氷河龍の轍7…………6年生。
■6年生………分数の乗除
分数・少数・整数の混合
文字を用いた式
拡大・縮小
線対称・点対称
概形の面積・円の面積
角柱・円柱の体積
比例と半比例
比
代表値・度数分布・ヒストグラム
統計的な問題解決の方法
起こりうる場合
☆《氷河龍》身長:160cm 体重:43.3kg。 満11歳。
☆《ダイヤモンド・ネックレス》:2.3cm。
☆《神々ブレスレット》:16%
氷河はいつの間にか、もう~小学6年生。
身長は160cmとスレンダーハンサムboyとなっていた。
氷河は柔道検定で、念願の《初段》合格。
【黒帯】になりました。
『俺は強くなったぞッ❗……《ジョセフ・西園寺》‼️
覚悟しろよ‼️……(((*≧艸≦)ププッ‼』
氷河は笑顔で微笑みながら、大の字になって、気合いを入れた。
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
オッスッ❗…オッスッ❗……オッーーーーーーースッ❗
氷河は《聖なるオーラ》を身に纏っていた。
「(《氷河龍》……何と清らかなオーラだッ❗
流石〖神に選ばれし《神の子》〗だな‼️……( 〃▽〃))」
《ジョセフ・西園寺》はニヤリと笑っていた。
「ヘーーーーーーッ❗……何て美しいオーラなんだ‼️
これは楽しみだなッ❗……(¬∀¬)
じゃあ~‼️……稽古しようかッ❗……( -`Д´-;A)」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
《ジョセフ・西園寺》は右手にこん棒1つを持って、氷河の攻撃を防いでいた。
『俺が《ジョセフ》の左腕を使わせたら、俺の望みを叶えてくれる❓……("⌒∇⌒")』
「❓……いいだろう‼️……何が望みだ❓」
氷河は照れている。
『❓……どうしましたか❓……坊っちゃん❓(・_・?)』
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
氷河は攻撃の構えを解いた後、沈黙した。
『(《ジョセフ・西園寺》……………………)』
氷河は悲しい顔して沈黙した。
「どうしましたか❓……坊っちゃん❓(・_・?)」
パタパタッ❗……パタパタッ❗……バサッ❗
氷河は武器を捨て、涙を流しながら《ジョセフ・西園寺》に思いっきり抱き付いた。
グスンッ❗……。・(つд`。)・。
「坊っちゃん❓……!!(゜ロ゜ノ)ノ」
『俺の…俺の…俺の《お兄ちゃん》になって下さい‼️』
「私が坊っちゃんのお兄ちゃんになるのですか❓
私で良いのですか❓……(。・´_`・。)
私は人間ではないッ❗……【強化人間】で薄汚い《化物》になってしまった《化物》‼️
生きる資格が無いッ❗……【人体実験】の化物‼️
こんな私でも、坊っちゃんのお側に居られるだけで、とても幸せです‼️……(*´σー`)エヘヘ
坊っちゃんのお兄ちゃんになる何て、恐れ多い‼️」
《ジョセフ・西園寺》は氷河を強く抱き締め、頭を優しく撫でていた。
「御免なさい‼️……坊っちゃん‼️」
『《ジョセフ・西園寺》‼️……君は俺の《マブダチ》だ‼️
そんな悲しい事……言わないでよッ❗……( >Д<;)』
氷河は大粒の涙を流しながら訴えた。
『薄汚い《化物》何て言わないで《ジョセフ・西園寺》‼️
俺は《ジョセフ・西園寺》を《化物》だ何て、思っていないよッ❗
本当だよッ❗……《ジョセフ・西園寺》は人間だもの‼️』
《ジョセフ・西園寺》の顔に風が吹いた。
「坊っちゃん……………………」
《ジョセフ・西園寺》は優しい視線で、氷河を見ている。
《ジョセフ・西園寺》を人間扱いしたのは、《西園寺理事長》と《氷河龍》の2人だけだった。
《ジョセフ・西園寺》を怖がらず、普通の人間として、扱ってくれた人間が居た事に、驚きを隠せない様子。
《ジョセフ・西園寺》の両目から、自然と涙が溢れていた。
ポロポロッ❗……ポロポロッ❗
「坊っちゃん‼️………………。゜(゜´Д`゜)゜。」
《ジョセフ・西園寺》の涙が止まらない。
氷河は《ジョセフ・西園寺》を強く抱き締めた。
『《ジョセフ・西園寺》はもう~俺の大切な家族だから、お兄ちゃんになって下さい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ』
「本当に私で良いのですか❓……(@ ̄□ ̄@;)!!」
『《ジョセフ・西園寺》がいいッ❗《ジョセフ・西園寺》がいいんだもん‼️
《ジョセフ・西園寺》じゃなきゃ~嫌だ‼️
………p(`ε´q)ブーブー!!
