《追憶》の来訪者:オリジン
《ミカリン》が目覚めた。
意識が戻った事で、氷河はテンションアゲアゲ状態。
氷河は塾帰りに、《ミカリン》の見舞いに行くのが日課になっていた。
《ミカリン》は気になる事があった。
父親である西園寺理事長が毎日、見舞いに来てくれたのに、ここ最近、見舞いに来てくれない事が心配だった。
《ミカリン》は西園寺理事長が、仕事が多忙だから見舞いに来れないのだろうと考えていた。
【父さん‼️……どうしたんだろう❓(・_・?)】
『叔父ちゃんはきっと……仕事が忙しいんだよッ❗』
【氷河ちゃん‼️……そうだよね❓……(*ゝω・*)♡】
《ミカリン》は西園寺理事長が、逢いに来てくれる事を信じていた。
「西園寺理事長の行方❓(・_・?)」
《ジョセフ・西園寺》が別な任務終了時、西園寺理事長の秘書から電話が着信した。
〈《ジョセフ・西園寺》さんですか❓……西園寺理事長の居場所は知りませんか❓(・_・?)〉
「何も聞いてはいません‼️……《ミカリン》さんの見舞いに行っているかも知れませんねッ❗」
〈❓……《ミカリン》さんが入院している病院に確認しましたが、来てはいないそうです‼️……σ(^_^;)?
孤児院施設にも来ていないらしい‼️……!Σ( ̄□ ̄;)
2週間経っても、連絡して来ないのは心配です‼️〉
「❓………BOSSが2週間も行方不明❓……( -_・)?❓
そんなバカな❓……分かったっ❗……俺もBOSSの居場所を探してみるよ‼️……(〃^ー^〃)」
〈頼むよ‼️……《ジョセフ・西園寺》‼️〉
「了解しました‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ」
ピッ❗
《ジョセフ・西園寺》が電話を切った後、1分後、知らない電話番号から着信でした。
プルプルッ❗……プルプルッ❗
「知らない電話番号❓……何だコレ❓……( -_・)?❓」
《ジョセフ・西園寺》は電話に出た。
「‼️……もしもし❓」
ボイスチェンジャーで肉声を変えて、《ジョセフ・西園寺》に電話して来た。
《ジョセフ・西園寺》は声質で直ぐに男性だと分かった。
《ジョセフ・西園寺》は知らない男からの電話に、戸惑いを隠せない様子。
「(こいつ❓……何で❓……俺のスマホ電話番号を知ってるんだ❓)」
〈電話を切るなよっ❗……久しぶりだなっ❗
《認識番号:No.77》‼️……(ФωФ)〉
「‼️……( ・`д・´#)ハァ❓……貴様は誰だ❓」
〈探したぞ‼️……同胞よッ❗……日本で働いているのか❓
見つからないはずだ‼️……(((*≧艸≦)ププッ〉
「何の様だ❓……俺は今忙しいんだ‼️……切るぞっ❗」
〈これを見ても……無視出来るかな❓〉
《ジョセフ・西園寺》のスマホに映し出されたのは、激しい暴行を受けた西園寺理事長の痛々しい姿を映した動画だった。
「‼️……BOSS❓……BOSSに何しやがった‼️
貴様‼️……ブッ殺してやるからな‼️……( ;゜皿゜)ノシ」
《ジョセフ・西園寺》は焦っている。
〈1時間以内に……某◎◎埠頭へ1人で来い‼️
警察に連絡したら、人質は殺す‼️〉
「分かったッ❗……1人で行くから、待っていろ‼️
クズ野郎‼️……(#`皿´)」
ピッ❗
《ジョセフ・西園寺》は直様、たった1人で某◎◎埠頭へ向かった。
30分以内に某◎◎埠頭へ到着した。
ブルーフェアリー車から降りた《ジョセフ・西園寺》は、ゆっくりと埠頭近くの倉庫内へ侵入。
カラッポの倉庫内を、銃を構えながら進んで行くと、ど真ん中に黒のワゴンが止まっていた。
「言われた通り来たぞっ❗……出て来い‼️
BOSSは何処だ‼️……解放しやがれ‼️」
シュッ❗……バキンッ❗
「何❓……バカな❓……!Σ(×_×;)!」
《ジョセフ・西園寺》の構えた銃を、何者かに蹴っ飛ばした。
「クソッタレが‼️」
《ジョセフ・西園寺》は背後に気配を感じ、後ろ蹴りしたが、誰も居なかった。
「(俺の後ろ蹴りを交わした❓……バカな❓(・_・?))」
《ジョセフ・西園寺》は、襲って来た数人に囲まれていた。
「何なんだ❓……コイツら❓(・_・?)」
バキンッ❗……ボカボカッ❗……ドガッ❗……
ドガドガッ❗……バキンッ❗……バキンッ❗……
複数人の敵に襲撃された《ジョセフ・西園寺》。
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
《ジョセフ・西園寺》は襲って来る敵を排除する為、止まらず、戦い続けた。
「しつこいな‼️」
飛んだり跳ねたりして、複数人の影の攻撃を交わし、2人を蹴っ飛ばした。
シュッーーーーーンッ❗……ドバーーーーーーーーーン‼️
敵は壁にぶつかっても、直ぐ襲って来る。
「こいつ………只者では無い‼️……(;´Д`)ハァハァ」
敵は一斉に襲って来た。
「やるかっ❗……この野郎‼️」
……〈そこ迄だっ❗……衰えて無いなっ❗……さすが……
《一流の暗殺者》だ‼️……(ФωФ)〉……
敵は一斉に身を引いた。
《ジョセフ・西園寺》は犯人の男に問い掛けた。
「BOSSは何処にいる❓……無事何だろうな❓」
〈そんなに心配か❓……この中年男が‼️〉
パンッ❗
《ジョセフ・西園寺》は別な銃を取り出し、銃口を男に向けて、威嚇射撃した。
「次は外さない‼️……BOSSは何処だ‼️」
〈射撃の腕前も流石だなっ❗……惚れ惚れする‼️〉
「貴様と会話する気は毛頭無い‼️」
〈あっそう………まず銃を捨てろっ❗……捨てなければ、人質を殺すっ❗……その場を動くなっ❗〉
《ジョセフ・西園寺》は犯人の男に向かって、銃を投げ出した。
クルクルッ❗……クルクルッ❗……ピタッ❗
《ジョセフ・西園寺》が投げた銃は、犯人の男が足で受け止めた。
〈ククク………よしよし………(i_i)\(^_^)〉
パチンッ❗
犯人の男が指を鳴らした際、犯人の男の背後から傷だらけの西園寺理事長が両肩を抱えられ、姿を現した。
西園寺理事長は激しい暴行を受け、意識が混濁していた。
「BOSSーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」
西園寺理事長が《ジョセフ・西園寺》の声で、目を覚ました。
【ダメだ‼️……来ては行けない‼️……逃げろ‼️】
犯人の男はサバイバルナイフを西園寺理事長の首元へ持っていき、《ジョセフ・西園寺》を恐喝した。
〈動くなッ❗……動くなよッ❗〉
犯人の男はサバイバルナイフの刃先で、首元に軽く突き刺し、血を見せた。
「BOSS‼️………分かったッ❗
(奴らは本気でBOSSを殺す気だ‼️……畜生ーーーーー‼️)」
《ジョセフ・西園寺》は背後から2人の敵に襲われ、前方に倒された。
バタンッ❗……痛いな‼️
〈男の【右腕を折れッ❗】〉
ボキッ❗
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」
「おのれッ❗……何処の組織だ‼️
必ずブッ殺してやるからな‼️……クズ野郎‼️
BOSSを生きたまま解放しろ‼️……( ´;゜;∀;゜;)」
《ジョセフ・西園寺》の右腕を枝を折る様に、簡単に折った敵達。
《ジョセフ・西園寺》は右腕の骨折に悶絶。
「(俺の右腕を枝を折る様に、簡単に折りやがった‼️
信じられん‼️……( ̄□||||!!……何者なんだよ❓
薬物でラリってるのか❓……ドーピングか❓
ただ者では無い‼️……畜生‼️……化物め‼️……(#゜Д゜))」
《ジョセフ・西園寺》は激痛に耐えながら、犯人に解放を促した。
「今直ぐBOSSを解放しろ‼️……クズ野郎共‼️」
〈解放するには条件があるッ❗……貴様は我々と共に来るのが条件だ‼️……抵抗したら人質を殺すッ❗〉
【ダメだ‼️……行っては行けない‼️】
「BOSSを生きたまま解放し、優しく地面に置いて、救急車を呼んでくれたら、貴様の言う通りにする‼️
BOSSを優しく取り扱って欲しい‼️」
〈分かったッ❗……人質を優しく地面に置け‼️〉
敵達は人質の西園寺理事長を、優しく地面に寝かせた後、救急車を呼んだ。
〈貴様の要望はのんだぞッ❗……次はお前の番だ‼️
さぁ~抵抗せず、こっちへ来い‼️〉
「分かったッ❗……今からそっちへ行く‼️」
《ジョセフ・西園寺》は黙ったまま、犯人達へと歩いてゆく。
【行っちゃダメだ‼️……《ジョセフ・西園寺》‼️】
《ジョセフ・西園寺》は《西園寺理事長》にニコっと微笑んでいた。
「短い間でしたが……人並みの幸せを与えてくれた事に感謝しています‼️……有難う御座いました‼️
BOSSと過ごした日々は、一生忘れません‼️」
《ジョセフ・西園寺》は敵達に両端を掴まれ、身動きが取れない状態にされた。
「最後にBOSSに一言を言わせてくれッ❗」
〈いいだろう‼️……手短に言え‼️〉
《ジョセフ・西園寺》はBOSSの方へ向いた後……
「BOSS……お元気で‼️……さようなら‼️……♡(〃´ω`〃)♡」
ブスッ❗……ヴウッ❗
《ジョセフ・西園寺》の首筋に神経麻酔の注射を打たれた後、黒布を頭に被され、拉致されてしまった。
犯人は《ジョセフ・西園寺》を捕えた事に大満足していた。
《ジョセフ・西園寺》は神経麻酔で、強制睡眠。
《西園寺理事長》は救急車で、△△救急病院へ運ばれた。
《西園寺理事長》の容態は命に別状はなかった。
《西園寺理事長》は拉致された《ジョセフ・西園寺》の安否が心配だった。
【《ジョセフ・西園寺》……私の命を助ける為、人質になってしまった‼️……私のせいだ!Σ( ̄□ ̄;)】
《西園寺理事長》は激しい暴行を受けた為、身動き取れず、入院となった。
【《ジョセフ・西園寺》‼️……無事でいてくれッ❗】
《ジョセフ・西園寺》を拉致した犯人達は、《ジョセフ・西園寺》と共に海外へ移動した。
神経麻酔が切れない様に、《ジョセフ・西園寺》に2~3回、首筋に注射を打った。
《ジョセフ・西園寺》は目覚める事なく、犯人のアジトへ到着した。
黒布を頭に被ったまま、アジトの一番奥にある研究所へと運ばれてゆく《ジョセフ・西園寺》。
神経麻酔が切れ掛けた時、黒布を外してから、男の声が聞こえた。
〈目覚めろッ❗……No.77‼️〉
「ま………眩しい………ここは何処だ❓(・_・?)」
《ジョセフ・西園寺》は周囲を見渡すと、見た事がある研究所だった。
《ジョセフ・西園寺》はいつの間にか、研究室の中の手術台の上に固定されていた。
「何で❓……固定されているのだ❓(・_・?)
貴様‼️……何で❓……俺の認識番号を知ってる❓
答えろッ❗……クズ野郎‼️……(#`皿´)」
犯人は黒マスクを剥いで、素顔を見せた。
「‼️……まさか❓……貴様はNo.57なのか❓
何で❓……こんな汚い真似をしたんだッ❗
答えろッ❗……No.57‼️……(#・∀・)」
No.57はNo.77を怨んでいた。
《デストロイ》の中で、No.77がNo.1だった。
No.77はただ1人……《禁断の力》を持った最強の暗殺者だったからだ。
No.77が持つ《禁断の力》は、《パンドラの箱》だった。
暗殺組織はNo.77が持つ《禁断の力》を、コントロールが出来ず、封印した《禁断の力》だ。
No.57はNo.77の《禁断の力》を知り、世界を破壊する為、必要になったのだ。
No.57は戦時に明け暮れ、精神が壊れてしまう。
No.57は全てを破壊する為、No.77の力が必要だった。
《ジョセフ・西園寺》は自分に《禁断の力》が、ある事すら知らなかった。
〈お前には《禁断の力》が秘められているッ❗
俺はそれを手に入れたいだけだ‼️……協力してくれ❗〉
「断るッ❗……何の事だかサッパリ分からん‼️
頼むから冗談は辞めて、俺を解放してくれ‼️」
〈お前の力が欲しいのだ‼️……頼む‼️〉
「断るッ❗……ふざけるのも大概にしろ‼️
怒るぞ‼️……(#゜Д゜)」
〈あっそう‼️……じゃあ~洗脳するしかないねッ❗〉
「洗脳❓(・_・?)……まさか……お前ッ❗
俺を洗脳する気なのか❓……ふざけんな‼️
絶対に嫌だ‼️……洗脳何か………嫌だ‼️……嫌だ‼️」
《ジョセフ・西園寺》は火事場の馬鹿力で、逃げ出す事を決めた。
バキッ❗……バキッ❗……バキンッ❗
《ジョセフ・西園寺》は体を固定した機械をブッ壊して、周囲の科学者達を吹き飛ばした。
《ジョセフ・西園寺》はその場から逃げ出した。
〈逃げたッ❗……追えッ❗……裏切り者を捕まえろ❗〉
No.57の目はNo.77に対する復讐心その物だった。
《ジョセフ・西園寺》は必死に逃げ出した。
「捕まったら……殺される‼️
(西園寺理事長に出逢う迄は、昔の俺なら死を怖れなかった‼️
こんな俺でも生きていいんだと、BOSSが俺に言ってくれた言葉が……嬉しかった‼️……(〃ω〃)
だから俺は……しぶとく生きると決めたんだ‼️
殺されてたまるものか……死んでたまるものか‼️)」
フラフラしながら、必死に逃げまとう《ジョセフ・西園寺》。
追ってから逃げながら、出口を探して彷徨う。
まだ神経麻酔が切れてないせいか、歩くのもおぼつかない。
必死に逃げて、身を隠し、出口へ向かう《ジョセフ・西園寺》。
身を隠した後、今迄の経緯を整理する。
〈(犯人は信じかたいが、No.57だった。
恐らく影達は、昔の仲間だった元の《デストロイ》メンバーである可能性が高い。
元の《デストロイ》メンバーは、No.57に洗脳され、道具として操られているのだろう‼️
可哀想に俺の仲間が洗脳され、再び、相見えるとは、夢にも思わなかったよ。
《デストロイ》の掟は仲間とは死闘せず、仲間を洗脳しない事だったのに。……No.57のせいで全てが水の泡になってしまった‼️……何てこったクソが❗)〉
ハッ❗………(しまった‼️)
シュッ❗……シュッ❗……シュッ❗………
敵がサイレンサー銃で射撃して来た。
《ジョセフ・西園寺》は休憩する間を与えられず、逃げ回るしかなかった。
「何で❓……ここがバレたんだ❓……畜生‼️」
必死に走って逃げ回る《ジョセフ・西園寺》。
息つく暇も無く、敵の襲撃にあってしまう。
必死に逃げ回り、漸く、出口が見えて来た。
出口の前では、複数の影が待ち構えていた。
「出口がダメなら……屋上から逃げるしかない‼️」
《ジョセフ・西園寺》は窓から外へ出て、屋根の上でゆっくりと歩いてゆく。
外は既に夜になっていた。
月の光が大地を照らした瞬間、《ジョセフ・西園寺》は恐怖で震えていた。
「ま………まさか……そんな……バカな❓……(゜ロ゜)」
《ジョセフ・西園寺》が見たのは、空爆で失われたはずの《ロロア国》の大地だった。
「そ……そんなはずは無い‼️……無くなったはずだ‼️
《ロロア国》は滅亡したはずだ‼️
嘘だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️
嘘だ‼️……嘘だ‼️……信じないぞ‼️……( ´;゜;∀;゜;)」
《ジョセフ・西園寺》は思わず、大声で叫んでしまった。
追手に見つかり、襲われる《ジョセフ・西園寺》。
《ジョセフ・西園寺》にとって、《ロロア国》に居る事に、精神的ダメージがフラッシュバックして、《ジョセフ・西園寺》を苦しめる。
「嘘だ‼️……何で❓……暗殺組織の研究所が復活しているのだ❓……あり得ないだろう‼️
誰が暗殺組織の研究所を復活させたのだ❓
畜生ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️
No.57が暗殺組織を復活させたのかッ❗……クズ野郎‼️」
《ジョセフ・西園寺》の心の叫びが、山彦となって、山々に響いていた。
暗殺組織の研究所の悪夢に苛まれる事が、精神的苦痛でしか無かった。
「しまった‼️……ドジった‼️……( ̄□||||!!
