氷河龍の轍13……中学1年生。②
■1年生………正の数・負の数
文字を用いた式
一元一次方程式
平面図形
空間図形
比例・反比例
データの分布
確率
☆《氷河龍》身長:166.1cm 体重:58.3kg。満13歳。
☆《ダイヤモンド・ネックレス》:2.5cm。
☆《神々ブレスレット》:24%
氷河は窓際席で[鶴神神矢]は、一番後ろの真ん中に陣取っていた。
[鶴神神矢]には取り巻きがいて、手下が数人いた。
[鶴神神矢]は氷河を不気味な笑いをしながら、睨みつけていた。
『(¬_¬)ギロリッ❗……失せろッ❗……クズが‼️』
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
〈氷河君ッ❗……どうしたんですか❓(・_・?)〉
『鏡を見た事が無い奴が、イケメンズラしているので可笑しくって、つい笑ってしまいましたよ‼️』
ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィーーーーーーーーーーーーーー!‼
教師を含め、全クラスメイトが氷りついた。
氷河と[鶴神神矢]の間には、見えない火花がぶつかっていた。
「また龍の悪い癖が出たなッ❗……相手を煽るなと言ったのに、後でお仕置きだなッ❗……全くも~‼️
ハァーーーーーーーッ❗……(ーдー)……バカ龍が‼️」
《ジョセフ・バレンタイン》は深くため息をついた。
大激怒している「鶴神神矢」は、《氷河龍》にターゲットを絞った。
[(《氷河龍》‼️……貴様の様な貧乏人には、《星々学園》から出て行って貰うぞッ❗
どんな汚ない手を使っても、妹を泣かした貴様は【万死】に値するッ❗……覚悟しろッ❗
《氷河龍》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️)]
氷河には[鶴神神矢]は眼中になかった。
氷河の頭の中は、【バスケ部活】の事で頭が一杯だった。
放課後、【バスケ部活】で氷河は、【タカ】【シン】と再会し、バスケの練習に励んでいた。
前と変わったのは、生徒の女子達が大勢駆け付けて、体育館が満員となってしまった。
女子達のお目当ては、【タカ】【シン】【龍】の【黄金の龍】を見たさに、駆け付けて大応援をしていた。
[あれは何だ❓……❓(・_・?)]
〈有名な【黄金の龍】チームです‼️……彼らの活躍のお陰で、徐々に強くなっているのですッ❗……先輩‼️〉
ジューーーーーーッ❗
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉
[鶴神神矢]はタバコをプカプカと吸った後、手下の手の平に、タバコを押し付けた。
〈おいッ❗……やりすぎだッ❗……[鶴神]‼️〉
[鶴神]のいつもつるんでる3人の中の1人が、叱咤した。
[誰がしゃべっていいと言ったんだッ❗
ああぁ~んッ❗……ふざけてるのか❓……殺すぞッ❗
アイツがいるッ❗……いい事思いついちゃった‼️]
〈(また悪巧みか❓……幼稚だなッ❗……[鶴神]‼️)〉
[鶴神]は不気味な笑いをしながら、悪巧みをしていた。
〈じゃあ~ッ❗……またなッ❗〉
〈一緒に頑張ろうなッ❗……龍‼️……'`,、('∀`) '`,、〉
『当たり前だ‼️……【シン】【タカ】と俺達が居れば、《無敵》だぜ‼️……(*>∇<)ノ』
氷河は《ガッツポーズ》をとった。
【シン】【タカ】も同じく、《ガッツポーズ》をとって、仲間意識をシンクロさせた。
『負ける気がしない‼️……(((*≧艸≦)ププッ』
〈当たり前だッ❗……俺達は…………〉
〈【黄金の龍】なのだからな‼️……(*^▽^)/★*☆♪〉
バイバイッ❗……待たね‼️……(* ^ー゜)ノ
【黄金の龍】チーム達は、帰り道がバラバラだったので、現地で解散となりました。
氷河が帰宅中、氷河と同じ制服を着た男子生徒の1人が、3人組の半グレに、カツアゲされている現場を目撃してしまった。
男子生徒は半グレの1人に首を掴まれたまま、電柱に押し付けられ、大粒の涙を流しながら、助けを求めていた。
〈た……助けて…………〉
氷河は地面にあった小石を蹴っ飛ばし、電柱にぶつけた。
カーーーーーーーーーーーーンッ❗
〈ああぁんッ❗……何だテメーは❓……(`_´メ)〉
〈何見てんだよッ❗……クソガキがッ❗〉
〈親分‼️……こいつ同じ制服みたいですぜッ❗〉
