踊る人形たち
無能力者から特殊異能者へなる人は特殊異能者の人からしたら、そう少なくはない。
しかし、特殊異能者の中でもランクというものが密かに存在している。
例えば、ものを浮かせたり固形物に関する異能やサポート役や回復全般の強化などを得意とした異能は【騎士】と呼ばれる
そして、とても珍しい憑依したり、空間を操ったり【騎士】の能力や憑依などの多種多様な様々の力を使える。
それらの特殊異能者の中でも恵まれた力を持ったものを【鍵】
世の中的には特殊異能者は集っているものなので、
【鍵】は【騎士】に守ってもらっている。
これがよく見られている。
そして、僕はと言うと……
ヘルズ『【鍵】だと思う……けど……分からない。生命を吹き込むことの出来る異能はよく分からない』
僕の異能は特殊過ぎるらしい。
ヘルズさんの特訓から数ヶ月。時間が経つのは本当に早い。
イライラ期を乗り越えてから異能を少しずつではあるが、自力でこじ開けて取り戻すことが出来た。
しかし、前から不思議ではあったが、僕の異能はとても不思議に満ちていた。
僕が軽く気を放つだけでポンッと突然、喋る人形が現れたり、近くにあった木や草の植物たちまでもがお喋りさんになったりと僕が気を放っただけでお喋りさんが集まってしまった。
そして、コイツらにも自我と言うモノがあり、ケンカもする。
そして、何故か異能のようなものも使えていた。
植物の成長が早まったり、雨を降らしたり、家を建てたり、それぞれの異能を持っていた。
『ルト様〜見てください!こんなに夏野菜が育ちましたよ!』
何故かこいつらは『~様』呼びをする、これは自分の能力でやったとの証明にもなりうるが、難しいところだ。
と言うか……今は冬前なのに何故、夏野菜が???
ヘルズ『君の……人形達の能力で……季節を逆にされた……』
そういう事か。流石……。
と言うか……これ、もう、食材とかに困ることないよね。
僕が異能を開花できてなかった頃なんかはイライラ期過ぎて、しかも、食料は自分たちで取ってきてとめんどくさいことばかりだったし。
『ルト様〜今日は何にしますか?牛乳とチーズとバター残ってますけど……』
ルト『シチュー食べたい。』
こうやって人形がいるうちだけ僕は楽ができてる。
まるで、そこら辺にうようよしている大金持ちのボンボンのようだ。
この生活いつまで続くのやら。。。