お兄ちゃんになって下さい‼️……ダメですか❓
俺の事が嫌いですか❓……(。・´_`・。)』
《ジョセフ・西園寺》は氷河を強く抱き締めた。
「《氷河龍》ちゃんの事が嫌いじゃない‼️
こんなに可愛い《氷河龍》ちゃんを、嫌いになる訳が無いでしょう‼️……。・(つд`。)・。
俺は《氷河龍》ちゃんが大好きだよッ❗……(〃ω〃)
私で良ければ、坊っちゃんのお兄ちゃんになってあげても良い‼️……( `・ω・´)ノ ヨロシクー!!」
《ジョセフ・西園寺》は大粒の涙を流しながら、笑みを浮かべていた。
『ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
俺にお兄ちゃんが出来るかも‼️……嬉しいなぁ~‼️』
ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイッ❗
ピョンピョンッ❗……ピョンピョンッ❗
氷河は大粒の涙を流し、ジャンプしながら、笑顔で喜んでいた。
《ジョセフ・西園寺》は涙を拭いて、笑顔で微笑んでいた。
「坊っちゃん‼️………1つ条件がありますよッ❗」
《ジョセフ・西園寺》は防御態勢に入った。
「坊っちゃん‼️……さぁ~‼️……涙を拭いてッ❗
稽古の続きをしましょう‼️……(((*≧艸≦)ププッ!!
私から1本取ったら、坊っちゃんのお兄ちゃんになる事を約束しましょう‼️………(*^▽^)/★*☆♪」
氷河は目を輝かせていた。( ☆∀☆)
『本当❓……嘘じゃないよね❓』
「但し、私が左腕を使って、防御したらですよ‼️
(*´σー`)エヘヘ……(((*≧艸≦)ププッ」
『エエッ❗………Σ(Д゜;/)/』
「当たり前でしょ❓……今は稽古中なんだからねッ❗」
『p(`ε´q)ブーブー!!……p(`ε´q)ブーブー!!』
「いきますよッ❗……坊っちゃん‼️……( -∀・)」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
氷河と《ジョセフ・西園寺》の稽古が再開されました。
「さぁ~かかって来なさい‼️……(*≧ω≦)」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
氷河と《ジョセフ・西園寺》は、護身術の稽古をしていた。
「ホラホラッ❗……こんなものか~ッ❗」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
『イラッ❗……絶対にお兄ちゃんになって貰うぞッ❗
《ジョセフ・西園寺》‼️……(#・∀・)』
シューーーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バキッ❗
氷河の鋭い蹴りが《ジョセフ・西園寺》の顔面にHIT。
《ジョセフ・西園寺》は左腕を使って防御し、氷河は《ジョセフ・西園寺》からを1本取った。
《ジョセフ・西園寺》は氷河の戦闘センスに驚きを隠せない様子だった。
「(へーーーーーーッ❗……1年しか経ってないのに、左腕を使わせるとは、急成長したなッ❗
坊っちゃん‼️……これからが楽しみだ‼️♡( 〃▽〃)♡)
約束だッ❗……今日から坊っちゃんのお兄ちゃんに、なってあげよう‼️……("⌒∇⌒")」
『俺のお兄ちゃんが出来た‼️……ヤッター‼️
ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️』
氷河は大喜びしている。
《ジョセフ・西園寺》は照れ笑いをしていた。
「次私から1本を取れたら、何が望みかな❓(^○^)」
氷河は考え事をした後、大胆な発言をした。
『超能力で【瞬間移動】したいッ❗……【空中浮遊】で空を飛びたい‼️』
「エエッ❗……Σ(Д゜;/)/」
《ジョセフ・西園寺》は困ってしまった。
「坊っちゃん‼️……《瞬間移動》は危険な力だから、教えれない‼️
もし《瞬間移動》が失敗し、建物や物質に瞬間移動したら、身体がバラバラになって、死んでしまう恐れがあるから、教えたくないんだ‼️……済まない‼️
