氷河龍の轍17……中学2年生。③
氷河は暴走族の揉め事を、両親に秘密にしていた。
話してしまうと両親が、凄く心配してしまうからでした。
『(心配するからッ❗……内緒だ‼️)』
氷河はKUMONで勉強をしてから、帰宅しました。
『心がザワザワするッ❗……【胸騒ぎ】を感じる‼️
何だろう❓……気のせいか❓……(;>_<;)』
氷河は気のせいだと忘れる事にした。
予定より早く、宿題を終えたので、余った時間は【軌道戦士ガンダム】の【ガンプラ】にハマッている。
『今日は【RX77】を組み立て様かな~‼️♡』
ルンルン♪~ルンルン♪~ルンルン♪~ルンルン♪~
ルンルン♪~ルンルン♪~ルンルン♪~ルンルン♪~
氷河は御機嫌で【ガンプラ】を組み立てていた。
遠隔の場所から、氷河の様子を見守っている視線があった。
「龍は【ガンプラ】に夢中かッ❗
【ガンプラ】って何だ❓……❓(・_・?)」
ピィッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》はスマホで【ガンプラ】を検索して、過ぎ去ってしまった《氷河の誕生日プレゼント》をしようとしていた。
「龍‼️……喜ぶかなッ❗……(#^.^#)」
《ジョセフ・バレンタイン》は仕事が捗った。
数日後、氷河の学校の帰り道、一方通行の道で1人の少年が待ち構えていた。
少年はこっちへ来いと、ジェスチャーされた。
『ハァーーーーーーーーーッ❗…またかッ❗…(ーдー)』
黙ったまま、少年の後について行った。
人気の無い【空き地】の土管の上に、一回りデカイ男が、腕組みして立っていた。
〈連れて来ましたッ❗〉
少年は土管の端へ移動、両手を後ろに回した状態で、気合いを入れた。
〈押ーーーーーー忍‼️〉
土管の上に立っている男は、上から目線で氷河を睨んでいた。
〈貴様が《氷河龍》か❗…生意気なクソガキらしいなッ❗
しばくぞッ❗……ヽ(♯`Д´)ノコラァーーーーーッ‼〉
氷河は氷の様な冷たい瞳で、土管の上の男を鋭く睨んでいる。
『いきなり何だテメーーーーーーはッ❗
俺を呼び捨てるとは、殺すぞッ❗
ヽ(♯`Д´)ノコラァーーーーーーーーーーーーーーッ‼』
氷河は日頃のウップンの剥げ口を、不良ヤンキーにぶつけ、喧嘩を売ってくる奴等を一網打尽で、ブッ潰すのが日課になっていた。
氷河は身体が鈍ってしまう為、稽古相手に不良ヤンキーは都合の良い【駒】に過ぎなかった。
〈野郎どもッ❗……出て来いやーーーーーーーーーッ❗〉
(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ……キャハハハ
(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ……お前か❓
コイツですかい❓……生意気でイキがっている奴はッ❗
〈お頭ッ❗コイツを再起不能しても構わないんだよな❓〉
ギロッ❗……(☄◣ω◢)☄
氷河は攻撃の構えた。
パチンッ❗
リーダーらしき男の背後から、ゾロゾロと50人が武器を持って現れた。
『俺はヤンキー紛争とは、無関係なんだけど……………』
トゲトゲ鉄球を持ちながら、ニヤリと不気味な笑みをしながら、デブ男がゆっくりと歩いていた。
〈殺すッ❗……お前生意気だからッ❗……殺すッ❗〉
『今迄の俺とは思うなよッ❗……俺は更に強くなったんだからな‼️』
氷河は知らず知らずに、両瞳が七色に光り輝いていた。
シュッ❗
「雑魚相手に《神の力》何か使うんじゃない‼️
何度言ったら分かるんだよッ❗……龍‼️……あゝ(#º言º)」
氷河の背後に現れたのは、《ジョセフ・バレンタイン》でした。
グレーのビジネスマンスーツで現れた《ジョセフ・バレンタイン》は、氷河の助っ人に登場した。
「龍は本当に【トラブルメーカー】だなッ❗
不良やヤンキーに絡まれたのは何回目だ❓」
『30回目かなッ❗……仕方がないだろ❓……アイツらが勝手に絡んでくるのだから‼️……(ꐦ°᷄д°᷅)
こっちも迷惑してるんだッ❗……ヽ(`Д´)ノプンプン』
氷河はウンザリしていた。
「確かに妙ですねッ❗……これには裏がありそうだな‼️
まーともかく、左の25人は私が引き受けるからッ❗
氷河は《神の力》厳禁‼️……残りの奴等を倒せますか❓
無理だったら、私がやりますけど‼️……(#º言º)」
『俺が勝つ‼️……ゴルァ!!٩(╬ఠ༬ఠ)و』
氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は戦闘態勢に入った。
