表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/127

戦闘訓練

すみません、忙しくて更新が遅くなってしまいました。

春の課題が多くてしばらく更新率が落ちそうです。

が、週2は最低でも投稿できたらと思っております。

異世界召喚3日目である。

(ふう、よく寝たなぁ。『ステータス』)


------------------------------------------------------------

神野 零刀 LV1 Age15 男?

種族:人間

職業:練成師

称号:男の娘 壁を越えしもの

体力 100/100

魔力量 16/16

魔力 500

筋力 70

敏捷150

耐性 50

魔耐性 200

技能スキル〉:練成Lv6 魅了Lv2 魔力感知Lv1 魔力操作Lv5


------------------------------------------------------------


(ん、魔力全消費からの回復で大体2ずつくらい増えてるな。昨日分かったことだけどやっぱり魔力枯渇になったら全回復しないと魔力を操作できないから魔力量を上げるにも考えないと。)

と考えていると

“コンコン”

とノックされた。

「はーい」

と返事をすると、リーシャが部屋に入って来る。

「おはようございます。レイ様」


「おはよう、リーシャさん」


「今日は戦闘訓練が行われるので服装は訓練服で朝食をとり、2時間後に第一訓練所に集合です。武器や鎧などは訓練所においてありますので持ち物は特にありません。ここまでで質問はありますか?」


「いえ、大丈夫です。」


「ちなみに訓練所の場所は?」


「…あ」


「ふふ、城の裏側に出ればすぐですよ。」


「リーシャさんは笑った方が可愛いですよ。」

と、本人にその気はないのだが台詞は思いっきり口説きにいっている。


故に


「えっと、そうですか?」

と、顔を真っ赤にして素の口調になる。


「うん!!もちろん!!」

からの笑顔である。


「え、えと、では、準備出来次第食堂で朝食をとってください。ではこれで失礼します。」

顔をこれでもかと言うくらい真っ赤にしてあわてて出ていくリーシャ。


­そして

―スキル『魅了』のLv.が上がりました。


(うん、また上がった。イマイチ『魅了』の上がり方か、わからないな。スキルと言えば昨日分かったことだけど『練成』みたいな魔力を使うスキルは魔力が足りないとうまく発動しないんだね。)

実際、昨日の『練成』の最後の実験では1ヶ所に金属を集めてから分離しようとしたのだが魔力が足りずに失敗してしまったのだ。


(全回復の状態ならできるかな?)

と、ベットの金属部分に魔力を流して『練成』行う。しかし、何も起きなかった。


(うーん、やっぱり『魔力操作』のLv.が足りないのかな?)

大体の正解を導き出す。


(『魔力操作』のLv.も上げないとな。そう言えばラノベとかアニメ、ゲームとかだと身体に魔力を流して身体強化とかするよね。できるかな?)

零刀は思いつきでやってみる。

(魔力は血管を通っているからそこから少しずつ全身に染み出して行くイメージで身体に魔力を行き渡らせる。)

すると、透明なモヤモヤしたものが身体から出てオーラのように揺れている。


―スキル『身体強化』を習得しました。


(うん?これって漏れてるのか…、ならもう一回魔力量を減らして、細胞一つ一つに染み渡って巡る感じかな?)

するとさっきまでのモヤモヤはなくなりさっきまで以上に力が湧き上がって来るようだ。

(これで何かしてみるかな?あ、もともと力はそんなに強くないし、握力に作用する筋肉にだけ身体強化をかけて)

昨日の帰りに練成用に拾ってきた石を思いっきり握る。


パキパキパキ、パキン!!



(えっ、バラバラになっちゃった。とりあえず『練成』で直しておこう。)


―一定量以上の経験と知識を検出しました。スキル『身体強化』のLv.を1から5までアップさせます。


―一定量以上の経験と知識を検出しました。スキル『魔力操作』のLv.を5から8までアップさせます。


―スキル『練成』のLv.が上がりました。


(うん、上がったね。『ステータス』)


------------------------------------------------------------

神野 零刀 LV1 Age15 男?

種族:人間

職業:練成師

称号:男の娘 壁を越えしもの

体力 100/100

魔力量 2/16

魔力 500

筋力 70

敏捷150

耐性 50

魔耐性 200

技能スキル〉:練成Lv7 魅了Lv3 魔力感知Lv1 魔力操作Lv8 身体強化Lv5


------------------------------------------------------------

(スキルはなかなか上がってきてるね。スキルは知識を持っているだけじゃなくてそれを実行する事によってレベルが上がり、応用などをする事によってもレベルが上がるんだね。)

と少し復習しながら着替える。


------------------------------------------------------------


ガン! ギン! ガギン!