坊っちゃん‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ」
『瞬間移動は物凄く難しいんだねッ❗……Σ(Д゜;/)/
どうすれば【空中浮遊】が出来るのかな❓
《ジョセフ・西園寺》‼️』
《ジョセフ・西園寺》は困り始めた。
「【空中浮遊】はかなりレベルが高いぞッ❗
己に秘めた力を使って、【空中浮遊】が出来るかも❓
出来る、出来ないは坊っちゃん次第ですが…………」
『さぁ~‼️……やろうかッ❗……俺は諦めないぞ‼️』
《ジョセフ・西園寺》はこん棒を投げ捨てた。
一呼吸した後、用意していた木で出来ていた《双剣》を左右に持って、Xに重ねた。
「じゃあ~‼️……私も本気を出そうかなッ❓」
『エエェッ❗まだ本気を出してなかったの❓Σ(Д゜;/)/』
「じゃあ~‼️……10%‼️……本気を出すよッ❗」
『嘘だろ❓…… ゜ ゜ ( Д )』
氷河は唖然していた所に、《ジョセフ・西園寺》は《双剣》2本を、氷河の目の前に投げて渡した。
カランッ❗……カランッ❗
《双剣》を装備した氷河。
『本気を出していいの❓……(・_・?)』
「但し、殺し合いじゃないからなッ❗
かかってきなさい‼️……(*´σー`)エヘヘ」
《ジョセフ・西園寺》は笑みを浮かべ、攻撃の構えをとった。
「私から1本を取ってみろッ❗……坊っちゃん‼️」
カンカンッ❗……カンカンッ❗……カンカンッ❗……
カンカンッ❗……カンカンッ❗……カンカンッ❗……
氷河と《ジョセフ・西園寺》は互いに笑みを溢しながら、稽古していた。
『負けないぞッ❗……《ジョセフ・西園寺》‼️』
「私も負けませんからッ❗」
カンカンッ❗……カンカンッ❗……カンカンッ❗……
カンカンッ❗……カンカンッ❗……カンカンッ❗……
ガキーーーーーーッ❗
氷河と《ジョセフ・西園寺》の《双剣》がぶつかり、凌ぎを削った。
「甘い‼️」
シューーーーーーーーーーーーーーーーッ❗……ボコッ❗
《ジョセフ・西園寺》は回し蹴りして、氷河の《双剣》を蹴っ飛ばし、弾き返した。
『体術を使用する何て、ズルイよッ❗……(# ̄З ̄)
p(`ε´q)ブーブー!!』
氷河と《ジョセフ・西園寺》は互いを尊敬し合い、熱心に武術を稽古していた。
シュッーーーーーーッ❗……ボコッ❗
シュッーーーーーーッ❗……ボコッ❗……バキッ❗
『おりゃ~‼️……食らえ‼️』
氷河は1回転回し蹴りを2回続けた後、《ジョセフ・西園寺》の《双剣》を思いっきり蹴っ飛ばした。
「(もう~回し蹴りをマスターしたか……坊っちゃん‼️
吸収が早いなッ❗……流石坊っちゃん‼️
【黒帯】になった途端、戦闘センスが爆上がりだッ❗)
坊っちゃんの成長が楽しみだよ‼️……(*´σー`)エヘヘ」
カンカンッ❗……カンカンッ❗……カンカンッ❗……
カンカンッ❗……カンカンッ❗……カンカンッ❗……
氷河と《ジョセフ・西園寺》は気が済む迄、稽古に励みました。
《星々学園》のバスケ部活に《氷河龍》が入部した途端、《氷河龍》が大人気になった。
氷河は放課後、1人で《3pointシュート》の練習していた。
トントンッ❗……トントンッ❗……シュッ❗カンッ❗
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗……
氷河が投げたバスケットボールは、ゴールのリングに弾かれた。
『《3pointシュート》は難しいなッ❗』
…………当たり前だろッ❗……そんなに簡単に出来たら、苦労はしないさ‼️………………
2人の少年が現れた。
〈やぁ~‼️…君は新人だね‼️……入部を歓迎するぜッ❗
俺の名前は【タカ】‼️君と同じ《SF ・フォワード》だ‼️
背番号【3】で副主将だ‼️……宜しくな‼️〉
☆身長163cm・水色のストレートヘアをした【タカ】が、氷河に話し掛けて来た。
〈こいつだろ❓……入部テストで神がかった動きを見せたのは……なッ❗……【シン】‼️〉
〈おいおい……俺も混ぜてくれよッ❗
この少年が例の人物だね❓……(((*≧艸≦)ププッ
