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処刑人ZERO  作者: 月未来
45/60

氷河龍の轍15……中学2年生。①

■2年生………文字を用いた式

       連立二次元一次方程式

       平面図形と平行線の性質

       図形の合同

       一次関数

       データの分布の比較

       確率


☆《氷河龍》身長:170cm 体重:59.1kg。満14歳。

☆《ダイヤモンド・ネックレス》:2.6cm。

☆《神々ブレスレット》:28%







 半年後、《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》が目覚めました。


 《神秘の力》が目覚めた《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は、完治スピードが早まっていた。

 《氷河龍》満14歳となり、一回り大きく成長していた。



お兄ちゃんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



龍ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️




バサッ❗



 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は互いを強く抱き締めた。



「龍‼️……背が伸びたんじゃないかッ❗」



『エッ❗……本当❓……( ☆∀☆)』



ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



ピョンピョンッ❗…ピュンピュンッ❗ピュンピュンッ❗



 氷河は大ジャンプして、喜びを爆発させた。



『背が伸びたッ❗……嬉しいなッ❗……♡(〃´ω`〃)♡』



「何だコレ❓(・_・?)」



〖《力の制御》のブレスレットですよ‼️〗



 《ラファエル》は《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》を迎え入れた。



〖身体の具合はどうですか❓……進化した気分は❓


《力の制御》ブレスレットで、君達の《力》をセーブしています‼️


《力の制御》ブレスレットがなければ、人界で居場所が無くなってしまうので、己の《命の危険》を感じた時だけ、《力の制御》ブレスレットの使用を許可しましょう‼️


分かりましたか❓……《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》‼️〗



『( ☆∀☆)……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎』



「了解しました‼️……ദ്ദി^._.^)」



〖安易にお遊びで、《力の制御》ブレスレットを勝手に外したら、貴様らの【完全秘匿死刑執行】を実行しますからねッ❗

クビと胴体が、泣き別れになるのでそのつもりで‼️〗



 《ラファエル》の両瞳は笑っていなかった。

本気で《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》を、抹殺する気らしい。

本気で激怒している《ラファエル》はとても怖かった。

 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は、《ラファエル》に逆らっては生きていけない事を悟りました。

ここは元四大天使の《ラファエル》の忠告を素直に指示に従う事にしました。



『《ラファエル》❓…何で顔が【カーゼ】だらけなの❓』



〖‼️……あああぁ~んッ❗……イラッ❗……(#º言º)〗



 《ラファエル》のオーラが変わった。

氷河は《ラファエル》に聞いてはいけない質問をしてしまった。



『何で❓………傷だらけの天使ッ❗……イケメン天使が台無しだ‼️…(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ』



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



〖ダメだよッ❗……龍‼️……本人が気にしてるから……

クスクス( *´艸`)‼️〗



 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は大笑いし始めてしまった。



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



ボコンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 《ラファエル》は氷河の頭を、思いっきりゲンコツを食らわした。



〖ヾ(☆o☆):ヲホホホホホホ・・・・そんなに死にたいらしいなぁ~‼️……そこへ直れッ❗……戯け者め‼️〗



『痛いなッ❗』



〖これは可愛い小さな子猫に、爪で引っ掻かれた傷だよ‼️


それよりも……………………〗



パチンッ❗……シュッ❗



ドサッ❗



『痛いなッ❗』



 《ラファエル》は指を鳴らしただけで、《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》を別な場所へテレポーテーションさせた。



 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》が飛ばされた場所は、【Battlefield】だった。



