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月光の狐  作者: 葉暮銀
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シロの視点(ナギへの劣等感)

16年ぶりの再会だったが、ナギはまるでその期間がなかったように話しかけてくる。

すぐに一緒に遊んでいた子供時代の関係に戻った感じだ。


お母さんの話をしたらナギはすぐに協力を申し出てくれた。

力徳(りきとく)家のナギなら、私の眷属になれる可能性が高い話をするとすぐに了承する。

呆気ないほどの事の進み方に、私の方が及び腰になってしまう。


狐神界で妖狐が人間を眷属にしているのは10例も無い。

人間を眷属にしているだけでエリートと言って良い。

妖狐高等学校の平凡な成績の私があの有名な力徳(りきとく)家の人間を眷属にするなんて考えられない事だ。


現在、狐の眷属になれる家は、力徳(りきとく)家、久礼(くれい)家、明智(あけち)家の三家しか残っていない。

特に力徳家はその三家の中で頭一つ二つ抜けている。

気の力が違うと言われている。

ナギは源治さんから力徳(りきとく)(りゅう)刀技(とうぎ)を伝授されていた。


ナギを神界に連れて行く手順は少し恥ずかしいが、頑張ってこなした。

神界でナギが力徳(りきとく)(りゅう)刀技(とうぎ)を使って見るとすぐにその力が分かった。


これは王者の剣だ。

私みたいな平々凡々の白狐の眷属の剣になるには勿体ない。

ナギは気を入れると光る神刀を喜んでいたが、その横で私は劣等感に(さいな)まされていた。


ナギと始めた悪霊退治。

ナギはすぐに慣れて悪霊を一刀両断にしていく。

私は全然役に立っていない。

そんな私をナギは力づけてくれる。

嬉しさと情け無さが心に広がる。

ナギに対しては有りがたい気持ちと申し訳ない気持ちを持ってしまう。


それでもお母さんの行方を知りたい。

歯を食いしばって神格を上げていかなければ。

まずは神力を上げて地狐(ちこ)になれれば出来る事も増えるはず。

いつまでもナギに甘えていてはダメだ。

一気に神力を上げるために富士の樹海の(どう)(よう)(くつ)を目指す。

ナギの運転する車の中、狐姿で心に誓った。

前話の最後でページを変えたかったため、短いページになりました。


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