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処刑人ZERO  作者: 月未来
28/60

氷河龍の轍8……6年生。氷河《逆鱗》

《ミカリン》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️



 氷河は血塗れで倒れている《ミカリン》に駆けつけた。



『どうしたんだ❓……この傷は❓……《ミカリン》‼️』



 氷河が《ミカリン》の身体に触れた際、氷河の両手が真っ赤な血で染まってしまった。



『‼️…血塗れッ❗…ハァ~❓…血❓…((((;゜Д゜)))

血‼️……((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル』



 氷河は身震いして、恐怖を感じていた。



『(;´Д`)ハァハァ……(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ……

《ミカリン》…《ミカリン》が何で❓…何があったの❓

(;´Д`)ハァハァ…《ミカリン》‼️…(;´Д`)ハァハァ……』



 氷河はパニック状態になってしまった。

氷河は一呼吸置いてから、《ミカリン》の応急処置で氷河の【フェイクタオル】を使って、《ミカリン》の頭部出血部分に強く巻き始めた。

 血だらけで倒れている《ミカリン》を強く抱き締めた。

氷河はスマホで《救急車》を呼ぼうとしても、手が震えてボタンが押せない。



ピィッ❗………ピィッ❗……ピィッ❗……プルプルッ❗

……ピィ‼️



『早く救急車を呼ばなきゃ~‼️…( ´;゜;∀;゜;)…………』


〈こちらは119番です‼️…事件ですか❓事故ですか❓〉


『《孤児院施設》で女性が血だらけで倒れてます‼️

早く救急車をお願いします‼️』



〈住所を教えて下さい‼️〉


『○○○区○○△△ー556です‼️

瀕死の重傷なんですッ❗……助けて下さい‼️

お願いします‼️《ミカリン》を助けて下さい‼️(*T^T)』



〈倒れてる女性には意識がありますか❓(・_・?)〉



 《ミカリン》が一時的に意識が戻った。

《ミカリン》は氷河の頬を優しく撫でていた。



【‼️……龍ちゃん‼️……無事で……良か……っ………】



グプッ❗……グプッ❗



『《ミカリン》ーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️』



 《ミカリン》は突然、意識を失ってしまった。



『今少し会話した後、意識が無くなり、血反吐を吐きました‼️』



 氷河が《ミカリン》の身体に触れた時、サイコメトリーで、《ミカリン》の身に何が起きたのかを、頭の中で映像化し、全ての真実を知る事になる。



『‼️……こ……ここ…………これは……………………』



 氷河の頭の中に映像が流れ込んで来た。



…………反撃したら、《氷河龍》を殺すぞッ❗……

反撃するなよなッ❗……クソ女‼️……ククク…………



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



 無抵抗の《ミカリン》を鉄パイプで、容赦なく殴って来た数人の男達。



…………お前に怨みは無いぞッ❗……ただ……依頼人がお前に復讐したいとお嬢様が言うので、仕方なくお前を半殺しにするからな‼️……怨むなよッ❗



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗





ガーーーーーーーーーーーーーンッ❗……( ̄□||||!!



『( ̄□||||!!……俺……の……せい………だッ❗』



 氷河は《ミカリン》をゆっくりと地面に寝かせた。

氷河はリュックサックをソッと、《ミカリン》の頭部を持ち上げた後、臨時の枕として忍ばせた。

 氷河は救急車が到着する迄、《ミカリン》の側から離れなかった。


 氷河の心は悲鳴をあげていた。



『(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…』



 何も考えられず、頭が真っ白になった氷河は、自分の不甲斐なさに大ショックを受けていた。



『(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…

。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。』



 氷河は精神的ショックで、過呼吸になってしまい、大号泣していた。

 氷河の大粒の涙の粒が、《ミカリン》の頬に滴り落ちてゆく。



ポタッ❗……ポタッ❗……ポタッ❗……ポタッ❗



『(御免なさい‼️…《ミカリン》‼️…(*- -)(*_ _)ペコリ)』



 氷河の表情が【絶望】へと、変わってしまった。



『(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…

(;´Д`)ハァハァ……俺が《ミカリン》を傷付けたのか❓

傷付けた‼️……傷……パキンッ❗…………(○_○)!!』




 氷河の心の中で、何かが壊れた。




ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️




ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗

。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。


ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗

。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。




ガシャンガシャンッ❗………ガシャンガシャンッ❗

ガシャンガシャンガシャンッ❗…ガシャンガシャンッ❗…



 《孤児院施設》の全ての窓ガラスが、一瞬で割れてしまった。



ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️



『誰が❓……誰がッ❗……俺の大切な《ミカリン》を傷付けたクズ野郎はブッ殺してやる‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))』


 氷河の力が暴走してしまった。

氷河の暴走が止まらない。



『《ミカリン》に暴行加えた奴等、全員ブッ殺してやる❗

覚悟しろッ❗……クズ野郎‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))』



 氷河の瞳は漆黒色へと染まってしまった。

氷河の身体からは【ドス黒い邪悪なオーラ】を、出していた。



ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️



『か弱き女性を暴行する等、言語道断‼️……(#`皿´)

《ミカリン》に暴行を加えた奴等を、絶対に‼️………

絶対に許さない‼️………………(っ`Д´)っ・:∴』



シュッ❗



 氷河は怒りで我を忘れ、奴等の元へと瞬間移動した。





キキィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗




バーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗




 《ジョセフ・西園寺》は突然、デスクから立ち上がった。



「(坊っちゃんッ❗…………【胸騒ぎ】がする‼️)

弟が急病で高熱を出してしまったらしい‼️」



 《ジョセフ・西園寺》はスマホを持って、電話しているフリしながら、早歩きでオフィスを出ようとしていた。



「済みませんが【早退】します‼️…!Σ( ̄□ ̄;)」



〈また君か❓……最近、【早退】が多いぞッ❗

《ジョセフ・西園寺》君❓……(ФωФ)〉



 嫌みな上司に目を付けられている《ジョセフ・西園寺》。



『弟の命が大事なので~【早退】します‼️』



 《ジョセフ・西園寺》はオフィスを出た後、男子トイレの個室に入り、氷河の元へ瞬間移動をした。



シュッ❗



 《ジョセフ・西園寺》は上空に現れた。

《ジョセフ・西園寺》が見た物は、氷河が大激怒し、奴等を殺戮しまくる姿でした。


 《ジョセフ・西園寺》は《氷河龍》に何があったのか、《氷河龍》の心を読取り、《氷河龍》が大激怒している原因を探った。

 《ミカリン》が瀕死の重傷になった事が、引き金になってしまった事を知った《ジョセフ・西園寺》は、《氷河龍》の【力の暴走】を食い止め様と懸命に動いた。




「(坊っちゃん❓………………)」



『‼️……(¬_¬)……ギロリッ❗』



 氷河は氷の様な冷たい視線で、《ジョセフ・西園寺》を鋭く睨んだ。



「‼️……ヽ(; ゜д゜)ノ ビクッ!!(何て瞳をしてやがるッ❗

これは坊っちゃんの【殺気】だ‼️…( ̄□||||!!)」



 氷河の両拳が、真っ赤な血で染まっているのが見え、既に奴等の2人が、コンクリート壁にめり込み、即死していた。



「坊っちゃん❓……本当に坊っちゃんなのですか❓」



 《ジョセフ・西園寺》は変わり果てた氷河の姿に、驚きを隠せない様子だった。

氷河の瞳は漆黒色に染まり、《ドス黒い邪悪なオーラ》を身に纏っている姿はまるで、悪魔の様に見えました。



ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️



〈あのクソガキ‼️……2人を殺しやがったッ❗


ば……ばば……化物だーーーーーーーーーーーーーーー‼️


ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィーーーーーーーーーーーーーー!!〉



〈あいつは人間じゃないッ❗……化……物……………〉



シュッ❗



バコンッ❗……グチャッ❗……バタンッ❗



 氷河は奴等の目の前に瞬間移動した際、強烈パンチで容赦無く、頭部を潰した。

頭部を失った死体は、地面に倒れ込んだ。



『次は……お前だ‼️……ヽ(`Д´)ノプンプン』



 殺害予告された奴等の1人が、死に物狂いで逃げ出した。



〈ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィーーーーーーーーーーーーー!!

化物めッ❗……((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル〉



 残りの奴等は、恐怖の余り、怯えている。

《ジョセフ・西園寺》は氷河を説得した。



『………………………………』



「それ以上‼️……人間を殺すなッ❗

《ミカリン》は【復讐】を望んでいない‼️……だからッ❗

もう辞めようッ❗……坊っちゃん‼️」



 残った奴等が血相変えて、逃げ出した。



「逃がさないぞッ❗……坊っちゃんの心を傷付けた奴等全員【万死】に値する‼️……地獄へ堕ちろ‼️」



 《ジョセフ・西園寺》は右手を前に出して、左肩を触った後、右側へ横線を引く様に移動させた瞬間…………。



シュッ❗



 生き残りの奴等の全てが瞬間移動し、某インドネシアの活火山の溶岩ドームへ落とした。



〈うわあぁーーーーーーーーーーーッ❗……何だコレ❓〉




ポチャンポチャンッ❗……ポチャンポチャンッ❗……


○o。.ブクブク.。o○……○o。.ブクブク.。o○……




ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 奴等は全て溶岩ドームの中へ、生きたまま投下され、ドロドロに溶けて処刑された。



 上空で待機している《ジョセフ・西園寺》。



「坊っちゃん……………………」



 《ジョセフ・西園寺》は民間人に被害が出ない様、氷河と共に【廃墟の工場】へ瞬間移動した。



『俺と遊びたいのかッ❗……クソジジィがッ❗』

「(‼️…坊っちゃんがまるで【別人】だ‼️……(゜ロ゜))」



 氷河は《ジョセフ・西園寺》を、氷の様な冷たい視線で睨んでいた。


 

「(嘘だろ❓……【瞬間移動】が出来ている❓

【ESP能力】がケタ違いに強力だッ❗……このままほっといたら坊っちゃんが、坊っちゃんで無くなってしまう‼️)


《ミカリン》に暴行した全ての奴等は、私が責任を持って処刑した‼️……だから安心して下さい‼️

《ミカリン》の元へ帰ろう‼️……坊っちゃん‼️」




 《ジョセフ・西園寺》は右手で、氷河に握手を求めていた。



パンッ❗



「‼️……何故❓……( ̄□||||!!」



『何しに来たんだ❗…俺の楽しみを奪うんじゃね~よッ❗

俺は人間を【殺戮】するのが楽しくって、楽しくって仕方がないんだよ‼️

邪魔すんじゃね~よッ❗…クソジジィ‼️…(#`皿´)』



「ダメだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗

俺みたいな【化物】になるな‼️……坊っちゃん‼️」



 氷河を助ける為、《ジョセフ・西園寺》は氷河の元へ猛スピードで飛んで行った瞬間…………。



バコンッ❗……ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ‼️



 氷河は不気味な笑みをしながら、振り向いた途端、《ジョセフ・西園寺》を容赦無く、思いっきりブン殴っていた。

殴られた《ジョセフ・西園寺》はコンクリート壁に激しくぶつかっていた。



「【ESP防御バリア】をしていなければ、危なかった‼️」



ペッ❗……( -д-)



 血反吐を吐きながら、立ち上がった《ジョセフ・西園寺》。



シュッ❗



 氷河が《ジョセフ・西園寺》の目の前に、瞬間移動して来た。



「何❓…………」



 氷河は不気味な笑いをしながら、《ジョセフ・西園寺》を激しい暴行で殴り続けた。



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



 《ジョセフ・西園寺》は氷河の容赦無い激しい攻撃に、戸惑いを隠せない様子。




「俺の事……そんなに憎いのか❓……坊っちゃん❓」



『煩い‼️……人間を殺すのが楽しいんだよッ❗

邪魔するなら、貴様も殺しちゃうよ‼️……(ФωФ)』



「坊っちゃん‼️……言えッ❗……龍っちゃん‼️

本気で言ってるのですか❓……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」




 《ジョセフ・西園寺》の目付きが変わった。

【暗殺者】の鋭い視線で、氷河を睨んでいた。




『ウッカリッ❗……殺しちゃうよ‼️……'`,、('∀`) '`,、』




「龍ちゃん‼️……私も君に殺されたくないので、少し本気を出しましょうかッ❗……肩慣らしで、50%の力で相手してやるよ‼️

かかって来い‼️……《氷河龍》ーーーーーーーーーー‼️」



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 氷河は不気味な笑いをしながら、【殺戮】を楽しんでいた。



『殺れるもんなら、やってみろッ❗……クソジジィ‼️』

「クソジジィじゃない‼️……俺はお前の兄ちゃんだ‼️」


『俺の兄ちゃんだと……笑わせるぜッ❗

くたばれッ❗……朦朧(もうろく)クソジジィが‼️』


「兄ちゃんが今、助けてやるからなッ❗

頼むッ❗……目を覚ましてくれッ❗

《ミカリン》が待ってるよッ❗……龍ちゃん‼️」




 氷河と《ジョセフ・西園寺》の壮絶な【兄弟ゲンカ】が勃発した。




『死ねッ❗……クソジジィーーーーーーーーーーーー‼️』



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



 目の止まらぬ早さで、互いを攻撃しまくる氷河と《ジョセフ・西園寺》。



シュッ❗……ドカドカッ❗……シュッ❗……バキッ❗…

ボカボカッ❗……シュッ❗……バキバキッ❗…シュッ❗



 空中で戦っている《ジョセフ・西園寺》は、氷河の《神の力》の片鱗を見た。



シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……シュッ❗

バキバキッ❗…



「これが《神の力》かッ❗……まだ子供なのに、簡単に力を行使出来るのか❓……とても危険な力だ‼️

(龍ちゃんはもう~【瞬間移動】が出来て、尚且つ、【空中浮遊】で移動が出来るとは、全く龍ちゃんは強敵だよ❗)」



シュッ❗……シュッ❗……バコンッ❗



 《ジョセフ・西園寺》は氷河を思いっきりブン殴り、遠くへ飛ばされた直後、氷河は猛反撃に出た。



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



『クソッ❗……ふざけやがってッ❗』

「降参するかッ❓……弟よッ❗」

『煩いッ❗……黙れッ❗……死に損ないが‼️』



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



『邪魔すんじゃね~よッ❗……クソジジィがッ❗』



 氷河が《ジョセフ・西園寺》を足蹴りしてから、蹴っ飛ばした。



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 蹴っ飛ばされた《ジョセフ・西園寺》は【ESP防御バリア】でダメージを軽減していた。

