氷河龍の轍12……中学1年生。新学期①
■1年生…………正の数・負の数
文字を用いた式
一元一次方程式
平面図形
空間図形
比例・反比例
データの分布
確率
☆《氷河龍》身長:163cm 体重:57.2kg。満12歳。
☆《ダイヤモンド・ネックレス》:2.4cm。
☆《神々ブレスレット》:20%
氷河は無事に《中学》へ進学。
中学生のブレザー制服は、上下(水色)・立襟と襟(白)・ズボンの襟(白)。
《通学バック》は21㍑入る便利なバック。
《通学バック》には【Hoshiboshi-academy】と学校名が刻まれていた。
氷河はいつも通り、学校へ行った。
クラスルームに入ると、仲良しの【タカ】【シン】が同じクラスになった。
〈オッハ―ッ❗……氷河‼️〉
〈宜しくなッ❗……氷河‼️〉
『おはようッ❗……同じクラスになってラッキーだぜ‼️……こちらこそッ❗……宜しくねッ❗』
〈アイツらが調子乗せていいんですか❓〉
〈イケメンは我々の坊っちゃんに相応しい‼️〉
[理事長‼️……早速、クラス替えをしたまえッ❗
イケメンは僕だけで十分だろ❓……(#`皿´)]
〈しかし‼️……教員が考えた《クラス替え》なので、そんな簡単には…………( ´;゜;∀;゜;)〉
バンッ❗
[クラス替えしないと、お前をクビにするからなッ❗]
((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル…………
少年は理事長のデスクを思いっきり叩いて、脅した。
[アイツが居るんだよッ❗……アイツが…………
あの《氷河龍》が、俺の大事な妹の【鶴実】を泣かしたんだよッ❗……あのクソガキが‼️
《氷河龍》を絶体にブッ殺してやるからな‼️(#゜Д゜)]
《星々理事長》の椅子に座っていた少年が大声を出して、《星々理事長》を脅迫していた。
少年の名は[鶴神神矢]。
氷河と同じ新学年に編入して来た。
【鶴神グループ】の理事長の[鶴神鶴実の兄]。
【鶴神グループ】は《星々学園》創立メンバーの1人。
[鶴神神矢]は全国模試で1位。
黒髪のロングヘアー。右耳にピアスをしている。
瞳:茶色・モデルスタイルでイケメン美少年。
既に専属雑誌モデルをしている《星々学園》の目玉のタレントが、《星々学園》に編入した事で話題になっている。
………超売れっ子モデル。
性格は甘やかされて育った為、我儘と自己中の塊。
何でも思い通りにならないと気が済まない性格。
妹[鶴神鶴実]を溺愛している。カズコンである。
妹を泣かせた《氷河龍》を目の敵にしていた。
《黄金の龍》と言われる3人衆が集うのはメッタになく、大騒ぎとなってしまった。
それも学校一の超イケメン3人組が、1つのクラスに配属になった事で、学校では大問題になりました。
特に保護者からの反対の苦情が凄まじく、学校側は苦渋の決断で、【シン】【タカ】【龍】の3人組をバラバラに配属し直しました。
『エーーーーーーーーーーーーッ❗……そんなッ❗
【タカ】【シン】と一緒に、学校生活を楽しもうとしていたのに❗…………酷いよ‼️……( ・`ω・´)』
〈【龍】‼️……バスケの部活で逢えるから、そんなにガッカリするなッ❗〉
【シン】は冷静に答えていた。
〈そうだぞッ❗……【龍】‼️……ガッカリするなッ❗
バスケの部活で逢えるんじゃんかッ❗〉
『うんッ❗……そうだね‼️』
〈俺達《黄金の龍》の《絆》は誰にも切れないんだ‼️
だろ❓(・_・?)……《氷河龍》‼️……("⌒∇⌒")〉
『俺達《黄金の龍》の《絆》は、誰にも引き裂かれないんだ‼️…………。・゜・(ノ∀`)・゜・。』
氷河は少しだけ、涙ぐんでいた。
バシッ❗……〈しっかりしろッ❗……【龍】‼️〉
氷河の背中を思いっきり、ブッタのは【タカ】でした。
ナデナデッ❗……ナデナデッ❗
氷河の髪の毛を、優しく撫でてくれたのが【シン】でした。
〈すぐまた逢えるぜッ❗〉
〈後でなッ❗……【龍】‼️〉
『部活で逢おうぜッ❗』
【タカ】【シン】は別々のクラスに、配属になってしまいました。
氷河のクラスに、[鶴神神矢]が編入して来ました。
クラスメイトの女子達が、黄色悲鳴を上げていた。
女子の中には、失神する者迄、出てしまう始末。
氷河の時は小さな歓声が上がったのに対し、[鶴神神矢]がクラスに入って来た時、大歓声が上がった。
〈キャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉
〈嘘でしょッ❗……夢かしらッ❗……超イケメンの[鶴神神矢]様が編入して来たわ‼️♡
キャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
〈《氷河龍》君に続いて、超イケメンハンサムの[鶴神神矢]様と同じクラス‼️♡…死んでもいい‼️♡(〃´ω`〃)♡〉
『じゃあ~死ねばッ❗……煩い女‼️……(¬_¬)』
「龍‼️……相手に死ねば何て、言うんじゃない‼️
悪い奴だけにしなさい‼️……( ・`д・´)」
『御免なさい‼️……お兄ちゃん‼️…(*- -)(*_ _)ペコリ』
氷河は黙り混んでしまった。
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉
氷河は[鶴神神矢]を見て、冷たい視線で睨んでいた。
『(あいつの妹が、何の罪も無い《ミカリン》をボコボコに殴って、《瀕死の重傷》を負わせた敵だ‼️
顔を洗って待ってろッ❗…ボコボコにしてやるからなッ❗
ブッ殺してやる‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ)))』
氷河は心の中で、復讐心を燃やしていた。
氷河の【殺気】が出てしまい、周囲の生徒達は気絶してしまいました。
「アチャーッ❗…やっちゃったよッ❗……( ´;゜;∀;゜;)」
《ジョセフ・バレンタイン》は氷河に呆れていた。
「龍‼️……落ち着きなさいッ❗……ダメだよッ❗
善人に【殺気】を出してはダメ‼️……辞めなさい‼️」
遠くから見守っていた《ジョセフ・バレンタイン》が、インカムで氷河に指示した。
氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の鶴の一声に反応し、気持ちを落ち着かせた。
『(お兄ちゃん‼️……でも…………)』
「相手はザコッ❗……龍の敵ではありませんが、用心に越した事はありません‼️……油断しない様に‼️
【殺気】は悪い奴で殺したい相手のみ、使用して下さいね‼️……(*´・ω・`)b」
パチンッ❗
氷河の【殺気】で気絶した生徒と先生達を、《ジョセフ・バレンタイン》は一気に治した。
気絶した人達を起こした《ジョセフ・バレンタイン》。
『(ありがとう‼️……お兄ちゃん‼️)』
「(どういたしましてッ❗……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎)」
氷河は窓際席で[鶴神神矢]をシカトして、窓の外を見つめていた。
[‼️……シカトするとはいい度胸しているなッ❗
《氷河龍》‼️……舐めてるのか❓……(#`皿´)]
『さっさと席に座れよッ❗…バーーカ‼️'`,、('∀`) '`,、』
[私をバカ呼ばわりしたのは……お前が始めてだ‼️]
[鶴神神矢]は激怒して、《氷河龍》を鋭く睨んでいた。
氷河の中学の新学期は波乱の幕開けとなった。




