表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
処刑人ZERO  作者: 月未来
13/60

《ミカリン》の災難1

 《ミカリン》の体内にいる《月の女神ダイアナ》は、精神体での活動は約1時間が限界だった。


 天界では《ラファエル》は治療中だった。

《ラファエル》が完治する迄、約3ヶ月かかる予定でした。


 《ラファエル》が治療中にも関わらず、《ダイアナ》毎度毎度、一方的なテレパスが送られていた。

 さすがに《ラファエル》はウンザリしてしまい、《ダイアナ》の願いである【アレ】を用意しました。



……〖《ダイアナ》よ‼️……【アレ】をミカリンの家に贈ったから、受け取ってくれよな‼️〗……



……〖有難う御座います‼️…《ラファエル》様‼️〗…



プチンッ❗



 《ラファエル》はホッとしたのか眠りについた。



…〖ダイアナちゃん~♡…スヤスヤ…スーーーッ❗

♡♡(〃´ω`〃)♡♡〗……



 数日後、《ミカリン》の家に、天使達の手で《大きな荷物》が届けられた。

 待っていたかの様に、《ミカリン》が出て来た。

《ミカリン》の中の《ダイアナ》が、荷物を取りに来たのだった。

 《ダイアナ》は目を輝かせている……( ☆∀☆)。



〖ルンルン~ルンルン~♪…やっとキターーッ❗〗



 《ダイアナ》は荷物を開けて、段ボール中から《人型マネキン人形》を取り出した。

《人型マネキン人形》は《精霊の石》で出来た《人型精霊マネキン人形》だった。

 《人型精霊マネキン人形》は、精神体の《ダイアナ》が自由に行動する為の道具。



〖《ミカリン》‼️……やっと来たよッ❗

24時間・自由に動かせる《人型精霊マネキン人形》ですわ‼️……♡(〃´ω`〃)♡


動力源はわたくしの魔力だよ‼️……(*˘︶˘人)〗



【《人型精霊マネキン人形》❓】



 《ミカリン》は戸惑っていた。

《ダイアナ》は《ミカリン》の体から離れ、精神体となり、《人型精霊マネキン人形》へと移動し、取り憑いた。


 《人型精霊マネキン人形》はミカリンにソックリとなり、ダイアナが姿を現しました。

 《ダイアナ》は髪を手になびかせ、可憐にクルッと1回転して踊りました。



〖どうかな❓♡(〃´ω`〃)♡……《ミカリン》❓〗



 《ダイアナ》は顔を真っ赤にして照れていた。

可愛らしい白色とブルー色のフリフリミニスカートを、着た《ダイアナ》‼️……♡(〃´ω`〃)♡。

《ミカリン》は笑顔で微笑んでいた。グーദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎♡

 ダイアナは《ミカリン》のお部屋チェックを突然、やり始めた。



【チョット辞めて!!…ダイアナ‼️(゜ロ゜ノ)ノ】



 ミカリンはダイアナを部屋に入らない様、邪魔していた。



【チョット……勝手に部屋に入らないでッ❗】



 《ダイアナ》は《ミカリン》の妨害を突破し、《ミカリン》の部屋へと向かって行った。


 《ダイアナ》は《ミカリン》の部屋を開けた瞬間、絶叫した。



〖ギャアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーッ❗〗



 《ミカリン》の部屋は、おぞましいゴミ屋敷だった。



〖 ゜ ゜ ( Д  )‼️……服からキノコが生えて、嗅いだ事が無い、物凄く臭い‼️……( ̄□||||!!

(洋服にキノコが生えるのですか❓……(・_・?))〗



 《ダイアナ》は絶句。……( ̄□||||!!



〖あり得ない…………(@ ̄□ ̄@;)!!〗



 《ミカリン》の家は、足場も無い位、沢山の服が散らばっていた。

 《ダイアナ》は思いっきりズッコケた。

シンクも沢山の汚れた食器や食べ残したカップラーメンが大量に有り、沢山のハエが飛んでいた。


 《ミカリン》の部屋の中には、何処から持って来たのか、「1m位の狸の置物」・「70cmの赤色のカラーコーン」・「飛び出し君」・「お店の看板」・「ネオンカラーの看板」等、様々な物で溢れていた。

 どうやら……《ミカリン》は悪酔いした時、何でも持って来てしまう、悪い癖があった様だ。

 《ミカリン》は悪酔いした時の記憶が無い。

悪酔いして帰宅した《ミカリン》は、服を脱いで、全裸になってベットで眠ってしまう悪い癖もあった。


 《ミカリン》は掃除・洗濯・料理が苦手。

玄関には防犯用に、レディース総長時代の《トゲトゲバット》が、無造作に置かれていた。

 《ダイアナ》はバスタブのドアノブを触ったが、一端、手を離した。



〖怖すぎる‼️……((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル〗



 《ダイアナ》は青ざめていた。

手を震えながら、バスタブのドアノブに触った。


ゴックンッ❗


 《ダイアナ》は唾を飲み込んだ。

《ダイアナ》はゆっくりと、ドアノブを回して、ユニットバスのドアを開いた瞬間。



〖ギャアーーーーーーーーーーーッ‼️( ̄□ ̄;)!!!〗



 ユニットバスの黒カビと赤カビだらけ。

とても人間が、入浴出来る様な状態ではなかった。



〖《ミカリン》❓……体は洗ってる❓(・_・?)〗



 《ミカリン》はトボケながら苦笑い‼️……(^_^;)