地面へ落下した途端、反撃に転ずる。



「まだまだ……負けませんから‼️……((( ̄へ ̄井)」



 《ジョセフ・西園寺》は氷河に向けて反撃する為、瞬間移動した。



シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……シュッ❗

バキバキッ❗…



 氷河と《ジョセフ・西園寺》は空中戦で、互いに激しい攻撃し合っている。


 壮絶な戦いが続いていた。

《ジョセフ・西園寺》は氷河が元に戻す方法がないのか、分からないまま、終わりが見えない不毛の戦いをしている両者。



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



「龍ちゃん‼️……元に戻ってッ❗……ボカボカッ❗」



 互いに攻撃し合う中、突然…………。



『《ジョセフ》お兄ちゃん……………………』



 氷河の何気ない一言で《ジョセフ・西園寺》の動きが止まってしまった。

氷河の瞳が《透き通った水色》に戻っていた。




「龍ちゃん❓………正気に戻ったのか❓」




 《ジョセフ・西園寺》の動きが止まるのを、待っていた氷河。

 氷河の瞳は直様、漆黒色に戻ってしまい、ニヤリと不気味な笑みを溢した。


『引っ掛かったなッ❗……クソジジィ‼️……(ФωФ)』



「し………しまっ…………………」



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



 《ジョセフ・西園寺》は【ESP防御バリア】を張らないまま、氷河の猛攻撃をもろに食らってしまった。



「【ESP治療回復】が間に合わない‼️」



《ジョセフ・西園寺》は氷河にボコボコに殴られ、意識が飛びそうになった。




「(龍……ちゃん……………………)」




『まだまだまだだーーーーーーーーーーーーッ❗

こんな物で、俺の怒りが収まらないからな‼️』



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



コンクリート壁に激突してしまった《ジョセフ・西園寺》。



ペッ❗……ペッ❗……




「ウフフ……龍ちゃん‼️……本当に強いなッ❗」




ゴホッ❗……ゴホッ❗……



 血反吐を吐きながら、ゆっくりと立ち上がる《ジョセフ・西園寺》。

 口から出ている血反吐を、右拳で拭いた後、ニヤリと笑っていた《ジョセフ・西園寺》。



『何笑ってるんだよッ❗……クソジジィがッ❗』



 氷河が大激怒してしまった。

《ジョセフ・西園寺》は氷河の強さに驚きの余り、笑みを溢していたのでした。



「お兄ちゃん……本気を出さないと殺されちゃうな❗

だから…………80%の力を出して、龍ちゃんを取り戻す様、頑張るよ‼️……私は諦めの悪い男だからな❗

だってさ……お兄ちゃんと言う存在は《弟》を守るのが、お兄ちゃんの役目だから‼️……( v^-゜)♪

お兄ちゃんが、龍ちゃんを助けてやるからなッ❗」





…………「そんな生ぬるい攻撃をしてるんだッ❗…

わしが力を貸してやろう‼️…ククク…'`,、('∀`) '`,、」…




キイィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼️



 《ジョセフ・西園寺》は激しい頭痛に襲われた。



ズキズキンッ❗……ズキンッ❗……ズキンッ❗……



「何だ❓……激しい頭痛の痛みだ❓……激痛だ‼️」



……「早く【化物】に変身しろッ❗」……



 《ジョセフ・西園寺》の頭の中から、不気味な声が木霊(こだま)する。



……「わしが手助けしてやろうッ❗……【100%】の力を解放しろッ❗

さっさと【化物】になれ‼️……《ジョセフ・西園寺》‼️

貴様は《氷河龍》の【捨て駒】しか価値がないのだッ❗

【強化人間】は人間ではない‼️……薄汚い【化物】なのだからな‼️……さっさと薄汚い【化物】になれッ❗」……



ズキンッ❗……ズキンッ❗……ズキンッ❗……



「断るッ❗……誰が変身するものかッ‼️」



……「無駄な跑きだなッ❗……愚か者め‼️」……



 両手で頭をかかえて、踠き苦しむ《ジョセフ・西園寺》。



「嫌だッ❗……絶対に嫌だッ❗……龍ちゃんの前で【化物】に変身したくない、見せたくないんだ‼️」



……「下賎な生き物の癖に、わしに逆らうのか❓」…



ギイィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼️



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



「頭が割れそうだッ❗……辞めろッ❗……辞めてくれ❗

俺に命令するなッ❗……貴様は誰だ❓」



……「わしか……わしは最高神《ZEUS》だッ❗」……



「‼️……《ZEUS》❓……何で❓……最高神の神様が何故こんな事をする❓……何が目的だ❓……言えッ❗」



……「下賎な人間共に話す口は持ち合わせていないわッ❗

さっさと【化物】になれ‼️…《ジョセフ・西園寺》‼️」…



「辞めろッ❗……《氷河龍》ちゃんを……《氷河龍》ちゃんを殺したくないんだーーーーーーーーーー‼️」



…………「愚か者めッ❗」…………



ゴロゴロッ❗……ピシャーーーーーーーーーーーーンッ❗



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 《ZEUS》の《裁きの光》の雷撃が、《ジョセフ・西園寺》に激しく落雷した。



「(‼️……逃……げ…ろ‼️…………龍……ちゃん‼️……

………(○_○)

と……止め……止められ……ない……グワッ❗)」



 《ジョセフ・西園寺》の精神は十字架に貼り付けされ、気絶してしまった。

《ジョセフ・西園寺》の身体は、《ZEUS》に完全に乗っ取られてしまう。



ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️



『な……何❓…キャアアァーーーーーーーーーーッ❗』



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 《ジョセフ・西園寺》から出た光輝く巨大なオーラに、氷河は跳ね飛ばされ、上空で待機していた。



『‼️……何だ❓……何が起きたんだ❓』



 《ジョセフ・西園寺》の光輝く巨大なオーラが収まってゆく。



『あのクソジジィ❓……雰囲気が変わった❓

‼️……何をしたんだ❓……あれは❓……❓(・_・?)』



 氷河の目の前に現れたのは、【ダークヘルメット・ダークバトルスーツ】姿になった《ジョセフ・西園寺》が、【黒騎士】となって姿を現した。



 【黒騎士】の両瞳は黄金に光輝いている。



ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️



 《神々の神殿》で《ZEUS》は、1台テレビモニターを置いて、特別なコントローラーで【格闘技ゲーム】を楽しんでいた。



〖父上❓……何をしてるんですか❓

ゲームですか❓……珍しいですね❓(・_・?)〗



 〖ラファエル〗は父である《ZEUS》が楽しんでいる姿を見て、違和感を感じていたが、いつもの戯れだと判断し、自分の部屋へと戻って行った。



……「人界で大人気の【格闘技ゲーム】だよ‼️」……



 《ZEUS》は生死問わず、《ジョセフ・西園寺》の身体が骨折しようとも、死んでしまおうとも、問答無用で強引に身体を動かしていた。



ボキッ❗……ボキボキッ❗……ボキッ❗……



ズキンッ❗……ズキンッ❗……パキンッ❗ポキンッ❗



「……うん❓…い…たい…痛い‼️……( ̄□||||!!」



 精神世界で気絶していた《ジョセフ・西園寺》は、骨折の激痛に目覚めた。

 ゆっくりと目覚めた《ジョセフ・西園寺》は、信じられない光景を目にする。

 自分の身体で《氷河龍》に、激しい暴行を加えている姿でした。



「エエッ❗……何だ❓……これは❓…Σ(Д゜;/)/」



ボキッ❗……ボキッ❗……ボキボキッ❗……



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



「痛い❓……何だ❓……これは❓……私が……私が……

龍ちゃんを激しく殴ってるのか❓……そんな………

そんな馬鹿なッ❗……辞めろッ❗……辞めてくれ‼️」



辞めてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗

。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



 《ジョセフ・西園寺》は大粒の涙を流しながら、涙で訴えた。



……「気づいたか❓……薄汚い【化物】めッ❗

《氷河龍》が死ぬ所を、良く見ているんだなッ❗

お前の手で【禍々しい禁忌の子】《氷河龍》に、死を与えるんだッ❗嬉しいだろ❓……《ジョセフ・西園寺》‼️」



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 《ZEUS》は甲高い声で、大笑いしていた。



ボキッ❗……ピキッ❗…ピキピキッ❗…ボキッ❗



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 《ジョセフ・西園寺》の身体が勝手に骨折してゆく。




…「たっぷりと時間を掛けて殺してやるから、覚悟しろ❗

【禍々しい禁忌の子】‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

【禍々しい禁忌の子】の癖に何故❓……《神の力》を持って爆誕したのだッ❗…汚らわしい人間共め‼️



死ねッ❗…《氷河龍》ーーーーーーーーーーー‼️」




ボキッ❗……ボキッ❗……ズキンッ❗……


 