墓穴を掘ってしまった‼️……(;´Д`)ハァハァ」
ドスンッ❗……バタバタッ❗……バタバタッ❗……
屋上から飛び下りて、強引に出口へと向かう。
出口の前には敵達が数人、待ち構えていた。
「ドケーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
強行突破しようと襲って来る敵達の攻撃を交わしながら、出口へとしがみつく。
「邪魔だドケーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
「手加減出来ないぞッ❗……死ぬ気で掛かって来い‼️
( ・`ω・´)」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
遠慮無しの襲撃に戸惑う《ジョセフ・西園寺》。
《ジョセフ・西園寺》は右腕が骨折しており、アドレナリンがドバドバ出ており、痛みを感じていないまま、敵と戦い、苦戦している。
左腕と両足で攻撃するしか、打開策が無かった。
《ジョセフ・西園寺》は漸く、敵達を倒し、出口の前迄来ていた。
「(;´Д`)ハァハァ……出口に着いた‼️……(;´Д`)ハァハァ」
《ジョセフ・西園寺》は出口の扉のボタンを、左手で押そうとした瞬間………。
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……
ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーッ❗
背後から電気ショック銃で襲われ、《ジョセフ・西園寺》の背中に電気ショックの端末が5つ突き刺し、電気ショックを受けた。
「後もう少しで出口だったのに、畜生がーーーーーーー‼️
右腕が骨折していなければ、出口へ逃げ出し、自由になれたのに‼️……畜生………」
バタンッ❗
「畜生ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️」
《ジョセフ・西園寺》は複数人の敵達に背後から倒され、身動きが取れない。
《ジョセフ・西園寺》は出口のドアを見ながら、後一歩及ばなかった事を悔やんでいた。
No.57はインカムで敵達に命令した。
〈お仕置きが必要だッ❗……【左腕を折れッ❗】〉
ボキッ❗
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」
敵達は《ジョセフ・西園寺》の左腕を折った。
《ジョセフ・西園寺》は両腕を折られ、意識が飛びそうになった。
敵達は《ジョセフ・西園寺》の身動きを封じた後、両肩を持って、研究室へと戻されてゆく。
「離せッ❗……離せッ❗……離しやがれ‼️(#`皿´)」
《ジョセフ・西園寺》は死に物狂いで暴れる。
暴れる《ジョセフ・西園寺》を黙らせる為、スタンガンを使った。
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗
「ギャアアアアアアアァーー………………」
ブスッ❗
首筋に神経麻酔の注射を打たれた瞬間、意識を失いかける《ジョセフ・西園寺》。
「嫌だ‼️……離してくれッ❗……離せってば‼️」
ガラガラッ❗……ドスンッ❗
研究室の扉が開いた。
「嫌だ‼️……辞めてくれッ❗……俺は……俺は……人体実験モルモットじゃない‼️……俺は人間‼️……人間だ‼️(#`皿´)」
〈人間❓……笑わせるなッ❗……No.77‼️
お前は《殺人兵器》なんだよッ❗……さぁ~俺と共に《破壊》の野望を成就しよう‼️……(ФωФ)〉
「断るッ❗……絶対に従わない‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」
〈あっそう……みんな手伝ってくれッ❗〉
研究室の影から数人、姿を現した。
「‼️……まさか……そんな……バカな ゜ ゜ ( Д )❓」
姿を現したのは嘗ての仲間達が洗脳され、No.57の道具として操られている姿でした。
「No.23……No.11 ……No.91……No.34……No.33……
どうして❓……洗脳されたんだ‼️……酷すぎるだろッ❗
答えろッ❗………No.57‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」
〈お前のせいだ‼️〉
「俺のせいだと❓」
〈お前の《禁断の力》があるのが悪い‼️〉
「《禁断の力》❓……何の事を言っているんだよッ❗」
〈【みんな‼️…人体実験モルモットを固定しようか‼️】〉
洗脳で操られてる仲間達が、一斉に《ジョセフ・西園寺》を手術台に固定しようとしている
「みんな辞めてくれッ❗……なっ❓(・_・?)」
ガチャンッ❗……右上腕部を固定。
「頼む‼️……辞めてくれッ❗」
ガチャンッ❗……左上腕部を固定。
「た……頼む‼️……俺を……俺を……助けてくれ‼️」
ガチャンッ❗……左足を固定。
「辞めて………くれッ❗。・゜・(ノД`)・゜・。」
ガチャンッ❗……右足を固定。
「誰か………誰か……助けて……くれ。・(つд`。)・。」
ガチャンッ❗……首を固定。
「辞めてくれッ❗……俺は……俺は……人間だ‼️」
No.57は上半身の洋服を破り捨てた。
〈もう……逃げられないよ‼️……人体実験モルモット‼️〉
「俺は……俺は……人体実験モルモットじゃないんだ‼️」
〈諦めろッ❗……お前のせいで洗脳された仲間の事、責任を感じないのか❓……c(>_<。)シ*〉
No.57は不気味な笑みを見せていた。(ФωФ)
〈みんな人体実験モルモットを押さえろッ❗
まずは背骨の痛覚に電気コードを突き刺せッ❗〉
電気コードは先端に太い注射器が付いており、20本が一斉に、《ジョセフ・西園寺》の背骨に突き刺さった。
ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……
ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」
「痛い………。・゜・(ノД`)・゜・。」
〈【脳】に10本電子コードを突き刺せッ❗〉
ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……
ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……ブスッ❗……
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」
死ぬ程の激痛が、《ジョセフ・西園寺》に襲い掛かった。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
No.57は不気味な笑いをしていた。
〈俺の野望が遂に叶う時がやって来たのだ‼️〉
激痛に悶絶の《ジョセフ・西園寺》。
「くたばれ‼️……お前の野望は必ずブッ壊してやるッ❗
俺がお前をブッ殺してやるぜ‼️」
〈《人体実験体:No.77》の実験開始‼️〉
No.57が人体実験開始の合図で、《ジョセフ・西園寺》の全身に、高い電流が流された。
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」
バタバタと暴れ、踠き苦しんでいる《ジョセフ・西園寺》。
「嫌だ‼️……化物に……何か……なりた……くない‼️」
《ジョセフ・西園寺》は精神で抵抗し続ける。
〈電流を上げろッ❗〉
ウゥーーーーイィーーーーーーーーーーーーーーーーン‼️
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗
助………け………て……く………れ………………。・(つд`。)・。」
押さえている仲間に、助けを求めるが反応は無かった。
「(仲間が……仲間が……洗脳されたのは……ハァハァ……
俺の……せい‼️……だったら……やれる事は1つだな❗)」
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」
《ジョセフ・西園寺》は激しい抵抗に出た。
「俺を舐めるなよ‼️……No.57‼️
俺は《デストロイ》の仲間達を見捨てない‼️
仲間の洗脳が俺のせいなら、罪は俺が背負うッ❗
俺の仲間達をこれ以上、好きにさせない‼️
死ぬのは……俺1人だけで十分‼️……( ´;゜;∀;゜;)
俺の力で……みんなに自由を‼️……洗脳解除‼️」
キイィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼️
《ジョセフ・西園寺》は力を使い、仲間の洗脳を解いた。
〈あれ❓(・_・?)〉……No.23
〈❓……ここは(`Д´≡`Д´)??〉……No.11
〈洗脳が解けました‼️〉……No.91
〈ここは❓(・_・?)〉……No.34
〈❓…ここは何処❓…まさか❓…あれは……もしかして❓
《デコイ》なの❓〉……No.33
「話は後にしろッ❗……ここから逃げろ‼️
No.57はお前達を洗脳し、道具として操られていたんだ‼️……お前達は自由だッ❗」
〈何て姿をしているの❓……No.77‼️〉
「早く逃げろ‼️……逃げてくれ‼️」
逃げろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
洗脳が解いたのはNo.77だった。
洗脳が解いた仲間達は一斉に逃げ出した。
「俺の事は心配するなッ❗……最後に頼みがある‼️
俺が《殺人兵器》になってしまった時は……俺を………
俺を……殺してくれ‼️……頼んだぞッ❗……みんな……」
逃げ出した仲間達は、大号泣しながらロロア国を脱出したのでした。
しかし……No.33だけはNo.57に捕まってしまった。
《ジョセフ・西園寺》は精神で抵抗していたが、限界が来てしまいました。
「(みんな……脱出……成功した……みたい……だな)」
目の前には大激怒したNo.57の姿があった。
身体を激しく揺らして、激昂している。
「ざまーみろッ❗……クズ野郎がッ❗」
〈よくも……よくも……やってくれたなッ❗
追加だ‼️……【脳】に20本電子コードを突き刺せッ❗
お前は《人体実験モルモット》なんだよ‼️……(ФωФ)〉
No.57は電流コントロールへ行き、怒り任せに電流を
Max迄、一気に上げた。
一気に上げた電流が、《ジョセフ・西園寺》に襲い掛かった。
バチンッ❗……バチンッ❗……バチーーーーーーーーーン‼️
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」
踠き苦しむ《ジョセフ・西園寺》。
涙が止まらなかった。
頭の中で何かが壊れた音がした。
プチッ❗……プチッ❗……プチッ❗………
《ジョセフ・西園寺》の脳の血管が切れる音がした瞬間、目の前が真っ暗になり、何も感じなくなってしまった。
グプッ❗……グプッ❗……ゴホゴホッ❗
《ジョセフ・西園寺》の両耳・両目・鼻・口から血が流れ、5感が完全に破壊された。
《ジョセフ・西園寺》は目が見えない、音が聞こえない、【脳】以外痛みも感じない人間になってしまった。
《ジョセフ・西園寺》は何が起こったか理解出来ず、沈黙していた。
「(BOSS……済みません‼️……俺は化物になってしまうのかな❓……洗脳されたくなかった‼️……。゜(゜´Д`゜)゜。
仲間達は無事かな❓……ミカリンさんは元気かな❓
《氷河龍》ちゃんの成長を見たかったな‼️
もう………生きて帰れない‼️……(;´Д`)ハァハァ………
幼き頃から人体実験の繰り返しだったな‼️……(*T^T)
俺の人生……暗殺組織の洗脳から解放されなかった‼️
生まれ変わる事が……出来たら……洗脳されない人生を………送……り………た………い…な……( TДT))」
《ジョセフ・西園寺》は白目を向いたまま、両目から1粒の涙を流した後、気絶してしまった。
《ジョセフ・西園寺》が気絶しようと、No.57は無理矢理起こして、電流を《ジョセフ・西園寺》の身体に流し込む。
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」
〈止めるなッ❗……電流を流し続けろ‼️〉
〈人体実験モルモットが死んでしまいます‼️〉
〈死んでも構わない‼️……《禁断の力》が目覚める迄、続けろ‼️……続けるんだよッ❗
ここで死ねるなら本望だろう‼️……No.77‼️……(ФωФ)〉
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
《ジョセフ・西園寺》は身体の痛みを感じないが【脳】の痛みは地獄の激痛だった。
3ヶ月後、【脳】の痛覚が破壊された。
《ジョセフ・西園寺》は気絶したまま、休み無く、電流Maxで浴びる。
〈まだ《禁断の力》が解放されないのか❓〉
No.57はなかなか《禁断の力》が解放されない事に、苛立ちを隠せない様子。
No.57にとっては想定外の出来事でした。
〈人体実験モルモットが壊れても構わない‼️
生死を問わず、人体実験継続してくれ‼️〉
《ジョセフ・西園寺》は空中を浮いたまま、電流Maxを受け続けられ、身体をガタガタ震えていた。
微かに《ジョセフ・西園寺》の身体に、異変が起きていた。
4ヶ月後、《ジョセフ・西園寺》に異変が起きた。
待ちにまった《パンドラの箱》が開かれる時がやって来たのだ。
《ジョセフ・西園寺》の意思に関係なく、《パンドラの箱》が遂に開けられたのだ。
■《禁断の力》が甦った。■
《ジョセフ・西園寺》の身体が浮いたままの状態で、オレンジ色のオーラが全身を包み込んだ。
〈この時を待っていたぞッ❗
まずは人体実験モルモットの記憶を全て消すんだ❗
その後に、洗脳を開始する‼️……(ФωФ)
胸が踊るねッ❗……どんな力なのだろうか❓〉
No.57は大喜びでしたが、科学者達は《パンドラの箱》を開けてしまった事に罪悪感で一杯でした。
《ジョセフ・西園寺》の記憶を全て消された後、洗脳が開始された。
再び、電流を全身に浴びせた。
《ジョセフ・西園寺》はバタバタ身体が動いて、苦しんでいるが声が出なかった。
7ヶ月後、洗脳は完了し、意識の無い《ジョセフ・西園寺》を無理矢理、顔に機械を埋め込まれた後、ダークヘルメット・ダークバトルスーツに着替えられ、バイオ液が満たされている筒の中に、長時間、入れられた。
3ヶ月間《ジョセフ・西園寺》はバイオ液の中で、身体が馴染む迄、薬付けにされた。
10ヶ月後、超人的な回復力を持ったAAAエスパー《殺人兵器》が爆誕した。
国々の軍人将軍達が、《ジョセフ・西園寺》の《殺人兵器》のデモストレーションを、傍観にやってきたのだ。
《ジョセフ・西園寺》を戦争の道具として使えるか、どうかを確認しに来ていた。
No.57は得意げにNo.77を紹介する。
〈説明するよりも……実戦で見た方が早いですね‼️
早速、世界各国の特殊部隊に参加しています。
エリート中のエリート達‼️
勇敢なる戦士達の登場して貰いましょう‼️〉
特殊部隊50人が武器装備で、Laboに侵入してゆく。
〈お待たせしました‼️……俺のオモチャの登場だ‼️
さあ~出て来いッ❗……【No.77】‼️〉
《ジョセフ・西園寺》はダークヘルメット・ダークバトルスーツ姿で姿を現した。
特殊部隊の隊員達がざわつく。
〈嘘だろ❓……こいつと戦えと冗談だろ❓〉
〈武器を持たない奴と戦えだ何て、クソゲー以下だぞ‼️
帰らせて貰う‼️〉
No.57は特殊部隊のプライドを貶す発言を連発し、闘争心を煽った。
〈怖いんだ‼️……怖いなら、帰んな‼️〉
〈何だともう一度言って見ろッ❗〉
〈俺のオモチャに勝てないなら今すぐに出て行け‼️
弱い奴に興味は無いんだけど‼️……ククク…(ФωФ)〉
〈やってやるよ‼️……プロの特殊部隊を舐めるな‼️
お前のオモチャには怨みは無いが、殺されても怨むなよな‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〉
〈時間が勿体ないので、始めますかッ❗
【No.77】………【奴らを殺せ‼️】……(ФωФ)〉
《ジョセフ・西園寺》のダークヘルメットの両瞳が真っ赤に光った。
両腕の骨折は、ESP治療で瞬時に治した。
〈じゃあ~始め‼️……┐('~`;)┌〉
バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……
バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……バンッ❗……
特殊部隊50人が一斉射撃した。
銃弾が《ジョセフ・西園寺》に襲い掛かった。
《ジョセフ・西園寺》は右腕を前にして、右手を開いた。
飛んで来た銃弾が一斉に止まり、叩き落とされた。
〈バカな❓……そんなバカな‼️……(゜ロ゜)〉
《ジョセフ・西園寺》は右手を下にした瞬間……。
バキバキッ❗……ドバンッ❗……バキバキッ❗……
ドバンッ❗……ドバンッ❗……バキバキッ❗……
特殊部隊達が装備していた武器が一瞬でブッ壊れ、パニック状態になってしまった。
〈何なんだ❓……こいつは❓……化物め‼️〉
《ジョセフ・西園寺》は力を増大し、右手をギュと握った瞬間、特殊部隊50人全員が突然、踠き苦しみ出した。
〈ギャアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
〈何だこれは❓……身体が……身体が……軋む❓〉
グチャッグチャッ❗……ボキボキッ❗……グチュッ❗
ボキボキッ❗……グチュッ❗……グチャッグチャッ❗
特殊部隊の隊員達が一斉に、グチャとミンチの様に潰れた。
特殊部隊50人全員、たった《7秒》で皆殺しにされた事に、唖然している軍の傍観者達。
潰された遺体が、無残にも残されていた。
たった1人……立ち尽くす《ジョセフ・西園寺》。
〈最高ではないかッ❗……戦争の仕組みが変わる‼️
お前が作った《殺人兵器》を我が国が保有したい‼️
値段は300万$で買おう‼️……(ФωФ)〉
〈300万$は安過ぎでは❓……話にならないね‼️
┐('~`;)┌……【No.77……戻れ‼️】〉
《ジョセフ・西園寺》は無言のまま、その場を立ち去りました。( - _ - )
〈オークション型式で競売だ‼️
値段は1000万$からだ‼️……俺の最高傑作を高く買ってくれるのは誰だ❓……(ФωФ)〉
1500万$……2500万$……3100万$……4000万$…………
《ジョセフ・西園寺》の値段が高額になっていった。
〈いいぞッ❗……もっと上がれ‼️〉
シュパッ❗
《ジョセフ・西園寺》は自分の部屋の扉が開き、部屋の中に入ると、洗脳装置が有り、ゆっくりと腰を下ろした。
座ると全身に電気コードが突き刺され、眠ってしまいました。
《ジョセフ・西園寺》が戻って来た扉の外で、待ち続けた1人の女性が、悲しい顔して部屋の中へと入って行った。
「(‼️……だ………だ………誰………誰………だ………❓……)」
ESPバリアで、相手を吹き飛ばした。
〈キャッ❗…………〉
ドバーーーーーーーーーーーーンッ❗
女性は壁に激突した。
女性はゆっくりと立ち上がり、テレパシーで呼び掛ける。
〈(怖がらないでッ❗……私は……味方だよ‼️)〉
《ジョセフ・西園寺》は身を震わせ、怯えている。
女性は両手を広げて、敵意が無い事を示した。
〈(怖がらないでッ❗……大丈夫だから‼️)〉
女性は《ジョセフ・西園寺》の右手を優しく握った。
〈(やっと逢えたねッ❗……《デコイ》‼️)〉
「(………………………………………)」
〈そう……またなのね❓……記憶を消されたのね‼️
あの時のままだッ❗……あれから大部経つのに洗脳し、記憶を消す何て、酷過ぎるわ‼️……。・(つд`。)・。〉
女性は大号泣しながら、《ジョセフ・西園寺》を抱き締めた。
〈(《デコイ》‼️……私だよッ❗……《ロザリー》だよ‼️)〉
「(❓……し……し……しら………しら……な……………い………)」
《ロザリー》はダークヘルメットのボタンを押した。
シュッ❗
ダークヘルメットが解除され、《ジョセフ・西園寺》の素顔があらわになった瞬間、《ロザリー》は大号泣して、泣き崩れた。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
《ロザリー》は大号泣しながら、《ジョセフ・西園寺》の首に飛び付いた。
《ジョセフ・西園寺》の両目には、機械が取り付けられ、痛々しい姿だったからだ。
〈酷い‼️……視界の補助の為に、取り付けられた機械がこめかみに突き刺さっている‼️……酷すぎる‼️
(御免ね‼️……守ってあげられず、御免なさい‼️)〉
《ジョセフ・西園寺》は右手を動かし、ペタペタと身体を触り探りながら、《ロザリー》の頭迄達すると、《ロザリー》の頭を優しく撫でていた。
〈(《デコイ》‼️……君は優しいね‼️……♡(〃´ω`〃)♡)〉
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》の顔の側に近づき、離れ様とはしなかった。
監視カメラで様子を見ていたNo.57が大激怒‼️