「イテテッ❗……乱暴だなッ❗…《ラファエル》は‼️」



 《ラファエル》は【Battlefield】へ後からやって来た。



「何のつもりですか❓……《ラファエル》❓」



『そうだよッ❗……酷いじゃないかッ❗』



〖君達に紹介したい人がいるんだッ❗

さぁ~入って来なさい‼️……( 〃▽〃)〗




 《ラファエル》の背後から、数人の子供達がテレポーテーションでやって来た。



『エエッ❗……子供❓……Σ(Д゜;/)/』


「子供❓……羽の生えた子供達❓(・_・?)」



 《ラファエル》は自慢気に紹介した。



〖さぁ~ッ❗……私の《愛する子供達》よッ❗

ここに居るお兄ちゃん達が、遊んでくれるよ‼️〗



〈ワーーーーーーイッ❗……始めて見る人間だけど、《神々》の匂いがする‼️


不思議な子供だね❓……不思議だね❓……( ・∀・)〉



〈こっちの背の高いお兄ちゃんは、【ESP】が強いッ❗

何だろうッ❗……不思議なお兄ちゃんだ‼️〉



〈アレレッ❓……天使の羽が無い❓……どうやって飛んでいるのかな❓(・_・?)〉



〈冷静になれッ❗〉


〈人間だッ❗……始めて見る生き物たね‼️〉



 5つ子ちゃんの《ラファエル》の子供達は、一斉に氷河に抱き締めた。

小さな天使の羽がザワザワしていて、氷河は鬱陶しかった。



『あっちへ行けッ❗……【ゴミムシ】共め‼️』



ギロリッ❗……(☄◣ω◢)☄



〖(【ゴミムシ】だと……ムムムッ❗……許せない‼️)〗



 《ラファエル》は激しいオーラを出し、大激怒した。

右手には【禍々しい怪しげな剣】出現し、しっかりと握られていた。

 出現した【禍々しい怪しげな剣】はドクロだらけの不気味な雰囲気をかもち出していた。



〖貴様‼️……もう一遍(いっぺん)言って見ろッ❗

私の子供達を侮辱するなら、もう助けないからな‼️


ブッ殺すッ❗……《氷河龍》‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))


そんなに死にたいか❓……あゝ(#º言º)#〗



 《ラファエル》は本気で【禍々しい怪しげな剣】を構えたまま、氷河を鋭く睨んだ。



〖一度死んでみるかッ❗……クビと胴体を泣き別れしてみるか‼️〗



 氷河の前に《ジョセフ・バレンタイン》が大の字になって、必死に氷河を守っていた。



「龍‼️……謝りなさい‼️……初対面の可愛い子供達に、

【ゴミムシ】呼ばわりは酷いぞッ❗


《ラファエル》様に心から謝りなさい‼️」



『御免なさい‼️……』


「心がこもってない‼️……もう一度‼️……(#º言º)」


『本当に御免なさい‼️……《ラファエル》様‼️』



〖遅すぎたなッ❗……許す訳がねーーーーーだろうがッ❗

許さないぞッ❗……ゴルァ!!٩(╬ఠ༬ఠ)و〗



〖どけッ❗……《ジョセフ・バレンタイン》‼️

邪魔だッ❗……退きなさい‼️……(ꐦ°᷄д°᷅)〗



「退きません‼️」



〖あっそうッ❗……ならッ❗……お前も死ね‼️〗



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 《ラファエル》は【禍々しい怪しげな剣】を持ったまま、《ジョセフ・バレンタイン》に突っ込んで来た。

 《ジョセフ・バレンタイン》は両目を瞑ったまま、逃げも隠れもしなかった。



〖(龍を死守するのは、私の使命だッ❗

相手が《神々》だろうと龍を守るんだ‼️)〗



ピタッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》は両目を開けると目の前に、【禍々しい怪しげな剣】の【剣先】が見えた。



