お兄ちゃんを失う位なら、殺されてもいい‼️』
〈バカッ❗……何を言ってるんだ‼️〉
《Ride・White》は呆れていた。
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
《ジョセフ・バレンタイン》はテレポーテーションを使いながら、氷河を攻撃を繰り返す。
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
『ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗
痛い……痛いよッ❗……お兄ちゃん辞めて‼️』
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
氷河の腹を思いっきり肘蹴りして、氷河の肋骨にヒビが入ってしまった。
【蛇女】は【魅了魔法】で《ジョセフ・バレンタイン》を【魅了】し、【マリオット人形】として操っていた。
〈さぁ~私の可愛い人形ちゃんッ❗……《氷河龍》をギタギタにして……殺してしまって頂戴‼️♡〉
チュッ❗♡
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を鋭く睨んでいた。
《ジョセフ・バレンタイン》の激しい攻撃が、氷河を襲って来た。
《ジョセフ・バレンタイン》は問答無用で氷河を叩き潰す。
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
【まだなのか❓……氷河が死んでしまうぞッ❗】
氷河は片腕を《ジョセフ・バレンタイン》に掴まれ、360度3周したのち、地面に叩きつけた。
バタンッ❗……『ググワッハッ❗…………』
氷河は激しく地面に叩きつけられた。
血反吐を吐いて、悶絶している。
バタンッ❗……バターーーーーーーンッ❗
バタンッ❗……バタンッ❗……バタンッ❗…バタンッ❗
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
バタンッ❗……バタンッ❗……バタンッ❗…バタンッ❗
バタンッ❗……バタンッ❗……バタンッ❗…バタンッ❗
氷河はボコボコに、地面に叩きつけた。
地面に叩きつける度、《ジョセフ・バレンタイン》への思いにふれていた。
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
『(俺は……《運命》を感じたから《ジョセフ・バレンタイン》をどうしても、お兄ちゃんにしたかったんだよ‼️
……♡(〃´ω`〃)♡)』
バコンッ❗……バコーーーーーーーーーーーーーンッ❗
『(お兄ちゃんの……境遇が……俺と似ていたから………)』
バコンッ❗……バコーーーーーーーーーーーーーンッ❗
『(お兄ちゃんの瞳が……とっても綺麗だったから……
お兄ちゃんになってくれっ……て懇願したんだよッ❗)』
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》に殴られようとも、憎まなかった。
《ジョセフ・バレンタイン》の鋭い蹴りが、氷河の顎に強烈にHITした。
ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
『ググッ❗………お兄……』
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗
『お兄ちゃん……』
ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
『お兄……ちゃ……ん…………』
直様、《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を狙って、地面に落下した。
ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
ボキッ❗……ボキッ❗
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河に地面に落下直後、氷河の両足の【膝関節】を、一気に骨を折った。
『お兄ちゃん……(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ……』
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
氷河の怒りのオーラが荒れ狂った。
氷河の目の前に、ピンク色の目をした《ジョセフ・バレンタイン》が立っていた。
『お兄ちゃん…………』
氷河は大粒の涙を流しながら、悲しんでいた。
〈《氷河龍》を殺せ‼️〉
【蛇女】は強力な【魅了魔法】を《ジョセフ・バレンタイン》に再び唱えていた。
ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は雄叫びを揚げた。
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》に両足を骨折させられてしまい、逃げられない。
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を殺害しようと構えた。
〈殺せーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
氷河は死を覚悟した。
〈殺せッ❗……殺すんだーーーーーーーーーーーーー‼️〉
ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は右手を刃に変え、氷河を殺そうとした瞬間、氷河は上半身を起こし、《ジョセフ・バレンタイン》を笑顔で微笑んでいた。
『お兄ちゃん……大好きだよ‼️……♡(〃´ω`〃)♡』
「‼️……(○_○)!!」
シューーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️……ピタッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》の右手が、氷河の顔ギリギリに、ピタリと止まっていた。
【蛇女】は更に強い【魅了魔法】を、《ジョセフ・バレンタイン》に唱えた。
ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は雄叫びを揚げながら、抵抗している。
《ジョセフ・バレンタイン》の右手が、ピクピクと震えていた。
〈何してるのッ❗……さっさと殺しなさい‼️
お前は私の人形なんだからね‼️〉
【蛇女】は無理矢理、《ジョセフ・バレンタイン》の身体を動かし、氷河を殺そうとするが、《ジョセフ・バレンタイン》の精神が激しく抵抗を続けていた。
「い…………嫌……だッ❗……殺……し……た…く……な…い…………」
〈何て奴なの❓……私の【魅了魔法】に抵抗した人間は始めてだわッ❗……面倒クサ‼️
《氷河龍》を殺せーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
嫌だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
《ジョセフ・バレンタイン》は【蛇女】の《氷河龍》殺しを拒否した。
〈あっそう……じゃあ~いらないわッ❗……( `_ゝ´)〉
=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!
