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殲滅の支配者  作者: 闇カボチャ
第六章
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復活の狼煙

数日の間に組織(戦闘部隊)の方からたくさんのお休みと入院を繰り返したお陰でだいぶ体の調子も良くなった。

傷も良くなったと言うことでたまに抜け出して入院を引き延ばすことになったことも暫しあったが、ようやく僕は退院することが出来た。


ナノハ『本当に心配かけないでくださいねルトさん……』


ルト『ほっ本当にごめんね。ナノハさん』


あの日、ナノハの正体を一発で見破ったあの時の記憶はルトさんには全くなかった。

逆にあの子が出てきたことによって体の治癒が一時期停止してしまい、異能力を使う時に必要なチカラもそこを付きかけていた。

昏睡状態までにおちいり、どうなるかと思ったが、無事に苦難を乗り越えて今は元気になって、完全復活というところだ。


しかし、それは油断していた。

ルトさんにはもっと目を配っていなければならなかったのにもかからわず。



久しぶりにルトさんが尊敬するなつめとかいう先輩に会うだけだからとルトさんをひとりにしてしまったのがあだとなったのだ。



なつめ『ルト君……久しぶり。』


ルト『お久しぶりですね。なつめ先輩』


なつめ『ここでは何だから俺の家にご招待するよ。近くには綺麗な石がたくさん発掘される洞窟もあるし綺麗な川もあるから是非見せたいんだ。』


ルト『なつめ先輩の家ですか?』


なつめ『嫌……だった?』


ルト『そんな……嬉しいです!』


そして、『すまない』『すべては君のためなんだ……』なつめはルトを騙し禍神まがつかが指定した俺の家だなんて嘘。禍神まがつかが今……、一時的ではあるがアジトとして住んでいる洞窟に誘いこんだ。


そして、ヘビ女の麻酔毒で眠らせ禍神まがつかにあるだけのルト君に存在する異能力を吸い取って貰った。


ヨル『念能力と貯蓄クロットか……貯蓄クロットは欲しいが念能力は俺様には必要ねぇな。浄化しちまうか…』



念能力は個体と化してそして砂のように崩れ落ち風と共にスゥ……と消えてしまった。

これで良かったんだ。戦闘部隊に狩り出されることも無く危険能力クラスからも離れられる。嫌な仕事もさせられること無く彼は自由になる。すべてこれで良かった。


エキドナ『それにしても……本当に勿体ない子。念能力を奪われ……もう取り返すことも叶わない。』


心残りは能力を吸い取るまでは分からなかった。破壊者と呼ぼれる者【開かずの鍵】を消すことができなかったことだ。


そして、ルトのカラダは痛みに慣れてしまいカラダが弱体化していた


エキドナ『私の一族の毒と戦闘における傷や痛みを察知する脳が少し麻痺してるわね。治さ無いけど……』


イヌガミ『やっぱり嫌な奴だな…』


エキドナ『煩いわね。黙ってなさい』


イヌガミ『ところで禍神まがつかさんよぉ。コイツはこれからどうするんだ?返すのか?』


禍神まがつか『うーん。本当はそばに置いて起きたいところだけど……怪我したくないので今回は敢えて返す。なつめは置いて起きたいだろうけどね……だろ?』


なつめ『当たり前だ』


禍神まがつか『今回はなつめとイヌガミはいい働きをしてくれたから本望の通りにしてあげたい所なんだけど……それは今じゃないからね』


エキドナ『考えがあるのね?』

禍神まがつか『ルト君ならいつでも奪えるさ。なんせ、この子は僕には逆らえないからね』


イヌガミ『前はその此奴に惨敗ざんぱいしたくせによく言うぜ』


禍神まがつかヨル『うっ煩いな!次はそうならないからね!その為に……策も打ってる。そして……』


ニヒヒヒヒ……(ざわめく声)


禍神まがつか『仲間もまた集めたからね。僕も許せないんだよね。異能力を隔離する世界とそして君たちのような素敵な妖や神の力を差別化する世界がさ。僕が王となりこの世界をリセットするんだ!』


イヌガミ『はたから見たら厨二病ちゅうにびょうっぽいこと言ってるけど…それには嘘偽りなんて無い。それに俺たちは賛同するんだな。なっ!なつめ


なつめ『あぁ。』


イヌガミ『それにしても聞いた話にゃぁ……お前の娘かなんかが邪魔してるって噂だけど……』


エキドナ『あの子は確か……戦闘部隊の救護班所属していたからねェ……まだ続けているなら……』


イヌガミ『潰していいのか?』


エキドナ『お好きにしなさいな。あの子はもぅ……捨てた。私より美しい者なんて認めないわ』


イヌガミ『(そういう事ね……)』


禍神まがつか『大丈夫だよ。エキドナはそのままでも美しいよ。その力もその鱗肌うろこはだも全部ね。』


エキドナ『ヨル……』


禍神まがつか『さぁ……地道に奴らの地盤崩しに行こうか………ハハッハ』



今回はいつもより長々しいお話でお詫び申し上げます。

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