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処刑人ZERO  作者: 月未来
34/60

氷河龍の轍11……6年生。氷河《試練》

 氷河が勝手な行動で、習い事をズル休みしてしまった事が、氷河夫妻にバレてしまった。

キッカケは《ジョセフ・バレンタイン》が、ご丁寧に氷河夫妻に耳打ちしたからでした。



『お兄ちゃん‼️……告げ口したッ❗……酷いよ‼️』



コラーーーーーーーッ❗……龍ーーーーーーーーーッ❗


  輝が叱りつけた。



〖罰として、おやつを没収します‼️…((ヾ(≧皿≦メ)ノ))



 早苗は氷河のおやつを没収した。

氷河は氷河夫婦から、鬼の行相(ぎょしょう)で、氷河を睨みつけていた。



〖ズル休みは許さんぞ‼️……(ノ-_-)ノ~┻━┻〗



 輝は普段見せない怒った表情で、ちゃぶ台ひっくり返す勢いで、氷河を叱っていた。



『‼️……御免なさい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ

もうズル休みはしませんから許してよッ❗

父さん……母さん‼️……。・(つд`。)・。』



 氷河が半べそをかいていた。




しくしくッ❗……しくしくッ❗……。゜(゜´Д`゜)゜。




「(これは不味いぞッ❗……こんなに激しく、氷河を責めるつもりはなかったのだが‼️)


あの済みませんッ❗……氷河を叱るのはこの位にしましょうかッ❗……( >Д<;)


私にもズル休みさせてしまった責任がありますッ❗

叱るなら……私も叱って下さい‼️


本当に済みませんでした‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ」




 《ジョセフ・バレンタイン》は深く頭を下げて、氷河夫妻に謝りました。



しくしくッ❗……しくしくッ❗



『お兄ちゃん‼️………あり……が……………とう‼️』



 氷河は顔をグチャグチャに泣いていた。。・(つд`。)・



「龍の進級試験突破出来る様、私が責任持って【スパルタ教育】をやらせて頂きます‼️……( v^-゜)♪」



『ハァ~❓……嘘だろ❓……何を言い出すんだよッ❗

お兄ちゃんは‼️……Σ(Д゜;/)/』



 氷河は顔が引き摺っていた。



〖それは良い考えですねッ❗……大賛成ですッ❗〗



〖《ジョセフ・バレンタイン》さんが見張っていれば、サボれないから、安心して任せられますわ‼️〗



『ちょっと……父さんも母さんも、酷くない❓』




〖サボった龍が悪いぞッ❗……((( ̄へ ̄井)〗




 輝は《星々学園》からの通知を氷河に見せた。



〖《星々学園》からの【進級試験の追試の知らせ】が来ていたぞッ❗

これは一体‼️……どう言う事何だ❓……龍‼️〗



『それはですね…………'`,、('∀`) '`,、』



 氷河はうやむやな返事で誤魔化そうとした瞬間、輝の両目が光出し、右拳を天井に突き出し、左拳は腰に当てているポーズをとった。……( ☆∀☆)



龍ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



〖家訓を忘れたのかッ❗……龍‼️…((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗



 輝は《氷河家の家訓》を言い始めた。




〖【誤魔化すなッ❗…言い訳するなッ❗…嘘つくなッ❗


人を騙すなッ❗……人に迷惑をかけるなッ❗


1人で抱え込むなッ❗】……だよ‼️


もう忘れたのか❓……龍‼️……( ・`д・´)イラッ‼〗




 《ジョセフ・バレンタイン》は見事な《家訓》に感銘を受けた。



〖素晴らしいですねッ❗……これが《昭和》にあった《家訓》ですか❓……レトロな感じで素晴らしいですねッ❗

輝さん‼️……( ≧∀≦)ノ〗



〖だろ❓……アハハハハハーーーーーーーーーーーッ❗〗



『ハァ~(ーдー)……お兄ちゃんが父さん・母さんと同調してるッ❗……もう好きにして‼️』



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》が大笑いした。



『笑うなよッ❗……笑うなッ❗……(#`皿´)』



 氷河家はいつも通り、笑い声が聞こえて来た。







 数日後、ブルー色の長方形メガネを掛けた《ジョセフ・バレンタイン》が追試試験の為、スパルタ教育しに、氷河家にやって来た。



ピンポンッ❗




「オッホンッ❗……スパルタ教育に来ました‼️

《ジョセフ・バレンタイン》ですッ❗」



〖あらッ❗……こんにちわッ❗

《ジョセフ・バレンタイン》さん‼️……( 〃▽〃)