『殺すなよッ❗どっちが先に倒すか、競争しようぜ‼️』
「いいでしょッ❗……一瞬で終わらせますから‼️」
やっちまえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
50人のヤンキー達が一斉に攻撃して来た。
リーダー格のボスはニヤリと勝利のドヤ顔をしていたが、流れが変わった。
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
シュッ❗…ドカドカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗…
ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗…
リーダー格のボスは何が起こったのか、分からなかった。
〈何だコリャーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
氷河と《ジョセフ・バレンタイン》の背後には、山積みされたヤンキー達が残っていた。
『俺は5秒だ‼️』
「私は3秒‼️……秒殺ですねッ❗……(*´・ω・`)b
私の勝ちですねッ❗…………さてと…………」
その場から逃げようとしたリーダー格の男を取っ捕まえて、尋問した。
《ジョセフ・バレンタイン》の右手で、リーダー格の男のクビを締めていた。
「貴様ッ❗……何で《氷河龍》を襲うんだ❓
返答によっては、貴様をブッ殺すぞッ❗
ヽ(♯`Д´)ノコラァーーーーーーーーーーーーーーーッ‼」
《ジョセフ・バレンタイン》はリーダー格の男を威嚇した。
《ジョセフ・バレンタイン》の両瞳は真っ赤に光り、リーダー格の男の記憶を読んだ。
ジュワーーーーーッ❗
リーダー格の男は恐怖の余り【失禁】し、ズボンがビショ濡れになり、気絶してしまった。
「うわッ❗……汚ねーーーーーーーなッ❗……(*>д<)」
ピューーーーーーンッ❗……バタンッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》はリーダー格の男を投げ飛ばした。
氷河は次回、《ジョセフ・バレンタイン》に勝ちたいと意欲を見せていた。
『今日は負けたけど、次は勝つからねッ❗』
「じゃあ~ッ❗……またな‼️」
シュッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は元の場所へテレポーテーションした。
テレポーテーションした場所は男子個室トイレ。
男子個室トイレから出て来た《ジョセフ・バレンタイン》は、洗面所で手を洗った後、ハンカチで手を拭いていた。
「もしかすると裏で糸を引く者がいるかも知れないなッ❗
用心せねばなるまいな‼️……((( ̄へ ̄井)」
《ジョセフ・バレンタイン》がトイレから帰って来ると、【パワハラ上司】がオフィスの扉の前で、仁王立ちで待ち構えていた。
「(ハァーーーーーッ❗…この人苦手だッ❗……(ーдー))」
【パワハラ上司】が、《ジョセフ・バレンタイン》を【パワハラ】で責め立てる。
〈《ジョセフ・バレンタイン》‼️……君はトイレ行く回数が多いねッ❗
そんなにトイレが好きなら、トイレの中で仕事したらどうだッ❗……【う○こ小僧】が‼️…(#`皿´)
《西園寺理事長》のお気に入りだからって、いい気になるんじゃねーーーーーーよッ❗
クソッタレの外国人が‼️……ヽ(`Д´)ノプンプン〉
【パワハラ上司】が大声を出して、オフィス中に響き渡っていた。
「(【う○こ小僧】…………(☄#◣ω◢)☄)」
《ジョセフ・バレンタイン》は黙ったまま、耐えていた。
《ジョセフ・バレンタイン》は【パワハラ上司】に目を付けられ、《ジョセフ・バレンタイン》のあだ名は【う○こ小僧】でした。
〈さっさと辞めちまえッ❗……【う○こ小僧】‼️〉
バンッ❗……バンッ❗
オフィスの中にいた《西園寺理事長》が、オフィスの内側扉を叩いた。
【パワハラ上司】は背後にいた《西園寺理事長》の姿を見た途端、黙り込んでしまった。
【全て聞かせて貰いましたよッ❗【パワハラ上司】‼️
他の社員の告発通り、貴方は最低な社員みたいですねッ❗
それにね……………………】
《西園寺理事長》は怒りを爆発させた。
【《ジョセフ・バレンタイン》は私の孫だ‼️
【パワハラ】した罪、絶対に許しません‼️
会社を辞めるのは《ジョセフ・バレンタイン》ではなく、貴方の方が辞めるべきです‼️
外国人差別発言、【パワハラ】で相手を傷付ける奴は、私の会社には必要ありません‼️