【ユニットバスが汚いから、銭湯へ行ってますが、文句ありますか❓……(・_・?)】



〖大ありよッ❗……全くも( ;゜皿゜#)ノシ〗



 ダイアナは冷たい視線で、ミカリンを幻滅していた。



【勝手に黒カビが生えたの‼️……( `Å´)】



〖ハァーーーーーーーーーーッ❓……( ´Д`)❓

ユニットバスを汚くなったのは、《ミカリン》の自業自得でしょう❗……現実逃避癖は辞めなさい‼️

悪い癖ですわよ‼️《ミカリン》‼️…( ̄□||||!!〗



 《ミカリン》は自分自身の悪い所を、直す気は殆んどなかった。

 《ダイアナ》は反省しない《ミカリン》に業を煮やしたのか、ある特別な《ホログラム》を《ミカリン》に見せた。



〖《ミカリン》‼️……このままゴミ屋敷の生活をするなら、幸せになれないわよ‼️これを見なさい‼️〗


 《ダイアナ》は特別な《ホログラム》を、《ミカリン》に見せた。

《ホログラム》には1人の人影を投影させていた。


 《ミカリン》は目の色変えて《ホログラム》に夢中になり、鼻息が荒かった。



【このイケメンは誰❓……♪ (〃∇〃)ノ♡】



〖順調に成長すれば……大学生になった《氷河龍(・・・)》ちゃんです‼️……♡(*´・ω・`)b♡〗



【氷河龍ちゃんなの❓…嘘でしょう!?カッコいい‼️

メチャクチャイケメンじゃないの‼️…♡(〃´ω`〃)♡】



☆《氷河龍》は身長191cm・75kg。

髪の色:氷の様な白銀。瞳は透き通ったブルーアクアマリン。スレンダー美少年。

 長方形型の眼鏡を掛けて、モデルスタイルのイケメン男性になっていた。

 服装はトレンドを意識した服装でカッコイイ‼️♡

足長で《パリコレモデル》になっても不思議ではない。


メチャクチャカッコイイ‼️……イケメン‼️

♡(〃´ω`〃)♡


 《ミカリン》はヨダレを滴しながら、息が荒かった。



【これが…未来の《氷河龍》ちゃんなんだね‼️♡】


 《ミカリン》は赤面して、メチャクチャ照れている。



【(゜ロ゜)ハッ❗……(氷河龍ちゃんとの約束♡)】



 《ミカリン》は赤面し、両手で顔を隠したまま、メチャクチャお尻を振って、照れている。

《ミカリン》は氷河のある言葉を思い出していた。



『(俺は《ミカリン》と結婚したい‼️……♡(〃´ω`〃)♡)』



【キャアーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️♡

愛してるわ‼️……氷河龍ちゃん‼️♡(〃´ω`〃)♡】



 《ダイアナ》は現実を知ってもらう為、辛口コメントを《ミカリン》に告げた。



〖このままでは《彼氏》が出来ないわね‼️…(´TωT`)〗



=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!



 《ミカリン》の胸に、1本目の矢が突き刺さった。



〖《結婚》も出来ないわね‼️……!Σ(×_×;)!〗



=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!



 《ミカリン》の胸に、2本目の矢が突き刺さった。



〖《氷河龍》ちゃんに嫌われるでしょうね‼️

(´ゝ∀・`)ノシ〗



=(;゜;Д;゜;;)⇒グサッ!!



 《ミカリン》の胸に、3本目の矢が突き刺さった時、《ミカリン》にトドメを刺した。

《ミカリン》は流石にショックだったのか、バタンと倒れ、両目がグルグルと回転していた。?(@_@)?



〖チョット……大丈夫❓……《ミカリン》‼️〗



 《ダイアナ》は倒れた《ミカリン》を起こした。



【《氷河龍》ちゃん‼️♡…………?(@_@)?】



 数分後、《ミカリン》は正気を取り戻した。

《ダイアナ》は《ミカリン》に、現実を突き付けた。


〖《氷河龍》ちゃんが、《ミカリン》のゴミ屋敷を見たら、どう思うかな❓(・_・?)〗



【‼️……ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーン‼️

( ̄□||||!!】



〖《氷河龍》ちゃんがもしも……《ミカリンのゴミ屋敷を見た瞬間、氷河龍ちゃんは………………。〗



『ゲッ❗……幻滅だッ❗…無理ッ❗…!Σ( ̄□ ̄;)

無いわ‼️…さようなら‼️《ミカリン》‼️(|| ゜Д゜)

