【死闘の行方】
ガガガオオオオォォーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
ドスンッ❗……ドスンッ❗……ドスンッ❗…ドスンッ❗
ガガガオオオオォォーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
約10m以上の【大型化物】が威嚇ながら、氷河をビビらせた。
〈ククク……キヒヒヒィ……キャハハハーーーーーーッ❗
(((壊゜∀゜)))ァヒャヒャヒャヒャヒャヒャ'`,、('∀`) '`,、
これは…これは……何と美味しそうなクソガキだなッ❗〉
【大型化物】がゆっくりと氷河に近付いてゆく。
〈コイツを殺して喰っても、罪が問わないんだよなッ❗
ブッ殺してやるッ❗……焼いて喰ってやろうかッ❗
切り裂いて喰ってやろうかッ❗…煮て喰ってやろうかッ❗
貴様は俺様にとって、【餌】なんだよ‼️
黙って俺に喰われろッ❗……クソガキが‼️〉
ガガガオオオオォォーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
【大型化物】は興奮して雄叫びをあげた。
《ラファエル》は試練の内容を話した。
《ラファエル》の《衝撃な告白》に、氷河は唖然していた。
『エエッ❗……嘘だろ❓……Σ(Д゜;/)/』
〖【上級悪魔】を討伐する事が、【第2難関】クリアだ‼️
全力で戦わないと殺される場合があるので、注意して【上級悪魔】を討伐に挑んで下さい‼️
《氷河龍》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〗
『ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィーーーーーーーーーーーーー!!
[鶴神神矢]❓………死んだはずだ‼️……( ̄□||||!!』
氷河は固まってしまった。
『嘘だ‼️……お前は死んだはずだーーーーーーーーー‼️』
氷河は表情が青ざめたまま、後退りしていき、途中で尻餅を付いてしまった。
氷河の目の前に現れたのは嘗ての[鶴神神矢]が、身体を乗っ取られた時の【狼男】に、ソックリな【上級悪魔】が出現したからだった。
涙ぐんで、左右に首を降り、否定から入る氷河。
『こっちに来るなッ❗……何でお前なんだよッ❓』
〈お前何か知らないぜ❗……貴様は誰だっていいさ❗
さっさと死ね‼️……クソガキッ❗
(((壊゜∀゜)))キァヒャヒャヒャヒャヒャヒャーーーー‼〉
【狼男】は氷河に接近し、右腕を上げてから、氷河を狙って振り下ろした。
バゴンッ❗……バキンーーーーーーーーーーーーーーッ❗
『ウウウッ❗……(これが【上級悪魔】の力なのか‼️)』
攻撃された瞬間、氷河の上半身の【バトルスーツ】が粉々に吹き飛んでしまった。
バタンッ❗……バタンッ❗……コロッ❗……コロッ❗
氷河は【狼男】から強烈な一撃を食らってしまい、吹き飛ばされ、地面に転がっていた。
『ゴホゴホッ❗……痛い‼️……痛いよ~‼️( TДT)』
「龍ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
(モロに食らってしまったッ❗)」
〖黙って見ていろッ❗…《ジョセフ・バレンタイン》‼️〗
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
「開けろッ❗……開けてくれ‼️……もう見てられない‼️
《テレポーテーション》で助けに行くからな‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》はテレポーテーションで脱出を試みるが、《パーフェクトcube》に弾かれ、失敗に終わった。
《ジョセフ・バレンタイン》は血相変えて、《パーフェクトcube》を壊そうと懸命に、檻の中を叩き続けた。
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
「何でだよッ❗……どうして❓……神々は寄ってかかって、《氷河龍》を【殺害】しようとするんだよ‼️
何の怨みがあって、《氷河龍》を傷付けてるんだよッ❗
それでも《神》か❓……このクズ野郎が‼️(☄◣ω◢)☄」
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
〖部外者は黙って見てろッ❗〗
《ラファエル》は冷静に、戦局を見守っていた。
【Battlefield】内にいる氷河に、【インカム】で直接メッセージを伝えた。
〖君は[鶴神神矢]戦で、《勝てる力》が秘められていたにも関わらず、《勝てる力》を使わず、《ジョセフ・バレンタイン》を頼ってばっかりだな‼️
お兄ちゃんを傷付けても、何とも思わないんだねッ❗
君は【卑怯者】だな‼️……(╬ Ò﹏Ó)〗
『俺に《勝てる力》があるの❓……(゜ロ゜)』
氷河は傷だらけになり、《己の秘めた力》があった事に半信半疑で信じられなかった。
【狼男】の容赦の無い、無慈悲な攻撃が始まった。
氷河は逃げる事が出来ず、サンドバック状態になってしまう。
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
『痛い‼️……痛い‼️…………』