半グレの頭がジワジワと、氷河に近付いて来た。
〈タンマリ金を持ってそうだなッ❗……小僧‼️
俺今ッ❗…金欠なんだわッ❗…金貸してくれないかな❓
クソガキ‼️…金よこせ‼️……さっさとよこしなッ❗
グズ野郎が‼️…絞め殺すぞッ❗……コラー‼️(`_´メ)〉
『‼️……(☄◣ω◢)☄……イラッ❗』
氷河と睨み合いながら、クチャクチャガムを噛んでいる半グレの頭が、ゆっくりと氷河に接近して来た。
氷河は半グレの頭と、睨みあいしている。
〈金だせッ❗……クソガキが‼️〉
『ハァ~ッ❗……面倒臭いなッ❗……(ーдー)』
ドンッ❗
氷河は[鶴神神矢]のせいで、イラだっていた。
先に手を出したのは氷河でした。
氷河は半グレの頭の腹を鋭い蹴りで、蹴っ飛ばし、吹き飛んだ。
ドスンッ❗
蹴られた半グレは壁に激突した。
〈ううぅ………良くも…………やりやがったなッ❗
クソがッ❗……( ;゜皿゜)ノシ〉
〈親分に何するんだッ❗……この野郎が‼️〉
半グレの1人が、氷河を狙ってぶん殴ろうとしていた。
氷河は殴りかかって来た半グレの腕を掴み、背負い投げで投げ飛ばした。
ドスンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
〈い……痛い…………〉
〈このクソガキ‼️……舐めやがってッ❗〉
半グレの最後の1人が、ナイフを持って、氷河を脅した。
〈舐めやがってッ❗ブッ殺してやるッ❗クソガキが‼️〉
シャキーーーーーーーーーーーーーンッ❗
相手が凶器のナイフで脅されても、魚籠ともしなかった。
『俺を舐めるなッ❗』
シュッ❗……バキンーーーーーーーーーーーーーーッ❗
氷河は重い回し蹴りで、半グレの顔を蹴っ飛ばした。
氷河が半グレ達を始末した時間は、たった3分の出来事でした。
氷河はぶっ倒れている半グレ達に、【殺気】を出して威嚇した。
『2度と俺の学校生徒に対し、危害を加えてみろッ❗
次は頭をカチ割るぞッ❗……ブッ殺してやるからな‼️
覚悟しろッ❗……クズ野郎共‼️……(☄◣ω◢)☄』
ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィーーーーーーーーーーーーーーー!
〈済みませんでした‼️……!!ヽ(゜д゜ヽ)(ノ゜д゜)ノ!!〉
半グレ達はぶっ倒れている連中を連れて、さっさと立ち去りました。
〈アイツは強すぎるッ❗〉
〈関わるのは辞めましょう‼️……親分‼️( ´;゜;∀;゜;)〉
〈アイツはヤバ過ぎるでヤンス‼️……( ;-`д´-)〉
氷河は電柱に押し付けられていた少年に近付いて行く。
『お前さッ❗……弱すぎだから、舐められるんだよ‼️
しっかりしろッ❗……もっと強くなれ‼️』
〈助けてくれてありがとう‼️……お名前は…………〉
『名乗る名前はね~よッ❗……気を付けるんだぞッ❗
小僧‼️……( ͡o ͜ʖ ͡o)』
氷河はスタスタと帰って行った。
残された少年は唖然している。
〈(カッコイイな‼️♡…………♡(〃´ω`〃)♡)〉
〈(超ビック3の1人《氷河龍》さんに間違い無い‼️
ありがとう‼️♡……《氷河龍》さん‼️……( 〃▽〃)〉
カツアゲされていた少年は、氷河に感謝していた。
カツアゲされていた少年は、《氷河龍》に助けられたキッカケで、《警察官》となり、人々達を守る《正義のヒーロー》となるのでした。
氷河は背中に、通学バックを背負い、歩いていた。
『夕飯の母さんの手料理は何かな❓……ハンバーグ❓
カツ丼❓……母さんが作る料理は何でも美味しいから、何でもいいやッ❗……♡(〃´ω`〃)♡』
氷河は夕飯の事しか頭になかった。
久々に習い事もなく、自由な時間をどう過ごそうか、ワクワクが止まらなかった。
『こう言う時は……………………』
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》にテレパシーを送った。
…………お兄ちゃん‼️……また《特別プライベート》へ行ってもいい❓……❓(・_・?)…………
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河のテレパシーを感知した。
…………もう少し待ってくれッ❗……後少しで仕事が終わるから、それ迄、待ってくれるか❓……龍‼️……
