未知との遭遇
氷河が通うはずだった幼稚園は、他の横やりが入り、入園が無効になってしまいました。
氷河夫妻は再び、幼稚園探しに没頭していた。
氷河は幼稚園が見つかる迄の間、孤児院施設で預かりとなってしまいました。
氷河は元気一杯で、サッカーを楽しんでいた。
ポンッ❗……ポンッ❗……ポンッ❗……ポンッ❗……
『オラオラ~俺は止められねーぞ‼️』
〈待てよッ❗……氷河‼️〉
氷河は友達の妨害を受けようとも、サッカーボールを蹴りながら、スラリと躱し、ゴールへとドリブルして行った。
『くらえーーーーーーーーーーーー‼️
ライジンシューーーーーーーーーーーート!!』
〈氷河負けてなるものかーーーーーーーーーー‼️〉
バキューーーーーーーーーーーンッ❗……バシッ❗
〈ざま~みろーーーーーーーーー‼️〉
ゴールキーパーが、サッカーボールを弾いた。
サッカーボールは遠くへと飛んで行く。
氷河はサッカーボールを追って行く。
『まだまだだーーーーーーーーーーーーッ❗』
氷河はサッカーボールしか見ていない。
サッカーボールを追っていた氷河は、前方に人が立っている事に気付かなかった。
それでも氷河は、サッカーボールしか見ていない。
やっとサッカーボールに追い付いた途端…………。
ドンッ❗
『痛い‼️』
氷河は人にぶつかり、尻もちを付いた。
ぶつかった人は、身長167cmの全身黄色スーツを着た男性だった。
【‼️……あの野郎‼️……((ヾ(≧皿≦メ)ノ))】
【‼️……父さん❓……どうしたの❓】
【最低な奴が来た‼️】
理事長とミカリンが血相変えて氷河の元へ猛ダッシュ。
【あいつは……何しに来やがったんだ‼️】
バタバタッ❗……バタバタッ❗……バタバタッ❗……
バタバタッ❗……バタバタッ❗……バタバタッ❗……
男性は遠くから園長とミカリンが3m迄、駆けつける姿を見て、ニヤリと微笑んだ瞬間…………。
ピカッーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
男性の両目から突然、眩しい光を放った。
孤児院施設全体の時が止まった。
孤児院施設内にいる人達全員が、人形の様に動きが止まっていた。
男性はゆっくりと氷河に歩みより、氷河の頭を触った後、氷河の心臓に手を当てた途端、眩しい光で輝いていた。
〈‼️……そうか……君なんだね‼️……逢えて嬉しいぞ‼️
私からの《プレゼント》だよ‼️……♡(〃´ω`〃)♡〉
数分後、眩しい光が収まっていった。
男性は笑みが溢れていた。
〈なるほど……可愛い子供だな‼️♡(〃´ω`〃)♡〉
男性は氷河を触った後、次はミカリンの前迄、歩み寄った。
男性はミカリンの頭を触った。
〈フムフム……………………〉
〖‼️…( ̄□||||!!((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル〗
《ミカリン》の体内にいた《ダイアナ》が言葉を詰まらせ、絶句していた。
男性は《ミカリン》を頭を触った後、西園寺理事長へ歩み寄り、理事長の頭を触った。
〈ホーーーーーーーーーーーッ‼️………なるほど‼️……〉
男性は納得したのか、ゆっくりと元の位置へと戻り、指パチンをした。
パチンッ❗
男性が指パチンした後、孤児院施設全体の時が動き出した。
男性はぶつかって来た氷河に、手を差し出した瞬間…………。
パチーーーーーーーーンッ❗……〈(おやッ❗)〉
氷河は男性の差し出した手を、叩いて追い返した。
氷河は男性を睨んでいた。
氷河は直ぐに《ミカリン》の影に隠れてしまった。
【すみません‼️……氷河ちゃんは訳があって、人見知りが激しい子供なんです‼️】
〈こちらこそッ❗……済まなかったね‼️…氷河ちゃん‼️
恐い思いさせて御免なさい‼️〉
【何しに来やがった‼️……金柴金造‼️】
西園寺理事長のグループと金柴金造グループとは仲が悪く、互いに競っていた。
金柴金造は髪の毛は金髪。
身長167cm。体重120kg。
金の革靴。金運UPの為、全身黄色のスーツを着用。
ぽっちゃりの中年男性。
金柴は孤児院施設の権利書をよこせと、園長に無茶ブリな要求をしている。
金柴は園長をライバルと考え、性格は意地悪が大好き。
嫌がらせを繰り返す、金に汚い、どんな手を使っても、欲しい物を手に入れないと気が済まない性格。
