流星つくる 6
遅くなりました、いや、この話手こずりました。
(汗)
イメージ沸かなくて・・・
では、よろしくお願いします。
19 山頂には・・・
麓についた俺とセシルさん、・・・セシルさん?目が点ですよ?
「何あれ!あんなに大きくて・でも、はやくて・・・。」
セシルさんそのセリフはダメダメです、ちょっとイロイロ。
「ヴァルキリーもセシルさんが乗ったから張り切ったんでしょう、一生懸命飛ばしたんですよ。」
『主以外を乗せるなんて・しかも女!許すまじ女!』
『落ち着けヴァルキリー、お世話になっている人だ。
ヴァルキリーありがとな、また帰りにお願いするから少し辺りでで楽しんできてよ。』
ヴァルキリーはあんな女・あんな女と連呼していなくなった、ストレスでヴァルキリーが禿げませんように。
セシルさんと俺が山道を歩き、ピクん?サッ!
「何しているの?」
セシルさんが聞くので俺はその方向に行き、首を持つ。
「野ブタ・後でご飯にと思って、ブタ嫌い?」
「ブタは好きだよ、よく殺気の無い気配読めるね?」
「気配探察知と索敵のスキル、猟師さんは持ってるよ?
魔物狩るときも便利だけど、山に籠るなら持ってたほうが良いと思うよ。」
そんな話にセシルさんは
「どっちかと言うと魔物肉食べるよ?宿でも出しているし。」
・・・、シクシクシク・ブタ肉せっかく獲ったのに~・・・いや待て!塩がある・サーチ生姜!あった♪あと果物は甘味のあるオレンジ系~よし!
「セシルさん!ブタ肉でギャフンて言わして見せる!」
俺の負けず嫌いの心がフツフツと沸き上がる、そうさブタの生姜焼サンドで勝負!
解体して使わない肉は収納、バラ肉は塩を振り少しおいて臭みの元やらを落とす。
その間に生姜を千切りに・オレンジを半分に切る。
ブタ肉を生姜と炒めて火が通ったら、オレンジを絞る。
そのまま炒めて塩加減を見て出来上がり!
「さぁ、パンと一緒にお召しませ!」
「何この流れ?まだ昼前もいいところだよ、呆れた。」
そんな事を言いつつも一口パクッと・・・
姐さん・いかがでやす?ゲヘヘヘヘ!
「・・・モグモグ、ゴクン・・・
・・・モグモグ、ゴクン・・・
何これ美味しい、甘酸っぱくてこの根っこが良い辛さ出してる。
何?何何?」
「豚の生姜焼、オレンジな感じ?」
「パンに挟んでも美味しいわ~、この根っこがが生姜かぁ~、初めて食べたわ。」
「豚どうよ!」
「いや、美味いし好きだとも言ったし。
あんた面倒だわ~、でもまぁ、美味かったけど。」
はあ、スッキリした♪さぁ先に進もう、セシルさんはモグモグとさっきの生姜焼サンドをモグりながら後をついてくる。
感知に引っ掛かった!少し大きい?オーク(二足歩行牛魔物)か?
「ブラックオークだよ!オーク種の中でガタイが大きくて素早さもある。」
俺は刀を抜き逆手に持つとインパクトを纏せる。
オークは左手に石斧を持ちユラ~ッと揺れたかと思うと、斧を斜め後ろに構えこちらに突っ込んでくる。
「セシルさんは後ろで待機、合言葉は自分の身は自分で護る!」
セシルさんは後ろで頷くと自分の武器を構える。
俺は逆手持ちでオークに向かって横に一閃、オークがその気配を感じて滑り込んできたが、俺はジャンプして交わし刀を下向きに両手持ちしてそのままインパクトを下方向に放つ。
オークは腹に穴が開く、そして絶命した。
「なかなかねぇ、でも全然本気じゃないんでしょ?」
そう、決めようとすれば一振りで済んだがセシルさんのいる手前普通に戦ってみた。
今までのインパクトだけでなく、戦闘らしい事をしようと・・・そう言えば闘ったことなんて今まで無かったわ。
体術スキル・剣技スキル・予測スキルで体が勝手に動く、今後は意識してこの動きを覚えていこう。
スキル頼みでは、無いと思うけどスキル封印とかされたら怖いし・・・。
オークを解体して魔石を取り出す。
残りは収納して山頂に進む。
山頂までは多少の魔物(オーク・コボルト(二足歩行犬魔物)・リザード(トカゲ魔物))が出てきた。
この辺はセシルさんが瞬殺した、何かストレス解消?発散?
「あー、スッキリした♪たまには良いわね。」
「楽しんでますね、何かストレス貯まってるんですか?」
「久々ってのもあるし、あんたみたいな強者とだったらあんまり心配しないで行けるからね。
まぁ、命のやり取りだから油断はしないけど。」
流石3級冒険者、・・・俺他の戦っている冒険者にあったこと無いなぁ。
山頂についた。
---------------------
バダデル
「セシルさん酷い!自分だけリュウセイさんとデートに行くなんて。」
デートではないのだが。
「2人してお弁当食べたり・・・」
流星がむきになって作りセシルだけ食べたのだが。
「2人して見つめあったり?」
確かに今見つめあってる・・・、
空と山頂一面にいる魔物達を前に。
「セシルさんずるい!」
いやいや、かなりヤバイんですよ、バダデルさん。
読んでいただきありがとうございます。




