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処刑人ZERO  作者: 月未来
54/60

【第3の刺客】

(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



〈まさか……俺の出番が来るとは思わなかったぞ‼️

小僧ッ❗……余程殺されたいらしいなッ❗

望み通りッ❗……ブッ殺してやるぜーーーーーーーー‼️〉



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️



 謎の人影が猛スピードで地面に着地した途端、地面にヒビが入り、地面を吹き飛ばした。



キィヒヒヒィーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗




『次は……お前かッ❗』



「……………………(凄いオーラだ‼️)」



 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は戦闘態勢に入り、敵を鋭く睨んでいた。


 桃井はかつての仲間だった人物達の【成れの果て】を目撃し、大ショックを受けて、肩を落としていた。



【お前もか………双魔(そうま)‼️……お前迄、何でだよッ❗……お前は捜査一課のエースになるんじゃなかったのかよ‼️

双魔‼️……双魔‼️……双魔ーーーーーーーーーーー‼️】



〈双魔‼️……双魔‼️……双魔‼️ってイチイチ煩いなッ❗

永遠の命が欲しくって、悪魔に魂を売ったんだッ❗

最高な気分だぜ‼️……【不老不死の力】は……(ФωФ)〉



 《Ride・White》は深くため息を付いていた。



〈ハァーーーーーーーッ❗……(ーдー)=3

愚かな人間だなッ❗【不老不死の力】は生きてないんだ‼️

死んだ身体で動くお前は、ただの醜い化物だよ‼️〉



 双魔は不気味な笑みで、微笑んでいた。



〈あっそう………それがどうした❓〉



 双魔は不気味な笑いをし続けた。



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーーーッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーッ❗…'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



〈【不老不死の力】は仮初(かりそめ)の命だ‼️

【魂の核】が破壊されたら、貴様は死ぬだろう‼️

この世には【不老不死の力】は存在しないのだよッ❗

愚か者めッ❗……地獄へ堕ちろ‼️……クズ野郎‼️〉



 《Ride・White》は双魔を鋭く睨んでいた。



〈ゴチャゴチャうるせーーーーーーーなッ❗

勝てばいいんだろッ❗……勝てば‼️……(ФωФ)〉



 双魔が苦しみ出した。



「来るぞーーーーーーーッ❗……龍‼️」



『負けないからッ❗』



〈さっさと片付けろッ❗……良く見ておけッ❗

オッサン‼️……(。ゝ(ェ)・)-☆〉



【……………………】



〈辛いだろうがッ❗……見届けなさい‼️〉



【分かっちゃいるけど…………】



 桃井は沈黙してしまう。

《Ride・White》は苦笑していた。



〈(((*≧艸≦)ププッ‼……メンタル弱いなお前は‼️〉



【‼️……お前に文句言われたくないなッ❗

クズ天使‼️……(。-`へ´-。)】



〈僕はクズ天使ではないッ❗……言葉に気をつけろ‼️〉



グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…

ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗… 


グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…

ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗…


グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗…

ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗…



ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 双魔の身体から、得体の知れない何かが出て来たのは、全身5m・パープル色の【グリズリー】が、長い鉤爪(かぎつめ)を生やして姿を現した。



ガオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 【グリズリー】は雄叫びをあげて、《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》を威嚇した。



〈お前の魂を喰わせろッ❗……《氷河龍》‼️

私の役目はお前の魂を喰らって、【闇堕ち】させるのが目的だ‼️



死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


クソガキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉



ガシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



『おっと……………………』



「気を付けろッ❗……龍‼️……( ・`д・´)」



 【グリズリー】の【必殺鉤爪攻撃】が炸裂。

【必殺鉤爪攻撃】は地面を直撃したが、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は間一髪、避けた。

 戦いに慣れてきたのか、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》には余裕を見せた。



『当たらなければ、どうって事が無いね❓』



「油断大敵‼️……無理するなッ❗……龍‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》は両手を中央に構えて、精神を集中した。



