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処刑人ZERO  作者: 月未来
22/60

氷河龍の轍4…………3年生。

■3年生……かけ算・割り算・小数点・分数・英語。

     正三角形・二等辺三角形。



☆《氷河龍》身長:129.1cm 体重:28.4kg。満8歳。

☆《ダイヤモンド・ネックレス》:2cm。

☆《神々ブレスレット》:10%




 氷河は両親の影響で、バスケに夢中なっていた。

氷河の部屋には、3人の日本選手のポスターが貼られていた。


《PG2:富山勇樹………167cm・65kg》

《PG5:川里勇気………172cm・68kg》

《SG6:平塚真…………‥191cm・88kg》


■柔道:1級(紫帯)。

■合気道:初段。


 氷河は3年生になると、【英語】が必須になっていた。



〖‼️……【英語】❓……噓だろ❓( -_・)?❓〗



〖‼️……中学1年の時に習っていた授業を、小学3年生で学ぶとは、ビックリだよッ❗…!!ヽ(゜д゜ヽ)(ノ゜д゜)ノ!!〗


 

 氷河夫妻はカルチャーショックを受けていた。

輝は仕事の合間に、バカでも分かる【英語】の参考書を見て勉強していた。



〖うちの龍ちゃんはとても頭がいいから、楽勝でしょう‼️

(ゝω・´★)〗



 氷河は学校終わった後、習い事を始める。

キッカケは前小学校で、酷い苛めにあったからだ。

精神的・身体的苦痛を味わった氷河は、メンタルを強くなる為、合気道・柔道を習い事をした。

 氷河のセンスが光り、直ぐに覚えてしまう程、優秀でした。

氷河は学校から出された宿題をあっという間に終らせ、空いた時間を両親に《合気道・柔道》の予習をやる様になりました。

 《ミカリン》も徐々に回復へ向かい、氷河は《ミカリン》のお見舞いへ行くのが楽しみでした。

《ミカリン》のお見舞いは、習い事が無い日をあてていた。


 《ミカリン》が病院ベットで横になっている所に、氷河がお見舞いにやって来た。



『《ミカリン》‼️……お見舞いに来たよッ❗』



 氷河は宿題を出して、《ミカリン》の目の前で学習を始めた。

 《ミカリン》は氷河が分からない場所を、丁寧に根気良く教えていた。



【氷河ちゃん‼️……可愛いな‼️……♡(〃´ω`〃)♡】



 大好きな《ミカリン》に、勉強を教わるのは楽しかった。

 氷河が算数の中で、割り算と小数点、分数が手詰まっていた。

 《ミカリン》は氷河の苦手な分野を、楽しく教えていた。

 氷河は英語の教科書を出して、《ミカリン》に英語の勉強を手伝って貰うはずが、《ミカリン》は困惑してしまった。



【英語❓( -_・)?❓……無理矢理‼️……( ̄□||||!!

