異世界に生きる1 改稿版
久しぶりの投稿となります。
中々定期投稿が難しいので、どうか大目に見てください。
毎回の事ですが、誤字脱字・読みにくい点があるかと思います。
その時は優しい目でお願いいたします。
では!宜しくお願いいたします。
2019/02/01
改稿しました。
1 ここはどこ?
『初めまして流星さん、わたくし転移・転生係のアイネと申します。』
金髪碧眼でギリシャ神話に出てきそうな長い布を纏ったような服で現れた女性アイネは確かに転移とか転生とか言った。
『流星さんは不幸にも・・・、』
「俺の身に何があったんですか?
俺以外の知人は無事なんですか?」
確か俺は幼馴染の孝と由紀恵と高校の部活帰り家に向かい歩いていた。
『此方の世界にお越しいただいたのは流星さんだけです、他の方は何事もなくあちらの世界で過ごされています。
あちらの世界における流星さんに関わる人の記憶は、流星さんがこちらに飛ばされた時点で世界の歪み反発現象で流星さんの事を失われています。』
「なんで?それに、ここはどこ?何で俺はここにいるの?」
『実は・・・流星さんの世界の天上界で、流星さんの世界の主神様が私の管轄世界の主神様にゴルフなるものをすると誘い、』
なにそれ?ゴルフが何か関係あるの?・・・
『どうやらコースを回ってる最中にあまりにもカップイン出来ないと我が主神様が駄々を捏ねたらしく、』
今の処、おれには影響無さそうですが・・・
『どうやら飛ばしっこしようと、』
「はー、何故かドラコンしたと・・・
そしてそのたまがおれのあたまに当たって死んじゃったのか?」
『いえ、流星様は死んではいないのです。
うちの主神様もそこまでアホではないので、もし玉が当たっても人が死なないように神通力をかけたのです。
死なないようにしたら、ここまで飛んできてしまった、死なないようにと事故防止のつもりが不死者となってしまいました。
そしてこの状況やはりアホとしか・・・』
「・・・今主神様をアホと言いましたね?」
『言ってません・・・、言ってません・・・。
てか、俺不死人?死ななくなったって・・・、
『まぁともかく、その玉に当たった流星さんは玉に当たった勢いで日本から飛んできたのです。
そして此方:イマジクワールドからもとの世界は高次元の為、人の生身で戻ることは出来ないのす。』
「マジで?じゃあ、この世界で生きていくのか。
人生まだ16年だったのになぁ。」チラッ!
「好きな娘に告白もしてなかったのになぁ~。」チラッ!
『そんなにチラチラ見ないでください、わかってますから、慌てないでください。
まずこちらの世界は剣と魔法と魔物がいる世界となります。
そこで生きてもらうのでかなり大変な事でしょう。
そして主神様方からよしなにと言われております。』
「因みにその主神様方は此方に顔見せには来ないの?
やっぱり神様はこの位で済ましちゃうんだろうね。」
ちょっと、いや結構悲しく思うと
『流星さん、後ろを振り向いてください。』
アイネに言われるままに振り向くと、・・・
見なかった事にしよう。
『『この度はスンマセンデシタ!!』』
ギリシャ神話に出てきそうなウェーブ七三の銀髪の主神様となにやら光輝く人シルエットの主神様が、正座して腿の上に石のような重りを乗せ、手を後ろに縛られ謝ってきた。
「何この罰?」
『神とはいえ、なんの咎も無い人に・しかも遊んでいる最中に人に迷惑かけるなんて、これでも甘々です!』
アイネさん、チョーコエー!主神様?にお仕置きだなんて。
てか、こんな姿の主神様・イヤイヤ、見てられないでしょ。
「もうこの件は良いです、どうしようもないなら先を見ます。」
『そう言っていただけると助かります。』
アイネさんも、俺も溜め息しか出なかった。
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流星が飛ばされる少し前
『チタマの、なんか良い人材居ないかね?』
『おい・イチジクの、ちきゅうだ!
てか俺は地球だけじゃないぞ?こっちの世界全般だ。』
『こっちはイマジクだ!美味しそうにするな!!(笑)
だがかなり栄えたのは地球だろ?』
『あぁ、まぁ1人居るぞ面白い魂の色が・ピンク色だ。』
『普通魂は白から黒のグラデーションじゃないのか?』
『そうでもないぞ、それは善悪でしかない。
それに黒でも善の場合もあるしな。
赤は情熱だったり怒りであったり、青なら冷静であったり哀しみであったり。
色々な感情が色々な色で表されるのだ。』
『さすが地球の人間は心が豊かだな!
ではピンクは・・・?』
『ピンクは・・・ハーレム系?エロ系?
まぁよくわからんが、心は清いし面白そうだろう?』
『地球のがそこまで言うなら此方に来ていただくか、どうやって来てもらうかな?』
『一芝居打つのがよかろう、協力してやるか。』
最初は説明回が続くと思います。
気長に宜しくお願いいたします。
読んでいただき、ありがとうございました。