【587人目の子供】
桃井は骸骨兵士の猛追を受けて、逃げまくっていた。
カクカクッ❗……ウオオオォーーーーーーーーーーーッ❗
【しつこいなッ❗……俺を舐めるなよッ❗
《刑事魂》を舐めるなーーーーーーーーーーーーーッ❗】
バコンッ❗……バコンッ❗……バコンッ❗…バコンッ❗
【オラオラオラーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗】
バコンッ❗……バコンッ❗……バコンッ❗…バコンッ❗
桃井は華麗に骸骨兵士を蹴散らしていた。
「早く奴を殺せ‼️」
『分かったよ‼️……任せてッ❗……お兄ちゃん‼️』
ウオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
氷河は光のオーラを出して、骸骨兵士の中へ突っ込んで行った。
『お前だなッ❗……逃げるなッ❗
コラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗』
【赤い宝石】を身に付けた骸骨兵士が逃げ回っている。
氷河は両手でパンチを繰り返しながら、【赤い宝石】を身に付けた骸骨兵士を追っ掛けて行った。
『いい加減に縛に付けッ❗……この野郎‼️』
バキューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!
パンッ❗……グググアアアァーーーーーーーーーーッ❗
お………の……………………れ…………
氷河の【必殺攻撃パンチ】が、【赤い宝石】を身に付けた骸骨兵士の身体を貫通した。
氷河が【赤い宝石】を身に付けた骸骨兵士を倒した。
【赤い宝石】を身に付けた骸骨兵士は消滅して消え去ってしまう。
群れていた骸骨兵士達が、次々と粉になって消えてゆく。
「良くやったなッ❗……龍‼️……♡(〃´ω`〃)♡」
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河にテレポーテーションし、氷河の頭を優しく撫でていた。
ヤッターーーーーーーーーーーッ❗……(*´σー`)エヘヘ
氷河は笑顔で微笑んでいた。
《Ride・White》は苦笑い。
〖あゝ(#º言º)…遅かったじゃんか、もっと早く倒せよッ❗
クソガキが‼️……(ꐦ°᷄д°᷅)〗
『……………………』
「だったら……お前が戦えよッ❗……安全な場所で傍観している奴には言われたくないな‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》はキレ気味で答えていた。
《Ride・White》はニヤリと微笑みながら、《ジョセフ・バレンタイン》をイジリ始めた。
〖《ジョセフ・バレンタイン》ってさ❓……赤ん坊の時、人身売買で【暗殺組織】に売られ、人体実験で【殺人兵器】にされた【大量殺人者】だよね❓〗
「‼️………………」
『エエッ❗……Σ(Д゜;/)/』
〖【暗殺組織】は身寄りの無い子供達を、次々と【人体実験】をして、【超パワー】を秘めた子供を探していた。
【人体実験】に耐えられなかった子供達は、次々と死んでいった‼️〗
『お兄ちゃん…………』
氷河は心配そうに《ジョセフ・バレンタイン》を見つめていた。
〖587人目の子供はお前だッ❗……【認識番号:77】
《ジョセフ・バレンタイン》‼️〗
「‼️……何故❓……私の過去を知ってるんだ❓」
《ジョセフ・バレンタイン》は【暗殺者】の両瞳をして、《Ride・White》を鋭く睨んでいた。
《Ride・White》はニコニコと微笑みながら、ニヤケていた。
〖ふーーーーーーんッ❗……いい気なもんだなッ❗
お前のせいで、586人の子供達が犠牲になっていると言うのに‼️
586人の屍の上に、お前がただ1人立っているッ❗
どんな気分なんだッ❓……大量の屍の上に立っている気分は❓(・_・?)〗
『(俺の知らない……お兄ちゃんの【秘密】だ‼️)』
お兄ちゃんを苛めるなーーーーーーーーーーーーーーッ‼️
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の前に立って、必死に守っていた。
《ジョセフ・バレンタイン》は悲しい顔して呟いた。
「ハァーーーーーーッ❗……(ーдー)=3
私は好きで【殺人兵器】になった覚えはない‼️
確かに私は……【587人目の子供】だッ❗
【586】人の子供が犠牲になったのは、【暗殺組織】内の【秘密】だったのに…………。
何でお前が知ってるんだーーーーーーーーーーーーーッ❗
返答次第ではお前を……ブッ殺してやるからな‼️」
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
《Ride・White》は《ジョセフ・バレンタイン》の触れてはならない【心の闇】に、業と触れてしまった。
《ジョセフ・バレンタイン》は【怒りのオーラ】で包まれ、激昂してしまった。
《Ride・White》は益々面白がって、イジリ倒す。
〖それだよッ❗……それを待っていた‼️
お前は怒り任せに、街1つ吹き飛ばしたらしいなッ❗
それも……人口35万5000人が住んでいた街を、犯人が逃げ込んだと言う理由だけで、街を跡形もなく、消し去ってしまった‼️
お前はただの【大量殺人者】だよ‼️〗
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
氷河はいきなり《Ride・White》の右頬を、思いっきりブン殴った。
『いい加減しろッ❗……お兄ちゃんの心を傷付けたら気が済むのだ‼️……(☄◣ω◢)☄』
「龍‼️………………」
《ジョセフ・バレンタイン》の重い口を開いた。
「ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
お……お前に……何が分かるんだよ‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》は大号泣しながら、胸の内を吐き出した。
「貴様に分かってたまるもんかッ❗」
《ジョセフ・バレンタイン》は大号泣しながら、両耳を両手で塞いで、絶叫していた。
「死んで逝った仲間の子供達の絶叫‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))
【人体実験】を繰り返され、死んで逝く子供達の泣き声と悲鳴が、耳にこびりついて離れないんだよッ❗
私は毎日毎日、【人体実験】の繰り返し‼️
頭から足の指先迄、【人体実験】を繰り返していたのだ‼️
地獄だった‼️……死んだ方がマシだった‼️
……。・゜・(ノД`)・゜・。」
両膝を地面に付いて、泣き崩れた《ジョセフ・バレンタイン》。