氷河は意識が朦朧とし、白目を向いていた。
ボカッ❗……バキンーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
【狼男】は氷河を蹴り上げて、氷河を空中で、ボコボコにしていた。
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
【狼男】はグッタリしている氷河の両腕を掴み、一気に力を入れた。
ボキッ❗……ボキッ❗
『ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗』
意識を失っていた氷河が、両腕が折られた痛みで気が付き、激痛に苦しんでいた。
『ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗
何で❓……何で❓……こんなに痛めつけられるの❓』
バキンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
『イテーーーなッ❗…(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ』
〖痛いだろ❓……君より《ジョセフ・バレンタイン》の方が、両腕と両足を折られ、物凄く痛かったんだぞ‼️
君は愛する人達を傷付ける【疫病神】だ‼️〗
『俺が【疫病神】❓』
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
【狼男】の容赦の無い無慈悲な攻撃が、まだまだ続いていた。
バキンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
【狼男】は氷河の頭を狙って、鋭いアッパーでブン殴った。
「龍ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」
「辞めろッ❗……辞めてくれ‼️……《氷河龍》を【疫病神】呼ばわりは辞めてくれ‼️
《氷河龍》は【疫病神】じゃないんだ……(*T^T)」
《ジョセフ・バレンタイン》は大粒の涙を流しながら、涙で訴えた。
【狼男】に必要以上に、猛烈に殴られ続ける氷河。
氷河の両瞳から、大粒の涙を流しながら、心から謝罪をしていた。
『(いつも……いつも……迷惑掛けて御免なさい‼️)』
氷河のテレパシーを感じ取った《ジョセフ・バレンタイン》は大号泣していた。
「(君は何も悪く無い‼️……迷惑何て思っていないから‼️
死ぬな‼️……龍‼️……死ぬなーーーーーーーーーー‼️)」
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河に返信のテレパシーを送った。
『(お兄ちゃん‼️……大好きだよッ❗……(*ゝω・)ノ)』
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
『ウウウッ❗……畜生ーーーーーーーーーーーーーー‼️』
【狼男】に殴られ続けた氷河。
【狼男】は氷河の右足を掴んだまま、グルグルと360度回転した後、地面に叩き付けられた。
ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
『(お兄ちゃん‼️……いつも…………戦わせてしまって
…………御……免…………ね…………………)』
氷河は余程悔しかったのか、大粒の涙を流しながら、大号泣した。
『(御……免…………ね……………………)』
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
〖痛いだろッ❗……《ジョセフ・バレンタイン》は大ダメージを受けた‼️
君が《ジョセフ・バレンタイン》を見殺しにしたんだッ❗
……《氷河龍》‼️〗
ドンドンッ❗……ドンドンッ❗……ドンドンッ❗……
ドンドンッ❗……ドンドンッ❗……ドンドンッ❗……
「もういい辞めてくれ‼️……龍が死んでしまう‼️
私から《氷河龍》を奪わないで下さい‼️
お願いします‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ」
《ラファエル》は不機嫌な表情をして、下僕を見る様な冷たい視線で、見下ろしている。
〖お前はまだ分からないのか❓〗
「❓……何の事ですか❓(・_・?)」
《ラファエル》は《ジョセフ・バレンタイン》を指で差した。
〖お前は《氷河龍》を甘やかし過ぎだぞッ❗
甘やかす事が《愛情》では無い‼️〗
「❓………………」
《ラファエル》は《ジョセフ・バレンタイン》を呆れていた。
〖まだ分からないのか❓……このまま《氷河龍》を甘やかせば、【取り返しのつかない事】になるんだぞッ❗
時には厳しさが必要だッ❗《ジョセフ・バレンタイン》‼️
自分で自分を守れないなら、【闇堕ち】は時間の問題だって事だよッ❗
今回は【雑魚モンスター】ではなく、【上級悪魔】を召喚した‼️
これで勝てなければ………………………………〗
バキンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
《ラファエル》は右頬を殴られた後、遠くへ飛ばされ、壁に激突した。
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