あの事は無かった事にしてくれ‼️……サイナラ‼️』



【《氷河龍》ちゃん‼️…戻って来てッ❗…待ってッ❗

待ってッ❗……行かないで‼️…待って行かないでッ❗

カンバーーーーーーーーーーーーーーーックッ❗】



 《ダイアナ》は《氷河龍》の気持ちになって、《氷河龍》が取るであろう行動を、ミカリンに告げた。



〖このままだと《氷河龍》ちゃんは、《ミカリン》の元から去って行くでしょうね‼️…それでいいのかな❓〗



 《ミカリン》は唖然( ; ゜Д゜)。



〖一瞬で《氷河龍》ちゃんに嫌われるでしょうね‼️〗



【‼️……嫌だッ❗……嫌だッ❗……絶対に嫌だよッ❗

《氷河龍》ちゃんに嫌われたくないよーーーーーーッ‼️】



 《ミカリン》は大ショック。

《ミカリン》の心に、ポッカリと穴が開いてしまい、大号泣してしまった。

。・゜・(ノД`)・゜・。。・゜・(ノД`)・゜・。



 《ダイアナ》は《ミカリン》に、ゴミ屋敷からの卒業させる為、あえて厳しく言った。



〖ユニットバスは汚れが酷いから、私に任せなさい‼️

(わたくしも……バスタブに入る事が初体験なので、仕方がないので、わたくしが綺麗にしますわ‼️

(⌒‐⌒)♡)〗


 ダイアナは指を鳴らした。



パチンッ❗



 黒カビ・赤カビだらけのユニットバスを、魔法で一瞬で、除菌洗浄剤・抗菌して、新しいユニットバスへと生まれ変わった。



【一瞬で綺麗になった‼️……スゲーーーーーーッ❗】



 《ミカリン》はビックリ驚いていた。



〖《氷河龍》ちゃんは、《ミカリン》の事が大好きさ‼️

焼いちゃう位、アツアツなんだから‼️


《ミカリン》‼️……心配いらないさッ❗

《氷河龍》ちゃんはガチで、《ミカリン》の事を愛している事が分かる‼️…この幸せ者め‼️(〃ω〃)〗



【ダイアナちゃん‼️……それは本当なの❓】



〖カヂで本当だから‼️……ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎

バスタブ以外の掃除は、自分自身でやりなさい‼️〗



【頑張ってお掃除します‼️……♡( ・`ω・´)♡】



 《ミカリン》は本気を出して、身の回りの大掃除を始めた。

《ダイアナ》は笑みを溢していたが、1つ気になる事があった。


 《ミカリン》には、あえて告げなかった。

それは《氷河龍》が、大学生なった先の未来を《ホログラム》で映し出す事が出来なかった為、不吉な予感を感じざるおえなかった。



〖(嫌な予感がします‼️…こんな事は初めてだわ‼️

喜んでいる《ミカリン》に伝えたら、《ミカリン》は死ぬ程、心配するから黙っておこう‼️

……( ̄□||||!!))〗



 ダイアナは《氷河龍》の未来に関する内容は、《ミカリン》に黙っておく事にしました。


 ダイアナは110番に連絡。

警察官2名がミカリンの家に駆け付けた。

 ダイアナは警察官に事情を話し、姉の《ミカリン》の酒癖が悪く、何でも持って帰る悪い癖があると正直に話した。

 警察官2名は《ミカリン》が持って帰って来た物が、多い事にドン引きしていた。


〈君達はもしかして……《双子》ですか❓〉

〖一卵性双子です‼️……私は妹の《ダイアナ》です‼️〗


【私は姉の《ミカリン》です‼️……本当に…本当に……

申し訳ありませんでした‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ】


〈この狸の置物は盗難届けがあったよ‼️……これも……

アレも……酒で悪酔いするのは程々にして下さい‼️〉


〈業と盗んだ訳じゃないから、本人も深く反省してますし、今回は罪は問いません‼️

又同じ過ちを犯したら、窃盗の罪で《書類送検》をしますから、覚悟して下さい‼️……( ・`д・´)〉


 2人の警察官は、《ミカリン》に警告した後、《ミカリン》が持ち帰ってしまった品々を、引き取って行きました。



【本当に御免なさい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ】



〖今後はお酒を飲むのは控える様に‼️…( :゜皿゜)〗



【はい‼️…済みませんでした‼️(*- -)(*_ _)ペコリ】



 ダイアナは風呂にお湯を入れるボタンを押した。



ピコンッ❗……風呂にお湯を入れます‼️……



 《ダイアナ》はニコニコしながら、風呂の湯が溜まる事が、待ち切れない様子。

《ミカリン》は部屋の片付けで、精一杯だった。


【《ダイアナ》ちゃん‼️……一軒家だから掃除が大変です‼️

手伝ってくれませんか❓……《ダイアナ》ちゃん‼️

《ダイアナ》ちゃんが手伝ってくれないなら、私の家から出て行って下さい‼️………ヽ(`Д´)ノプンプン】



〖‼️…《ミカリン》❓…本気で怒ってる‼️

((゜□゜;))〗



【お願い‼️……ダイアナちゃん‼️

( `・ω・´)ノ …ヨロシク】



〖仕方がないですわね❗……女神であるわたくしに掃除をさせるのは、《ミカリン》だけですよ‼️

( ;´・ω・`)〗



(天界では……お掃除専門の天使達が掃除しますのに、《ミカリン》の家から追い出されたら《氷河龍ちゃん》を見守りが出来なくなり、《ラファエル》様の御命令に背く事になる‼️


え~い❗やるしかないわね‼️…やればいいんでしょ!?

やれば‼️……( #・`ω・´)プンプン。


わたくしは女神なのに、何で❓掃除をしなければいけませんの❓(・_・?)