即刻、辞職願を出して下さい‼️……ゴルァ!!٩(╬ఠ༬ఠ)و】
〈こんな会社辞めてやる‼️〉
バーーーーーーーーーーーーンッ❗
嫌みな上司は乱暴にオフィスの扉を蹴っ飛ばした後、グチグチ文句を言いながら会社を出て行った。
《西園寺理事長》は《ジョセフ・バレンタイン》の肩を叩いて、心配している。
【大丈夫か❓……怪我無いか❓(・_・?)】
「助けてくれて有難う‼️……BOSS‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》に笑みが溢れた。
【《ジョセフ・バレンタイン》‼️……君は今迄通り、私の《孫》なんだよ‼️
戸籍が無くても、私は《ジョセフ・バレンタイン》を《孫》だと思ってるからね‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎
困った事があったら、遠慮しないで私に相談して下さいね‼️……ヾ(*ゝω・*)ノ】
「有難う御座いますッ❗……BOSS‼️。・(つд`。)・。」
《西園寺理事長》《ジョセフ・バレンタイン》は固い握手した。
【何か悩みがあるのだろ❓……《ジョセフ・バレンタイン》‼️】
「鋭いですねッ❗……BOSS‼️…………実は……………」
《ジョセフ・バレンタイン》は包み隠さず、《西園寺理事長》に相談した。
【成る程……誰かが《氷河龍》ちゃんの存在を、邪魔だと思う勢力があるって事だねッ❗】
「龍の不良やヤンキーに絡まれる件数が、30を軽く越えましたッ❗……明らかに異常な数字です‼️
龍はバカでは無いッ❗……進んで喧嘩を売る子じゃないので、心配です‼️……( ;-`д´-)」
《西園寺理事長》は《ジョセフ・バレンタイン》を、指さした。
【君が見守っているなら、心配はいらないだろう‼️
君の力で《氷河龍》ちゃんを死守してくれ‼️】
「了解しました‼️……BOSS‼️」
【《氷河龍》ちゃんの命を死守するのが《勅命》だ‼️
頼んだぞッ❗……《ジョセフ・バレンタイン》‼️】
「BOSSも含め、私の大切な家族の命を、死守致します‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》は自分のデスクに戻って、続きの仕事をこなしていた。
…………ククク……弱い奴等だったなッ❗……
〈お許しを……お許しを…………〉
……言ったよなッ❗……《氷河龍》を亡き者にして来い‼️と言ったはずなのに、何だこのテイタラクは❓……
〈お許しを………………〉
グサッ❗
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーッ❗
…………仕方ないッ❗……私自ら、《氷河龍》をブッ殺しますか‼️
ククク……アハハハハハァーーーーーーーーーーーーッ❗
……待っていろッ❗……クソガキ‼️……ククク……
一週間後、氷河の学園の下駄箱に、【果たし状】て書いてある、長細い手紙が置いてあった。
『【果たし状】って❓……ダサッ❗……何だコレは❓』
氷河はウンザリしていたが、一応目を通した。
『何々………午後17時、港埠頭で待つ‼️
面倒臭いから無視するかッ❗』
ヒラ~ヒラ~
【果たし状】から1枚の写真が出て来た。
写真に写っていたのは、《ミカリン》でした。
『《ミカリン》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
この申し出に従わないと、《ミカリン》に危害を加えると言う脅しか、舐めやがってーーーーーー‼️』
シュッ❗
氷河の背後に現れたのは《ジョセフ・バレンタイン》でした。
怒りが収まらない氷河を、落ち着かせた《ジョセフ・バレンタイン》。
「私はそんなに暇ではないのですよッ❗
全く持って、大迷惑ですよッ❗……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))
仕方がないですねッ❗……《ミカリン》さんに危害を加えられる前に、サクッと片付けましょうか‼️
元気を出してッ❗……龍‼️……(〃^ー^〃)」
『面倒臭いが《ミカリン》に危害を加えるつもりなら、生かして帰さないぞッ❗』
「以下同文‼️」
怪しい呼び出しに、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》が向かいました。
…………港埠頭……17:00…………
氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は時間に遅れず、やって来た。