……OK‼️♡……待ってるねッ❗……お兄ちゃん‼️……
…………30分後、公園でおち逢おう‼️……………
…………了解‼️……( v^-゜)♪…………
氷河は宿題をサクッと終わらせた後、出掛ける用意をしていた。
〖今から出掛けるの❓(・_・?)〗
『ちょっとお兄ちゃんと遊んでくるねッ❗
大丈夫だよッ❗……母さん‼️』
〖気を付けてねッ❗……龍‼️……( 〃▽〃)〗
氷河は元気で、公園へ出掛けました。
ギーーーーーーーーコッ❗……ギーーーーーーーーコッ❗
ブランコに乗りながら、《ジョセフ・バレンタイン》を待っていた。
…………龍‼️……待たせたなッ❗………………
「準備出来てるぞッ❗……龍‼️……行こうかッ❗……」
『はいッ❗……( ≧∀≦)ノ』
シュッ❗
《特別プライベート》にやって来た氷河は、クルクル回りながら、《宇宙遊泳》を楽しんでいました。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
氷河は嫌な事が一瞬で忘れられた。
「私も長時間、持続出来る様、《AAAサイキック》の力を、パワーアップさせねばなるまいなッ❗
頑張るぞッ❗……オッス‼️……ヾ(●゜▽゜●)♡」
《ジョセフ・バレンタイン》は能力向上に意欲を見せた。
《ジョセフ・バレンタイン》は《宇宙空間》を漂っていた。
「(龍と一瞬にいる時が幸せだ‼️…(((*≧艸≦)ププッ‼)」
氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は、《宇宙遊泳》を時間の許す限り、楽しんでいた。
氷河はバスケの練習に熱心でした。
《黄金の龍》【シン】【タカ】【龍】の3人は、いつも通りに練習していました。
ガラガラ……バタンッ❗
体育館に上下真っ黒なユニホームを着た団体が入って来た。
『誰❓(・_・?)』
〈何だ❓……アイツら❓(・_・?)〉
〈‼️……何だコイツら❓(・_・?)〉
…………お前らが例の《黄金の龍》か❓………………
………さっさと出て行け‼️………………
『何だよッ❗……アイツら❓(・_・?)』
《黄金の龍》を追い出された。
【シン】【タカ】は文句を言わずに、氷河と別れた。
氷河が帰宅中、目の前に突然、7人の男達が姿を現し、道を塞いだ。
7人の男達は【殺気】を出し、《氷河龍》を殺す気満々でした。
『‼️……ああぁん❓……何だお前らは❓(・_・?)』
〈貴様が《氷河龍》か❓……ちっと面かしなッ❗〉
『何すんだよッ❗……離せよッ❗……離せってばッ❗』
氷河は7人の男達にとっさに、身動きを封じられ、抑えられてしまった。
逃げる隙を与えない7人の男達。
〈逃げるなよッ❗……すぐ終わるから‼️〉
……ヘイヘイヘイへーーーーーーイッ❗…待てよッ❗…
シュッ❗
氷河と7人の男達は別な場所へ瞬間移動した。
瞬間移動先は人里離れた森。
7人の男達は慌てて武器を装備し、いつでも射撃出来る体制を取った。
7人の男達の1人は、機関銃を氷河の顔に照準を向けて威嚇した。
カチャッ❗……出て来い‼️……(#`皿´)
謎の声が木霊する。
…………プロの傭兵が7人係りで、1人の少年を殺害しようとは、地に堕ちたなッ❗……【Black bulldog】‼️
プロの傭兵もただの殺し屋集団って訳かッ❗……おいッ❗
戦争屋が聞いて呆れるぜッ‼️…………
〈何者だッ❗……テメーは❓……(ꐦ°᷄д°᷅)〉
「貴様らに名乗る名前は無いわ‼️……(☄◣ω◢)☄」
人影が空から、ゆっくりと降りて来て、地面に浮いたまま、停止していた。
『‼️……(お兄ちゃん‼️……助けて‼️)』
氷河は口を塞がれ、身動きが取れない。
「(待ってろッ❗……龍‼️……(; ・`д・´))」
人影の正体は《ジョセフ・バレンタイン》だった。
《ジョセフ・バレンタイン》は空中を浮いたまま、【Black bulldog】を鋭く睨んだ瞬間…………。
シュッ❗……ドスーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
氷河を捕まえていた傭兵の腹を蹴っ飛ばし、氷河を取り戻した。
氷河は一瞬目を瞑ってしまったが、何故か怖くなかった。
氷河はゆっくりと目を開けるとそこには、《ジョセフ・バレンタイン》にお姫様抱っこされている姿でした。
『助けてくれて有難う‼️……お兄ちゃん‼️……(灬ºωº灬)