「私も強くなったんだよッ❗……化物‼️」



「《Lightning Strike》ーーーーーーーーーーーーー‼️」



バキュンッ❗……バキュンッ❗……バキュンッ❗……


バキュンッ❗……バキュンッ❗……バキュンッ❗……



 《ジョセフ・バレンタイン》は《LightningStrike》を乱れ撃ち攻撃をした。



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



〈やるじゃないかッ❗……【デストロイ】‼️〉



 《Ride・White》は始めて、《ジョセフ・バレンタイン》を褒め称えた。



「貴様に褒められても、嬉しくないわッ❗」



〈攻撃が効くかボケが‼️〉



シュッパーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



〈食らえッ❗……【三刃撃】‼️〉



 【グリズリー】には《ジョセフ・バレンタイン》の攻撃が効かなかった。

【グリズリー】は鉤爪の必殺技で反撃。



 三つの鋭い刃が、《ジョセフ・バレンタイン》を襲い掛かかって来た。



「何❓……私の攻撃が…………」



『お兄ちゃんッ❗……危ない‼️』



 氷河は《ジョセフ・バレンタイン》を突き飛ばして、【三刃撃】を跳ね返そうとしたが、1つの斬撃が氷河の左腕を擦り傷を負わせてしまう。



『チッ❗……避けたと思っていたのに…………

クソッタレがーーーーーーーーーーーーーーッ❗』



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 氷河は空中から地面に叩きつけられた。



「龍ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」



『痛い‼️……激痛だよッ❗……( >Д<;)』



 【グリズリー】に傷つけられた氷河の左腕は、紫色に変色し、パンパンに腫れていた。

切付けられた傷口が腐食してしまい、紫色の猛毒液が漏れ出ていた。



『お兄……ちゃ………………』



バタンッ❗



 猛毒に殺られた氷河は、激痛の痛みで気絶してしまった。



「龍ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を抱き締めた。



「《Ride・White》‼️……頼む‼️…龍を助けて下さい‼️」



〈仕方がないなッ❗〉



 《Ride・White》は氷河に向けて、手を伸ばした瞬間、氷河を《パーフェクトcube》にテレポーテーションさせた。



〈僕は氷河を助けるから、お前は【グリズリー】を倒して来い‼️〉



 《Ride・White》は氷河の傷口に、至急《浄化の魔法》……《purification》を唱えた。



『ウウウウゥゥーーーーッ❗……い……痛い‼️』



〈《God Recovery》〉



 【グリズリー】の【猛毒液】は《完治魔法》を唱えても、【猛毒液】の【呪い】が強い為、完治は難しい。

 まず、《浄化の魔法》で【呪い】を浄化させた後、《完治魔法》を唱える必要があったのだ。


 《浄化の魔法》で治療中、氷河は気絶していたが激痛で目覚めた。

氷河は猛毒のせいで、発熱している。


 氷河の苦しむ姿に、己の不甲斐なさに悔しい気持ちで一杯になった《ジョセフ・バレンタイン》は、怒りを露にした。


 《ジョセフ・バレンタイン》の両瞳は【暗殺者】の両瞳になっていた。



「俺の責任だッ❗……良くも龍を傷付けたな‼️

死ぬ覚悟が出来ているのだろうな❓……あゝ(#º言º)」



シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…

ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…


シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…

ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…



 【グリズリー】は《ジョセフ・バレンタイン》の覚醒した力に翻弄されてしまった。



〈こ……こんな……はずでは……バカな……〉



バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 【グリズリー】に猛攻撃した《ジョセフ・バレンタイン》。



「死ねよッ❗……クズ野郎が‼️」



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…



 《ジョセフ・バレンタイン》は大激怒。



「俺の大切な弟に何しやがるんだッ❗……あゝ(#º言º)」



ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…



 《ジョセフ・バレンタイン》が目にも止まらぬ速さで、【グリズリー】を袋叩きにした。

《ジョセフ・バレンタイン》の身体は真っ赤なオーラに包まれている。


 《ジョセフ・バレンタイン》の両瞳は真っ赤に光っていた。



 《Ride・White》は《ジョセフ・バレンタイン》の姿を見て、険しい表情を見せた。



〈(あれが【禁忌の力】かッ❗……凄まじいな‼️

人間達は何て物を作ってしまったのだッ❗……(#`皿´)