俺の名前は【シン】‼️……《SF ・フォワード》で主将している‼️
背番号【11】‼️…宜しくなッ❗……氷河‼️( v^-゜)♪〉
☆身長167cm・金髪のショートヘアをした【シン】が、氷河に話し掛けて来た。
『入部したばっかりの《氷河龍》です‼️
宜しくお願いします‼️………( ´;゜;∀;゜;)』
氷河は緊張して、身体が震えていた。
〈怖がらなくていいよッ❗……君を歓迎するよッ❗
但し、君の実力を見せてくれよ‼️……!( ̄- ̄)ゞ〉
〈3pointシュートが出来る様になるのは練習あるのみッ❗
俺と勝負するか?〉
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
氷河と【タカ】の1対1の勝負。
氷河はドリブルしながら、【タカ】に接近。
〈来いッ❗……氷河‼️〉
氷河は【タカ】をすらりと躱し、ゴールを目指していた。
〈ヘェ~‼️……動きは素晴らしい‼️
君は《金の卵》だよッ❗……《氷河龍》‼️〉
氷河は速いスピードで、【タカ】を翻弄する。
〈負けるもんかッ❗〉
【タカ】は氷河を追うが、間に合わない。
パサーーーーーーッ❗……入れッ❗……バンッ❗
『チッ❗……まだだ‼️』……リングに弾かれた。
落ちてくるボールを奪い、再び、シュート態勢を取った氷河。
【タカ】は必死に《ディフェンス》して、氷河のシュートを妨害している。
〈シュートさせるものかッ❗〉
『‼️……( ☆∀☆)』
ジャンプーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
氷河は業とペイントし、【タカ】はペイントに引っ掛かった隙に、氷河はボールを持ったまま、高くジャンプし、ボールをゴールネットに押し込んだ。
バンッ❗……トンッ❗……トンッ❗……
〈な……何❓〉
氷河は初めて、《ダンクシュート》を成功させた。
〈マジかよ❓俺から得点した奴はお前が初めてだぞッ❗
氷河‼️……お前って、スゲーなッ❗……!щ(゜▽゜щ)
【シン】‼️……これなら全国大会を狙えるかも‼️〉
トンッ❗……トンッ❗……トンッ❗……トンッ❗
【シン】はボールを叩きながら、氷河に勝負を挑んだ。
〈君は間違いなく《天賦の才能》を持った《金の卵》だ‼️……君は素晴らしいよッ❗
しかし……この世界には、上には上がいる事を分からせてやるぜッ❗
《天賦の才能》は君だけじゃない事を分からせてやるぜ‼️
…………ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎〉
〈【シン】本気か❓…やれやれだぜッ❗…┐(´~`;)┌〉
【タカ】は《氷河龍》に対し、本気を出しているのが嬉しかった。
〈(見つかったんだなッ❗……お前を本気させる相手を、お前の闘志に火を付けてくれるライバルをな‼️
なッ❗……【シン】‼️……(;¬_¬))〉
【シン】は笑顔で微笑みながら、久々に本気で氷河と対峙する。
トンッ❗……トンッ❗……トンッ❗……トンッ❗
〈5分以内で、俺からボールを奪えたら【キャプテン】の座をあげてもいいぞ‼️……!щ(゜▽゜щ)
ボールを奪ってみろッ❗…《氷河龍》‼️…((( ̄へ ̄井)〉
ドリブルしながら、氷河を向かえ打つ【シン】。
ドンドンッ❗……ドンドンッ❗……ドンドンッ❗
天才プレイヤー【シン】が、氷河を翻弄し始めた。
氷河はボールを奪おうとしても、ボールが意思がある様に、ボールは【シン】から離れない。
上手くボール捌きを見せる【シン】は、楽しそうに笑っていた。
【シン】は華麗になる動きで、氷河にボールを触らさせない。
〈お前の力はこんな物か❓…(((*≧艸≦)ププッ!!〉
『ボールがどうしても奪えない‼️……畜生‼️
何だ❓……この滑らかな動きは❓(・_・?)』
〈まだまだだな~氷河‼️……(((*≧艸≦)ププッ〉
華麗に踊る【シン】。
【シン】が楽しく華麗に踊る姿を見て、【タカ】は安堵していた。
【シン】は天才プレイヤーだからこそ、悩みも多かった。