 《ジョセフ・西園寺》は汗だくで、痛みを堪えていた。



「ググッ❗……畜生‼️……いい加減にしろよッ❗



《ZEUS》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



私の身体を勝手に好き放題使いやがって【卑怯者】めッ❗

それでも最高神《ZEUS》とは聞いて呆れるぜ‼️」




……「何だと❓……わしを【卑怯者】呼ばわりだとは、

ちーーーーとお仕置きが必要だなッ❗」……




 《ジョセフ・西園寺》の精神世界が突然、様変わりした。

見覚えがある場所に、《ジョセフ・西園寺》は青ざめていた。



「ま……まさか❓……ここは………( ̄□||||!!」



……「薄汚い【化物】が生まれた場所だよッ❗

《ジョセフ・西園寺》‼️」………




「い…嫌だッ❗……嫌だッ❗……こっから出してくれッ❗」




 《ジョセフ・西園寺》の精神世界は、ロロア国の【研究所】だった。



……「遠慮するなよッ❗……貴様が薄汚い【化物】になった場所だッ❗……再現も出来るぞッ❗」……



 電気コードは先端に太い注射器が付いており、20本が一斉に、《ジョセフ・西園寺》の背骨に突き刺さった。



ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……

ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗…… 



「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」



「痛い………。・゜・(ノД`)・゜・。」


 30本電子コードが《ジョセフ・西園寺》の【脳】に突き刺した。



ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……

ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……



「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」



 死ぬ程の激痛が、《ジョセフ・西園寺》に襲い掛かった。


('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



…「たっぷりと味わえッ❗…薄汚い【化物】め‼️」



ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……

ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……



 高圧電流Maxの電撃が、再び、《ジョセフ・西園寺》に襲い掛かった。



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 激痛に悶絶の《ジョセフ・西園寺》。


「くたばれ《ZEUS》‼️……ブッ殺してやるッ❗」



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



「ち……ちく……畜生‼️……《ZEUS》の野郎‼️

私を舐めるなよッ❗……クソがッ❗」



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 高圧電流Maxに苦しみ踠き、気絶してしまった《ジョセフ・西園寺》……(○_○)!!。



「(龍…………ち…………ゃ…………)」





 完全に主導権を握った《ZEUS》は、《ジョセフ・西園寺》の精神が目覚めないうちに、《氷河龍》の【完全秘匿死刑執行】を実行しようとしていた。



 【黒騎士】は考えるポーズをとっていた。



「この身体はわしの物だッ❗ククク…'`,、('∀`) '`,、」…



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



『何の真似だッ❗……クソジジィ‼️』



「これが【禁忌の力】かッ❗…素晴らしい力だッ❗

久々に頑張っちゃおうかな‼️……'`,、('∀`) '`,、」




 【黒騎士】からは【殺気】が拡大してゆく。




('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗




…「さぁ~ッ❗…始めようか‼️…'`,、('∀`) '`,、」




 【黒騎士】は氷河に攻撃を開始した。



シュッ❗……バコンッ❗



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 氷河は《ジョセフ・西園寺》の動きが、光よりも速く、全く見えず、強烈なパンチを食らってしまった。



…「この身体は当たりだなッ❗……使いやすいし、何度も修羅場を潜り抜けた最強の身体‼️……素晴らしい身体だ‼️」…



シュッ❗……バキッ❗



 氷河が《ジョセフ・西園寺》の顔面を狙って、瞬間移動したのち、ハイキックで顔面襲撃したが、右腕で簡単に防御された。



『チッ❗……防御したかッ❗』



……「これからが本番だぞッ❗…((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

貴様をブッ殺してやるから、覚悟しろッ❗

【禍々しい禁忌の子】《氷河龍》‼️((( ̄へ ̄井)」…


 

『姿・形が変わろうが、中身が一緒なら、殺れるぜッ❗

舐めんなッ❗……クソジジィ‼️』



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



……「殺してやるから、死ぬ気でかかって来い‼️」



『舐めやがってッ❗……ヽ(`Д´)ノプンプン』



……「ほほ~ッ❗……これからたっぷりと地獄を味合わせてやろう‼️……《氷河龍》‼️…(#`皿´)」



シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……シュッ❗

バキバキッ❗…


シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……シュッ❗

バキバキッ❗…



 氷河は【黒騎士】のスピードについていけず、フルボコされてしまった。



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 地面に激突した氷河。



……「お前は生まれるべきではなかったのだッ❗

【禍々しい禁忌の子】は死ななければならない‼️

死ねッ❗…【禍々しい禁忌の子】よ‼️……(ФωФ)」



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



 【黒騎士】は休みなく、氷河をリンチした。

氷河は防御が間に合わず、モロに食らってしまうのでした。



ドカドカドカドカドカドカーーーーーーーーーーーーッ❗



 【黒騎士】は氷河の顔面を壁にぶつけ、壁を削りながら、突っ走った。



……「死ねッ❗……《氷河龍》‼️」……バキンッ❗



 【黒騎士】は氷河の顔面を、思いっきり蹴っ飛ばした。



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 高圧電流Maxが流れてる中、気が付いた《ジョセフ・西園寺》。

《ジョセフ・西園寺》は目の前で繰り広がる【殺戮】を垣間見て、大粒の涙を流しながら、訴え続けた。



「辞めろッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗

辞めてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


このクソがッ❗……子供に対し、処刑するなど、言語道断だッ❗……恥ずかしいとは思わないのか❓



《ZEUS》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



 氷河は白目を向いたまま、ボロ雑巾の様に殴り続けた【黒騎士】。


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



 精神世界で《ZEUS》が見ている映像を見ていた《ジョセフ・西園寺》は、大号泣しながら、涙が止まらず、ポロポロと泣いていた。



「辞めろーーーーーー❗……辞めてくれーーーーーー‼️

私の弟を傷付けないでくれ‼️…。゜(゜´Д`゜)゜。


辞めろッ❗……龍ちゃんが死んでしまう‼️」



 《ジョセフ・西園寺》は《ZEUS》の企みを察知した。



「‼️…まさか《ZEUS》は《氷河龍》を殺す気か❓



許さねーーーーーッ❗……許さねーーーーーぞッ❗



おのれ《ZEUS》ーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



《ZEUS》が相手だろうが、私の家族に危害を加えるなら、絶対に許さない‼️……(#`皿´)



ここから出て行けーーーーーーーーーーーーーー‼️」




ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️



 《ジョセフ・西園寺》の精神の怒りが爆発した。

《ジョセフ・西園寺》の身体から《7色のオーラ》飛び出し、《ZEUS》の支配を自らの力で破壊した。



バキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 【黒騎士】の主導権は、《ジョセフ・西園寺》に戻った。

《ZEUS》の支配から解放された。

 

