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処刑人ZERO  作者: 月未来
51/60

【587人目の子供】

 桃井は骸骨兵士の猛追を受けて、逃げまくっていた。



カクカクッ❗……ウオオオォーーーーーーーーーーーッ❗



【しつこいなッ❗……俺を舐めるなよッ❗

《刑事魂》を舐めるなーーーーーーーーーーーーーッ❗】



バコンッ❗……バコンッ❗……バコンッ❗…バコンッ❗



【オラオラオラーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗】



バコンッ❗……バコンッ❗……バコンッ❗…バコンッ❗



 桃井は華麗に骸骨兵士を蹴散らしていた。



「早く奴を殺せ‼️」



『分かったよ‼️……任せてッ❗……お兄ちゃん‼️』



ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 氷河は光のオーラを出して、骸骨兵士の中へ突っ込んで行った。



『お前だなッ❗……逃げるなッ❗


コラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗』 



 【赤い宝石】を身に付けた骸骨兵士が逃げ回っている。

氷河は両手でパンチを繰り返しながら、【赤い宝石】を身に付けた骸骨兵士を追っ掛けて行った。



『いい加減に縛に付けッ❗……この野郎‼️』



バキューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!



パンッ❗……グググアアアァーーーーーーーーーーッ❗

お………の……………………れ…………



 氷河の【必殺攻撃パンチ】が、【赤い宝石】を身に付けた骸骨兵士の身体を貫通した。

 氷河が【赤い宝石】を身に付けた骸骨兵士を倒した。


 【赤い宝石】を身に付けた骸骨兵士は消滅して消え去ってしまう。

 群れていた骸骨兵士達が、次々と粉になって消えてゆく。



「良くやったなッ❗……龍‼️……♡(〃´ω`〃)♡」



 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河にテレポーテーションし、氷河の頭を優しく撫でていた。



ヤッターーーーーーーーーーーッ❗……(*´σー`)エヘヘ



 氷河は笑顔で微笑んでいた。

《Ride・White》は苦笑い。



〖あゝ(#º言º)…遅かったじゃんか、もっと早く倒せよッ❗

クソガキが‼️……(ꐦ°᷄д°᷅)〗



『……………………』



「だったら……お前が戦えよッ❗……安全な場所で傍観している奴には言われたくないな‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》はキレ気味で答えていた。

《Ride・White》はニヤリと微笑みながら、《ジョセフ・バレンタイン》をイジリ始めた。



〖《ジョセフ・バレンタイン》ってさ❓……赤ん坊の時、人身売買で【暗殺組織】に売られ、人体実験で【殺人兵器】にされた【大量殺人者】だよね❓〗



「‼️………………」



『エエッ❗……Σ(Д゜;/)/』



〖【暗殺組織】は身寄りの無い子供達を、次々と【人体実験】をして、【超パワー】を秘めた子供を探していた。

【人体実験】に耐えられなかった子供達は、次々と死んでいった‼️〗



『お兄ちゃん…………』



 氷河は心配そうに《ジョセフ・バレンタイン》を見つめていた。



〖587人目の子供はお前だッ❗……【認識番号:77】

《ジョセフ・バレンタイン》‼️〗



「‼️……何故❓……私の過去を知ってるんだ❓」



 《ジョセフ・バレンタイン》は【暗殺者】の両瞳をして、《Ride・White》を鋭く睨んでいた。

《Ride・White》はニコニコと微笑みながら、ニヤケていた。



〖ふーーーーーーんッ❗……いい気なもんだなッ❗

お前のせいで、586人の子供達が犠牲になっていると言うのに‼️

586人の屍の上に、お前がただ1人立っているッ❗


どんな気分なんだッ❓……大量の屍の上に立っている気分は❓(・_・?)〗



『(俺の知らない……お兄ちゃんの【秘密】だ‼️)』



お兄ちゃんを苛めるなーーーーーーーーーーーーーーッ‼️



 氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の前に立って、必死に守っていた。

《ジョセフ・バレンタイン》は悲しい顔して呟いた。




「ハァーーーーーーッ❗……(ーдー)=3


私は好きで【殺人兵器】になった覚えはない‼️


確かに私は……【587人目の子供】だッ❗


【586】人の子供が犠牲になったのは、【暗殺組織】内の【秘密】だったのに…………。


何でお前が知ってるんだーーーーーーーーーーーーーッ❗


返答次第ではお前を……ブッ殺してやるからな‼️」




ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️



 《Ride・White》は《ジョセフ・バレンタイン》の触れてはならない【心の闇】に、業と触れてしまった。


 《ジョセフ・バレンタイン》は【怒りのオーラ】で包まれ、激昂してしまった。

《Ride・White》は益々面白がって、イジリ倒す。



〖それだよッ❗……それを待っていた‼️


お前は怒り任せに、街1つ吹き飛ばしたらしいなッ❗

それも……人口35万5000人が住んでいた街を、犯人が逃げ込んだと言う理由だけで、街を跡形もなく、消し去ってしまった‼️


お前はただの【大量殺人者】だよ‼️〗



バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 氷河はいきなり《Ride・White》の右頬を、思いっきりブン殴った。



『いい加減しろッ❗……お兄ちゃんの心を傷付けたら気が済むのだ‼️……(☄◣ω◢)☄』



「龍‼️………………」



 《ジョセフ・バレンタイン》の重い口を開いた。



「ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



お……お前に……何が分かるんだよ‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》は大号泣しながら、胸の内を吐き出した。



