到着
総合ポイントが300を超えました!!
ブックマークしてくださった方々、評価を下さった方読んでくださっている方々、有難うございます。
投稿は0時~1時、6時~7時の間に投稿しようと思っております。
移動中だが何もなかった。
本当に、何も。
戦術や作戦と言っても今までそういう訓練をしたわけでもないので、話し合いもすぐに終わる。
ご飯もお弁当のようなものだけだ。
─ここで『経験値』の話をしようか。『経験値』とは魔物わ倒すことによって手に入れることが出来、自身のLvが上がるために必要なものである。しかし、複数の人数で戦闘を行った場合の『経験値』はどうなるのだろうか。答えは『パーティーメンバーに分配される』だ。この『パーティー』と言うのは互いが『パーティーメンバー』である、と認識する事によって組むことができる団体の事だ。大体5~6人ほどで組まれることが多い。理由は人数が多いと『経験値』の旨みが少なくなるからだ。
あと、『レベルアップ』と『ステータス』についても大切だ。『ステータス』の中で訓練をして上げられるのは『魔力量』のみである。他の『ステータス』はいくら筋トレをしようが上がることは無い。
筋トレなどが無駄ということではない。
『レベルアップ』する事によって、『ステータス』が上がるのは当たり前だが筋トレなどをする事によってその『ステータス』が上がる量が増えるのだ。
そして、『スキル』も『経験値』を手に入れることによってLvが上がるらしい。
それよりも─
「僕達のパーティーって、前衛多くない?」
なんせ、後衛が彩しかいない。
「うーん、ホントだね」
『勇者』 光輝
『守護騎士』隆静
『槌操師』鈴
『治癒師』彩
そして
『錬成師』零刀
偏りすぎである。
「まあ今日は2パーティー合同だし、大丈夫か」
「うん、向こうのパーティーには魔法職もいるしね」
「その場しのぎだけどね」
「まあ仕方ないよ」
「そういえば俺達の付き添いってアドルフさんだよな」
「うん、あの人がいるなら万が一にも大丈夫だね」
「光輝、気持ちはわからなくもないけど油断は禁物だよ」
「気をつけるよ。でも、レイにも期待してるよ」
「僕、一応『生産職』何だけど…」
「『勇者』や『騎士』並の『生産職』がそんなにいてたまるか!」
隆静の一言で笑いが起きる。
「レイくんを頼りにはしてるけど、無茶はしないでね」
「りょーかい」
そしてアドルフの声が響く
「みんな、着いたぞ!ここが迷宮都市『オルデール』だ!」