〖(ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィーーーーーーーーーーーー!!)〗



バタンッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》が腰を抜かして、尻餅をついてしまった。



『お兄ちゃんーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️


お兄ちゃんを苛めるなッ❗……ゴルァ!!٩(╬ఠ༬ఠ)و』



 今度は氷河が大の字になって、《ジョセフ・バレンタイン》を必死に守っていた。



『辞めろよッ❗……お兄ちゃんには関係が無いだろッ❗

【禍々しい怪しげな剣】で俺を刺して殺せばいいだろッ❗

《ラファエル》様‼️……(ꐦ°᷄д°᷅)』


「龍‼️………龍を殺さないでくれッ❗」



〖ダメだッ❗……【完全秘匿死刑執行】だ‼️〗



 《ラファエル》は【禍々しい怪しげな剣】を大きく振りかぶり、後ろへと移動した後、氷河を狙って、一気に振り下ろした。



ビューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



「龍ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」



 氷河は両目を瞑っても、必死に守っていた。



『(本当に御免なさい‼️……《ラファエル》様‼️)』



ピタッ❗



 氷河は静かに両目を開けたら、【禍々しい怪しげな剣】の剣先が、斜めに止まっていた。

氷河の鼻から1cmの所で、ピタリと止まっていた。

 《ラファエル》は【禍々しい怪しげな剣】を下げた。



〖お前達は本当に、仲良し兄弟だなッ❗〗



 氷河は大の字になりながらも、《ジョセフ・バレンタイン》を必死に守っている。



『俺からお兄ちゃんを奪わないでくれ‼️』



 氷河の両瞳は透き通った水色タリスマンが、光輝いていた。



 《ラファエル》は満面な笑みで微笑んでいた。



〖お前は本当にいい奴だなッ❗……【禍々しい怪しげな剣】に刺されたら、どうする気だったのだ❓

《氷河龍》‼️……ヾ(☆o☆):ヲホホホホホホ・・・・〗



『その【禍々しい怪しげな剣】は何の剣ですか❓』



〖ヾ(☆o☆):ヲホホホホホホ・・・・この剣の名は……


【ネクロマンサーの剣】……別名【呪いの剣】だ‼️〗




「そんな物騒な剣‼️……一時の怒りで出さないで下さい‼️

《ラファエル》様‼️…ヽ(♯`Д´)ノコリャーーーーッ‼」



 慌てて指摘した《ジョセフ・バレンタイン》。



〖やっぱりやりすぎたかなッ❗…済まなかった‼️〗



 《ラファエル》は苦笑いしているが、《ジョセフ・バレンタイン》は笑っていなかった。

逆に激怒していた。



「《ラファエル》様ッ❗……オイタ過ぎますよ‼️」



〖やっぱりッ❗……そうか……そうかな…………


('・c_,・` )プッ❗…アハハハハハーーーーーーーッ❗〗



 《ラファエル》は笑って誤魔化そうとしたが、《ジョセフ・バレンタイン》の冷たい視線が痛かった。



〖一番悪い奴は…………《氷河龍》だ‼️


アイツが悪いのじゃッ❗……私の子供達に罵倒したのが悪いのだッ❗……あゝ(#º言º)〗



「謝ってましたよッ❗」



 氷河は頭を下げて《ラファエル》に謝罪していた。



『御免なさい‼️……《ラファエル》様‼️』



〖2度と【ゴミムシ】と言うなッ❗〗



シュッ❗



 《ラファエル》は【ネクロマンサーの剣】をしまいました。







〖罰を与えようッ❗……さぁ~ッ❗……出ておいでッ❗

私の可愛い子供達よ‼️……2人のお兄ちゃんが遊んでくれるよッ❗


さぁ~ッ❗……かかれーーーーーーーーーーーーーー‼️〗




ワーーーーーーイッ❗ワーーーーーーーーーーーイッ❗



 天使の羽が生えた5つ子ちゃん達が、《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》に襲い掛かった。



〖クチュクチュ攻撃だーーーーーーーーーーーーーッ❗〗



  5つ子ちゃん達が一斉に、クチュクチュ攻撃を仕掛けた。

《ジョセフ・バレンタイン》は【ESP防御】バリアで、全身を覆っていた。



「何のつもりだ❓……《ラファエル》❓」



〖ズルはいけないなッ❗《ジョセフ・バレンタイン》‼️〗



パチンッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》の【ESP防御】バリアを無効にした《ラファエル》。



〖かかれーーーーーーーーッ❗……愛する子供達よ‼️〗



「た…た…タンマーーーーーーーーーーーーーーー‼️」



 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は、クチュクチュ地獄が始まった。



クチュクチュッ❗…クチュクチュッ❗クチュクチュッ❗



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》はクチュクチュ攻撃が始めての体験で、大笑いしていた。



「((ノ∀`)・゜・。 アヒャヒャヒャヒャ…………」



 《ラファエル》は愛する子供達に指示していた。



〖《氷河龍》は脇腹が弱いぞッ❗…集中して攻撃せよ‼️〗



ラジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



『ちょ……ちょっと……タンマ‼️』



 5つ子ちゃん達が一斉に、地獄のクチュクチュ攻撃を氷河に攻めた。



クチュクチュッ❗…クチュクチュッ❗クチュクチュッ❗



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ……辞めてッ❗



キャハハハハハハーーーーーーーーーーーッ❗(*≧∀≦*)



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーー

ッ❗



クチュクチュッ❗…クチュクチュッ❗クチュクチュッ❗


クチュクチュッ❗…クチュクチュッ❗クチュクチュッ❗



(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ…………



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗

 


