異世界に生きる3 改稿版
本日2本目です。
相変わらずの本文中に説明が入ります。
では、よろしくお願いします。
2019/02/02 改稿
3 贈り物 (2)
『ジョブとサブジョブによってステータス項目が変わるので注意して下さい。
ジョブは初期で剣士にしました。
剣士なのと所持装備で剣術・盾術・槍術のスキルを。
サブジョブは猟師にしておきます。
サブジョブで猟師にしたのは猟師設置時に気配察知・遮断、闇目、遠目、忍び足、的中、罠設置・感知・解除、隠蔽、解体が覚えられます。
覚えたスキルや魔法は職種に関係なく使えます。
ステータスですが、流星さんはレベル1でも基本値・HP・MPの初期値が高いですよ。
基本値というのは流星さんの素の強さになります、スキルやギフトに影響されていない数値でこの数値が上がるとトータル的に強くなります。
基本値はレベルアップ時にその時迄の行動・戦闘に左右されます。
流星さんの年頃の人でレベル1の基本値は15位なのですが、流星さんは異世界から生身で渡られた方なので基本値30000となります。
2000倍の強さですね!
MPはその日の魔法の使用具合・HPはその日の肉体の負荷で数値が上がっていきます。
あっ!』
「どうしたんですか?」
ここまで捲し立てるように話していたので聞き入ってたのだが、アイネさんの唐突な・あっ!、に嫌な不安に刈られた。
『流星さんの体の中・眉間辺りに我が主神様の放ったゴルフボールがめり込んでいます・・・。』
・・・、えっ!
・・・えぇっ!
「それ大丈夫なんですか?生きていく上でなんともなっ・はっ!」
おでこを触ったが特に違和感はない、膨らみとかおでこにくっついてるとかはなさそうだ。
『ゴルフボールとは言え、神力で出来ていますので物理的なものでは無いのですが・・・、』
アイネさんはギロっと睨む。
『『ほんとスンマセンデシタ!』』
何故か眼を向けられる前に二神ともくつろいでいたような・・・、気のせいかな?
それにしても、どっちが主神様?
また後から謝罪が入る、これって俺にではなくアイネさんに謝罪しているのではないだろうか?
『そしてそのゴルフボールからの影響でインパクトという力が使えます。
指示した物に衝撃を与えたり、飛ばしたり、纏わせたり出来ます。
更に、流星さんの体に神力が育つでしょう。
流星さんにとって最悪な思い出のギフトですけどね。』
「アイネさんにとってもですね。」
また2人で溜め息をついた。
ステータス
流星(16) レベル 1
所持金 1、111、111、100ゼニ
ジョブ(職業):剣士 サブジョブ(副職業):猟師
HP:100 MP:150 GP(神気量):5
基本値 30000
武器 : ショートソード(オリハルコン)異世界主神様クラブから作成 魔力・魔法纏
防具 : 古龍神の皮盾・古龍神の皮鎧 (物理防御・魔法防御)
ギフト魔法(MP0使用)
鑑定・異次元収納・マップ・スキルコピー
ギフト
全語理解・アシスト
ギフトスキル
魔力関知S・魔力制御S・身体強化S・状態異常耐性S・健康S・身体復元S
スキル
スキルオール(S)
魔法
創造魔法
称号
主神達を折檻させた者
異世界を渡った者
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『これで向かわせられるな。』
『大分無理があったんじゃないか?チタマの?』
『やっぱりワザとか?喧嘩売っとんのんかいちじくの?』
『いやこのやり取り飽きたな、とりあえずありがとよ!』
『わかるよ、イマジクは今わかれみちだからなぁ、地球の高度知能生命は人間だけだから未だ良かったんだ。
それでも人種間・国家間・ひいては身内にまで険悪なものもいるが。
イマジクは人間のみならず精霊族・魔族・獣人族・ドワーフ族・エルフ族と多種多様だからな。
一歩間違えればあっという間に文明が消え去りそうだ、流星が何処までやれるか?
勇者になり人族のみの世界になるか、魔王になり恐怖政策をとるか?
それでもあの性格と日本の文化・文明・世界の歴史を知る流星は取り纏めてくれると思うのだが。』
『どうする地球の、「ハーレム王に俺はなる!」とか言い出したら。』
『全種族のハーレム王なら全種族平等平和になりそうだな、俺たちからアイネに内緒でギフトとアシストナビ調整してやろう!』
『良いね地球の、それなら俺は゛どんでん返し゛のギフトを贈ろう、どんな窮地でも都合良く覆るものだ。』
『なら俺は゛徳積み神力強化・増加゛だな、そうすればそのうちうちらの下にもなるだろう。』
『徳を積むほど神力が強くなり増えるか、面白いなそれ。
ではナビは忠誠心高くご主人様呼びで、それと・・・』
『いやいや、主とか・・・そのうちクッ・殺せとか?』
『ナビがクッコロとか無理あるだろう!
なら「流星・おそろしい子」とか?』
『なにバカなことを話しているのですか?
主神様方・あなた方のせいで流星さんがどんな目に遭ったか。』
アイネは知らない、主神達のやり取りを。
アイネは知らない、流星の進む道を。
アイネは知らない、流星がアイネのスキルコピーした事と主神達が勝手にギフトを渡したことを。
読んでいただきありがとうございます。