「ハッハッハ!!こりゃあ、おもしれぇ!これならどうする?」

と言って3つの斬撃を立て続けに放ってくる。


「くっ!」

それを受けるのは零刀である。零刀は自分に向かってくる斬撃を見ながら考える、(どうしてこうなった・・・)と


………………………………………………………………………………

零刀は昼食を食べ終え図書室に行き訓練所に向かっている。途中で光輝たちに会う。

「あ、レイ。どこにいたの?」


「図書室で本を読んでたんだ。」


「また読んでたんだ。飽きないね。」


「うん、それでね、なんか新しいスキルが増えたんだ。」


「へぇ、どんなのとったの?」


「鈴気になる?えっとね、『完全記憶』って言うスキル。」


「へぇーいーなー」


「勉強が楽になるね。」


「と言うより前から記憶力高かったしね。」


「でも、なんで今なの?」

と彩がきく


「えっとね…」


~~~回想~~~


「はぁ、本は良いなぁ。」


―スキル『記憶管理』を習得しました。

一定量以上の経験と知識を検出しました。スキル『記憶管理』のLv.を1から10までアップさせます。

一定量以上の経験と知識を検出しました。スキル『記憶管理』はスキル『完全記憶』に進化します。


~~~回想終了~~~


「って感じ」

と、スキルの習得経緯を話していると訓練所に着く。


そしてしばらくすると、アドルフさんが現れた。


「良し、今から戦闘訓練を開始する!だがその前に自分の武器を決めてもらう。武器庫に案内するから自分で使いたい武器を選んでくれ。」

と言われて各々が武器を選ぶ。零刀が選んだのは片手直剣である。


そして、アドルフが言う。

「今から模擬戦を行う!!」


そして、1人ずつ順番にやっていく

当たり前のように地球では戦ったことが無いのでどんどんやられていく。その度にどこが良くてどこが悪いのかをアドルフが言い、的確なアドバイスをしていく。それによってもともとステータスの高い異世界組は次第に動きが良くなっていく。


大体一人当たり数試合ずつやっている。


そのなかでも抜け出て居たのは勇者である光輝と守護騎士の隆静だった。しかし、2人とも持ち前の高いステータスでの力押しであったため、最初の騎士は倒すことができたが、そのあとのアドルフとの戦いでは全く歯が立たなかった。

そして最後に零刀の番だ。


「零刀です。お願いします。」


「非戦闘職だからと言って手加減はしないぞ」


「はい!」


「では両者位置につけ」

と言われ、位置につく。


「はじめ!」

開始されたがどちらも動かない。


「来ないならこっちから行くぞ!!」

と言って騎士が距離を詰め切りかかってくる。


それを零刀は見ている。なのになぜ動かないのかと見ている全員が思う。そして騎士が剣を振り下ろした瞬間、零刀は剣を動かした。そして騎士の剣の側面・・に自分の剣を軽く押し当て剣を逸らした。そしてそのまま剣を騎士の首筋に押し当てる。

騎士も周りの人達も呆けている。

「えっと、僕の勝ちでいいんですよね?」

と言うと審判ははっ、と気づいて

「勝者零刀!」

という。そして

「ククク、フハハハハ!」

とアドルフが笑い、周りの人達がギョッとする。


「剣を受けるのではなく逸らすか。剣術のスキルも無かったはずの『練成師』が!いい、よし、俺とやろうじゃないか。」


………………………………………………………………………………

と、今に至る。


「はぁあ!」

という声とともに腕への身体強化のギアを上げる。

そして3つの斬撃を逸らす。

そして零刀はガクッと膝をつく。


「[飛斬]も逸らすか」


「よけられないような速度でやっといて何を言ってるんですか。こっちは完全な素人ですよ。」


「それを逸らすお前も素人とは思えないがな。」

と言って少し考え


「やはり、『身体強化』を使ってたな。それも部分強化で2箇所以上に、しかも筋肉とかの細かい部分にだけに待機状態で予めかけて消費を減らしてやがる。あとは目か」

と、ここまで当てられた事に驚く零刀。

それに対してアドルフは苦笑し

「そりゃあこれでも騎士長やってんだ。それに魔力感知だって使えるがこれだけ見事な『身体強化』は滅多に見ない。やり合わなかったら気づかなかったさ。どうやらお前には戦いの才能があるみたいだな。」

と言われて嬉しくなる零刀。

「ありがとうございました。」


「おう!またやろうぜ。」


と言い合って訓練が終わる。

模擬戦後の零刀のステータスやスキルは次回と言うことで

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【『ハズレ』と言われた生産職は我が道を行く】
並行して書いているものです!(完結しました!)
イロアイの魔王〜魔王認定された男子高校生はアイの罪歌で世界を染める〜
新作始めました!
こちらの方もよろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