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流星走る  作者: 陸奥海 空
16/22

流星つくる3

よろしくお願いします。


あいも変わらず拙い小説ですが、流星ワールドを少しでも楽しんでいただければ幸いです。

16 やっとドワーフの鍛冶屋さんに


応接室にて・オーテッタさんの狙いは力ある冒険者の不足に解消についてだった。

冒険者稼業が一生ものと考える人は少く、受けた依頼主に実力を認められスカウトを目指す・自分の適正を探る為の施設として・箔付けしたい為の者がほとんどで、冒険者に留まるのはその日暮らしの者・定職先が決まらない者がばかり。

生涯一冒険者と心積もりの者は一握り、とりま冒険者である。


「リュウセイ、貴方は2級冒険者となります。

2級からはギルド(こちら)からの強制依頼が発生します、そこは加入時の本に書いてありますね!

強制と言っても死ねというような無理な依頼は無いので安心してください。

それと2級に上がった者だけに教えますが1級の上には特級と極級があります。これは昔からありましたが、そこに辿り着く者がいなく記載・口伝を控えてきました。

リュウセイにはそこを目指してほしいのです、強制でなく貴方の行着く先がそこだと思うので。」


「買い被りすぎではないのですか?俺はそんなたいそうな「いえいえ陸竜一薙ぎ真っ二つなんて人は見たことないですよ?しかも解体ナイフで」アァ~!」


「でも、特級とはどうしたらなれるんですか?」

「例えばですがダンジョン攻略:100階層越えるダンジョンとか・未踏破・未発見ダンジョン攻略等、後魔王討伐とか?

でも、一応1級になってからにしてね!勿体無いから。」


何が勿体無いのだろう?あぁ利用価値か、

「広告塔ですね、1度に上がるのでなく1級・特級と最速で2級になった者が間を開けずに、しかしギルドの名を広める位に幅を持たして進級しろと。」


「私からはお願いしかできないわ、これは強制でも依頼でもないから。

ただギルドの人材が集まり育たないのは死活問題なの。」

「まぁ自分の力を試したいというのもあるし、ダンジョンも気にはなるので行ってみたいから。

級なんてのはそういう結果に出るんでしょ?級の為じゃなくてやることの先にあるなら貰いますけど、使い勝手悪そうなら辞退しますよ?」


そんなやり取りをした後で冒険者ギルドについて聞いてみたら、育成とか援護とか驚く程に何もやっていなかった。


「今までの流れでね、そのままズルズル・・・」

そこにノックして入ってきたのは俺のギルドカードを更新して戻ってきたヨハンさんだ。

今までの話をざっと聞き、リュウセイならどうすると聞かれたので、


「先ず

⚪️しっかりした熟練冒険者でもう引退を考えている人に後進の指導を

心構え、知識、パーティーでの役割や勧誘の仕方、新人教育と言う名の基礎体力作成や戦闘技術などを無理無く、足りないものを重点的に教える

後相談窓口も受付だけでなく冒険者ならではの相談が出来るようにした方が良い


⚪️購買部設置

これから依頼に行くときに足りない物や緊急クエストに対応出来るように、商業ギルドと連携して冒険者ギルド内に設置


⚪️緊急時の初煙筒のような物を用意

生存率上げるのが何よりですから


⚪️ギルドでの薬草等を栽培

新人に世話させれば外でも見分けつくだろうし、必要な分確保出来るんじゃない?


⚪️後初等教育とか大事じゃない?

字が読めればクエスト内容もわかるし、計算できれば割り勘だとか何割まけてくれーとか言えるよって言えば自分の特になるから覚えようとするんじゃない?


マァマダマダるけれど・・・

そこまでやって離れてもギルドに恩感じれば、いつかはギルドに良いことしてくれんじゃない?

まぁ俺の思い付きだし、もうやってたりするかも?後実現不可能とか?

まだ冒険者ギルド登録2日だし・・・」


とここで気付くと、今の話を一生懸命書き込むギルド員・俺を食い入るように見るオーテッタさん・相変わらずポカンのセシルさん・やっぱりといった顔のヨハンさん。


なにか文化革命でもを起こしたのか?

よくあるラノベ内の問題を簡単に思った通りに言っただけなのに。


「では、このリュウセイ案を上げて、可決後効果を見ますか?」

何ヨハンさん怖い事言ってません?

「流星制度でいくわ!」

オーテッタさん迄訳わか・・・あぁ、広告塔か?

「俺を1人に絞るのは逆に印象良くないですよ?

ここはギルドの改革の方が良いですよ~?」

オーテッタさんなんとか思い止まってくれた。


とりあえずもう今日は帰りますよ、と陸竜の買取り値はギルドの言い値でカードに入れて貰うように頼むと、

「お腹付近の肉!絶対引き取った方が良いから!」

とセシルさんに言われたのでそれをお願いすると、次にヨハンさんが来るとき持って来ることになった。


転移陣を使わしてもらい村に帰り、

「やっと鍛冶屋さんに行ける!今日こそ風呂にはいる!!」

に聞き耳をたてるセシルさんだった。


---------------------


オーテッタとヨハン


「面白いでしょ彼え?」

「掘り出し物ね、まさかギルド改革迄してこようとは。」

「まだまだこれからですよぉ!

何せ彼は隠すことが下手だからあ、実力なんてまだつゆ程も見せてませんからねえ。」

「後が楽しみですわねぇ。」




読んでいただきありがとうございます。

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