〈あの女‼️……《No.33》を《No.77》から引き離せ‼️
(#゜Д゜)ノ〉
〈了解しました‼️……BOSS‼️〉
No.57はインカムで、《ジョセフ・西園寺》の部屋へ警備兵を向かわせた。
警備兵は《ロザリー》に近づき、思いっきりビンタした。
パーーーーーーーーンッ❗
「❗」
〈キャアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
バタンッ❗
《ロザリー》は殴られたショックで、倒れ込んでしまった。
〈気安く《殺人兵器》に触るなッ❗……尻軽女め‼️〉
警備兵は《ロザリー》の髪を引っ張り、強烈な往復ビンタをした。
パンパンッ❗……ボコッ❗
強烈なビンタした後、《ロザリー》の腹を蹴っ飛ばした。
「‼️」
《ロザリー》はグッタリしている。
《ジョセフ・西園寺》の身体から、怒りのオーラが全身を覆った。
《ジョセフ・西園寺》両瞳が真っ赤に光った瞬間、警備兵は天井へ飛ばされ………。
〈うわっッ❗……ピューーーーーーーーーーーーンッ❗〉
グチャッ❗……ボキボキッ❗
警備員の身体がグチャグチャに潰された。
〈ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィ!………逃げろ‼️〉
科学者達が逃げ様とした瞬間………。
シャキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼️
科学者達の上半身が真っ二つに引き裂かれ、ショック死した。
研究室の中は血の海になっており、死体の山が残されていた。
〈お前がやったのか❓……【No.77】〉
気を失っている《ロザリー》を念動力で持ち上げ、手元に置いた《ジョセフ・西園寺》。
《ロザリー》の身体に触れて、怪我した部分をESP治癒で治した。
数分後、《ロザリー》が目覚めると、目の前には《ジョセフ・西園寺》が無言のまま、《ロザリー》をお姫様抱っこをしていた。
《ロザリー》は赤面し、驚きを隠せない様子。
〈(《デコイ》‼️……君が助けてくれたの❓……( 〃▽〃)♡
ありがとう‼️♡………《デコイ》‼️……♡(〃´ω`〃)♡)〉
「(だ………だい………だい………じ………ょ………………‼️)」
《ジョセフ・西園寺》は電流が流される前に、《ロザリー》の身体を軽く投げ、念動力でゆっくりと地面に下ろした。
〈《デコイ》‼️〉
No.57は遠隔操作で、《ジョセフ・西園寺》にお仕置きの電流Maxを全身に流した。
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」
〈(辞めてッ❗……辞めてッ❗……辞めてッ-ーーーー‼️)〉
死んじゃうーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
《ジョセフ・西園寺》に電流Maxが流され、全身が光っており、宙を浮いたまま、踠き苦しむ姿だった。
「(………………………………‼️)」
《ジョセフ・西園寺》は気絶してしまった。
バタンッ❗
《ジョセフ・西園寺》はグッタリし、頭を下にしたまま、ピクリとも動かなかった。
〈お前はもう俺のモルモットなんだから、勝手な真似済んじゃね~よッ❗……人体実験モルモットが‼️
また記憶を消して、洗脳してやるよッ❗
No.33を摘まみ出して、牢獄へ幽閉しろ‼️〉
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……ビリビリッ❗
《ジョセフ・西園寺》は気絶したまま、電流Maxを受け続けていた。
〈《デコイ》‼️…《デコイ》‼️…《デコイ》ーーーー‼️〉
《ジョセフ・西園寺》と《ロザリー》が再び、離ればなれになってしまった。
《ジョセフ・西園寺》は再度、記憶を消され、洗脳されてしまう。
もう……《ロザリー》の声は、《ジョセフ・西園寺》には届かなかった。
《ジョセフ・西園寺》は強制睡眠状態にされた。
《ジョセフ・西園寺》は昔の女の子の出逢いの夢を見ていた。
《ジョセフ・西園寺》と《ロザリー》の出逢いは赤ん坊の時を遡る。
《ジョセフ・西園寺》は赤ん坊の時から、《禁断の力》の暴走があったのだ。
困り果てた暗殺組織は、《ジョセフ・西園寺》を止められるESP治療の素質があったNo.33に、《ジョセフ・西園寺》のパートナーとして、No.33の赤ん坊を《ジョセフ・西園寺》の赤ん坊と、隣り合わせにして難を逃れた。
これがきっかけで《ジョセフ・西園寺》のパートナーはNo.33となり、何処でも2人は一緒でした。
脱獄防止に《ジョセフ・西園寺》とNo.33の首には、【小型爆弾】が付けられ、監視されていた。
No.33は【小型爆弾】も付けられ、自由が無くても、隣に《ジョセフ・西園寺》が居れば、寂しくなかった。
運命共同体の彼らには、幸せとは何かを知らずに育ってしまいました。
No.33は密かに、《ジョセフ・西園寺》に恋心を抱いてしまう。
《ジョセフ・西園寺》はNo.33に質問した。
「君の名前はあるのかい❓」
〈名前何か無いよッ❗……No.33が名前だ‼️〉
「俺もNo.77が名前だッ❗……いつも一緒に居て、名前が無いのは不便だから、お前に名前を付けてやるぞッ❗
そうだな❓……う~ん❓(・_・?)」
〈無理しなくていいよッ❗……(ヾノ・∀・`)〉
「ピカリンッ❗……No.33は今日から《ロザリー》だ‼️
どうかな❓(・_・?)」
〈《ロザリー》‼️♡……可愛い名前だね‼️〉
「気に入ってくれると嬉しいな‼️……( 〃▽〃)」
〈ありがとー‼️♡……(*≧ω≦)♡♡♡
じゃあ~私も君の名前を付けてあげる(  ̄ー ̄)ノ〉
〈う~ん❓(・_・?)……ピカリンッ❗
No.77は今日から《デコイ》だ‼️……どうかな❓(・_・?)〉
「《デコイ》❓……何処から来てるんだよ❓」
〈《デコピン》から思い付いた名前だよ‼️
気に入ってくれると嬉しいな‼️……♡(〃´ω`〃)♡〉
「《デコピン》から《デコイ》ってさッ❗
俺の名前だけ酷くない❓……( 。゜Д゜。)」
〈私が考えたんだから、光栄に思いなさい‼️♡(〃´ω`〃)♡
君の名前は……《デコイ》で決まりだ‼️〉
《ジョセフ・西園寺》は赤面しながら、渋々したがった。……♡( 〃▽〃)♡
《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》と良く手を繋いで、遊んでいた記憶を思い出していた。
「(ロ………ザ……………リー………………)」
No.57は《ジョセフ・西園寺》の記憶を消したが、完全に消えていない事に気付き、念入りに完全記憶削除・完璧な洗脳する為に、《ジョセフ・西園寺》の全身に電流Maxで、流し続けた。
《ジョセフ・西園寺》は何度も気絶を繰り返し、無言のまま《殺人兵器》と化した。
No.57はクライアントの強い要望で、海外の《麻薬カルテル》と《独裁国家》を潰して欲しいらしい。
No.57は《ジョセフ・西園寺》に出撃命令を出し、軍用ヘリに乗車した。
《麻薬カルテル》の近く迄、来た時、上空3000mから飛び降りた。
No.57の命令は、《麻薬カルテル》の建物と敵全ての排除する事でした。
飛び降りた《ジョセフ・西園寺》はマントを使って、方向転換しながら、目的地《麻薬カルテル》の上空へと目指す。
《麻薬カルテル》の本拠地上空に、《ジョセフ・西園寺》が姿を現した。
《ジョセフ・西園寺》は建物中心へ落下。
ボキボキッ❗……ボキボキッ❗……ドスンッ❗
土ボコリが舞う中、《ジョセフ・西園寺》は姿を現した。
〈何者だ‼️……敵襲だ‼️〉
《麻薬カルテル》の武装手下がゾロゾロと出て来て、銃を構えて威嚇している。
〈何者だ‼️……貴様は‼️……構わねーーーーーッ❗
ぶっぱなせーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
ドドドドッ❗……バンバンバンッ❗……バンッ❗
バンバンッ❗……ドドドドドドドドドドドドッ❗……
機関銃や連射式銃で、《ジョセフ・西園寺》を襲撃したが、土ボコリで視界が悪い。
〈やったか❓……殺したか❓〉
《ジョセフ・西園寺》の周囲に、銃弾が止まっていた。
〈ハァ~❓……何だこりゃ~❓(・_・?)〉
〈どうなってるんだ❓〉
〈ブッ殺せーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
「(に………任………任………務………遂行……………)」
《ジョセフ・西園寺》は天を見て、力を増大。
《ジョセフ・西園寺》の両瞳が真っ赤に光った瞬間………。
キィーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
《麻薬カルテル》は一瞬で吹き飛んでしまい、キノコ雲が立っていた。
《ジョセフ・西園寺》の《人間核兵器》の威力を、遠隔で見ていた軍の関係者達は驚きを隠せない様子だった。
〈素晴らしい《人間核兵器》ではないかッ❗
戦争のスタイルが変わる、画期的な《殺人兵器》だ‼️……欲しいッ❗……是が非でも欲しいッ❗〉
〈《殺人兵器》は無傷なのがいいッ❗……国の軍人達を危険に晒せる事が無いから、助かるわい‼️〉
〈最強の《殺人兵器》だ‼️〉
軍人達に絶賛され、値段も一気に上がった。
No.57はインカムで、《ジョセフ・西園寺》に撤退する様、指示をした。
《ジョセフ・西園寺》はその場から飛び去り、軍用ヘリに戻って来た。
《ジョセフ・西園寺》は軍用ヘリで、次のターゲットの場所へと向かった。
《ジョセフ・西園寺》力を使ったせいで、鼻血を出していた。
〈大丈夫か❓……こいつ❓〉
〈研究所へ戻った方がいいなッ❗〉
〈恐ろしい力だぜッ❗〉
次のターゲットは………独裁国家の大統領暗殺だった。
独裁国家の大統領が居る国に到着。
No.57はインカムで、《ジョセフ・西園寺》に指示をした。
軍人はNo.57の命令に異議を示した。
〈No.57‼️……あんたさ~No.77の命を弄ぶのを、いい加減に辞めたらどうなんだよッ❗……クソ野郎だ‼️〉
〈お前はただNo.77を軍用ヘリで、黙って運んでいればいいんだよッ❗……ゴミが‼️……(ФωФ)
お前の意見は聞いてないッ❗……俺のモルモットの扱いに文句言うなッ❗……クズ野郎が‼️……(ФωФ)
No.77よッ❗……【Mission Start‼️】〉
傷だらけの《ジョセフ・西園寺》の両瞳が赤く光った瞬間、立ち上がり出口へ向かった。
傷だらけの《ジョセフ・西園寺》は、治療しないまま、連続出撃。
軍用ヘリ上空から飛び下りた。
暗殺ターゲットを発見した《ジョセフ・西園寺》は、大統領の執務室へ襲撃した。
ドドドドバーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
〈貴様は何者だッ❗〉
独裁者は機関銃を出して、《ジョセフ・西園寺》を狙い撃ちした。
ドドドドドドドドドドバーーーーーーーーーーーーンッ❗
「(………………………………………………)」
銃声が独裁者の執務室から響いた。
銃声で親衛隊達が、ゾロゾロと執務室へ入って来た。
親衛隊が見たのは、《ジョセフ・西園寺》の円を描く様に、銃弾がピタッと銃弾が止まっていた。
〈貴様は何者だ‼️〉
《ジョセフ・西園寺》は銃弾を叩き落とす。
「(に………任………任………務………遂行……………)」
《ジョセフ・西園寺》は天を見て、力を増大。
《ジョセフ・西園寺》の両瞳が真っ赤に光った瞬間………。
キィーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
〈な………何❓……❓(・_・?)〉
独裁国家の国の人々達は、核兵器が大爆発した熱で蒸発し、キノコ雲が出来ていた。
地上から独裁国家が消滅してしまった。
「(任………務………完………………………了………………………)」
《ジョセフ・西園寺》は軍用ヘリへ向かって飛び去り、戻って来た。
〈あれ見ろよッ❗……核爆弾で吹き飛ばした様に、クレーターらしき物が出来てるぜッ❗〉
《ジョセフ・西園寺》が去った場所には、何も残っていない平らな地平線が残っているだけだった。
実験結果を映像で見ていたNo.57は大喜び。
〈これだよッ❗……俺が求めていた力だ‼️〉
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
この世に《悪魔の兵器》が誕生した。
軍用ヘリの中で、《ジョセフ・西園寺》はふらつき、膝を付いた。
《ジョセフ・西園寺》の様子を見る為、ダークヘルメットを解除ボタンを押した瞬間、兵士は驚き、腰を抜かした。
〈ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィ!ーーーーーーーーーーーッ❗〉
《ジョセフ・西園寺》は顔を上げたら、両目と鼻と口から、大量の血が吹き出していたからだ。
〈これが《パンドラの箱》の力を使った代償か❓〉
兵士はテッシュ紙で、《ジョセフ・西園寺》の鼻血を掴み、インカムで《ジョセフ・西園寺》に伝える。
〈鼻血を止めたいから、顔を上に向けろッ❗〉
《ジョセフ・西園寺》は顔を、ゆっくりと上に移動した。
〈第1回目・第2目のクライアントのオーダー大成功‼️
次のオーダーは、購入して頂いた方のオーダーになります‼️……さぁ~誰が購入しますか❓(・_・?)〉
〈俺だッ❗……私だッ❗……我が国の為に必要だ‼️
欲しい‼️……幾ら支払っても欲しい‼️………(ФωФ)〉
値段が爆発的に動いた。
No.57はニヤリと不気味な笑いをしていた。
アハハハハハァーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
軍用ヘリは暗殺組織の研究所へ戻る途中、兵士達は血だらけのボロボロになっている《ジョセフ・西園寺》を、《黒騎士》と呼んでいた。
兵士は《黒騎士》の右腕と左足が、バキバキと割れ、出血している所を触ろうとした瞬間、《黒騎士》は怯えて逃げてしまう。
兵士はインカムで、《黒騎士》に話し掛ける。
〈怖がるなッ❗……出血部分を止血したいだけだ‼️
大丈夫だよ‼️〉
《黒騎士》は身を震わせながら怯えている。
〈消毒するから……少し痛いぞッ❗〉
パシッ❗……パシッ❗
〈消毒したよッ❗……動くなよッ❗〉
兵士は出血が酷い右腕と左足に、包帯を巻いてゆく。
〈俺達がお前に出来るのはこれ位だけだな‼️〉
「(………………………………)」
〈痛くないのか❓(・_・?)〉
《黒騎士》の身体の震えが止まった。
〈これで治療は終了だッ❗………どうだ❓〉
「(……………………あ……あ………あり………が………………)」
兵士はポッケから、チョコバーを出した。
〈お前も……食うか❓(・_・?)〉
遠隔操作で軍用ヘリの様子を見ていたNo.57。
〈余計なお世話するなッ❗……殺すぞッ❗〉
〈電波が悪いです‼️……ブチッ❗〉
兵士は監視カメラの映像の電気コードを遮断し、No.57の命令を無視した。
《黒騎士》を見ていたら、とても人間のやる事じゃないと、No.57を軽蔑していた。
〈研究所へ戻ったら、お前の待遇の改善を心願するつもりだッ❗……安心しろッ❗……《黒騎士》‼️〉
《黒騎士》は初めての優しさに触れ、戸惑いを隠せない様子。
〈大丈夫だッ❗……俺達が付いているぞッ❗
研究所へ到着したら、酒盛りしようぜッ❗
酒が飲めるか❓……《黒騎士》‼️〉
「(……………………………)……コクリと頭を動かした‼️」
〈そうか❓……飲めるのか‼️……無事任務完了した‼️
任務完了祝いをしようなッ❗……( ^▽^)〉
アハハハハハーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
軍用ヘリは暗殺組織の研究所へ到着した。
兵士達は《黒騎士》を抱えて降りて来た。
〈あんたの命令通りッ❗……任務完了した‼️
《黒騎士》の待遇改善を要求する‼️……( `ー´)
俺達の仲間を丁重に扱って欲しいだけだ‼️
なぁ~《黒騎士》‼️……(ゝω・´★)〉
パンッ❗……パンッ❗……パンッ❗……パンッ❗……
悲しい銃声音が複数響いた。
軍用ヘリの中に居た兵士全員、No.57に射殺された。
「(‼️……あ………ああ………………あ……あああっ………)」
《ジョセフ・西園寺》は暴れ出した。
〈暴れるなッ❗〉
《ジョセフ・西園寺》は兵士達の優しさに触れ、短時間だったけど仲間意識があった。
《ジョセフ・西園寺》は暴れ出し、手に負えない。
〈人体実験モルモットの癖に、そんなに俺に抵抗するのか……バカがッ❗……パチンッ❗〉
《ジョセフ・西園寺》の周りに影達が現れ、《ジョセフ・西園寺》を一斉に押さえ込んで、地面に押し倒した。
ブスッ❗
影の1人が、神経麻酔注射を《ジョセフ・西園寺》の首筋に打った。
〈神経麻酔注射を打っても暴れるのか❓〉
「(ヴゥゥアアアァーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
な………なん……………で………………殺………殺し…た❓)」
《ジョセフ・西園寺》は大暴れッ❗
「(邪………邪魔………………だッ❗)」
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
《ジョセフ・西園寺》は押さえていた影達を、吹き飛ばした。
No.57は大暴れする《ジョセフ・西園寺》に、手を妬いていた。
〈ゴミが……人体実験モルモットがッ❗
奴の力が必要だッ❗……奴を連れて来い‼️〉
数分後、《ロザリー》が牢獄から、連れて来られた。
〈離してよッ❗……何なのよッ❗〉
〈お前の出番だッ❗……【No.77】を止めろ‼️〉
〈‼️……【No.57】ッ❗……《デコイ》に何をした❓〉
《ジョセフ・西園寺》が暴れている度、傷口から出血し、飛び散っている。
《ロザリー》が見たのは、まるで別人の《デコイ》の姿だった。
《ジョセフ・西園寺》は怒り任せに暴れている。
「(何故❓……殺……殺……した………ん……だッ❗)」
〈《デコイ》の怒りが伝わってくるッ❗
何があったの❓……《デコイ》❓(・_・?)〉
《ジョセフ・西園寺》はオレンジオーラに包まれ、敵味方関係なく、塵にしまくっている。
《ジョセフ・西園寺》の両目から大号泣し、血の涙を流していた。
「(ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。)」
《ジョセフ・西園寺》は大号泣しながら、1歩1歩、前進する。
ドスンッ❗……ドスンッ‼️
《ジョセフ・西園寺》が歩く度、《ジョセフ・西園寺》の《覇気》が渦を巻いて、周囲の影達や科学者達を、粉々にして破壊してゆく。
〈やはり………《パンドラの箱》は……目覚め……させるべきでは………なかっ………た………済ま……な……〉
パラパラッ❗
最後の生き残りの科学者が、塵と化した。
《ジョセフ・西園寺》の怒りが収まらず、暴走してしまう。
「(気のいい……奴等だったんだぞッ❗……それを……お前……達は………虫ケラの様に……殺した……んだ‼️……(#゜Д゜)ノ
絶対に………許さない‼️……みんな死んでしまえ‼️)」
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
「(死ねッ❗……死ねッ❗……死んでしまえ‼️)」
怒りで我を忘れたNo.77の姿を見た瞬間、《ロザリー》は大号泣していた。
〈御免ッ❗……御免なさい‼️……全部、私のせいだね‼️……こんなはずではなかった‼️……。・(つд`。)・。〉
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》の前に立っていた。
風の刃が頬を切付け、血が出ていても、その場を離れ様とはしなかった。
〈私の大好きな《デコイ》を、よくも……よくも……
《殺人兵器》にしたわね‼️……絶対に許さない‼️〉
「(貴様も奴等と同じか……だったら死んじゃえッ❗)」
《ロザリー》は死を覚悟し、両目を瞑ったまま、両手を広げた。
〈《デコイ》に殺されるなら………本望だよ‼️〉
「(お………お前……………は…………)」
ズキンッ❗………ズキンズキンッ❗
《ジョセフ・西園寺》の頭が割れる痛みに襲われた。
「(痛い‼️……頭が割れる‼️………頭が痛い‼️)」
《ジョセフ・西園寺》は苦しみ踠きながら、_| ̄|●の体勢になり、頭を抱えながら、苦しみ出した。
「(……こ……この……女の子は………誰だ❓…………)」
《ジョセフ・西園寺》の脳裏に、幼い頃の《ロザリー》がフラッシュバックで甦った。
「(‼️……ロ………………ザ………………リー…………)」
《ジョセフ・西園寺》は暴走した力を押さえ様とするが、押さえ切れない。
《ジョセフ・西園寺》はゆっくりと立ち上がり、優しい眼差しで、《ロザリー》を見つめていた。
「(………止めるには……これしか……無い‼️)」
《ジョセフ・西園寺》は突然、右手を心臓に深く突き刺した。
=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!