「‼️」
=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!……更に深く突き刺した。
《ジョセフ・バレンタイン》の身体に、【蛇女】の片腕が深く突き刺した。
《ジョセフ・バレンタイン》身体に、大きな穴が開いてしまった。
お兄ちゃんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
氷河は目の前で、《ジョセフ・バレンタイン》が【蛇女】に突き刺した瞬間を目撃してしまった。
ペチャッ❗
氷河の顔に《ジョセフ・バレンタイン》の大量の血が、ベッタリと付いていた。
『お兄ちゃん‼️…………(○_○)!!』
グブッ❗……ボコボコッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は大量の血反吐を吐きながら、死にそうになっていた。
「……………………(私は一体何をしていたのだ❓)」
《ジョセフ・バレンタイン》の身体はピクピクと動き、憔悴しきっていた。
【蛇女】は《ジョセフ・バレンタイン》に真実を告げた。
〈お前は《氷河龍》を殺し損ねた……出来損ないの人形だったんだよ‼️……(ФωФ)〉
「‼️……(私が龍を殺そうとしたのか❓)」
〈出来損ないの人形がーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
【蛇女】は突き刺した《ジョセフ・バレンタイン》の身体を頭に持って行き、遠くへ投げ捨てた。
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バタンッ❗
バタンッ❗……バコンッ❗……コロコロッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は地面に叩き付けられ、コロコロと転がり、真っ正面を向いたままの状態で、大の字になっていた。
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の側にテレポーテーションして、《ジョセフ・バレンタイン》の顔を触っていた。
『お兄ちゃん‼️……御免ね‼️』
《ジョセフ・バレンタイン》の大粒の涙の1粒が、右頬に流れた。
「り……ゅ………う……ご…………め………ん…………な……………………」
《ジョセフ・バレンタイン》の眼球は白くなり、逝き絶えた。
『お兄ちゃんッ❓………お兄ちゃん❓
お兄ちゃんーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️』
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
〈私の命令に背く人形何か、いらないわ‼️
死んで当然なのよッ❗……お前も死ね‼️〉
【蛇女】の鋭い爪が、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を襲い、地面に突き刺さった。
ドバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
〈死んだか❓〉
〈何処を見ている❓〉
《Ride・White》が天使の翼を広げ、目にも止まらぬ速さで、右腕で氷河の身体を掴み、左腕で《ジョセフ・バレンタイン》の身体を掴み、上空へ逃げて助けたのでした。
バサッ❗……バサッ❗……バサッ❗……バサッ❗
《Ride・White》は上空で、《天使の翼》を上下動かしながら浮いている。
【あいつ……やる時はやるなッ❗】
桃井は《Ride・White》が、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を助けた事にホッとしていた。
《Ride・White》は氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を連れて、《パーフェクトcube》の黄金の檻の中へと避難した。
前回の《パーフェクトcube》は《ジョセフ・バレンタイン》の死亡により、解除されてしまった為、《Ride・White》は皆の為に、《パーフェクトcube》を唱えたのでした。
〖《God Recovery》〗
「ヴァルネラ・サネントゥール(Vulnera Sanentur)=傷よ、癒えよ、魂よ、呼び戻し、《蘇生》の光で《復活》せよッ❗」
《Ride・White》は直様、氷河に《全回復》の魔法を、《ジョセフ・バレンタイン》には【死んだ魂】を《復活》させる魔法を唱えた。
〈間に合わなかったッ❗……済まない‼️
僕の責任だッ❗……《ジョセフ・バレンタイン》は責任持って必ず《復活》させてみせる‼️
お前の兄を絶体に助けてやる、お前は【蛇女】を倒せッ❗
出来るな‼️……出来ないとは言わせないぞ‼️
僕は桃井を守る事と、《ジョセフ・バレンタイン》の治療で手が離せないから、援護が出来ないぞッ❗
あの【クズ女】をさっさと倒せッ❗
《氷河龍》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
『分かったよッ❗……任せろッ❗……( ・`ω・´)』
シュッ❗
氷河は【蛇女】の目の前にテレポーテーションした。
〈あらあらあら~♡……たった1人で私と戦うつもりなのかしらね❓……舐められたものね❓……(ФωФ)〉
ブツブツ……ブツブツ……ブツブツ……
氷河は小声でブツブツ言っているが、何を言っているのか分からなかった【蛇女】。
〈大きな声で言いなさいよッ❗〉
『お前が……………………』