「貴様に分かってたまるもんかッ❗」



 《ジョセフ・バレンタイン》は大号泣しながら、両耳を両手で塞いで、絶叫していた。




「死んで逝った仲間の子供達の絶叫‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))


【人体実験】を繰り返され、死んで逝く子供達の泣き声と悲鳴が、耳にこびりついて離れないんだよッ❗


私は毎日毎日、【人体実験】の繰り返し‼️

頭から足の指先迄、【人体実験】を繰り返していたのだ‼️

地獄だった‼️……死んだ方がマシだった‼️

……。・゜・(ノД`)・゜・。」




 両膝を地面に付いて、泣き崩れた《ジョセフ・バレンタイン》。

《ジョセフ・バレンタイン》は我を忘れ、怒りのオーラが段々、大きくなってゆく。



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。

 

 

『‼️………ダメだよッ❗……お兄ちゃん‼️』




 《ジョセフ・バレンタイン》は怒りで我を忘れて、【怒りのオーラ】が暴走してしまった。

氷河は《ジョセフ・バレンタイン》を強く抱き締め、怒りを鎮めようとしていた。




ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。




『お兄ちゃん‼️……しっかりしてッ❗』




ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



 《ジョセフ・バレンタイン》の力の暴走が止まらない。



『怒りに呑まれないでッ❗……お兄ちゃん‼️』




ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️




『ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗

お兄ちゃん‼️……悲しみが伝わってくる‼️


痛いッ❗……痛いッ❗……お兄ちゃんの心の痛みだ‼️』




 氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の憎しみの炎に、身を焼かれていた。

それでも《ジョセフ・バレンタイン》を見捨てず、手離さなかった。

 氷河は憎しみの炎に焼かれようとも《ジョセフ・バレンタイン》救う為、必死に助けようとしていた。



お兄ちゃんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



 氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の怒りを鎮める為、《聖なるオーラ》を出して、《ジョセフ・バレンタイン》を包み込んでゆく。

 暖かい《聖なるオーラ》が、《ジョセフ・バレンタイン》の怒りを鎮めていった。

《ジョセフ・バレンタイン》が我を忘れていたが、氷河のお陰で目が覚めた。

 《ジョセフ・バレンタイン》の両目にめい一杯、涙が溜まっていた。



「‼️……私は…………。・(つд`。)・。」



 《ジョセフ・バレンタイン》が目の前を見てみると、氷河が全身火傷で、グッタリしていた。



『お……お兄ちゃん‼️…………良かったッ❗

元に戻った……んだ………ねッ❗……( ´;゜;∀;゜;)』



「‼️……龍‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を強く抱き締めた。

氷河に何があったのかを知った時、《ジョセフ・バレンタイン》は言葉が詰まってしまった。



「‼️……俺のせいで、龍が怪我させてしまったのか❓


済まない‼️…許してくれ‼️…龍‼️…(*- -)(*_ _)ペコリ」



 《ジョセフ・バレンタイン》は大粒の涙を流しながら、全身大怪我でグッタリしている氷河を、優しく抱き締めた。




「御免なッ❗……御免なッ❗……龍‼️」




('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 《Ride・White》は突然、大爆笑していた。



〖お前達は金魚のフンか❓……《氷河龍》は《神の力》を持って爆誕した【禍々しい禁忌の子】‼️


母親に虐待を受けて死にそうだった《氷河龍》を、《ミカリン》と《西園寺理事長》が救いやがったッ❗

ほっとけば死んでいたのに余計な事をしやがってさッ❗


お前はクズ野郎なんだよッ❗……《氷河龍》‼️〗




「辞めろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


龍の心を傷付けないでくれーーーーーーーーーーーーッ❗


龍は私の大切な弟だーーーーーーーーーーーーーーー‼️」




 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を愛おしそうに抱き締めていた。



「私の事は何言っても構わないが、龍を傷付ける発言したら、私はお前を絶対に許さないからな‼️」



〖バカはバカを呼ぶかッ❗……《兄弟の絆》❓

(くだ)らないな‼️〗



 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を優しく地面に寝かせた後、《Ride・White》に殴ろうとゆっくりと近付いて来た。



「テメーーーーーーッ❗……クズ野郎‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》はゆっくりと歩いて居る途中、フラついて片膝を地面にしまった。

《ジョセフ・バレンタイン》は想像以上にダメージがあった。




〖おいおいおーーーーーーーーーーーーーーーーいッ❗


これから戦いが本番だと言うのに、《ジョセフ・バレンタイン》《氷河龍》がダメージを食らい、瀕死の重症‼️

使えない奴等たな‼️……'`,、('∀`) '`,、〗




「お前には頼まない‼️……クズ野郎が‼️」




 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河と共に、【ESP】回復治療を重点的に掛けた。




〖バーーーーーーカッ❗……それじゃあ~ッ❗

間に合わない‼️……仕方がないな‼️〗




 《Ride・White》は氷河と《ジョセフ・バレンタイン》に、回復魔法を唱えた。




〖ヴァルネラ・サネントゥール(Vulnera Sanentur)=傷よ、癒えよ〗




「貴様の正体はやはり…………《天使》か❓」



〖ホラッ❗……敵の真打ちが登場します‼️

張り切って、倒して下さいね‼️……(ゝω・´★)〗



 遠くから不気味な笑いが響き渡る。



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼


(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ❗

キャハハハハハハーーーーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、

キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》の全回復したが、戦いはまだ始まったばかりでした。



〈ピンチはまだ続くのねッ❗……元の世界へ帰りたい‼️

(*T^T)〉



 桃井に再び、危機が迫っていた。


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