再挑戦
すみません!忙しくて合間でしかかけない上に書いたものが3回も消えてしまいました。まだしばらくの間更新ペースが落ちるかも知れませんが、頑張って書いていきたいと思っております。
零刀はその日のやる事を終え自室にいる。
ちなみにあの後は図書室に引きこもっていただけである。
(ふう、そう言えばまだ確認してなかったや)
「『ステータス』」
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神野 零刀 LV1 Age15 男?
種族:人間
職業:練成師
称号:男の娘 壁を越えしもの
体力 100/100
魔力量 18/18
魔力 500
筋力 70
敏捷150
耐性 50
魔耐性 200
〈固有技能〉:完全記憶
〈技能〉:練成Lv8 剣術Lv5 魅了Lv3 魔力感知Lv3 魔力操作Lv9 身体強化Lv8
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(ん、魔力量が3上がってる。それにしても、まさか見破られるとは思ってなかったよ。)
零刀は模擬戦の事を思い出す。
今回の模擬戦では最初の騎士との戦闘ではまず先にクラスの人と戦っていたのを見て、重心移動や身体の動かし方、クセなどを『完全記憶』で覚える。そして自分のまだ番になった時に「眼」に『身体強化』をかけて動体視力を上げる。次に「腕の筋肉」に『身体強化』を待機状態でかけておく。そして騎士が切りかかって来たときに騎士の剣に自分の剣を押しあてて腕の『身体強化』を起動することによって相手の剣をそらしたのだ。単純な力、パワーの無い零刀ならではの考え方である。とは言っても考えたからといっても使える訳では無いのだか…。
(スキルの確認もしておこう。)
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剣術
剣使用時補正がかかる。
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完全記憶
物事を完全に記憶する事ができる。
しかし、「うっかり」には作用しない
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(『剣術』は初めての武器スキルだね。と言うより『完全記憶』ってユニークスキルだったんだ。)
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「よし、『魔力操作』のLv.も上がったしできるかな?」
零刀は前回失敗してしまった酸化した金属の還元おこなおうと思っているのだ。
ちなみに、訓練のあとにアドルフに錆びて使えない剣を貸してもらった。
(えっと、「魔力」は使用者の意思に影響され出来るだけその物事を忠実に再現しようとする。そして「魔力」は粘弾性に近くて液体と固体の両方の性質を持っている。だから金属に魔力を流すだけでなくて、その魔力を酸化した金属の酸素を包み込むように操作して分離させるイメージを固める…)
「『練成』!!」
すると、何ということでしょう。
あんなにも錆び付いてみすぼらしかった剣がこんなにも新品のようにピカピカに。
(―て、そんな事言ってないで。あらためて見るとこれはすごいね。)
その剣は誰が見ても錆びていたとは思えないであろう。
―スキル『練成』のLv.が上がりました。
(っと、やっぱり魔力消費量が多いな。『ステータス』)
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神野 零刀 LV1 Age15 男?
種族:人間
職業:練成師
称号:男の娘 壁を越えしもの
体力 100/100
魔力量 0/18
魔力 500
筋力 70
敏捷150
耐性 50
魔耐性 200
〈固有技能〉:完全記憶
〈技能〉:練成Lv9 剣術Lv5 魅了Lv3 魔力感知Lv3 魔力操作Lv9 身体強化Lv8
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(ふう、『スキル』もなかなか増えてきた。それにしても戦いの才能がある、か。みんなから言わせればハズレな生産職なのにね。それにしても戦うって思っていた以上に―)
―スッゴク楽しいなぁ。
零刀は「戦闘が好き」でと止めて「戦闘狂」までにはしないつもりでいます。魔力関係の詳しい事は次回以降に説明します。