 《ZEUS》のテレビモニターが砂嵐になってしまい、《ZEUS》は特別コントローラーを投げ捨てた。



…………「いい所だったのに、つまらん‼️」………



 《ZEUS》は《ジョセフ・西園寺》と言う男を、甘く見ていた。

まさか………《神の支配》を破壊する人間が、居た事に驚きを隠せなかった。



「《兄弟の絆》の力かッ❗くだらん‼️((( ̄へ ̄井)」



 《ZEUS》は非常に機嫌が悪かった。



ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️



「(《氷河龍》ちゃん………………………………)」


 【黒騎士】が見たのは、傷だらけの氷河の姿でした。

氷河は威嚇したのまま、四ン場になって酷く唸っていた。



【黒……騎……士】‼️……グルルルルルルーーーーッ❗



 氷河は力が暴走、《ドス黒いオーラ》が膨れ上がっていた。

両瞳は真っ白で、酷く唸っている。

 今の氷河は見境なく攻撃してしまう、(けだもの)の様になっていた。

【黒騎士】は離れた場所から、氷河の様子を伺っていた。




「成る程‼️……あの様子だと《力の暴走》を止めない限り、《龍》を取り戻せないと言う事かッ❗」


 【黒騎士】の両瞳は、《7色》に光輝いている。

【黒騎士】は限界突破、【200%】の力を行使出来る耐えられる身体になっていた。



「まずはご挨拶でもしましょうか❓……龍‼️」



シュッ❗



 氷河の目の前に瞬間移動した【黒騎士】。

【黒騎士】は氷河の蟀谷に、人差し指で触った。



「龍‼️……蟀谷(こめかみ)にシワが寄り過ぎだッ❗

《ミカリン》に嫌われるぞ‼️(((*≧艸≦)ププッ‼️」



ガガオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



シュッ❗



 氷河が爪で【黒騎士】に攻撃しようとしたが、瞬間移動で逃げられた。



シュッ❗



 【黒騎士】は氷河の右肩を触った。



「龍‼️…何だ❓…その瞳は❓…瞳がおかしいぞッ❗

目付き悪すぎだ‼️…元に戻しなさい‼️…(#`皿´)

《ミカリン》を睨む気かッ❗……バカ龍‼️」



 氷河が2足歩行になり、【黒騎士】をパンチ攻撃したが、サラッと躱されてしまった。



シュッ❗



 氷河の左肩を触った。



「龍‼️……お前は人間なんだから、唸っちゃダメだよッ❗

人間の言葉で話しなさい‼️………(#゜Д゜)ノ

絶対に《ミカリン》には、唸っちゃダメだよッ❗」



『煩いッ❗……………………』



 氷河が回し蹴りしたが、【黒騎士】には当たらなかった。


 氷河は諦めずに【黒騎士】に攻撃仕掛けた。

2回転の回し蹴りで威力増大で、【黒騎士】の蟀谷を狙って、鋭い(かかと)落とした。



『くらえッ❗……クソジジィ‼️……(#`皿´)』



「な……何❓」



シュッ❗……シュッ❗……ババキキィーーーーーンッ❗



 【黒騎士】の【ダークヘルメット】が粉々に壊れてしまい、割れた破片の一部が、【黒騎士】の蟀谷に5cm深く突き刺さってしまった。

 【黒騎士】の蟀谷から大量の出血をしていた。

【黒騎士】は突き刺さった破片を、ゆっくりと取り出すと大量の血が吹き出した。



プシュッ❗……ドロドロッ❗



 【黒騎士】は破片を投げ捨ててから、蟀谷の出血を舐めて、笑みを溢していた。



ペロリッ❗……「やるじゃないかッ❗……龍‼️」



 出血した血を舐めて、上機嫌な【黒騎士】。

【黒騎士】は氷河が、強者になってくれた事が嬉しかった。



「やってくれるなッ❗……龍‼️……お兄ちゃんの【ダークヘルメット】を、粉々に破壊するとは恐れ入った‼️

【ダークヘルメット】は《強化プラスチック》で出来た【防弾チョッキ】の固さがあったのになッ❗


《神の力》ってやつは、人間に余る恐ろしい力だ‼️

もう《神の力》を行使するなッ❗……龍‼️……(≧口≦)ノ」



『さっきから~煩いよ‼️……クソジジィ‼️』



 氷河は人間に戻った。



「お兄ちゃんに対して、口が悪いなッ❗……龍‼️

クソジジィは無いだろ❓……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))


ハンデ位与えてやらないと、勝負にならないからなッ❗

挨拶はこれ位にして、じゃあ~今から《校外稽古》と洒落込もうではないか❓……龍‼️……( 〃▽〃)」



 【黒騎士】は戦いを楽しんでいた。

氷河は真逆で、死闘を楽しんでいた。



『【黒騎士】貴様をブッ殺してやる‼️……(ФωФ)』



 氷河は【黒騎士】を睨んでいる。



「やっとか~唸ってから、人間の言葉を話す様になったのはいいが……汚い言葉遣いを話すのは、癖になるから、辞めなさい‼️…龍‼️……( ・`ω・´)」



『テメーは先公かよッ❓』



「何処で覚えた言葉だッ❗……《ミカリン》が知ったら、龍‼️……《ミカリン》がお前をしばくぞ‼️」



『フンッ❗……貴様の身体はガタガタではないか❓

降参するなら今の内だぜッ❗…クソジジィ‼️』



「降参する気は毛頭無い‼️…(#・∀・)キラリ☆」



 氷河は力を増大させた。

【黒騎士】も最大級の力を解放させた。



「兄弟ゲンカ‼️…Partー2…いくぞッ❗……龍‼️」



『さっさと死ねーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️』



「死ぬ訳にはいかないなッ❗……龍を《ミカリン》の元へ連れて帰るんだからなッ❗覚悟しろよッ❗」



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 2つの巨大な力がぶつかり、凌ぎを削っていた。

【黒騎士】の力が、氷河の力よりも強かった。



「お兄ちゃんの方が力が上だッ❗…エッヘン( ̄^ ̄)」



ドンドン押されていく氷河は、莫大な力の玉を作り、【黒騎士】にぶつけた。



『食らえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗』



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



「俺も負けてたまるかッ❗」



シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……シュッ❗

バキバキッ❗…


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



 互いを譲らぬ、攻撃の連鎖に、氷河の身に異変が起きていた。

さっき迄、生ぬるい攻撃をしていた氷河が一転、激しい攻撃へと方向転換した。

 異変に気づいた【黒騎士】は、氷河の攻撃が一層激しさを増した。



「何だ❓……この違和感は❓」



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……シュッ❗

バキバキッ❗…


シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……シュッ❗

バキバキッ❗…



 氷河の心の奥底には、【闇堕ち】した時の欠片が光っていた。




…………殺せッ❗……奴をブッ殺せッ❗…………





ククク…キヒヒヒィ‼️アハハハハハハーーーーッ❗

アハハハハーーーーーーーーーーーッ‼️…(ФωФ)♡



 氷河は何者かの干渉を受け、【邪悪】と化してしまった。

瞳はダークブルーとなり、気配は《ダークオーラ》に身を包まれていた。



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗

。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



 氷河は大粒の涙を流しながら、【黒騎士】へ猛攻撃した。



シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……シュッ❗

バキバキッ❗…



『殺す‼️…殺す‼️…殺す‼️…殺す‼️……殺す‼️』



 【黒騎士】は氷河の猛攻撃を、全て躱していた。



「貴様は誰だ❓(・_・?)《氷河龍》から出て行け‼️」



シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……シュッ❗

バキバキッ❗…



 氷河の雰囲気がガラリと変わっていた。



……〈やっと…手に入れた‼️……キヒヒィ…(ФωФ)