納得が出来ないけど、家を追い出される位なら、掃除でも何でもしますよ‼️……しょうが無いわね‼️

掃除を手伝えばいいんでしょう‼️……(#`皿´))〗


 《ダイアナ》は嫌々ながらも、ヤケクソで《ミカリン》の掃除の手伝いしました。


 《ミカリン》と《ダイアナ》の同居生活が始まった。

《ダイアナ》が朝食を用意、《ミカリン》は朝食を食べてから、孤児院施設へと出勤しました。


 《ダイアナ》は嫌々でも、部屋を掃除したり、キッチンを整理したり、掃除したりして、時間を潰していたのでした。

《ダイアナ》は綺麗好きで、ちょっとでも汚れてると気になってしまい、つい掃除してしまう程の鉄壁の綺麗好きだった。


 《ダイアナ》は人通り掃除で綺麗にした後、テーブルに紅茶とお菓子を用意して、一息を付いていた。

《ダイアナ》は紅茶を飲みながら、天界のテラスの風景を思い出していた。



〖天界は青空と太陽と白い雲だけ、全く変わらない風景は嫌気をさしていた‼️( ´~`)ゞ

下界はビル群でたまに、森があるッ❗…天界にない魅力もあるが罪を犯す人間がいなければ◎かな‼️〗



 ダイアナは紅茶を飲み、ひと息をついた。



〖フゥーーーーーーーーーッ❗…うん❓(・_・?)〗



 あいつが現れた。



カサカサカサ……カサカサカサ……カサカサカサ……



〖ま・さ・か…………ね❓〗



カサカサカサ……カサカサカサ……カサカサカサ……



 キッチン付近で、茶色の虫が出現した。

それもダイアナが一番大嫌いな虫でした。



〖わわ……わ……わたくしは虫が大嫌いですわ‼️〗 



 茶色の虫は何時の間にか、柱の上に登って行き、

《ダイアナ》に向かって飛んで来た。



ブゥーーーーーーーーーーーーンッ❗……ペタッ❗



 《ダイアナ》の美しい顔に、張り付いた虫は【G】だった。



〖ギャアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗……バシッ❗〗



 《ダイアナ》は顔に張り付いた【G】を、右手で叩いた。

【G】はすばしっこい早さで、その場から逃げ様としたが、ダイアナのダークオーラに怯えていた。



〖良くも良くも……美しい女神の顔に、汚い虫ケラの【G】が張り付いてくれたもんだな❗

ただては済まさないぞ‼️……死ぬ覚悟は出来てるんだろうな‼️〗



【G】‼️……直ぐに逃げ出した。



 《ダイアナ》は【G】にブチギレだ。

……ヽ(`Д´)ノプンプン


 《ダイアナ》の両腕には、強力な光の球が作られ、錯乱したかの様に、光の球を30発以上、【G】に向けて容赦のない連続集中攻撃が開始された。



〖オラオラオラオラオラオラオラオラ………クソ虫共‼️

この世から死んでしまえーーーーーーーーーーーッ‼️〗



 【G】が居た場所を徹底的に攻撃をしたダイアナ。



ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗



〖ギャアーーーーーーーーーーーーッ‼️……!Σ(×_×;)!〗



ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバッ❗ドバドバ❗ドバッ❗



ドカァーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ‼️



 【G】は木っ端微塵になった。

キッチンの壁に約2m以上の大穴が、ポッカリと開いてしまった。



 近隣住民達が大騒ぎ。

ガス爆発したのかと、警察車両と消防車両が大勢駆け付け、周囲は騒然となっていた。


 《ミカリン》の家は一軒家。

《ミカリン》の家の周りを立入禁止のエリア拡大。

野次馬と近所の住民達が、ザワザワと《ミカリン》の家を覗き見していた。



〈デッカイ大穴が開いてるぞ‼️……(゜ロ゜)〉



〈何をしたら、こうなるんだ❓(・_・?)〉



〈ガス爆発だったら……怖いわね( ̄□||||!!〉



〈物凄い音がしたわ❗……まるでッ❗

花火大会のスターマリンの様だったわよ‼️(^o^)v〉



 野次馬がザワザワしている中、キッチンの壁に約2mの大穴が開いている付近を、警察官と消防隊達が爆発の原因を詳しく調べていた。


 仕事から帰って来た《ミカリン》は、警察パトカーと消防車が大勢やって来て、大騒ぎになってる事にビックリしていた。



【‼️……エッ❓(・_・?)】



 《ミカリン》は野次馬に、何があったのかを聞いていた。



【何があったのですか❓(・_・?)】



〈ガス爆発らしいぜ❗…一軒家に大きな大穴が開いたらしいぜ‼️あそこの一軒家だよ‼️( ̄□||||!!〉



 《ミカリン》は唖然( ; ゜Д゜)。

《ミカリン》は衝撃の余り、手さげカバンを地面に落としてしまった。



ドンッ❗


 大騒ぎになっていた一軒家は、《ミカリン》の一軒家だったからだ。

 《ミカリン》は落としたカバンを拾って、《ミカリン》の一軒家の前迄、野次馬をかき分けながら、強引に移動してゆく。

 立入禁止エリアの規制線テープ前迄来た後、警察官に告げた。



【私は一軒家の主です‼️……入れて下さい‼️】



〈一応……念の為、身分証明書を見せて下さい‼️〉



 《ミカリン》は手さげカバンの中から、財布を取り出し、身分証明書を警察官に見せた。


〈確認が取れました‼️……お入り下さい‼️〉


 ミカリンは立入禁止規制線テープを警察官に上げてもらい、立入禁止規制線テープを(くぐ)って、現場に入って行った。

 ミカリンが家の中に入ると、警察官と消防隊達が大勢入っており、ダイアナがリビングの端で立ちつくしていた。


【(何だコレ!?……❓(・_・?))】


 ダイアナは黙り込んでしまった。

ダイアナは無言で、ミカリンをキッチンへと案内した。 