どうぞッ❗……入って下さい‼️

氷河が自分の部屋に、入って下さい‼️〗



「やあッ❗…龍‼️…元気かッ❗……\(^_^)(^_^)/」



『元気な訳が無いだろッ❗……(#・`ω・´)プンプン』



 氷河はとても不機嫌な顔して返事をしていた。

《ジョセフ・バレンタイン》はお構い無しで、話を進める。



「3時間、ビッチリ勉強するので、邪魔しないで下さいね‼️……(⌒‐⌒)」



〖❓……はい‼️……分かりました‼️

これから外出するので、宜しくお願いします‼️〗



 早苗は久々の【同窓会】へと出掛けて行った。



『母さん迄、そんな………………』



 《ジョセフ・バレンタイン》は、ビシビシと【指示棒】を手で軽く叩きながら、やる気満々でいた。

《ジョセフ・バレンタイン》が、自信満々なのは理由があった。






 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河家に行く前、3日前に《西園寺理事長》へ顔を出した。



シュッ❗



【❓……うん❓……君は…………】




「BOSS‼️………………」




【《ジョセフ・西園寺》‼️……((゜□゜;))】




パタパタッ❗……パタパタッ❗……ドスンッ❗




 《西園寺理事長》は猛ダッシュで、《ジョセフ・西園寺》を抱き締めた。



【良く戻って来たッ❗……《ジョセフ・西園寺》‼️

《氷河龍》ちゃんの命を助けてくれてありがとう‼️

感謝しますよッ❗……ありがとう‼️

。・゜・(ノД`)・゜・。


《ジョセフ・西園寺》‼️……戻ってくれて嬉しいぞ‼️

良く生きて戻ってくれたッ❗……心配したぞ‼️】




 《ジョセフ・バレンタイン》は下を向いて、躊躇っていた。



【どうした❓……《ジョセフ・西園寺》❓(・_・?)】



「。・(つд`。)・。……シクシクッ❗……私は…………」



 《西園寺理事長》は《ジョセフ・バレンタイン》の背中をトントンと、優しく叩いた。


【……………………言って御覧なさい‼️……( ´,_ゝ`)】



 《ジョセフ・バレンタイン》は全ての真実を《西園寺理事長》に告げた。

《西園寺理事長》は最初は戸惑っていたが、受け入れました。



【そうだったのかッ❗…辛かったね❗……痛かったね❗

苦しかったねッ❗……良く頑張ったね‼️……( ´,_ゝ`)】




ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗

。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。




 《ジョセフ・バレンタイン》は今迄溜まっていた感情が爆発し、四つん場_| ̄|○になって、大号泣しながら泣き崩れました。

 《西園寺理事長》は《ジョセフ・バレンタイン》の背中を優しく撫でていた。



【《ジョセフ・西園寺》のお陰で、《氷河龍》ちゃんが生きているんだよッ❗……感謝する‼️】



しくしくッ❗……しくしくッ❗



「私《ジョセフ・西園寺》は一度死にました‼️


生まれ変わり、《ジョセフ・バレンタイン》として生きて行こうと思っております‼️

大恩人の《西園寺理事長》に家族として迎えてくれた事には、感謝仕切れない《恩》があります‼️

《西園寺》の名を《西園寺理事長》に返納します。


《ジョセフ・バレンタイン》の名前に戻りますが、《西園寺理事長》に対しては今迄通り、私の家族として《死守》する事をお約束しますッ❗

それが私に出来る、最大限の《大恩人》対する《恩返し》だと考えております‼️


今迄、《西園寺》の名を与えてくれてありがとうございます‼️…《西園寺理事長》‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ」