この身体は最高級品だ‼️……惚れ惚れするなッ❗

漸く手に入れた身体を、軽く弄んでみようかッ❗〉



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



「何だと❓……龍の身体を弄ぶだとッ❗

ふざけんじゃ~ね~よ‼️……龍から出て行け‼️」



〈無駄‼️…無駄‼️…無駄‼️…無駄‼️…無駄だ‼️〉



 【黒騎士】は戦闘態勢に入った。



〈《氷河龍》の身体は私の物だ‼️〉



『《氷河龍》の身体は貴様の物ではない‼️

さっさと立ち去れッ❗外道がッ❗…((ヾ(≧皿≦メ)ノ))』



シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……シュッ❗

バキバキッ❗…



 【黒騎士】と氷河は互いに激しい攻撃を、繰り返していた。



シュッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…シュッ❗

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……シュッ❗

バキバキッ❗…



 【黒騎士】は氷河に攻撃しながら、《氷河龍》の事を、心から心配していた。



「(これはマズイなッ❗……ここで《氷河龍》を救出しなければ、手の届かない遠くへ行ってしまう‼️


【嫌な予感】が的中してしまったッ❗……( ´;゜;∀;゜;)


何で❓……《氷河龍》は狙われるんだよ‼️

畜生ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️)


どいつも………こいつも………私の弟の身体を弄びやがって、《神》だろうが《悪魔》だろうが、絶対に……絶対に……

許さなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい‼️」



 【黒騎士】は氷河に突っ込んだ。



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



『死ぬ人間に答える義理はないッ❗……漸く手に入れたんだッ❗

たっぷりと肩慣らしといくかッ❗』



【氷河の偽物】は両手の指を鳴らして、軽い準備運動した。



ポキポキッ❗



〈……さてと…………‼️……〉



 【氷河の偽物】は右腕を前に出し、《闇のオーラ》を大量に出していた。



「‼️……何❓」



 【氷河の偽物】が出した《闇のオーラ》は、【黒騎士】を包み込んだ。



…………貴様の【200%】の力を奪わせて貰う‼️…



 【黒騎士】から【200%】の力を奪った。



ピューーーーーーーーーーーーーンッ❗……バキンッ❗……【黒騎士】の右頬をぶん殴り。



バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗

……【黒騎士】の後頭部を鋭く蹴っ飛ばした。



ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



 【黒騎士】は地面に激しく顔面激突した。



グプッ❗……ペッ❗……ぺッ❗……( -д-)



 【黒騎士】は血反吐を右手で拭いた後、ゆっくりと立ち上がった。

【黒騎士】は【200%】の力があるか、どうかを確認した。



「‼️…成る程‼️【200%】の力を奪われぽいなッ❗

よくもやってくれたなッ❗……【氷河の偽物】め‼️


【AAAサイキック】の力は、失われていない‼️

100倍返しだ‼️……クズ野郎‼️……(#`皿´)」



 【黒騎士】は戦闘態勢に入った途端、【氷河の偽物】は不気味に笑っていた。



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



〈貴様はこれで終わりだッ❗……地獄へ堕ちろ‼️〉



 【黒騎士】は絶好の機会に、【氷河の偽物】に総攻撃を仕掛けた。



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



「(龍‼️……御免なッ❗)」

 


パチンッ❗



 【氷河の偽物】が指を鳴らしただけで、【黒騎士】の動きを止めた。



「な……何❓(・_・?)」


 

 【黒騎士】は攻撃ポーズのまま、動きが止めてしまった。

動きを封じられた【黒騎士】は、踠き足掻いたが、全く動けなかった。



「畜生‼️……何だこりゃ~ッ❗……動けない‼️」



 【黒騎士】は身動きが取れなかった。

【氷河の偽物】は不気味な笑いをしながら、【黒騎士】に総攻撃を開始した。




〈さぁ~始めようかッ❗……公開処刑の始まりだ‼️


ククク…キヒヒヒィ‼️アハハハハハハーーーーーーッ❗

アハハハハーーーーーーーーーーッ‼️…(ФωФ)♡〉



 【氷河の偽物】は【黒騎士】の左腕を掴み……



バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……

バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……



 左右の地面に、【黒騎士】の身体を思いっきり痛めつけて、喜んでいる【氷河の偽物】。



グワッハッ❗……ボキボキッ❗……キシッ❗……



 【黒騎士】の身体の一部が、骨折してしまった。

【氷河の偽物】は【黒騎士】を、強引に地面に叩きつけた。



グプッ❗



「ち…畜生ーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」



〈死ねーーーーーーーーーー‼️……醜い化物め‼️〉



 【黒騎士】が見たのは、不気味な笑いをしながら、【黒騎士】に激しい猛反撃を食らってしまった。

【黒騎士】は直様、【100%ESP防御バリア】を張って、防戦一方でした。



アハハハハハーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……




 【氷河の偽物】は【黒騎士】全身の身体に、激しい強打パンチが、休む事なく、打ち込まれた。

【黒騎士】は【100%の防御バリア】を張ってみたものの、【氷河の偽物】の猛反撃のせいで、想定外の【ESP防御バリア】の限界に達してしまった。



「バカな……そんなバカなッ❗……【AAAサイキック】の【100%ESP防御バリア】だぞッ❗……!Σ( ̄□ ̄;)」



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……




パ……パキーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗




〈(o・`Д´・o)!!……( *´艸`)ウフフ……割れたねッ❗

食らいなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉




ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗…… 


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……



「グプッ❗……ゴホゴホッ❗……」



 【黒騎士】の【100%ESP防御バリア】が粉々に破壊され、【氷河の偽物】の激しい強打パンチが、【黒騎士】の身体に襲いかかってきた。

 【黒騎士】は身動きも封じられ、サンドバック状態が長く続いた。

【氷河の偽物】は休む事なく、【黒騎士】を猛攻撃している。



「意識が……飛びそうだ…………」



ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……


ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……




 【黒騎士】は殴る蹴るの暴行を繰り返す氷河に、大粒の涙を流していた。。゜(゜´Д`゜)゜。



「(AAAサイキックの俺が、ここ迄、ボコボコに殴られたのは、生まれて始めてだッ❗

今迄、【暗殺】してきた事の【罰】なのだろうか‼️

強くなったなッ❗龍‼️。・゜・(ノ∀`)・゜・。)」



ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……



 【黒騎士】を中心に、3つのクレーターが出来た。

激しい暴行は長く続いた。


「龍‼️………………」


 【黒騎士】は顔が痣だらけのまま、氷河を見つめていたが、ある事に気が付いた。



グプッ❗……グプッ❗……ゴホゴホッ❗……



 【黒騎士】は大量の血反吐を吐きながら、【氷河の偽物】の猛攻撃を食らっている。

 【氷河の偽物】が大粒の涙を流しながら、殴っている姿を【黒騎士】は見逃さなかった。



「‼️……龍‼️……まだそこに居るんだなッ❗

お兄ちゃんが……助けて……あげるから……な‼️」





〈トドメだッ❗……食らえッ❗〉




ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗




 【氷河の偽物】は猛スピードで、【黒騎士】の身体のど真ん中に降り立った。



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗




プシューーーーーーッ❗……ゴホゴホッ❗



 大量の血反吐を吐いた【黒騎士】。

【氷河の偽物】は金縛りを解除した。



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 【黒騎士】は血塗れのまま、ゆっくりと四ン場になり、【氷河の偽物】を睨んでいた。



「よくも……よくも……弟の身体を弄んでくれたなッ❗

グプッ❗…ゴホゴホッ❗……絶対に許さない‼️」



ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗



「《氷河龍》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」



 【黒騎士】は決死の覚悟で、【氷河の偽物】に飛び掛かった。



〈甘いなッ❗〉



 【氷河の偽物】の身体に纏っていた【闇のオーラ】が、一斉に【黒騎士】に襲い掛かった。



「エエッ❓……Σ(Д゜;/)/」



=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!