自分大好きで、とことん粘着質、ナルシスト。
金に煩い、ドケチでワンマン社長で有名な《金柴金造》だった。
金柴にとって、他人に対する嫌がらせは、日常茶飯事だったのだ。
金柴が突然、孤児院施設にやって来たのだ。
西園寺理事長と《ミカリン》は急ぎ、金柴の元へ猛ダッシュ。
西園寺理事長と《ミカリン》は、氷河を守る為、防御ガードしていた。
金柴は微笑みながら、笑顔を振り撒いていた。
〈何だッ❗……久々に挨拶しに来ただけだ‼️
何が不満なんだい❓〉
金柴はヘラヘラしながら、ナルシストぶりを披露していた。
【貴様は孤児院施設を潰して、タワーマンションにしようとしているじゃないか‼️……(#`皿´)
孤児院施設を潰させないぞッ❗……この野郎‼️】
〈(しまった‼️(゜ロ゜)……しくじった‼️
我ながら……ドジを踏んでしまった様だ‼️)〉
金柴は両手を広げ、苦笑いしていた。
〈今迄の事は水に流して欲しい‼️
私は深く反省している‼️……済まなかった‼️
本当に済まなかった‼️……許して欲しい‼️
こんな私にも……双子の孫が出来たんだよ‼️♡
だから……孤児院施設を潰して、タワーマンションにする計画は白紙にする事にしたよ‼️( ^ω^ )〉
【‼️……タワーマンションにする計画を白紙に❓
本当だなッ❗…信じていいんだな‼️( ・`ω・´)】
西園寺理事長は金柴からの発言にビックリ。
西園寺理事長は驚きを隠せない様子。……(゜ロ゜)
金柴は笑顔で2tトラックの扉を開けた。
ガチャンッ❗……キィーーーーーーーーー…………
2tトラック荷物の中は、半年分の野菜や肉や米等、食料と子供達のプレゼントが積まれていた。
〈西園寺理事長‼️…今迄の無礼を謝罪したい‼️(_ _)
だから……これをプレゼントします‼️
貰って下さい‼️……西園寺理事長‼️…( ´_ゝ`)ゞ〉
【これは……本当に貰って良いのですか❓】
〈食料はこれで足りるか❓……足りないなら、又持ってくるよ、迷惑なら持って帰るけど、どうする❓〉
【有り難く頂くよ❗…ありがとー‼️(⌒0⌒)/~~】
〈後、孤児院施設の子供達に、プレゼントあるぞ‼️
1人1個だよ~(^○^)……どうぞッ❗〉
ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
ワァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ‼️
ワァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイ‼️
孤児院の子供達が、沢山のプレゼントに集まっていた。
西園寺理事長同様、《ミカリン》と施設職員に荷物の段ボールを施設内に運び出す様、指示しました。
《ミカリン》は喜んで、荷物運びに手伝いをしていた。
西園寺理事長とミカリンは、子供達の笑顔が見れて喜んでいた。
金柴は氷河に歩み寄り、ある《プレゼント》した。
〈氷河ちゃんッ❗……君には特別な《プレゼント》をあげるよッ❗……受け取ってくれるかな❓〉
金柴が差し出した《プレゼント》は、氷河が一番大好きな《シンカリオン》のオモチャだった。
『幸せを呼ぶ‼️……ドクターイエローだ‼️(o≧▽≦)ノ
カッコイイな‼️( ☆∀☆)♡……シンカリオンに大変身‼️
おじちゃん❓……本当に貰っていいの❓』
〈はいッ❗どうぞッ❗……氷河ちゃん‼️♡(〃´ω`〃)♡〉
『ワーーーーーーーーーーーーーーーーーイ‼️
おじちゃん‼️…ありがとー‼️♡゜+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゜』
氷河は大喜び‼️……♡( ☆∀☆)♡
氷河はプレゼントを持ちながら、ジャンプを繰り返し、喜びを爆発させていた。
〈可愛いの~♡…成長が楽しみだな‼️……♡(〃´ω`〃)♡〉
理事長は荷物運びしながら、金柴金造を見つめていた。
理事長にとって、金柴金造の代わり様、まるで別人の様に見えたからだ。
【あんなにお金に汚かった金柴金造が、我々に援助するとはなッ❗……雪でも降らなければいいが‼️】
【父さん‼️……金柴金造ってガメ強いと、聞いていたけど…………。】
【ミカリン‼️……シーーーーーーーーーーーーーーッ❗】