 ミカリンがキッチンルームに入った途端、大穴が開いている事に絶句。


【 ゜ ゜ ( Д  )嘘だろ❓】


 ミカリンは呆然としていた。

ミカリンはダイアナに憑依されてから【テレパス】能力を使える様になりました。


【(何があったの❓……(#`皿´))】

〖(御免なさい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ)〗


 ミカリンは大穴を見た時、どんな事をすれば、こんな事になるのか、全く理解出来なかった。


〈ミカリンさん❓……貴女方は双子ですか❓〉


 警察官がミカリンに、事情聴取を受けていた。


【私は姉のミカリン、こっちが妹のダイアナです‼️

お騒がせして……申し訳ありませんでした‼️】


 ミカリンは大穴を開けた原因を、どう説明すれば良いか、頭を抱えて悩んでしまった。

 10分位、悩んだ後、ミカリンの目に入ったのは《トゲトゲバット》だった。


【‼️……これだ‼️(⌒0⌒)……これしかない‼️

(ダイアナちゃん‼️……協力して下さい‼️

口裏を合わせてくれる❗……☆⌒(*^∇゜)v

一緒に苦難を乗り越えましょう‼️)】


〖(どうすれば、良いのですか❓)〗


【(ダイアナちゃんが、大好きな彼氏に三股を掛けられて、ブヂギレた設定‼️

ブヂギレしたダイアナが、《トゲトゲバット》で強く振り回していたら、ヒビが入っていた壁に激突して、大穴を開けてしまったと言うシナリオで何とか

この危機を乗り越えるしか方法が無いです‼️)】


【(どうかな❓……ダイアナちゃん‼️】


〖(それでいきましょう‼️……ミカリンちゃん‼️

いつの間に【テレパス】が使える様になったの?)〗


【(ダイアナちゃんが憑依してからかな!?)】


 ミカリンとダイアナは【テレパス】を使って、打ち合わせした。

 前代未聞の《人間》と《女神》の共同芝居を、一発逆転の【演劇】が、開演された。


 警察官と消防隊達の前で、ミカリンはハンカチを持って、突然、泣き出してしまいました。


【ぽろぽろッ❗……ぽろぽろッ❗……ぽろぽろッ❗】


〈どうしたのですか❓(・_・?)〉


 ミカリンの一世一代の大芝居をした。


【ぽろぽろッ❗……ぽろぽろッ❗……( TДT)】


 突然、ミカリンが大号泣‼️。・゜・(ノД`)・゜・。


 警察官と消防隊達が、戸惑っていた。


【私の妹は最低な彼氏に三股を掛けられて、捨てられたんです‼️……( >Д<;)

彼氏だった男は妹のダイアナを散々、持て遊んだ癖に、ただ《飽きた》と理由だけで、彼氏に捨てられたんですよ‼️

酷すぎませんか❓……皆さん‼️…((ヾ(≧皿≦メ)ノ))】


 ミカリンは本気泣き‼️。・゜・(ノД`)・゜・。

ハンカチで涙を拭きながら、警察官と消防隊達に同情を誘った。

ダイアナは大号泣していた。。・゜・(ノД`)・゜・


【ダイアナは彼氏に捨てられたショックで錯乱し、《トゲトゲバット》を持ち出して、力強く振り回し続けて、ストレス解消に《バッティング練習》をしていた。( TДT)

妹を許して下さい‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ】


 ダイアナは大号泣しながら《トゲトゲバット》手に取って、バッティング練習を繰り返した。


ブンブンブンブンブンブンブンブン…………。


〖女たらしのクズ野郎‼️(#・∀・)……バカ野郎‼️

女を舐めるなッ❗……人で無しッ❗

ろくで無しのクズ野郎‼️(# ・`ω・´)

地獄へ堕ちろ‼️最低のクズ野郎‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))〗


 警察官と消防隊達が、ミカリンとダイアナの行動にドン引きしていた。


〈何か……可哀想だな( ̄□||||!!〉

〈三股男は最低なクズ野郎だな‼️〉

〈こんな綺麗な女性を、捨てるとは許せないな‼️〉


〖ヘッ……へクション‼️(ー_ー;)〗


〈風邪ですか❓……《ラファエル》様‼️〉


〖誰か❓……私の噂をしてるな‼️……♡(〃´ω`〃)♡〗


〈私に風邪を移さないで‼️……((〃´д`〃))〉


 看護女性天使から、冷たい対応されてしまいました。


〖冷たいな君は‼️……ヘックション‼️……((〃´д`〃))〗


 ラファエルは《天使の羽》で出来た《羽毛毛布》を、顔迄被ってしまいました。


〈大天使様も人間の様に、風邪を引くのですね?〉


〖(この看護女性天使は、イチイチ……トゲがある発言しかしないな‼️……( ̄□||||!!)〗


〈風邪を引いた大天使は《ラファエル》様だけ❗

情けないですね‼️……( `ー´)〉


……〖(私が愛してるのは《ダイアナ》だけだ‼️

いつか……下界へ行ってッ❗……ダイアナと2人っきりで、《デート》したいな‼️……♡(〃´ω`〃)♡)〗……


……「オッホンッ‼️……《ラファエル》よ‼️」……


 突然、《ラファエル》の【テレパス】に、最高神

《ZEUS》が乱入した。


……〖父上‼️……如何なされましたか❓(・_・?)〗……


……「我が息子……《ラファエル》よッ❗

【テレパス】設定が、Freeになっており、神々の神殿内の我が同胞全員に、筒抜けだぞ‼️……((〃´д`〃))

今すぐに【テレパス】を辞めて、【テレパス】の設定をゲストに変更しなさい‼️」……


〖‼️……しまった‼️……ヤバイ‼️……( ̄□||||!!〗


 《ラファエル》は直ぐに【テレパス】設定を変更しましたが、後の祭りだった。


《ラファエル》の部屋の外に、大勢の女性天使達が、鬼の顔で大激怒し、押し寄せたからだ。


〈ダイアナって誰だよッ❗……ブッ殺してやる‼️〉


〈その女‼️……殺す‼️……(#`皿´)〉


…「(あの木偶の棒の《ラファエル》が、《月の女神ダイアナ》に骨抜きされたかッ❗……((〃´д`〃)))