 《西園寺理事長》は全てを受け入れ、《ジョセフ・バレンタイン》の肩を3回、軽く叩いた。



【例え、《ジョセフ・バレンタイン》の中の《西園寺》が消滅しようとも、《ジョセフ・バレンタイン》は私の大切な《家族》ですからッ❗…( ´_ゝ`)ゞ】




「BOSS‼️……ありがとう‼️……♡(〃´ω`〃)♡」




【《ジョセフ・バレンタイン》《氷河龍》ちゃんも、私の大切な《家族》ですからね‼️……( v^-゜)♪


涙を拭いて、私に何か頼みたい事があるんだろ❓

《ジョセフ・バレンタイン》‼️】



 《ジョセフ・バレンタイン》は図星の事を聞かれ、ビックリしていた。



「BOSS‼️……何故❓……分かったのですか❓」



【君達と接する内に、私にも【超能力】が出来る様になったんだよッ❗……( ̄^ ̄)エッヘン‼】




「‼️……エエッ❗……Σ(Д゜;/)/」




【因みに私の能力は《心が読める力》が目覚めたらしいのう~‼️……結構便利なんだよねッ❗

会社の取引には有効な《力》だよ‼️…'`,、('∀`) '`,、】




 ビックリしたのは《ジョセフ・バレンタイン》でした。



「《超能力》が目覚めたって話は始めてですよッ❗

BOSS‼️……!!ヽ(゜д゜ヽ)(ノ゜д゜)ノ!!」



【《ジョセフ・バレンタイン》は龍ちゃんの進級追試の手伝いがしたいとは、アッパレなり‼️……( ノ^ω^)ノ】



「私は学校へ行った事が無いので、困ってます‼️

BOSS‼️……お願いがあるのですか、3日間で勉強が教える事が出来る様、勉強を教えて下さい‼️」



 《ジョセフ・バレンタイン》の真剣な眼差しに心を打たれ、《西園寺理事長》はトップクラスの家庭教師を3人雇い、《ジョセフ・バレンタイン》にスパルタ教育を受けさせた。

 《ジョセフ・バレンタイン》は弟の為、徹夜の勉強を3日間続けた結果、《ジョセフ・バレンタイン》の両目には、クマがしっかりと残っていた。

猛勉強した《証》でした。


  3日後、氷河家に訪問しにやって来た《ジョセフ・バレンタイン》は、眠気覚ましに右手には、缶コーヒー《ブラック》を持って現れました。



グビグビッ❗……グビグビッ❗……ゴックンッ❗



「さぁ~‼️…いっちょッ❗…やるか‼️……( ☆∀☆)」



 缶コーヒー《ブラック》を飲み干し、気合いを入れた《ジョセフ・バレンタイン》は、真面目な顔して扉の前に立っていた。



「( ̄^ ̄)エッヘン‼️……龍を必ず、進級させますよッ❗……BOSS‼️…観ていて下さい‼️…(; ・`ω・´)」



ピンポンッ❗



 呼び鈴を押した《ジョセフ・バレンタイン》。

ここから長い戦いが始まろうとしていた。



そして…………今にあたる。




「特別な場所へご案内だ‼️……♡(〃´ω`〃)♡」



シュッ❗



 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河の右肩を触った瞬間、瞬間移動した。


挿絵(By みてみん)



「いらっしゃいませッ❗……私の《特別なプライベート》空間にようこそッ❗……いらっしゃいました‼️


ここは私の《特別なプライベート》のお部屋になっております‼️………(*ゝω・)ノ」

 


『《大宇宙》だ‼️……スゴイ‼️……( ☆∀☆)キラリ』



 《ジョセフ・バレンタイン》は満面な笑みで、《特別なプライベート》のお部屋を紹介した。



「《特別なプライベート》のお部屋には、私の力で作り上げた【パーフェクトcube】で出来ており、デブリにブツかっても、頑丈な建物となっております‼️


勿論……酸素があります‼️

但し、長時間滞在は現在、3時間が限度となっておりまして、どうしても二酸化炭素の問題が有り、ネックとなっております‼️……はい‼️……( *´・ω)/(;д; )


あそこに見えるのが、かの有名な建造物《国際宇宙ステーション》があります‼️


《国際宇宙ステーション》とは、英語で「International Space Station」といい、その頭文字を取って《ISSアイエスエス》と呼ばれます。


《ISS》からは【パーフェクトcube】が見えない様、カモフラージュをしておりますよッ❗………( ̄^ ̄)エッヘン

いないはずの人類が【宇宙空間】に居たら、地上は大騒ぎになりますからねッ❗……(ゝω・´★)」



『( ☆∀☆)キラリッ❗……ス……スゴイねッ❗』



〖時間は限りがありますので、《特別な補習勉強》をしましょうか……龍‼️

因みに……勉強は自分の為にやるものですからねッ❗〗



 氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の手に触れている時、《ジョセフ・バレンタイン》が両目に何故❓……クマが出来ている本当の理由を、サイコメトリーで知ってしまいました。