お兄ちゃん‼️……恥ずかしいから下ろしてッ❗,,Ծ‸Ծ,,』
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河をゆっくりと下ろした。
『俺も戦うぞッ❗』
「ダメだッ❗……相手は【プロの殺し屋】だッ❗
私が相手するから、私の背中に隠れて下さい‼️」
〈誰だ貴様はッ❗……折角の獲物を奪いやがって、そのガキには、多額の報酬がかかっているんだよ‼️
邪魔するなッ❗……貴様を蜂の巣にしてやるからなッ❗(#゜Д゜)ノ〉
《ジョセフ・バレンタイン》の目付きが変わった。
「ほほぅ~‼️……私を殺すと申すのか❓……(ꐦ°᷄д°᷅)
何年ぶりだろうな❓こんな不愉快な事を言われたのは❓」
シャキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
コロッ❗……コロッ❗……バタンッ❗……バタンッ❗
光が走った瞬間、傭兵の2人がクビを刎ねられ、地面に倒れていた。
《ジョセフ・バレンタイン》は右手に媚びれついた血を、ペロリッと舐めて、不吉な笑みを浮かべていた。
〈いきなり何やりやがったんだッ❗……この野郎‼️〉
〈一瞬で…………殺しやがったッ❗〉
〈まさか…………まさか…………あの……有名な【暗殺者集団】【デストロイ】か❓…そうなのか❓
((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル〉
「だったらどうする❓」
〈ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィーーーーーーーーーーーーー!!〉
「後……5人だなッ❗…………【デストロイ】の名を口にしたらどうなるか、分かってるよな‼️……(#・∀・)」
〈済みませんッ❗……済みませんッ❗……どうか……命だけは助けて下さい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〉
《ジョセフ・バレンタイン》は傭兵達の心を読んだ。
「(‼️……[鶴神神矢]かッ❗……ふざけた真似しやがって、後でたっぷりとお仕置きしてやる‼️)
私の大切な家族を殺そうとする等、言語道断‼️
【万死】に値するッ❗……死ねッ❗……クズ野郎共‼️」
シュッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は右腕で左から右へ横の線を書いた途端、傭兵全員が姿を消した。
《ジョセフ・バレンタイン》に飛ばされた傭兵達部隊は、某アマゾン森林地帯の山奧にある、【オオアリ】の巣に一斉に落とされた。
落下して来た傭兵のせいで、【オオアリ】の巣が破壊され、【オオアリ】は大激怒。
【オオアリ】の巣からは大量の【オオアリ】が集団で、傭兵達に襲いかかって来た。
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗
グボッグボッ❗……グボッグボッッ❗〉
〈助けて……グボッグボッグボッ❗〉
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉
〈グボッグボッグボッ❗……〉
ジタバタして、最後の抵抗している傭兵集団。
傭兵達の口の中に大量の【オオアリ】が止めどなく、入り続けていた。
【オオアリ】は餌の弱点である場所を徹底的に食いつくす。
人間の場合、心臓と脳を食い破り、死亡させた後、【オオアリ】の巣へ引き摺り込む想定される。
内臓を食い破られ、面玉から【オオアリ】が大量に出て来た。
傭兵達は身体中、【オオアリ】に食われ続け、ゆっくりと時間を掛けて、【オオアリ】の餌食となってしまいました。
【オオアリ】は肉食で、肉食なら何でも食べる恐ろしい生き物。
【オオアリ】の獰猛さは世界一。
傭兵達の口に大量の【オオアリ】が入り、内臓を食い破りながら、全身を食べてゆく。
身体全体を【オオアリ】に包まれたら【オオアリ】の巣の中に引き摺り困れて死ぬ。
骨も残らない、獰猛な肉食昆虫【オオアリ】。
【オオアリ】の巣には、7人の傭兵達が頭に突き刺さったまま、立っていた。
まるで【墓石】の様だった。
ガリガリッ❗……ゴリゴリッ❗……グシャグシャッ❗
ボリボリッ❗……ボキボキッ❗……ギリギリッ❗……