アハハハハハハハーーーーーーッ‼️`,、('∀`) '`,、」…


……〖(笑い事ではありませんッ❗……父上‼️)〗……


 《ラファエル》は焦っていた。

大勢の女性天使達が押し寄せ、今すぐにでも扉が壊れてしまう勢いに、恐怖を感じていた。

 最高神《ZEUS》は【テレパス】の設定不要。

誰でも【テレパス】で会話が可能。

最高神《ZEUS》ならではの《神の能力》でした。


…「(モテる男はツライなぁ~‼️……自業自得だ‼️

《ラファエル》‼️自分の尻は自分で拭きなさい‼️)」…


……〖(そんな~‼️………父上‼️……………)〗……


ギシッ❗……ギシッ❗……バキーーーーーーーンッ❗


 大勢の女性天使達が《ラファエル》の部屋に乱入。

《ラファエル》は女性天使達にモミクチャされ、身動きが取れない。

女性天使達は《ラファエル》の取り合い合戦が始まってしまった。

 《ラファエル》の顔は、キスマークだらけ。

その間、最高神《ZEUS》はゲラゲラ笑っていた。


アハハハハハハハハハハハーーーーッ‼️'`,、('∀`) '`,、


〖(ダイアナには絶対に言えない‼️……もう好きにして下さい‼️……(*T^T))〗


 《ラファエル》がもたらした混乱は、まだまだ続く様だ。


アハハハハハハハハハハハーーーーッ‼️'`,、('∀`) '`,、


 神々の神殿に、最高神《ZEUS》の笑い声が響き渡っていた。


〖(最近のダイアナちゃん‼️……【テレパス】許可してくれないのだ❓(・_・?)何故だ❓…ハァ( ´Д`)=3)〗


 《ラファエル》は女性天使達にモミクチャされても、ダイアナの事が気になって仕方がない様子。




 その頃……ミカリンとダイアナの演技が上手かったのか、警察官と消防隊達はガス爆発では無いと、近隣住民に説明した後、撤退して行った。


 警察官と消防隊達がいなくなった後、ミカリンのダークオーラに包まれた。

 ミカリンは鬼の顔をして、《トゲトゲバット》を手にし、ダイアナを睨んでいた。

ダイアナはゆっくりと後退りしてゆく。


【ダ・イ・ア・ナ・ちゃん‼️……これは一体、どう言う事かな❓……説明してくんない❓(#`皿´)】


 ミカリンは《トゲトゲバット》を肩に乗せて、ダイアナを威嚇していた。


 ダイアナは冷や汗が止まらない。( ´;゜;∀;゜;)


〖あの~あのですねッ❗……その……あれ……あれなんですのッ❗……( ̄□||||!!〗


【ハァ~何がッ❗………( #・`д・´)】


 ミカリンは大激怒‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))