=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!

=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!

=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!

=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!



 【氷河の偽物】に纏っていた【闇のオーラ】は、鋭いトゲとなり、【黒騎士】の身体を深く突き刺した。



「グプッ❗……グプッ❗……バカなッ❗」



 【黒騎士】は右胸に突き刺さっているトゲを、握り潰した。



バキンッ❗



('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗



 【氷河の偽物】は【闇のオーラ】を引っ込めた。

【黒騎士】に突き刺したトゲを、全て抜いた途端、【黒騎士】の空いた穴から、大量の血が吹き出した。



プシュッ❗……プシュッ❗



 かろうじて立って居る【黒騎士】。

【黒騎士】は倒れると見せ掛けて、【氷河の偽物】の両肩を強く掴んだ。



「やっと掴まえたぞ‼️……龍‼️……(ゝω・´★)」



〈汚い手で触るなッ❗……醜い化物めが‼️

けがわらしい‼️死に損ないが‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〉



 【氷河の偽物】は両手を前に出し、【黒騎士】の両腕を掴んで逃げない様にした後、【黒騎士】の身体に向かって、最大級の【闇のオーラ】で総攻撃した。

 【黒騎士】は【闇のオーラ】に身を焼かれ、苦しんでいる。



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



「あ……あつ…熱い‼️…身体が引き裂かれそうだッ❗」



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 【黒騎士】は逃げ出そうとするが、【氷河の偽物】がガッチリ両手を掴み、離そうとはしなかった。



〈遠慮するなよッ❗……もっと苦しめ‼️

たっぷりと味わえッ❗…醜い化物め‼️……(ФωФ)〉



…ククク…キヒヒヒィ‼️アハハハハハハーーーーーッ❗

アハハハハーーーーーーーーーーーッ‼️……(ФωФ)♡



「外道が‼️…クソッタレがーーーーーーーーー‼️」



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗


ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 【闇のオーラ】が激しく燃える青い炎になり、【黒騎士】の身体を激しく焼いた。



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 【黒騎士】は【AAAサイキック】の秘められた力で、ダメージを軽減していた。

しかし、【死ぬ程の激痛】は容赦なく【黒騎士】に襲いかかった。



〈両手を離せッ❗……離してくれたら、苦しまずに殺してやるから‼️…汚らわしい両手をどけろッ❗〉



「(;´Д`)ハァハァ……(;´Д`)ハァハァ……(;´Д`)ハァハァ……

断る‼️……死んでも離さないぞッ❗


(今ここで《氷河龍》を助けなければ、闇の者から《氷河龍》を助け出すチャンスが失われてしまう‼️

そうなってしまっては、手遅れだ‼️……(#・∀・)

ここで《氷河龍》を助けなければ、お兄ちゃんとして失格だ‼️)


《氷河龍》を返せ‼️卑怯者め‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」



【黒騎士】は【闇のオーラ】に身を焼かれ、苦しんでいた。



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 【黒騎士】は更に強く、【氷河の偽物】の両肩を掴んで離そうとはしない。



ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



〈しつこいんだよッ❗……この身体は私の物だッ❗〉



「違うぞッ❗」



 【黒騎士】は完全否定した。



「(;´Д`)ハァハァ……燃え上がる【青い炎】で身を焼かれ様とも、《氷河龍》の身体は《氷河龍》の物だッ❗

《氷河龍》の身体から出て行けーーーーーーーーー‼️」



出て行けーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



 【黒騎士】の身体から《7色のオーラ》が溢れ出し、【氷河の偽物】を包み込んだ。



 《氷河龍》の深層心理の一番奥にある《核》に、《ミカリン》の【愛の結晶】同様、《光輝くダイヤモンドの結晶》は、【兄弟の絆】となって、《核》に深く突き刺さっていた。


 【黒騎士】の《7色のオーラ》は《氷河龍》を守る【兄弟の絆】の光だった。

光輝く《7色のオーラ》は、【氷河の身体】を乗っ取った闇の者に激痛を与えた。



〈何だ❓……《7色のオーラ》は❓……苦しいッ❗

ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーッ❗〉



さっさと出て行けーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️



〈私を舐めるなッ❗〉



ボキッ❗



「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」



 【氷河の偽物】は【黒騎士】の左腕を、握り潰して折ってしまった。

悶絶してしまう【黒騎士】。



〈離せッ❗……右腕も折ってやろうか❓……(ФωФ)〉




「私の可愛い弟《氷河龍》から………さっさと……

出て行けーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」



ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️



 【黒騎士】の怒りが爆発した。

《7色のオーラ》が【氷河の偽物】を包み込んだ。

氷河の身体を乗っ取った化物は、【黒騎士】の《7色のオーラ》で消し飛ばそうとしたが、しつこく、粘っている。



 【黒騎士】は右腕を動かし、《ミカリン》の事を思い出していた。



「(《ミカリン》なら……《ミカリン》なら……この時、どうするかな❓)…(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…‼️…」