〈何❓……私に文句あるの❓〉
『お前が……お前が……俺のお兄ちゃんを……』
(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗
キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、
キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼
【蛇女】は可笑しくって、可笑しくって、不気味な笑いが止まらなかった。
〈あの出来損ない人形が死んだのねッ❗良かったわッ❗〉
カチンッ❗……(☄◣ω◢)☄
氷河がブチギレた。
『お前がお兄ちゃんを殺したんだーーーーーーーーー‼️』
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
氷河から凄まじいオーラが放たれた。
氷河の身体からは、《聖なるオーラ》に包まれている。
ガブッ❗……ゴクンッ❗……ゴクンッ❗
〈ハァーーーーーーーッ❓……(○_○)!!〉
ポンッ❗……ポンッ❗
【蛇女】は氷河を飲み込んで、お腹を2回叩いて歓喜に沸いていた。
【蛇女】は舌を出して、唇をペロリと舐め回していた。
〈美味しかったわッ❗……御馳走様でした‼️♡〉
《Ride・White》は絶句した。
氷河は【蛇女】に身体まるごと飲み込まれてしまった。
〈バカ野郎ッ❗……何考えてるんだ氷河は‼️
簡単に殺られやがって、飲み込まれたら助けられないだろうが‼️
《氷河龍》のバカ野郎ーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
《Ride・White》は涙を流しながら、《ジョセフ・バレンタイン》を治療に専念していた。
【……………………(クズ天使にも感情があるのかな❓
俺達は生きて出られないのかな?……(*T^T))】
パチンッ❗
桃井がガッカリしているのを見て《Ride・White》は、桃井のオデコに軽く《デコピン》した。
【痛ッ❗……何すんだよッ❗……クズ天使‼️】
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
《Ride・White》はクスクスと笑っていた。
〈お前は諦めるのか❓…まだ戦いは終わっていないぞ‼️
桃井‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〉
【❓……お前…………………】
《Ride・White》はまだ諦めていなかった。
《ジョセフ・バレンタイン》の治療を専念しながら、勝利の方程式を考えていた。
〈まだ勝機はあるッ❗……《ジョセフ・バレンタイン》を復活させれば、何とかなるぜッ❗……オッサン‼️〉
【そうか……ならお前は《ジョセフ・バレンタイン》の治療を専念してくれ‼️
あの【蛇女】は俺が倒す‼️……ヾ(*`⌒´*)ノ】
桃井は大腿骨の骨を握ったまま、《パーフェクトcube》から出ようとした時…………。
ググワッハッ❗……痛いッ❗……痛いわッ❗
〈痛いッ❗……熱いッ❗……熱いわッ❗……どうなってるの❓
お腹が熱いッ❗……熱すぎるわッ❗〉
突然、【蛇女】が踠き苦しんでいた。
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉
バアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
【蛇女】の腹の中から、何かが飛び出して来た。
《Ride・White》は飛び出した物体の正体を見た。
ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
〈お前ッ❗……生きていたのか❓
生きていて嬉しいぞッ❗……クソガキ‼️("⌒∇⌒")〉
《Ride・White》が見たのは……何と……飛び出した物体の正体は、《氷河龍》でした。
氷河は全身《聖なるオーラ》に包まれた姿でした。
氷河の両瞳は黄金の様に、光輝いていた。
〈あいつ……まさか…………〉
《Ride・White》は唖然していた。……(;゜Д゜)
【アイツ……生きていたのか❓……。・(つд`。)・。】
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
桃井は感動してしまい、泣き出してしまった。
【これで……勝機が増したんだよなッ❗】
〈アアーーーーーーーッ❗……《氷河龍》が生きて戻って来てくれたお陰で、脱出率が高くなったよ‼️
行けーーーーーーーーーーーーーー‼️……《氷河龍》‼️〉
氷河は《聖なるオーラ》を全身に纏い、空中で停止していた。
〈何すんだよッ❗……クソガキ‼️〉
【蛇女】は氷河に総攻撃を仕掛けた。
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗
氷河は華麗に避けまくった。
【蛇女】の攻撃は1つも当たらなかった。
〈このクソガキーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗
〈逃げるなッ❗……クソガキーーーーーーーーーーー‼️〉
氷河は楽しんでいた。
【蛇女】は氷河を狙って、【魅了魔法】を連発していたが、当たらない。
先に疲れたのが【蛇女】でした。
氷河の素早い動きについて行けず、翻弄されまくっていた。
〈私を舐めるんじゃないよッ❗……クソガキが‼️〉
【蛇女】は最終兵器で攻撃をしようとした際、ゾクッと悪寒を感じていた。