 氷河は自分の為、猛勉強した《ジョセフ・バレンタイン》に感謝して、勉強に集中した。



『(ありがとう‼️……お兄ちゃん‼️……♡(〃´ω`〃)♡)』



「さっさと終わらすぞッ❗……一緒に頑張ろうな‼️

進級の追試を突破しようなッ❗……龍‼️」



『うん‼️……頑張るねッ❗……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎』



 《大宇宙》で勉強が出来た事に、氷河は感激していた。

集中が高まり、スイスイと問題を解いていく氷河に、《ジョセフ・バレンタイン》は猛勉強は無駄ではなかったと胸を撫で下ろした。



〖(勉強は難しかったが、猛勉強が役にたったみたいだな❗

……本当に良かった‼️……( ´,_ゝ`))〗



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》の教え方が上手かったせいか、《補習勉強》はすんなり終了した。




シュッ❗




 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河を連れて、氷河の部屋へ瞬間移動した。



「龍‼️……良く頑張ったなッ❗……偉かったぞ‼️」



『お兄ちゃんのお陰で、自信が付いたよッ❗

必ず、追試の試験は突破する‼️……任せて‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎』



「そうだな…………」




 氷河は勉強のテキストを片付けていると、《ジョセフ・バレンタイン》の声が聞こえなくなってしまった。



『お…………お兄ちゃん❓(・_・?)』




スースーッ❗…スースーッ❗…(@ ̄ρ ̄@)zzzz




 《ジョセフ・バレンタイン》は氷河のベットに大の字になって、熟睡していた。




『お兄ちゃん‼️……ありがとう‼️……♡(〃´ω`〃)♡』



 氷河は《ジョセフ・バレンタイン》が起きない様、静かに近付き、《ジョセフ・バレンタイン》の右肩脇が開いている場所に近付くと、《ジョセフ・バレンタイン》の右頬に優しくキスをした。