西園寺理事長はミカリンに、口止めを指示した。
金柴は氷河の頭を優しく撫でて、惜しむかの様に孤児院施設の子供達に《さよなら》と手を降りながら、トラックに乗り込み、トラックが走り出し、その場を後にした。
トラックが100m走った時点で、トラックの周囲に濃い霧が発生し、トラックを包み込んだ。
トラックは煙の様に姿を消した。
〈何が何でも……孤児院施設を潰し、更地にした後、一番高い高層タワーマンション建設計画を実行するのだ‼️……進捗状態は❓( `_ゝ´)〉
〈孤児院施設の理事長が抵抗し、反対しています‼️〉
〈孤児院施設を潰したら、施設の子供達が路頭に迷います‼️……孤児院施設を潰す事に大反対です‼️〉
バァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
金柴はテーブルを強く叩いた。
役員会議の出席者は、ビックリして沈黙していた。
〈だからなんだ❓……孤児院施設を潰す事に、ゴタゴタ言っているんじゃねーーーーーーーーーーよ‼️
悪のクソガキ共が掃除出来て、社会貢献になる‼️
さっさとブタ理事長の孤児院施設を潰してしまえ‼️
(*`Д´)ノ!!!
悪ガキ共が死のうが、生きようが、俺達には関係無い‼️……大切なのは………………〉
〈金だ‼️……金さえあれば、何でも手に入るッ❗
命も金で買える‼️……金金金金が大事だ‼️〉
金だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️
金柴は会社役員で、プロジェクト計画《一番高い高層タワーマンション建設計画》会議で、ワンマンで奮闘していた。
金柴金造の自社ビル7Fの窓際に突然、未確認飛行物体が現れた。
未確認飛行物体は光輝く物体だった。
未確認飛行物体は段々、人型へと変化していく。
人型になった未確認飛行物体は、金柴金造の会議の様子を観察していた。
未確認飛行物体は右手を上げて、右手をピストルの様なポーズで、金柴金造の頭を狙っていた。
……もはや……貴様は外道だ‼️……生きる価値が無いな‼️
孤児院施設を潰そうとするなら……容赦しない‼️…
「愚か者め‼️ーーーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️」
未確認飛行物体の右手ピストルで、金柴金造の額を狙って、眩い光弾で射撃した。
バキューーーーーーーーーーーーーンッ❗……ズボッ❗
バタンッ❗
金柴金造の額に《眩い光弾》が貫通した瞬間、金柴金造は白目になって、思いっきりテーブルに頭突き、気絶してしまった。
〈‼️……金柴社長ーーーーーーーーーーーーーーーッ‼️〉
役員達は慌てて金柴社長の周りに集まっていた。
その光景を、金柴金造は幽体離脱で見ていた。
〈何だッ❗……ここは❓(゜Д゜≡゜Д゜)゛?〉
金柴の脳裏に、《謎の主》の声が聞こえてきた。
……貴様の魂は幽体離脱し、肉体と離れつつある‼️
このまま……魂と肉体が離れ離れになれば、貴様に待っているのは《死》だ‼️……えッ❗( ̄□||||!!
〈《死》だと❓……冗談だろ( ̄□||||!!〉
……死にたくなければ、我の命令に従え‼️
・《タワーマンション建設計画》を白紙にする事‼️
・孤児院施設を潰さない事‼️
・悪気な商売を辞める事。
・パワハラ、モラハラ、セクハラを絶対に辞める事‼️
・心を入れ替え、善人として生きていく事。
・今後一切、園長とミカリンと氷河龍に手を出さない事だ‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))
己の愚かさに気付けッ❗愚か者め‼️(#゜Д゜)…………
……どうする❓……我の命令に従うか❓……
金柴金造の魂は、どんどん天へ上がってゆく。
……早く決断しないと、本当に死ぬぞ‼️……
〈嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だーーーーーーーーーーッ❗
死にたくない‼️…死にたくない‼️…死にたくない‼️
死にたくないんだーーーーーーーー‼️( ̄□||||!!〉
……我の命令に従うか❓……我との約束を絶えた時は……貴様を……殺す‼️(*`Д´)ノ!!!