〈キャアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
《デコイ》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
何をしてるのッ❗……辞めてッ❗……《デコイ》‼️〉
「グプッ❗……(君……を…助け……る………に……は………これ……し……か………なか…っ………………)」
《ジョセフ・西園寺》は血反吐を吐きながら、突き刺した右手を勢いよく抜き出した。
プシュッ❗……プシュッ❗
《ジョセフ・西園寺》の心臓から、大量血が吹き出した。
《ジョセフ・西園寺》は微笑みながら、倒れ込んだ。
バタンッ❗
《ジョセフ・西園寺》は血の海となっていた。
〈《デコイ》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
《ロザリー》は大号泣しながら、倒れた《ジョセフ・西園寺》に歩みよる。
《ロザリー》は倒れた《ジョセフ・西園寺》を表に返してから、両膝に《ジョセフ・西園寺》の頭を置いて、膝枕している。
《ロザリー》は大号泣しながら、《ジョセフ・西園寺》の心臓の穴を塞ごうと、必死にESP治療で治そうとしていた。
〈《デコイ》………運命共同体と言ったでしょ❓
《デコイ》を死なせない‼️……《デコイ》が死ぬ時は私も死ぬ時です‼️……。゜(゜´Д`゜)゜。〉
No.57は顔が雲っていた。
《ジョセフ・西園寺》と《ロザリー》の関係が疎ましく思い、影達を呼んだ。
パチンッ❗
合図で影達が現れ、《ロザリー》を捕まえ、牢獄へ強制的に幽閉された。
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》と引き離された。
〈離してッ❗……何をするの❓(・_・?)〉
〈お前はもう必要が無い‼️〉
〈《デコイ》は私が治します‼️……(#゜Д゜)ノ〉
No.57は不気味な笑いをしていた。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
〈何がおかしいんだよ❓……No.57‼️〉
〈心配ご無用だッ❗……No.33‼️
ESP治療は君だけじゃないんだ‼️〉
《ジョセフ・西園寺》は影達に両腕抱えながら、傷を治さないまま、洗脳装置へ強制的に接続した。
カチャンッ❗……ウイィーーーーーーーーーーーーンッ❗
《ジョセフ・西園寺》の心臓には、別なエスパーがESP治療で治している。
〈心臓を治しました‼️……輸血をして下さい‼️〉
《ジョセフ・西園寺》の両腕に輸血、首筋に輸血された。
「グプッ❗……ゴホゴホッ❗……ハァハァ( ´Д`)」
〈良く甦ったなッ❗〉
〈もう………辞めてッ❗……《デコイ》を《殺人兵器》何かに使わないで‼️〉
No.57は牢獄に居るNo.33に、念動力で強烈なビンタをお見舞いした。
パーーーーーーーーーーーーンッ❗
〈No.77の値段は………500億$だぞッ❗
遊んで暮らせる位の億万長者になれるんだよ‼️
後1回、《殺人兵器》を使用すれば、No.77は自爆するだろうぜ‼️
肉体が爆発し、バラバラになり、塵と化す‼️
証拠は何も残らない‼️……No.77は最高傑作だよッ❗
最高の死に場所じゃないか❓
そう思わないか❓……No.33‼️……(ФωФ)〉
《ロザリー》は大号泣しながら、泣き崩れた。
〈《デコイ》……No.57は《デコイ》を《自爆テロ》に使う気だわッ❗
このままでは……《デコイ》が死んじゃう‼️〉
牢獄の中で、両膝を付いたまま、両手を組んで、神に祈るポーズをして《テレパシー》を飛ばした。
〈(《デストロイ》のみんな………お願い‼️
このままでは《No.77》は《自爆テロ》に使用され、殺される‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ
私達の仲間を助けて下さい‼️……お願いします‼️)〉
〈❓……No.33か❓……No.77の危機か❓〉……No.91
〈‼️……No.77を助けたい‼️〉……No.23
〈‼️……俺達を助けてくれたのはNo.77だッ❗〉……No.11
〈‼️……No.77はピンチなのか❓(・_・?)〉……No.34
No.33は勝負に出た。
〈もうこれ以上……No.77の命を弄ぶ事を、絶対に許さないから‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))
例え、助けが来なくっても、私は《デコイ》を助け、ここから逃げ出すんだから‼️……( ・`д・´)〉
No.57はその間、爆発の威力をUPさせる為、《ジョセフ・西園寺》のリミッターを外す前、《ジョセフ・西園寺》の身体に《禁断の手術》を施そうとしていた。
心臓を蘇生させた《ジョセフ・西園寺》は、血反吐を吐きながら、意識が朦朧としていた。
〈お前を殺す時がやって来た‼️……お前を殺して……
俺がNo.1となり、世界の王となるのだッ❗
死ね‼️……俺の可愛い人体実験のモルモット‼️〉
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
キヒヒヒィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
死ねーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️……No.77‼️
俺の為に死んでくれ‼️……アハハハハハーーーーーーッ❗
不気味な笑いをしながら、最後の切り札【ボタン】を押した。
ピコンッ❗
《ジョセフ・西園寺》は心臓を治したばっかりで意識が朦朧、呼吸が荒くなっていた。
「ハァハァ……(ーдー)」
《ジョセフ・西園寺》の洗脳装置に取り付けた【合成麻薬-DAMT-】を《ジョセフ・西園寺》に全身に行き渡る様、20本のチューブを全身に突き刺し、大量注入された。
20本のチューブから【合成麻薬-DAMT-】の緑色の液が、《ジョセフ・西園寺》に迫って来た。
《ジョセフ・西園寺》の全身に、【合成麻薬-DAMT-】が投入された瞬間………。
「(ググググアアアアアアァーーーーーーーーーーッ❗)」
《ジョセフ・西園寺》は身体を激しく揺らして、バタバタと激しく苦しんでいた。
「(………た………………す………け………………………て………)」
《ジョセフ・西園寺》は薬物の影響で、幻覚と幻聴に襲われ、パニック状態になっていた。
暴れまくる《ジョセフ・西園寺》を見て、不気味な笑みで微笑んでいるNo.57。
〈もっとだッ❗……もっとだッ❗……もっと苦しめよッ❗
化物が‼️……(ФωФ)〉
死に物狂いで無理矢理、洗脳装置から強引に離脱した。
《ジョセフ・西園寺》に、強制的に電流が流され、連れ戻そうとするが、パニック状態で狂ってしまった。
〈化物が踊ってるぜッ❗……それが見たかったんだよッ❗…なッ❗……《デストロイ》のNo.1‼️〉
No.57の歪んだ復讐心が暴走する。
《ジョセフ・西園寺》をただ殺すだけでは、つまらない事を悟ったNo.57は、《ジョセフ・西園寺》を《化物》にし、《殺人兵器》にする事・億万長者になると言う2つの欲望だけが、一番重要だったのだ。
No.57は復讐を果たす為、《ジョセフ・西園寺》に対する異常な執着。
異常な執着心がNo.57の心を蝕み、腐って蛆がわいた。
精神が壊れたNo.57は、《ジョセフ・西園寺》に冷酷で残酷な事をする事を、何も感じなくなってしまっていた。
狂ってしまった《ジョセフ・西園寺》は、誰も命令をきかないただの《化物》になってしまった。
〈ククク……哀れだなッ❗……《ジョセフ・西園寺》‼️〉
《ジョセフ・西園寺》は自分の頭を地面に何度も頭突きし続ける。
頭を地面に頭突きする度、大量の血が飛び散った。
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
ダークヘルメットが壊れ、素顔が現れ、顔に付いていた機械が壊れてゆく。
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
〈やれやれだぜッ❗……折角、視界補助の機械を埋め込んでやったのに‼️……恩知らずめ‼️……(ФωФ)〉
ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……ドンッ❗……
バキンッ❗
《ジョセフ・西園寺》の額が割れて、顔に埋め込まれた機械が完全にブッ壊れた。
それでも頭突きを辞めない《ジョセフ・西園寺》。
No.57はこの時の為、《ジョセフ・西園寺》の《強制収容》ボタンを押した。
《ジョセフ・西園寺》は強引に洗脳装置へ連れ戻した。
バタンッ❗……キィーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
《ジョセフ・西園寺》の意識は飛んでしまい、口から、沢山の泡が吹いたまま、気絶してしまった。
〈世話を妬ける《人体実験モルモット》だよ‼️
お前は‼️……(ФωФ)〉
No.57は《ジョセフ・西園寺》を死ぬより激痛と苦痛を与える事が出来た事を大喜びしていた。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
〈どうだ❓……No.77‼️……お前自身を全てブッ壊し、死ぬ程、激痛と苦痛を与えた事に大満足だ‼️
笑えよッ❗……笑えないかッ❗……お前はもう何も感じないもんだ‼️……ククク……アハハハーーーーーーーーーッ❗〉
No.57は牢獄からNo.33を呼び出した。
牢獄から出て来たNo.33は、ESP能力を出せない様、制御手錠を付けられて出て来た。
〈離してよッ❗……私に何すんだよ‼️〉
No.33を問答無用で、研究室へ連れて行った。
ガラガラッ❗……ドスンッ❗
研究室の扉が開かれた。
ククク……('・c_,・` )プッ❗……アハハハーーーーーーッ❗
No.57は狂った様に笑っていた。
〈やっと来たか‼️……メスブタ‼️……No.33よ‼️
お前に一番見せたかったんだよッ❗……アハハハハッ❗〉
〈何笑ってんだよッ❗……クズ野郎((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〉
〈お前は死んでも解放しない‼️……No.33‼️……(ФωФ)〉
No.33はNo.57に呼ばれて、機嫌が非常に悪い。
洗脳装置には《ジョセフ・西園寺》が待機している。
洗脳装置の天井ランプを消して、真っ暗にしていた。
やって来たNo.33は、恐怖を克服しながら、堂々と歩いて来た。
〈何の様❓(・_・?)……用が無いなら、私を解放してッ❗〉
No.57は不気味な笑いをしていた。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
〈そんなに俺の事を嫌うなよッ❗……No.33‼️
折角お前だけ、特別に見せたい物があるんだ‼️
ククク……(ФωФ)キラリッ❗〉
No.57は天井のライトの照明を付けた。
ライトに照らされた物は、洗脳装置でグッタリしている《ジョセフ・西園寺》の姿だった。
〈‼️……《デコイ》❓……《デコイ》なの❓〉
No.57はグッタリしている《ジョセフ・西園寺》の髪の毛を掴み、持ち上げた瞬間、No.33は両膝を付いて大号泣していた。
〈酷い‼️……酷すぎる‼️……これが人間がする事なの❓
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。〉
《ジョセフ・西園寺》は頭が割れ、顔全体が血塗れ状態。
両瞳は真っ白、目と鼻と口は血塗れ、口から泡が出ている状態。
明らかに薬物中毒症状で、いつ死んでもおかしくない状態だった。
〈酷い‼️……《デコイ》を壊す何て、酷すぎる‼️
何の怨みがあって、こんな外道な事が出来るの❓
あんたは人間じゃない‼️……あんたこそッ❗
あんたこそッ❗……化物だ‼️……No.57‼️〉
No.33大号泣し、涙が止まらなかった。
No.33は命を変えても、《デコイ》を救いだす事を決心した。
〈あなたはもう~私達の仲間ではない、只のクズ野郎だ‼️
これ以上……《デコイ》を好きにさせない‼️〉
バキンッ❗
〈何❓……制御手錠を破壊しただと……バカな‼️〉
No.33は制御手錠を破壊し、秘められたESPの力を解放し、No.57を念動力で、壁に突き飛ばした。
ピューーーーーーーーンッ❗……バターーーーーーンッ❗
No.57は壁に激突し、気絶してしまう。
No.33は浮いたまま、《ジョセフ・西園寺》の側へ飛んで行った。
No.33は両手で《ジョセフ・西園寺》の頭部を押さえ、起こした。
〈《デコイ》………待っててッ❗〉
パチンッ❗
No.33は《ジョセフ・西園寺》のオデコに、軽く《デコピン》した。
〈目覚めなさい‼️……愛しい人………《デコイ》‼️〉
No.33は《ジョセフ・西園寺》の頭を押さえ、No.33のオデコと《ジョセフ・西園寺》オデコがくっ付いた瞬間、光輝いていた。
No.57が気を失ってる間、No.33は命懸けの《ジョセフ・西園寺》の《精神世界》へダイブした。
《精神世界》へ潜ったNo.33は、《ジョセフ・西園寺》の精神を探しに、深く深く潜ってゆく。
《ジョセフ・西園寺》の《精神世界》は、漆黒な闇で覆われていた。
〈深刻な状態なのねッ❗……見つからないわ‼️
何処❓……(`Д´≡`Д´)??……何処にいるの❓〉
No.33はいくつのも精神体が現れ、混乱してしまう。
精神体を触ったり、傷つけてしまうと、本体が廃人になるか、死んでしまう可能性がある為だ。
No.33が慎重に《デコイ》の本体を、探す事が目的だった。
《精神世界》へダイブするのは事故が多い為、禁じられている。
エスパーが《精神世界》へダイブした時、エスパーの精神が《現実世界》へ戻って来なければ、死んでしまう恐れがある。
人間の脳内の70%は、《ブラックボックス》と言われています。
それでも……No.33は《ジョセフ・西園寺》を助けたい一心で、危険な《精神世界》へダイブを決行した。
深く潜る度、心の闇が広がっていく。
〈《デコイ》……何処にいるの❓(・_・?)〉
漆黒の闇の玉がもうスピードで、《精神世界》の奥底へ堕ちてゆく。
〈何処❓……(`Д´≡`Д´)??……何処❓……あれ❓
あれは❓……何❓……真っ黒な物体❓……まさか❓〉
《ジョセフ・西園寺》の無言のまま、心の闇へ堕ちて沈んで行った。
〈《デコイ》なの❓(・_・?)……《デコイ》❓
待ってッ❗……《デコイ》ーーーーーーーーーーーー‼️〉
奥底に着いた漆黒の闇の玉は、闇の心へ引きずり込まれた。
〈《デコイ》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
漆黒の闇の玉は、闇の心の深くへと沈んで行く。
潜って潜って深部へ堕ちてゆく。
〈これ以上堕ちてはいけない‼️……《デコイ》‼️〉
深部に堕ちる所、精神体の右手を掴まえた時、精神体は《ジョセフ・西園寺》の本体でした。
漆黒の闇の精神体だったのが、No.33に掴まれ、漆黒の闇の精神体が浄化され、光輝いていた。
《ジョセフ・西園寺》の精神体をキャッチしたNo.33は、言葉を交わす。
〈これ以上堕ちるなッ❗……《デコイ》‼️〉
「………………………………」
〈やっと見つけた‼️……《デコイ》‼️〉
「誰だ❓……お前は❓……馴れ馴れしいなッ❗」
〈‼️……《デコイ》あなたを探しに来たんだぞッ❗〉
「誰だ❓……お前は❓……探してくれと頼んでいない‼️……帰れッ❗……ドブスがッ❗」
〈《デコイ》❓……私の事……忘れちゃったの❓
私だよッ❗……《ロザリー》だよ‼️〉
「知らない‼️……消えろッ❗……鬱陶しい女だ‼️」
《ロザリー》は大号泣してしまった。
〈ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
「❓……煩い女だ‼️……消えろッ❗」
〈グスンッ❗……(T^T)…本当に私の事忘れてちゃったの❓
。゜(゜´Д`゜)゜。〉
「何だお前は❓……………」
〈(T^T)……私はあなたの隣で、いつも一緒だった‼️
赤ちゃんの時から、君の隣で眠っていたんだよッ❗
私は《デコイ》の力を封じる為、ESPの力を強化された強化人間です‼️……(。´Д⊂)〉
「強化人間❓(・_・?)」
〈《デコイ》……あなたも私と同じ、ESPを強化された強化人間です‼️……最強のエスパーです‼️〉
「俺も❓……ズキンッ❗……頭が痛い‼️」
《ジョセフ・西園寺》の精神体は、激しい頭痛に襲われ、苦しみ出した。
〈思い出して下さい‼️……私達の《デストロイ》の仲間達の事を忘れないで‼️…あなたの名前は《デコイ》だよ‼️……私が付けた名前だよ‼️♡
《デコイ》だって事を、思い出して下さい‼️〉
「辞めろッ❗……苦しい‼️……痛い‼️」
〈《デコイ》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
「辞めろッーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」
《ジョセフ・西園寺》の精神体が苦しんでいるのを、悲しそうな表情で見つめていた《ロザリー》。
〈《デコイ》はロロア国を出る前、私との関係を消す為、暗殺組織は《デコイ》の記憶を消したんだ‼️
_ロ(・ω・=) ケシケシ〉
「❓……暗殺組織❓(・_・?)」
〈私と逢う度、他人行儀に接する《デコイ》は、私にとっては大ショックだったんだよ‼️。・(つд`。)・。〉
《ロザリー》は大号泣して、涙で訴えた。
〈まだ私の事……思い出さないの❓
《デコイ》何か……《デコイ》何か……大嫌いだ‼️
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
「おい❓……困ったなッ❗」
〈バカ《デコイ》‼️……何か………大嫌いだ‼️〉
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
《ジョセフ・西園寺》の精神体に異変が起きた。
幼い頃の記憶とフラッシュバックが起きた。
《ジョセフ・西園寺》の精神体は頭痛が酷く、痛みが酷かった。
「あゝ~ヽ(´Д`;)ノ……何だ❓……これは❓」
《ジョセフ・西園寺》の精神体はフラフラしながら、記憶の川から映像が甦り、全ての記憶が甦った。
幼き頃のロザリーを見て、《ジョセフ・西園寺》の精神体はいつの間にか、大粒の涙を流していた。
〈《デコイ》何か大嫌いだ‼️〉
《ジョセフ・西園寺》の精神体は、背後から《ロザリー》の精神体を抱き締めた。
〈‼️……《デコイ》❓〉
「《ロザリー》‼️……全てを思い出したよッ❗
遅くなって御免な‼️……。・(つд`。)・。」
〈《デコイ》‼️……記憶が甦ったんだねッ❗(^-^)〉
「こんな無茶したんだッ❗……《精神世界》のダイブは危険な行為だぞ‼️……何で❓……❓(・_・?)」
〈愛しい人…《デコイ》を助けに来たんだよ‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎〉
《ジョセフ・西園寺》の精神体は、《ロザリー》の精神体にキスをした。
〈エッ❗……《デコイ》……♡(〃´ω`〃)♡〉
《ロザリー》の精神体は、《ジョセフ・西園寺》の精神体にキスされた途端、感動の号泣していた。
「ありがとう‼️♡……俺も《ロザリー》の事、愛してます‼️……♡(〃´ω`〃)♡」
〈私も《デコイ》を愛しています‼️♡(〃´ω`〃)♡〉
《ロザリー》の精神体は、《ジョセフ・西園寺》の精神体にキスをした。
「ありがとう‼️♡……長居は禁物だ‼️……今すぐ元の世界へ帰ってくれ《ロザリー》‼️……(〃ω〃)」
〈《現実世界》で、逢いましょう‼️♡〉
《ロザリー》の精神体は、天井の光が射す方向へと戻ってゆく。
無事に戻るか心配で、手を振って見送っていた《ジョセフ・西園寺》の精神体。
《ジョセフ・西園寺》の精神体は、無事に戻った《ロザリー》を見送った後、独り悲しい表情で、光射す方向へ見つめていた。
「御免なッ❗……本当の事が言えなかった‼️……(*T^T)
俺はもう……助からないんだよ‼️……《ロザリー》‼️
君だけでも………生きて欲しい‼️……。・(つд`。)・。」
《ロザリー》の精神体は、《現実世界》へ生還した。
《ロザリー》の前には、《ジョセフ・西園寺》が気が付いたが、目が見えなかった。
〈私が命懸けで助けてあげる‼️〉
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》の5感を治す為、最大級のESP治療で治そうとしたが、《視力と声》だけを治す事が出来た。
〈御免なさい‼️……《デコイ》‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〉
《ジョセフ・西園寺》の両目の視力が回復し、目に飛び込んで来たのは、懐かしい《ロザリー》が大号泣している姿でした。
「泣かないでッ❗……《ロザリー》‼️」
ボロボロ泣いている《ロザリー》を突然、《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》の唇を奪った。
〈‼️……《デコイ》‼️……(〃ω〃)〉
今度は精神体ではなく、本物の愛のキスをした。
「泣くなッ❗……《ロザリー》‼️……愛してるよ‼️」
〈私も《デコイ》を愛しています‼️〉
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》に、愛のキスをして答えた。
《ジョセフ・西園寺》と《ロザリー》は、互いのオデコを付けて、イチャイチャしていた。
《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》を優しく頭を撫でて、慰めていた。(i_i)\(^_^)
〈おいッ❗……クソ女‼️……よくも……よくも……俺様を吹き飛ばしてくれたなッ❗……(ФωФ)〉
〈もう気付いたか‼️……クズ野郎‼️〉
No.57は頭から血を流しながら、立ち上がった。
《ジョセフ・西園寺》は全身に突き刺さっている電子コードを全て抜き取り、《ロザリー》を庇い、立ち上がっていた。
「もうお前の指示には従わない‼️
貴様に《ロザリー》を指1本、触らせない‼️」
〈《化物》の癖に、俺様に逆らうのか❓……No.77〉
「俺はモルモットじゃない‼️……《化物》じゃない‼️
俺は……貴様を地獄へ送る者だ‼️……(#・∀・)」
〈貴様は俺のモルモットなんだよ‼️
これ❓……欲しくないか❓(^ω^#)〉
No.57は【合成麻薬-DAMT-】が入ったビンを、《ジョセフ・西園寺》に見せた。
《ジョセフ・西園寺》は大量の汗を流し、薬物の欲望と戦っている。
〈卑怯者‼️……外道が‼️……( ・`д・´)
私の仲間を薬物中毒にしやがって、絶対に許さない‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〉
No.33はNo.57が《ジョセフ・西園寺》の命を弄んだ罪に対し、激昂していた。
No.57は【合成麻薬-DAMT-】の入ったビンを、《ジョセフ・西園寺》の目の前に出した。
パチンッ❗……ガチャンッ❗
「いらない‼️……いらないと言ってるだろうが‼️」
《ジョセフ・西園寺》は【合成麻薬-DAMT-】の入ったビンを叩き落とした。
〈無理すんなよッ❗……人体実験モルモットよッ❗〉
「煩い‼️……黙れ‼️……クズ野郎が‼️」
No.57は両手を広げた瞬間、影達を大量に投入された。
〈俺が作ったクローン人間兵器の影達だ‼️
さぁ~影達よッ❗……《ジョセフ・西園寺》とNo.33を………殺せ‼️……殺せーーーーーーーーーーーー‼️……(ФωФ)〉
《ジョセフ・西園寺》とNo.33を殺しに、100人の影達が一斉に攻撃して来た。
「《ロザリー》……俺の後ろに隠れていろッ❗」
〈うん‼️……♡(〃´ω`〃)♡〉
「かかって来い‼️……この野郎‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
影達を華麗にブッ倒す《ジョセフ・西園寺》。
《ジョセフ・西園寺》は影達を殴ろうとした瞬間……
別な人物が乱入した。
バキンッ❗……ボキッ❗
「❓……君は❓……❓(・_・?)」
〈俺にも分けてくれよッ❗〉
「‼️……君は……No.23かッ❗」
〈お前がピンチと知って、駆けつけたんだよッ❗
あの時、給食中、憲兵にリンチされる所を、お前が助けてくれた事は、忘れてないぜッ❗〉
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
〈こんな雑魚に、てこずっているとは……No.1として恥ずかしく無いですか❓( -_・)?〉
「もしかして❓……No.11なのか❓」
バキンッ❗……バキンッ❗
《ジョセフ・西園寺》が影達を退治していると、
突然1人現れ、影達をブン殴った。
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
〈俺の事……忘れたのか❓……No.77
助けに来たぜ‼️……この野郎‼️……( ^ω^)〉
「オオオゥ~‼️……No.91か❓……相変わらず、毒舌だな‼️……( ・`ω・´)」
シューーーーーーーーーーーーーーンッ❗……トバンッ❗
《ジョセフ・西園寺》は影達を蹴っ飛ばした。
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
《ジョセフ・西園寺》が影達を退治していると、もう1人現れた。
〈《ジョセフ・西園寺》‼️……雑魚にてこずるとは、
《デストロイ》の名折れだ‼️……しっかりしろッ❗
No.77‼️……( v^-゜)♪〉
「お前はNo.34かッ❗……助けに来てくれたのかッ❗
(*^-゜)v……Thanks!」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
《ジョセフ・西園寺》は、No.23・No.11・No.91・
No.34・No.33の《デストロイ》メンバーで、影達を全員ブッ倒した。
No.57は身体を震わせながら、激昂している。
「ざまーみろ‼️……お前の手下達は全滅だ‼️」
〈どいつも………こいつも………〉
《ジョセフ・西園寺》は得意気に、ガッツポーズを決めていた。
〈どいつも………こいつも………どいつも………こいつも………
どいつも………こいつも………………〉
No.57は大激怒。
突然、不気味な笑いが響いた。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
《ジョセフ・西園寺》はNo.57の突然の不気味な笑いに、嫌な予感がした。
「奴の様子がおかしい‼️……油断するなッ❗」
〈どいつも………こいつも………死ねーーーーーーーーー‼️〉
No.57はスマホの【ボタン】をイジった。
【ピッ❗】……バンッ❗……プシュッ❗……グプッ❗
〈アレ❓……(゜ロ゜)〉
No.23の額が爆発し、地面に叩き付けられた。
「‼️……エッ❗………!!ヽ(゜д゜ヽ)(ノ゜д゜)ノ!!」
【ピッ❗】……バンッ❗……プシュッ❗……グプッ❗
〈………………ちく……しょ…………〉
No.11の額が爆発し、壁に激突!