〈(:;((•﹏•๑)));:ビクビク……そんなバカな❓……この悪寒は何❓……私はクソガキに怯えているの❓)〉
氷河は殺気を出して、【蛇女】を威嚇している。
見下す様な視線で、【蛇女】を鋭く睨んでいた。
『死ぬ覚悟は出来ているのか❓……クソ女‼️』
氷河は【蛇女】を鋭く睨んだ。
〈いい気になるなッ❗……クソガキ‼️〉
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗
シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗
『俺のお兄ちゃんをよくも……殺してくれたなッ❗
貴様を絶体に許さない‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))』
ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…
氷河は目にも止まらぬ速さで、一瞬で【蛇女】をボコボコにした。
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗
バカなッ❗……バカなッ❗……バカなッ❗〉
シャキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
ボトンッ❗……ボトンッ❗
【蛇女】の両腕が地面に落ちた。
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉
氷河は【蛇女】の両腕を、一瞬で切り落とした。
【蛇女】は左目と身体中に、穴だらけになっていた。
〈おのれ~‼️……《氷河龍》ーーーーーーーーーーー‼️〉
【蛇女】は執念を燃やし、氷河を道連れにしようと、自爆の準備に入った。
〈殺してやるッ❗……殺してやるーーーーーーーーッ❗〉
殺してやるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
【蛇女】は【復讐のオーラ】を全身に纏い、氷河に総攻撃を仕掛けた。
氷河はニヤリと笑っていた。
『俺のお兄ちゃんを殺した罪は消えない‼️
死んで償えッ❗……クズ女‼️』
ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
氷河は目にも止まらぬ速さで、【蛇女】へ突っ込んで行った。
『お前はもう…………死んでいる‼️』
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…
シャキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
バタンッ❗……コロコロッ❗……コロコロッ❗
氷河は右手を刃に変えて、【蛇女】を斬った。
【蛇女】の頭と胴体が別れ、胴体は更に穴だらけにした。
地面には【蛇女】の頭部が転がっていた。
ゆっくりと地面に降り立った氷河。
【蛇女】の胴体は灰となり、ボロボロに消えて逝った。
『お兄ちゃん‼️……仇討ったよッ❗……( ˃̶͈ ᴗ ˂̶͈ )』
氷河は元の姿に戻った後、《パーフェクトcube》へテレポーテーションした。
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》を抱き枕にしてから、大粒の涙が溢れた。
『お兄ちゃん御免ね‼️…。・゜・(ノД`)・゜・。』
氷河の大粒の涙が、《ジョセフ・バレンタイン》の右頬に落ちてゆく。
《Ride・White》は氷河に声をかけた。
〈【蛇女】討伐‼️……御苦労様でした‼️〉
『お兄ちゃんの容態はどうですか❓』
氷河は涙を拭き、《ジョセフ・バレンタイン》を愛おしそうに優しく抱き締めていた。
《Ride・White》の正体は《天使》だった事に、驚きを隠せない様子だった。
《Ride・White》は氷河の戦いぶりを見てから、態度に変化があった。
《Ride・White》は氷河の事を【クソガキ】とは呼ばなくなりました。
〈少しだけ……《お前の力》を認めてやるッ❗〉
『《Ride・White》‼️……助けてくれてありがとう‼️……( 〃▽〃)』
〈次は無いからなッ❗〉
『お兄ちゃんを助けて下さい‼️……お願いします‼️
お兄ちゃんは俺の《宝物》なんだッ❗』
〈過酷だが《ジョセフ・バレンタイン》は戦闘不能だッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》が復活する迄の間、氷河‼️
お前1人で戦うしかないッ❗
やれるか❓……《氷河龍》‼️……(; ・`ω・´)〉
〖《God Recovery》〗
氷河に全回復の魔法を唱えた。
『お兄ちゃんが復活する迄、頑張ってみるよ‼️』
氷河の両瞳は《明鏡止水》の様な、一片の曇りもない、透き通った水色の両瞳をしていた。
〈【∞四次元空】が解除されていないって事は、まだ戦いは続くらしいなッ❗
『∞四次元空間】を作った【敵】を倒さない限り、脱出が出来ないって事だよね‼️』
氷河と《Ride・White》と桃井は、途方にくれていた。
【誰かッ❗……こっから出してくれ‼️……( ̄□||||!!】
桃井の心の叫びは【∞四次元空間】の中で、小さな声が響いていた。
■潺■
身長:168cm・体重:秘密♡。年齢:非公開。
元Dカップのモデル。
逆三角形の赤色ガネを掛けている女性捜査官。
【永遠の美しさ】と【美貌】が欲しいと欲望の嫉妬の固まり。
★おとり捜査専門の捜査官。
唯一、【警視庁捜査一課課長】の桃井に信頼されていた【潺】。




