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殲滅の支配者  作者: 闇カボチャ
第3章
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ヘルズ

ロマが態々(わざわざ)、山奥に住んでるヘルズを呼んだのはルトの奪還のため。そして、それにはヘルズの能力がかかせなかったからだった。


ヘルズの能力。それは【リンク】する能力。(無限∞)にいつでもどこでも好きな場所にリンクする事ができる。

多数の人をリンク先に送るのに関しては無限大ではなく限られていたりするが、リンク先しだいでは他者の異能を使えたりもする。


もちろん、体を借りる事も。可能性は無限にありゆるのが、ヘルズの能力だった。


もちろん、そのヘルズの力を使えば意図も容易くルトの元へ行くことは出来るが、


ヘルズ『ルト君を助け出す方法……ひとつだけならあります。ただ、ルト君は負担が少々かかるけれど……。』


ヘルズが提案した救出の方法。それは確かに難点があった。

ヘルズの能力リンクを使って少し前の過去にリンクしてヘルズがその過去を変える。


過去を変えることは危険であぶないものだが、ルトを助けるためにやるしかなかった。

過去を変えてルトの負担は大きいと見る。

ルトの負担、カラダが耐えきれずに暴走ヒートしてしまう恐れがあるということ。


と、言うことで



ルト『ぁっ……ぁあ……』


ヘルズ『戻ってきたけど……ダメだ。』


ヘルズはVファイブの中でも凄い実力を持つルトと同じ念力者だった。

そのため、ルトが今後、脅威となりかねないことも把握出来た。


ヘルズ『ロマ……ルト君を少し預かっても……?』


ロマ『ヘルズ?急にどうした?』


ヘルズ『このままでは……この……場所が……と思って……』

ロマ『お願い……できるか?』

ヘルズ『……うん。』



その日からルトはヘルズに預けられ山奥に住んでるヘルズと共にヘルズの特別授業を受けることになった。


ヘルズ『ルト君……ごめんけど、君を過去の無能力者レスト状態にする……。』


その瞬間に、ルトは無能となり、暴走ヒートも止まった。

しかし、無能力者レストだった頃の自分が嫌いだったルトにとってはこれほどまでに嫌なことはなかった。


ルト『能力が……消えた?え……僕の……が……』


ヘルズはルトの事情を知っている上での事だった。異能を開花させるためにはきっかけが必要であり、ルトの能力開花の条件は他の能力に触れる事だった。


しかし、過去を変えたことにより、それも変わったと見た。


つまり、また力を欲する場合は自力でこじ開けるほかないのだ。


ヘルズ『ルト……君……きみは……基礎が出来てないから。念力者は共鳴することによって……力を最大に生かすことが出来る。ルト君の場合は……ただ、ふるってるだけで単調過ぎて……るよ。』



と言う事でルトの念力の特訓授業が始まった。

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