【シン】が余りにも強すぎる為、辞めてしまう部員が後をたたない。
【シン】は対等に渡り合える《ライバル》に飢えていた。
今回《氷河龍》が《バスケ部活》に入部したキッカケで、《氷河龍》の【実技試験】で見せた《天賦の才能》に、【シン】は久々に胸が踊っていた。
本物の天才プレイヤーが入部してくれたお陰で、バスケに本気に向き合える機会を、与えてくれたのが《氷河龍》でした。
【シン】は心底……嬉しかったのだ。
ライバルになりうる《天才プレイヤー》である《氷河龍》が入って来た事に、【シン】【タカ】【氷河龍】の伝説が生まれるのであった。
放課後、【シン】【タカ】【氷河】は夜遅く迄、フォーメーションの確認と、試合に向けての猛練習していた。
【シン】【タカ】【氷河】は《星々学園》では、知らない者が居ない程、大人気でした。
【シン】【タカ】【氷河】の3人が揃って練習する度、女子生徒の黄色い声援が途切れる事はなかった。
1番人気はダントツ……【シン】だった。
クールなイケメンに女子生徒が、失神者が出た程のプレイボーイだった。
2番人気は【タカ】。
女性の扱いはダントツトップ‼️……彼の言葉で気絶してしまう女子生徒がいた程だ。
3番人気は突然現れた《白馬の王子様》♡
クールなイケメン美少年の【氷河龍】‼️♡(〃´ω`〃)♡
人気急上昇のカリスマ的存在‼️
ミステリアスな部分が女子生徒の心を揺さぶる。
【シン】【タカ】【氷河】は学園アイドルとして、有名になってしまいました。
数日後には【シン】【タカ】【氷河】の熱烈なファンCLUBが出来ていた。
これには【シン】【タカ】【氷河】の3人は困惑していた。
学園では【シン】【タカ】【氷河】の事を、《BIG3》と呼んでいた。
氷河がバスケの練習をしているだけで、黄色の声援が聞こえて来る始末。
『参ったねッ❗……先輩‼️……( ;-`д´-)』
〈人気者は辛いな~‼️〉
〈俺が1番人気だよな❓……【タカ】❓〉
〈氷河‼️……お前はきっと《プロバスケ選手》に慣れる素質があるから、しっかりと基礎を覚える様になッ❗
バカは《プロ》には慣れないぞ‼️〉
『はいッ❗……【シン】キャプテン‼️』
〈分かれば宜しい‼️〉
〈キャプテンらしくなったなッ❗……【シン】‼️〉
ボコッ❗
【シン】は【タカ】の腹を軽く殴った。
〈大きなお世話だ‼️……【タカ】‼️〉
トンッ❗……トンッ❗……トンッ❗……トンッ❗……
氷河はいつも通りに、《3pointシュート》の練習をしていた。
バスケ部活では、スタメンメンバーに選ばれ、《SF・フォワード》・背番号【7】番を、監督から手渡された。
『ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️』
氷河は右手をグーにしたまま、天に突き刺し、ガッツポーズ‼️
『バスケの試合に出れるッ❗……( ☆∀☆)キラリ』
バスケの監督は《氷河龍》の【天才的なバスケの才能】に惚れ込み、《スタメンメンバー》に起用したのでした。
夕暮れ‼️……氷河は学校が終わり、笑顔で帰宅。
早苗にバスケの部活で、《スタメンメンバー》に選ばれた事を、興奮しながら伝えました。
『母さん‼️……《SF ・フォワード》に選ばれて、背番号は【7】番だよッ❗……(*´・ω・`)b』
早苗は大号泣‼️。・゜・(ノД`)・゜・。
〖龍がッ❗……龍がッ❗……《SF ・フォワード》‼️
期待されてるじゃん‼️……龍‼️……♡(〃´ω`〃)♡
流石ッ❗……私の息子だわ‼️♡〗
〖龍の名前をカッコ良く、付けてあげるからねッ❗
それ迄、待っててねッ❗……龍‼️……(*´∀`*)ポッ〗
パタパタッ❗……バタンッ❗
感動の余り、大号泣してしまった早苗は早速、ユニフォームの名前の部分を付ける為、晩御飯の作ってる途中で、裁縫店へ買い物に出掛けて行った。
『母さん‼️……早ッ❗……!Σ( ̄□ ̄;)』
パカッ❗
氷河は台所で鍋の蓋を開けると、《デミグラスソース》が作られており、ピンときた。
『晩御飯は俺の大好きな《デミグラスハンバーグ》だ‼️
母さん‼️……手料理は激ウマだから‼️♡
ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️』
裁縫店に着いた早苗は、氷河のネームフェルトに夢中になっていた。
〖付けるなら……カッコイイネームにしたいな‼️♡
これにしようか~それとも~こっちがカッコイイかな~‼️♡……♡(〃´ω`〃)♡〗
早苗は氷河がバスケをプレイしている風景を想像しながら、微笑んでいた。
〖うちの息子がバスケの試合に出るんだからッ❗
ネームを目立たさないといけないねッ❗
これッ❗……下さいな‼️……( ≧∀≦)ノ〗
漸く、ネームフェルトが決まった様だ。
〖早く氷河のユニフォームに、バッチリと名前を入れなきゃいけないわッ❗……頑張らなくっちゃ~‼️〗
早苗は氷河のユニフォーム姿を想像しながら、帰宅した。
たたいま~‼️♡
『お帰りなさい‼️……お腹空いた~よ‼️』
〖アハハ(;゜∇゜)~ゴメンねッ❗……直ぐ晩御飯作るから待っててねッ❗……龍‼️……(*´・ω・`)b〗
『俺も手伝うよッ❗』
氷河は台所の中へ入り、晩御飯の手伝いをかって出た。
〖有難う‼️……龍‼️……じゃあ~ジャガイモの皮を剥いてから、鍋に入れて煮込んで頂戴‼️♡〗
『うんッ❗……分かった‼️』
氷河は早苗の動かない右腕を気遣い、進んで手伝いをしていました。
『母さんは無理しないでねッ❗』
〖有難う‼️……龍‼️……♡(〃´ω`〃)♡〗
早苗は氷河と一緒に調理している時間は、幸せを感じている。(〃ω〃)
ドンドンッ❗……ドンドンッ❗
氷河が蒸したジャガイモを、ひのきすりこぎで、丁寧に潰している。
〖ジャガイモを丁寧に潰してねッ❗〗
トントンッ❗……トントンッ❗……トントンッ❗
早苗は動かない右腕でキュウリとレタスを押さえて、包丁で切り刻んでいた。
〖マヨネーズ・キュウリ・レタスを入れて、ジャガイモと一緒混ぜて‼️♡〗
『はいッ❗』
〖【ジャガポテト】が出来上がり‼️〗
晩御飯に氷河と早苗と共作の【ジャガポテト】が、テーブルに乗っていた。
『俺と母さんで作った【ジャガポテト】だよッ❗』
〖そうか…………〗
パクッ❗
〖旨いなッ❗……(*^▽^*)〗
〖《デミグラスハンバーグ》も食べてミソ‼️♡〗
パクッ❗……パクッ❗
旨いーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
輝と氷河は、モグモグと食べていた。
早苗は晩御飯後、心を込めて1文字ずつ、氷河のユニフォームに名字《Hyoga》を、縫い付けた。
〖出来た‼️……氷河のユニフォームが出来上がりだ‼️♡〗
早苗は氷河のユニフォームを嗅いで、ホッペタに頬擦りしていた。
〖私の息子が良いプレイが出来ますように‼️〗
早苗は氷河が《夢》が実現出来る様に、ユニフォームに願いを込めた。
試合当日、《鶴神学園グループ》主催のバスケット強化試合に、《星々学園》のバスケ部が招かれた。
《星々学園》のバスケ部が招かれた本当の理由は、氷河を見たいだけで、強化試合を組んだのだ。
試合前、体育館の観覧席の右側席全席が、1人の女性が独り占めをしていた。
ポンッ❗……ポンッ❗……ポンッ❗……ポンッ❗
氷河は機嫌が悪かった。
冷たい視線で1人の女性を睨んだ。
『おいッ❗……そこのブス女‼️
何勝手に観覧席を独り占めしてるんだよッ❗
俺の両親が応援来てるんだ‼️……邪魔だから観覧席を解放してくんない❓……( ・`ω・´)
大迷惑たから退出してくんねーかな❓( ・`д・´)』
氷河は1人の女性を指さして、文句を言った。
〈そうだそうだッ❗……氷河の言う通りだ‼️〉
〈何勝手な真似をしてるんだよッ❗〉
〈俺達の応援席が足りないだろう‼️〉
《星々学園》のバスケ部の部員達が、異議を申し出た。
〈わたくしは《鶴神学園》の理事長のご令嬢です‼️
私の《氷河龍》様の為、《鶴神学園》の一流オーケストラで応援して差し上げましてよ‼️♡〉
ご令嬢は自己満足で、氷河を独り占めしたかったのだ。
『ハァ~❓……何言ってるの❓……バカか❓(・_・?)