 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》が豪快な大笑いしている。


『もう勘弁……(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ』


「勘弁‼️……(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」



〖参ったかッ❗……私の子育ての苦労が分かるか❓〗



 《ラファエル》はニヤリと笑みを溢しながら、仁王立ちして威張っていた。



〖私の可愛い子供よッ❗……(じゃ)れ合うのはここ迄にしようかッ❗


集合だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〗



〈はーーーーーーいッ❗……パパァーーーーーーーッ❗〉



 5つ子ちゃん達が《ラファエル》に集まって来て、モミクチャにされてしまった。



〖(  ̄- ̄)……いつもの光景だよ‼️……'`,、('∀`) '`,、〗



 《ラファエル》は5つ子ちゃん達を可愛がりながら、笑顔で振る舞っていた。

 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は笑い過ぎて、息が切れていた。



『(;´Д`)ハァハァ……(;´Д`)ハァハァ……恐るべし5つ子ちゃん達だね❓』


「(;´Д`)ハァハァ……(;´Д`)ハァハァ……参ったぜッ❗」



 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は互いの背をくっ付けたま、地面に座っていた。

ヘトヘトになった両者に、《ラファエル》は涼しい顔して〖《猛特訓》しようか❓〗と言う。

《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は絶句した。



『(このオッサンは鬼だ‼️)』


「(以下同文)」



〖何をしているんだ❓……《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》‼️

遊びは終わりだッ❗……これからが本番だぞッ❗〗



 《ラファエル》は5つ子ちゃん達と、コソコソ内緒話し始めた。



〈やっちゃっていいの❓〉

〈面白い‼️〉

〈倒していいかなッ❗〉

〈やるからには叩きのめすッ❗〉

〈ボコボコにしちゃおうかな~‼️〉


 

 《ラファエル》は唇に人差し指を当ててから…………。



〖殺してはいけませんッ❗……手加減はしなさい‼️〗



 《ラファエル》は奥の部屋から、《黄金の宝箱》を取り出した。



ドスンッ❗



〖《氷河龍》は前回の戦いで、《バトルスーツ》が粉々に砕けただろッ❓


私からのプレゼントだッ❗……開けて見よッ❗〗



『開けていいの❓……( ☆∀☆)』



ガチャッ❗……ギィーーーーーーーーーーーーッ❗



 氷河は《黄金の宝箱》を開けた。




ピカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



『眩しーーーーーーい‼️』



 光輝く光が収まってゆく。

《黄金の宝箱》の中には、光輝く《鎧》が入っていた。



『光輝く《鎧》は何て言うの❓』



〖良くぞッ❗……聞いてくれた‼️

私の大切なコレクションである《神々の鎧》だよ‼️〗



『《神々の鎧》‼️……カッコイイなッ❗……( ☆∀☆)』 



〖《神々の鎧》を着てみるか❓……《氷河龍》よ‼️〗



『はいッ❗』



パチンッ❗



カシャカシャッ❗…カシャカシャッ❗カシャカシャッ❗



ガシャンッ❗



 氷河は《黄金の鎧》を身に付けた。

《ラファエル》は満面な笑みで微笑んでいた。



〖(拒絶反応は無しかッ❗……さすが神々に愛されし《奇跡の子供》だね‼️)……身体動かせるか❓


ゆっくりでいいぞッ❗……ゆっくり動かせッ❗〗



 氷河は深呼吸した後、《新しい力》を呼び覚ましました。

氷河の両瞳が七色で輝いている。

 氷河はゆっくりと身体を動かした。



「‼️……嘘だろッ❗……( ̄□||||!!」



 《ジョセフ・バレンタイン》が氷河の《神の力》の真髄を、この目で焼きつけた。



「(龍‼️……やはり《氷河龍》には適わないなッ❗

私は動かすのに時間が掛かったのに、アッサリと簡単に《神々の鎧》を動かすとは…………流石だな‼️

君の力は本物だッ❗……自慢の弟だ‼️……( 〃▽〃))



《氷河龍》‼️……カッコイイなッ❗……( ☆∀☆)♡」



 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河の真の強さに惚れ込んでいた。

氷河はたった1時間で、自由に動かせる様になっていた。



〖互いに手合わせして見たらどうだい❓

《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》‼️〗



ギロリッ❗……やってみる❓……お兄ちゃん‼️……(¬∀¬)



ギロリッ❗……やってみるかッ❗……龍‼️……(*ゝω・*)