「いい加減しろッ❗……《氷河龍》はまだ子供だぞッ❗
勝手に《奇跡の子供》❓……《神の子供》❓
知った事かッ❗
貴様らがやっている事は、子供に対する摂関をしているだけだ‼️
どんだけ《氷河龍》を苦しめたら、気が済むのだ‼️
クソ神々共め‼️……(☄◣ω◢)☄」
《ラファエル》を殴ったのは、新の力に覚醒した《ジョセフ・バレンタイン》の姿でした。
〖‼️……《ジョセフ・バレンタイン》❓……お前……
お前……覚醒の片鱗を見せたかッ❗〗
《ラファエル》は殴られた右頬をさすりながら、ゆっくりと立ち上がった。
《ジョセフ・バレンタイン》は大激怒。
怒りが収まらなかった。
「《ラファエル》‼️……あんたを見損なったよッ❗
あんたも最高神《ZEUS》と同じなんだな‼️
か弱い子供を痛ぶって面白いのか❓……あゝ(#º言º)」
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
《ジョセフ・バレンタイン》は青色のオーラに包まれていた。
今迄の力とは違う、正義の光が輝いている、温かいオーラを感じ取った《ラファエル》は、大笑いしていた。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
〖ぺッ❗……まさかな❓……君が先に【到達点】の片鱗を見せるとは思わなかったよ‼️……("⌒∇⌒")
その力を待っていたんだよッ❗……《ジョセフ・バレンタイン》‼️〗
「《氷河龍》を返して貰うぞ‼️」
〖ダメだッ❗……それは出来ない相談だッ❗
いい所なんだッ❗……邪魔しないで頂きたい‼️〗
「邪魔するなッ❗……クソ神々‼️……(ꐦ°᷄д°᷅)」
先に動いたのは、《ジョセフ・バレンタイン》でした。
《ラファエル》と《ジョセフ・バレンタイン》が激しい殴り合いとなってしまった。
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
〖邪魔すんじゃないよッ❗……人間‼️……(╬ Ò﹏Ó)〗
バコンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
《ラファエル》の渾身の一撃が、《ジョセフ・バレンタイン》にHITした。
ピューーーーーーーーーーーーーーンッ❗……バコンッ❗
「グワッハッ❗……畜生‼️」
《ラファエル》は《ジョセフ・バレンタイン》が壁に激突した瞬間、《ジョセフ・バレンタイン》の身柄を押さえ込んだ。
ドシーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
〖邪魔するなッ❗……戯け者め‼️〗
「これは試練ではなく、ただの【処刑】だろ❓
《氷河龍》を殺させないからな‼️」
ギューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
〖さっきは良くも殴ってくれたなッ❗〗
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
《ラファエル》は《ジョセフ・バレンタイン》に強烈なパンチを加えた。
〖黙って見ていろッ❗……戯け者‼️〗
《ラファエル》に殴られ、倒れ込んだ《ジョセフ・バレンタイン》の首ねっこを、《ラファエル》が掴まえ、黄金の《パーフェクトcube》の中へ乱暴に押し込めた。
ピューーーーーーーーーーーーーンッ❗……ガチャンッ❗
〖今度は脱出不可能ッ❗……無限地獄の《パーフェクトcube》だ‼️〗
「(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァまた脱出してやる❗」
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
ビクともしない黄金の《パーフェクトcube》。
「テレポーテーションで脱出してやるぜ‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》はテレポーテーションで脱出したが、黄金の《パーフェクトcube》に阻まれ、脱出が出来なかった。
〖黙って見ておれッ❗……戯け者‼️〗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
氷河は既に意識が無くなっていた。
ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
〖ソコで大人しく見ていろッ❗〗
氷河は白目でとうに意識がなかった。
【狼男】は氷河に暴行を止めない。
〖やはりダメなのか❓……まだ発動しないのか❓
まだなのか❓……このままでは…………〗
《ラファエル》は冷や汗をかいて、戦況を見つめていた。
《ラファエル》の右手には、【戦闘中止】のボタンが直ぐ押せる様、待機していた。
〖(やはり無理なのか❓……この試練を乗り越えなければ、《氷河龍》に明日は無い‼️
闇の者に簡単に殺られる様では、遅かれ、早かれ、【闇堕ち】になり、完全な【死】が待っている‼️
君を助けたいんだよッ❗……私は《氷河龍》を助けたいんだよッ❗)〗
《ジョセフ・バレンタイン》は《ラファエル》の心を読んで、真相部分を読取り成功した。
「(《氷河龍》を助けたい気持ちに嘘はなかった‼️