《ジョセフ・バレンタイン》は我を忘れ、怒りのオーラが段々、大きくなってゆく。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
『‼️………ダメだよッ❗……お兄ちゃん‼️』
《ジョセフ・バレンタイン》は怒りで我を忘れて、【怒りのオーラ】が暴走してしまった。
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》を強く抱き締め、怒りを鎮めようとしていた。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
『お兄ちゃん‼️……しっかりしてッ❗』
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
《ジョセフ・バレンタイン》の力の暴走が止まらない。
『怒りに呑まれないでッ❗……お兄ちゃん‼️』
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
『ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗
お兄ちゃん‼️……悲しみが伝わってくる‼️
痛いッ❗……痛いッ❗……お兄ちゃんの心の痛みだ‼️』
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の憎しみの炎に、身を焼かれていた。
それでも《ジョセフ・バレンタイン》を見捨てず、手離さなかった。
氷河は憎しみの炎に焼かれようとも《ジョセフ・バレンタイン》救う為、必死に助けようとしていた。
お兄ちゃんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の怒りを鎮める為、《聖なるオーラ》を出して、《ジョセフ・バレンタイン》を包み込んでゆく。
暖かい《聖なるオーラ》が、《ジョセフ・バレンタイン》の怒りを鎮めていった。
《ジョセフ・バレンタイン》が我を忘れていたが、氷河のお陰で目が覚めた。
《ジョセフ・バレンタイン》の両目にめい一杯、涙が溜まっていた。
「‼️……私は…………。・(つд`。)・。」
《ジョセフ・バレンタイン》が目の前を見てみると、氷河が全身火傷で、グッタリしていた。
『お……お兄ちゃん‼️…………良かったッ❗
元に戻った……んだ………ねッ❗……( ´;゜;∀;゜;)』
「‼️……龍‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を強く抱き締めた。
氷河に何があったのかを知った時、《ジョセフ・バレンタイン》は言葉が詰まってしまった。
「‼️……俺のせいで、龍が怪我させてしまったのか❓
済まない‼️…許してくれ‼️…龍‼️…(*- -)(*_ _)ペコリ」
《ジョセフ・バレンタイン》は大粒の涙を流しながら、全身大怪我でグッタリしている氷河を、優しく抱き締めた。
「御免なッ❗……御免なッ❗……龍‼️」
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
《Ride・White》は突然、大爆笑していた。
〖お前達は金魚のフンか❓……《氷河龍》は《神の力》を持って爆誕した【禍々しい禁忌の子】‼️
母親に虐待を受けて死にそうだった《氷河龍》を、《ミカリン》と《西園寺理事長》が救いやがったッ❗
ほっとけば死んでいたのに余計な事をしやがってさッ❗
お前はクズ野郎なんだよッ❗……《氷河龍》‼️〗
「辞めろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
龍の心を傷付けないでくれーーーーーーーーーーーーッ❗
龍は私の大切な弟だーーーーーーーーーーーーーーー‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を愛おしそうに抱き締めていた。
「私の事は何言っても構わないが、龍を傷付ける発言したら、私はお前を絶対に許さないからな‼️」
〖バカはバカを呼ぶかッ❗……《兄弟の絆》❓
下らないな‼️〗
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を優しく地面に寝かせた後、《Ride・White》に殴ろうとゆっくりと近付いて来た。
「テメーーーーーーッ❗……クズ野郎‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》はゆっくりと歩いて居る途中、フラついて片膝を地面にしまった。
《ジョセフ・バレンタイン》は想像以上にダメージがあった。
〖おいおいおーーーーーーーーーーーーーーーーいッ❗
これから戦いが本番だと言うのに、《ジョセフ・バレンタイン》《氷河龍》がダメージを食らい、瀕死の重症‼️
使えない奴等たな‼️……'`,、('∀`) '`,、〗
「お前には頼まない‼️……クズ野郎が‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河と共に、【ESP】回復治療を重点的に掛けた。
〖バーーーーーーカッ❗……それじゃあ~ッ❗
間に合わない‼️……仕方がないな‼️〗
《Ride・White》は氷河と《ジョセフ・バレンタイン》に、回復魔法を唱えた。
〖ヴァルネラ・サネントゥール(Vulnera Sanentur)=傷よ、癒えよ〗
「貴様の正体はやはり…………《天使》か❓」
〖ホラッ❗……敵の真打ちが登場します‼️
張り切って、倒して下さいね‼️……(ゝω・´★)〗
遠くから不気味な笑いが響き渡る。
(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ❗
キャハハハハハハーーーーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、
キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼
(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャッ❗
キャハハハハハハーーーーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、
キィヒヒヒ…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ‼
氷河と《ジョセフ・バレンタイン》の全回復したが、戦いはまだ始まったばかりでした。
〈ピンチはまだ続くのねッ❗……元の世界へ帰りたい‼️
(*T^T)〉
桃井に再び、危機が迫っていた。