 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は空中へ飛んで行き、互いに突っ込んで行った。





ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



バキンッ❗



ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗


シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗


シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗



ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️



 2人の大きな力がぶつかる度、嵐が吹き荒れた。

上空で戦っている《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》を見て、《ラファエル》は黙って戦況を見つめていた。



〖(最強の戦士が爆誕したッ❗……まさかッ❗

ここ迄、《神秘の力》を呼び覚ますとは、中々やるじゃないかッ❗

《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》‼️)〗



 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》の爆発的な成長ぶりに満足している《ラファエル》。

《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は、互いを尊敬しながら、笑顔で戦っていた。



「やるなッ❗……龍‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎」


『お兄ちゃんも……中々強いねッ❗( ͡o ͜ʖ ͡o)』



シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗シュッ❗

ボカボカッ❗…ボカボカッ❗…シュッ❗バキバキッ❗



パーーーーーーーーーーーーンッ❗……それ迄だ‼️



 《ラファエル》は《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》の対戦を中断した。



〖動きは宜しいッ❗…では次のステップに行こうかッ❗


《氷河龍》……【Battlefield】。

《ジョセフ・バレンタイン》……【Battlefield 2】。


各々移動して下さい‼️……(*ゝω・*)〗



 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》が各々【Battlefield】【Battlefield 2】へ入って行った。



『何をするの❓(・_・?)』


「何だろう‼️……又クチュクチュ攻撃は嫌だなッ❗」



 《ラファエル》は5つ子ちゃん達を、2対3でチーム分けした。


《氷河龍》……《ライザー》《エメラルド》2人。

《ジョセフ・バレンタイン》……《アビゲイル》《フレイ》《ルイーゼ》3人。



〖5つ子ちゃん達が撃ってくる《光の玉》を避ける、【反射神経】の《猛特訓》だよ‼️

反撃は禁止だッ❗……当たると痛いぞッ❗

四方八方から飛んで来る《光の玉》を避けきれるかな❓


スタートーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〗



 5つ子ちゃん達から、同時に四方八方からランダムで撃って来た。


『ちょっ…………タンマ‼️』


「速すぎだ‼️……( ̄□||||!!」



ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗


ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗


ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗


ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗



ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗

 


 5つ子ちゃん達の容赦無い攻撃が、《氷河龍》と《ジョセフ・バレンタイン》を苦しめた。

もろに食らってしまった両者。



『い……痛い…………』


「重いパンチを食らっているみたいだッ❗」



〖痛い思いをしたくなければ、避けるんだなッ❗〗



『避けるたってッ❗……《光の玉》が速すぎだよ‼️』



ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



「これは……マズイ…………ヴヴァッ❗


ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーンッ❗」



「避ける暇が無いッ❗」



〈お兄ちゃん達ッ❗……動き遅すぎ‼️〉



ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗


ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗


ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗



 《ラファエル》の表情が曇った。



〖これ位余裕でClearしてくれないと、【第3難関】には行けないではないかッ❗〗



『‼️……嘘だろッ❗……【第3難関】があるの❓

ボコボコッ❗…バキッ❗……痛い‼️……( >Д<;)』



「‼️……【第3難関】あるのか❓……嘘だろ❓

バキッ❗……ボコボコッ❗…ドカッ❗…イテーなッ‼️」



〖容赦するなッ❗……徹底的に攻撃‼️

徹底的に攻撃しないと《猛特訓》にならないからなッ❗〗



〈ラジャーーーーーーーーーーッ❗……パパァ‼️〉



ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗


ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗


ピュンッ❗……ピュンッ❗……ピュンッ❗…ピュンッ❗



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 5つ子ちゃん達の容赦無い攻撃は長く続き、《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》の全身がボコボコに殴られ、気を失い、地面に叩き付けられてしまった。



〈弱いなッ❗……お兄ちゃん達‼️〉

〈避けられないとは情けないですね‼️〉

〈ビクトリー‼️……( v^-゜)♪〉

〈避けるだけの簡単なゲームなのに、ヘタクソだなッ❗〉


〈少子抜けだなッ❗……パパァッ❗……この人達は本当に選ばれた人達なの❓〉



 《ラファエル》は倒れてる《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》の顔に、【オールヒールポーション】をかけた。