そんな事、頼んでねーし‼️……迷惑だぞ‼️』
氷河はご令嬢の暴走に困惑していた。
観覧席を独り占めしている《鶴神学園》のご令嬢が、オーケストラ達を連れて入って来た。
バスケの試合に、オーケストラ演奏は前代未聞である。
ザワザワッ❗……ザワザワッ❗
観客席からザワザワが止まらない。
喝!をいれたのが、《西園寺理事長》でした。
【《鶴神学園》のお嬢様‼️……今日はバスケ強化試合に呼んで頂き誠に有難う御座います‼️…( ´,_ゝ`)
しかし……………………】
〈なんですの❓……❓(・_・?)〉
【己の私利私欲の為だけに、バスケ強化試合をしようとは、片腹痛いわッ❗……(#`皿´)
バスケの試合を舐めてはいけませんよ‼️……( `_ゝ´)
バスケ部の選手達は日々、厳しい練習に励んでいるのですよ‼️
バスケの試合に、《オーケストラ》は必要が無い‼️
お嬢さん‼️……真面目にやって下さい‼️
お父様に恥をかかせないで下さい‼️
正々堂々……バスケの試合をさせて下さい‼️
宜しくお願いします‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ】
《西園寺理事長》はご令嬢に頭を下げた。
〈分かりました‼️《オーケストラ》達は撤退させます‼️
御免なさい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〉
ご令嬢は《オーケストラ》達を退散させた。
ご令嬢は赤面しながら、氷河をジッと視ていた。
ご令嬢は普段から甘やかされ育った為、プライドが高く、ワガママで八方美人で有名な女性でした。
ご令嬢は車の窓から、チラッと氷河の顔を見て、一目惚れしてしまった。
ご令嬢は氷河に夢中になっていた。
ご令嬢はど真ん中に座って、扇子を降って、甲高い声で笑っていた。
〈オホホッ❗……私の氷河‼️……♡(〃´ω`〃)♡
氷河はわたくしの彼氏にピッタリですわッ❗〉
『‼️……ふんッ❗…彼氏ね❓…(@ ̄□ ̄@;)!!』
氷河は困惑している。
〈どうしたのですか❓……氷河‼️……(〃ω〃)
オホホッ❗…わたくしに逢いに来てくれたのですか❓
嬉しいわッ❗……氷河‼️……(ФωФ)〉
ポンッ❗……ポンッ❗……ポンッ❗……ポンッ❗
氷河はバスケットボールを叩きながら、お嬢様に注意を促した。
『あのさ~観覧席を独り占めする行為は、俺の両親や相手チームの保護者が、応援出来ないからさ‼️
迷惑行為を辞めてくんないかな‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))』
氷河はお嬢様を鋭く睨んだ。
『分からないのか❓……ブス女‼️』
〈ブス女はわたくしの事ですか❓……嘘だと言って‼️〉
『お前以外……誰が居るんだよ‼️』
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
会場内にいる人々が一斉に大爆笑。
帰れッ❗……帰れッ❗……帰れッ❗……帰れッ❗……
〈キィーーーーーー‼️……《氷河龍》‼️
わたくしに恥をかかせたわねッ❗……覚えてらっしゃい‼️
((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〉
ご令嬢は激怒し、部下達にある命令を出した。
〈《氷河龍》を調べてッ❗……奴の弱点が何なのかを調べなさい‼️……そして……コソコソ…………〉
〈分かりました‼️……お嬢様‼️〉
〈ククク………みてなさいッ❗……私に逆らうとどうなるか、思い知らせてやるわッ❗…'`,、('∀`) '`,、〉
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーッ❗
