レッツ フライング バトル!!!
とりあえず戦闘シーンを書来ましたけど、色々積み込み過ぎてごちゃごちゃしてますけどとりあえず読んで~!!!
「ギガァ!」
目の前の比較的人の形をした魔物が死んだ。ここは家の結界から少し離れた場所だ。家の近くには魔物はいたことにはいたらしいが、魔物が全く出なかったので知らず知らずの内に魔法の練習がてら倒してしまっていたらしい。だからレベルも少し上がっていた。だが大体の結界の中の魔物は倒したので結界から出てこうやって魔物を倒していた。これも間違ってだけど。未だに加減が少し難しい。でも最初は家の周りに魔物がいるなんて知らなかったので家の周りを練習がてら焼いたり切ったりしたのは仕方がない事だった。そして…目の前の魔物が…
ゴブリンだ。
だが僕の知っている緑の色ではない。何故か赤いゴブリンだった。
僕は迷わず"鑑定"のスキルを使った。さっき改めて付けたスキルだ。
【レッドゴブリン】
ゴブリンの中では最上級の強さを持つゴブリン。
マジか、やっぱりな~。
なんとなくそんな感じがしたんだよな~。でもまさか最上級の強さを持つ奴だったなんてな~。正直結構びっくりした。
でもこれで本当に僕の体がかなり強いことが証明された訳だ。僕は正直少し怖かったが、魔物の攻撃を何回か受けてみた。そしたら全く攻撃を受けないし痛みもなかった。やっぱり一回ステータス上に載ったスキルは効果が必ず現れるらしい。正直想像具現化のスキルを使っても多分無理だろうなとは思ったけど、それならそれで色々使い方は考えていたんだけど。
だがいまだに人間には会えていない。多分ここは本当に秘境のような所なのかもしれない、そう考えながら何か人でもいいし町や村等を探すのに使えそうなスキルを考えた結果…
「イャッホーイ!!!」
僕は空を飛んでいた。目の前に無いなら見つけに行けばいい。単純だった。風の魔法を体に纏ってそして使えるようにした結果、今のように空が飛べた。早さはどれぐらい早く飛べるかは分からないが、1~2分で大体5~60㎞を飛べるくらいだと思ってくれ。
そして、それと併用して違うスキルも覚えた。
【五感倍加】
体に備わる五感が倍になる、自分でオンオフ可能。
【探索】
読んで字のごとく周りをなんでも探索するスキル。頭の中にマップがイメージされ、探したいものなどを検索できる。使い方はほぼG○○○leみたいなもの。
とまあこんなスキルを付けた。今は探索スキルを使いながら五感を研ぎ澄ませ、耳と目を研ぎ澄ませている。精神負担無効のスキルがあるため、全く負担はない。物理無効もあるため物理的には負担もなくまったく問題なく探せている。だが未だに街道も無く魔物の叫び声しかない。
大体100㎞を越えた辺りになったとき、山にぶつかった。といっても当たってしまったわけでもない、気づいてその手前で止まった。目を研ぎすませ過ぎたので逆に近いものが見えていなかったみたいだ、特に下の方に目線と耳を集中していたので仕方なかった。
そしてその山から振りかえる途中、家までの道のりを、五感倍加のスキルをオフにして、さあグ○ろうかなと思っていた僕に向かって…
ワイバーンが目の前に迫った。
だが何故か目の前にいるのに全く動かない、何故だろう…あ~、あれか。敵が弱すぎて敵の動きが止まって見える的な奴か。本当にあったんだ~。
リアルにどうしよう…まあこの弱そうな攻撃を受ける筋合いもないし、ここは気合い入れてアレやるか!!!
そして時はこの時間より少し遡る。
あれは色々なスキルを試していた最中だった、魔法は大体試し終わりその他を色々やろうとした時だった。僕が付けたスキルの中に【全武器防具作成】とか【全物質作成】などのスキルがあることを思いだした。それで遊んで…じゃなくて試してみようと思いふと、この世界で一番の硬い物質はなんだろうと考えた。体は世界最強なんだから、武器や防具も世界最強にしてやろうと色々試してみることにした。
最初はミスリルとかアダマンタイト、クリスタルやダイヤモンド、後はゲームとかで聞いたことがあるヒヒイロカネなんて言われている物質を大量に作ってみた。本当に大量に…。
実際どうなるか分からなかったけど、今となってはそれが成功だったんだけど…。
そして、こう思ったんだ。それらを全部混ぜたらどうなるんだろうと。
そして実際に混ぜてみた。全部。今思えば少しは残した方が後々役にたちそうだったけど、でも結局また作ればいいやと言うことで。
てな具合で全部混ぜてみたところ…なんか光輝いてきた…。めちゃくちゃに。そしてしばらくすると光が治まった、そしてゴロンと僕の方に黒い物体が転がってきた。
僕はそれを恐る恐る拾い上げると…鑑定してみた。
【無限】
この世界のありとあらゆる鉱石を混ぜた結果出来た…何物にも壊されない鉱石。
これで作った武器や防具は無限の可能性を秘め、使用者の思いのままに操れる。全世界最強の鉱石。
ヤバい、テンションが上がる以前に怖くなってきた。俺の【無限】を持つ手が震えている。でもこれで俺だけの武器と防具を…。そして段々怖さが喜びに変わり…気がつけば 喜びの雄叫びを上げていた…。
そして時は戻り、ワイバーンの目の前。
俺の体と背中にはその【無限】で作った武器と防具を携帯していた。
武器は大剣だ。こっちの世界ではバスターソードと呼ばれる大きな両刃の剣だ。鍔の部分が少し変わった形をしていて、背中に背負えるように鞘も同じ素材で作ってある。色は黒で、高級感を漂わせる見た目になっている。
防具は、と言っても防具の見た目ではない。普通のコートだ。色は黒。少し赤や白のラインが入っているが、武器と同じく高級感を漂わせるような黒だ。中の下着や服も全部同じ素材だ。なのでほとんど同じような色になっている。
その大剣をワイバーンに向けて構えてから振りかぶり、意識を集中した。すると大剣が俺の背中で少しずつ大きくなってきた。
元々自分の身長位あったものが、刃の長さが10m位、刃の幅は2m位になっていた。だが重さはほとんど感じない。ステータス様々だ。
「ウォー!!!!!!!」
叫びと共に俺はワイバーンにそのデカい大剣を叩き付けた。手応えは全然無い。切れ味が凄すぎるので、手応えが無いのが当たり前だ。
まあ蓋を開けてみればここまで大々的にする必要は無いのだが…正直ワイバーンの体の大きさが5m以上位あったので、考えればこの方法がいちいち細かく斬らなくていいし、楽だった。
それに第一…めちゃくちゃカッコいいじゃん!!!
カッコいいこそ正義。