氷河夫妻に教えて貰ってッ❗】



( ・ε・)ブーブー



『What a giant steakの訳は❓』



 氷河は英語で発音した。



【私は中卒だよッ❗……イヤーーーー‼️……HELP!!】



 《ミカリン》のお見舞いにやって来た西園寺理事長は、氷河の問いに答えた‼️



【何てッ❗……巨大なステーキなんだ‼️……だよ‼️】



『ピンポンッ❗……正解◎‼️……さすがッ❗

西園寺叔父ちゃんだねッ❗……(゜ロ゜)』



【《ミカリン》のお見舞いに来てくれて有難う‼️】



 西園寺理事長は氷河の頭を撫でていた。



『春の遠足はねッ❗……上野動物公園で《パンダ》を見に行ったんだ‼️……後ね~校外学習で《ガリガリ君》の工場見学にも行って来たんだよ‼️

《ガリガリ君》が無料で食べられたけど、何で❓頭の中にキーンと痛くなるのかな❓……何でだろう❓』



 氷河の質問に近くに居た看護師が、疑問を答えてくれた。



〈それは……あのね~(*´-ω・)。

☆冷たい物が喉を通ると、喉にある三叉神経が刺激され、脳が刺激を冷たさではなく、痛みと認識する、と言う説があります‼️………(ゝω・´★)〉



『美人の看護師さん‼️……賢いねッ❗…(*つ▽`)っ』



〈あらッ❗……そう❓(〃ω〃)〉



 満更でもない看護師。



【(小学3年で女たらしはダメ‼️)】



 《ミカリン》は氷河に女の扱いを、伝授する事に決めました。

《ミカリン》はまだ子供の氷河に、ヤキモチを焼き、大人げなかった。

 西園寺理事長は深くため息をついた。



【氷河ちゃんはまだ子供だよッ❗……ヤキモチを焼くのはどうかと思うぞ‼️……( ̄□||||!!】



【煩いな‼️……父さんには関係無いでしょ❓】



【娘の幸せを願わない父親が居る訳が無いだろ❓】



 《ミカリン》と西園寺理事長が親子ゲンカが始まってしまった。



『ケンカは辞めてッ❗』



 氷河が仲裁に入った途端、親子ゲンカは終わった。

《ミカリン》と西園寺理事長は、氷河の前でケンカするのは良くないと思ったから、親子ゲンカを辞めたのでした。



『《ミカリン》……今年の大運動会見に来てくれるよね❓(・_・?)』



【勿論‼️……必ず行くよッ❗……ね~父さん‼️】



【今年の大運動会………楽しみにしているよ‼️】



『楽しみだな‼️♡』



 氷河は写生授業でスケッチした【消防車】を、嬉しそうに《ミカリン》と西園寺理事長に見せていた。




【ウマッ❗……絵のタッチが上手いねッ❗】



【氷河ちゃん‼️……絵のコンクールに応募出来る程の腕前だッ❗……出品してみたら❓(・_・?)】



『う~~~んッ❗………父さんと母さんに相談してからにするね‼️……』



 氷河はニコニコしながら、作品をバックの中にしまい込んだ。



『《ミカリン》と遊びたいから、早ーーーく退院してッ❗

《ミカリン》‼️……ρ(тωт`) イジイジ』



【大運動会迄には退院出来る様、リハビリ頑張るねッ❗

……うん❓……あらっ❓……】



『スースー………(。-ω-)zzz………』



 氷河は《ミカリン》のベットの上で、熟睡してしまった。



【疲れていたんだろうねッ❗……可愛い寝顔だ‼️】



よっこらしょう~と


 西園寺理事長は氷河を起こさない様おんぶしてから、《ミカリン》に別れを言った。



【氷河ちゃんを自宅へ送ってから、また来るよ❗…

《ミカリン》‼️】



【うんッ❗……氷河ちゃんを宜しくね‼️♡】



 西園寺理事長は病室を後にしました。

《ミカリン》は1日も早く退院が出来る様、リハビリテーションに通い、リハビリに奮闘していた。



 初夏の暑さで、日差しが強かった。

学校では《プール開き》が行われ、冷たいプールに子供達が大騒ぎしていた。


 今回は待ちに待った【水泳検定の日】だった。

氷河は13級~8級迄、一気に取得出来た。


 氷河は8級。

課題はクロールが出来る様になった。

 学校の帰りにKUMONを寄ってから、輝と早苗に水泳が上手くなりたいと志願した。

 週末……氷河夫婦は氷河を連れて、都内のプールでクロールの練習をしていた。



〖頑張れよッ❗……龍ちゃん‼️〗



〖クロールが出来たら、今度は平泳ぎが出来ると、検定の級が上がるよ‼️……♡(〃´ω`〃)♡〗



『水泳で泳げる様になったら、とても便利かなッ❗

と思ってるんだッ❗……("⌒∇⌒")』



〖いざっと言う時、泳げると生存率をあげるから、無駄にならないね‼️〗



〖クロールと平泳ぎが出来ると、水泳の授業が楽しくなるわ‼️……(ゝω・´★)〗



 氷河はナポリタンを美味しく食べていた。


〖良く噛んで食べなさい‼️……龍ちゃん‼️〗


 熱々コーヒーが入ったコーヒーカップを手に、口に運びながら、英語の参考書に目を通していた。


〖美味しいかなッ❗……♡(〃´ω`〃)♡〗



『美味しいよ‼️……母さん‼️……(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪』



〖龍ちゃんは将来の夢は何❓(・_・?)〗



『NBAAのプロバスケ選手になるッ❗』



 自慢気に話した氷河。(*^3^)/~☆



〖ほう~NBAAのプロバスケ選手になるのか❓〗



 輝と早苗は嬉しそうに、バスケ談話で盛り上がっていた。

輝と早苗は食後に、《SLAM DUNK》のアニメのDVDを再生して、氷河に見せる事が日課になっていた。



『バスケ………最高にかっけーーーーーな‼️』



 《SLAM DUNK》の大ファンになった《氷河龍》。

 氷河はバスケに夢中になっていた。



■大運動会■……3年生

◯チェッコリ玉入れ

◯ゴミ拾い競走

