殺人姫
「フッフン〜フンフン〜フッフン〜フンフン〜フッフンフンフン...」
彼女は楽しそうに鼻歌を歌いながら踊る。
チャプチャプと血溜まりの上で優雅に、狂気な踊りを。
「こちら、A班! 作戦は失敗です! 直ちに帰還しま...」
「バッサーン!」
死神を思わせるような巨大な鎌が男を真っ二つに斬り裂いた。
男は彼女の殺害の餌食となった。
「キャハハハ! 無様な死に様だ! まあ、貴様らには相応しい死に方だな!」
(お願い、もうやめて...)
「やめないね、私はこいつらを血祭りにする必要があるからな。」
(お願い、もうこの人達を傷つけないで...)
「なぜ貴様は庇う。 このゴミ共を...」
「死ねぇぇぇぇ、クソ女!」
かろうじて生き延びていた敵の仲間が背後から襲いかかる。
拳銃を構え、少女を撃ち抜こうと引き金を引く。
その刹那...
「大人しくしていれば、生き残れたものを。」
少女は地面を蹴り、一瞬で男の懐に入った。
この距離では引き金を引くよりも少女の方が速く殺すことが可能だ。
「なんだと...」
(やめて、殺さないで!)
「さよなら。」
少女は鎌を振り、男の腹を斬り裂いた。
数時間後、路地裏で14名の遺体が発見された。
「こりゃあ、酷いな。」
「死体を確認した結果、任務に当たっていた14名で間違いありません。 死体は鎌で斬り裂かれた跡があります。」
「てことは殺したのは...」
「えぇ、殺人姫で間違いないです。」
こんにちは、鬼龍院天音です。
えっとぉ、何を話せばいいか分からないんですけど...まあ、新作思いついたので書いてみました。
こっちはほんと気分で書くのでよろしくお願いします。