我の命令に従うか❓…………
〈従います‼️……神に誓って、従いますから助けて下さい‼️……( TДT)〉
……我との約束を忘れるなよッ❗
我はいつも貴様を見ているからな‼️……
未確認飛行物体は、右手で指パチンした。
パチーーーーーーーーンッ❗
金柴の魂は肉体へと戻り、金柴は意識が戻った。
〈‼️……ハァハァハァ……( ´Д`)……俺生きてるか❓〉
金柴は意識が戻ると、自分自身が蘇ったかどうかを、両手で全身を触って確認した。
金柴の目の前に、眩い光を放つ、未確認飛行物体の人型が現れた。
周りの人間達には、未確認飛行物体の人型に、気付いていない様だった。
未確認飛行物体の人型はいきなり、右手で金柴の首を掴み、ジワジワと締めてゆく。
〈(‼️……お前達には見えないのか❓…助けてくれ‼️)〉
……もう一度言う‼️……我との約束を絶えた時は…
貴様をブッ殺す‼️(*`Д´)ノ!!…覚悟しておけ‼️…
シューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
未確認飛行物体の人型は、一瞬で消えてしまった。
〈‼️……社長‼️……どうしたのですか❓〉
〈‼️……社長‼️……大丈夫ですか❓〉
〈‼️……社長‼️……救急車を呼びましょうか❓〉
〈‼️……私は大丈夫だ‼️……(*´Д`*)〉
金柴は冷や汗が止まらなかった( ´;゜;∀;゜;)。
金柴の脳裏には、謎の主の声が言霊の様に、残っていた。
金柴は突然、テーブルを両手で、強く叩いた。
バァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ❗
〈‼️……どうしたのですか❓……社長‼️〉
〈《タワーマンション建設計画》は白紙にする‼️〉
〈エーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗〉
社員達がザワザワしている。
《タワーマンション建設計画》は、社長の肝入りだった案件だっただけに、社員達のどよめきが止まらなかった。
金柴社長の突然の大プロジェクト計画廃止宣言は、衝撃を隠し切れない様子で、大混乱していた。
〈社長‼️……大プロジェクト計画の《タワーマンション建設計画》の突然の白紙発言は、容認出来ない案件です‼️
大プロジェクト計画は動き出しているッ❗
今更、白紙にすれば、大損する所か、多方面の人達に、影響が大きいでしょう‼️
進めるべき、大プロジェクト計画です‼️…社長‼️〉
金柴は大声で、社員達に謝罪した。
〈私は今迄、ワンマンで暴言・罵倒・モラハラ・パワハラ・セクハラをし、みんなに大迷惑してきた事を心から謝罪します‼️
社員達を大切にしない経営者は失格だ‼️
私は今日から……生まれ代わったんだ‼️
これからは社員達を大切にするッ❗
社員専用の保育所を設ける。
こんなダメな私ですが、ついて来てくれるか❓〉
金柴は社員達の前で、深々と頭を下げた。
社員達は金柴の行動にビックリ。
〈金柴社長が謝罪したのは始めてだ( ̄□||||!!〉
〈嘘だろ❓……夢を見ている様だ‼️〉
〈本当に……心を入れ替えしたのですねッ❗……社長‼️〉
〈何処迄もついて行きますよッ❗……金柴社長‼️〉
〈俺達は社長についていきますよ‼️(^○^)〉
〈みんな……有難う‼️〉
金柴は心を入れ替える事を決意した。
〈社長‼️……《タワーマンション建設計画》を白紙にした場合の損害額を計算しますね‼️〉
〈もう~強引なやり方はしないと約束出来ますか❓〉
〈約束する‼️……では今後の計画立案を頼むよッ❗〉
〈了解しました‼️……社長‼️〉
金柴は社員達に恵まれている事に、気付き涙していた。( T∀T)
〈社長が泣いてるぞッ❗〉
〈煩い‼️……目にゴミが入っただけだッ❗
仕事をしろッ❗……《時は金なり》だよ‼️〉
〈分かりました‼️……社長‼️("⌒∇⌒")〉
金柴はゆっくりとフカフカの椅子に座り、首部分を触っていた。