待っていたのは大勢の暴走族達が、一斉に威嚇のパンファーレを爆音で鳴らし続けた。
パラリラパラリラ~パラリラパラリラ~ブゥンッ❗
ブゥンッ❗……ブゥンッ❗……ブゥンッ❗…ブゥンッ❗
パラリラパラリラ~ブゥンッ❗…ブゥンッ❗…ブゥンッ❗×7
大勢のヤンキーが凶器を持って、待ち構えていた。
氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は戦闘態勢に入った。
「龍は本当に【トラブルメーカー】だねッ❗
何で❓……そんなにヤンキーに絡まれるのか不思議でならないよ‼️」
『俺だって分からないよッ❗……何でだろ❓……
(*´σー`)エヘヘ』
「笑って誤魔化すなッ❗……敵は100人以上のヤンキー達だッ❗……何処で怨みをかったんだよ‼️」
『知るかよッ❗……全く‼️……ヽ(`Д´)ノプンプン
【う○こ小僧】に言われたくないわッ❗
(((*≧艸≦)プップーーーーーーーーーーーーッ‼』
ギロリッ❗……(☄◣ω◢)☄
《ジョセフ・バレンタイン》の全身のオーラが、真っ赤に燃えていた。
「もう一遍言ってみろやッ❗……龍‼️」
『‼️……ヽ(; ゜д゜)ノ ビクッ‼』
「なぁ~ッ❗……もう一遍言ってみろやッ❗」
『嫌だなッ❗……冗談で言ったのに、そんなにキレないでよ‼️……ネ~ッ❗……ヤバイ‼️……(*>д<)』
「勝手に人の心を覗くなと、あれ程言ったのにな‼️」
『【う○こ小僧】はジョークだから…………』
「また言ったなッ❗……もう許さない‼️……あゝ(#º言º)」
《ジョセフ・バレンタイン》全身が電気で覆われた。
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……
『ちょっと……タンマ‼️』
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を物凄く睨んでいた。
「誰のせいで、秘書や同僚に【う○こ小僧】だと言われていると思ってるんだ‼️
全部龍が悪いんだ‼️……覚悟出来ているだろうな‼️」
『チョーーーーーート……タンマ‼️
悪いのはアイツらだよッ❗……アイツらが俺に絡んで来るのが悪いーーーーーーーーーーーーんだ‼️
俺は悪くないからなッ❗』
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
《ジョセフ・バレンタイン》の全身から稲妻が走っていた。
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……
「どいつも、こいつも……くたばれーーーーーーーーー‼️
【100万ボルト】ーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……
ピカピカッ❗……ピカピカッ❗……ピカピカッ❗……
ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
大きな雷が落雷した。
氷河も含め、100人以上いたヤンキー達全員、麻痺させてしまった。
余程、屈辱な言葉が嫌だったのか、《ジョセフ・バレンタイン》の怒りが大爆発した。
「どうだ❓……私が何度も何度も、研究所で電撃を食らっていた電撃の味は❓
(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…」
『何で❓……俺迄電撃を食らってるの❓』
ゆっくりと氷河に近付いてゆく《ジョセフ・バレンタイン》。
バサッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河の両肩を掴んだ。
「遠慮しなくていいよッ❗……もっと食らいなさい‼️
人の嫌がる事をした【罰】だからね‼️」
『冗談ッ❗……冗談ッ❗……ジョークだから‼️』
「言い訳無用‼️……(☄◣ω◢)☄」
『そ……そんな…………!!(゜ロ゜ノ)ノ』
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……
「おかわりッ❗……【追い雷撃】‼️」
ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
『ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗』
氷河は気絶してしまった。
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を地面にゆっくりと置いた。
