ネコの旅
ある方に捧げたくて前向きに生きてほしいと願って書きました。見てくれるといいなぁ…
僕は気ままな猫
生まれて10年たち
ある日旅に出た
旅に出てから僕は
素敵なメス猫に出会った
そのメス猫は 毛並みが綺麗で性格もよかった
僕はカノジョに好意をもってしまった
その日をさかえに
カノジョに会いに
家に通い続けた
カノジョも僕に興味をもってくれたみたいだった
もぉそろそろ告る
予定だった
次の日にカノジョの家に
つくやいなや
そこには
弱そうなオス猫がいた
カレはメス猫の友達だった
僕はホッとして
告りにいこうと近よった
だが
カレの様子が
なんだかよそよそしいのに僕は気付いた
そしてカレは
僕の目の前で
カノジョに告ったのだ
カノジョの答えは
『私も好きでした』と
のことだった・・・
僕は絶望した
この状況を見て
この場にいたくなくて
逃げだした
逃げている途中で
目の前の景色が
ゆがんだ
ゆがんだと思いきや
目の前の景色が一瞬で
変わった
僕は逃げてる最中
途中でこけて
仰向けになり
意識を失ったのだ
気絶していた時間
僕は何の夢を見ていたのだろうか?
考えなくとも
悲しかったのだろうという感覚が頭の中で残っていた
起きたころには朝で
カノジョのことを思いだし涙を流していた
これは失恋なのだろうか?思いをつげずに逃げた自分
まだ『好き』だという気持ちは捨て切れない
あの時に思いをつげていれば何か変わったのかな?と思い返してしまう
思い返しても
この状況はかわらない
だけど
そんな考えが頭の中でぐるぐると駆け巡る
駆け巡ったすえ
僕は このままではいけないと気付いた
前に進まなくてはと思ったのだ
僕は
自分の思い通りにはうまくいかないものだと
初めて学んだ
旅をすると
いろいろと体験する
それがいい経験になる
まだまだ旅は
始まったばかり
淡い初恋を
思い出にして
僕は旅を続ける
END