人間の脳にメス入れるのは【タブー】だぞッ❗

【タブー】を犯すのは《神》への冒涜‼️


《ZEUS》様は人界を【浄化】したい気持ちは、とても理解出来ますッ❗……人間は本当に愚か者ですね‼️)〉



 【グリズリー】が絶叫した。



〈ふざけんなーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉



 【グリズリー】は猛追で《ジョセフ・バレンタイン》に反撃の狼煙を揚げた。



シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗


シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗


シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗


シューーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキンッ❗



 【グリズリー】の鋭い鉤爪が、《ジョセフ・バレンタイン》に襲い掛かった。



シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…

ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…


シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…

ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…



 【グリズリー】が総攻撃しようが、《ジョセフ・バレンタイン》に掠りもしなかった。

 《ジョセフ・バレンタイン》はニヤリと笑っていた。



「素晴らしいッ❗……これが覚醒の力なのか❓

身体が軽いッ❗……俺はもっと強くなれるんだ‼️」



〈君はまだ完全な覚醒ではないぞッ❗……さっさと片付けろッ❗〉



「分かってるッ❗……(¬Å¬)」



 《ジョセフ・バレンタイン》は瞬時にテレポーテーションし、【グリズリー】の頭を突き刺した。



=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!



「消えろッ❗……化物め‼️……(≧Д≦)」



〈何をする気だ❓(・_・?)〉



ジュウジュウーーーーーーーッ❗



 突き刺した右手から、ドクドクと猛毒液が溢れて来た。



「これが……龍の痛みッ❗……待っていろ‼️

龍の敵を排除するーーーーーーーーーーーーーー‼️」



〈俺様を舐めるなッ❗〉



シューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 両手の鋭い鉤爪で《ジョセフ・バレンタイン》を襲ったが、鋭い鉤爪が当たる前に《ジョセフ・バレンタイン》が突き刺した右手の中で、エネルギー弾が作り、【グリズリー】の頭の中で大爆発させた。



「死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗」



キィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



ドバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



〈バカな……バカな……【不老不死】の……力で……不滅の……命……では……なかった……の……か…………〉



 《ジョセフ・バレンタイン》の突き刺した右手は、猛毒液に触れて大火傷をしていたが、あっという間に完治させてしまった。

 《ジョセフ・バレンタイン》は【グリズリー】の頭部を突き刺す前に、右腕には見えないバリアが張っていた為、ダメージを最小限に出来たのだった。



「これが……《私の力》………なんだ‼️」



バターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 双魔だった【グリズリー】が、地面に倒れ、灰色になって、徐々に消えて逝く。



〈双魔の大バカ野郎‼️……。・゜・(ノД`)・゜・。〉



シュッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》が《パーフェクトcube》中へテレポーテーションして来た。



「龍は大丈夫ですか❓」



〈《God Recovery》の完治魔法を掛けたから、命に別状はないぞ‼️〉



 無言のまま、氷河を愛おしそうに優しく抱き締めた《ジョセフ・バレンタイン》。



『お兄ちゃんッ❗……♡(〃´ω`〃)♡

ヤッタね‼️……流石俺の最強のお兄ちゃんだ‼️…ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎』



 氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の胸の中で、笑顔で微笑んでいた。



『お兄ちゃんッ❗……ヘマして御免なさい‼️』


「謝るのは私の方だッ❗……2度と龍を傷つけないからな‼️……!( ̄- ̄)ゞ」



 《Ride・White》は呆れていた。



〈僕の魔力は無限では無いのだッ❗……なるべく…

傷を負わない事だッ❗……頼むぜ‼️


《デコボコbrothers》ーーーーーーーーーーーーーー‼️〉

 


『酷いネーミング‼️……( ̄□||||!!』


「センスの欠片も無いなッ❗……(´-ω-`;)ゞ」



 《Ride・White》から【酷いネーミング】を付けられた、イライラしている氷河と《ジョセフ・バレンタイン》。



「後で……ブッ殺す‼️……ヾ(*`⌒´*)ノ」



〈殺されてたまるもんかッ❗……バーーーーーーーカ‼️〉



 《Ride・White》と《ジョセフ・バレンタイン》の睨み合いが長く続くのでした。


■双魔■

身長:176cm・56kg……痩せ型。水色のショートヘア。

インテリメガネを愛用。

趣味:刑事ドラマ『月に吠えろ‼️』の大ファン。

★全ての刑事ドラマを見逃さない様、Blu-rayDiskレコーダーに録画設定している強者。


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