《孤児院施設》の門の前には、まねかねざる客7人の黒色のサングラスを掛けた黒スーツの男達が、鉄パイプを持って奇襲して来た。
《孤児院施設》には、《ミカリン》と一緒に遊んでいる《孤児院施設》の子供達の姿があった。
〈あの人達❓……誰❓(・_・?)〉
《ミカリン》が門の前を見ると、不審な男達の姿を目撃した。
【あなた達……誰❓……ここへ何しに来た‼️……
(#`皿´)】
《ミカリン》は《孤児院施設》の子供達を避難させ、瞬時に【トゲトゲバット】を持って、相手を【トゲトゲバット】で指をさして、堂々と威嚇した。
ズルズルッ❗……ズルズルッ❗……ズルズルッ❗
鉄パイプで地面を擦る音が、《ミカリン》に迫っていた。
その頃……氷河は初めての強化試合に挑んでいた。
〈【氷河】【タカ】……準備OKか❓〉
〈楽しみだなッ❗……【シン】【氷河】‼️〉
『ドキドキしますッ❗…先輩‼️……( ´;゜;∀;゜;)』
〈いつも通りで攻めるぞッ❗……【氷河】‼️〉
審判がバスケットボールを軽く上に投げた途端、【シン】がバスケットボールを奪い、ドリブルで突っ走る。
ドンドンッ❗……キュッ❗……キュッ❗ドンドンッ❗
キュッ❗…キュッ❗……キュッ❗…ドンドンッ❗
【氷河】【シン】【タカ】の3人組は、フォーメーションで《鶴神学園》を翻弄した。
〈【氷河】は【タカ】にパスッ❗……【タカ】はドリブルで相手チームのディフェンダー達を集めた‼️
【シン】受け取れッ❗〉
パスッ❗……ドンドンッ❗……ドンドンッ❗……
【シン】のドリブルは止まらない。
ゴール手前で背後に待機していた【氷河】にパスをした。
パスッ❗……行け‼️……【氷河】‼️
オリャ~‼️……入れーーーーーーーーーーーーッ❗
パサッ❗……入ったーーーーーーーーーーーーッ❗
ボールを渡された氷河は直様、【ダンクシュート】し、得点獲得した。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
〖龍が初めて入れたわ‼️。・゜・(Д`)ヽ(゜Д゜ )〗
氷河夫妻は大興奮、感動して大号泣していた。
〖うちの子は《天才》だね‼️。゜(゜´Д`゜)゜。〗
『ヤッター‼️……先輩のお陰です‼️』
〈まだまだ……これからだ‼️〉……【タカ】
〈試合は始まったバッカリだッ❗……気を引き締めてッ❗
いくぞッ❗…みんな‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎〉……【シン】
オオオォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
【シン】はチームメイトに気合いを入れた。
【氷河】は【シン】【タカ】と《グータッチ》して、喜んでいた。
〈俺達は止まらないぜッ❗……なッ❗
【シン】【氷河】‼️……(ゝω・´★)〉……【タカ】
〈俺達は今迄、マンネリ最下位の《星々学園》じゃない事を、見せつけ様ではないかッ❗〉【シン】
〈俺達の力で《全国大会》へ行こうぜッ❗みんな‼️〉……【タカ】
『頑張ります‼️…(@^▽゜@)ゞ』……【氷河】
【シン】【タカ】【氷河】の3人組は、伝説の《黄金の龍》と恐れられ、バスケットボール界に旋風を巻き起こしたのでした。
■《星々学園》vs《鶴神学園》の試合結果■
【シン】……38得点。
【タカ】……35得点。
【氷河】……30得点。 ■Score■ 103 vs 0。
《星々学園》が勝利した。
氷河は試合が終わって、学校解散になり、初めての試合で勝った事を報告しに、《ミカリン》の元へ走っていた。
氷河が《孤児院施設》の門へ辿り着いた時、氷河のマイボールが地面に落下した。
トンッ❗……トンッ❗……トンッ❗……トンッ❗
氷河が目にしたのは、《ミカリン》が血だらけで倒れている姿でした。
氷河は青ざめていた。
『《ミカリン》……………………』




