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殲滅の支配者  作者: 闇カボチャ
第3章
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シホウとの再会

僕の異能力はVファイブのみんなのお陰で安定の方向へと向かっていた。

異能力を使ううえで1番大切な事は自分自身の感情をコントロールする事だ。

実際、感情をコントロールすることが出来ず暴走をしてしまい罰として監禁された人もいれば暴走をしてしまったせいで生命いのちを落としてしまったと言うケースも存在するそうだ。

特に戦闘部隊ではこれが、さほど珍しい事でもなかった。



その戦闘部隊がいつも戦いばかりをしている訳ではなくて

ボディーガードや監視役をする仕事もあったりもして、

今日は運が良く人気アイドルグループのコンサートでアイドル達を守るためにボディーガードけん:監視役としてお呼ばれした


ボディーガードは何人いてもいいのだが、アイドル達のお願いで人数は最小限に抑えることになった。


その為にVファイブの僕とクイーンのシホウが選ばれ仕事をすることになった。


最近知ったばかりだが、

あの知的でお嬢様なシホウが戦闘部隊に入っているとは予想外だった。

中学卒業後はシホウとは会っていない。

シホウは学校は僕達とは違うところに行ったためだ。



そんなシホウと話すには少し時間が必要だった。

何から話せばいい?話しかけて迷惑がられないだろうか?などなどビクビクしてる僕には到底話しかけることが出来なかった。


そんな時、シホウが気を聞かせてくれたのだろうか?それとも僕の心が読めたのだろうか?シホウは不自然な感じは一切なく、僕に話しかけた。


シホウ『元気してた?』


それは何気ないひと言だった。少し不器用で無愛想な顔なシホウだけど、あの中学の時みたいに僕はあのメンバーと話す機会を失っていたからか、とても嬉しかった。


ルト『うん……』


言葉のキャッチボールなんて言葉があるけれど僕には到底できやしない。いつも投げてくるのは相手から。

だから、シホウが話題をくれる限り僕はそれに応えた。


『異能力に目覚めたこと』『父と離れて暮らしてること』『学校のこと』などたくさんの事をシホウに話した。


そして、シホウも僕に戦闘部隊に入っていたことを少し悪く思ってたらしく謝っていままでどんな事があったかシホウも教えてくれた。


その日、恐らく最後になるだろう……、シホウとの任務はシホウの知能のお陰でスンナリと済み、帰り任務完了のサインを貰った後はシホウと近場に食べに行った。


もちろん……近場といえども庶民な僕からしたら高いお店だった。




ルト『なんか……焦げたのが……』


シホウ『トリュフよ……』


ルト『タケノコ?』


シホウ『フカヒレ』


その日のご飯はシホウがすべて奢ってくれた。最初で最後の贅沢な時間をその日過ごした。

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