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月光の狐  作者: 葉暮銀


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神界渡り

ブックマーク数が100を超えました。

ありがとうございます。

爽快な朝の目覚めだ。

ベッドには狐姿のシロちゃんがいる。

シロちゃんが一緒に寝るようになってから、朝の寝起きはとても気持ちが良くなっている。


道場に行き掃除を始める。

少しずつ気持ちが張り詰めていく。

道着に着替え朝の鍛錬を始める。

丁寧に呼吸法を実施していく。

ナラクさんとの修行のおかげで特殊な呼吸の質が上がっている事がわかる。


一通りの呼吸法を確認した後に、刀を振り始めた。

刀に気を流す。

刀の先まで神経が繋がっているようだ。

以前と比べると感じる感覚がより鋭敏になっている。

自分の努力の方向は間違っていないと確信出来た。


朝の鍛錬を終え、庭の祠の掃除をする。

台所に行くとシロちゃんが朝食を作っている。

だいぶ手慣れたようだ。

シロちゃんは料理に才能があるみたい。


朝食を食べると神界に行くためにお風呂に入りに行く。

身体を清めるためだ。

前回神界に渡るのには時間がかかった。

俺がシロちゃんに性衝動を感じてしまったせいだろう。

今日はたぶん大丈夫だ。


白の作務衣を着てシロちゃんの部屋に行く。

左手には神刀の【日日(ひび)(つき)】を握っている。

地狐になったシロちゃんは神性を帯びた物を神界に持ち込む事ができるようになったそうだ。

今日も白のシーツが眩しい。

シロちゃんは用意が終わって布団の脇に正座している。

シロちゃんがいつもより緊張しているのを感じる。


「シロちゃん、安心してくれて良いよ。もう変な衝動は起こさないから」


俺は静かに布団に仰向けになる。

目を閉じて、高校二年生の時に見た月光を浴びるシロちゃんを思い浮かべる。

心が清浄になっていく。

身体に重さを感じた。

神聖な匂いに全身が包まれる。


唇に柔らかい感触。

いつもは背中に電流が流れる感覚があるが、今日はない。

心があたたかくなった。

周囲の雰囲気が清浄なものに変わる。


神界に渡ったのか。

そう思い目を開けると白い肌が眩しい。

裸のシロちゃんが俺に跨っている。

シロちゃんと目が合った。

顔が赤くなるシロちゃん。

俺は慌てて目をそらした。

シロちゃんも慌てて巫女装束を着ていく。


今回は気を失うことなく神界に渡れたようだ。

シロちゃんに謝ろうとしたが止めた。

余計にきまずい空気になりそうだったから。

無言のまま外に出る用意をする。

神刀の【日日(ひび)(つき)】は俺の左手に握られていた。

問題無く神界に持ち込めたようだ。


シロちゃんと一緒に神格管理局に向かう。

何か狐神界の街が騒がしい。

何があったのかな?


神界管理局の中は騒々しい状態だった。

やっぱり何かあったらしい。

近くの人に確認してみる。

どうやら狐神界のいろんな山から悪霊が大量に発生して、街中にも溢れているようだ。

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