【オオアリ】の巣には、人間を食べられてる【咀嚼音】が、永遠と聞こえて来た。
ガリガリッ❗……ゴリゴリッ❗……グシャグシャッ❗
ボリボリッ❗……ボキボキッ❗……ギリギリッ❗……
傭兵集団の死体は徐々にジワジワと【オオアリ】の巣へ飲み込まれてゆく。
口と鼻に入られたら最後、【オオアリ】の餌となるだろう。
傭兵集団達の【咀嚼音】は長い時間、消える事はなかった。
ガリガリッ❗……ゴリゴリッ❗……グシャグシャッ❗
ボリボリッ❗……ボキボキッ❗……ギリギリッ❗……
傭兵集団達から氷河を救い出した《ジョセフ・バレンタイン》は、氷河の頭を優しく撫でてから安堵しました。
「間に合って良かったです‼️……ヾ(●゜▽゜●)♡」
『助けてくれて有難う‼️……( 〃▽〃)』
「帰りましょうか❓……龍‼️……( ͡o ͜ʖ ͡o)」
『あの悪い奴らはどうなったの❓』
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》に聞いた。
心を覗いたが、真相は分からなかった。
「何の事かなッ❓…(*ゝω・)ノ」
『惚けないで、教えてよッ❗』
「知ーーーーーーらない‼️……(*>∀<*)ノ」
『意地悪だなッ❗…お兄ちゃんは‼️…ヾ(*`⌒´*)ノ』
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は仲良く、家に帰りました。
週末……《ジョセフ・バレンタイン》邸に、氷河がお土産を持って現れた。
ピンポンッ❗
「はい……………………」
『こんにちわッ❗……お兄ちゃん‼️……( ≧∀≦)ノ』
「ゲッ❗……( ゜ロ゜)!!」
『今、ゲッ( ゜ロ゜)!!と言った‼️』
「何で❓……ここが分かったんだ❓」
『西園寺理事長叔父ちゃんから、住所を教えてくれたんだよッ❗
お兄ちゃんの家に遊びに来たんだ‼️……(#^.^#)』
「分かったッ❗……ちょっと待ってろ‼️」
ガタガタッ❗……ドタバタッ❗……痛い‼️……
『♡(〃´ω`〃)♡……(’-’*)♪……( ゜д゜)ポカーン』
ガチャンッ❗……ドスンッ❗……バタンッ❗……
ゴンッ❗……ドスンッ❗…バタンッ❗…ドスンッ❗
『エエッ❗……Σ(Д゜;/)/』
ガチャンッ❗……ドスンッ❗……バタンッ❗……
ゴンッ❗……ドスンッ❗…バタンッ❗…ドスンッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》邸から、物凄い音が鳴り響きました。
『( ̄□ ̄;)!!…………来てマズかったかなッ❗』
氷河はドン引きしている。
《ジョセフ・バレンタイン》邸から漸く、静かになりました。
カチャッ❗……キィーーーーーーッ❗
「ようこそッ❗……いらっしゃいッ❗……龍‼️
(⌒‐⌒)」
《ジョセフ・バレンタイン》邸の玄関扉が開いた。
氷河が《ジョセフ・バレンタイン》邸に入ると、玄関先に《軌道戦士ガンダムの赤い彗星MS》が飾っていた。
氷河は勝手に奥の部屋を開けると、急いで片付けた後が残されていた。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
「何で勝手に開けるんだッ❗……( ̄□ ̄;)!!」
バターーーーーーーーーーーーンッ❗
《ジョセフ・バレンタイン》は急いで扉を閉めた。
クスクスッ❗……クスクスッ❗……クスクスッ❗
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
氷河は大爆笑していた。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
「笑うなッ❗……(*;゜;艸;゜;)」
《ジョセフ・バレンタイン》は赤面していた。
氷河は笑いのツボに入ってしまい、笑いが止まらなかった。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
「何しに来たんだよッ❗……龍‼️……(ꐦ°᷄д°᷅)」
《ジョセフ・バレンタイン》は機嫌が悪かった。
『奥の部屋で見た事は《秘密》にしておくからッ❗
安心してお兄ちゃん‼️……(*ˇωˇ*人)』
《ジョセフ・バレンタイン》は膨れて怒っていた。
「絶対に秘密だぞッ❗……龍‼️……(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)」