ミカリンはダイアナに接近し、威嚇。


【父さんから譲り受け取った……先祖代々大切にして来た我が家を、よくも……よくも……大穴を開けてくれたもんだなッ❗

どう落とし前を付けてくれるんだ❗

ヽ(♯`Д´)ノコラャーッ‼️】


 ミカリンは《トゲトゲバット》を振りかぶって、ダイアナを目掛けて、ブン殴った。


ブンッ❗……バキッ❗……ピューーンッ❗ドバンッ‼️


 ダイアナの顔をブン殴った。

殴られたダイアナは吹き飛ばされ、壁に激突した。

ミカリンは《トゲトゲバット》を持ちながら、迫って来る。


【神様だろうが……女神だろうが……やっていい事……悪い事位、分かるだろうが‼️

ヽ(♯`Д´)ノコラャーッ‼️】


〖ち……ちょ……ちょっと……タンマ( ̄□||||!!〗


 ミカリンの大激怒が収まらない。


【問答無用だ‼️……ヽ(♯`Д´)ノコラャーッ‼️】


ブンッ❗……バキッ❗……ピューーンッ❗ドバンッ‼️


 ミカリンが《トゲトゲバット》で再び、振りかぶって、ダイアナの頭をブン殴った。


〖ウヘ~ッ❗……(;´Д`)ハァハァ……嘘でしょ!?〗


【このバカ女神がーーーーーーーーーーーーーッ‼️】


〖‼️……死んだわ( ̄□||||!!〗


ブンッ❗……バキッ❗……ピューーンッ❗ドバンッ‼️


 ミカリンは《トゲトゲバット》でトドメの一発を、ダイアナの顔をブン殴った。


【ハァハァ~(;´Д`)……ハァハァ…………】


 ダイアナは自ら、顔に回復魔法を掛けたが、頭部のコブ3つだけは、治りが遅かった。


【参ったかッ❗……バカ女神‼️……( ;-`д´-)】


〖(恐るべし‼️……ミカリンですわね‼️( ̄□||||!!)〗


 ミカリンは大激怒したまま、ダイアナに問い質した。


【大切な我が家を、何で❓……大穴を開けたんだ❓

事の次第によっては、もう一発、ブン殴るからな‼️】


〖ギクッ❗……目がマジですわ‼️……( ̄□||||!!〗


 ミカリンは昔のレディース総長の時見たいに、ブチギレだった。


【嘘付いたら、即刻出て行って貰うからなッ❗】


〖嘘は通用しないわねッ❗……降参ですわ‼️〗


 ダイアナは観念したのか、ミカリンの前で土下座して謝罪した。


〖済みませんでした‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ

あのですねッ❗……虫ケラが私の顔に…………〗


ブンッ❗……バキッ❗……ピューーンッ❗ドバンッ‼️


 ミカリンは容赦なく、ダイアナの顔をブン殴っていた。

殴られたダイアナは呆然。

 ミカリンは得意気の様に、《トゲトゲバット》を肩に乗せた。


 ミカリンの怒りが爆発した。


【まさか……だけど……【G】ごときで、こんな大穴を開けたんじゃないだろうな❓……あぁ~ッ‼️(-""-;)】


(おっしゃ)る通りです‼️……(*- -)(*_ _)ペコリ〗


【ハァ~‼️( ´Д`)……ふざけんなッ❗……この野郎‼️

ヽ(♯`Д´)ノコラャーッ‼️】


ガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミガミッ‼️


 ミカリンは早口で、ダイアナに対して長時間、説教したのでした。


 長時間、ダイアナに対して説教していたミカリンは、流石にヘトヘトになっていた。(;´Д`)ハァハァ


 ダイアナは自分の愚かさを知ってしまった。

世の中では、けして怒らせてはならない《ミカリン》が、存在している事を学習しました。

 特に元ヤンキーを敵に回すと厄介だッ❗と、この身で知った。

 ダイアナは女神として誕生し、両親や仲間・友達から、殴られた事が一度も無かったからだ。

 女神が人間に殴られる何て、もはや《大事件》です‼️

天界では最高神《ZEUS》が、ダイアナの行動を全て見ていたからだ。


「これは……ダイアナが悪いな‼️」


 最高神《ZEUS》は黙認した。


「ミカリンとやら‼️……ダイアナをブン殴るとは、威勢のいい人間だ‼️アハハハハハーッ❗'`,、('∀`) '`,、」


 最高神《ZEUS》は大笑いしていた。'`,、('∀`) '`,、


 ミカリンはストレス発散を完了したのか、息を切らせながら、ダイアナに話掛けた。


【ハァハァ~( ´Д`)……ダイアナ‼️……良く聞いて❗】


 ミカリンはキッチンの収納棚を開けて、収納棚から虫除けスプレー《Gシュート》を持ち出し、ダイアナに見せた。


【【G】が出たら、虫除け《Gシュート》を噴射すれば、【G】はイチコロだから、これ使って下さい‼️

【G】が出た位で、いちいち大穴を開けられたら、堪らないから‼️……分かったかッ❗…バカ女神‼️( `д´)】


〖深く反省してます‼️……だから……わたくしの事をバカ女神と、呼ぶのは辞めて頂きたいですわ‼️〗


【バカなんだから‼️……バカ女神‼️】


 ダイアナは不機嫌になってしまった。


〖ミカリンこそッ❗……ゴミ屋敷女ですわね‼️〗


【ハァ~‼️( ´Д`)……女神の癖に【G】ごときで、我が家に大穴を開けるんじゃねーーよ‼️…バカ女神‼️】


〖何ですって‼️……(#`皿´)〗


【やるかッ❗……ヽ(♯`Д´)ノコラャーッ‼️】


 ミカリンとダイアナの殴り合いの喧嘩に勃発した。


ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……


【このバカ女神‼️……(;´Д`)ハァハァ】

〖このゴミ屋敷女‼️……(;´Д`)ハァハァ〗


 ミカリンとダイアナが殴り合いの喧嘩している最中、理事長が帰宅した。


【どうしたんだい❓……2人共❓(・_・?)】


 理事長はミカリンとダイアナが殴り合いの喧嘩になっていた事に唖然(;゜Д゜)。


【邪魔しないでッ❗……父さん‼️(#`皿´)】

〖邪魔しないでッ❗……叔父様‼️(#`皿´)〗


ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……


 理事長はミカリンとダイアナの殴り合いの喧嘩は、簡単には止められないと悟り、喧嘩を止めなかった。


【ただの兄妹喧嘩だろうから、ソッとしておこう‼️】


 理事長は喧嘩している2人を、無視してその場を後にした。


【父さん‼️……何故❓……止めてくれないの❓】

〖叔父様‼️……仲裁に入ってくれませんの❓〗


ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……

ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……ボカボカッ❗……


 ミカリンとダイアナは、殴り合いの喧嘩の止めどきを見失っていた。

互いに……意地と意地との殴り合いを、ヤケクソで続けているミカリンとダイアナ。


【 ゜ ゜ ( Д  )ギャアーーーーーーーーーッ‼️】


 理事長がキッチンの大穴を見た瞬間、絶叫した。


【父さん‼️】

〖叔父様‼️〗


 理事長の絶叫を聞いたミカリンとダイアナは、殴り合いの喧嘩を一時中断し、理事長の元へ駆け付けた。

 理事長はキッチンの壁に、大穴が開いていた事にショックを受け、白目を向いたまま、ブッ倒れた。


バタンッ❗


【父さんーーーーーーーーーーーーーー‼️】

〖叔父様ーーーーーーーーーーーーーー‼️〗


 ミカリンが理事長を膝の上に乗せて、心配していた。


【父さん‼️……大丈夫‼️……(。・´_`・。)】


 ダイアナは園長に回復魔法を唱えた。

直様、理事長が気が付くと両隣に、顔がボコボコに膨れあがっている《ミカリンとダイアナ》の顔にビックリして、大笑いしていた。'`,、('∀`) '`,、


アハハハハハハハハハハハーーーーッ‼️'`,、('∀`) '`,、


【父さん❓……頭大丈夫❓(・_・?)】

〖叔父様❓(・_・?)〗


 理事長は起き上がった。

【大笑いして済まなかったねッ❗……ミカリンとダイアナの顔が面白くって、つい大笑いしてしまったんだよ‼️

アハハハハハーーーーーーーーッ❗'`,、('∀`) '`,、】


 ミカリンとダイアナは互いに、鏡を覗き込んだ瞬間、互いの顔がヘン顔になっていた為、クスクスと大笑いし始めた。


アハハハハハハハハハハハーーーーッ‼️'`,、('∀`) '`,、

アハハハハハハハハハハハーーーーッ‼️'`,、('∀`) '`,、


【ダイアナの顔の方がブサイクだ‼️】

〖ミカリンの顔の方がブサイクだわ‼️〗


 理事長はミカリンとダイアナに、キッチンの大穴が開いた経緯を聞いていた。


【成る程……経緯は理解しました‼️……ですがッ❗

ダイアナ様‼️……今後、この様な騒ぎを起こさない様、お願い致します‼️……( ´,_ゝ`)

近隣住民の迷惑になるので、力の使用は厳禁。

我が家は先祖代々続いてきた大切な我が家です‼️

何度も大穴を開けられると、我が家の耐久性に問題になって、我が家が潰れてしまう恐れがあるからです‼️

それだけはッ❗……御勘弁下さい‼️】


〖叔父様‼️……わたくしの事は、《ダイアナ》と呼び捨てでお願いします‼️

今回の件‼️……わたくしが100%悪いです‼️

本当に申し訳ありませんでした‼️…(*- -)(*_ _)ペコリ〗


 ミカリンはブルーシートを持ち出して、家の外から、ブルーシートを張って、外見から家の中を見えなくしました。


〖叔父様‼️……大穴はわたくしが責任持って、塞ぎますからね‼️……(⌒‐⌒)〗


 ダイアナは魔法を使って、大穴に《硬い鉄》で覆った。


〖これで泥棒が入れません‼️……後、家の周りに見えない防御バリアを張ったので、安全ですわよッ❗

叔父様‼️……(^_^)v〗


【ダイアナ……凄いですねッ❗

(ダイアナは我が家に住み着くつもりなのか❓)】


 理事長は困惑していた。

ミカリンとダイアナは互いに殴り合った為、固い絆で結ばれていた。

互いに熱い握手をした、ミカリンとダイアナ。


【父さん‼️……《氷河龍》ちゃんを見守る為、神々から遣わされた……《月の女神ダイアナ》ちゃんです‼️

我が家にダイアナを居候しても構わないかな❓

いいでしょ❓……父さん‼️……( ≧∀≦)ノ】


【断る理由が無いよッ❗……こんな古びた我が家ですが、ダイアナが住みたいのなら、どうぞッ❗

ご自由に使って下さい‼️……ダイアナ‼️……( ´,_ゝ`)♡】


 ダイアナは嬉しさの余り、理事長に抱き着いた。

ダイアナの胸が、理事長の体に密着している。

理事長の顔が真っ赤になってしまった。 (〃∇〃)


 ミカリンは冷たい視線で、理事長を睨んでいた。


【父さんのエッチ‼️……(#・∀・)】

【誤解だ‼️……ミカリン‼️( ̄□||||!!】

【ふ~ん( ´Д`)……男って最低だよねッ❗(-""-;)】


〖有難う御座います‼️…叔父様‼️…大好きですわ‼️♡〗


 理事長は赤面していた。♡(〃´ω`〃)♡


 理事長の我が家に《月の女神ダイアナ》が、居候として住み始めたのでした。

理事長の我が家は、3人暮らしがスタートしました。


 《氷河龍》に関しては、問題山積みだった。

ダイアナは人間が使うあらゆる物の使い方が、全く知らないので、幼稚園児レベル。

 理事長とミカリンが、ダイアナを根気強く、教えるしかなかった。

理事長とミカリンにとっては、想定外だった。


 冷凍庫の氷の器の氷の割り方が分からないダイアナは、どうやっても外れない氷に苦戦している姿を、見ていたミカリンは苦笑い。

 左右に力を入れて、氷にヒビを入れる事で簡単に氷は取れるのに、苦戦しているダイアナを見て、ミカリンは大笑いしていた。'`,、('∀`) '`,、


アハハハハハハハハハハハーーーーッ‼️'`,、('∀`) '`,、


〖笑ってないで助けてよッ❗……ミカリンちゃん‼️〗

【仕方がないなッ❗……こうするのよ‼️】


 ミカリンが正しい使い方をダイアナに教えた。


コロコロコロコロコロコロコロコロ……………。


 氷の器から、氷が離れてボールの中へと落ちて行った。


〖凄いッ❗……ミカリンちゃん‼️♡(〃´ω`〃)♡〗


 ダイアナは感動していた。


【(ダイアナちゃんはやっぱり‼️……ハァ~( ´Д`)=3

バカだわッ❗……バカ女神だーーーーーーーー‼️)】


 我が家にダイアナが家族の一員となった。

ダイアナが加わった事により、ミカリンと理事長の《長きに渡る苦悩の始まり》でしかなかった。


【(ダイアナはバカでアホだった‼️……( ̄□||||!!)】


 ミカリンのため息のつく回数が、増加したのでした。……ハァ~( ´Д`)=3……参ったなぁ~コリャ~。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