階層探索・4
少しのシリアスと微弱なエロと言っていいものかというものが少々。
では、どうぞ
押し寄せる魔物を倒し終えて一息つくと─
ふと、違和感を感じた。
「それにしても、すごい今さらではあるけど、これだけ殺して返り血浴びて臓物撒き散らしてるのに……恐怖心とか忌避感を全く感じない?」
本当に今さらではあるが、今まで違和感を全く覚えていなかったことが異常なのだ。
「ついこないだまで普通の高校生だったのにも関わらず、ここまで殺すことに関して忌避感が無いのはおかしい。……もしかすると『召喚』された時に精神的な部分が改変されたのかな?」
自分たちが『召喚』されたことについてをこれまた今さらだが考える。
「と言うか、どうやって僕達を『召喚』した?『召喚』するための『魔法陣』は『光神』が用意した的なことを言っていた。この場合『神』が存在するとしても『光神』は名前の通り【光属性】の神なハズ…。ならどうして【空間】の『魔法陣』を用意することができた?」
つぎつぎと疑問が浮かんでくる。
「『光神』の他に【空間】に干渉できる『神』がいるならまだ理解できなくはないけれど…。精神構造まで改変できるなら【空間】の『神』レベルじゃあそこまではできないハズだし、そこまできたら【創造】まではいかなくても存在そのものに干渉できるくらいの『神』じゃあないと…。でもそのくらいのレベルの『神』なら送還も可能なハズ─」
と、そこまで考えたところで、
「─やめやめ。ちょっと悪い癖がでたかな?今考えてるのも憶測ばかりだし、今はどうしようもないものばかりだし。迷宮から出ないことにはどうしようも無いしね」
一旦思考を区切り、「よし!」とこえを上げ─
「本格的に階層攻略しますか!」
─次の階層を目指して一歩踏み出した。
「ん?」
─ところで何かに足を掴まれ、逆さ吊りにされた。
「えっ、ちょっ、なに?今だいぶ決まってたのにそんなのあり!?って、えぇぇぇぇぇ!?何コレ”蔦”?」
そんなものである。
その時、零刀に異変が起こる。
「は?え、ちょっ、まって、どこ触って…んっ、や、やめ、やめろぉぉ!」
とまぁ、”蔦”が零刀を弄り始めたわけで─
「あっ、ちょっ、剣抜けなっ!ああもう!【魔力剣】!はぁ!」
剣が抜けない零刀は魔力でできた剣を作り出し、”蔦”を斬る。
まあ、当然─
「ぐぇ!」
頭から落ちるわけだが。
「はぁ、はぁ男の触手プレイとか誰得だよ!」
ちなみにクラスでは需要があったりする。
それと、今の零刀は男では無かったりするのだが……。
「食べられるかと思った。『上位鑑定』!」
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なし LV53 Age 50
種族:捕食する蔦植物〔魔物〕
称号:
体力 5000/5000
魔力量 2500/2500
魔力 200
筋力 5000
敏捷 1600
耐性 2500
魔耐性 3700
〈固有技能〉:超再生 捕食
〈技能〉:身体強化Lv5 魔纏Lv3 鞭術Lv5
【備考】
名前に蔦植物と付いているがどちらかと言えば蔦のあるウツボカズラ。
『捕食』するときは食べる前に対象の穴に当たる部位から蔦を入れ、消化液を注入した後で食べる。
もちろん食べた時も消化液は分泌される。
蔦の根本あたりに大きな口がある。
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「え?まさかの本当に食べられそうになってた!?」
まさかの事実に驚きである。
ちなみにこの後、捕食する蔦植物は蔦を全部切られた後で滅多切りにされていた。
そしてしばらく散策をして─
「おお!ボス部屋見つけた!」
─ボス部屋を見つけたのであった。
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零刀が首を傾げながら言う。
「さて、さてさてさて、どうしようかねぇ。選択肢でも作って絞るかな
選択肢①、『このまま挑戦する』!
選択肢②、『もっと探索してから考える』!
選択肢③、『……特になかった』
この中から選ぼう!」
最後の選択肢は何故つくったのか疑問ではあるが、まぁ、『零刀だから』と納得するしかないのであろう。
「…とりあえず『ステータス』でも見るかな『ステータス』」
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「」 LVー Age15
種族:
職業:練成師
称号:超越者 無純 新生
体力 4500/5000
魔力量 8000/10000
魔力 7000
筋力 5000
敏捷 5000
耐性 5000
魔耐性 5000
〈固有技能〉:完全記憶 二刀流 魔素支配 錬成 無属性魔法 上位鑑定 変換 演算処理
〈技能〉:剣術Lv8 魅了Lv5 剣舞Lv6 魔道具製作Lv5
保有生体魔素量:7100
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「……なんか悔しい。あんな奴がこの量の『生体魔素』を持ってるだなんて…。まあいいや。『魔力』に3000振って…これで丁度いちまん!残りは保管しといて。とりあえず、扉を開けて中の確認だけでもしとこうかな」
と言って零刀は扉を開いた。
さて、零刀の運命はいかに!?