「オイタ過ぎると痛い目に合うんですよッ❗」
《ジョセフ・バレンタイン》は立ち上がり、辺りを見回した。
遠くの方で、ヤンキー達が山積みにされていた。
「そろそろ……帰りますかッ❗」
《ジョセフ・バレンタイン》が氷河を向いた瞬間、【嫌な予感】が一瞬、感じた。
コロコロッ❗……コロコロッ❗……
物音がヤンキー達の山積みされている方角から聞こえた。
「‼️……何だ❓(・_・?)」
《ジョセフ・バレンタイン》はフッとヤンキー達の山積みされた場所を見つめていた。
ヤンキー達の山積みされた天辺で、動きがあった。
「‼️……バカなッ❗……そんなバカなッ❗
気絶か、失神しているはずだ‼️……!!(゜ロ゜ノ)ノ
私の【大雷撃】だぞッ❗……バカなッ❗」
天辺から立ち上がったヤンキーは、不気味な笑いをしながら、上空へ上がってゆく。
(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ…キィヒヒヒ…
キャハハハハハハーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
ヤンキーは空中で、両手・両足を素早く動かした。
シャキンッ❗……シャキンッ❗……シャキンッ❗……
鋭い刃撃が氷河に目掛けて飛んで来た。
「‼️……(#º言º)」
バキッ❗……バキッ❗……バキッ❗……バキッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河の前に立ち、鋭い刃撃を両手で、叩き落とした。
「‼️……何のつもりだ❓……ゴルァ!!٩(╬ఠ༬ఠ)و」
…………ククク……お前……邪魔‼️…………
シャキンッ❗……シャキンッ❗……シャキンッ❗……
シャキンッ❗……シャキンッ❗……シャキンッ❗……
シャキンッ❗……シャキンッ❗……シャキンッ❗……
バキッ❗……バキッ❗……バキッ❗……バキッ❗
バキッ❗……バキッ❗……バキッ❗……バキッ❗
バキッ❗……
全てを叩き落とした《ジョセフ・バレンタイン》は、上空に居るヤンキーを睨んでいた。
「貴様は誰だ❓」
……お前を先にブッ殺しますかッ❗
まずはお前から、片付けようかなッ❗…………
ヤンキーの頭だけが無理矢理、大きくなってゆく。
ヤンキーの身体は、シャモジの様な形となってしまった。
グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗
ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗
頭がデカくなり、ヤンキーの目は真っ赤に光っていた。
…………また……逢える日を……楽しみにしているよッ❗
《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》‼️…………
バァーーーーーーーーーーーンッ❗……グチャグチャ‼️
上空にいたヤンキーの頭が爆発し、脳や肉片が飛び散った。
頭部が無くなった死体は、地面に落下した。
バタンッ❗
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗
人殺しだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
港で作業していた漁師達が突然、港埠頭から現れた。
カモフラージュで意図的に隠されていた事に、後から気付く《ジョセフ・バレンタイン》。
「殺したのは俺じゃない‼️」
〈人殺しーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
殺人鬼を捕まえろーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河をお姫様抱っこして、その場から逃げ出した。
漁師達が血眼になって探していた。
《ジョセフ・バレンタイン》は倉庫内の死角で身を隠し、様子を伺っていた。
隙間から追撃してくる漁師達の両目が、真っ赤に染まっている事に気がついた。
「あの漁師達の目が真っ赤に光っている❓
何者かに操られているのだろう‼️………ここは……
さっさと立ち去ろう‼️」
シュッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河と共に、《西園寺理事長》の理事長へテレポーテーションした。
港埠頭は警察車両が10台到着し、騒がしかった。




