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【イチャラブ編開始】同棲しているあざとかわいい後輩が俺を退学させようとしてくるのでわからせる。  作者: 松竹梅竹松
第1章 はじまりの4日間

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第1章 第10話 マッサージ

「じゃあこれ見てろ」

「へぇ。意外と本格的ですね」



 勝手に俺のベッドにうつ伏せで寝転んだ瑠奈の前に、ラベンダーの香りのアロマキャンドルを置き、部屋の照明を少し暗くする。



「ラベンダーの香りと火の揺らめきが人をリラックスさせるんだってさ」

「ふーん。まぁそういうの使わないとせんぱいじゃ気持ちよくできませんもんねー」


「お前偉そうに言ってるけどさ……後で絶対後悔するぞ。人間気持ちよくなりすぎると逆に辛いんだからな」

「はいはい。じゃあわたしがなに言っても最後までやってください。わたしは絶対ギブアップしないので」



 こいつマジで……俺を舐めきってやがる。いい機会だ。ここで完全にわからせてやるからな。



「瑠奈、あんまり変なところ触らないようにはするけど、どうしても少しは当たっちゃうかもしれないからそこは見逃せよ」

「……ふぁい」



 キャンドルの火を見続けていた瑠奈の瞳が少しとろんとしてきた。そろそろか。



「じゃあやってくからな」

「はーいどうぞー」



 瑠奈の背中に跨り、まず初めに肩を揉んでいく。



「せんぱーい、全然力ないんですねー。そんなんじゃ全然効きませんよー」

「まだチェック段階だからな。……少しブラウスのボタン外していいか? パツパツで手が入らない」


「どうぞーへんぱーい」

「…………」



 腰まで軽く揉んだので、次に俺は瑠奈の胸まで手を伸ばし、第2ボタンを外して肩を軽く露出させる。……見ないようにはしてるけど紐が気になるな。



「やだーせんぱいのえっ……ひゃぁっ!? ローション!?」

「マッサージオイルだよ」



 瑠奈のつやっとした肩にマッサージオイルを垂らし、優しく。それでいてしっかり力を込めながら揉みこんでいく。



「ぅ……くっ……。ふぅ……っ」

「どうした? 効かないんじゃなかったのか?」


「……わたし、胸が大きいので肩がこるんです」

「そっかそれは大変だな」



 さらにスカートの中に入っていたブラウスを引き出し、お腹の辺りのボタンを外して腰を直に揉んでいく。



「んっ……うぅ……ふぅぅぅ……っ」

「腰は何が原因で気持ちよくなってるんだ?」


「うる……さい……っ」

「はいはい」



 次は……脚か……。また色々言われそうだな……。



「スカートの中手入れるけど付け根までだから。許せよ」

「へん、たい……んぅ……っ、ほんと、へんたいぃぃぃぃ……」


「そんなこと言われたって仕方ないだろ……。瑠奈がやれって言ったからやっただけだし……」

「ニーハイの中にオイル入れるのはぁ……っ、ぜったい、しゅみ……くぅ……ぅぁあああっ」



 ……よし。そろそろか。



「はい、終わり」

「はぁ……っ、はぁ……っ。た、たいしたこと、なかったですね……。ぜんぜん、気持ちよくなんか……」


「次前だから。仰向けになれ」

「ま、まえ……? 今は……だめ……」


「だめ? なに言っても最後までやれって言っただろ。暴れんなら手錠かけるからな」

「なんでそんなもの……持ってるんですかぁ……っ」


「先輩がこういうの色々持っててさ」

「せんぱいの先輩どんな人なんですかぁっ!?」



 瑠奈が暴れるので、両手首を上のベッドの縁に手錠で括りつける。



「かお……みないでぇ……」

「…………」



 冷静になってみるとこれ……犯罪チックだなぁ……。



 腕を上に上げ、腋を露出。ブラウスは胸の下のボタンで止まっているだけで、その上には二の腕まで肩紐が下がった下着とネクタイが挟まった胸が。下にはおなかの肌色が広がっている。俺が股の下の辺りにいるせいで脚は大きく開かれており、スカートは大きく捲れ上がってしまっている。俺が先輩で慣れていなかったら理性を保てていなかったかもしれない。



「……ていうかやっぱり気持ちいいだろ。顔すごいことになってるぞ」

「なってにゃいぃ……」



 アロマキャンドルに淡く照らされた瑠奈の顔は、それでもわかるくらいに火照っており、瞳はとろんと下がり、舌が垂れてしまっている。頬や枕なんかは涎でベトベトになっており、力なく開かれた口には糸が引いていた。



「じゃあやってくけど……腋、触って大丈夫か?」

「そういう気遣いがきもちわるひゃぅぅっ!? まっ……まって……腋……だめぇ……っ」


「次腹な」

「だめぇっ、おなかも……っ、くぅっ……あっ、ぅぅぅぅ……」


「…………」

「あしっ、さっきもやったぁっ」



 ふぅ……。



「まぁこんなもんか……」

「おわ……ったぁ……?」



 涙を浮かべた瞳が見上げてくるが、残念だったな。



「今のは全部準備段階だ」

「……え?」


「ここからが本番。今はただちゃんとやる前に準備しただけだって」

「そん……なぁ……」


「じゃあがんばろうか」

「いや……いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ」



 マッサージが始まってから1時間ほどが経っただろうか。たかだか準備で限界を超えていた瑠奈は。



「ごめんなしゃいっ、ごめんなしゃいぃぃぃぃっ」



 完全にマッサージの虜になっていた。



「おい静かに……」

「もうゆるしてぇぇぇぇっ、きもちよすぎておかしくなっちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅっ」


「おい尻上げんな腰のマッサージができない」

「むりぃぃぃぃぃぃぃぃっ、ばかにしてごめんなさいぃぃぃぃっ」


「……なんで急にマッサージなんてお願いしたんだ?」

「しぇんぱいちょろかったからぁぁぁぁっ、からかいたかったんでしゅぅぅぅぅぅぅぅぅっ」


「もう先輩のこと馬鹿にしないな?」

「もうしませんんんんっ、にゃんでもしゅるのでゆるしてくだしゃいぃぃぃぃぃぃぃぃっ」



 まぁどうせここまでなったら記憶飛んじゃうからこんなの意味ないんだけどな。



「くやしぃぃぃぃ……! こんにゃっ、こんにゃはずじゃなかったのにぃぃぃぃ……!」



 そして、ついに。



「ひゃぅぅぅぅぅぅぅぅっ」



 瑠奈は限界に達した。



「るなー、大丈夫かー?」

「ぁひ……ぁひぇぇぇぇ……」



 焦点の合っていない瞳で天井を見上げ、垂らした舌からダラダラと涎を垂らし、ピクピクと痙攣する瑠奈。もう俺の言葉は聞こえてすらいないだろう。



「とりあえず俺の勝ち、だな」

「ぁぅぅぅぅ……」



 今日は色々とあったが、最後にわからせられてよかった。

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