激突したまま、地面に落下した。
「辞めろッ❗………( ̄□||||!!」
【ピッ❗】……バンッ❗……プシュッ❗……グプッ❗
〈❓……何❓(・_・?)〉
No.91の額が爆発し、その場に倒れた。
「辞めろッ❗……辞めろッ❗……辞めろ( ̄□||||!!」
【ピッ❗】……バンッ❗……プシュッ❗……グプッ❗
〈❓……!Σ( ̄□ ̄;)〉
No.34の額が爆発した。
バタンッ❗………バタンッ❗………ドカーーーーーーンッ❗
No.34は地面に2回ぶつかり、最後に壁に激突!
「辞めろッ❗………辞めろッ❗………辞めてくれ‼️」
慌てて《ロザリー》の元へ猛ダッシュ。
「《ロザリー》逃げろーーーーーーーーーーーーーー‼️」
〈ええッ❓……どうしたの❓……《デコイ》❓〉
《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》を抱き締めながら、その場から逃げ去ろうとした瞬間………。
〈貴様も……死ねーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
【ピッ❗】……バンッ❗……プシュッ❗……グプッ❗
〈エッ❓(・_・?)〉
《ロザリー》の額が爆発し、《ロザリー》の大量の血が、《ジョセフ・西園寺》の顔にベッタリと付いていた。
「《ロザリー》❓……《ロザリー》❓……!Σ( ̄□ ̄;)」
《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》の身体を揺らしたが、反応が無い。
《ロザリー》の身体はまだ温かかった。
《ジョセフ・西園寺》は……。
「愛してるよッ❗………《ロザリー》‼️」
ソッと《ロザリー》のキスをした。
しかし、《ロザリー》からの反応がなかった。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
……ククク…キヒヒヒィ‼️…アハハハハハハーーーーーッ❗
アハハハハーーーーーーーーーーーーーーッ‼️…(ФωФ)♡
《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》の亡骸を強く抱き締め、大号泣していた。
「ああああああ………あああ………ああああああ………ああああああぁぁっーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
「な………なん………何で❓……………こんな……事………」
アハハハハハァーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
……ククク…キヒヒヒィ‼️…アハハハハハハーーーーーッ❗
アハハハハーーーーーーーーーーーーーーッ‼️…(ФωФ)♡
No.57は不気味な笑いをしながら、自慢気に語った。
〈殺す理由は無いよッ❗……ただ……俺のオモチャ達が、俺に逆らった時の保険として、《契約不履行》をした時の為に、脳内に《マイクロチップ小型爆弾》を洗脳時に忍ばせたんだッ❗……傑作だろ❓〉
《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》を強く抱き締めながら、大号泣している。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》を含め、《デストロイ》の仲間達の亡骸に、《ESPバリア》を掛けた。
《ジョセフ・西園寺》は冷たくなってゆく《ロザリー》の頬を、優しく撫でた。
「待ってて‼️……後始末してくるよ‼️……(#゜Д゜)ノ
元凶を……ブッ殺してくる‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」
《ジョセフ・西園寺》大激怒、ブチギレた。
《ジョセフ・西園寺》は怒りで我を忘れ、両瞳は復讐・怨み・憎しみに染まった。
《ジョセフ・西園寺》の両目から、【血の涙】を流していた。
《ジョセフ・西園寺》の全身オーラがオレンジ色から、血の色のオーラへと変貌し、復讐鬼と化した。
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
「。・゜・(ノД`)・゜・。……き………貴様………貴様は……
……仲間の命を………何だと………思ってる………んだ‼️………
No.57ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
ブッ殺してやる‼️…ブッ殺してやる‼️…ブッ殺してやる‼️
ブッ殺してやるーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
《ジョセフ・西園寺》から凄まじいオーラを出して、
No.57を威嚇した。
〈殺せるもんなら……殺してみろよッ❗……化物が‼️
強化人間は貴様だけでは無いのだよッ❗
俺様だってッ❗……ESP能力が使えるんだ‼️
人体実験モルモットが‼️ーーーーーーーーーーーーー‼️〉
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
2つのESPバリアがぶつかって、大嵐で周囲の建物が大きく揺れている。
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
「貴様らも同罪だ‼️……死ね‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」
《ジョセフ・西園寺》は暗殺組織内に居る人々を、粉々に吹き飛ばし、皆殺しにした。
「次は貴様だ‼️」
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
2つのESP能力がぶつかり合い、鎬を削っていた。
No.57は《ジョセフ・西園寺》のESP 能力に力負けして、押されている。
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
〈‼️……バカな………そんなバカな‼️……!Σ( ̄□ ̄;)〉
No.57は《ジョセフ・西園寺》と力比べに負けてしまい、壁に激突した。
ピューーーーーーーーンッ❗……ドバーーーーーーーン‼️
《ジョセフ・西園寺》の怒りが収まらず、ESP能力が増大してゆく。
No.57は壁に激突後、《ジョセフ・西園寺》の力が増大し、重力がNo.57を襲う。
〈《化物》エスパーめ‼️……俺様に感謝しろッ❗
アハハハハハァーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
《最高傑作のモルモット》になれたのは、俺様のお陰だ‼️……感謝しろ‼️……(ФωФ)
お前は自分の力に飲まれ、消滅するだろう‼️……キヒヒ
……ククク…キヒヒヒィ‼️…アハハハハハハーーーーーッ❗
アハハハハーーーーーーーーーーーーーーッ‼️(ФωФ)
一緒に死のうぜ‼️……No.77‼️……アハハハハ(ФωФ)〉
《ジョセフ・西園寺》は力を増大させた。
No.57の肉体は皮が剥がれ、溶け始めた。
《ジョセフ・西園寺》はNo.57の頭を下にした状態で、No.57を重力で押し潰す。
〈グワハハハハハ………貴様の力はそれが限界か❓〉
《ジョセフ・西園寺》は離れた場所から、両手で念動力を使って、No.57の両足首を掴んだ。
………《死刑執行の時間だッ❗……No.57‼️》………
《ジョセフ・西園寺》の両手が離れるにつれて、No.57の表情が苦しい表情へと変わっていった。
No.57が履いているパンツが、強引に引き裂かれてゆく。
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗
ボキッ❗………ボキボキッ❗………ボキボキッ❗
〈ギャアアアアァーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
No.57の雄叫びあげようとも、《ジョセフ・西園寺》の両手が段々、離れていくにつれ、股間から引き千切れてしまい、出血が止まらない。
〈なっ❓……( ´;゜;∀;゜;)……No.77‼️……仲間だろ❓
こんな残酷な処刑は辞めてくれよッ❗……頼むよッ❗〉
《ジョセフ・西園寺》はNo.57の勝手な言い分と命乞いに、ヘドが出る。
火に油を注いだ事に気付かないNo.57。
《ジョセフ・西園寺》を大激怒。((ヾ(≧皿≦メ)ノ))
「貴様はもう仲間では無い‼️……仲間殺しは万死に値する‼️……地獄へ堕ちろッ❗……クズ野郎‼️
お前の面は2度と見たくない‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))
仲間達の仇討ち‼️……討たせて貰う‼️……((( ̄へ ̄井)」
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……
〈辞めろッ❗……辞めてくれーーーーーーーーーーー‼️〉
ビリビリビリッ❗……グチャグチャッ❗……バキッ❗
ボキボキッ❗………ベチョッ❗……ボキボキッ❗………
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉
《ジョセフ・西園寺》はNo.57を一気に、真っ二つに引き千切った。
《ジョセフ・西園寺》はNo.57の死体を、両端に投げ捨てた。
グチャグチャッ❗………グチャグチャッ❗
「2度と《暗殺組織の研究所》を復活させない様、木っ端微塵に吹き飛ばしてやる‼️……( ・`ω・´)」
《ジョセフ・西園寺》は天を見て、力を増大。
《ジョセフ・西園寺》の両瞳が真っ赤に光った瞬間………。
キィーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
《ジョセフ・西園寺》は爆発と同時に、仲間達と共に空高く飛び出して行った。
《ジョセフ・西園寺》は空高く飛んでいる途中、仲間達と共に、テレポーテーションした。
40メガトンの大爆発で、《暗殺組織の研究所》を粉々に吹き飛んでしまった。
後に残ったのは、見た事が無いクレーターが奥深く迄、抉られていた。
凄まじい破壊力だった。
凄まじい破壊力を使った反動は、《ジョセフ・西園寺》の身体にしっかりと刻まれていた。
テレポーテーションした場所は某日本。
人気の無い場所を探して、見晴らしのいい海が見える崖に降り立った《ジョセフ・西園寺》と仲間達。
《ジョセフ・西園寺》は最大級のESP能力を使って、仲間達の蘇生を試みた。
ピシッ❗……ピシピシッ❗……
両腕に大きなヒビが入った。
「待ってくれッ❗……仲間達を蘇生したいんだ‼️」
《ジョセフ・西園寺》は全身にヒビ割れしてゆく。
「待ってくれって言っているだろう‼️
。・゜・(ノД`)・゜・。頼むよッ❗……助けたいんだ‼️」
《ジョセフ・西園寺》の気持ちとは裏腹に、《ジョセフ・西園寺》の全身崩壊が止まらない。
「仲間達の骸を、粉々にしたく……ない‼️」
ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
《ジョセフ・西園寺》は大粒の涙を流しながら、その場から空高く飛び上がり、猛スピードで《無人島の小島》を探していた。
ピューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
「小島……人気の無い‼️……小島……無人島……がいい……」
《ジョセフ・西園寺》は爆発を押さえながら、無我夢中で小島を探す。
「爆発しても……無関係な人を……巻き込みたく………無いから………………( ´;゜;∀;゜;)」
《ジョセフ・西園寺》が暫く飛んでいると、小さな小島が見えた。
「あそこなら………爆発しても………被害が出ない‼️」
《ジョセフ・西園寺》はゆっくりと無人島の小島へ降りたった瞬間、押さえていた力が暴走し、全身に大きな亀裂が走る。
大きな亀裂から大量の出血した。
ピシッ❗………ピシッ❗………プシュッ❗
《ジョセフ・西園寺》は両膝を付いて、神に祈りを捧げた。
《ジョセフ・西園寺》の顔に大きな亀裂が走り、大出血した後、光が漏れた。
《ジョセフ・西園寺》は大粒の涙を流した涙は高温で蒸発、全身の崩壊は止められなかった。
「もうダメだッ❗……俺の崩壊は……止められない‼️
神様‼️……俺の命はどうなっても構わないッ❗
俺の仲間達の命を助けて下さい‼️
仲間達の罪は俺が背負う、死ぬのは俺だけで十分です‼️
どうか……どうか……仲間達の命を助けて下さい‼️
お願い……し………ま………………す………(ー_ー;)」
《ジョセフ・西園寺》の全身から眩い光が漏れだした。
キィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
「(みんな助けてあげられず…御免な‼️(*- -)(*_ _)ペコリ)」
《ジョセフ・西園寺》は両目を瞑り、両腕を広げ、眩い光に包まれた。
「御免な………みんな………………」
………もし………もし………❓
………もし………もし………もし………❓
………もし………もーーーーーーーーーーーーし…………
「煩いな………誰だよ❓」
……❓……気付いたの❓……私の声が……聞こえる❓…
「ウザイんだよッ❗……黙れよッ❗……お前は❓」
……私の声が聞こえるなら……目を開けてよ‼️……
「煩いなッ❗……何なんだよ❓……お前は❓(・_・?)」
パチンッ❗
突然、デコピンされた《ジョセフ・西園寺》。
「痛いなッ❗……何すんだよッ❗……(#`皿´)」
謎の痛みに導かれ、《ジョセフ・西園寺》はゆっくりと両目を開くと、真っ白な空間に横たわっていた。
「何処❓……(`Д´≡`Д´)??……もしかして❓
地獄か❓……それとも……天国❓……まさかな‼️
俺みたいな血に汚れた者が、天国何か夢みちゃいけないよな‼️……アハハハハハハーーーーーーーーーーーーー‼️」
《ジョセフ・西園寺》は地獄に堕ちたんだろうと、思っていた。
《ジョセフ・西園寺》の右手を握る人影が見えている。
「死神か❓……死神なら俺の《魂》を奪って、さっさと地獄へ堕とせ‼️」
《ジョセフ・西園寺》は両目を瞑って、何もかも諦めてしまった。
何もかも投げやりになってしまった《ジョセフ・西園寺》は、右手を握られた物をあしらった。
「俺に触るな‼️……ほっといてくれ‼️」
再び、両目を閉じてしまいました。
○o。.ブクブク.。o○……《ジョセフ・西園寺》は沈んで行く。
………ダメ‼️……行かないでッ❗………
遠くから……聞こえて来る。
○o。.ブクブク.。o○……眠………い‼️……(。-ω-)zzz…
《ジョセフ・西園寺》は○o。.ブクブク.。o○と沈んでゆく。
《ジョセフ・西園寺》は仲間達を助かる事が出来ず、不甲斐なさに絶望してしまっていた。
「(……○o。.ブクブク.。o○………眠い(。-ω-)zzz………
瞼が重い‼️……○o。静かにしてくれ.。o○)」
「………何で❓……俺は……生まれたんだろうな❓」
身体が重りの様に沈んでゆく《ジョセフ・西園寺》。
……○o。.ブクブク.。o○○o。.ブクブク.。o○………
《ジョセフ・西園寺》は【くの字】になって、深く沈んでゆく。
「(生まれて………来なければ……良かった‼️……(*T^T))」
《ジョセフ・西園寺》の両目から大粒の涙がポロポロ溢れながら、○o。.ブクブク.。o○と沈んで行く。
バシッ❗
《ジョセフ・西園寺》の右手を、ガッチリと掴まれた。
………もう………君を離さないよッ❗……
「誰❓……誰だ❓」
中ずりになっている《ジョセフ・西園寺》。
「離せっ❗………離してくれ‼️……( >Д<;)」
………離さないよッ❗……もう逃がさないからッ❗……
掴まれた右手から、温かい温もりが伝わってくる。
「(温かい❓……何て……温かいんだ‼️)」
………君が生まれて来た事に感謝します‼️
だってさッ❗……君が生まれてこなければ、私と巡り逢えなかったんだよ‼️……君に出逢えた事は《奇跡》だよ‼️
神に感謝します‼️……♡(〃´ω`〃)♡………
《ジョセフ・西園寺》はゆっくりと両目を開くと、両瞳は真っ白になっていた。
「《奇跡》❓……何の事だ❓……お前は一体❓……
何者だ❓……俺には何も見えない‼️
もう疲れたんだッ❗………ほっといてくれよッ❗
目障りだ‼️……!Σ( ̄□ ̄;)」
《ジョセフ・西園寺》は掴まれた右手を、無理矢理はがし、手離した。
………‼️……ダメッ❗………
《ジョセフ・西園寺》は上を向いた状態で、両手を開いて急落下。
《ジョセフ・西園寺》の両目に映し出されたのは、複数の人影らしき者が居た。
「(俺は……生きちゃ……いけない……《化物》で《厄災》なんだ‼️……消えなければならない存在‼️
死なせてくれ‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ)))」
○o。.ブクブク.。o○…………○o。.ブクブク.。o○
沈んでゆく《ジョセフ・西園寺》。
沈んでゆく《ジョセフ・西園寺》を、複数の人影らしき者に落ちない様、身体を支えられていた。
………それでも、君を離さないよッ❗………
バチンッ❗……バチンッ❗……!!(゜ロ゜ノ)ノ
《ジョセフ・西園寺》のオデコに、強烈な《デコピン》を喰らわせた。
「痛いなッ❗………何すんだよッ❗……(#゜Д゜)」
《デコピン》を喰らわせた人影の人物は、中指・薬指を折り畳み、親指で押さえている。
《デコピン》のポーズを取っていた。
…私達が洗脳されたのは、貴方のせいでは無いでしょ❓…
《ジョセフ・西園寺》は両手で顔を覆って、大号泣しながら、懺悔の言葉を叫んだ。
「全部俺が悪い‼️……俺のせいだ‼️……( ;゜皿゜)ノシ」
………私達は誰も………あなたを責めていません‼️……
《ジョセフ・西園寺》は大粒の涙を流しながら、大号泣している。
「嘘をつくなッ❗……《化物》に同情はいらない‼️」
………私達の姿をしっかりと見て‼️………………
ピカッ❗……ピカーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
人影の1人は眩しい光を《ジョセフ・西園寺》に照らし、《ジョセフ・西園寺》の回復力を上げた。
《ジョセフ・西園寺》の周りにいた人影達は、眩い光に照らされると、懐かしい顔ぶれに大号泣していた。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
《ジョセフ・西園寺》の両目に映し出されたのは、嘗ての仲間達《No.23・No.91・No.34・No.33・No.11》が姿を現した。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
「みんな御免‼️……助けられず‼️……御免なさい‼️
俺は仲間達を救えず、最低なクズ野郎だ‼️……(*T^T)」
《ジョセフ・西園寺》に強烈な《デコピン》をしたのは《ロザリー》でした。
………研究所を吹き飛ばしてくれてありがとう‼️……
No.23が煙の様に姿を消した。
「❓……消えた❓……何で❓(・_・?)」
………俺達は《デコイ》を怨んでいないぞッ❗………
No.91が煙の様に姿を消した。
「❓……待って………(゜ロ゜)」
………俺達の洗脳を解いてくれたッ❗
《デコイ》に感謝します‼️……(*^-゜)v……Thanks!……
No.11が煙の様に姿を消した。
「待ってッ❗…待ってッ❗…!!ヽ(゜д゜ヽ)(ノ゜д゜)ノ!!」
………俺達……《デストロイ》は永遠に不滅だよ‼️……
No.34が煙の様に姿を消した。
「待ってッ❗……待ってってばッ❗……( 。゜Д゜。)」
………私……《ロザリー》は心から……《デコイ》の事
を……愛しています‼️………♡(〃´ω`〃)♡………
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》にソッと《キス》をした。♡(〃´ω`〃)♡
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》を強く抱き締めた。
No.33が煙の様に姿が、徐々に消えてゆく。
「嫌だ‼️……嫌だ‼️……俺を置いていかないでッ❗
嫌だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
もう独りぼっちは嫌だーーーーーーーーーーーーーーー‼️
誰よりも……君の事を愛している‼️♡
《ロザリー》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」
「俺をみんなが居る場所へ、連れて行ってくれ‼️
((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」
………君はもう………独りぼっちでは……無いよッ❗……
ピカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
「何だ❓……この眩しい光は❓……眩しい‼️」
目の前が眩しい光に包まれ、思わず、両目を瞑ってしまった《ジョセフ・西園寺》。
《ジョセフ・西園寺》は男性に助けられ、九死一生で生還した。
救急病院……特別室の病院ベットで、《ジョセフ・西園寺》はグッスリと眠っていた。
蘇生された《ロザリー》は、神々しいオーラの身に纏った男性の心を読み、蘇生した人物だと悟り、男性に対し、質問をぶつけた。
〈どうして❓(・_・?)……《デコイ》を含め、私達を蘇生したのですか❓……何故ですか❓………(・_・?)〉