〈(あの見えない‼️……未確認飛行物体の人型は、一体なんだったんだろうな❓)〉
金柴は早速、社長の仕事に戻った。
その頃……西園寺理事長は突然、現れた《金柴金造》に疑問を持っていた。
西園寺理事長は確認したく、金柴金造の会社に連絡。
金柴金造と電話で、確認したい事を伝えた。
〈私は忙しいのだが…………〉
【《タワーマンション建設計画》を白紙にする事は事実なのか❓】
〈何で❓……お前がその事を知ってるんだよ❓〉
【事実なのか、どうなのかを聞いてるんだよ‼️】
〈白紙だ‼️……もう切るぞ‼️……〉
金柴はハッキリと白紙した事を理事長に告げた。
【待ってくれ❗……最後に……今日、孤児院施設に来たのか❓】
〈ハァーーーーーーーーッ❗……( ´Д`)❓
行く訳がねーーーーだろうが‼️……もう切るぞッ❗〉
ガチャンッ❗
金柴は一方的に電話を切られた。
西園寺理事長は黙り込んでしまった。
【じゃあ~あの金柴金造は誰だったんだろう❓】
西園寺理事長室に突然、ホットココアを持って、《ミカリン》が入って来た。
【父さん‼️……ホットココアを持って来たよッ❗】
西園寺理事長は1人考え事をしていた。
【《ミカリン》……有難う‼️(⌒‐⌒)】
西園寺理事長はホットココアを飲みながら、金柴金造についての疑問を《ミカリン》にぶつけた。
【金柴金造の正体を知ってるね❓…《ダイアナ》さん‼️】
〖ギクッ❗…((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル〗
《ミカリン》の体内にいた《ダイアナ》は、酷く怯えていた。
【奴は何者なんだい❓】
【《ダイアナ》ちゃん❓……どうしたの❓】
〖……………………………………………………〗
《ダイアナ》は沈黙した。
【《ダイアナ》さん‼️……君を責めている訳じゃないんだ‼️
本当の事を教えて下さい‼️】
《ダイアナ》はミカリンの体から離れ、精神体で理事長の前に姿を現しました。
《ダイアナ》は黙ったまま、右腕をゆっくりと上げて、人差し指を天に指さした。
【ま……まま……まさか………嘘だろ❓………】
西園寺理事長は絶句し、言葉を失った。
《ミカリン》はまだ理解出来ていない様子だった。
【❓(・_・?)】……《ミカリン》。
…………天界《天空城》《神々の神殿》……………
「アハハハハハーーーーーーッ‼️…'`,、('∀`) '`,、」
5大天使達がザワザワしていた。
6大天使の《ラファエル》は休養中。
5大天使は、神王の部屋の異変に、戸惑いを隠せない様子だった。
1万年以上……天界《天空城》《神々の神殿》は、繁栄していた。
その中で、神王の部屋は特別な場所だった。
神王の部屋は、最高神《ZEUS》の寝室になっていたからだ。
1万年以上経っても、神王の部屋から物音が聞こえた事が無い位、沈黙の部屋だと恐れられていた。
今年になってから、神王の部屋から、笑い声が聞こえる様になったからだ。
5大天使達や側近達が怯えている。
……怖すぎる‼️……恐ろしいね‼️……ルシフェル。
……父上は笑う事があるんだな❓……ガブリエル。
……コワッ❗……セラフィム。
……父上は大丈夫なんだろうか❓……ウリエル。
最高神《ZEUS》は、滅多に笑わない人物で有名だったのだ。
最高神《ZEUS》の笑い声は、《神々の神殿》に響いていた。
……父上の笑い声は聞いた事が無い‼️……ミカエル。
……怖すぎるだろうッ❗……ウリエル。
神王の部屋の中では、玉座にドッシリと座りながら、水晶球に映し出す映像に夢中に、ガン見していた。
【ヽ(♯`Д´)ノコリャーッ‼️……氷河ちゃん‼️
髪を洗いなさい‼️((ヾ(≧皿≦メ)ノ))】
《ミカリン》と氷河が入浴中の映像だった。
『やーーーーーーい‼️……オッパイ星人‼️』
【天誅ーーーーーーーーーーーーーー‼️】
ボカッ❗
《ミカリン》が氷河の頭に、激しいゲンコツを加えた。
『痛いよッ❗……《ミカリン》‼️』