〖世話の掛かる奴等だなッ❗〗



フファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》の傷付いた身体が完治してゆく。

 《ラファエル》は5つ子ちゃん達を、《ダイアナ》の所へテレポーテーションさせた。



〖最初はこんな物かッ❗……次回は避ける様になれよ‼️……今日はここ迄にしよう‼️


2人の頑張りを認めようじゃないかッ❗

一時帰宅を許そうではないか‼️


《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》‼️〗



『家に帰れるッ❗……ヤッターーーーーーーーーーー‼️』



〖喜ぶのが早いぞッ❗……【宿題と遅れた分の補習】が、山程溜まっているらしいから、覚悟する様に‼️〗



『ゲッ❗……そんな…………Σ(・∀・|||)』



 氷河は表情は真っ青になり、ガッカリしている。

その点、《ジョセフ・バレンタイン》はニヤリと笑みを溢していた。



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》が突然、大笑いし始めた。



「(((*≧艸≦)ププッ‼……龍‼️……御愁傷様でした‼️」



 《ラファエル》は《ジョセフ・バレンタイン》を指差した。



〖他人事の様に何笑ってるんだ❓……《ジョセフ・バレンタイン》‼️


君にはズル休みした分の【溜まった仕事】【残業】が、たっぷりと溜まっているらしいから、頑張る様にッ❗


と《西園寺理事長》からの伝言だよ‼️〗



「OH MY GODーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」



バタンッ❗



_| ̄|○……「BOSS‼️…そんな殺生なッ❗……(*T^T)」



 《ジョセフ・バレンタイン》はショックの余り、四つ場になっていた。



「仕事が沢山溜まっているッ❗……(╥﹏╥)」



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 氷河は突然、大笑いし始めた。



『お兄ちゃんもかッ❗……ザマーみろ‼️』



ギロリッ❗……(☄◣ω◢)☄



 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を鋭く睨んだ。



『嫌だなッ❗……冗談だからッ❗……ヽ(ill゜д゜)ノ』



 氷河は必死に《ジョセフ・バレンタイン》を説得するが、聞く耳持たない。



『そんなに怒らないでッ❗……ねッ❗……(ゝω・´★)』



 《ジョセフ・バレンタイン》は冷たい視線で、氷河を睨んでいた。



〖話は終わりだッ❗……さっさと片付けて来い‼️


大事な話だから、もう一度言います‼️


力の制御の《○アクアマリン色のダイヤモンドブレスレット》を無断で外したら、クビと胴体が泣き別れになるから、そのつもりで‼️……(ゝω・´★)


《命の危険》を感じた時のみ、《○アクアマリン色のダイヤモンドブレスレット》を外しても構わない‼️

その時は場所を選んでくれよッ❗


間違っても、街中で外すなよ‼️

甚大な被害が出てしまうからなッ❗


《氷河龍》《ジョセフ・バレンタイン》は、人知を越えた力を得たのだから、自覚を持ちなさい‼️


分かりましたか❓……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗




「(長話勘弁)了解しました‼️……(ー。ー#)」 



『はいッ❗……はーーーーーーいッ❗』



〖返事は1回にしなさいッ❗(本当に理解出来ているのか❓

《氷河龍》はッ❗……(ꐦ°᷄д°᷅))


帰宅して家族を、安心させて挙げなさい‼️〗



パチンッ❗



 《ラファエル》は指を鳴らして、氷河と《ジョセフ・バレンタイン》を人界へと、テレポーテーションさせた。



〖フゥーッ❗……やっと静かになったか‼️〗



 《ラファエル》は【Battlefield】【Battlefield 2】の館内掃除を始めた。



〖あの2人は【伸び代】がある事が分かったのは、大きな収穫だなッ❗……(((*≧艸≦)ププッ〗



 《ラファエル》は5つ子ちゃん達が壊した物を、修復させていた。



〖子育てがこんなに大変なのは、知らなかったよッ❗〗



 《ラファエル》は《ダイアナ》と共に、子育てに積極的に協力する気になりました。


■《ラファエル》の5つ子ちゃん■


☆《ライザー》…………金髪・ハンサムショート・正義感の強い男の子。


☆《フレイ》…………ピンク色の髪・セミロング・甘えん坊な女の子。


☆《アビゲイル》…………ブルー色の髪・ショート・正直な男の子。


☆《エメラルド》…………エメラルドグリーン色・ショート・活発な女の子。


☆《ルイーゼ》…………水色・ミディアム・おてんば女の子。


☆2男3女。満3歳。

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