男性は長い沈黙の後、本音で答えた。
〖《ジョセフ・西園寺》は死ぬ間際……《己の命を犠牲にして、仲間達の命を助けて下さい‼️》と強く神に願っていたからだ‼️……( ・`д・´)
《奇跡の子供》である《氷河龍》の命を救ってくれた《西園寺理事長》・《ミカリン》・《氷河夫妻》・《ジョセフ・西園寺》には、感謝しても仕切れない《大恩人》達‼️……(*≧∀≦*)
私は人間達に対し、考えを改めたのだ‼️……( ・`д・´)
《ジョセフ・西園寺》は《奇跡の子供》の《氷河龍》をお世話し、心を救った人間だったからだ‼️〗
〈《デコイ》は私達の命を救おうとしたのですね❗
《ラファエル》様‼️……。・゜・(ノД`)・゜・。〉
《ロザリー》と《デストロイ》の仲間達は、大号泣していた。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
男性は《ジョセフ・西園寺》のオデコを触って、《ジョセフ・西園寺》の顔のヒビ割れを治そうとした瞬間………。
パチーーーーーーーーーーンッ❗
突然、男性の手を弾かれた。
〖(無意識で私の手を弾くとは、顔の傷は治すなッ❗
と言う事なのか❓……《ジョセフ・西園寺》よ‼️)〗
男性はグッスリと眠っている《ジョセフ・西園寺》を見つめていた。
男性はこうなった経緯を話した。
〖《ジョセフ・西園寺》は強い光を放ちながら、自爆する寸前、私が時を止める魔法を唱えた‼️
グッタリしている《ジョセフ・西園寺》をお姫様抱っこし、《ジョセフ・西園寺》の全身を光の繭に包み込み、《ジョセフ・西園寺》の身に何があったのかを全てを知ったのだ‼️……酷い有り様だったよ‼️〗
男性はNo.57の所業に呆れていた。
〖人間の癖に……嘗ての仲間に、こんな残酷な事が出来る物なのか❓……(・_・?)〗
男性はNo.57の残忍さに、全く理解出来なかった。
〈《ラファエル》様❓……………〉
〖オッホンッ❗……《ジョセフ・西園寺》を助ける為にどんだけ大変だったか、分かるか❓…(≧口≦)ノ〗
《ロザリー》と《デストロイ》のメンバーは、蘇生された理由を、男性の話を真面目に聞いていた。
男性は《ロザリー》達を指さした。
〖《ジョセフ・西園寺》は死んでいても、おかしくない状態だった‼️
生きている事が不思議な位、全身ボロボロ、精神はズタボロだったのだッ❗……(;>_<;)
《ジョセフ・西園寺》を助けるには、《神の雫》で《ジョセフ・西園寺》の心臓に垂らし、全身完治させる事には成功した‼️
だがしかし、《ジョセフ・西園寺》の【脳】を治す事が出来なかった‼️……………。(ノ_・。)〗
深刻な表情を見せた男性。
〈ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
《デストロイ》メンバーが大喜びだったが、《ロザリー》だけは浮かない表情をしていた。
〖《ジョセフ・西園寺》の身体は完治したが、肝心の精神は私の力では治す事が出来なかったのだ‼️
済まないッ❗……(*- -)(*_ _)ペコリ〗
男性は悲しい顔をしていた。
〖《神の雫》は滅多に人間に与える事はしない、人間に使用するのはご法度ッ❗……許されない行為だ‼️
父上からお叱りを貰うだろう‼️……( ´;゜;∀;゜;)
私は《ジョセフ・西園寺》を助けた事、後悔はない‼️
《氷河龍》の《大恩人》を、死なせる訳にはいかなかったんだよッ❗
君達が蘇生出来たのは《ジョセフ・西園寺》のお陰だ‼️
感謝しなさい‼️……σ(≧ω≦*)
今回、蘇生が出来たのは、私の気まぐれで助かったのに過ぎない‼️……次は無いぞッ❗
《ジョセフ・西園寺》と君達に、最後のチャンスを与えたに過ぎない‼️
折角、蘇生したのだから、命を大切にしなさい‼️〗
《ロザリー》達は男性に忠誠の誓いをした。
何も知らず、グッスリと眠っている《ジョセフ・西園寺》。
男性は《ロザリー》達に向かって、右腕を前に出してから、軽く左へ振った途端、《ジョセフ・西園寺》と同じブレスレットを装着させた。
カチャカチャッ❗……カチャカチャカチャッ❗
〖力の暴走を抑える為の《神々のブレスレット》だ‼️
君達の命を守る為の処置だッ❗……許せ‼️〗
〈はいッ❗……了解しました‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ
生き返らせた事に感謝しますッ❗
ありがとう御座いましたーーーーーーーーーーー‼️
(*- -)(*_ _)ペコリ〉
《ロザリー》達は心からの感謝した。
男性は《ロザリー》に嘘偽りの無い真実を直に伝えた。
〖君には知って欲しい‼️……《ジョセフ・西園寺》の置かれている状況を伝えるッ❗……覚悟せよ‼️〗
男性は真剣な表情で、《ロザリー》に伝えた。
〖《ジョセフ・西園寺》に秘められた《パンドラの箱》の力は直様回収し、全身に染み渡っていた《有害薬物》を全て浄化した。
一番厄介だったのが、薬漬けにして、【脳】を散々グチャグチャに、弄られてる事だッ❗
生きているのが不思議な位、瀕死の重傷だった。
《ジョセフ・西園寺》を助ける為、《神の雫》で脳みそを完治させ様としたが、傷痕が深く、治せない場所が幾つかあった‼️……!Σ( ̄□ ̄;)
治せない傷痕が《ジョセフ・西園寺》に、悪い症状が出るのか、あるいは記憶障害が発生するか、【脳】の後遺症はかなり深刻だよ‼️……( ̄□||||!!〗
男性は悲しい顔をしていた。
《ロザリー》は大粒の涙を流しながら、ある言葉を伝えた。……。・(つд`。)・。
〈《デコイ》は助かるのですか❓………(・_・?)〉
〖身体は大丈夫、問題は【脳】の後遺症が心配だなッ❗
どうなるか私にも分からないのだッ❗…( ´Д`)=3ハァ~
心配か❓……《ロザリー》❓〗
《ロザリー》は大号泣した。
〈私の責任ですッ❗……グスンッ❗……(ノ_・、)〉
〖何か症状が出たら、私が対処するから安心しなさい‼️〗
〈宜しくお願い致します‼️〉
《ロザリー》は大粒の涙を流しながら、頭を下げて、心からお願いしました。
眩しい光を浴びてから、どれ位の時が経ったのだろうか。
《ジョセフ・西園寺》は死を望んでいたからだ。
《ジョセフ・西園寺》は地獄へ堕ちたのだろうと思っていた。
両腕に誰かに触れてる感触が複数あった。
「(地獄の餓鬼に触れてるのだろう‼️……俺の人肉は薬物漬けだから……美味しくないぞ‼️)」
それでも……触り続ける感触は消えない。
ベタベタッ❗……ベタベタッ❗
「(しつこいなッ❗……俺の両腕に複数触っている❓
敵意を感じない❓……何者なんだ❓……(・_・?))」
触られてる箇所から、温かい温もりを感じていた。
「(瞼が重い‼️………凄く眠い‼️……(。-ω-)zzz)」
《ジョセフ・西園寺》は眠ってしまった。
【今眠ってしまった様だな‼️……( ´,_ゝ`)】
〈もう………しょうがないわね‼️……(〃ω〃)〉
……力を使い果たしたのだろう‼️……眠らせてやれ‼️……
「《ロザリー》‼️……愛している‼️……♡(〃´ω`〃)♡
ムニャムニャ………(。-ω-)zzz」
《ジョセフ・西園寺》は珍しく独り言を言ってから、深い眠りに入った。
〈(愛してます‼️……《デコイ》‼️…♡(〃´ω`〃)♡)〉
《ロザリー》は赤面しながら、《ジョセフ・西園寺》の唇にソッと《キス》をした。………(〃ω〃)
5日後、《ジョセフ・西園寺》は漸く、目覚めた。
上半身ベットがゆっくりと上がっていった。
《ジョセフ・西園寺》は眠気血眼で周辺を見渡した。
「❓……ここは………何処❓……(・_・?)」
【病院だよ‼️……《ジョセフ・西園寺》‼️】
「❓……その声は❓……まさか❓……BOSS❓」
【意識が戻って嬉しいよッ❗……《ジョセフ・西園寺》】
《ジョセフ・西園寺》は左右の腕に見覚えがある人達が、大号泣しながら触っていた。
「‼️……あっ❗……(゜O゜;………まさか❓……まさか❓
これは……夢か❓……夢を見ているのか❓……(*T^T)」
〈やっと意識が戻ったのか❓……心配したぞッ❗
No.77‼️……(⌒‐⌒)〉
「No.23なのか❓……幽霊じゃないよな❓」
〈誰が幽霊だ‼️……この野郎‼️……(*`Д´)ノ!!!〉
「No.11なのか❓………(・_・?)」
〈いつも迷惑かけて御免ね‼️……No.77‼️〉
「No.91か❓」
〈No.57を倒してくれた事に感謝する‼️♡〉
「No.34……助かったのか❓……良かった‼️」
〈No.57を殺してくれて清々する‼️〉
「‼️……君は………もしかして❓……No.33……❓
《ロザリー》なのか❓………(・_・?)」
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》に、思いっきり抱き付いた。
「おいッ❗……どうした❓………(・_・?)」
〈どうしたじゃないわよッ❗……バカ《デコイ》‼️〉
「あれッ❓………あれあれッ❓……❓(・_・?)」
《ジョセフ・西園寺》は突然、フラッシュバックが起きて、自分の身に何が起きたのか❓……全ての記憶が甦り、頭を押さえながら、苦しんでいた。
「頭が…割れそうだ‼️…俺は…あの時‼️……死んだはず❓
何で❓……生きてるんだ❓❓……((゜□゜;))
あの時‼️……俺は……俺は自爆して死んだはずだ‼️
死んだはずなんだーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
(;´Д`)ハァハァ……死んだはずだ‼️……(;´Д`)ハァハァ……
何で❓……生きてるのだ❓……死なせてくれ‼️……頼むッ❗
(;´Д`)ハァハァ……(ФωФ)」
〈《デコイ》❓……………〉
【……………………………】
「(;´Д`)ハァハァ………身体が熱い‼️……( ´;゜;∀;゜;)」
〖イカン‼️……それ以上、その力に呑まれるな‼️〗
「身体が………熱い‼️……(;´Д`)ハァハァ……(;´Д`)ハァハァ……
もう……消えたい‼️……(;´Д`)ハァハァ……(ー_ー;)」
男性は慌てていた。
〖力を奪ったに……何故❓……力が暴走せるのだ❓
全く理解出来ない‼️……( ̄□||||!!〗
男性は暴走する《ジョセフ・西園寺》の両手首を掴み、右手首に暴走を食い止める為、《神々の宝珠》が埋め込まれた《神々のブレスレット》を取り付けた途端、暴走していた力は収まり、《ジョセフ・西園寺》の命の危機から救ったのでした。
「(;´Д`)ハァハァ……(;´Д`)ハァハァ……あれ❓……❓(・_・?)
俺の力が………止まっ……た…………フラッ❗…ガクッ❗」
《ジョセフ・西園寺》は気を失ってしまい、倒れる所を男性に抱き抱えた。
〖全く世話が焼ける奴だッ❗……《ジョセフ・西園寺》の《パンドラの箱》の力だ‼️……((( ̄へ ̄井)
《パンドラの箱》は世界の均衡を、簡単に壊してしまうとても恐ろしい力だ‼️……(#・∀・)
【厄災の力】に匹敵する‼️……厄介な力だ‼️〗
男性は気絶してしまった《ジョセフ・西園寺》を、ゆっくりとベットに寝かせた。
〖《ジョセフ・西園寺》自身が禁断の力《パンドラの箱》を求めたのなら、世界の為、消し炭にして、抹殺する事も考えていたんだかな‼️……( ゜_ゝ゜)ノ〗
〈消し炭にして……抹殺‼️。・゜・(ノД`)・゜・。〉
《ロザリー》は大粒の涙を流しながら、慌てて男性に土下座して謝罪していた。
〈お許し下さい‼️…全て私が悪いのです‼️……(*T^T)
《デコイ》を《殺人兵器》にしてしまったのは、私に責任があります‼️
大変申し訳ありませんでした‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〉
〖何故❓……君が謝るんだ❓(・_・?)
《ジョセフ・西園寺》が洗脳され、《殺人兵器》にされたのは、君のせいではなかろう‼️〗
〈私は《デコイ》の力を封じる為だけに、強化された人間です‼️……私がしっかりと《デコイ》の側で役目を果たせていたら、《デコイ》を……《デコイ》を地獄の苦しみから、救い出す事が出来たかも知れないからです‼️
本当に申し訳ありませんでした‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。〉
大号泣しながら……何度も謝罪を繰り返す《ロザリー》。
トントンッ❗
男性は泣き崩れている《ロザリー》の肩を軽く叩いた。
〖《ジョセフ・西園寺》が《殺人兵器》になってしまったのは、君のせいではない‼️……断言しよう‼️
もう自分自身を責めるのは、お辞めなさい‼️〗
〈《ラファエル》様‼️………(´ノω;`)〉
〖人間の脳内は10%しか使われてないッ❗
後の90%は使われてない未知の領域‼️……ハッキリ言えば、《ブラックボックス》なのだよッ❗
禁断領域の《ブラックボックス》にメスを入れた愚か者《No.57》は、世界の均衡を壊す《パンドラの箱》を目覚めさせたのだ‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗
男性は沈黙し、怒りのオーラが吹き荒れた。
〖世界の均衡を壊す事が出来るのは1種類しかいない‼️
分かるか❓……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗
〈《ラファエル》様❓……❓(・_・?)〉
〖《ジョセフ・西園寺》は散々【脳】を弄くられ、薬物で痛みを感じさせない様にした……まるで……まるで……
《悪魔の所業》だ‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))
神を恐れぬ所業だよッ❗……ヽ(♯`Д´)ノコリャーッ!!〗
男性は気を失っている《ジョセフ・西園寺》に、安らぎの最大級《天使の微笑み》を惜しみなく与えました。
《天使の微笑み》を受けた《ジョセフ・西園寺》は、苦しみの表情から安らぎの表情へと変化していった。
《ジョセフ・西園寺》の表情の変化に、《ロザリー》は大粒の涙を流しながら、涙が止まらない。
〈《ラファエル》様‼️……有難う御座います‼️〉
《ラファエル》は《ロザリー》を優しく抱き締めた。
〖辛かっただろう‼️……惚れてる男《ジョセフ・西園寺》に逢う度、他人行儀な態度とられ、苦しかっただろ❓
悲しかっただろう‼️……。・(つд`。)・。
《ジョセフ・西園寺》の脳内細胞を覗いたら、何度も何度も弄られ、洗脳された傷跡が沢山見つかったよッ❗………(ヾノ・ω・`)
暗殺組織は《ジョセフ・西園寺》の《ロザリー》との記憶を消し、洗脳してから、世界へ放たれたに過ぎない‼️
何てッ❗……残酷な仕打ちをするのだろうな‼️〗
その場に泣き崩れた《ロザリー》。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
男性は《ロザリー》の右肩を軽く触って、立ち上がらせた。
〖《ジョセフ・西園寺》の身体から、《パンドラの箱》の力は回収済・《薬物》は浄化済だッ❗
完治したから安心しなさい‼️……( ^∀^)
但し、身体は完治したが、精神面は私の力では治せないんだよ‼️……( ̄□||||!!
だから……君の力が必要になるんだ‼️〗
〈えっ❓………《ラファエル》様❓………〉
〖《ジョセフ・西園寺》は魘される事が多いだろう‼️
君が《ジョセフ・西園寺》を見守って欲しい‼️〗
〈(〃ω〃)………有難う御座います‼️♡
命に代えても、必ずや《デコイ》の命を守ります‼️
♡(〃´ω`〃)♡〉
……………《ラファエル》よッ❗……聞こえるか❓………
〖(‼️……父上どうかしましたか❓〗
突然、《ZEUS》のテレパスが《ラファエル》に届いた。
………《世界の均衡》を壊す《パンドラの箱》の力の件で、大事な話があるのだッ❗……………
〖父上❓(・_・?)……まさか❓………〗
………《神々の審判》が出た‼️……………
我々神々は……《パンドラの箱》の力を使った人間の【完全秘匿死刑執行】命令が出たのだ‼️………
〖‼️……【完全秘匿死刑執行】!?……そんなバカなッ❗〗
………《世界の均衡》を壊す訳にはいかない‼️と結論が出たのだッ❗……仕方がないだろう‼️………
〖父上に申し上げたい儀が御座います‼️
《パンドラの箱》の力を使った人間の処分を、私に任せて頂けませんでしょうか❓〗
………《神々の審判》に不服だと申すのか❓………
〖私に任せて下さい‼️……もしも………もしも………
再び《パンドラの箱》が使われ、《世界の均衡》が壊された時、《ジョセフ・西園寺》を【完全秘匿死刑執行】します‼️……父上ッ❗……(*- -)(*_ _)ペコリ〗
………《ラファエル》‼️……《パンドラの箱》の力を使った《ジョセフ・西園寺》の命を、助けると申すのか❓
考え直せッ❗……たかが人間1匹の命だぞッ❗
バカな事を申すなッ❗……我が息子よ‼️………
《ラファエル》は真剣な表情で、ZEUSと対峙している。
〖《ジョセフ・西園寺》は只の人間です‼️
神々に愛されし《奇跡の子供》の堕天を救い、《奇跡の子供》を世話したり、《心の友》になった《ジョセフ・西園寺》は大恩人‼️……("⌒∇⌒")
このまま……死なせるのは惜しい存在です‼️
今一度、人間として生きるチャンスを《ジョセフ・西園寺》に与えたいのです‼️……(。ゝω・)ゞ
私のワガママを許して下さい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〗
長い沈黙が続いた。
口を開いたのは《ZEUS》でした。
………《ラファエル》よッ❗……成長したなッ❗………
〖父上‼️……………〗
………あい分かったッ❗……お前の申し出を承った。
《パンドラの箱》の件は……お前に任せたぞッ❗……
〖有難う御座います‼️……父上‼️
命を掛けて、《世界の均衡》を死守する事を誓います‼️
《ラファエル》にお任せ下さい‼️……(ゝω・´★)〗
………《神々の審判》は私が何とか、説得しよう‼️
《ラファエル》は《パンドラの箱》の件頼んだぞ‼️………
ZEUSのテレパスが途切れた。
男性は悲しい表情している。
残酷な真実を伝える事が、《ロザリー》達にとって、絶望か❓……希望か❓……男性には想像つかなかった。
男性は嘘偽りの無い真実だけを、《ロザリー》達に口頭で伝えた。
〖‼️……今、《神々の審判》が下された‼️
ハッキリ言うよッ❗……心の準備はいいかい❓〗
《ロザリー》達は唾を飲み込んで沈黙していた。
〖《パンドラの箱》の力を使った人間を直ちに【完全秘匿死刑執行】せよッ❗と審判が下された‼️〗
〈【完全秘匿死刑執行】❓……そんな……バカな❓〉
《ロザリー》は唖然していた。
シクシクッ❗……シクシクッ❗
他の仲間達も号泣していた。
〖仕方がないだろ❓……《世界の均衡》を壊す力は、この世にあってはならぬ、恐ろしい力だ‼️
《世界の均衡》を死守する為、《ジョセフ・西園寺》には世界を守る為、人柱として犠牲になって貰う‼️
(。・´_`・。)〗
〈《デコイ》が人柱❓……犠牲❓……((((;゜Д゜)))〉
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
《ロザリー》は地面に世つん場となり、大号泣していた。……_| ̄|○
〖(ーдー)ハァ~‼️……話は最後迄、聞きなさい‼️〗
〈えっ!?……。゜(゜´Д`゜)゜。〉
男性は大号泣している《ロザリー》を起こした。
〖神々のトップ《ZEUS》から《ジョセフ・西園寺》の処遇を、私に委ねました‼️
《神々の審判》で《ジョセフ・西園寺》を【完全秘匿死刑執行】で殺す事を、私は断固反対する‼️〗
〈(ノ_・、)グスンッ❗……えっ❓〉……No.33
〖《ジョセフ・西園寺》を生かすも殺すも、君達次第だって事だよ‼️……どうする❓(# ̄З ̄)〗
〈《デコイ》が1%でも、【完全秘匿死刑執行】を保留出来る方法があるのなら、その希望に掛けてみたい‼️〉
……No.33
《ロザリー》達は涙を拭いて、男性の申し出を呑む事にした。
〈No.77が助かる方法があるのなら、教えて下さい‼️〉
……No.23
〈(ノ_・、)グスンッ❗……No.77が彼助かるの❓〉
……No.11
〈No.77は命の恩人‼️……助ける方法があるのなら協力しますよッ❗……( ・`ω・´)〉……No.34
〈俺達の仲間の命を救えるなら、命はいらない‼️〉
……No.91
〖君達が自分勝手に命を無駄にしたら、絶対に許さないからな‼️……良く覚えておけ‼️……((( ̄へ ̄井)〗
男性はある提案を出した。
〖私の最終提案を呑むのが条件だッ❗……最終提案を呑むか❓(・_・?)〗
〈はい‼️……最終提案を呑みます‼️
大切な仲間の《デコイ》の命をお助け下さい‼️〉
《デストロイ》の全員一同。
男性は最終提案の全貌を明らかにした。
〖宜しい‼️……良い返事だッ❗……("⌒∇⌒")
《世界の均衡》を死守する為、《ジョセフ・西園寺》と《ロザリー》の仲間達に大試練を与えよう‼️〗
男性は悲しい表情で、《ロザリー》達に対し、残酷な選択肢を与えた。
〖《ジョセフ・西園寺》の記憶を完全消去して、
生かすか❓……それとも❓……《ジョセフ・西園寺》は
【完全秘匿死刑執行】で【死刑】するか❓
どっちを選ぶんだ❓……《デストロイ》の諸君!?〗
《ジョセフ・西園寺》が生きるか❓……死ぬか❓
選択せよ‼️
〖《ジョセフ・西園寺》が禁断の力《パンドラの箱》の力が使われ、《世界の均衡》を壊してしまった場合、《ZEUS》の手によって、《デストロイ》のメンバー全員が【完全秘匿死刑執行】だ‼️
《ジョセフ・西園寺》の為、《最後のチャンス》を与えてるんだ‼️……(*゜ー゜)ゞ⌒☆
