流星つくる 7
スランプ(言いたかっただけ)?
中々書けません、いやぁ、単なる力不足です。
よろしくお願いします。
20 山頂無双!
気配察知・感知・殺気に何か引っ掛かった、しかも凄い量だ!
索敵・遠目・鑑定を使うと
ファイヤーバード
(大きさ鶏位の魔物で火を吐く・黒色の羽で飛んでいる)が500羽
ブラッドハウンド
(体長2m・犬の魔物で集団攻撃が得意・出会ったらなかなか逃げられず血塗れになる為ブラッドの名が付いたそうだ)が200頭
しかもこちらに感付いていて俺たちの下側からもブラッドハウンドが100頭現れてきた、計300頭か。
セシルさんは汗でびっしょり、しかも剣の柄を持ち蒼くなって震えている。
「防御壁展開。」
俺は魔法創造のスキルでセシルさんの周りに攻撃無効防御壁を展開する。
「リュウセイ?1人じゃ無理だよぉ。」
俺の方を見て呟くセシルさんは、震えながら剣を抜いたが、
「麻痺!」
と俺が唱えると目の前にいる全ての魔物が倒れた。
目を疑うセシル・辺り一面空一面の魔物が全て地面にひれ伏して動かなくなった。
「セシルさん、これどうしよう?未だ生きているんだよね。
いちいち殺し回るのも、でも燃やすのも勿体無いし・・・。」
「えっいやっ!勿体ないとかそんなこと言っている場合じゃ・・・。」
『クライネ、どうしたら良いかな?』
『では最小の魔法で行える取って置きの闇魔法死の宣告では?』
『それ見るとセシルさん怯えない?色んな意味で。』
『では、フリーズで凍らして収納しましょう!私が行いましょうか?』
『頼むよ。』
クライネはフリーズで魔物を凍らせて凍死させ、そのまま収納した。
辺り一面にいた魔物の跡は羽位なものだった。
「リュウセイはなんでもありだね。」
と話すセシルだがリュウセイは未だ剣を納めず、セシルの防御壁をとかない。
「セシルさんヤバそうなの来るよ、気を付けて!」
「リュウセイ!後ろ!後ろ!」
俺シムラじゃないんだけど(苦笑)
察知で判ってたよ♪俺は後ろに体を捻り5指にインパクトを纏わせて
「フィンガーショット!」
後にいたのは俺の頭上に飛びかかってきたグレートハウンド(ブラッドハウンドの二倍の体長)・恐らくこの群れのボスだったのだろう物。
グレートハウンドは額・肩・胸・腹・心臓に風穴を空けていた。
さらにその後方上・死角になっていたフレアバードの心臓にも貫通し落ちてきた。
とりあえず、収納♪
「終わりましたよ!」
「いや、終わりましたよって・・・おかしいよこれ。」
思わずあははと頭を掻き、防御壁を解除するとセシルさんは気が抜けたのかしゃがみこむ。
「セシルさん無事で良かった。」
というと、セシルさんは顔を赤くしてばかっ!て呟いていた。
用も済んだし帰りますかね!と言うと、
「腰が抜けたから、少しまって。」
と言われた。
『ヴァルキリー!』
呼ぶと怒濤の土煙を上げてやって来るヴァルキリー。
『主様、お待たせしまし・・・女!未だいたか女!』
『よしよし、村までお願いね。』
ヴァルキリーの首を撫でると落ち着いたのか・・・?興奮してる?
『主・主・・・♡ 』
まぁいいか、ヴァルキリーにセシルさんと乗り村まで帰った。
「着いたよー、セシルさんこの後どうすんの?」
「山にあれだけの魔物がいたのよ、ギルドに連絡しないとダメでしょ!」
何でそんなに怒っているんだろう?
セシルさんは、プリプリとギルドカウンターの方に向かった。
俺はセシルさんと別れて少し村外れで今回の魔物の確認をしようと歩いていた。
バダデルさんが下を向いてあるいていた、どうしたんだろう。
「バダデルさんこんにちは、・・・何か元気無いですか?」
「リュウセイさん、おかえりなさい。
楽しかったですか?」
「いえいえ、今回はやばかったですよ、やっぱり冒険って命がけだってあらためて思いました。」
バダデルさんはなんかはっとした顔をして、
「命がけって何があったんですか?」
俺は山での顛末を話した、バダデルさんは顔をして青くして無事で良かったと涙ぐみながら言った。
「無事怪我もなく帰りましたから、心配してくれてありがとうございます。
バダデルさんは何かあったんですか?」
問いかけた俺に
「リュウセイさんとセシルさんが出掛けたと聞いて・・・いえあのう、大丈夫かと。」
再度心配してくれたお詫びをして別れた。
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セシルの報告
「本日2級冒険者リュウセイと共に村外れの山にて魔物の群れと遭遇、飛行型500体・陸上型300体。
何れも式系統個体が存在、2級冒険者リュウセイ1人でほぼ瞬殺にて討伐完了。
以上、報告終わり。」
(これ言っていてなんだけど、リュウセイの力知らない相手ならきっと信じられないと言うか理解できないんじゃない?)
相手のギルド員も通信越しに何言っているんだろうと思っているだろうと考えるセシルだった。
読んでいただきありがとうございます。