チュッ❗♡



『大好きだよッ❗……お兄ちゃん‼️…♡(〃´ω`〃)♡』



 氷河はオデコを《ジョセフ・バレンタイン》の顔にくっ付けたまま、熟睡してしまいました。



『お兄ちゃん‼️……大好き‼️……♡(〃´ω`〃)♡…

……ムニャムニャ………(@ ̄ρ ̄@)zzzz……』



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は氷河のベットで、熟睡してしまいました。

 氷河の事心配で見に来た氷河夫妻は、扉の隙間から中の様子を伺っていた。



〖あらあらッ❗……見てみてッ❗……まるで本当の兄弟みたいに見えるわッ❗…輝‼️…♡(〃´ω`〃)♡〗



〖2人共‼️……可愛い寝顔だなッ❗〗



 氷河夫妻は氷河の部屋へと入り、スマホカメラで記念撮影が行われた。



パシャパシャッ❗……パシャパシャッ❗



〖奇跡の一枚だッ❗……逃さないぞ‼️〗



パシャパシャッ❗……パシャパシャッ❗



 氷河夫妻は満足する迄、写真を撮りまくっていた。



〖うちの子は可愛い‼️♡〗


〖俺の息子の寝顔は《世界一》だ‼️……( ☆∀☆)〗



 氷河夫妻は満足したのか、静かに扉を閉めた。



〖良く頑張ったなッ❗……龍‼️

ゆっくりと眠りなさい‼️……後で歯磨きで起こすけど、《ジョセフ・バレンタイン》さんは寝不足みたいだから、起こさないでおこうか‼️…(ゝω・´★)〗



 《ジョセフ・バレンタイン》はグッスリと熟睡をしました。






 追試の試験当日…………一晩中、眠ってしまいました。

《ジョセフ・バレンタイン》が飛び起きた頃には、氷河は《星々学園》で、《追試の試験》を受けている頃でした。




「済みません‼️……御免なさい‼️…(*- -)(*_ _)ペコリ」



〖何で❓……謝るのですか❓(・_・?)〗



 氷河夫妻は《ジョセフ・バレンタイン》の為、朝食を用意していた。



〖謝るのはこちらの方ですよッ❗……龍の為に勉強を教えてくれた事には、とても感謝していますよ‼️

それに…………輝も《ジョセフ・バレンタイン》さんには感謝していましたよ‼️……さぁ~朝食を食べて下さい‼️


《ジョセフ・バレンタイン》さんも、会社出勤でしょ❓

冷めない内に食べて下さい‼️……'`,、('∀`) '`,、〗



「ありがとうございます‼️……早苗さん‼️♡」



 《ジョセフ・バレンタイン》は朝食を食べた後、《西園寺》財閥会社へ出勤しました。


《ジョセフ・バレンタイン》の処遇は、《西園寺理事長》の補佐兼秘書として働きました。



 放課後…………氷河から電話連絡があった。



『お兄ちゃんのお陰で、無事追試突破出来たよッ❗

ありがとう‼️……お兄ちゃん‼️……大好きだよッ❗』



「進級出来て……本当に良かったなッ❗……龍‼️

俺も《氷河龍》が大好きだからな‼️……(ゝω・´★)」



『うん‼️……お兄ちゃんのお陰で進級出来た‼️』


「龍が頑張ったからだろ❓(・_・?)」


『お兄ちゃん‼️……大好きだよッ❗』



「俺もさッ❗……龍‼️……そうだッ❗

龍が頑張ったご褒美に、私の《特別プライベート》空間に来るか❓……(*ゝω・)ノ」



『絶対に行きたい‼️……("⌒∇⌒")』



「ならッ❗……2時間後、公園前だッ❗」



『了解‼️……ヤッターーーーーーーーーーーーーーー‼️』





 2時間後、公園前に集合した氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は再び、《特別プライベート》空間へ瞬間移動した。



シュッ❗



 《特別プライベート》空間にやって来た氷河は、【大宇宙】に心を奪われた。



『お兄ちゃんに伝えたい事があるんだッ❗


俺の夢は……《プロバスケ選手》と《宇宙飛行士》になる事だよッ❗……お兄ちゃん‼️……♡(〃´ω`〃)♡』



「《宇宙飛行士》かッ❗……大きく出たな‼️」



『お兄ちゃんのお陰だよッ❗……こんな美しい《大宇宙》を見ていたら、《宇宙飛行士》になりたいと言う夢が出来た‼️……お兄ちゃんのお陰だよッ❗

ありがとう‼️……お兄ちゃん‼️……♡(〃´ω`〃)♡』



 《ジョセフ・バレンタイン》は宙を浮いたまま、地球を見下ろしていた。



「《宇宙飛行士》になるには、もっと勉強してからじゃないとなれないぞッ❗」



『分かっているッ❗……NASAで働ければ、ホの字かなッ❗

……(((*≧艸≦)ププッ‼』



「そうか…………龍は自分の未来を考えてるんだなッ❗

エライぞッ❗……龍‼️……♡(〃´ω`〃)♡」



『エヘヘッ❗……そうかなッ❗……(*´σー`)エヘヘ』



 氷河は赤面しながら、地球を見下ろしていた。

…………( 〃▽〃)



 氷河と《ジョセフ・バレンタイン》は3時間、《大宇宙》を堪能した後、氷河家に瞬間移動で戻りました。


 氷河は《ジョセフ・バレンタイン》の《特別プライベート》空間が大のお気に入りとなり、《ジョセフ・バレンタイン》が居る時だけ、《特別プライベート》空間に来る事が出来ました。



 そして………氷河は無事に《中学》へ進級が出来ました。


★国際宇宙ステーションは、英語で「International Space Station」といい、その頭文字を取ってISSアイエスエスと呼ばれます。


★デブリとは……【宇宙ゴミ】を指す言葉。


★《特別なプライベート》空間は《大宇宙》に置きっぱなしはせず、使用したい時だけ、《特別なプライベート》空間を毎回作り直している《ジョセフ・バレンタイン》。

《特別なプライベート》空間が、ISSの弊害になってはならない。…………( ・`д・´)

【宇宙ゴミ】になってはならないと思った《ジョセフ・バレンタイン》。

《特別なプライベート》空間を作る時、稼働中の時、膨大な【ESP能力】を使う為、ヘトヘトになってしまうのがデメリットである。


稼働時間【3時間】にしたのは、《ジョセフ・バレンタイン》【ESP能力】の使用限界、二酸化炭素の問題で決めた《絶対ルール》でした。

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