何故❓……《氷河龍》の試練は過酷なのだろうか❓
理解に苦しむね‼️……(ꐦ°᷄д°᷅))」
〖ダメなのか❓……〗
ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
氷河は地面に叩きつけられた。
氷河は白目を向いたまま、ピクリとも動かなかった。
〖ダメかッ❗〗
《ラファエル》は諦めてしまった。
その頃……氷河は【死の境】を彷徨っていた。
氷河の《魂》はいつの間にか、真っ白な空間に堕ちて行った。
『………………………………』
氷河は痛みも感じない、安らかな【死】が訪れ様としていた。
『俺は…………死んだのかな❓(・_・?)』
…………………死んでないよッ❗…………………
『誰❓……君は誰❓(・_・?)』
………僕が………ここへ……呼んだんだよッ❗…………
『俺を呼んだ君は…………』
氷河の魂の前に、人影が少しずつ近付いてゆく。
人影の顔は口しか無い、真っ白な人影でした。
人影のオーラは恐ろしい物では無い、温かなオーラで全身を覆っていた。
光のオーラで全身を覆っていた《光の人影》。
……………………僕はねッ❗………君を死なせたく無いから、ここへ呼んだんだよッ❗…………
氷河は大粒の涙をながしながら、本音をぶつけた。
『俺は【疫病神】なんだよッ❗……俺は生きる価値の無い、ただの生ゴミなんだ‼️……。゜(゜´Д`゜)゜。』
《光の人影》は氷河を優しく抱き締めた。
…………君は生きる価値あるんだッ❗……ダメだよッ❗
君には僕の分迄、生きて欲しいんだ‼️
僕の名は《────────》……《ラファエル》さんに伝えて欲しいんだッ❗
あのねッ❗……《────────────────────》を伝えて欲しい‼️
僕は怨んでいない事を、《ラファエル》さんに伝えてくれるかい❓
『俺でいいの❓……俺は…………』
《光の人影》は氷河の口に、右人差し指を押さえた。
…………君じゃなければ……ダメなんだッ❗…………
氷河は《光の人影》に優しく抱き締められた時、全身の痛みが消えてしまった。
《光の人影》は氷河に《生きる力》を与えた。
…………君は1人ぼっちじゃないッ❗……僕が居るよッ❗
僕も協力するからッ❗……頑張って‼️
さぁ~‼️……目覚めるんだッ❗
《氷河龍》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
《ラファエル》の元へ帰りなさい‼️……《奇跡の子供》‼️
…………君には《神の力》があるのだからッ❗……
白目を向いていた氷河が、ゆっくりと立ち上がった。
〈なんだッ❗……死んだんじゃなかったのかッ❗
だったら…………ブッ殺してやるぜ‼️〉
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
【狼男】は無防備の氷河に目掛けて、強烈なパンチ応酬したが、氷河の目の前に頑丈なバリアが張られていた。
〈そんなバカな…………〉
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
【狼男】は両腕でヤケクソで、氷河を殴っていたが、氷河のバリアを破壊する事が出来なかった。
〈そんな…………そんな…………バカなッ❗〉
『何かしたか❓』
ピョンッ❗
後ろに下がった【狼男】。
〈なんだコイツッ❗……雰囲気が変わった‼️〉
シュッ❗……バコーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
氷河は光の速度より速いスピードで、【狼男】の腹に重いパンチを食らわせた。
〈ガガガオオオオォォーーーーーーーーーーーーーーッ❗
バカなッ❗……そんなバカな❗……ゴホゴホッ❗〉
血反吐を吐きながら、驚いている【狼男】。
氷河は再び、攻撃する。
氷河は【狼男】の右腕を掴んだ途端…………。
シャキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗
右腕が…………右腕が…………切れた❓〉
氷河は切り取った右腕を放り投げた。
〈このクソガキが‼️〉
【狼男】は右腕が再生が出来ず、左腕で氷河を攻撃したが、氷河が消えていた。
〈何処だ❓……何処にいる❓〉
氷河は空中へ飛んで、【狼男】の攻撃を意図も簡単に避けていた。
《ラファエル》は氷河の爆発的な変化に、喜びを噛み締めていた。
氷河は右腕を光の刃に替えて、【狼男】の左腕を切り落とした。
シャキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉
『消えろッ❗』
氷河は【狼男】の目の前に現れ、【狼男】の顔を右手で触った途端…………。
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉
【狼男】が全身……《光の炎》に包まれ、酷く苦しんでいた。
《光の炎》に燃えている【狼男】は、氷河に襲いかかった。
〈き…………貴様‼️……〉
『死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️』
氷河は《光の玉》で【狼男】を攻撃。
バキューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!