 【黒騎士】は震える右腕で、直接《氷河龍》のオデコに向かって…………。




「必殺‼️……デコピーーーーーーーーーーーーーンッ❗」




バチンッ❗……バチンッ❗…ボキッ❗…ボキッ❗




 【黒騎士】が《デコピン》した途端、人差し指・中指が骨折してしまった。



『痛いな‼️何すんだよ‼️《ジョセフ・西園寺》‼️』



 氷河は正気に戻った。

【黒騎士】は大号泣しながら、笑顔で笑っていた。



「もう一度……言ってくれ‼️……。・(つд`。)・。」



『痛いなッ❗……《ジョセフ・西園寺》‼️』



 【黒騎士】は大号泣しながら、右腕で氷河を強く抱き締め、離そうとはしなかった。



「元に戻ったんですねッ❗……龍‼️……龍‼️」



『‼️……《ジョセフ・西園寺》‼️血塗れじゃないかッ❗

酷い怪我だッ❗……病院へ行かないと…………‼️

まさか❓……俺が《ジョセフ・西園寺》を攻撃したのか❓

そうなの❓《ジョセフ・西園寺》❓( ̄□||||!!』



 氷河は真っ青になって、大号泣していた。



『御免なさい‼️…御免なさい‼️……御免なさい‼️

……(*- -)(*_ _)ペコリ』



ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗

。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



御免なさい‼️……御免なさい‼️……御免なさい‼️

《ジョセフ・西園寺》お兄ーーーーーーーーーーちゃん‼️



……バカなッ❗……そんなバカなッ❗……正気に戻る何て、あり得ない‼️……



「《氷河龍》の身体から出て行けーーーーーーー‼️」



〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉



 【氷河の偽物】は《ジョセフ・西園寺》の《7色のオーラ》で消し飛ばした。




…………覚えてろッ❗……必ず、《氷河龍》を【闇堕ち】させてやるぜ‼️……



…ククク…キヒヒヒィ‼️アハハハハハハーーーーッ❗

アハハハハーーーーーーーーーーーッ‼️…(ФωФ)…




 氷河は大号泣しながら……ひたすら《ジョセフ・西園寺》に謝っていた。

《ジョセフ・西園寺》は優しい視線で、氷河を慰める。



「龍のせいでは無い‼️……もう一度、言うよッ❗

龍のせいでは無いからな‼️……(ゝω・´★)」




トンッ❗……トンッ❗



 《ジョセフ・西園寺》は右腕を動かし、氷河の背中を2回叩いて、落ち着かせた。

その際、氷河に【ESP治療回復】を掛けて、全回復させた。

 氷河は目に一杯の涙を溜めて、《ジョセフ・西園寺》に謝り続けた。


 《ジョセフ・西園寺》は震える右腕を動かし、右手を氷河のオデコに当てた。




「龍‼️……悪い夢をみてたんだッ❗……お眠り‼️」




キイィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼️




『《ジョセフ・西園寺》お兄ちゃん……どうして❓』




 氷河は《ジョセフ・西園寺》の前に倒れた。




「【殺戮】した記憶等、思い出さない方が幸せだ‼️

龍‼️……今日起きた【記憶】は全て削除させて貰うぞ‼️」




 《ジョセフ・西園寺》は氷河の頭を優しく撫でながら、愛おしいそうに、氷河の頬を触っていた。


 《ジョセフ・西園寺》は氷河の記憶が完全削除した事を確認した上で、念動力で氷河をゆっくりと地面に寝かせた。



 《ジョセフ・西園寺》は地面に眠っている氷河を、《ミカリン》が居る病院へ転送しようとした。



 《ジョセフ・西園寺》が右腕を前に出して、氷河を転送させようとしたが、右手から【ESPの力】が出ない。



「あれッ❓……何で❓」



ボキッ❗



 《ジョセフ・西園寺》の右上腕突然、折れてしまった。



「‼️……あ……あれ❓……折れちゃったよ❓」



「‼️……あれ❓……あれあれ~❓……❓(・_・?)」



 《ジョセフ・西園寺》はその場から後ろへ向かって、ゆっくりと倒れ込んでしまいました。



バタンッ❗……バタンッ❗……グプッ❗……グプッ❗



 大量の血反吐を吐きながら、途方にくれていた。



「‼️……あれ❓………何も見えない❓……身体の……痛みが全く感じない❓……何も聞こえない❓………

❓(○_○)!!

これが……【死】なのかッ❓……安らかな【死】か‼️

(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ…(;´Д`)ハァハァ」



 《ジョセフ・西園寺》が地面に倒れると大量の血が流れ出し、血の海と化していた。



「グプッ❗…グプッ❗…(;´Д`)ハァハァ……(;´Д`)ハァハァ…

(まぶた)が…重い……疲……れ……た…よ‼️……( ̄□||||!!」



 《ジョセフ・西園寺》は大の字で、倒れている。

《ジョセフ・西園寺》は大粒の涙を流しながら、過去を振り返っていた。



「(私は……生まれた意味を……ずっと……………

(;´Д`)ハァハァ……(;´Д`)ハァハァ……

探していたッ❗……漸く…見つかった‼️……( 〃▽〃)

私の……(;´Д`)ハァハァ……使命は……《氷河龍》の命を守る事が……グプッ❗…(;´Д`)ハァハァ……使命……

だった‼️」




 《ジョセフ・西園寺》はゆっくりと右腕の拳を上げた。

右腕は骨折で【くの字】に曲がっている。




「(《氷河龍》に殺されるなら本望だ‼️(ゝω・´★))」




 《ジョセフ・西園寺》は大粒の涙を流しながら、満面な笑みを溢していた。





「お兄ちゃん‼️……《氷河龍》を助けたぞッ❗

ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」





 《ジョセフ・西園寺》大号泣しながら、満面な笑みを溢していた。

《ジョセフ・西園寺》は初めて、心の奥底から笑っていた。




「(幸せに……なれ…《氷……河…………龍》‼️)」







グプッ❗…………バタンッ❗……バタンッ❗





 《ジョセフ・西園寺》の右腕が、ゆっくりと地面に落ちていった。

《ジョセフ・西園寺》は目が半開きのまま、顔を少し右側に傾けた後、静かに息を引き取りました。




キイィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼️




〖‼️…《ジョセフ・西園寺》が………死んだ❓〗




 《ラファエル》は直様、《ジョセフ・西園寺》の気配を探ったが、何も感じなかった。

直様、部屋から飛び出し、《ZEUS》の元へと急いだ《ラファエル》だったが、《最高神王の間》の《最高神の玉座》には《ZEUS》の姿がなかった。


 《最高神の玉座》の隣には、テレビモニターが付いたままでした。

 《ラファエル》は好奇心で、テレビモニターを覗き込んだ瞬間、信じられない光景を目にしてしまった。



〖何だコレ❓………《氷河龍》《ジョセフ・西園寺》の姿では無いか、どうして❓(・_・?)〗



 《ラファエル》はある事に気が付いた。

倒れている《血塗れの男》の頭上には、【Error】と表示され、地面の横で眠っている氷河らしき少年には、【Enemy】と表示されていた。



 数分後、《ZEUS》が姿を現した。

鞘から《エクスカリバー》を抜いたまま、《ジョセフ・西園寺》に近付いて行く。



〖まかさ❓……父上❓……何を❓(・_・?)〗




……「何だ❓……壊れたのか❓……つまらん‼️




貴様のせいで、【禍々しい禁忌の子】《氷河龍》を殺し損ねたでは無いかッ❗

この薄汚い化物が‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」……



 《ZEUS》は《ジョセフ・西園寺》に近付いた後、神の大剣……《エクスカリバー》を縦に握ってから、《ジョセフ・西園寺》の心臓を狙って、直角に深く突き刺した。



…「貴様のせいだッ❗」=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!



〖父上‼️……( ̄□||||!!〗



=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!

=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!……=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!

=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!



 《ZEUS》は《ジョセフ・西園寺》をメッタ刺し。

神の剣に付いた(けが)れた血を凪払う為、《エクスカリバー》を一振して、凪払った。



ドガッ❗……ドガッ❗……ドガッ❗……ドガッ❗……

ドガッ❗……ドガッ❗……ドガッ❗……ドガッ❗……



 《ジョセフ・西園寺》の顔面を、踏み続けた《ZEUS》。



「役立たずめ‼️…何の為に力を与えたと思ってるんだッ❗

薄汚い化物めーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」




〈近くに……子供が寝ている様ですよ‼️〉



 《ZEUS》の仲間が、《ZEUS》にこの耳に入れた。 


……「分かっておるわいッ❗……災いはさっさと払拭しなければならない‼️……((( ̄へ ̄井)

世界の為にブッ殺す‼️……チャンスの到来だ‼️」…




ドスンドスンッ❗……ドスンドスンッ❗





 《ZEUS》は氷河の目の前にやって来た。



……「【禍々しい禁忌の子】よッ❗……生まれて来た事が、間違いだったのだよッ❗

《神の力》が授かったのは……(まぐ)れだ‼️

私の前から消えろッ❗…【禍々しい禁忌の子】‼️」




 《ZEUS》は《神の剣エクスカリバー》を両手で掴み、頭上へと持っていき、一気に氷河の【首】を刎ねようとしていた。




ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️




〖まさか……《氷河龍》を亡き者にする気ですか❓

辞めろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〗




…「死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️


【禍々しい禁忌の子】《氷河龍》ーーーーーー‼️」




 《ZEUS》の《神の剣エクスカリバー》が振り落とされた瞬間…………。





バキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗




ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗





 《ZEUS》が遠くへ吹き飛ばされた。





……「おのれッ❗……薄汚い化物め‼️」……





 《氷河龍》の前に《ジョセフ・西園寺》が姿を現し、《ZEUS》の【会心の一撃】を右手で、防いだ姿でした。

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