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殲滅の支配者  作者: 闇カボチャ
第2章―
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矛先

入学式以降、何かと忙しかった為に(シキ師匠との訓練)、

久しぶりに学校でゆっくり出来るわけだか、何故だろうか……、


全く休めない……。最近は寝ても体は休まらず中々疲労が回復しなかった。


そんな俺の前に男女ともに列をなしていた。

道理で眠れいわけだ。だが、そんなのはお構い無しで、眠れない状況下であろうと、俺の体はピークをなしており、目を閉じると俺は静かに眠るはずだった。



ミハル『ルト!見つけた!』


久々のミハル様のお出ましだった。

そして、ミハルは何故か誰に貰ったのか、大量のお菓子やらタオルやらぬいぐるみやらを沢山持って抱えていた。


そして、ミハルはその大量に抱えていたものを俺の机にドサッと置き俺を睨んだ。



ミハル『何時から私が!アンタの!直属の郵便屋になったのよ!』


俺は放課後に早く帰ったりや昼抜けばかりをしていたからなのか、全てがミハルに渡ったらしくこのざまであった。

いつもはハッキリと断っているミハルはそう出来ず、こうなってしまったという事だった。



ところで『玲央』はと言うと……、

何時も同じ行動をしていたはずだったが、玲央は友だちに誘われてバスケをしに外のグランドへ出たとのことだった。


しかし、

外をチラッと見たが、玲央たちの姿はなかった。

どこかほかの場所にでも移動したのだろうか。


その日からだろうか……。

このクラスに……

学 年に……

学 校に……


怪しい影か忍び寄っていた。


それは誰も知らないどの学校も学年も一度は体験するもの。


そのターゲットになったというのが、、、

























『俺だった……』





気づけば列をなしていたあの軍どんは消えて、ミハルも玲央も俺とは関わらないようになっていた。


あれは俺がミハルを助けたからなのか……

俺は気づけば新たなるターゲットになっていた。


でも……後悔はしていなかった。

1人とは素の自分を見直すことが出来るものであった。



しかし、、、

俺も人間だ……。辛い時や悲しい時は泣くし、現実から逃げようとする逃避反応は起きる。


だから、、

学校に行きたくない時は……サボった所を師匠のシキさんやロマさんに見つかり連行されてVファイブの部屋まで引きずって連れていかれる。


そして、無理矢理には学校には行かせない。それが、2人の優しき行為だった。


ただ、学校にいるかよりは何倍もここがとても心地よくて落ち着いた。

ここが我がホームと思いたいほどに。






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