お前達《ジョセフ・西園寺》の為、命を掛けろッ❗
絶対に《世界の均衡》を壊すなッ❗
分かったなッ❗……《ロザリー》の仲間達‼️
助かった命を無駄にしないで欲しい‼️……(´Д`|||)〗
《ロザリー》達は男性に、命を掛けた忠誠を誓いました。
男性はその言葉を待っていた。
〖よしッ❗……まずは《ジョセフ・西園寺》の【完全記憶消去】する‼️……( ・`ω・´)〗
〈《ジョセフ・西園寺》の完全に記憶を消すとは、どう言う意味ですか❓(・_・?)〉
〖言葉の通りッ❗……《ジョセフ・西園寺》過去の記憶・《パンドラの箱》の記憶・《デストロイ》だった頃の記憶を完全に消去させて貰うぞ‼️
《ジョセフ・西園寺》の完全に記憶を消去する事、それが《ジョセフ・西園寺》の命が助かり、《世界の均衡》も死守が出来るってもんだ‼️〗
男性は得意気に話している。
〈No.77の記憶……俺達の記憶が消されるのか❓〉
寂しさを感じて染々している《ロザリー》達。
〈《デコイ》は又記憶を完全に消去される事、慣れっこです‼️……(ノ_・、)グスンッ❗〉
《ロザリー》は大粒の涙を一杯に溜め込みながら、頑張って笑顔を見せていた。……(*T^T)
〖君は強いねッ❗……No.33〗
〈No.77の記憶が完全に消去され様とも、又新しい記憶を作ればいいじゃない‼️……( T∀T)
《デコイ》が生きているだけで幸せですから‼️♡〉
〖では………始めようかッ❗〗
男性は右手で《ジョセフ・西園寺》のオデコを鷲掴みをして、完全記憶消去の処理を始め様としていた。
〖みんなッ❗……《ジョセフ・西園寺》の身体を押さえてくれ‼️〗
《ジョセフ・西園寺》の身体を《デストロイ》メンバーに押さえられていた。
■右側は………No.33・No.11・No.34。
■左側は………No.91・No.23。
男性の右手から強い電撃が流れ、《ジョセフ・西園寺》のオデコに直撃した。
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……
『‼️……ウウウゥゥーーーーーーッ❗……ヴヴアアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗』
突然の電撃を食らい、苦しんでいる《ジョセフ・西園寺》。
ガタガタッ❗……ガタガタッ❗……ガタガタッ❗……
《ジョセフ・西園寺》が身体をガタガタと暴れ、苦しんでいた。
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。
《ジョセフ・西園寺》は大号泣しながら、苦しんでいた。
〈痛いよねッ❗……我慢して《デコイ》‼️……(*T^T)〉
……No.33
〈君の為なんだ‼️〉……No.23
〈御免なッ❗……記憶が消えようとも、ダチには変わらないからな‼️〉……No.11
〈あなたが生きている事に感謝します‼️〉……No.34
〈変わらぬ友情を誓おう‼️……。・(つд`。)・。〉
……No.91
『ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗』
《ジョセフ・西園寺》の両目が白目になって上を向いていた。
『ギャアアアアアアアァーーーーーーーー……………』
‼️……(゜ロ゜)……( ´д`)……(ー_ー;)………
《ジョセフ・西園寺》はガックリッ❗と頭を下にしたまま、気絶してしまいました。
《ジョセフ・西園寺》はグッスリと眠っている。
《ジョセフ・西園寺》の両目から、大粒の涙が1粒流れた。
〖完全記憶消去完了した‼️〗
《ラファエル》は右手を外した。
〈《デコイ》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〉
バサッ❗
大号泣しながら、《ジョセフ・西園寺》の胸に飛び込んだ《ロザリー》。
〈御免ねッ❗……痛かったよねッ❗……《デコイ》‼️
。・(つд`。)・。………心から愛しています‼️
♡(〃´ω`〃)♡〉
チュッ‼️♡……(〃ω〃)♡
《ロザリー》はグッスリと眠っている《ジョセフ・西園寺》の唇を重ねた。
〈愛しているわッ❗……《デコイ》‼️♡
例え、どんなに離れていても、あなたが生きて居るだけで、私は幸せだよ‼️……《デコイ》……(;TДT)〉
男性は《ロザリー》の気持ちが痛い程、分かっていた。
〖今日だけ2人きりにしてあげよう‼️……♡(〃´ω`〃)♡〗
男性は《ロザリー》以外、人払いをしました。
《ロザリー》は大粒の涙を流しながら、《ジョセフ・西園寺》の胸元で横になっている。
漸く静かになった病室。
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》の胸元から心臓の鼓動が聞こえて来る事が、生きている証拠。
とても嬉しかった。
グッスリ眠っている《ジョセフ・西園寺》の流していた涙を、笑顔で拭き取っていた《ロザリー》。
ソッと優しいキスをした《ロザリー》は、愛おしそうに《ジョセフ・西園寺》を強く抱き締めた。
〈離れ離れになっても、私の心はあなたの物です‼️
心から愛してるわ‼️……《デコイ》‼️♡……♡(〃´ω`〃)♡〉
チュッ‼️♡
《ジョセフ・西園寺》に《ロザリー》はソッとキスした後、《ジョセフ・西園寺》の胸元でグッスリと眠りました。
翌朝、《ロザリー》が目覚めると、隣に《ジョセフ・西園寺》がグッスリと眠っていた。
〖《ロザリー》❓………目覚めたかい❓(・_・?)〗
〈《ラファエル》様………………〉
眠そうに目覚めた《ロザリー》。
《ジョセフ・西園寺》はスヤスヤ眠っている。
〖そろそろ時間だッ❗……別れの時がやって来た‼️
《デストロイ》‼️……一列に並べ‼️……(*´▽`*)ゞ〗
《デストロイ》達は男性の前に一列に並んだ。
ザワザワッ❗……ザワザワッ❗
〖静かにしろッ❗《ジョセフ・西園寺》が起きるぞッ❗〗
男性は《ジョセフ・西園寺》に向かって、顔を覗き込んだ。
〖《神々のブレスレット》のお陰で、《ジョセフ・西園寺》の暴走が無いなッ❗
ヨシヨシ‼️……( *´・ω)/(;д; )
折角、やり直し人生のチャンスを貰ったんだ‼️
命を粗末したら、絶対に許しません‼️……(#`皿´)
命を大切にして、生きて下さい‼️……( ≧∀≦)ノ
さてッ❗……君達の旅立ちの時がやって来ました‼️
何処へ行きたいですか❓(・_・?)〗
《デストロイ》達は、男性に質問があった。
〈もう~No.77には逢えないのでしょうか❓〉
〈No.77には逢ってはいけないの❓〉
〈寂しいよッ❗……2度と逢えないのは嫌だッ❗〉
〖《ジョセフ・西園寺》は仲間達に好かれてるんですね❗
あなた達の思いに答えましょう‼️
《ジョセフ・西園寺》に逢いたいなら、条件をだしましょう‼️♡〗
〈条件とは❓〉
〖①1年間《ジョセフ・西園寺》に逢う事を禁止。
1年間経ってから《ジョセフ・西園寺》に、逢うを許可しましょう‼️
②《限界突破の力》を使用禁止する事‼️……2点‼️〗
男性は笑顔で答えた。
〈1年間《限界突破の力》を使用しなければいいんだ‼️〉
〈《ジョセフ・西園寺》に逢えるんだねッ❗〉
〈No.77に逢える迄、頑張って生きてきますね‼️♡〉
〈1年後、No.77に逢えるのが楽しみだ‼️……(⌒‐⌒)〉
〈どんなに離れて居ても……私の気持ちは《デコイ》の物ですわ‼️……♡(〃´ω`〃)♡〉
男性は当分の生活費とパスポートを用意していた。
〖さぁ~時間だッ❗……《ジョセフ・西園寺》と暫し別れだッ❗……必ず再会する事を願っている‼️
トップバッターは誰かな❓……("⌒∇⌒")〗
男性は両手を広げ、旅立ちの時を祝った。
〈《ジョセフ・西園寺》とはお別れなんでしょ❓
だったら……最後に《ジョセフ・西園寺》と再会を誓って、握手したいです‼️……(*´・ω・`)b〉
〈俺も……( ノ^ω^)ノ〉No.11
〈私も……(((o(*゜∀゜*)o)))〉No.34
〈俺もいいかな❓……( -∀・)〉No.23
〈私も大賛成ですわ‼️♡……( 〃▽〃)♡〉……No.33
〈俺のダチに最後の別れを伝えたい‼️……(*ゝω・*)〉
……No.91
《デストロイ》達は最後の別れに、《ジョセフ・西園寺》との再会を誓う為、握手をした。
〈又逢おうね‼️♡……No.77ーーーーーーーーーー‼️〉
《ジョセフ・西園寺》に最後の別れの握手を、終えた《デストロイ》達は、男性の前で一列に並んで、旅先を選択しました。
《デストロイ》………No.11・No.34
行き先:《Los Angeles》
生活費:【1万$】
アメリカパスポートが支給されました。
〖支援は1回のみ、生活費を大切に使いなさい‼️〗
男性は時空ワープを《Los Angeles》に設定した。
〈又逢おうな‼️……No.77‼️……。・゜・(Д`)ヽ(゜Д゜ )〉
〈元気で必ず、逢おうなッ❗No.77‼️( >Д<;)〉
No.11・No.34は男性が用意した《時空ワープ》の中に入り、《Los Angeles》へと旅立った。
《デストロイ》……No.23
行き先:《England》
生活費:【5157.63£】
イギリスパスポートが支給されました。
〖支援は1回のみ、生活費を大切に使いなさい‼️〗
男性は時空ワープを《England》に設定した。
〖お前は《デストロイ》のNo.1だッ❗……No.77‼️
御恩は一生忘れないからなッ❗……又逢おうぜ‼️〗
No.23は男性が用意した《時空ワープ》の中に入り、《England》へと旅立った。
《デストロイ》……No.91
行き先:《France》
生活費:【6626.23EURO】
フランスパスポートが支給されました。
〖支援は1回のみ、生活費を大切に使いなさい‼️〗
男性は時空ワープを《France》に設定した。
〖例え……記憶が消され様とも、マブダチには変わらないからなッ❗……心の友……No.77‼️〗
No.91は男性が用意した《時空ワープ》の中に入り、《France》へと旅立った。
《デストロイ》………No.33
行き先:《Germany》
生活費:【6161.00EURO】
ドイツパスポートが支給されました。
〖支援は1回のみ、生活費を大切に使いなさい‼️〗
男性は時空ワープを《Germany》に設定した。
《ロザリー》は男性に数時間の猶予を、懇願しました。
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》との別れを惜しんでいた。
〖良かろうッ❗……今日1日だけ、猶予を与えよう‼️………(*ゝω・*)〗
〈有難う御座います‼️……( ≧∀≦)ノ〉
《ロザリー》は照れくさそうに、西園寺理事長の影に隠れた。
〖そろそろ《ジョセフ・西園寺》が目覚めるぞ‼️〗
〈(ドキドキッ❗……ドキドキッ❗)〉
《ロザリー》は背を向けながら、目を瞑って、《ジョセフ・西園寺》が目覚めるのを、心待ちしていた。
30分後、《ジョセフ・西園寺》は漸く、目覚める時がやって来た。
「‼️……う………うう………うん( -_・)?❓」
《ジョセフ・西園寺》は目がゆっくりと開き、目覚めた。
《ジョセフ・西園寺》の瞳は透き通った水色タリスマン色、右目に縦の1本線が入り、傷跡が痛々しい。
髪色は人体実験の影響で、金色から白色へ変わってしまった。
「みんな❓……どうしたの❓(・_・?)」
【《ジョセフ・西園寺》❓……君は死の境目を彷徨っていたんだよ‼️……覚えてないのかい❓(・_・?)】
「死の境目を彷徨っていた❓……( -_・)?❓」
《ジョセフ・西園寺》は全く理解出来ていない。
バンッ❗……見舞いに来たよ‼️……("⌒∇⌒")
《ミカリン》と《氷河龍》が、《ジョセフ・西園寺》の見舞いにやって来た。
「‼️…… ゜ ゜ ( Д )……(《ミカリン》さん‼️♡
お美しい‼️……乳房も一回りデカくなった‼️♡
美しい巨乳♡……巨乳ですね~♡(〃´ω`〃)♡)」
プッシュッ❗
《ジョセフ・西園寺》の鼻の右側が突然、鼻血ブーになって、ニヤけていた。………♡(〃´ω`〃)♡
【キャアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗】
《ミカリン》がビックリ‼️…… ゜ ゜ ( Д )
【大丈夫ですか❓(・_・?)……《ジョセフ・西園寺》さん‼️……( ̄□||||!!】
氷河は突然、《ミカリン》をガードマンの様に、身を守る行動をとった。
『《ミカリン》の《デカパイ》は俺の物だ‼️』
ゴーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
『痛いなッ❗……何すんだよ‼️……《ミカリン》‼️』
《ミカリン》は氷河に、強烈なゲンコツを食らわせた。
ボキボキッ❗……ボキボキッ❗
《ミカリン》は指を鳴らしながら、大激怒‼️
【氷河ちゃん‼️……誰が《デカパイ》だ‼️
ヽ(♯`Д´)ノコリャーッーーーーーーーーーーーーーー!!
何処で覚えたんだかッ❗……もう1度言って見なさい‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))】
ボキボキッ❗……ボキボキッ❗
《ミカリン》の怒りが収まらない。
指をボキボキッ❗と鳴らしながら、氷河に近づいて行く《ミカリン》。
『御免なさい‼️……《ジョセフ・西園寺》叔父ちゃんが《ミカリン》のオッ………胸をイヤラシイ目で見ていたから………ついッ❗』
氷河は苦笑い。
ゴンッ❗……ゴーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
『痛いよッ❗…《ミカリン》‼️…。・(つд`。)・。』
【言い訳しないッ❗……言ったよね❓……氷河ちゃん❓
セクハラ発言したら……絶交だって言ったじゃない‼️
何で❓……分からないのかな❓
絶交してもいいんだよッ❗……氷河ちゃん‼️
絶交したいの❓……氷河ちゃん‼️……((( ̄へ ̄井)】
氷河は慌てて、《ミカリン》に謝罪していた。
『御免なさい‼️……御免なさい‼️……御免なさい‼️
。・゜・(ノД`)・゜・。』
氷河は号泣しながら、《ミカリン》の足元に抱き付いた。
【次……セクハラ発言したら、今度こそッ❗
《ぜ・っ・こ・う》だからねッ❗……分かった❓】
『分かったよッ❗……御免なさい‼️……。・(つд`。)・。』
氷河は女性の扱い方に、アップグレードしました。
その時、美しい美女が姿を現した。
美しい女性の正体は、フルーツバスケットを持参した《ダイアナ》が、《ジョセフ・西園寺》の見舞いにやって来た。
〖こんにちわ‼️♡……《ジョセフ・西園寺》さん‼️
お見舞いに来たよ~ん‼️♡……( v^-゜)♪〗
「‼️……これはこれは……お久しぶりですね‼️♡
《ダイアナ》様‼️……♡(〃´ω`〃)♡」
〖《ジョセフ・西園寺》さんが目覚めた‼️
嬉しいな‼️……感激だなッ❗……( ☆∀☆)
そう言えば❓……《ジョセフ・西園寺》さんあのねッ❓
私の事《デカパイ女》と言ってたけど、《デカパイ女》
ってどう言う意味なのかな❓……(ゝω・´★)
勝手に心を読んじゃったッ❗……御免‼️エヘヘ♡ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎〗
ギロリッ❗……(o・`Д´・o)!!
〖《デカパイ女》だと……( -_・)?❓〗
男性が《ジョセフ・西園寺》を鋭く睨んだ。
「(俺は《デカパイ女》が大好きだ‼️……(〃ω〃)
いいなぁ~(〃ω〃)♡……巨乳最高‼️……♡(〃´ω`〃)♡
巨乳の中に挟まれたいです‼️♡……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎♡)」
プッシュッ❗……
《ジョセフ・西園寺》の鼻の左側が突然、鼻血ブーになって、ニヤけていた。………♡(〃´ω`〃)♡
《ジョセフ・西園寺》の鼻の両穴から鼻血ブー。
〖キャアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〗
《ダイアナ》がビックリ‼️…… ゜ ゜ ( Д )
〖大丈夫ですか❓(・_・?)……《ジョセフ・西園寺》さん‼️……( ̄□||||!!〗
「大丈夫‼️♡……(巨乳は《ミカリン》さんより、《ダイアナ》さんの方がデカイ‼️♡……グプッ❗……グプッ❗)」
血反吐を吐きながら、ニヤニヤしている《ジョセフ・西園寺》………♡(〃´ω`〃)♡
《ジョセフ・西園寺》は西園寺理事長の隣で立って居る男が、気になって仕方がない。
《ジョセフ・西園寺》は不審な男を睨んでいた。
「おいっ❗……お前は誰だ❓……( -_・)?❓」
【エエッ❗………Σ(Д゜;/)/】
西園寺理事長は戸惑っている。
「BOSS❓……どうしたのですか❓……おいッ❗………
隣にいる男性……お前だよッ❗……お・ま・え・だ‼️
あんた誰だよッ❗……《オッサン》‼️……( ・`д・´)」
ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィーーーーーーーーーーーーーッ❗
西園寺理事長は気絶寸前。Σ( ̄ロ ̄lll)
【男性を呼び捨ては辞めて‼️……!!(゜ロ゜ノ)ノ
メチャクチャ偉いお方だからッ❗……((( ;゜Д゜)))】
「どうしたのです❓……BOSS❓(・_・?)
この《オッサン》の何処が偉いのですか❓」
《オッサン》と呼ばれた男性は高貴なオーラを出し、メチャクチャ激昂している。
‼️……ズッコッ❗………(@ ̄□ ̄@;)!!
男性は思いっきり、ズッコケた。
〖又我を……再び《オッサン》と呼ぶのか❓
ハハアァ~‼️……許せん‼️……底へ直れッ❗……愚か者‼️
ブッタ斬ってやる‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗
【ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィーーーーーーーーーーーーー!
お辞め下さい‼️……心を沈めて下さい( ̄□||||!!】
西園寺理事長はあたふたしている。
エライコッチャ!!ヽ(゜д゜ヽ)(ノ゜д゜)ノ!!
「オッサン‼️……(((*≧艸≦)ププッ!」
ギロッ❗……何だと‼️……(o・`Д´・o)!!
〖貴様‼️……我の侮辱だけでなく、我が妻の事迄、エロメガネで見ていたのか‼️……おのれッ❗
もう許せない‼️……底へ直れッ❗……外道がッ❗
成敗してやるわ‼️……ヽ(`Д´)ノプンプン〗
男性が剣を鞘から抜いた瞬間………。
シャキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
男性は激しい怒りのオーラを出し、剣を鞘から抜いた瞬間、西園寺理事長に止められた。
【剣を納めて下さい‼️……ここは病院です‼️( ̄□||||!!】
〖しかしだなッ❗……《ジョセフ・西園寺》はかなり無礼者だぞッ❗……許せない‼️……((( ̄へ ̄井)〗
男性は鋭い視線で《ジョセフ・西園寺》を睨んでいた。
赤面して鼻の下を伸ばして、デレデレしている《ジョセフ・西園寺》が突然、女性からブン殴られた。
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
……右頬。
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
……左頬。
バゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
……顔面殴られた。
〈《デコイ》のバカ‼️……バカバカッ❗……バカバカバカバカバカッ❗……《デコイ》のバカ‼️
(#`皿´)プンプン………もう知らない‼️……((( ̄へ ̄井)〉
バターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
乱暴に扉を閉めた《ロザリー》。
3発殴られた《ジョセフ・西園寺》は呆然。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
〖女性に殴られるとは……愉快だなッ❗〗
男性は大笑い。
〖((ノ∀`)・゜・。 アヒャヒャヒャヒャ…………〗
西園寺理事長は苦笑い。
【《ジョセフ・西園寺》‼️……( ̄□||||!!】
《ジョセフ・西園寺》は鼻血を出しながら、下を向いて、激昂していた。
「俺………殴られる事、何か❓……しましたか❓」
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
男性の爆笑は止まらない。
《ジョセフ・西園寺》は爆笑している男性を、鋭く睨んでいた。
《ジョセフ・西園寺》の睨んだ目は、暗殺者の目になっていた。
「そんなにおかしいか❓……オッサン‼️((( ̄へ ̄井)」
男性は《ジョセフ・西園寺》を見た途端、言葉を失った。
〖不味かったかな!?……( ´;゜;∀;゜;)〗
《ジョセフ・西園寺》の瞳は復讐心で一杯だった。
「あの女‼️……ブッ殺してやる‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」
《ジョセフ・西園寺》はブチギレた。
シュッ❗
《ジョセフ・西園寺》はテレポーテーションで、一瞬で姿を消した。
〖‼️……不味かったッ❗……ヤバイぞ‼️……(;゜0゜)
《ロザリー》を殺しに行ったんだ‼️……( ̄□||||!!〗
【エエッ❗……Σ(Д゜;/)/……!!ヽ(゜д゜ヽ)(ノ゜д゜)ノ!!