《ジョセフ・バレンタイン》邸は静かで、部屋の模様替えはヒットマンの部屋だった。
部屋中、何か隠されてる秘密道具ばかりが置いてあって、氷河にとってワクワクが止まらない《ジョセフ・バレンタイン》邸でした。
『お兄ちゃん‼️……助けてくれたお礼にいい物を持って来たよッ❗』
氷河夫婦が氷河を助けてくれたお礼に、《ジョセフ・バレンタイン》が大好物の《マスクメロン》2個を、氷河に持たせた。
『お兄ちゃん‼️…一緒に食べよう‼️…♡(〃´ω`〃)♡』
氷河はキッチンへ行くと、全く使っていないのか、とても綺麗でした。
『お兄ちゃん❓……料理しないの❓(・_・?)』
「私は料理は苦手です‼️……(*´・ω・`)b」
『お兄ちゃん❓……包丁は何処にあるの❓』
「ここだよッ❗」
《ジョセフ・バレンタイン》の部屋には至る所に、武器やナイフを仕込んであった。
隠してあったサバイバルナイフを、氷河に手渡した。
シャキーーーーーーーーーーーンッ❗……パカッ❗
氷河は《マスクメロン》を真っ二つにした後、真ん中の種をくり抜き、生クリームをたっぷりとかけました。
『出来上がり‼️……(՞˶・֊・˶՞)
お兄ちゃん‼️……《マスクメロン》を召し上がれ‼️
俺の命を助けてくれたお礼だよッ❗
沢山食べてねッ❗……お兄ちゃんの誕生日の時、俺が《マスクメロン》と《誕生日ケーキ》をプレゼントするからね‼️……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄
お兄ちゃんの誕生日はいつなの❓(・_・?)』
《ジョセフ・バレンタイン》は2度見した。
絶品高級の《マスクメロン》が半分を生クリームにのせて食べる等、贅沢な食べ方に思わず、スマホで写真撮影してしまう程、《ジョセフ・バレンタイン》はメチャクチャ嬉しかった。⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄
パシャッ❗
「本当に食べていいのか❓」
『はいッ❗……スップンで食べて‼️
いらないなら、俺が食べるけど…………』
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》分の《マスクメロン》を奪おうとした時、《ジョセフ・バレンタイン》の本音が出た。
「ダメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
私の《マスクメロン》だ‼️…ヽ(`Д´)ノプンプン」
氷河から《マスクメロン》を奪い返した《ジョセフ・バレンタイン》。
《ジョセフ・バレンタイン》はスップンを片手に《マスクメロン》を掬い上げてから、口の中に入れた途端、満面な笑みで微笑んでいた。
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》が《マスクメロン》を食べてる時、無邪気な子供の様な満面な笑顔で微笑んでいた事を、早苗から耳打ちされていた。
『(母さんの言っていた事は本当だったッ❗
これが本来の《ジョセフ・バレンタイン》の素顔だって事を、本人は気づいていない‼️
これは氷河家だけの《秘密》にしておこう‼️)』
パクッ❗……旨い‼️♡……パクッ❗…旨すぎる‼️
氷河は幸せそうに食べている《ジョセフ・バレンタイン》が、大好きになりました。
『(いつも俺を守ってくれて有難う‼️…お兄ちゃん‼️)
お兄ちゃん‼️……有難う‼️……(՞˶・֊・˶՞)』
《ジョセフ・バレンタイン》は照れていた。
「たいした事はしてないからッ❗……龍を《死守》するのが、俺の役目だから気にしなくていいぞ‼️」
氷河は突然、立ち上がり、《ジョセフ・バレンタイン》の背後から抱き付いた。
『有難う‼️……お兄ちゃん‼️……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄』
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》に、心から感謝を伝えました。
「(みんなに愛されるのは悪くない‼️…(՞˶・֊・˶՞)
これが《兄弟の絆》なのですねッ❗(*ˇωˇ*人))」
《ジョセフ・バレンタイン》は幸せを噛み締めていた。