◯ムカデ競走……集団の足を紐などでくぐりつけて走            

        り、ゴールを目指す競技。


◯二人三脚……2人の足を紐などで結んで走り、ゴー   

ルを目指す競技。


◯借り物競走……障害物レースに挑み、途中でカード

を拾って、カードに書かれた物を他

の人から借りて、ゴールを目指す競

技。


 今年もやって来た《大運動会》の保護者の場所取りに一躍かって出たのは、《ジョセフ・西園寺》でした。


チュルチュル~ハァ~……( ・∀・)っ旦。旨い♡



「前茶は美味しい♡………日本の【ワビサビ】文化は心が洗われるね~( ・∀・)っ旦」



 場所取りのど真ん中で、正座をしてお茶を飲んでいた《ジョセフ・西園寺》。


 《大運動会》がやってきました。

二人三脚の競技では、誰が氷河のパートナーにするか、女子全員で競っていた。

そうとは知らず、氷河は不満そうに『まだ❓』と、急かしていた。

 恨みッ子無しで、氷河のパートナーはクジ引きで決める事にしました。

 クジ引きで決まったのは、ショートカットの女子でした。

 二人三脚で氷河とパートナーになったショートカットの女子は、氷河と手を繋いで、走り出した。

互いに協力し合い、ゴールを目指した。



〈おしーーーーーッ❗……3位か❓〉



 氷河は次の競技に参加する為の準備していた。

次の競技は《ムカデ競走》だった。

クラス別競走になっており、A~Eチームで7人構成で競走します。

 氷河はBチームに配属された。



『1・2・1・2………1・2・1・2・1・2……………』



パァンッ❗



 他のグループはBチームと並んでスタート。

先頭になったBチームだったが、途中で真ん中の女性が倒れてしまい、ドミノ倒しで倒れてしまった。



【あらっ❓……】



〈やらかした………〉



【頑張れッ❗……氷河ちゃん‼️……( ^▽^)】



『最後迄、頑張ろう‼️』



〈頑張ろう‼️〉



 Bチームはビリになろうとも、最後迄走って行った。



パァンパァンッ❗



 氷河のチームはビリで到着した。



【良く頑張ったねッ❗……氷河ちゃん‼️】



 氷河ちゃんを全力で応援する《ミカリン》の姿があった。



【氷河ちゃん‼️……ファイト‼️……(^з^)-☆】



 《ミカリン》はギリギリ退院して、《大運動会》に間に合わせた。


◯ゴミ拾い競走

ゴミ袋・鉛筆・ボールペン・紙コップ追加。


 氷河チームは、委員長の男性がリーダーシップを発揮して、2位と健闘した。


◯借り物競走



よーいッ❗……ドンッ❗……パンッ❗



 氷河は障害物競走をミス無しでクリアして、複数のカードが地面に撒かれていた。

 氷河はカード選びで苦戦していた。

散々迷った結果、1枚のカードを拾った。

氷河はカードを見た瞬間、西園寺理事長の元へ向かいました。



【氷河ちゃん❓……どうしたの❓(・_・?)】



 氷河は正座で座っている《ジョセフ・西園寺》を、腕を掴み、連れ出した。



パタパタッ❗……パタパタッ❗



「どうしたの❓…氷河ちゃん❓……(*^)(*^-^*)ゞ」



『《ジョセフ・西園寺》叔父ちゃん‼️……一緒に来て下さい‼️……( ノ^ω^)ノ』



 氷河はグイグイと《ジョセフ・西園寺》を引っ張って、走ってゆく。



「坊っちゃん‼️……やれやれ( ´-ω-)y‐┛~~

分かった……分かったよッ❗……!щ(゜▽゜щ)」



パタパタッ❗……パタパタッ❗……ゴールーーーーー‼️



〈お題を言ってくれるかな❓〉



『お題は【HERO】……《ジョセフ・西園寺》叔父ちゃんは、俺の【HERO】です(*´・ω・`)b‼️』



「‼️……♡(〃´ω`〃)♡(俺が【HERO】♡)」



 《ジョセフ・西園寺》は赤面しながら、笑顔で喜んでいた。



「‼️……有難う♡………坊っちゃん‼️……(〃ω〃)」



『俺の【HERO】ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎』



「坊っちゃん‼️……命を掛けて、坊っちゃんを死守する事を誓います‼️……(ゝω・´★)」



 坊っちゃん‼️………(*´-ω・)。



【氷河ちゃん‼️……《ジョセフ・西園寺》に気に入られたねッ❗………さすが氷河ちゃん‼️……(*つ▽`)っ】



「私が氷河ちゃんの【HERO】です‼️……(*´・ω・`)b」



 氷河は課題をクリアが認められ、1着でゴールした。



ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗



 氷河は大ジャンプして大喜び。

氷河夫妻は見逃さない様、デジカメと一眼レフで撮りまくっていった。



パシャパシャッ❗……パシャパシャッ❗



〖バッチリ撮ったぞ‼️〗



〖我が子の活躍はバッチリ撮ったぞ‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎〗



 お昼休憩後、待ちに待った【チェッコリ玉入れ】が開催された。

氷河は前回とは違い、踊り方をマスターし、踊りが上手くなっていた。

 氷河は無我夢中で【チェッコリ玉入れ】を楽しんでいた。

 大運動会は盛大に行われ、無事に終了した。

氷河は西園寺理事長達と別れ、輝と早苗の間で手を繋いで、ゆっくりと自宅へ帰って行った。


 来年の1月………《ピンクムーン》の天文ショーが観られるらしい。

 中学1年でやる《英語》が、小学3年生で《英語》が必須になるとは【カルチャーショック】でした。

教育現場の大変さが想像出来ます。……( ̄□||||!!

先生方は大変な時代になったなぁ~。

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