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説明

最低でも週2~3のペースで更新出来たらと思っております。

「初めまして、エリヒド王国第一王女エレーナ・エリヒドと言います勇者様方。」


その言葉を聞いて一瞬、僕達がポカーン、としていたがすぐに

「何だよそれ!帰らせろよ!!」

「そうよ!返してよ!」


とザワザワし始めたが、光輝が

「みんな、一回この人の話を聞いてみよう。彼女達にも何かしらの事情があるかも知れないからね。」

と言ったことによって一時的に落ち着き、僕らが話を聞ける状態になったのでさっきの王女様――エレーナが

「いきなりのことで混乱をしているかもしれませんがとりあえず、私の父―国王から説明がありますのでこちらに。」

と言われたので、移動し始めたエレーナに続いて移動し始めた。


移動しながら、零刀は考えていた

(さっきの話からするとこれは召喚であり、僕ら全員が勇者、もしくは僕らの中の誰かが勇者という事だろうか。ラノベとかで読んだ感じだと魔王討伐かな?でも国王自体がひどかったり最悪、隷属させられるのもあるしな…。)

と、そこで目的地につくことになり、考察は中断させられた。

「この部屋が、謁見の間になります。」


(これ以上は考えていても仕方ないか…。とりあえず会ってから判断するべきかな。)


そして、エレーナに「どうぞお入りください」と言われたので、みんなで入っていった。

そこは、ザ・謁見の間と言った感じの部屋だった。その見た目に呆気に取られていると、これまたザ・国王といった感じの人がおり、エレーナに

「エレーナ、成功したのだな?」

と問いかけると、

「はい、見ての通り成功いたしました。」

と答えた。

……………………………………………………………………………………

「我はアノルド・エリヒドである。勇者たちよ、此度はいきなり召喚してしまい、申しわけない。」

と国王が言い、頭をさげたので周りの貴族っぽい人達が慌て始めた。

「こっ国王様っ、一国の王が頭を下げるなど…」

と言ったが

「我らの都合で関係の無いものたちを呼んでいるのだ。頭を下げるべきであろう。」という一言によって鎮まった。

「して、勇者たちよ。貴殿らには、魔王の討伐を頼みたい。」


この言葉に対して、真っ先に反応したのは桜先生だった。

「ふざけないでください!!みんなは戦うどころが武器すら持ったことのないような子達です!!そんな子たちにそんな危険なことなんてさせられません!!帰してください!」

彼女は気弱ではあるが、生徒のことを第一に考えてくれる先生だ。

だからこそ、今回のことが許せなかったのであろう。

しかし、

「すまぬが、今すぐ元の世界に戻すことはできぬ。勇者召喚の術式は光神リム様がお作りになられたものであるが故に我々にはできないのだ。しかし、リム様は魔王を倒したあとに送還することが出来るとおっしゃられた。」

(ここまでは予想どうり。国王も悪い人ではなさそうだし、と言っても、まだわからないことだらけ、か。)と零刀は考えていた。

「でもこの子たちは、戦う力なんてありません!!」

「元の世界でどうだったかは分からぬが、リム様曰く召喚された勇者などはみな強力なスキルやステータスを持っているらしい『ステータス』と唱えてみてくれ。」


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