【誰がオッパイ星人だ‼️……もう一遍言ってみろッ❗
氷河ちゃん‼️……物凄く失礼だよ‼️( ・`ω・´)】
《ミカリン》のダークオーラで、氷河に激怒していた。
『《ミカリン》‼️……年はいくつ❓』
ボカッ❗……ボカッ❗
『痛い‼️……痛いよッ❗……《ミカリン》‼️
何で殴るの❓……( ̄□||||!!』
【氷河ちゃん‼️……女性に年齢聞くのは失礼だから❗
私はオッパイ星人じゃない‼️】
ゴツンッ❗
『痛いよッ❗……《ミカリン》‼️』
氷河の頭には、3ヵ所にコブが出来ていた。
氷河が目にしたのは、大激怒した《ミカリン》の姿でした。
【氷河ちゃん‼️……今度、私に対して、年齢とオッパイ星人と言ったら《ドクターイエローのシンカリオン》を、没収するからね‼️…((ヾ(≧皿≦メ)ノ))】
『嫌だ‼️……取らないでッ❗……御免なさい‼️
御免なさい‼️《ミカリン》‼️…許して《ミカリン》‼️
ゆ・る・し・て…《ミカリン》‼️……( TДT)』
【知りません‼️……氷河ちゃん何か……嫌い‼️】
『‼️』!!(゜ロ゜ノ)ノ
《ミカリン》は大激怒していた。((ヾ(≧皿≦メ)ノ))
『御免なさいーーーーーーーーーーーーーーーー‼️
嫌だ‼️……嫌だ‼️…嫌だ‼️…俺を嫌いにならないでッ❗
俺の事を捨てないでッ❗……捨てないでよッ❗
嫌いにならないで‼️……嫌だよッ❗……嫌だ‼️
《ミカリン》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー‼️』
氷河は心が乱れていた。( >Д<;)
氷河は直ぐ様、《ミカリン》に抱き付き、強く抱き締めて離れ様とはしなかった。
《ミカリン》は優しい顔して、氷河の頭を優しく撫でていた。
【氷河ちゃん‼️……あのね~氷河ちゃんが嫌いだから、叱ったんじゃないからね‼️
女性に対し、下品な発言や年齢を言われると、嫌な気分になってショックを受けちゃうから、人に悪口を言ってはいけませんよ‼️……氷河ちゃん‼️( >Д<;)
このままだと氷河ちゃんは、1人ぼっちになっちゃうよ‼️……それでもいいのかな❓
女性に悪口を言いづけるなら、私は氷河ちゃんを嫌いになっちゃうからね‼️】
『1人ぼっちになりたくない‼️……嫌だよ‼️(ToT)
《ミカリン》‼️……俺を嫌いにならないで‼️
。゜(゜´Д`゜)゜。』
氷河は《ミカリン》から離れ様とはしない。
【2度と人の悪口を言わないと約束出来ますか❓】
『分かったよッ❗……《ミカリン》‼️』
氷河は大号泣していた。。・゜・(ノД`)・゜・。
《ミカリン》は優しい微笑みで、優しく頭を撫でていた。
【私が氷河ちゃんの事を、嫌いになる訳が無いでしょう‼️……氷河ちゃん‼️(* >ω<)♡】
氷河は涙を拭いてから、笑顔を見せた。
『俺が大きくなったら《ミカリン》と結婚する‼️』
【エッ❗……(*´∀`*)ポッ❗……♡(〃´ω`〃)♡】
《ミカリン》は氷河の頭を、バスタブの中に沈めた。
ブクブク……ブクブク……
《ミカリン》は真っ赤になっていた。
【氷河ちゃんの…………バカ‼️♡(〃´ω`〃)♡】
ブファハッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗
氷河は顔を出した。
『いきなり何すんだよッ❗……《ミカリン》‼️』
【氷河ちゃんが私を、からかうから悪いのよ‼️】
『俺は本気で《ミカリン》と結婚したい‼️』
《ミカリン》は真っ赤になっていた。
【氷河ちゃんには負けたよ‼️♡(〃´ω`〃)♡
氷河ちゃんが大きくなって、彼女が見つからなかったら、私が結婚してあげるね‼️…(*´∀`*)ポッ♡】
『俺は《ミカリン》がいい‼️』
氷河は本気で、ミカリンと結婚したいらしい。
【恥ずかしいじゃない‼️……照れちゃうな‼️(^-^ゞ
氷河ちゃん‼️……本気で言っているの❓】
氷河は《ミカリン》の目を見て告白した。
『俺は《ミカリン》と結婚したい‼️』
《ミカリン》は氷河ちゃんを抱き締めた。
