階層探索・6
少し遅くなりましたが投稿します。
零刀sideです。
明日は【我が道】を投稿します。
駆け寄る零刀に死刈りが鎌で切りかかる。
浮いていた剣を掴みその鎌を弾き返そうとするが音もなくそのまますり抜ける。
「うぇ?ちょっ、まず──『一定以上での物体の接近を確認。瘴気と特殊魔素による攻撃を確認。特殊状況により【魔力障壁】及び【魔素障壁】を同時展開』」
鎌が【魔力障壁】を突き抜け、零刀に当たる寸前で【魔素障壁】に阻まれた。
「あっぶなー、ほんとに焦ったー。【魔力障壁】じゃあ強度不足だったかぁ。ま、まあ?僕を切りたかったら空間くらい切れるようになってからだね!『纏え』【分解】」
【分解】を纏わせて切ると、今度はすり抜けること無くしっかりと切れた。
そしてそのまま襲ってきた屍鬼を切り飛ばした。
「速い敵は先に潰すのが定石だよね?っと、【射出】」
背後から襲いかかってきた動死体に対して振り返らずに剣を【射出】することで応じる。
「……数が多いなぁ。っと、危ない危ない」
背後から魔霊が【火球】を飛ばしてくるが、【魔素感知】でわかっていたため屈むだけで避ける。
「遠距離かぁ、めんどくさいなぁ。はぁ、『【魔素感知】と『上位鑑定』より特定パターンの魔素を選別。座標確認完了』」
零刀は『天翔爆地』で大きく上に飛ぶ。
「『纏え』【分解】、『確認した座標へ向けて』【射出】」
零刀の周囲から幾本ものてつのけんが飛び次々に魔霊のみに飛んでいき、貫いて【分解】していく。
「後は、気にせずに切る、だけ!」
『天翔爆地』で勢いを付けて不死者の群れへと再度、身体を回転させながら飛び込み、切り飛ばす。
(動く鎧とかの硬いのもいるかぁ。ま、【分解】の出力を上げればいっか。幸い剣の変えはいっぱいある)
斬って、流して、斬って、流して、斬って、剣が折れれば近くに浮いている剣を掴み、斬って、流して斬る。
「あれ?全然減らないな。まあ、いっか」
そんなことを続けていると、ふと疑問に思うが、特に気にすることもなく切り続ける。
斬って斬って、流して斬って、剣が折れれば近くにある剣を掴み、また斬る──
それを何回繰り返したのかは定かではないが──
「──あれ?これで終わり?」
また一体、切り捨てて周りを見ると、既にそこに不死者の姿は無かった。
「──あっ、一体だけいた。『上位鑑定』」
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なし LV102 Age1235
種族:高位死霊術師〔魔物〕
称号:
体力 30000/30000
魔力量 320 /90000
魔力 89000
筋力 3000
敏捷 4000
耐性 2000
魔耐性 80000
〈固有技能〉:死霊術 死霊召喚 統率強化【死霊・不死者】
〈技能〉: 魔力回復速度上昇Lv5
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「へー、死霊術師ねぇ。あれだけの量がいたのはそのせいかな?肉体疲労のない不死者を作りまくっての物量戦。しかも自身は生み出すだけで高みの見物なわけだから安全。それに気づかなかければいずれ体力が尽きて死亡。たとえ気がついたとしてもこの量の不死者を押しのけられなければ死亡──ああ、僕のパターンか」
死霊術師を見ながら言う。
「よし!来い!」
「オ、オオオ!」
死霊術師を見て言うと、死霊術師も魔法陣を出す。
「………………………………………………………………………………」
「オ、オオ!」
「………………………………………………………………………………」
「オ、オオォォ……」
何故か気まずくなるような空気が場を支配する。
そんな中、零刀が口を開いた。
「………ねぇ、まだ?」
「オオ、オォォ」
いくら何でも時間がかかりすぎである。
「あっ、まさか──『上位鑑定』」
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なし LV102 Age1235
種族:高位死霊術師〔魔物〕
称号:
体力 30000/30000
魔力量 140 /90000
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「もしかして、魔力不足で時間かかってる?」
「オオオォォ……」
「ふーん、そっか───【射出】」
剣が飛び、魔法陣を貫き、破壊する。
「オオオオ!?」
死霊術師がまるで「今の待つ流れじゃん!」とでも言いたげだが
「遅いわ!そんなに待っていられるか!!」
これがレイクオリティである。
『天翔爆地』で一気に距離を詰める。
「『纏え』【分解】!はぁ!!」
「ア"ア"ア"ァ"ァ"……」
そしてそのまま死霊術師を切り裂き、【分解】した。
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「ふぅ、これで終わりかな?っと、忘れるとこだったや。『ステータス』」
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「」 LVー Age15
種族:
職業:練成師
称号:超越者 無純 新生
体力 60000/60000
魔力量 110000/110000
魔力 90000
筋力 65000
敏捷 75000
耐性 50000
魔耐性 55000
〈固有技能〉:完全記憶 二刀流 魔素支配 錬成 無属性魔法 上位鑑定 変換 演算 天翔爆地
〈技能〉:剣術Lv8 魅了Lv5 剣舞Lv8 魔道具製作Lv9
保有生体魔素量:12600
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「……わぁお!本当に塵も積もればなんとやらだね!さっきのはやっぱりボーナスステージだった訳だ!」
『ステータス』の『保有生体魔素』の欄を見て、言う。
「この調子なら階層主まではこのままでいいかな?」
そう言って歩みを進めた。