エライッコッチャ‼️……( ̄□||||!!】
西園寺理事長・《ミカリン》は、《ジョセフ・西園寺》の行方を探しに行った。
〖ボリボリッ❗……やりすぎだよ!!……イタズラくん〗
《ダイアナ》は髪の毛をボリボリかきながら、男性に対し、口頭で注意した。
〖不味かったかなッ❓〗
男性は反省している。
悲しいbattleが勃発した。
《ジョセフ・西園寺》は病院の屋上にテレポーテーションし、全身光のオーラに包まれ、浮いていた。
《ジョセフ・西園寺》は、逃げた女の行方を探していた。
「何処だ❓……何処にいる❓……(`Д´≡`Д´)??」
《ジョセフ・西園寺》は両目を瞑ったまま、周囲を透視で見ていた。
「あのクソ女は何処だ❓……‼️……居たッ❗……あのクソ女だ‼️」
《ジョセフ・西園寺》は不気味な笑みを浮かべていた。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
「見つけたぜッ❗……この俺に3発ブン殴ったクソ女だ‼️……良くも殴ってくれたな❓( -_・)?❓
生かしておかねーーーーーーーからな‼️……クソ女‼️」
《ジョセフ・西園寺》は迷惑がかからない様、人里離れた場所に、battleフィールドを探し始めた。
数分後、適した場所を発見。
「battleフィールドがあれば…………あっ❗
病院廃墟があるぞッ❗……よしッ❗……ここに決めた‼️……(((*≧艸≦)ププッ❗
あの女もここへ、連れて来ようか‼️……(ФωФ)」
《ジョセフ・西園寺》は街中を歩いている《ロザリー》を見つけ、《ロザリー》は小道へ入った。
《ジョセフ・西園寺》は周辺に人がいない事を確認し、《ロザリー》の背後から右肩を掴んだ瞬間、人里離れた廃墟病院へテレポーテーションした。
シュッ❗
〈エッ❓……何❓……Σ(Д゜;/)/〉
《ジョセフ・西園寺》は人里離れた廃墟病院の上空にテレポーテーションした直後、空中で浮いたまま、《ロザリー》を地面に投げ捨てた。
ピューーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
〈キャアッ❗………痛いなッ❗………何するの‼️〉
《ロザリー》はESPバリアで、大ダメージを防いでいた。
「お前の死に場所だよ‼️……( ☆∀☆)キラリ」
〈お前って言うなッ❗……私には歴とした《ロザリー》と言う名前があるんだからねッ❗〉
「《ロザリー》❓……知らないな‼️……だから何だ❓」
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》の表情を見て、確信した。
〈(あれは……暗殺者の瞳だ‼️…ブチギレちゃったみたい❗
……どうしようかな❓…(((((゜゜;))〉
《ロザリー》は困惑している。
《ジョセフ・西園寺》は大激怒。((ヾ(≧皿≦メ)ノ))
「《ロザリー》‼️……お前もESPが使えるのか❓
これは面白い‼️……《サイキックソルジャー》だったとはな‼️……どっちが力が強いかッ❗
力比べしようッ❗……殺し合いの幕開けだ‼️……(ФωФ)
アハハハハハァーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗」
〈《デコイ》❓……( -_・)?❓
(《デコイ》……昔の瞳に戻ってしまったんだわ‼️
本気で私を殺す気なのねっ❗……《デコイ》‼️♡
(。・´д`・。))〉
《ロザリー》は悲しい表情を見せていた。
《ロザリー》の上空に、ESPバリアを身を纏った《ジョセフ・西園寺》が浮いたまま、ニヤリと笑っていた。
「死ぬ覚悟が出来ているんだろうなッ❗
念仏を唱えておけッ❗……今直ぐ殺してやるから‼️」
〈殺してみなさいよッ❗……私だって、A級エスパーなんだからね‼️……あんたなんかに負けないんだから‼️
(まさか……この時が来るとは思わなかったよッ❗
《デコイ》‼️……♡(〃´ω`〃)♡)〉
《ロザリー》は《ジョセフ・西園寺》の赤ん坊の頃から知っていた。
どっちが強いエスパーか、《ジョセフ・西園寺》をライバル視していた。
いつか……本気で《ジョセフ・西園寺》と戦いたかった《ロザリー》の夢が、違った形で実現してしまった事は不本意でしかなかった。
《ジョセフ・西園寺》は本気で、《ロザリー》を殺そうと殺気だっていたからだ。
《ロザリー》は張り裂けられる思いで、《ジョセフ・西園寺》と対峙する。
〈(《デコイ》‼️……君に殺されるなら本望だよっ❗
だから……元に戻って来てっ❗……《デコイ》‼️
♡(〃ω〃)♡)〉
悲しい死闘が開始された。
ピューーーーーーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ‼️
先行攻撃を仕掛けたのは《ジョセフ・西園寺》。
《ロザリー》も真っ正面で突っ込んで行った。
ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
《ジョセフ・西園寺》と《ロザリー》のESPバリアの鎬合いしていた。
「やるなッ❗……《ロザリー》‼️……だがっ❗」
〈あんた何かに負けないからッ❗〉
《ジョセフ・西園寺》はESPバリアを押しきって、《ロザリー》を吹き飛ばした。
〈キャアッ❗〉
《ジョセフ・西園寺》は両腕を前に、両手を掴んだ状態で、力を集め、巨大な光の玉を作り出し、《ロザリー》に向けて放った。
「食らえっ❗」
バキューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
ピューーーーーーンッ❗……ドバーーーーーーーーンッ❗
《ロザリー》は壁に激突した弾みで、跳ね返った。
〈負けないっ❗〉
《ロザリー》はテレポーテーションし、《ジョセフ・西園寺》の背後へ出た。
「な……何❓……( -_・)?❓」
バキッ❗
《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》にブン殴られた。
殴られた《ジョセフ・西園寺》は、地面に激突する直前、ピタリと止まった。
「クソ女‼️………((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」
《ジョセフ・西園寺》が猛反撃。
シュッ❗
《ジョセフ・西園寺》はテレポーテーションし、《ロザリー》の前方へ現れた途端、《ロザリー》のボディを思いっきりブン殴った。
「これでも……食らえっ❗」
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
〈グプッ❗〉
《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》を攻撃。
ここゾッと隙を狙って、メッタ撃ちをした。
バコンッ❗……右頬をブン殴った。
バコンッ❗……左頬をブン殴った。
《ロザリー》の襟付きワンピースの胸ぐらを掴み、グルグルと円を描く様に《ロザリー》を回した後、地面に叩きつけた。
キィーーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
《ジョセフ・西園寺》は上空から、《ロザリー》を狙って、両手で光の玉を出して、80発を撃ち込んだ。
ドバドバドバドバドバドバドバーーーーーーーーーンッ❗
《ロザリー》はサンドバック状態だった。
《ロザリー》はESPバリアで全身を防御していたが、痛みの振動は伝わってくる。
念動力で《ロザリー》を持ち上げた後、《ロザリー》のボディに鋭い蹴りが入った瞬間……。
バコンッ❗
ピューーーーーーーンッ❗……ドバーーーーーーーンッ❗
〈《デコイ》………………〉
《ロザリー》はブン殴ったショックで、壁に激突した。
《ロザリー》は反撃に出たが、《ジョセフ・西園寺》に躱された。
《ジョセフ・西園寺》の左頬に、スリ傷が出来ていた。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
「俺様の顔を傷付けられたのは、何年ぶりだろう❓
やってくれたな❓……《ロザリー》‼️……(#`皿´)
遊びはここ迄だ‼️……本気で貴様を殺してやる‼️」
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
《ジョセフ・西園寺》は力を増大させ、《ロザリー》に襲いかかった。
《ロザリー》の顎を狙って、横からブン殴った。
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
《ロザリー》は顎を殴られ、脳が揺れたショックで、脳震盪が発症し、地面に叩きつけられた。
ピューーーーーーーンッ❗……ドバーーーーーーーンッ❗
「くたばれ‼️……クソ女ーーーーーーーーーー‼️」
《ジョセフ・西園寺》は上空から、《ロザリー》を狙って、両手で光の玉を出して、50発を撃ち込んだ。
ドバドバドバドバドバドバドバーーーーーーーーーンッ❗
《ロザリー》はESPバリアを張っていたお陰で、辛うじて生きていたが、ダメージが蓄積されており、グッタリしていた。
('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーーッ❗
不気味な笑いをしながら、ゆっくりと降りて来た。
《ジョセフ・西園寺》はグッタリしている《ロザリー》の胸ぐらを掴み、持ち上げた。
「('・c_,・` )プッ❗……アハハハハハーーーーーーーーッ❗
少しだけ楽しめた褒美に貴様に【死】を与えよう‼️
死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
クソ女ーーーーーーーーーーーーーーー‼️……(ФωФ)」
《ジョセフ・西園寺》の両瞳が赤くなり、《パンドラの箱》を使おうとした瞬間、《ジョセフ・西園寺》の《神々のブレスレット》から、全身に高圧電流が流れた。
ビリビリッ❗……ビリビリッ❗……ビリビリッ❗
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」
《ジョセフ・西園寺》は高圧電流が流れた時、気を失ってしまい、《ロザリー》の掴んだ手を手放した。
男性が突然現れ、落ちる《ロザリー》を受け止めた。
〖しっかりしろっ❗……《ロザリー》‼️
全く無茶しよって‼️……危なかったぞっ❗((( ̄へ ̄井)〗
男性は《ロザリー》に最大級の回復魔法【GOD Heel】を唱え、全身の傷痕を完治させた後、《ロザリー》を2階のテラスにテレポーテーションさせた。
《ロザリー》は離れた安全な場所から、戦闘を見守っていた。
〖黙って見ておれっ❗……《ロザリー》‼️〗
男性はゆっくりと《ジョセフ・西園寺》に近付いてゆく。
〖《ジョセフ・西園寺》……貴様は何時から、か弱い女性に暴力を振るう、最低のクズ野郎になったのだ❗
許さんぞっ❗……腐った根性を叩き直してやる‼️
そこへ直れ‼️……外道が‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗
男性の全身が、大激怒のオーラに包まれた。
仰向けに気を失っている《ジョセフ・西園寺》を、思いっきり蹴っ飛ばした。
アウッ❗……ピューーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
突然、蹴っ飛ばした《ジョセフ・西園寺》は左壁に激突し、荒い目覚ましで起こされた。
「う………うん………( -_・)?❓」
〖か弱い女性を殴るのは楽しいか❓……(。-`へ´-。)〗
男性は《ジョセフ・西園寺》を引き寄せた途端、強烈なパンチ攻撃で、《ジョセフ・西園寺》の右頬をブン殴った。
バキッ❗……ピューーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
右壁にぶつかった直後、《ジョセフ・西園寺》が反撃に出た。
「何だ❓( -_・)?❓……オッサン‼️……遊びたいのか❓
邪魔するなっ❗……ブッ殺すぞ‼️」
シュッ❗
《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》の頭上にテレポーテーションし、右手を刃に《ロザリー》を、トドメを刺し殺そうとした瞬間………。
「死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️」
〖辞めろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️〗
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
《ジョセフ・西園寺》は突然現れた男性に、思いっきりブン殴られた。
殴られた衝撃で飛ばされた《ジョセフ・西園寺》。
《ロザリー》の前に男性が現れ、《ロザリー》をガードしていた。
〖《ロザリー》を殺すなっ❗……バカ野郎‼️〗
男性は《ジョセフ・西園寺》に大激怒していた。
「お前の意見は聞いてないっ❗……目の前から消えろっ❗
オッサン‼️……(((*≧艸≦)ププッ!!」
〖私を殺してやると申すのか❓……殺れるもんならやってみろっ❗……返り討ちにしてやる‼️……(#`皿´)
お前みたいなザコ相手なら、右前腕だけで十分だ‼️
私が《ロザリー》の代わりに相手になってやるっ❗
それとも…ひ弱な女性が相手じゃないと勝てないのかな❓
(#・∀・)……ヨワッ❗〗
ピキッ❗
《ジョセフ・西園寺》の蟀谷に#が入り、顔色が変わった。……(#`皿´)
「気が変わったっ❗……お前を先に殺してやる‼️
《ロザリー》はその後だ‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))」
〖お前の最初の攻撃だけ、右前腕だけで全てを受け止めてやる‼️……その後、自由攻撃するって事で良いか❓
《ジョセフ・西園寺》‼️……(#`皿´)〗
「俺を舐めやがってっ❗……後悔させてやるぜ‼️」
《ジョセフ・西園寺》の両瞳は暗殺者の瞳になっていた。
男性の一言が《ジョセフ・西園寺》をブチギレた。
互いの殺気と殺し合いのオーラが溢れ出す。
〖かかって来いっ❗……クズ野郎‼️……((( ̄へ ̄井)〗
「死ね‼️……クソジジィーーーーーーーーーーーーー‼️」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
《ジョセフ・西園寺》は素早い動きで、男性をボコボコにするが、男性は顔色変えず、右前腕だけで全ての攻撃を受け止めていた。
男性は《ジョセフ・西園寺》の攻撃を全て受け止めた後、大きなアクビをした。
〖アァ~ダルイッ❗…お前の攻撃はこんなお粗末か❓
……やっぱりお前はザコで弱いな‼️…( ・ε・)〗
「何だ❓……こいつは❓(・_・?)」
《ジョセフ・西園寺》はギアを上げて、男性に最大級のパンチ連続攻撃をした。
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
〖さてっ❗……貴様のレベルは分かったっ❗
今度は私からの攻撃は防げるかな❓……ウフフww〗
遠くで見ていた《ロザリー》は、《ジョセフ・西園寺》の持てる力と攻撃のセンスに、驚きを隠せない様子。
〈(《デコイ》‼️……大丈夫かな❓……((゜□゜;)))〉
男性の反撃が始まった。
《ジョセフ・西園寺》を休む事なく、ボコボコにメッタ撃ちされてしまった。
〖ホラホラ……どうした❓〗
「全力のパンチ攻撃が効かない❓……硬すぎるっ❗」
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
《ジョセフ・西園寺》は男性から逃げて、隙を見て、両手を組んで力を溜めてから、男性狙いで光の玉100発を放った。
ドバドバドバドバドバドバドバーーーーーーーーーンッ❗
「畜生ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
こんなバカなっ❗……バカなっ❗……!Σ( ̄□ ̄;)」
男性は《ジョセフ・西園寺》の目の前に瞬時に現れ、ボディを狙って、ミドルパンチを食らわせた。
ドスッ❗……ボキボキッ❗
「ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗」
《ジョセフ・西園寺》はボディを抑え、悶絶していた。
〖まだまだ…こんな物では済まさないから、覚悟しろっ❗
((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗
男性は《ジョセフ・西園寺》の顔面を狙って、回し蹴りし、蹴っ飛ばした。
バキッ❗……( ̄□||||!!
ピューーーーーーーーンッ❗……ドバーーーーーーンッ❗
右壁に激突した反動で、《ジョセフ・西園寺》の身体が跳ね返り、直様、男性は《ジョセフ・西園寺》胸ぐらを掴み、グルグルと回して地面に叩きつけた。
ピューーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
「グプッ❗……(こいつ……強すぎるっ❗)」
〖何寝てるんだ❓……ハァ~ッ❗……(。-`へ´-。)
遠慮するなよっ❗……たっぷりと味わえ‼️〗
ボカボカッ❗……ドカドカッ❗……ボカボカッ❗……
〖いい年こいてさっ❗……女性を殴ってさっ❗
男として……恥ずかしく無いのか‼️……クズ野郎‼️〗
男性は《ジョセフ・西園寺》の胸ぐらを掴んで、持ち上げた後、上空へ投げてから、両手で光の玉を作り出し、《ジョセフ・西園寺》を狙って、100発を発射した。
ドバドバドバドバドバドバドバーーーーーーーーーンッ❗
「(強すぎるっ❗……こうなったら……あれを使うしかない‼️……( ´;゜;∀;゜;))」
ゴゴゴゴゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーー‼️
《ジョセフ・西園寺》は力を増大させた。
「殺してやるっ❗……殺してやるッ❗……殺してやる‼️
クズ野郎‼️……死ねーーーーーーーーーーーーー‼️」
《ジョセフ・西園寺》の両瞳が真っ赤に染まり、全身オレンジ色のオーラを身に纏った瞬間………。
〖おっと……そいつは……良くないな‼️……!Σ( ̄□ ̄;)〗
男性は右手を天に向け、最大級の雷を集め出した。
〖恩を仇で返しやがってっ❗……万死に値するっ❗
この愚か者めーーーーーーーーーーーーーーー‼️〗
………《大雷降臨》………
ピカッ❗……ピカピカッ❗……ピカピカピカッ❗
ピューーーンッ❗……ドドドドバババァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
《ジョセフ・西園寺》の頭上に、3つの雷が合体し、《大雷降臨》で一気に落雷した。
〈ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〉
〈《デコイ》ーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
((゜□゜;))〉
《ロザリー》が叫んだ。
ピューーーーーーーーンッ❗……ドバーーーーーーンッ❗
バタンッ❗
《ジョセフ・西園寺》は白目を向いたまま、地面に墜落し、ピクピクと身体を震わせていた。
パチンッ❗
男性は指を慣らし、《ジョセフ・西園寺》の身体を持ち上げた。
パチンッ❗
男性は指を慣らし、《ロザリー》を呼び寄せた。
〖《ロザリー》済まないね‼️〗
〈《デコイ》を処分したいのですね❓……だったら私も一緒に殺して下さい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〉
〖《ロザリー》………………〗
《ジョセフ・西園寺》の身体は十字架の形で、空に浮いている。
男性は《ジョセフ・西園寺》を、ゆっくりと地上へ下ろした。
《ジョセフ・西園寺》は気絶している。
男性はゆっくりと《ジョセフ・西園寺》に近付き、右人差し指を前に出して、眉間に触れた。
〖目覚めろッ❗……《ジョセフ・西園寺》‼️〗
《ジョセフ・西園寺》は透き通った両瞳が、ゆっくりと開いてゆく。
「(身体が動かせない‼️……ESPの力も使えない‼️
ここが詰みだな‼️……畜生‼️)……さっさと殺せッ❗」
〖目覚めた一声が《殺せ》か❓……潔いな‼️
貴様の両瞳はまだ私を睨んでいるねッ❗〗
男性は《ジョセフ・西園寺》の一言に、呆れていた。
「( ´Д`)=3フンッ❗……命乞いはしない‼️……殺…」
パチンッ❗
「痛いな‼️……何すん……( -_・)?❓」
男性は《ジョセフ・西園寺》の眉間に《デコピン》した時、幼き頃の思い出の一部を甦らせた。
幼き頃の思い出の一部は、赤ん坊の頃の《ジョセフ・西園寺》と《ロザリー》の記憶だった。
「あゝ……アアアァァ……《ロ・ザ・リー》❓」
男性の背後に隠れていた《ロザリー》は、恐る恐る《ジョセフ・西園寺》を見ていた。
「お…俺は一体…《ロザリー》に何をしてたんだよッ❗
……お……俺は……。・゜・(ノД`)・゜・。」
《ジョセフ・西園寺》は己自身が嫌になり、自暴自棄になってしまった。
《ジョセフ・西園寺》は大号泣し、四つん場になり、己自身を攻めていた。………_| ̄|○
ワワアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
「《ロザリー》‼️」
《ジョセフ・西園寺》は大号泣しながら、右手を前にした後、心臓を狙って突き刺そうとした瞬間………。
ガシッ❗
男性に右腕を掴まれた。
〖《ロザリー》の目の前で、又自殺する所を見せるのかッ❗……バカ野郎‼️〗
バコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
《ジョセフ・西園寺》は男性に殴られた。
《ロザリー》は大号泣しながら、《ジョセフ・西園寺》の胸に飛び込んだ。
〈《デコイ》のバカ‼️……バカバカッ❗……バカバカバカバカバカッ❗……《デコイ》のバカ‼️(#`皿´)
《デコイ》の居ない世界何か、生きたくないッ❗
《デコイ》が死んだ時、私の【死】だ‼️〉
《ジョセフ・西園寺》は《ロザリー》を優しく抱き締めた。
「御免ッ❗……《ロザリー》‼️」
〖《禁断の力》が再び暴走した時、【完全秘匿死刑執行】を執行するッ❗……良いな《ジョセフ・西園寺》‼️〗
〈その時は私も【死刑】にして下さい‼️〉
「貴方は誰ですか❓( -_・)?❓」
〖ハァ~(ーдー)……貴様もニブイな‼️〗
男性は全身神々しいオーラを出し、眩い光に包まれた、黄金の4枚天使の翼をした4大天使の《ラファエル》が降臨した。
「4大天使の《ラファエル》様❓( -_・)?❓」
〖4大天使の《ラファエル》と《神々の契約》を結びますか❓〗
「はい‼️」……〈はい‼️……(〃ω〃)〉
《ジョセフ・西園寺》と《ロザリー》は、《ラファエル》と《神々の契約》を結びました。
お気に入りのキャラクターを深掘りしていたら、何十回も書き直しの嵌めに………。
時間がかかってしまいました。