【氷河ちゃんが大きくなる迄、待ってるね‼️♡】
『約束だよ‼️……ミカリン‼️♡(〃´ω`〃)♡』
【氷河ちゃんには負けました‼️♡(〃´ω`〃)♡】
『ヤッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ❗』
《ミカリン》の指示通りに、氷河は髪の毛をシャンプーして、ゴシゴシ洗っていた。
《ミカリン》は氷河の頭をゴシゴシして、手伝っていた。
……なるほどね‼️……これが《ラファエル》が、守りたかった人達か面白いな~‼️
((ノ∀`)・゜・。 アハハハハハハ'`,、('∀`) '`,、…
最高神《ZEUS》は、休養中の《ラファエル》にテレパスで通信をした。
……「安心しろッ❗……個人専用の回線だから、安心して、私の話を聞いて欲しい‼️( ≧∀≦)ノ」……
……はいッ❗……分かりました‼️……父上‼️……
……「《ラファエル》……お前が守りたかった人達は全員無事だよ‼️……安心しなさい‼️( v^-゜)♪」
……本当ですか‼️……良かった‼️("⌒∇⌒")………
休養中の《ラファエル》は突然、父である最高神《ZEUS》からのテレパスは始めて、受け取ったのだった。
……「《ラファエル》‼️……秘密裏に伝えたい案件が、出来たのだ‼️」……
……それは❓……何ですか❓……
……「《氷河龍》のことだよッ❗《ラファエル》‼️
氷河龍の心臓に、2重バリアを張っただろう❗
あれでは不十分だ‼️」……
……父上❓……何をしたのですか❓…………
「《ラファエル》に断りもなく、氷河龍の心臓に《完全防御バリア》の魔法と、私の神の力の一部を与えたのだ‼️
氷河龍の心臓には、3重防御バリアで守られている‼️
最強悪魔【サタン】でも……氷河龍の《魂》は奪えないだろう‼️
これは私からのプレゼントだ‼️
気に言ってくれるかい❓……《ラファエル》よ‼️」
…父上‼️……有難う御座います‼️( `・ω・´)ノ …
……「《ラファエル》‼️……お前が《守ろうした人間達》は、殺すには惜しい人達だ‼️
《ラファエル》が必死に止めなかったら、今頃、《裁きの光》で、全ての人間共を殺してしまう所だった。
済まなかった許してくれッ❗…《ラファエル》‼️」
最高神《ZEUS》は、心から《ラファエル》に謝罪していた。
……父上‼️…お願いがあります‼️……私と一緒に《氷河龍》を闇の亡者から守りませんか❓……
……「我の大切な子供の《ラファエル》の願いだ‼️
我も協力させて貰うぞ❗……《ラファエル》‼️
一緒に《奇跡の子供》の生き残り《氷河龍》を、闇の亡者共から《死守》しよう‼️
協力してくれるか❓……《ラファエル》‼️」……
……勿論、《氷河龍》を《死守》しましょう‼️……
……「この事は、2人だけの秘密にしよう‼️」……
……了解しました‼️……御尽力して頂きまして、誠に有難う御座いました‼️父上‼️(*- -)(*_ _)ペコリ…
「《ラファエル》‼️……我の大切な息子よ‼️
攻撃してしまって済まなかったな‼️許してくれッ❗
愚かな父を許して欲しい‼️」……
……ただの親子ゲンカでした‼️……父上‼️………
……「《ラファエル》……お前と言う奴は………」
最高神《ZEUS》の目に、涙を流していた。
〖父上❓……………〗
最高神《ZEUS》と《ラファエル》は、始めてタッグを組んだ。
《氷河龍》は最高神《ZEUS》の神の力と、《ラファエル》の神の力を授かった《奇跡の子供》の最後の生き残りだった。
《氷河龍》は最高神《ZEUS》と《ラファエル》の神の力を宿し、大天使に慣れる素質がある稀の《奇跡の子供》だったからこそ、闇の亡者共に命を狙われているのだ。
果たして……《氷河龍》の神の力が発動するかは、未知数だった。
最後の生き残りである《氷河龍》は、人類の最後の希望であり《神の覚醒》が、いつ発動するかは、この星の運命がかかっています。
《氷河龍》の運命はいかに………………。




