表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/127

黒き思想

ブックマークしてくださった方々、読んでくださっている方々、有難うございます。


今回も少し短い回です。


…テストですか?

なんの事でしょう?(逃避)

私は気が付けば『彼』を目で追っている。勉強も出来て、運動も出来て、カッコイイ『彼』を。


『彼』は私が中学の時に助けてくれた。周りの女子達にいじめられていたところを助けてくれた。「もう、大丈夫だよ。」って言ってくれた。笑ってくれた。

その日から私は『彼』に惹かれていた。

でも、私は『彼』の隣にいない。なのに、なんであなたはそこにいるの?どうしてあなたは『彼』と笑っているの?どうしてあなたと一緒にいる『彼』が楽しそうなの?


ねぇ、どうして?


私はこんなにも『彼』を思っているのに。

なんで私じゃあなくてあなたが『彼』の隣にいるの?


私が『彼』の隣にいれないのは『あなた』がいるから?


『彼』が私を気にかけてくれないのは『あなた』がいるから?


なら、『あいつ』がいなければ…


そうして、そう考える様になってからしばらくして『異世界』に召喚された。


『彼』は『勇者』だった。


私からすれば当たり前だと思う。


そして『あいつ』は『生産職』だった。それも『ハズレ』とまで言われる。


これで『彼』の隣に『あいつ』はいれない。


これで『私』は『彼』の隣にいれる。


──ハズだった。


それでも『あいつ』は『彼』の隣にいた。


私は『彼』の隣にいない。


どうして?


やっぱり、『あいつ』がいるから?


───邪魔だ。


------------------------------------------------------------


なんで『あいつ』はいつも『彼女』のそばにいる。

そして、なんで『彼女』は楽しそうなんだ。


『彼女』に相応しいのは『お前』じゃあない。


俺だ。


『彼女』は優しいからな。だから『お前』の事も気にかけてくれる。


──ただ、それだけだ。それだけなハズなんだ。


─邪魔だ。


------------------------------------------------------------





…いいねえ


いい具合に歪んでいる。


君らには期待しているよ。


僕のために


『この世界』を──





─どれだけかき乱し、楽しくさせてくれるかを、ね。








んー、こういう書き方をするのが初めてなので上手くかけているか心配です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【『ハズレ』と言われた生産職は我が道を行く】
並行して書いているものです!(完結しました!)
イロアイの魔王〜魔王認定された男子高校生はアイの罪歌で世界を染める〜
新作始めました!
こちらの方もよろしくお願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