【狼男】の腹に大きな大穴が開いていた。
〈クソガキの分際で…………〉
『よくもボコボコに殴ってくれたなッ❗
たっぷりと返してやるぜ‼️』
【狼男】を中心に、《光の炎》が突風となり、【狼男】を焼き付くす。
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉
ボロボロッ❗
【狼男】は《光の炎》に焼かれ、炭となり、消えてしまいました。
残された氷河はフラフラしながら、後ろへ倒れようとした時、《ラファエル》が優しく受け止めた。
氷河の両瞳は《七色》に光っていた。
〖《氷河龍》‼️……よくぞッ❗……《四大天使の力》の片鱗を覚醒が出来たなッ❗
良く頑張ったな‼️……エライぞッ❗……《氷河龍》‼️〗
ピューーーーーーーーーーーーーンッ❗……ポチャンッ❗
〖《God Recovery》〗
氷河を完全回復させた《ラファエル》。
《ラファエル》の目には涙が光っていた。
〖よくぞッ❗……試練を乗り越えた‼️……(╥﹏╥)〗
『俺だけの力ではありませんッ❗……───が協力してくれたから、勝てたんです‼️』
〖‼️……今何と言ったんだ❓(・_・?)〗
『────が《ラファエル》さんを怨んでいないと言ってたよッ❗……( ☆∀☆)
────がねッ❗……コソコソッ❗』
氷河が《ラファエル》の右耳に、耳打ちでコソコソ話を伝えた瞬間、《ラファエル》は大号泣した。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
《ラファエル》は氷河を抱き抱えながら、コクリ…コクリと頷いていた。
〖あの子が力を貸してくれたんだねッ❗……有難う‼️〗
有難う‼️……有難う‼️………有難う‼️
。・゜・(ノ∀`)・゜・。〗
氷河は《光の人影》の正体を《ラファエル》に問いただした。
『( ・ω・)∩シツモーン‼️……《ラファエル》‼️……《光の人影》の正体は誰だったのですか❓』
《ラファエル》は涙を拭いて、質問にの答えた。
〖《氷河龍》‼️……《光の人影》の正体は1000年以上前の《奇跡の子供》です‼️……(*´・ω・`)b〗
『やはり…………そうか…………』
氷河は《光の人影》の正体は薄々分かっていた。
《光の人影》が全ての記憶を、《氷河龍》に伝授したからだった。
《光の人影》の悔しい気持ちと《ラファエル》の期待に応える事が、出来なかった悔しさが痛い程、《氷河龍》の魂に刻まれたからだ。
《光の人影》の無念の想いと悲しい想いが交差する。
…………《ラファエル》を許してあげてねッ❗
頼んだよッ❗……未来の《奇跡の子供》‼️…………
氷河は《光の人影》の伝言の全てを、《ラファエル》に伝えた。
氷河は満面な笑みで、《ラファエル》に伝えた。
『【第2難関】は合格ですか❓』
〖試練は合格です‼️〗
氷河は《ラファエル》にお姫様抱っこされた。
〖《氷河龍》‼️……頑張ったな‼️〗
氷河は涙を貯めながら安堵したのか、疲れて眠ってしまいました。
それを見ていた《ジョセフ・バレンタイン》は、黄金の《パーフェクトcube》の中で、大粒の涙を流しながら、《氷河龍》の生還に喜んでいました。
「良く頑張ったな‼️……エライぞッ❗
流石……私の弟だ‼️
最高の弟……《氷河龍》ーーーーーーーーーーーーだ‼️
自慢の弟だッ❗……。・゜・(ノД`)・゜・。」
《氷河龍》は、苦戦しながらも、何とか【第2難関】を突破しました。
《ジョセフ・バレンタイン》は居残り《猛特訓》となりました。
《ラファエル》は愛おしいそうに、《氷河龍》を優しく抱き締めるのでした。




