異世界に立つ2 改稿版
今日は寒いです。
お風呂で書きながらの投稿です。
よろしくお願いします。
2019/02/02 改稿
5 神馬と共に
「マップ・馬!」
うし!ここから500m離れた処に1頭居るみたいだ、とりあえず傍まで行ってみるか。
馬の傍まで来てみた・・・でけぇ~!ガタイが物凄い白馬だ。
とりあえず「睡眠・吸収・鑑定!」
ブラッドホース 雌 LV38
魔馬 HP1/580 MP170/170
体高 2m 体重1、2t 白毛
状態:睡眠
魔物だった、まぁその方が強さも早さも良いのだろうか?
このまま何かで戦闘になったら死んじゃうかもしれないならなぁ・吸収で正解だったかなぁ?
「よし!これで 服従・ 起床・鑑定!」
ブラッドホース 雌
状態:隷属魔法・服従
『ご主人様、何なりとお申し付けください。』
『おれは流星だ、宜しく頼むよ。
名前はあるのかい?』
『特別な呼称はありませぬ、名付けて戴ければそのように。』
おっし!隷属完了、名前かぁ・ガタイのいい女かぁ。
『ヴァルキリーと呼ぼう!宜しくな!』
そう呼ぶと白く輝きだし、体がより引き締まりシュッとした顔つきになった。
なんだ?何が起きた??そうだ、鑑定!
ブラッドホース・ヴァルキリー 雌 LV38
神馬 HP580/580 MP170/170
体高 2m 体重1、0t 白毛
状態:服従
称号:流星に仕える馬
・・・オイオカシイヨネ!
称号って・神馬で仕えるって普通神とかじゃないの?百歩譲って勇者とか??
流星って・個人名?ないわー、しかも神馬になっているし。
まぁ、馬のステータスなんて誰も興味ないだろうからいいけど・・・ないわー。
なんでクラスチェンジしたのかな?よくある名前付けたからかな、アシストさん?
『流星さんの額に神力がありますよね、神力が流星さんと融合を始め蓄え始めています。
それが原因で死んだりはしないので、安心してください。』
「安心て何?おれ、段々人辞めてる気がする。」
『気のせいですよ!
そして人には見えませんが、額から神力がうっすら細く出て右巻きにクルクル巻いて留まっているのです。
今回流星さんの名付けに反応して対象に伸びて力を与えたようです。』
・・・額からクルクル纏まった糸が伸びるの?なんか我ながらキモい。
『他の方には見えませんし、お気になさらず。』
つまりおれの頭の神力がヴァルキリーを進化させたという事らしい。
『流星様、いや主様!一生この身を主様に捧げます、何なりとお申し付けください。』
なんか忠誠心が凄い上がってるんですが。
ヴァルキリーに乗り村まで走って貰うのだが、乗馬スキルがないし鞍も手綱も何も無い。
ヴァルキリーにしがみつき走って貰ったらそんなに揺れる感じがなかったので、ゆっくり走ってくれているのだと思い目を開けてみた。
これって落ちたら死んじゃう速度じゃね?ヴァルキリー・手加減一切なし。
村まで15分で着いた徒歩8時間なら歩いて30km位・・・120km/hて何?おそるべし!
ヴァルキリーから降りるとこちらを潤んだ目で見てくる、しかもハァハァと少し涎を垂らして。
きっと頑張って走ったからだよね、なんか少し紅潮して見えるのは気のせいさ!だって馬だもの。
土魔法で大きな桶みたいな入れ物を作り、その中で水魔法で水を入れて飲ませてあげる。
さぁ村に入りますか。
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アシスト
流星のアシスト設定はアイネが行った。
『やはり気の付く方が良いですね、あと学習型。
時に厳しいでも優しくて、フレンドリーな方が。
流星さんはこちらの世界では1人ですから母親であり・姉であり・妹であり・恋人であり・親友であるそんな感情が・・・、はっもろ私では!
私の性格やらなんやらコピればオッケーじゃん?私って神?』
いやいや、アイネさん女神ですから!!
読んでいただきありがとうございます。